JP4490681B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

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    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4854Diagnosis based on concepts of traditional oriental medicine

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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Description

本発明は、被検体に関する画像を表示するための医用画像診断装置に関する。
従来、X線画像診断装置、X線CT装置 (computer tomography)及び超音波診断装
置等に代表される医用画像診断装置は、西洋医学的見地に基づき、解剖学的に患部を特定
し、病症の診断を行うために用いられてきた。しかし、最近では、東洋医学療法を、積極
的に自然科学に取り入れ、西洋医学との融合を図る動きが見られる。
西洋医学が解剖学的に患部を特定した視点に基づいているのに対し、東洋医学は全体的
視点に基づいている。例えば、陰陽五行理論と呼ばれるものは、古代インド・中国の宗教
、哲学から発生したものであるが、中国などでは医学にも応用されている。この理論によ
れば、地、水、火、風、空の五つの要素が人間の中でもバランスが取れた状態にあるのが
健康な状態であり、疾病や、その治療法の判断に役立つとされている。
東洋医学に従えば、「気」の流れは血液同様に体内のバランスに重要な要素であるとさ
れ、これは「経脈」によって全身を巡っている。そしてこの経脈上に存在して、気の流れ
を制御できる点が、経穴(いわゆるツボ)と呼ばれる。病気になると経絡を流れる気の乱
れが生じ、経穴を使ってその乱れを整えるのが鍼灸治療と呼ばれる治療法である。
経脈や経穴という考え方は、西洋医学における解剖学的な見解と矛盾する場合もあり、
科学的な証明もなされていない部分も存在する。しかしながら、中国などでは民間療法と
してのほとんどが上記東洋医学を採用しており、対処療法としてのこの分野は有用である
ことの報告が多くなされいる。さらに、東洋医学は体全体のバランスの調整という概念が
治療方法の根幹となっており、西洋医学の外科/内科的療法と比して副作用が少ない傾向
があることなど、東洋医学療法ならではの利点も多く報告されている。
このような事情から考えると、東洋医学療法を積極的に自然科学に取り入れ、西洋医学
との融合を図ることは、さらに医学の発展を促す可能性を大いに秘めているといえる。ま
た、実際そのような融合を図る動きもある。例えば、中国においては、上述したような医
用画像診断装置が設置された西洋医学の診療を行う病院に、針灸治療の科を設置する、な
どの動きが見られる。
さらに、このような西洋医学を東洋医学と融合させる試みを促進するため、医用診断画
像の結果と、気のバランスとの関係の検討、あるいは診断画像結果を受けた針灸治療の方
針、などのより具体的な融合が必要となってきている。したがって、医用画像診断装置に
おいても上述の東洋医学と西洋医学の融合を、様々な方法で支援することが求められる。
しかしながら、従来の医用画像診断装置においては、上述したような西洋医学と東洋医
学とを融合させる試みはなされていない。従来の医用画像診断装置においては、全ての機
能は西洋医学にもとづく診断及び治療のためのものであり、オペレーターが医用診断画像
と東洋医学療法の関係を示す情報を得るためには、文献や経験などを頼りに模索するより
他になかった。
これに加え、東洋医学による治療方法は、長い年月の経験の積み重ねにより確立されて
きたものであり、西洋医学のような自然科学を用いた体系的な因果関係に基づいた理論と
は性質が異なる。さらに、経穴の種類は、WHO(世界保健機構)準拠のもので361種
類があり、それらの経穴は対象となる症状や効果が異なる。さらに、それぞれの経穴は「
気」の流れ道である経脈上に存在し、経脈はそれぞれ異なる種類の気の流れであるとされ
ている。このような複雑な理論を把握することは容易ではない。そのため、西洋医学の医
師および研究者の多くは、東洋医学の教育を十分に受ける機会が少ない。したがって東洋
医学及び西洋医学の双方を十分に理解している医師及び研究者は少数であるというのが現
状である。
しかし、上述したように、東洋医学療法と西洋医学療法の併用がすでに始められている
。したがって、医師は双方の治療法を理解する必要に迫られてきている。そのため、西洋
