JP4488952B2 - 通信システム - Google Patents

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本発明は通信システムに関し、例えば、複数拠点を有する、発信規制機能に対応したIP−PBXシステムに適用し得るものである。
IPネットワークを介した通信の普及により、東京、大阪などの離れている複数の拠点を有するIP−PBXシステムも実現されつつある。
図2は、従来のIP−PBXシステムの構成例を示すブロック図である。図2において、複数の拠点BS−1〜BS−Nにはそれぞれ、端末13−1〜13−Nを収容したPBX12−1〜12−Nと、その拠点でのサーバ機能を担っている拠点サーバ11−1〜11−Nとが設けられており、以上のような拠点BS−1〜BS−N毎の構成が、IPネットワーク10を介して接続されている。
ところで、今日においては、例えば、一度勧誘を断った顧客に対しては、会社の担当者が変わったとしても、再度、勧誘の電話をかけないようにすることが好ましい状況になってきた(商品取引所法)。このような要求を充足するため、IP−PBXシステムにおいても、発信規制に対応できるような構成が検討されている。一例としては、全ての拠点サーバ11−1〜11−Nに同一の発信規制番号のデータを登録しておき、ある端末13−n(nは1〜N)が外線発信した際には、その端末13−nを収容しているPBX12−nが、同一拠点の拠点サーバ11−nにその外線番号が発信規制されている番号か否かを問い合わせ、その問い合わせ結果に応じて発信規制を行うか外線発信を許容するか定めるようにすることが考えられている。
ここで、全ての拠点サーバ11−1〜11−Nに同一の発信規制番号のデータを登録する方法としては、特許文献1に記載の方法を準用することができる。
すなわち、図示しないセンタサーバが、発信規制番号のデータ群を取り込み、その取り込んだ発信規制番号のデータ群を圧縮し、全ての拠点サーバ11−1〜11−Nに配信し、効率的な配信を実行する。
特開2000−357140号公報
しかしながら、上述したような発信規制方法である場合、拠点サーバに障害が発生したり、同一拠点のPBX及び拠点サーバ間に通信障害が発生したりしたときに、PBXが、同一拠点の拠点サーバに外線番号が発信規制されている番号か否かを問い合わせても返答を得ることができない。
このような返答が得られない場合を、PBXが「規制なし」と捉えたならば発信規制機能が無意味となり、PBXが「規制」と捉えたならば全ての外線発信が拒否され、その拠点がデッド状態になったと同様になる。
このような拠点サーバの障害等の発生時には、図示しないセンタサーバや予備サーバを問い合わせ先に変更することも考えられるが、センタサーバや予備サーバに係るトラフィックが増大する。センタサーバの場合であれば、センタサーバが担っている他の機能に悪影響を及ぼす恐れがある。また、予備サーバであれば、予備サーバをわざわざ設けなければならないという課題もある。
そのため、拠点サーバの障害等の発生時でも、トラフィックの偏りをできるだけ発生させずに、しかも、システム要素を増大させることなく、その拠点の端末からの発信などに対する規制処理を実行できる通信システムが望まれている。
かかる課題を解決するため、本発明は、通信規制のアドレス情報を格納した拠点サーバと、端末を収容し、他の端末との接続機能を担う拠点通信装置とを有する、複数の拠点システムが、ネットワークを介して接続されている通信システムであって、(1)上記各拠点サーバが、(1−1)到来したチェック用データを送信元に折り返すチェック用データ折返し部と、(1−2)全ての拠点について共通な通信規制のアドレス情報を記憶している規制情報記憶部と、(1−3)アドレス情報を含む問い合わせに対し、上記規制情報記憶部にそのアドレス情報が格納されているか否かの問い合わせ結果を返信する問合せ応答部とを有し、(2)上記各拠点通信装置が、(2−1)所定周期毎のヘルスチェックによって見直される、拠点サーバ毎の問合せ順位を記憶している問合せ順位記憶部と、(2−2)収容端末からの通信要求時に、通信先のアドレス情報を含む問い合わせを、上記問合せ順位記憶部に記憶されている問合せ順位で定まるいずれかの上記拠点サーバに対して送信する規制問合せ部と、(2−3)返信された問い合わせ結果に基づき、収容端末からの通信要求を許容し、又は、規制する規制実行制御部とを有することを特徴とする。
