JP4490591B2 - Vscコンバータ - Google Patents
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Description
(発明の分野および従来技術)
本発明は直流電圧を交流電圧にまたその逆に変換し、各々が直列接続された少なくとも2つの電流バルブを有する少なくとも2つの相脚部を有するVSCコンバータに関連し、前記バルブは少なくともターンオフ型の半導体素子およびそれに逆並列接続された整流部材からなり、前記バルブ間の相脚部の中点は位相出力を形成しかつ交流電圧網の相に接続されるようにされている。
【0002】
直流電圧網と交流電圧網間を接続するこのようなVSCコンバータは、例えば、Andres Lindberg, Royal Institute of Technology, Stockholm, 1995による論文“PWM and control of two and three level High Power Voltage Source Converters”から既知であり、この出版物にはこのようなコンバータを利用しながら高電圧直流(HVDC)用直流電圧網を介して送電するプラントが記載されている。この論文が作り出される前は、直流電圧網と交流電圧網間で送電を行うプラントは送電所内の網(ネットワーク)転流CSCコンバータ(電流源コンバータ)の使用に基づいていた。しかしながら、この論文には全く新しい概念が記載されており、それは替わりに強制転流を行って、高電圧直流に対する問題とするケースにおいて、電圧が全体を通して固定している直流電圧網とそれに接続された交流電圧網との間で送電を行うVSCコンバータ(電圧源コンバータ)の使用に基づいており、それはHVDCにおける網転流CSCコンバータの使用に比べていくつかの著しい利点を提供し、有効電力および無効電力の消費は互いに独立して制御することができコンバータ内の転流故障の危険性がなく、したがって、網転流CSCに対して生じることがある、さまざまなHVDCリンク間に転流故障が送られる危険性がない。さらに、弱い交流電圧網あるいはそれ自体の発電の無い網(デッド交流電圧網)へ給電する可能性がある。他にも、利点がある。
【0003】
本発明は本出願に制約はされず、本コンバータは直流電圧網がDC中間リンクにより置換されるSVCにおける変換にも同様に向けられている。ネットワーク即ち“網”にも必要に広い意味が与えられ、この言葉の通常の意味におけるこのような任意の網に関する問題としてはならない。コンバータの直流電圧側の電圧は10−400kV、好ましくは、50−400kVと高いことが有利である。
【0004】
電圧が高くなると送電損失が低減するため、コンバータに接続された直流電圧網で直流電圧を送電する時は、できるだけ高い電圧とするのが望ましい。しかしながら、この電圧上昇はコンバータの電流バルブ内に直列接続されたターンオフ型の半導体素子数を多くして、その間に分散される、所要電圧を一緒に取り出すことができなければならないことを意味する。それは大きな数のターンオフ型半導体素子および整流部材(整流ダイオード)に対するコストが高くなることを意味する。電力は電圧に比例するという事実はコンバータ両端間の電圧がディメンジョンされている電圧よりも遥かに低いことを意味し、そのため、これがあまり利用されず、また更に高い電圧に対して設計される直流電圧網の導体があまり利用されないため、直流電圧網で低電力を送電する場合にこのコストは特に望ましくない。したがって、このような場合には電圧当たりのコストは非常に高くなる。
【0005】
(発明の開示)
本発明の目的は、コンバータの直流電圧側である電圧レベルを発生する能力に関して既知のコンバータよりもコスト効率的である、序文に明記されているような種類のVSCコンバータを提供することである。
【0006】
この目的は本発明に従ってこのようなコンバータのフェーズ・レグ、相脚部(phase leg)を直列に接続することによって得られ、直列接続された各アウター相脚部の外端により形成される直列接続の対向両端は各直流電圧網の極導体(pole conductor)に接続されるようにされている。
【0007】