医学の医師及び研究者が、東洋医学療法を把握するための何かの支援が必要である。また
、東洋医学の医師及び研究者が解剖学的見地に基づく医用診断画像を把握するための支援
も必要である。 さらに、双方を十分理解した医師にとっても、このようなまったく性質
の異なる治療法の併用を被検体に対して効率的に行うための支援は、非常に有用なもので
ある。 本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、西洋
医学療法と東洋医学療法の融合を支援する機能を有する医用画像診断装置、医用画像診断
装置の制御プログラム及び超音波診断装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の超音波診断装置は、被検体を超音波ビームで走査することにより超音波画像情報を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段によって取得された超音波画像情報を表示するための画像表示手段と、を含む超音波診断装置において、経穴及び経脈の少なくとも一部に関する情報を生成するための第1の情報生成手段と、前記被検体のどの部分の診断画像を表示しているかを示すためのボディマークの情報を生成するための第2の情報生成手段を備え、前記画像表示手段は、前記超音波画像と共に、前記第1の情報生成手段により生成される情報と、前記第2の情報生成手段により生成される情報を、同時に表示するための表示制御機能を含むことを特徴とする。
本発明によれば、西洋医学療法と東洋医学療法の融合を支援する機能を有する医用画像
診断装置、医用画像診断装置の制御プログラム及び超音波診断装置を提供することができ
る。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。本実施例では、医用画像
診断装置の一例として、超音波診断装置の実施例を示す。
図1は本発明に係る実施例としての超音波診断装置を示す構成図である。本実施例は、
画像取得手段として、被検体OBJとの間で超音波信号の送受信を行うための超音波プロ
ーブ1と、この超音波プローブを駆動させ、かつ超音波プローブ1の受信信号を処理する
ための装置本体2と、この装置本体2に接続され、オペレータからの指示のための情報を
装置本体2に入力するための入力装置3とを有し、画像表示手段として、モニタ4とを有
する。
入力装置3には、装置の制御や様々な画質条件の設定を行うことが可能な、ボタン、キ
ーボード、トラックボールまたは種々の操作情報の画像表示が可能であり、画面上に触れ
ることで入力ができるタッチコマンドスクリーンなどが含まれていてもよい。
装置本体2は、超音波送受信ユニット5,信号処理ユニット6、画像生成回路7、制御
プロセッサ8、記憶媒体9及びインターフェース10を有する。
超音波送受信ユニット5は、遅延回路およびパルサ回路といった送信回路、および、A
/D変換器、加算器といった受信回路からなり、パルス状の超音波信号を生成して超音波
プローブ1に内蔵される振動素子に送り、超音波信号が被検体OBJに対して送信される
。送信された超音波信号は被検体OBJ内の組織で散乱する。散乱された超音波信号を再
び超音波プローブ1で受信することで受信信号を得る。得られた受信信号は超音波送受信
ユニット5に送信される。
超音波送受信ユニット5からの出力は、信号処理ユニット6へと送信される。ここで超
音波信号の強度としてのデータが、輝度の明るさで表現される画像データとなる。
画像生成回路7では、超音波スキャンの走査線信号列から、テレビなどに代表される一
般的なビデオフォーマットの走査線信号列に変換される、また、後で述べるように経穴画
像を始めとする、種々の設定パラメータの文字情報や目盛などと共に合成され、ビデオ信
号としてモニタ4に出力する。かくして被検体OBJの組織形状を表す断層像が表示され
る。また、画像生成回路7内は画像データを格納する記憶メモリを搭載しており、例えば
診断の後に操作者が画像データを呼び出すことが可能となっている。
制御プロセッサ8は、情報処理装置(計算機)としての機能を持ち、装置全体の動作を
制御する制御手段である。また、制御プログラムを内蔵し、記憶媒体9からデータを読み
出すとともに、処理したデータを各ユニットへ送るための指令を行う。
記憶媒体9は、診断画像の保存を行う他、前述の種々の解析ソフトウェアやプログラム
を記憶している。また、人体の部位の画像に経穴の位置を付した画像データや、経穴及び
経脈の名称及び、経穴及び経脈に関わる効果、症状及び病名等のテキスト情報を含む経穴
データベースが格納され、制御プロセッサ8の指示に応じて、必要なデータが読み出され
る。
インターフェース10には、入力装置3の制御のためのインターフェース回路、プリン
