JP4492012B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料噴射装置に関する技術であり、詳しくは経時変化等による噴射量のズレを自動補正するの燃料噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、排気ガスの規制強化に伴い、燃料の噴射時に要求される噴射量の要求精度が格段に高くなっている。
具体的な例を示すと、近年のディーゼルエンジンは、排気ガスの規制強化に伴って、パイロット噴射や多段噴射等の要求が高まっており、噴射量の要求精度のレベルが、従来の5mm3 /st(st=1ストローク)程度から、1mm3 /stとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
高い噴射精度を得るために、出荷前に燃料噴射装置等の微細調整を行なうことが考えられる。
しかし、微細調整を行っても、経時変化によって噴射量が変化する可能性があり、高い噴射精度を維持できなくなる可能性がある。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的は長期に亘って高い噴射精度を維持することのできる燃料噴射装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1の手段〕
請求項1の手段を採用する燃料噴射装置では、燃料噴射カット状態から燃料噴射への移行時に、所定の微少噴射量(エンジントルクに影響を与えない程度の噴射量)を噴射させる。この微少燃料噴射時に発生した排気ガスに含まれる物質の濃度を排気センサで検出し、その実測値と目標値とを比較する。この比較値から噴射補正値を求め、その噴射補正値を記憶する。
そして、通常運転時は、記憶された噴射補正値を用いて燃料噴射量を決定することにより、燃料噴射系の可動部等に経時変化が生じても、高い噴射精度を維持することができる。つまり、経時変化が生じた場合でも、噴射量の補正によって長期に亘って高い噴射精度を維持できる。
【0006】
〔請求項2の手段〕
請求項2の手段を採用して、噴射補正値によって微少噴射量を補正するようにしても良い。
【0007】
〔請求項3の手段〕
請求項3の手段を採用して、各気筒毎の噴射補正値を求めて、各気筒毎の噴射補正値を記憶するように設けても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、2つの実施例と変形例を用いて説明する。なお、実施例1は燃料噴射カットへの移行時に補正値を求める例(本発明が適用されていない例)を示す参考例であり、実施例2において燃料噴射カット状態から燃料噴射への移行時に補正値を求める例(本発明が適用された例)を示すものである。
〔第1実施例〕
第1実施例を図1〜図5を参照して説明する。燃料噴射装置は、コモンレール式燃料噴射装置であり、この燃料噴射装置の一例を図5を参照して説明する。
【0009】
燃料噴射装置は、ディーゼルエンジン1の各気筒に取り付けられたインジェクタ2から燃料を噴射するものであり、各インジェクタ2は、コモンレール3から燃焼室に向けて供給される高圧燃料を開閉し、噴射と噴射停止を制御するための電磁弁(例えば、ピエゾ素子を多数積層したピエゾスタックをアクチュエータとして用いたピエゾ弁、あるいはコイルの発生する磁力によってアーマチュアを駆動する電磁弁)を搭載している。この電磁弁は、エンジンコントロールユニット(制御装置に相当するものであり、以下、ECU)4から与えられる信号によって開閉駆動される。
【0010】
コモンレール3には、燃料タンク5の燃料が高圧サプライポンプ6の作動によって圧送されており、コモンレール3の内部に高圧燃料が蓄えられる。また、コモンレール3からインジェクタ2に供給される燃料は、燃焼室への噴射の他に、インジェクタ2の制御油圧としても用いられるものであり、インジェクタ2から低圧のドレーンライン7を経て燃料タンク5に還流するようになっている。
【0011】
コモンレール3には、燃料圧力を検出するための圧力センサ8が取り付けられている。ECU4は、圧力センサ8の出力に基づいて調量弁9の開度を制御してコモンレール3への燃料の圧送量を調整し、コモンレール3の内圧を適正な圧力に保っている。
また、コモンレール3には、所定圧力以上に上昇した燃料を燃料タンク5に戻すプレッシャリミッタ10が取り付けられており、コモンレール3の圧力異常の発生を防いでいる。
【0012】
ECU4は、インジェクタ2の電磁弁を通電制御することにより、燃料の噴射時期と噴射量を制御するものである。
このECU4には、演算のための情報信号(エンジン1の運転状態を検出するための信号)を得るために、アクセル開度ACCPを検出するアクセルセンサ11、エンジン回転速度NEを検出可能な回転数センサ12、エンジン1の冷却水温TWを検出する水温センサ13、エンジン1の排気ガス中に含まれる酸素濃度を検出する排気センサ14、およびその他のセンサ類が接続されている。