コンバータの相脚部を直流電圧網の2つの極導体間にこのように直列接続することにより、各電流バルブは直流電圧側の確定された電圧において、そのブロック状態に保持する電圧が既知のVSCコンバータにおけるよりも低くなり、異なる相脚部が直流電圧側の2つの極導体間に並列接続され、より小さな数のターンオフ型半導体素子および整流部材が直列接続されるか、或いは、更に低い電圧に対して寸法、ディメンションを決定され、従がってより低廉なものを問題とする電圧を得るために各電流バルブ内で使用できるようにされる。言い換えれば、コンバータの所与の1組のターンオフ型半導体素子および整流部材、したがって、その所与のコストに対して、本発明に従ったコンバータの設計により既知のVSCコンバータに対するよりも高い電圧を直流電圧側で得ることができ、電圧当たりコストを低減することができる。より正確には、このように定められた電圧当たりコストは既知のこの種のコンバータのコストのせいぜい1/2である(2つの相脚部しかないコンバータの場合)。しかしながら、実際には大概3つの位相が使用され、それはターンオフ型半導体素子および整流部材に関する電圧当たりコストが1/3へ低減されることを意味し、その間の電圧の120°の相互位相変位により相脚部の直列接続におけるコンバータ内に均一な電力流が生じるため、3つの相脚部をこのように正確に直列接続することはやはり特に有利である。
【0008】
本発明の好ましい実施例では、各相出力とそれに属する交流電圧網との間で各相出力に変圧器が接続される。交流電圧網と直流電圧網間の電圧を調整するために通常は既にそこにある変圧器は、このようにして、前記直列接続を実現するのに利用することができる。好ましくは、次に、各変圧器の一方の巻線が第1の端部を介して相脚部の相出力に接続され、同様に、第2の端部を介して電流バルブに接続され電流バルブを介した閉ループが形成される。
【0009】
本発明のもう1つの好ましい実施例では、各変圧器の一方の巻線が第1の端部を介して相脚部の相出力に接続され、さらに第2の端部を介して相脚部の電流バルブに並列接続された2つの直列接続コンデンサ間の中点に接続される。このようにして、本発明は容易に実現することができ、従来の2パルスブリッジと同様に、各相脚部は好ましくは直列接続された2つの電流バルブを有する。この場合、交流電圧網への帰還電流は2つのコンデンサ内を通る。
【0010】
本発明のもう1つの好ましい実施例では、各相脚部はNPC接続、すなわち直列接続された4つの電流バルブ、を有し、直列接続の2つのインナーバルブ間の相脚部の1つのポイントが前記相出力を形成し、前記直列接続に関して前記整流部材と同方向に向けられた2つのいわゆるクランピング整流部材の直列接続が、一方では直列接続内の一方のアウターバルブとその次のインナーバルブ間のポイントに接続され、他方では直列接続の他方のアウターバルブとその次のインナーバルブ間のポイントに接続され、2つのクランピング整流部材間の中点は相脚部に直列接続されたコンデンサにより規定されるゼロ電位に接続される。いわゆる2パルスブリッジに比べていわゆるNPC(中性点クランプ)接続を使用することの利点は、より低いスイッチング周波数を使用できることであり、それはより低い損失およびより高い効率を意味する。各相脚部内の直列接続されたターンオフ型半導体素子および整流部材数は残りについては直列接続された2パルスブリッジの場合と同様に大きいが、各相脚部はクランピングダイオードが付加される他に直列接続された4つの電流バルブを有する。
【0011】
本発明のもう1つの好ましい実施例では、クランピング整流部材は整流ダイオードおよびそれに逆並列接続されたターンオフ型の半導体素子により形成される。いわゆるNPCコンバータのこのような接続は本出願人によるスエーデン国特許出願第9800205−8号に開示されており、その全てを高い周波数で制御する必要はないため、その利点はその中に完全に浸透され主としてコンバータの半導体数を節減することを含み、この高電圧半導体素子のおかげで受け入れられない高いスイッチング損失なしにこのような高い周波数をとることができない半導体素子をある半導体素子に対して使用することができ、著しいコスト節減およびコンバータの制御の単純化を達成することができる。
【0012】