タ10aや図示しない画像ファイルサーバーなど、外部記憶装置との通信回路、あるいは
ネットワーク3aとのインターフェースなどが含まれる。
次に、制御プロセッサ8の制御プログラム8aによって実現される機能の構成について
図2を用いて説明する。制御プログラム8aは表示制御機能11、ボディーマーク情報生
成機能12、メニュー画面情報生成機能13、経穴データベース機能14及び経穴情報生
成機能15から構成されている。ここで、ボディマーク情報生成機能12は第2の情報生
成手段を構成し、メニュー画面情報生成機能13はメニュー画面表示手段を構成し、経穴
データベース機能14と経穴情報生成機能は第1の選択手段、第2の選択手段及び経穴情
報生成手段を構成する。
まず、表示制御機能11は画像生成回路7へ供給する表示データを生成して出力する機
能である。これは、従来の超音波診断装置において実現される機能を含むものである。こ
の機能により、信号処理ユニット6から得た画像データをもとに、計測情報などの診断の
ための情報を加えたりして、診断画像データを発生する。
ボディマーク情報生成機能12は、入力装置3の入力を受けて、検査者が被検体OBJ
のどの位置に超音波プローブ1をあてているかを示すためのボディマークを表す画像デー
タを発生する機能である。この機能は、従来の超音波診断装置においても備えられている
ものであり、人体の概形図を、超音波プローブ1の位置を示すマークを付してモニタに表
示するための機能である。
メニュー画面情報生成機能13は、入力装置3の入力を受けて、オペレーターが表示を
所望する経穴及び経脈に関するデータの選択を促すための選択肢を示す画像データを発生
するための機能である。
経穴データベース機能14は、経穴に関する情報を抽出して記憶するものである。すな
わち入力装置3を介して選択された選択肢に応じて、メニュー画面情報生成機能13が実
行される。この実行に従い、経穴データベース機能14は、記憶媒体9に記憶されている
経穴に関するデータを抽出して記憶するための機能である。
経穴情報生成機能15は、経穴データベース機能14によって記憶された経穴及び経脈
に関するデータを受けとり、経穴及び経脈に関する情報を表す画像データを発生する機能
である。
それぞれの情報生成機能により発生した画像データは表示制御機能11によって適宜に
合成され、画像生成回路7やインターフェイス10に送信することにより、画像の表示や
印刷を行うことが出来る。
次に本実施例における動作例について説明する。図3は本実施例における動作例を表す
フローチャートである。まずステップS1として、オペレーターがどの経穴を表示するか
などの選択のための選択肢を表す画面を呼び出す。呼び出す方法としては、モニタ6上に
コマンドメニューとして「経穴表示」などの表示がされたボタンなどを表示し、これを入
力装置3を用いて指定してもよいし、あるいは入力装置3に経穴のメニュー画面を呼び出
すためのボタンなどの入力機構を設けるなどしてもよい。ここで、とくに診断中における
リアルタイムの超音波画像、または記憶媒体9に格納されている過去に撮影した超音波画
像の表示中などに呼び出せることが好ましい。
次にステップS2として、オペレーターから入力された信号を受けた制御プロセッサ8
は、メニュー画面をモニタ4の表示画面であるモニタ画面4aに表示し、表示される経穴
の選択肢を表示させる。表示される選択肢を表す画像の一例としては図4のような表示形
態が挙げられる。これは、人体の部位を示す画像とその部位における経穴及び経脈を表示
したものであり、複数の人体部位の選択肢16が表示される。
なお、経穴の種類は、WHO(世界保健機構)準拠のものだけでも361経穴が存在し
、一つ画面4aで全ての選択肢16を表示することは困難である。そのため、一部の選択
肢16をモニタ画面4aに表示し、スクロールボタン17を用いることによって他の選択
肢16が表示されるものとしてもよい。また、表示される選択肢16には対応する経穴及
び経脈の名称及び、経穴及び経脈に関わる効果、症状及び病名などを併せて表示してもよ
い。
また、経穴及び経脈の名称及び、経穴及び経脈に関わる効果、症状及び病名などを選択
肢16としてもよい。例えば、上述した「経穴表示」と記されたボタンを選択すると、図
4で示される画像の表示の前に、図5のように、「部位別選択」、「経穴名称別選択」、
「経脈別選択」、「症状別選択」等と表示し、オペレーターに選択させるようにしてもよ
い。例えば、オペレーターが「部位別選択」を選択した場合は、制御プロセッサ8は経穴
を示すマークを付された人体の一部を表す画像データを表示させ、オペレーターの選択を
促す。例えば「経穴名称別選択」が選択された場合に、制御プロセッサ8は「あ〜お」「
か〜こ」・・・といった50音順のひらがなの文字群からなる選択肢を表示させ、オペレ