本発明の通信システムによれば、拠点サーバの障害発生時でも、トラフィックの偏りを抑えつつ、しかも、システム要素を増大させることなく、その拠点の端末からの発信などに対する規制処理を実行できるようになる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による通信システムを、IP−PBXシステムに適用した第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態のIP−PBXシステム1の構成を示す機能ブロック図であり、上述した図2との同一、対応部分には同一符号を付して示している。なお、図1は、発信規制の機能に着目して記載しているものである。
図1において、第1の実施形態のIP−PBXシステム1も、複数の拠点BS−1〜BS−Nの構成がIPネットワーク10を介して接続されている。各拠点BS−1、…、BS−Nはそれぞれ、拠点サーバ11−1〜11−Nと、端末13−1〜13−Nを収容したPBX12−1〜12−Nとを有する。また、センタサーバ14も、IPネットワーク10に接続されている。
センタサーバ14は、例えば、パソコンなどの情報処理装置でなり、発信規制の機能面からは、発信規制番号登録部21及び発信規制番号配信部22などを有する。
発信規制番号登録部21は、キーボードやディスプレイなどの入出力手段からの入力により、又は、記憶媒体などのアクセス装置や、他の装置からの転送などにより、発信規制番号の登録や登録削除などのデータを受け入れて内蔵するデータベースに記憶させるものである。
発信規制番号配信部22は、発信規制番号のデータ群を全ての拠点サーバ11−1〜11−Nに配信するものであり、その配信方法は問わない。なお、配信は、今までとの差分のデータだけを配信ものであっても良い。
端末13−1〜13−Nは、ソフトフォンやIP電話機などが該当するが、その他の端末であっても良い。例えば、携帯端末がアクセスポイント装置などを介してPBX12−1〜12−Nに接続されている態様も、この実施形態の端末の概念に含まれる。また例えば、アナログ電話機をゲートウェイ装置その他の中間装置を介して、PBX12−1〜12−Nに接続されている態様も、この実施形態の端末の概念に含まれる。
PBX12−1〜12−Nは、内線接続、内線−外線接続処理などを行うものである。この実施形態の場合、網がIPネットワーク10であるので、外線接続処理はIPパケットの送受などの処理になる。PBX12−1〜12−Nは、PBX12−1について詳細に記載しているように、発信規制の機能面からは、ヘルスチェック部31、拠点サーバ状態記憶部32、問合せ順位決定部33、発信規制問合せ部34及び発信規制実行制御部35などを有する。
ヘルスチェック部31は、所定周期(例えば3分)毎にヘルスチェックを行うものである。ヘルスチェック部31は、同一拠点の拠点サーバ(例えば11−1)だけでなく、他の拠点の拠点サーバ(例えば11−2〜11−N)のヘルスチェックも行うものである。ここでのヘルスチェックは、チェック対象の拠点サーバにチェック用データを送信し、拠点サーバで折り返されたチェック用データを確認するものである。ヘルスチェック部31は、送信後、折り返し監視時間(例えば3秒)を超えても返信されてこない場合には、その拠点サーバに障害があったものと判断する。また、ヘルスチェック部31は、折り返し監視時間内で返信されてきたが、返信されたチェック用データが、送信したチェック用データと所定ビット数以上異なる場合にも、その拠点サーバに障害があったものと判断する。ヘルスチェック部31は、折り返し監視時間内に、エラービットが所定ビット数未満のチェック用データが返信されてきたときには、送信時点から返信受信時点までの時間を、拠点サーバ状態記憶部32のその拠点サーバの往復時間のフィールド(図3参照)に書き出す。なお、障害が発生していることも往復時間のフィールドに書き込まれる。
拠点サーバ状態記憶部32は、例えば、図3に示すような拠点サーバ状態テーブルTBLを記憶しているものである。拠点サーバ状態テーブルTBLにおける各レコードは、各拠点サーバのIPネットワーク10上でのアドレス情報(ヘルスチェックや問い合わせのデータ授受を実行できるアドレス)、最新のヘルスチェックでの往復時間(障害発生の旨も含む)、問合せ順位のフィールドから構成されている。
問合せ順位決定部33は、ヘルスチェック部31からの、今回のヘルスチェックの終了通知により起動されるものであり、拠点サーバ状態テーブルTBLの往復時間フィールドの格納内容に基づいて、全ての拠点サーバに対する、発信規制の問合せ順位を決定するものである。同一拠点の拠点サーバに障害が発生していない限り、同一拠点の拠点サーバの問合せ順位を「1番」にする。その他の拠点サーバについては、障害が発生していない拠点サーバについて、往復時間が短いものから高い順番を設定する。