本発明のもう1つの好ましい実施例では、電圧を取り出す前記部材は前記ポイント間に接続されたフライイングコンデンサにより形成される。フライイングコンデンサを使用することにより、いわゆるNPC接続に存在する利点をさらにいかなる半導体素子(クランピング整流部材)を使用することなく得ることができる。いわゆるクランピングダイオードの使用に関して相脚部の2つの端部電圧レベルの他に、相出力に対する付加電圧レベルを得るためにいわゆるフライイングコンデンサを使用することの利点は、主として後のケースの半導体素子をその間でスイッチング損失の不均一分散が行われるように制御しなければならないことであり、半導体素子を制御する時に個別の各半導体素子を設計するのに特別の考慮をしなければならないため、実際上、全ての半導体素子を個別の半導体素子が受ける最大負荷を管理するためのディメンジョンとしなければならないようにされる。それにより、半導体素子のいくつかは大概の作動状況においてオーバーディメンジョンとされるため、半導体素子に対する総コストは比較的高くなる。序文に明記された装置におけるような、フライイングコンデンサを使用することにより、スイッチング損失に関して半導体素子により均一に負荷する可能性を有するマルチレベルコンバータを、高価ないわゆるクランピングダイオードや付加半導体素子を使用せずに得ることができる。
【0013】
本発明のもう1つの好ましい実施例では、各相脚部は2つの各電流バルブの直列接続により形成され、前記直列接続は並列、すなわち、いわゆるHブリッジ、に接続される。このように相脚部を2つの相脚部すなわちHブリッジで実際に置換することの利点は、コンバータの耐電流能力が本質的に2倍になることであり、そのためコンバータから2倍の電流を取り出すことができ、より高い電力を送電することができる。好ましくは、変圧器の巻線は各相脚部に対してコンバータに接続され、第1の端部は電流バルブの一方の直列接続の2つの電流バルブ間の中点に接続され、他方の端部は電流バルブの他方の直列接続の2つの電流バルブ間の中点に接続される。このコンバータ構成のもう1つの利点は、変圧器巻線上の電圧が3つのレベルをとることができ、いかなる理由に対しても半導体素子の制御を同じ高い周波数で行う必要がなく、そのためスイッチング損失を低く維持することができ、より高い効率および/もしくは更に高い電力を得る可能性が得られる。
【0014】
本発明のもう1つの好ましい実施例では、前記一方の極導体は高電位とされ、他方の極導体は直流電圧網のいわゆるモノポーラ動作に対して大地に近い電位とされる。したがって、電流バルブの所与数の部品に対して可能な電圧をさらに高めることができる、すなわち反対符号の同量の電位を有する2つの極導体によるバイポーラ動作のケースに比べて2倍とすることができる。それは低電圧、低コストケーブルを大地電位に近い帰還電流に対する一方の極導体として使用できることを意味するが、大地もしくは水中を通る帰還も考えられる。
【0015】
本発明のもう1つの好ましい実施例では、2つの極導体がいわゆるバイポーラ動作に対して反対符号の同量の高電位とされる。このような構成の利点は、バイポーラ送電が所望されるケースではバルブ機能が少なくなり、コンデンサが少なくなり変圧器巻線がこのように少なくなることである。
【0016】
本発明のもう1つの好ましい実施例では、交流電圧網へ向かう高調波を低減しかつ変圧器上の応力を低減するために、各電流バルブと変圧器巻線間に少なくとも1つのインダクタおよびハイパスフィルタが配置される。主としてそのお陰で、変圧器巻線の出力間で大地に直流電圧が重畳された正弦波電圧が見られ、それはロバストな解決策およびよりコストの低い変圧器を与える。
【0017】
本発明のもう1つの好ましい実施例では、ターンオフ型の前記半導体素子は絶縁ゲートを有するバイポーラトランジスタ(IGBT=Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)により構成される。IGBTは容易に同時制御することができ、ターンオフ型の単一半導体素子すなわちブレーカとして挙動するため、この状況においてIGBTをターンオフ型半導体素子として使用することは特に有利である。
【0018】
本発明のさらなる利点および有利な特徴は下記の説明および他の従属項から明らかである。
【0019】
(本発明の好ましい実施例の詳細な説明)
既知のVSCコンバータが図1に略示されいわゆる6−パルスブリッジを有し、それは直列接続された2つの電流バルブ4−9を有する3つの相脚部1−3を有し、各電流バルブは直列接続されたターンオフ型の複数の半導体素子10および直列接続されかつ半導体素子に逆並列接続されたいわゆるフリーホイールダイオードの形の複数の整流部材から作られている。半導体素子とダイオードの直列接続は、それぞれ、図において1つの記号で要約されているが、実際には、バルブのブロッキング状態において連帯的に保持しなければならない、数100kV程度の高い電圧を保持できるようにするために比較的大きな数でなければならない。前記バルブ間の各相脚部の中点は相出力12−14を形成するようにされており、相リアクタ15−17を介して交流電圧網の相に接続される。