ーターの選択を促す。オペレーターが表示を所望する経穴に対応する選択肢、例えば「あ
」を選択すると、その選択肢「あ」に対応する経穴の名称が「足きょう陰」、「足五里」
、「足三里」、「足通谷」、「足陽関」・・・と表示され、オペレーターの選択を促す。
また「経脈別選択」や「症状別選択」のときは、「あ〜お」「か〜こ」・・・ではなく
それぞれ経脈名及び症状名を選択肢16として列挙するものとする。
そして、ステップS3として、オペレーターは入力装置3を用い、上述した選択肢の中
から表示を所望する選択肢16を選択する。
さらにステップS4として、制御プロセッサ8は、選択された選択肢16に対応する情
報を予め記憶媒体9に記憶されている経穴データベースから抽出する。そして、抽出され
た情報をもとにして、図6に示すように、モニタ画面4a上に経脈を示す線18aと、経
穴を示すマーク18を付された人体の一部を表す経穴表示画像19を表示する。診断画像
20は、従来の超音波診断装置で表示されるものと同じ形態で表示されるものであり、経
穴表示画像19は、診断画像20と比較して見られるような位置に表示される。経穴表示
画像19は、診断画像20の一部のみと重なるか、或いは重ならないように表示する必要
がある。
さらに、本実施例における超音波診断装置は図7のようにして、ボディマーク21を表
示させる機構を有していてもよい。この機能は、従来の超音波診断装置においても備えら
れているものであり、人体の概形図を、超音波プローブ1の位置を示すマーク22を付し
て表示する機能である。この機能により、検査者が図1の被検体OBJのどの位置に超音
波プローブ1をあてているのかがわかる。図6においては、このボディマーク21を経穴
表示画像19とは別に単独に表示しているが、経穴表示画像19に超音波プローブ1の位
置を示すマーク22を重畳させて表示することによってもよい。ボディマーク21の表示
は、オペレーターの入力により表示/非表示を切り替えることができる。
また、上述の画像データの他にも、表示されている情報と関連する、例えば経脈及び経
穴の名称、効果及び対応する人体の部位の名称などの情報が経穴データベース内にあれば
、その情報を表示してもよいし、入力装置3を用いた入力により、オペレーターが必要に
応じて経穴の詳細な情報の表示/非表示を選択してできるようにしてもよい。例えばステ
ップS5として、オペレーターがモニタ画面4a上に表示された画像上で任意の経穴を選
択したとする。
するとステップS6として、制御プロセッサ8は、図8のように選択された経穴に対応
する経穴詳細情報23をモニタ画面4a上に表示させる。
次に、ステップS7として、オペレーターは、必要に応じてデータを出力/保存する。
出力の形態としてはモニタ画面4a上に表示されたデータ(診断画像20、経穴表示画像
19、ボディマーク21及び経穴詳細情報23)を図1のインターフェイス10を介して
接続された外部の印刷機によって印刷してもよいし、記憶媒体9、又はインターフェイス
10を介して接続された外部の記憶媒体に格納してもよい。
ここで、図3におけるステップS2乃至S4における、経穴表示画像19を表示するた
めの、制御プログラム8aにより制御プロセッサ8が行う制御の流れの詳細を図9を用い
て説明する。
まず、ステップT1において、制御プロセッサ8のメニュー画面情報生成機能13が、
オペレーターの入力を検知する。ステップT2において、メニュー画面情報生成機能13
は、記憶媒体9内に格納されている必要な情報を呼び出し、メニュー画面の画像データを
生成する。生成された画像データは、ステップT3において、表示制御機能11を経て画
像生成回路7に送信され、モニタ4によりメニュー画面を表示する。ここで表示されるメ
ニュー画面には、選択肢を表すための情報以外に、診断に関する情報の一部などが合わせ
て表示されていても良く、その際の画像合成処理は表示制御機能11によって行われる。
次に、ステップT4として、メニュー画面に対するオペレーターの入力をメニュー画面
情報生成機能13が検知する。ステップT4´においてメニュー画面情報生成機能13は
、入力された情報からさらに選択肢の表示が必要であるかを判断し、必要である場合には
ステップT2へ戻る。具体的には、図5のメニュー画面上の「部位別選択」などの選択肢
17に対応する入力を行った場合に、それに対応するメニュー画面を新たに表示するなど
する。
経穴表示画像19を表示するように入力が行われた場合は、ステップT5に進む。ステ
ップT5では経穴データベース機能14が働き、オペレーターの入力装置3からの入力情
報に基づき経穴データベースから経穴及び経脈に関する情報が抽出する。ステップT6で
は、経穴情報生成機能15により、抽出された情報にもとづいて、経穴の位置情報を表す