なお、ECU4は、周知なものであり、図示しないCPU、RAM、ROM、AD変換器、入力ポート、出力ポートなどから構成されている。
【0013】
燃料噴射装置は、インジェクタ2の電磁弁の通電制御によって、「通常噴射」だけを実施するものであっても良いし、エンジン1の運転状態に応じて「通常噴射」「パイロット噴射」を切り替えて実施するものであっても良い。
なお、「パイロット噴射」とは、高負荷域を除いた領域での燃焼騒音の低減を図るものであり、「通常噴射」を分割して噴射させるものである。
【0014】
ECU4内に搭載されているROMには、インジェクタ2の電磁弁を制御して、燃料の噴射量や噴射時期を制御するためのプログラムが格納されており、アクセル開度ACCP、エンジン回転速度NEによって演算し、エンジン1の冷却水温TW等によって補正したインジェクタ2の電磁弁の開閉指令値の演算プログラムが予め記憶されている。
なお、これ以降の実施例では、実施例の理解を容易にするために、エンジン1の冷却水温TWによる補正やインジェクタ2の電磁弁の個体差による補正を省略して説明する。
【0015】
ECU4内に搭載されているROMには、インジェクタ2等の経時変化による各気筒毎の噴射量のズレを、気筒毎に学習補正する補正手段の機能が予めプログラミングされている。
このプログラムは、例えば燃料噴射カットへの移行時(後述する第1学習状態)に、所定の微少噴射量QS(エンジントルクに影響を与えない程度の噴射量)を補正対象の気筒へ噴射させ、この微少燃料噴射時に発生した排気ガスに含まれる酸素濃度を排気センサ14で検出し、その排気センサ14の実測値O2 Rと、その時の噴射量に対応した目標値O2 Tとを比較し、その差ΔO2 から補正対象の気筒における噴射補正値ΣΔQを求め、その噴射補正値ΣΔQをECU4内に搭載されているバックアップRAM(例えば、不揮発性メモリ)に記憶させるものである。
そして、ECU4は、バックアップRAMに記憶された各気筒毎の噴射補正値ΣΔQを加味して各気筒毎の燃料噴射量QFINを決定し、その燃料噴射量QFINが得られるようにインジェクタ2の電磁弁を開閉制御するものである。
【0016】
ECU4が、微少の燃料を噴射して噴射補正値ΣΔQを求める領域を、図2の学習状態として示す。この学習状態は、図2に示されるように、エンジン無負荷の状態であり、微少の燃料を噴射してもエンジントルクに影響を与えない領域である。
上述した第1学習状態を図2を参照して説明する。第1学習状態は、エンジン負荷が無負荷で、且つ噴射量指令値が0以下の時である。なお、エンジン負荷が無負荷で、噴射量指令値が0より大きい第2学習状態を用いた例は、後述する第2実施例で説明する。
【0017】
ECU4が噴射補正値ΣΔQを求める具体的な時期を図3を用いて説明する。アクセル開度が0%になり、エンジン回転速度NEが低下する時(即ち、運転状態検出手段の検出する運転状態が燃料噴射カットを実施する所定条件を満たした時)に燃料噴射カットが実施される。この燃料噴射カットが開始され、上記の第1学習状態になると、ECU4が噴射補正値ΣΔQを求める。
【0018】
排気センサ14の出力は、図4に示すように、燃料の噴射量に応じた出力を発生する。そこで、ECU4は、排気センサ14の実測値O2 R(微少燃料噴射時に発生した排気ガスに含まれる酸素濃度の出力値)と、目標値O2 T(適正な微少噴射量QSが噴射された場合に検出されるべき目標出力値)とを比較し、その差ΔO2 から経時変化による噴射量のズレを求め、そのズレ量ΔQから噴射補正値ΣΔQを求めるように設けられている。
【0019】
次に、補正手段による補正制御の一例を、図1のフローチャートを参照して説明する。
エンジン1の運転中にこの制御ルーチンに侵入すると(IN)、ステップ100でエンジン1のパラメータの読み取りを行う。
ステップ101では、ステップ100で読み込まれたエンジン回転速度NEとアクセル開度ACCPによって基本噴射量QBを演算する。
【0020】
ステップ102では、始動回転速度NEや暖気後等の学習実施条件が成立しているか否かをフラグf=1であるか否かで判別する。
このステップ102の判断結果がNOの場合(学習実施条件が成立していない状態)は、燃料の噴射ステップへ進む。
燃料の噴射ステップでは、まずステップ103においてバックアップRAMに記憶された噴射補正値ΣΔQを取り出す。
【0021】
次に、ステップ104において基本噴射量QBと噴射補正値ΣΔQを用いて最終の燃料噴射量QFINを演算する。具体的にステップ104では、回転速度NEと基本噴射量QBから求められる補正係数f(NE,QB)を噴射補正値ΣΔQに反映させ、その値で基本噴射量QBを補正して最終の燃料噴射量QFINを求める。