1つのバルブ内の全電力半導体素子が同時にターンオンされ、また、好ましくはそれらはIGBTであり、それはこのような素子は各々がバルブ4に対して略示されている駆動ユニット18からの信号を介して信頼できる方法で同時にターンオンオフすることができ、相出力12に正電位が所望される時に第1のバルブ4内の半導体素子が導通し、相出力12に負電位が所望される時に相脚部の他方のバルブ5内の半導体素子が導通するようにされるためである。確定されたパルス幅変調パターン(PWM)に従って電力半導体素子を制御することにより、コンバータの直流電圧側の2つの極導体19,20間に接続されたコンデンサ21両端間の直流電圧を使用して相出力12に電圧を発生することができ、その基本調波成分は所望の振幅、周波数および位相位置を有する交流電圧である。例えば、直流電圧網の2つの極導体19,20間に100kVの電圧が所望される場合には、各電流バルブの半導体素子およびフリーホイールダイオードは、それぞれ、この電圧を一緒にまちがいなく保持できなければならず、例えば、各半導体素子が5kVを保持できる場合にはバルブ当たり少なくとも40個のこのような素子が必要となるようにされる(電圧の半分しか利用できない)。しかしながら、低電力を直流電圧網で送電しなければならないこともあり、その場合は送電される電力と共に電圧が徐々に降下するため、バルブはオーバーディメンジョンされる、すなわち、その電圧処理能力は利用されない。
【0020】
本発明の第1の好ましい実施例に従ったVSCコンバータが図2に略示されており、図1の部品に対応する部品には同じ参照符号が付されている。3つの相脚部1,2,3が直列接続され、変圧器22−24が各相出力に接続され、その一方の巻線は第1の端部25を介して相脚部の相出力に接続され、第2の端部を介して直列接続された2つのコンデンサ27,28間の中点に接続され、さらに相脚部の電流バルブに並列接続されている点において、このコンバータは図1に従った既知のコンバータとは異なっている。変圧器22−24の他方の巻線は3相交流電圧網の1相29−31に接続されている。交流帰電流(リターンカーレント)は変換中に各コンデンサ27,28中を流れ、そのためこれはコンデンサ21よりも大きなディメンジョンとしなければならない。変圧器をこのように各相脚部に接続することにより、3つの相脚部の直列接続が可能とされる。これは電流バルブ当たり同数の部品、すなわちターンオフ型半導体素子およびフリーホイールダイオード、に対して3倍高い電圧を処理できる、したがって、直流電圧側で3倍高い電圧が得られることを意味する。代替策として、ある電圧を管理するのに1/3の部品を使用できる。これは、例えば、前記したケースでは連帯して100kVを保持できるようにするのに必要な電流バルブ当たりのターンオフ型半導体素子は40ではなく14であることを意味する。さらに、図2に示すケースでは直流電圧側の一方の極導体20は大地に接続され、他方19は高い電圧に接続され、そのためいわゆる単極(モノポーラ)動作が得られ、低電圧、低コストケーブル32を帰電流用に使用することができる。モノポーラ動作を使用することは、バイポーラ動作に比べて、高電圧極導体19の電圧が大地に対してさらに2倍とされることを意味する。
【0021】
本発明の第2の好ましい実施例に従ったVSCコンバータが図3に略示されており、ここでは各相脚部がNPC接続、すなわち、直列接続された4つの電流バルブ33−36を有し、直列接続の2つのインナーバルブ34,35間の相脚部のポイントが相出力12を形成し、整流部材11の直列接続に対して同方向とされた2つのいわゆるクランピングダイオード37,38が、一方では直列接続の一方のアウターバルブと次のインナーバルブとの間のポイント39に接続され、他方では直列接続の他方のアウターバルブと次のインナーバルブとの間のポイント40に接続される点において、それは図2に従ったものとは異なっている。2つのクランピングダイオード間の中点41は相脚部に並列接続された直列接続コンデンサ27,28により規定されるゼロ電位に接続されている。図2に従った実施例と同様に、変圧器22−24は各相脚部に接続されている。当業者ならば、この種のNPCバルブ、すなわち、3レベルバルブがどのように制御されるかは一般的にご存知である。この実施例の図2に従った実施例と比べた時の利点はNPC接続された半導体素子の制御は図2に従った通常の2−パルスブリッジに対するほど高い周波数で行う必要がなく、そのためスイッチング損失を低く維持できることである。
【0022】
