JP4490242B2 - Icタグ収納ラベル - Google Patents

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本発明は、ICタグを収納するラベルに関し、特に、マラソンレースやオリエンテーリングなどの競技会やスポーツ行事で使用するゼッケンの裏面に、非接触型のICタグを収納した状態で貼着しうるラベルに関する。
従来、マラソンレースやオリエンテーリングなどの競技会やスポーツ行事では、参加者が胸と背中に付けたゼッケンに表示したゼッケン番号で、着順や順位を管理するのが一般的である。ところが、このゼッケン番号による管理は、審判員などの視認によるのが通常であるため、参加者が多人数の場合には、管理側も多数の人員が必要となり、対応が困難となる。例えば、参加者が多人数の場合には、十数人が固まってゴールするという事態がしばしば起きるが、この場合に、各参加者の着順やゴール時間を正確に把握するのは、困難である。
一方、参加者が千人単位となる市民マラソン大会などでは、スタート地点において、参加者の最前列にいる者と最後列にいる者との距離は、数十メートルから場合によっては数百メートルに及ぶことがあり、最後列にいる者はスタート時点において不利益を被っているという不都合がある。この不都合を解消するには、各参加者毎に、スタートライン通過時刻を把握して、ゴールラインまでの所定距離における正味の所要時間を計測する必要があるが、上記ゼッケン番号による人的管理では実現不可能であった。
このような事情に鑑み、近年、例えばゼッケン番号に対応するID番号をあらかじめ登録した、読み取り装置と非接触で登録データの読み取りが可能な非接触型のICタグを利用して、参加者のスタート時間、ゴール時間、途中のチェックポイントの通過時間を把握し、所要タイムや着順を決定することが行われている。前記ICタグは、参加者が身に付けることが必要である一方、高価なこともあって、ゴール後に再利用のため回収しているのが現状である。そして、この回収可能な取り付け手段としては、ICタグを専用のリストバンドに固定したり、ICタグを参加者の靴に靴紐を利用して取り付けたり、ICタグをゼッケンに切り離し可能に連接した折返し部で包み込んで保持したりしている。しかし、専用のリストバンドを用意するのはコストの面で難点があり、また、靴に取り付けた場合は違和感があって走りにくいという不都合があるため、ゼッケンに取り付けるのが好ましい。
特開平8−847号公報 特開2004−5780号公報
ところが、上記特許文献1で提案されているゼッケンに折返し部を設けてICタグを取り付ける構造では、ICタグの収納空間が小さく、また、包み込み動作時には収納空間の周囲に粘着剤が露出しているので、粘着剤にICタグが接触しないように行うICタグの収納作業は、収納位置や折り位置の正確な位置決めを要する煩雑な作業となる、という不都合があった。また、ICタグを包み込んだシート状折返し部を破断して、ICタグを取り出す作業も繁雑である、という不都合もあった。本発明は、このような不都合を解消した、ゼッケンにICタグを取り付けるためのICタグ収納ラベルを提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明の請求項1に係るICタグ収納ラベルは、基材の裏面に粘着剤を設けるとともに剥離紙で被覆し、前記基材の表面には樹脂フィルムをICタグ収納空間を形成するように周縁において接着し、前記剥離紙と前記基材には、前記ICタグ収納空間に非接触型のICタグを収納するための挿入口を形成する一方、前記樹脂フィルムには、互いに直交方向に伸びるミシン目、例えば、横方向に伸びるミシン目と、このミシン目の中央部から縦方向に伸びるミシン目とからなり、両ミシン目の交わる部分が破断開始端となる破断用ミシン目を設けたものである。
また、同じく上記目的を達成するために本発明の請求項2に係るICタグ収納ラベルは、上記請求項1に係るICタグ収納ラベルの構成において、破断用ミシン目の破断開始端を円弧状スリットで形成したことを特徴とする。
本発明の請求項1に係るICタグ収納ラベルによれば、ICタグの収納空間に粘着剤が露出していないので、その収納動作が容易であり、このICタグ収納後に剥離紙を剥離して露出した基材の粘着剤によって、ゼッケンの裏面の所望位置に貼付することができる一方、ICタグの取り出しは、破断用ミシン目を破断して開くと大きな開口が形成できるので、ゼッケンを装着したままの状態でも、参加者(装着者)自身がゼッケンの裏側に手を入れて破断用ミシン目を破断し、容易に行うことができる、という効果を奏する。
本発明の請求項2に係るICタグ収納ラベルによれば、破断用ミシン目の破断開始端を円弧状スリットで形成することによって、このスリット部分を摘むことができるので、破断用ミシン目の破断作業がより容易になる、という効果を奏する。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図面に基づき説明する。ここにおいて、図1はICタグ収納ラベルの正面図、図2は同じく背面図、図3は図1のA−A線断面図、図4は接着構造を示す概略的な部分拡大断面図、図5はICタグを収納したICタグ収納ラベルをゼッケンの裏面に貼付した状態を示す正面図、図6は図5のB−B線断面図、図7は破断用ミシン目の破断状態を示す正面図である。