次に、ステップ105において最終の燃料噴射量QFINを出力値として出力段に設定し、その後リターンする。
【0022】
一方、ステップ102の判断結果がYES の場合(学習実施条件が成立している状態)は、ステップ106において排気センサ14が排気を検出可能な状態に活性化されているか否かの判断を行う。この判断結果がNOの場合はステップ103へ進み、判断結果がYES の場合はステップ107において燃料噴射カットが成された直後で、且つ運転状態が第1学習状態の領域内であるか否かの判断を行う。
【0023】
ステップ107の判断結果がNOの場合はステップ103へ進み、判断結果がYES の場合はステップ108において各気筒の噴射補正値ΣΔQの更新毎にカウントアップされるカウンタKのカウント値が、エンジン1の気筒数に達しているか否かの判断を行う。つまり、4気筒エンジン1の場合は、カウンタK=4になっているか否かの判断を行う。
【0024】
ステップ108の判断結果がYES の場合は、全気筒の学習(噴射補正値ΣΔQのチェック・更新)が済んでいるため、次回の学習実施の条件の成立時に最初の気筒から学習を実施するべく、ステップ109、110において、気筒カウンタKをリセットするとともに、学習実施条件のフラグfをリセットし、その後ステップ103へ進む。
【0025】
ステップ108の判断結果がNOの場合は、未学習の気筒の学習を実施する。
まず、ステップ111において、学習気筒における微少燃料の噴射回数αを決める。
次に、ステップ112において、ROMに記憶されている微少噴射量QSを取り出す。
次に、ステップ113において、バックアップRAMに記憶されている噴射補正値ΣΔQを取り出し、この実施例では微少噴射量QSに噴射補正値ΣΔQを加算して補正後微少噴射量QS’を求めて出力する。
【0026】
次に、ステップ114において、補正後微少噴射量QS’の噴射実施回数をカウントアップする(n=n+1)。
次に、ステップ115において、排気センサ14の実測値O2 Rを取り込む。
次に、ステップ116において、排気センサ14の実測値O2 Rと目標値O2 Tとのズレ値ΔO2 を算出する。
次に、ステップ117においてズレ値ΔO2 と所定係数を用いて噴射のズレ量ΔQを求める。
【0027】
次に、ステップ118において噴射のズレ量ΔQが予め設定された所定値βより小さいか否かの判断を行う。この判断結果がYES の場合は所定気筒の学習が完了したものとしてステップ119で学習する気筒を更新し(K=K+1)、ステップ120において噴射補正値ΣΔQをバックアップRAMに記憶させる。そして、ステップ121において補正後微少噴射量QS’の噴射実施回数のカウンタnをリセットし(n=0)、その後ステップ103へ進む。
【0028】
ステップ118の判断結果がNOの場合は、経時変化によって噴射量に所定以上のズレが発生した場合であり、新たに噴射補正値ΣΔQを更新する。具体的に、ステップ122において、微少噴射の出力回数nが所定の噴射回数αに達したか否かの判断を行う。この判断結果がYES の場合はステップ121へ進み、判断結果がNOの場合は、ステップ123において、噴射補正値ΣΔQに噴射のズレ量ΔQを加算して、新しい噴射補正値ΣΔQを更新する。そして、ステップ113へ戻り、更新した噴射補正値ΣΔQが適正であるか否かをチェックする。
【0029】
噴射補正値ΣΔQの更新例を、図3のタイムチャートを参照して説明する。
燃料噴射カット条件が成立すると、従来では図中破線▲1▼に示すように燃料が噴射されていなかったが、この第1実施例では燃料噴射カット時に運転状態が第1学習状態の範囲になると、図中の実線▲2▼に示すように所定の気筒において微少噴射量QSの燃料を単独噴射させる。
この時の排気センサ14の実測値O2 Rが図中実線▲2▼’の場合、図中一点鎖線▲3▼’で示される目標値O2 Tとの差から、噴射のズレ量ΔQ(学習の補正量)を求める。
そして、この噴射のズレ量ΔQを用いて噴射補正値ΣΔQを求め、バックアップRAMに記憶する。
【0030】
〔第1実施例の効果〕
上記で説明したように、この第1実施例で示す燃料噴射装置は、燃料噴射カットへ移行して、第1学習状態になったら、エンジントルクに影響を与えない程度の微少噴射量QSを噴射させて、排気センサ14の出力から燃料のズレ量ΔQを検出し、ズレがある場合はズレ量ΔQからズレを補正するための噴射補正値ΣΔQを算出してバックアップRAMに記憶している。そして、バックアップRAMに記憶された各気筒毎の噴射補正値ΣΔQを用いて各気筒へ噴射される燃料噴射量QFINをそれぞれ決定している。
このため、インジェクタ2等の可動部等に経時変化が生じても、高い噴射精度を長期に亘って維持することができる。つまり、燃料の噴射系に経時変化が生じた場合でも、噴射量の補正が実施されるため、長期に亘って高い噴射精度を維持できる。
【0031】