本発明の第3の好ましい実施例に従ったVSCコンバータを図4に示し、それは主として各相脚部がHブリッジ42,43の並列接続により形成され、その各々が2つの電流バルブの直列接続からなる点において図2に従ったものとは異なっている。さらに、問題とする変圧器22の巻線がここでは電流バルブの一方の直列接続の2つの電流バルブ間の中点44に接続された第1の端部を介して、さらに電流バルブの他方の直列接続の中点45に接続された他方の端部を介してコンバータに接続されている。図2に従ったものと比べた場合の本実施例の利点は電流処理能力がここでは2倍となり、そのためより高い電力を送電することができ、所与の送電電力において損失を低減できることである。しかしながら、ここでは図2に従った実施例よりも多くの部品、すなわち半導体素子およびフリーホイールダイオード、が必要である。
【0023】
本発明の第4の好ましい実施例に従ったVSCコンバータを図5に示し、それは両方の極導体19,20がいわゆるバイポーラ動作のために高電位にあり、より正確には同じ量で、それぞれ+および−の反対符号である点において図2に従ったものとは異なっている。ここでは、大地接続46はプラス極19およびマイナス極20間に直列接続された2つのコンデンサ47,48間の中点の直流電圧側で行われる。この構成の利点はバイポーラ送電が所望される場合に、より少ないバルブ機能、より少ないコンデンサおよびより少ない変圧器巻線がこのようにして得られることである。2つのアウターコンデンサ47,48の使用を望む理由は、コンデンサ27−28”両端間電圧が安定であるため、このようにして大地に対する最も安定な極電圧が得られることであり、それは交流電圧および直流電圧側間を送電される全(トータルの)三相電力が一定であり、それによりコンデンサ27−28”両端間の全電圧のリップルが小さくなるという事実により最も簡単に理解することができる。
【0024】
本発明の第5の好ましい実施例に従ったVSCコンバータを図6に示し、それは電流バルブ4−9と変圧器22−24のバルブに接続された巻線との間にインダクタ49−51およびハイパスフィルタ52−54が配置されている点において図5に従ったものとは異なっている。ここでは、コンバータのネットワーク品質を高めることができる、すなわち接続網に向かう高調波を低減することができ、接続された変圧器上の応力ストレスを低減することができる。インダクタおよびハイパスフィルタは、一方では同じ一方の巻線上の2つの変圧器端子間の、他方では変圧器端子と大地間の高周波電圧高調波をフィルタリングし、それにより変圧器上の応力が低減される。これは、変圧器巻線の端子間に実際上大地に対する直流電圧が重畳された正弦波電圧が見られることを意味し、それにより強力な解決策およびより低廉な変圧器が与えられる。
【0025】
本発明の第6の好ましい実施例に従ったVSCコンバータを図7に示し、それは図6に従った実施例と図4に従った実施例の混成である、すなわち、図6に従った実施例との違いは各相脚部をHブリッジに並列接続して形成する点である。インダクタ49−51,55−57はHブリッジの各サブ相脚部の中点に接続されるため、これは図6に従った実施例に比べてインダクタ数が2倍になることを意味する。
【0026】
本発明の第7の好ましい実施例に従ったVSCコンバータが図8に略示されており、それは図3に示すコンバータの変形例を構成し、ここではいわゆるフライイングコンデンサ58が2つのクランピングダイオードの替わりに2つのポイント39,40間に接続されている点において図3に従ったものとは異なっている。これはバルブ33および35のどちらかを導通させるかあるいはバルブ36および34を導通させることにより相出力12上に中間レベルを得ることができ、そのため相出力12上に3つの異なる電圧レベルを供給できることを意味する。したがって、さらにこの電圧レベルを得るためのいかなる付加半導体素子も使用することなく、図3に従った実施例に対するものと同じことをここで得ることができる。クランピングダイオードの替わりにフライイングコンデンサを利用することのもう1つの利点はクランピングダイオードを使用する場合に比べてスイッチング損失を4つの電流バルブ33−36間により均一に分散することができ、そのため電流バルブの一部である半導体素子をより小さな寸法、ディメンジョンにできることである。
【0027】