発信規制問合せ部34は、収容している内線端末が外線番号を特定して外線発信を要求したときに起動されるものであり、拠点サーバ状態テーブルTBLの問合せ順位に従って定まる拠点サーバに対し、その外線番号が発信規制番号に該当するか否かを問い合わせるものである。発信規制問合せ部34は、まず、最も高い順位の拠点サーバに対して問い合わせを行う。ここで、所定時間(例えば2秒)内に問い合わせ結果が返信されない場合には、拠点サーバ状態テーブルTBLのその拠点サーバの往復時間のフィールドに障害発生を書き込むと共に、問合せ順位のフィールドを空欄にし、次の順位の拠点サーバに対して問い合わせを行い、問い合わせに対する結果が得られるまで、以下、同様に、問い合わせる拠点サーバを切り替える処理を行う。
発信規制実行制御部35は、発信規制問合せ部34が得た問い合わせに対する結果が「規制なし」の場合、その外線番号の外線端末との呼接続動作を起動し、問い合わせ結果が「発信規制」の場合に、呼接続動作を起動させることなく(すなわち、外線発信を拒否し)、音声ガイダンスや所定のトーン音などで、外線発信を要求した内線端末にその外線端末が発信規制対象になっていることを通知するものである。
拠点サーバ11−1〜11−Nは、例えば、パソコンなどの情報処理装置でなり、発信規制の機能面からは、拠点サーバ11−1に詳細に示すように、チェック用データ折返し部41、発信規制番号データベース42、発信規制番号受信格納部43及び問合せ応答部44などを有する。なお、拠点サーバ11−1〜11−NはPBX12−1〜12−Nに組み込まれて構成されているものであっても良い。
チェック用データ折返し部41は、いずれかのPBX12−1〜12−Nが送信したチェック用データを受信したときに、そのPBX12−1〜12−Nに折り返し返信するものである。
発信規制番号データベース42は、その時点で発信規制する外線番号のデータ群を格納しているものである。
発信規制番号受信格納部43は、センタサーバ14が配信した発信規制番号のデータ群を発信規制番号データベース42に格納させるものである。なお、センタサーバ14からの配信が、今までとの差分のデータだけであると、発信規制番号受信格納部43は、受信した差分データに応じ、発信規制番号データベース42に対する書き換え処理などを行う。
問合せ応答部44は、いずれかのPBX12−1〜12−Nからある外線番号が発信規制番号に該当するか否かの問い合わせが与えられたときに、その外線番号が、発信規制番号データベース42に格納されているかを検索し、検索で発信規制番号データベース42に見付からない場合には「規制なし」を問い合わせ元のPBX12−1〜12−Nに返信し、発信規制番号データベース42に存在している場合には「発信規制」を問い合わせ元のPBX12−1〜12−Nに返信するものである。
(A−2)第1の実施形態の動作
以下、第1の実施形態のIP−PBXシステム1の特徴的な動作を、図4のシーケンス図を参照しながら説明する。なお、図4は、PBX12−1が問い合わせ主体の場合を示している。
全ての拠点サーバ13−1〜13−Nの発信規制番号データベース42には、センタサーバ14が配信した発信規制番号のデータ群が格納されている。
PBX12−1は、前回のヘルスチェックで同一拠点BS−1の拠点サーバ11−1が正常であるときには、内線端末の外線発信要求により必要となった発信規制の問い合わせを、同一拠点の拠点サーバ11−1に対して行い(S1)、その問い合わせ結果に応じ(S2)、外線発信を許可したり規制したりする(S3)。なお、この際に、問い合わせ結果が返信されてこない場合には、後述するように、他の拠点の拠点サーバに対する問い合わせを行う(S13参照)。
PBX12−1のヘルスチェック部31は、内蔵するタイマに基づいて所定周期(例えば、3分)毎にヘルスチェックを開始する。ここで、今回のヘルスチェックの開始前に、同一拠点BS−1の拠点サーバ11−1に障害が発生していたとする(S4)。
PBX12−1は、まず、同一拠点BS−1の拠点サーバ11−1にチェック用データを送信するが(S5)、チェック用データが折り返し監視時間(例えば3秒)を超えても戻ってこないので、拠点サーバ状態記憶部32のその拠点サーバ11−1の欄に「障害発生」を書き込む(S6)。続いて、他の全ての拠点サーバ(ここでは11−2及び11−3とする)に対しても、チェック用データの送信及び受信時の拠点サーバ状態記憶部32への往復時間の書込みを行う(S7〜S12)。図4は、他の拠点サーバ11−2及び11−3が正常な場合を記載しているが、障害発生であれば、拠点サーバ状態記憶部32に「障害発生」を書き込む。
以上のようなヘルスチェックが終了すると、PBX12−1の問合せ順位決定部33は、問合せ順位の決定を行って拠点サーバ状態記憶部32に書き込む(S13)。同一拠点BS−1の拠点サーバ11−1に障害が発生しているので、問合せ順位決定部33は、他の拠点サーバ11−2及び11−3に関する往復時間だけに基づいて順位付けを行う。拠点サーバ11−2の往復時間の方が拠点サーバ11−2の往復時間より短いとすると、問合せ順位決定部33は、拠点サーバ11−2について「1番」、拠点サーバ11−3について「2番」を、拠点サーバ状態記憶部32を書き込む。