また、燃料噴射装置とは独立して製造されたエンジン1にバラツキが生じた場合であっても、エンジン1と燃料噴射系を最終的に組み合わせた際に、バラツキを燃料噴射装置が学習補正するため、目標値通りにエンジン1を作動させることもできる。このため、エンジン1と燃料噴射系の両者を組み合わせてからバラツキを無くすための調整を簡易化でき、コストを低減することもできる。
【0032】
〔第2実施例〕
上記の第1実施例では、燃料噴射カットの第1学習状態の時に、微少燃料を噴射して噴射量のズレを計測し、噴射補正値ΣΔQの学習を実施した例を示したが、この第2実施例では、燃料噴射カット状態(無噴射状態)から噴射(非燃料噴射カット)へ移行する第2学習状態の時に、微少燃料を噴射して噴射のズレ量ΔQを計測して、経時変化等による噴射量のズレを補正するための噴射補正値ΣΔQを求めるものである。
【0033】
第2実施例における噴射補正値ΣΔQの更新例を図6を参照して説明する。
燃料噴射カットから燃料噴射状態へ移行する際、従来では図中破線▲1▼に示すように燃料の噴射量が徐々に増加するものであったが、この第2実施例では燃料噴射への移行時、第2学習状態の範囲において、図中の実線▲2▼に示すように所定の気筒において微少噴射量QSの燃料を単独噴射させる。
この時の排気センサ14の実測値O2 Rが図中実線▲2▼’の場合、図中一点鎖線▲3▼’で示される目標値O2 Tとの差から、噴射のズレ量ΔQ(学習の補正量)を求める。
そして、ECU4は、第1実施例と同様、噴射のズレ量ΔQから噴射量のズレを補正するための噴射補正値ΣΔQを求めてバックアップRAMに記憶し、記憶させた噴射補正値ΣΔQを用いて基本噴射量QBを補正するものである。
【0034】
〔変形例〕
上記の実施例では、燃料噴射カットへの移行時と、燃料噴射カット状態から燃料噴射への移行時に、微少燃料を噴射して噴射補正値ΣΔQを求める例を示したが、燃料噴射カット中など、エンジン1が無負荷の状態で上述した第1実施例と第2実施例とを組み合わせて微少燃料を噴射して噴射補正値ΣΔQを求めるように設けても良い。
上記の実施例では、噴射補正値ΣΔQによって微少噴射量QSを補正する例を示したが、排気センサ14の実測値O2 Rと目標値O2 Tとの差からマップや演算式によって噴射補正値ΣΔQを求めても良い。
【0035】
上記の実施例では、コモンレール式燃料噴射装置に本発明を適用したが、分配式燃料噴射装置等、他の形式の噴射装置に本発明を適用しても良い。
上記の実施例では、ディーゼルエンジン1のバラツキを補正する例を示したが、ガソリンエンジンのバラツキを補正する燃料噴射装置に本発明を適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】経時変化によって発生する燃料噴射のズレを補正するフローチャートである(第1実施例)。
【図2】学習領域を説明するためのグラフである(第1実施例)。
【図3】作動説明のためのタイムチャートである(第1実施例)。
【図4】排気センサの出力特性を示すグラフである(第1実施例)。
【図5】燃料噴射装置の概略構成図である(第1実施例)。
【図6】作動説明のためのタイムチャートである(第2実施例)。
【符号の説明】
1 エンジン
2 インジェクタ
4 ECU(制御装置)
11 アクセルセンサ
12 回転数センサ
13 水温センサ
14 排気センサ
2 R 実測値
2 T 目標値
ΣΔQ 噴射補正値
QFIN 燃料噴射量

Claims (3)

  1. エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    この運転状態検出手段の検出する運転状態に基づいて燃料噴射量を決定するとともに、前記運転状態検出手段の検出する運転状態が所定条件を満たすと燃料噴射カットを実施する制御装置とを備え、
    前記運転状態検出手段は、前記エンジンの排気ガス中に含まれる物質の濃度に応じた出力を発生する排気センサを備え、
    前記制御装置は、
    燃料噴射カット状態から燃料噴射への移行時に、所定の微少噴射量を噴射させ、この微少燃料噴射時に発生した排気ガスに含まれる物質の濃度を前記排気センサで検出し、その実測値と目標値とを比較して噴射補正値を求めて記憶し、この記憶された前記噴射補正値を用いて燃料噴射量を決定する補正手段を備えることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 請求項1の燃料噴射装置において、
    前記補正手段は、前記噴射補正値によって前記微少噴射量を補正することを特徴とする燃料噴射装置。
  3. 請求項1または請求項2の燃料噴射装置において、
    前記補正手段は、各気筒毎に前記噴射補正値を求めて記憶することを特徴とする燃料噴射装置。
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