図9は本発明の第8の実施例に従ったVSCコンバータを示し、それは図4に従ったものに対応しているが、Hブリッジの各分岐がここでは図8に示す種類の、すなわち直列接続された4つの電流バルブ33−36を有する、相脚部および相出力44,45上の3つの異なるレベルを規定するフライイングコンデンサ58により形成されている。スイッチング損失が低減されそれが均一に分散される利点は第8に従った実施例に対するものと同じである。
【0028】
図8に従ったコンバータの変形例が図10に示されており、それは各位相脚が直列接続された6つの電流バルブ59−64により形成され、2つのフライイングコンデンサ65,66がここでは相出力67上で4つの異なる電圧レベルを得られるようにされている点が異なっている。フライイングコンデンサは相出力67の両側でそれに対応する位置にあるポイント間に接続されている。このようにして、相出力67の可能な電圧レベル数を増すことにより、スイッチング損失をさらに低減することができる。もちろん、各位相脚に対して直列接続されるさらに多くのコンデンサおよび電流バルブを配置することによりレベル数をさらに増加することができ、その場合電圧レベル数はフライイングコンデンサ数プラス2となる。
【0029】
したがって、本発明に従ったVSCコンバータにより直流電圧側の所与の電圧に対してより少ない電力半導体素子により管理できるようになり、電圧当たりのそのコストが著しく低減される。
【0030】
もちろん、本発明は前記した好ましい実施例に決して制約されるものではなく、当業者ならば特許請求の範囲に明記された本発明の基本的アイデアから逸脱することなくそれをさまざまに修正できることが自明であろう。
【0031】
例えば、本発明に従ったコンバータを所望によりバイポーラ動作用に設計することができる。
【0032】
IGBTの替わりに他のターンオフ型半導体素子、例えば、GTO(ゲートターンオフサイリスタ)を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 いわゆる6−パルスブリッジの形状の既知のVSCコンバータの構造を示す略回路図である。
【図2】 本発明の第1の好ましい実施例に従ったVSCコンバータの図1に対応する図である。
【図3】 本発明の第2の好ましい実施例に従ったVSCコンバータの図2に対応する図である。
【図4】 本発明の第3の好ましい実施例に従ったVSCコンバータの図2に対応する図である。
【図5】 本発明の第4の好ましい実施例に従ったVSCコンバータの図2に対応する図である。
【図6】 本発明の第5の好ましい実施例に従ったVSCコンバータの図2に対応する図である。
【図7】 本発明の第6の好ましい実施例に従ったVSCコンバータの図2に対応する図である。
【図8】 図3に従ったコンバータのバリエーションである、本発明の第7の好ましい実施例に従ったVSCコンバータの図2に対応する図である。
【図9】 図4に従ったコンバータのバリエーションである、本発明の第8の好ましい実施例に従ったVSCコンバータの図2に対応する図である。
【図10】 図8に従ったコンバータのバリエーションである、本発明の第9の好ましい実施例に従ったVSCコンバータの図2に対応する図である。
Claims (19)
- 直流電圧を交流電圧へまたその逆に変換し、各々が直列接続された少なくとも2つの電流バルブ(4−9,33−36)を有し、3つの相脚部(1−3)を有するVSCコンバータであって、
前記バルブは少なくともターンオフ型の半導体素子(10)およびそれに逆並列接続された整流部材(11)からなり、
前記バルブ間の前記相脚部の中点は相出力(12−14)を形成しかつ3相交流電圧網の相(29−31)に接続されるようにされており、
コンバータの前記相脚部は直列接続され、
直列接続の各アウター相脚部の外端により形成される直列接続の両端が各直流電圧網の極導体(19,20)に接続されるようにされ、
変圧器(22−24)が各相出力(12−14)と該相出力に対応する前記3相交流電圧網の相(29−31)との間に接続され、各変圧器(22−24)の一方の巻線が第1の端部(25)を介して対応する相出力に接続され、各変圧器の他方の巻線が前記3相交流電圧網の対応する相に接続されることを特徴とするVSCコンバータ。 - 請求項1記載のコンバータであって、前記各変圧器(22−24)の一方の巻線が第2の端部(26)を介して相脚部の電流バルブに並列接続された2つの直列接続コンデンサ(27,28)間の中点に接続されていることを特徴とするVSCコンバータ。
- 請求項1または2に記載のコンバータであって、各相脚部(1−3)が直列接続された2つの電流バルブ(4−9)を有することを特徴とするVSCコンバータ。