このような順位付けが行われた後、内線端末の外線発信要求により、発信規制の問い合わせが必要になると、PBX12−1は、拠点サーバ状態記憶部32の問合せ順位に基づき、他の拠点BS−2の拠点サーバ11−2に対して問い合わせを行い(S14)、その問い合わせ結果に応じ(S15)、外線発信を許可したり規制したりする(S16)。
(A−3)第1の実施形態の効果
上記第1の実施形態によれば、同一拠点の拠点サーバに障害が発生しても、PBXは、他の拠点サーバの記憶情報に基づいて、発信規制制御を行うことができる。すなわち、同一拠点の拠点サーバの障害前と同等のサービスを提供することができる。
かくするにつき、予備サーバなどの専用的なサーバを用意しなくても良く、システム構成を複雑とすることもない。
仮に、同一拠点の拠点サーバに障害が発生したときに、センタサーバに問い合わせる場合には、センタサーバのトラフィック量が増大し、他のサービス提供に悪影響を及ぼす可能性があるが、他の拠点サーバが問い合わせ先であるので、このようなことを防止できる。
しかも、問い合わせ先の他の拠点サーバは、ヘルスチェックに係るチェック用データの往復時間に基づいているので、距離が近くてもその時点のトラフィック量が多い他の拠点サーバより、その時点のトラフィック量が少ないために往復時間が短くなった他の拠点サーバが問い合わせ先となり、問い合わせのための通信によるトラフィック量の増大の影響を最小限にとどめることができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明による通信システム及び発信規制方法を、IP−PBXシステムに適用した第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図5は、第2の実施形態のIP−PBXシステム1Aの構成を示す機能ブロック図であり、上述した図1との同一、対応部分には同一符号を付して示している。
第2の実施形態のIP−PBXシステム1Aは、各拠点BS−n(nは1〜N)毎の拠点サーバ11−n及びPBX12−n、並びに、センタサーバ14に加え、ヘルス管理サーバ15もIPネットワーク10に接続されている。
上述した第1の実施形態の場合、各PBX12−1〜12−Nがそれぞれ、全ての拠点サーバ11−1〜11−Nのヘルスチェックを行うものであったが、この第2の実施形態の場合、ヘルス管理サーバ15が、全ての拠点サーバ11−1〜11−Nのヘルスチェックを行い、各拠点のPBX12−1〜12−Nに与える問い合わせの順位付けを作成し、各拠点のPBX12−1〜12−Nに送信するものである。
この第2の実施形態のPBX12−1〜12−Nは、詳細構成は省略するが、ヘルス管理サーバ15から与えられた問い合わせの順位付けを記憶し、外線発信の際の規制問い合わせをその順位付けにより定まる拠点サーバに対して行うものである。
ヘルス管理サーバ15は、例えば、パソコンなどの情報処理装置が該当し、機能的には、ヘルスチェック部51、拠点サーバ状態記憶部52及び拠点別問合せ順位決定送信部53を有する。なお、ヘルス管理サーバ15がセンタサーバ14と同一のパソコン上に構築されていても良い。
ヘルスチェック部51は、所定周期(例えば3分)毎に、全ての拠点サーバ11−1〜11−Nのヘルスチェックを行うものであり、拠点サーバ状態記憶部52は、ヘルスチェック時に必要となる各拠点サーバ11−1〜11−Nのアドレス情報に対応付けて第1の実施形態で説明したようなヘルスチェック結果(障害発生、往復時間)を格納するものである。
拠点別問合せ順位決定送信部53は、拠点サーバ状態記憶部42に全ての拠点サーバ11−1〜11−Nのヘルスチェック結果が格納されたときに起動されるものである。拠点別問合せ順位決定送信部53は、ある拠点BS−nが対象となると、例えば、拠点サーバ状態記憶部52の記憶内容に基づき、その拠点BS−nのPBX12−nがヘルスチェック元となってヘルスチェックを行ったと仮定した場合のヘルスチェック結果を形成し、内部にバッファリングする。例えば、障害発生の拠点サーバについては、仮定のヘルスチェック結果でも「障害発生」とする。往復時間が記載されている拠点については、その拠点とヘルス管理サーバ15の位置とで予め定めている補正パラメータを適用して往復時間を修正し、仮定のヘルスチェック結果にする。以上のようにして、仮定のヘルスチェック結果を定めた後では、第1の実施形態と同様にして、問い合わせの順位付けを行い、得られた順位付け情報を、今、対象となっている拠点のPBX12−nに送信する。
以上の点を除けば、第1の実施形態の通信システムとほぼ同様であるので、その説明は省略する。