画像データを生成する。
制御プロセッサ8は、生成された画像データを、ステップT7において、表示制御機能
11により診断の画像を表す画像データと合成し、合成された画像データを画像生成回路
7に送信し、モニタ4により表示する。
次に図3におけるステップS6にける、オペレーターの入力をうけて、経穴詳細情報2
3を表示する際の制御プログラム8aによる制御プロセッサ8の制御の流れを図10を用
いて説明する。
まず、ステップU1において、経穴情報生成機能15がオペレーターによる入力装置3
からのの経穴表示画像19に対する選択の入力情報を取得する。ステップU2において、
経穴データベース機能14は、取得した入力情報に基づき経穴データベースから経穴及び
経脈に関する情報を抽出する。ステップU3では、経穴情報生成機能15は、抽出された
情報にもとづいて、詳細な経穴情報を表す画像データが生成する。
生成された画像データは、ステップU4において、表示制御機能11は、診断画像を表
す画像データ及び経穴位置情報を表す画像データと合成し、合成された画像データを画像
生成回路に送信し、モニタ4上に表示する。
また、ここで用いられる経穴データベースは、予め図1の装置本体2の記憶媒体9に格
納されていてもよいが、上述したように経穴の種類は多種多様にわたるので、必要に応じ
、外部記憶媒体や、ネットワーク3aからインターフェイス10を介して取得できること
が好ましい。
以上説明した実施例によれば、医用診断画像と東洋医学療法における経穴とを関連して
把握することができる。
例えば、図6における診断画像20は心臓の超音波断層像を表している。これにより、
心臓の壁運動の様子、血流の様子を観察し、そこから判断される疾病を診断結果として取
得することができる。一方、経穴表示画像19は、極泉と呼ばれる部分を表示している。
この経穴は、心疾患に有用であるとされる。 本実施例によれば、診断画像20と、ボ
ディマーク21、経穴表示画像19及び経穴詳細情報23の少なくとも一つを並列表示し
た画像、あるいは印刷したものを活用することにより、診断画像20から判断した疾病に
基づく経穴の情報を得ることが容易となる。また、被検体OBJが事前に行った鍼灸治療
の情報がある場合、オペレーターがその情報を理解することも非常に容易となる。これは
、東洋医学の知識が完全でないオペレーターにとってとくに有用な援助となり得る。
さらには、被検体OBJへの治療の説明や、問診にも非常に有用である。例えば、被検
体OBJがその後、鍼灸治療を受ける場合に、診断画像20を用いた病状の説明と経穴表
示画像19及び経穴詳細情報23を用いた鍼灸療法による治療の説明を同時に行うことが
容易となる。本実施例の医用診断装置はこのようなインフォームドコンセントを行う場合
に非常に有用であると考えられる。また、 被検体OBJが、今後自分自身で鍼灸治療を
行う場合に、どの経穴が有用であるかなどの指示をすることもできる。 さらには、被験
者が事前に鍼灸治療を受けていた場合、どこの鍼灸治療を行った後の診断画像であるかを
明示することができる。
また、経穴部位に超音波をあてることによる超音波治療と呼ばれる療法もあり、その療
法が有用であるとの報告もされている。本実施例では、ボディマーク21を用いることに
より、オペレーターは、現在の超音波プローブ1を押し当てている位置がどの経穴に相当
するのかを容易に把握することができる。したがって、超音波プローブ1から経穴に超音
波パルスを送信することによってどのような効果があるか検証する場合に本実施例の医用
診断装置は非常に有用であるといえる。
また、超音波診断装置による診断形態としてよく知られている血行動体観察の機能(ド
プラ像)を利用し、経穴への刺激と血流の関連付けを検証する場合にも、非常に有用であ
る。従来の超音波診断装置を用いた検証の報告もすでになされていることを考えると、本
実施例の医用診断装置は、超音波プローブ1の位置と経穴の位置との関係が容易に把握で
きるので、このような検証、研究を行う上で非常に有用であるといえる。
ところで、上述した本実施例では図4及び図5のようなメニュー画面及び図6乃至図8
に示されるような経穴の位置の表示画面は、モニタ画面4a上に表示されるものとしたが
、これに限らない。例えば入力装置3を構成する操作パネルの一部に設けられるタッチコ
マンドスクリーンに表示してもよい。タッチコマンドスクリーンとは、液晶ディスプレイ
などを用い、オペレーターの操作をガイドする情報を表示したりすることができるもので
ある。この場合、オペレーターの入力は、タッチコマンドスクリーン12の画面に直接触
れることによって行うようなタッチパネル方式によって行われるとしてもよいし、それぞ