- 請求項1または2に記載のコンバータであって、各相脚部が直列接続された4つの電流バルブ(33−36)を含み、相脚部の前記直列接続の2つのインナーバルブ間のポイントが前記相出力(12)を形成し、部材(37,38,58)が該相脚部の2つの端部の電圧レベル間にある相出力の電圧レベルを規定するのに関与するように電圧を取り出し、該部材は、一方では直列接続の一方のアウターバルブ(33)とその次のインナーバルブ(34)間のポイント(39)に接続され、他方では直列接続の他方のアウターバルブ(36)とその次のインナーバルブ(35)間のポイント(40)に接続されることを特徴とするコンバータ。
- 請求項4記載のコンバータであって、前記電圧を取り出す部材は前記直列接続に対して前記整流部材と同方向とされた2つのいわゆるクランピング整流部材(37,38)の直列接続により形成され、2つのクランピング整流部材間の中点(41)は相脚部に並列接続された直列接続コンデンサ(27,28)により規定されるゼロ電位に接続されることを特徴とするコンバータ。
- 請求項5記載のコンバータであって、クランピング整流部材(37,38)は整流ダイオードおよびそれに逆並列接続されたターンオフ型半導体素子により形成されることを特徴とするコンバータ。
- 請求項4記載のコンバータであって、前記電圧を取り出す部材は前記ポイント間に接続されたいわゆるフライイングコンデンサ(58)により形成されることを特徴とするコンバータ。
- 請求項7記載のコンバータであって、各相脚部は2nの電流バルブ(59−65)を有し、nは整数でありn≧3を満足して、該相脚部の相出力に関する対向側の対応位置に配置されてフライイングコンデンサ(65−66)を介して相互接続された(n−1)対の中点を該相脚部が含むことを特徴とするコンバータ。
- 請求項4−8のいずれかの項に記載のコンバータであって、各変圧器(22−24)の一方の巻線が第1の端部を介して相脚部の相出力に接続され、かつ第2の端部を介して相脚部の電流バルブに並列接続された2つの直列接続コンデンサ間の中点に接続されることを特徴とするコンバータ。
- 請求項1記載のコンバータであって、各相脚部(1−3)は2つの各電流バルブの2つの直列接続により形成され、該2つの直列接続は並列接続されていることを特徴とするコンバータ。
- 請求項10記載のコンバータであって、各相脚部に対して変圧器(22−24)の巻線が電流バルブの一方の直列接続(42)の2つの電流バルブ間の中点(44)に接続された第1の端部を介して、さらに電流バルブの他方の直列接続(43)の2つの電流バルブ間の中点(45)に接続された他方の端部を介してコンバータに接続されることを特徴とするコンバータ。
- 請求項1−11のいずれかの項に記載のコンバータであって、前記一方の極導体(19)は高電位とされ、他方の極導体(20)は直流電圧網のいわゆるモノポーラ動作のためにアースに近い電位とされることを特徴とするコンバータ。
- 請求項1−11のいずれかの項に記載のコンバータであって、両方の極導体(19,20)がいわゆるバイポーラ動作のために反対符号の同量の高電位とされることを特徴とするコンバータ。
- 請求項1記載のコンバータであって、少なくとも1つのインダクタおよびハイパスフィルタ(52−54)が各電流バルブと変圧器の巻線間に配置されて交流電圧網へ向かう高調波を低減しさらに変圧器上のストレスを低減することを特徴とするコンバータ。
- 請求項1−14のいずれかの項に記載のコンバータであって、高電圧直流(HVDC)を送電する直流電圧網に接続されることを特徴とするコンバータ。
- 請求項1−15のいずれかの項に記載のコンバータであって、10−400kV、好ましくは50−400kV、の範囲内の高電圧を直流電圧網で送るように設計されることを特徴とするコンバータ。
- 請求項1−16のいずれかの項に記載のコンバータであって、前記ターンオフ型の半導体素子(10)は絶縁ゲートを有するバイポーラトランジスタにより構成されることを特徴とするコンバータ。
- 請求項1−16のいずれかの項に記載のコンバータであって、前記ターンオフ型の半導体素子(10)はゲートターンオフ型のサイリスタにより構成されることを特徴とするコンバータ。
- 請求項1−18のいずれかの項に記載のコンバータであって、各電流バルブ(4−9,33−36)が直列接続された複数のターンオフ型半導体素子(10)および直列接続された複数の整流部材(11)を含むことを特徴とするコンバータ。
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