第2の実施形態によっても、第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。さらに、第2の実施形態によれば、ヘルスチェックを1本化して行うので、ヘルスチェックに伴うトラフィック量を第1の実施形態より抑えることができるという効果をも奏する。
(C)他の実施形態
上記各実施形態の説明では、ネットワークがIPネットワークの場合を示したが、他のネットワーク(例えばPSTN)の場合であっても本発明の技術思想を適用することができる。
また、上記各実施形態では、発信規制の態様が発信を拒否するものであったが、発信規制の番号の場合には予め定めた番号への転送発信を行うようにしても良い。例えば、転送先を自動応答用のコールサーバにしても良い。
さらに、上記各実施形態では、各拠点にはPBXが1個のものを示したが、2個以上あっても良く、また、2個も、図6に示すような縦続的に接続されたものであっても良い。
さらにまた、上記各実施形態では、電話通信用の通信システムに本発明を適用したものを示したが、eメール等の発信規制機能を有する通信システムにも本発明の技術思想を適用することができる。
第1の実施形態のIP−PBXシステムの構成を示す機能ブロック図である。 従来のIP−PBXシステムの構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の拠点サーバ状態テーブルの構成例を示す説明図である。 第1の実施形態のIP−PBXシステムの動作を示すシーケンス図である。 第2の実施形態のIP−PBXシステムの構成を示す機能ブロック図である。 変形実施形態の説明図である。
符号の説明
BS−1〜BS−N…拠点、1、1A…IP−PBXシステム、10…IPネットワーク、11−1〜11−N…拠点サーバ、12−1〜12−N…PBX、13−1〜13−N…端末、14…センタサーバ、15…ヘルス管理サーバ、31…ヘルスチェック部、32…拠点サーバ状態記憶部、33…問合せ順位決定部、34…発信規制問合せ部、35…発信規制実行制御部、41…チェック用データ折返し部、42…発信規制番号データベース、43…発信規制番号受信格納部、44…問合せ応答部、51…ヘルスチェック部、52…拠点サーバ状態記憶部、53…拠点別問合せ順位決定送信部。

Claims (3)

  1. 通信規制のアドレス情報を格納した拠点サーバと、端末を収容し、他の端末との接続機能を担う拠点通信装置とを有する、複数の拠点システムが、ネットワークを介して接続されている通信システムであって、
    上記各拠点サーバが、
    到来したチェック用データを送信元に折り返すチェック用データ折返し部と、
    全ての拠点について共通な通信規制のアドレス情報を記憶している規制情報記憶部と、
    アドレス情報を含む問い合わせに対し、上記規制情報記憶部にそのアドレス情報が格納されているか否かの問い合わせ結果を返信する問合せ応答部とを有し、
    上記各拠点通信装置が、
    所定周期毎のヘルスチェックによって見直される、拠点サーバ毎の問合せ順位を記憶している問合せ順位記憶部と、
    収容端末からの通信要求時に、通信先のアドレス情報を含む問い合わせを、上記問合せ順位記憶部に記憶されている問合せ順位で定まるいずれかの上記拠点サーバに対して送信する規制問合せ部と、
    返信された問い合わせ結果に基づき、収容端末からの通信要求を許容し、又は、規制する規制実行制御部とを有する
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 上記各拠点通信装置が、
    全ての上記拠点サーバに対し、チェック用データの授受によるヘルスチェックを行うヘルスチェック部と、
    ヘルスチェックで障害発生と認識した拠点サーバを除いた、正常の拠点サーバについてのチェック用データの折返し時間に基づいて、当該拠点での上記問合せ順位を決定する問合せ順位決定部とをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 全ての上記拠点に共通なヘルス管理サーバを備え、
    このヘルス管理サーバが、
    全ての上記拠点サーバに対し、チェック用データの授受によるヘルスチェックを行うヘルスチェック部と、
    ヘルスチェックで障害発生と認識した拠点サーバを除いた、正常の拠点サーバについてのチェック用データの折返し時間に基づいて、各拠点での上記問合せ順位をそれぞれ決定し、該当する拠点の拠点通信装置に送信する拠点別問合せ順位決定送信部とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
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