れの選択肢16に番号などを付し、それに対応するボタンなどを押すことによって行われ
るとしてもよい。
また、経穴専用のユニットを別個に設けてもよい。例えば人体の概略図に経穴の位置を
付した図などを操作パネル上に示し、それぞれの経穴や人体の部位などに対応するボタン
などをその操作パネルに配する。その操作パネルを操作すると、その操作情報がインター
フェイス10を介して装置本体2に送信されることによって経穴の情報が抽出/表示され
る、といった機構を用いてもよい。
さらに、この経穴専用のユニットには、経穴の位置及び情報を表示するモニタ画面を設
けてもよい。その場合、ボディマークの情報は、インターフェイス10を介し、装置本体
2から経穴専用のユニットに取り込むものとする。また、印刷や保存などの出力は超音波
診断画像と関連付けて行われる機構を有することが好ましい。
また、本実施例においては、超音波診断装置を例として説明したが、これに限らない。
例えばX線を放射することにより被検体内部の画像を得ることのできるX線診断装置や
、X線CT装置、核磁気共鳴の現象を利用することにより、被検体の断層像を得ることの
できる核磁気共鳴イメージング装置など、被検体の画像を表示できる医用診断装置であれ
ば安易に適用が可能であることは言うまでもない。
本発明を超音波診断装置に適応した実施例を示す構成図。 制御プロセッサに含まれる制御プログラムの機能の構成図。 図1の超音波装置における動作例を示すフローチャート。 表示される人体部位の選択の際に表示されるメニュー画面の一例を示す図。 表示される経穴の選択方法を指定するためのメニュー画面の一例示す図。 経穴表示画像と診断画像を表示する画像の一例を示す図。 ボディマークを表示する画像の一例を示す図。 経穴詳細情報を表示する画像の一例を示す図。 経穴表示画像を表示する場合に、制御プロセッサが行う制御のフローチャート。 経穴の詳細な情報を表示する場合に、制御プロセッサが行う制御のフローチャート。
符号の説明
1 超音波プローブ
2 装置本体
3 入力装置
4 モニタ
4a モニタ画面
5 超音波送受信ユニット
6 信号処理ユニット
7 画像生成回路
8 制御プロセッサ
9 記憶媒体
10 インターフェイス
11 表示制御機能
12 ボディマーク情報生成機能
13 経穴データベース機能
14 メニュー画面情報生成機能
15 経穴情報生成機能
16 選択肢
17 スクロールボタン
18 経穴を示すマーク
19 経穴表示画像
20 診断画像
21 ボディマーク
22 超音波プローブの位置を示すマーク
23 経穴詳細情報

Claims (5)

  1. 被検体を超音波ビームで走査することにより超音波画像情報を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段によって取得された超音波画像情報を表示するための画像表示手段と、を含む超音波診断装置において、
    経穴及び経脈の少なくとも一部に関する情報を生成するための第1の情報生成手段と、
    前記被検体のどの部分の診断画像を表示しているかを示すためのボディマークの情報を生成するための第2の情報生成手段を備え、
    前記画像表示手段は、前記超音波画像と共に、前記第1の情報生成手段により生成される情報と、前記第2の情報生成手段により生成される情報を、同時に表示するための表示制御機能を含むことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記第1の情報生成手段により生成される情報の少なくとも一部と、前記第2の情報生成手段及び前記画像取得手段により取得される情報の少なくとも一部を、印刷するための印刷手段を有することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 前記第1の情報生成手段及び前記第2の情報生成手段による表示を一つの人体を表す図を用いて表示するための情報合成手段を含むことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  4. 前記画像表示手段は、前記第1の情報生成手段により生成される情報と、前記第2の情報生成手段により生成される情報を、重畳表示するための表示制御機能を含むことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  5. 前記第1の情報生成手段により生成される情報、あるいは前記第2の情報生成手段により生成される情報を、表示/非表示を切り替えるための手段を備えることを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
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