図1〜図4に示すように、ICタグ収納ラベル1は、基材2の裏面に粘着剤3を設けるとともに剥離紙4で被覆し、前記基材2の表面には透明な樹脂フィルム5をICタグ収納空間7を形成するように周縁において粘着剤6で接着している。なお、粘着剤3,6については図4にのみ示している。また、前記剥離紙4と前記基材2には、前記ICタグ収納空間7に公知の非接触型のICタグ8(図5参照)を収納するための挿入口9をスリットで形成している。さらに、前記剥離紙4には、その剥離動作を容易にするための剥離開始端を形成すべくスリット10を設けている。
図1に示すように、樹脂フィルム5には、ICタグ収納空間7に対応する部分に、互いに直交方向に伸び、全体がほぼ逆T字状の破断用ミシン目11a,11b,11cを設け、この破断用ミシン目11a,11b,11cの破断開始端となる互いの交わる部分を、円弧状スリット12で形成し、指で摘めるようにしている。
続いて、上述したICタグ収納ラベル1の使用方法を説明する。まず、参加者のゼッケン番号と一対一で対応するID番号(通常はゼッケン番号と同一番号)をあらかじめ登録した非接触型のICタグ8を、挿入口9からICタグ収納空間7に挿入して、前記ICタグ8を前記ICタグ収納ラベル1に収納する(図5,図6参照)。ここで、樹脂フィルム5は透明なので、ICタグ8の収納状態を確認可能である。なお、前記ICタグ8は公知のものから適宜選択して使用すればよい。次に、剥離紙4を剥離して粘着剤3を露出し、この粘着剤3によって基材2を、前記ICタグ8に登録したID番号に対応するゼッケン番号(図示せず)のゼッケン13の裏面に貼着する。これによって、図5及び図6に示すように、開口部9はゼッケン13の裏面で閉鎖されるので、前記ICタグ8は、前記ICタグ挿入空間7に閉塞収納された状態で、ゼッケン13に取り付けられることとなる。参加者はこのゼッケン13を受け取って、従来と同様に、安全ピンなどを用いてゼッケン13を各自のシャツに取り付ける。
このようにして、ICタグ8は常に参加者とともにあるとともに、参加者が違和感を覚えることはなく、通常状態で走ることができる一方、この走行中に前記ICタグ8がICタグ収納ラベル1から脱却することはない。そして、前記ICタグ8に登録したID番号を検出することで、この検出したID番号に対応するゼッケン番号の参加者を特定することができる。このICタグ8の検出及びこの検出に基づく所要タイムの算出や着順の決定は、従来公知の方法で行うことができる。
ICタグ8の回収は、ゴール後の参加者が、ゼッケン13の裏面側に手を入れ、円弧状スリット12部分を摘んで引き上げると、前記各ミシン目11a,11b,11cは破断し、図7に示すように、三角形状の大きな開口が形成されるので、ここからICタグ8を取り出せばよいものである。このように、本実施形態にあっては、ゼッケン13を取り外すことなく、ICタグ8の回収が可能である。もちろん、ゼッケン13を取り外した後に、各ミシン目を11a,11b,11cを破断して、ICタグ8を回収することもできる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、例えば、破断用ミシン目11a,11b,11cの破断開始端に設ける指で摘む部分を形成するスリット12は、円弧状などの曲線状ではなく、山型などの直線状でもよい。また、各ミシン目11a,11b,11cの交わる所定長部分をスリットに替えて、破断開始端としてもよい。さらに、樹脂フィルム5は透明でなくてもよいものである。
ICタグ収納ラベルの正面図。 同じく背面図。 図1の概略的なA−A線断面図。 接着構造を示す概略的な部分拡大断面図。 ICタグを収納したICタグ収納ラベルをゼッケンの裏面に貼付した状態を示す正面図。 図5のB−B線断面図 破断用ミシン目の破断状態を示す正面図。
符号の説明
1 ICタグ収納ラベル
2 基材
3,6 粘着剤
4 剥離紙
5 樹脂フィルム
7 ICタグ収納空間
8 ICタグ
9 挿入口
10 スリット
11a,11b,11c ミシン目
12 円弧状スリット
13 ゼッケン

Claims (2)

  1. 基材の裏面に粘着剤を設けるとともに剥離紙で被覆し、前記基材の表面には樹脂フィルムをICタグ収納空間を形成するように周縁において接着し、前記剥離紙と前記基材には、前記ICタグ収納空間に非接触型のICタグを収納するための挿入口を形成する一方、前記樹脂フィルムには、互いに直交方向に伸びるミシン目からなり、両ミシン目の交わる部分が破断開始端となる破断用ミシン目を設けたことを特徴とするICタグ収納ラベル。
  2. 破断用ミシン目の破断開始端を円弧状スリットで形成したことを特徴とする請求項1記載のICタグ収納ラベル。
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