JP4487750B2 - ビデオキャビネットおよび基板固定機構 - Google Patents

ビデオキャビネットおよび基板固定機構 Download PDF

Info

Publication number
JP4487750B2
JP4487750B2 JP2004350167A JP2004350167A JP4487750B2 JP 4487750 B2 JP4487750 B2 JP 4487750B2 JP 2004350167 A JP2004350167 A JP 2004350167A JP 2004350167 A JP2004350167 A JP 2004350167A JP 4487750 B2 JP4487750 B2 JP 4487750B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
substrate
sub
board
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004350167A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006165055A (ja
Inventor
靖久 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2004350167A priority Critical patent/JP4487750B2/ja
Publication of JP2006165055A publication Critical patent/JP2006165055A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4487750B2 publication Critical patent/JP4487750B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

本発明は、ビデオキャビネットおよび基板固定機構に関し、特に主基板に対して立設されるビデオキャビネットおよび基板固定機構に関する。
従来、この種の基板固定機構として、放熱板とともにサブ基板にも切り欠きを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、放熱板をサブ基板側に折り曲げてサブ基板の保持部を形成するものや、さらにこの保持部とサブ基板とをビス止め固定したものが知られている(例えば、非特許文献1の図1,図3参照。)。
かかる構成によれば、いずれの構成においてもサブ基板を放熱板に対して確実に固定させることが可能となる。
特願平5−259661号公報 登録第3057627号公報
前者のビデオキャビネットおよび基板固定機構においては、サブ基板にも切り欠きを設ける必要があるため、本来は必要とされないサブ基板の外形加工を行う必要となる。従って、工程数が増加してコストも増加するという課題があった。さらに、サブ基板に切り欠きを設けるため、サブ基板における切り欠き部の周辺の強度が弱くなる。そのため、サブ基板に備えられた外部接続端子にジャックの接続等によりサブ基板に荷重がかかるとサブ基板が破損してしまうという課題があった。
一方、後者の基板固定機構においても、サブ基板を放熱板に対してビス止めすることにより組み付け作業が煩雑となるという課題もあった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、工程数やコストを最小限に抑えたビデオキャビネットおよび基板固定機構の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、主基板に立設して固定される板状部材と、同主基板に対して電気的に接続しつつ立設して固定されるサブ基板と、上記板状部材において上記サブ基板を保持する基板保持部とを具備するビデオキャビネットにおいて、
上記基板保持部は上記板状部材の上端部から所定の高さまで下方に向けて形成した上記主基板に垂直なスリットであり、上記サブ基板は、上記スリットの下端より高い部分のみを上記スリットより奥方まで延設して形成した上記スリットに厚み方向を挟まれる挿入部と、外部接続端子と、上記挿入部において上記スリットをその厚み方向両外側から挟む位置に上記スリットと平行の二本の帯状に形成された電気的に他の箇所と接続されない浮きランドと、上記浮きランド上に上記挿入部と上記スリットの壁面とで形成される隙間より高く形成された半田バンプとを具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項1の発明において、主基板に立設した状態で固定される板状部材の上端部から所定の高さまで下方に向けて上記主基板に垂直に上記基板保持部としてのスリットを形成する。上記サブ基板には上記スリットの下端より高い部分のみを上記スリットより奥方まで延設した挿入部が形成され、同挿入部を上記スリットに挿入する。このとき、上記挿入部は上記スリットによって厚み方向に挟まれて支持されるため、上記サブ基板を上記主基板に対して立設した状態で支持することができる。
上記板状部材は放熱板であるためサブ基板を立設した状態で支持するための専用部材等を新規に配設する必要はなくて済む。上記放熱板がL字状に交差する幅広な面と幅狭な面とで構成される場合、同幅広な面と幅狭な面はともに上記主基板に対して立設されてもよい。そして、上記幅狭な面には上記スリットが形成されてもよい。一方、上記サブ基板には外部接続端子が備えられるとともに上記主基板に対しては電気的に接続されている。上記挿入部における上記スリットをその厚み方向両外側から挟む位置には電気的に他の箇所と接続されない浮きランドが形成されている。同浮きランドは、上記スリットに対して平行な帯状となるように二本形成されている。さらに、上記浮きランドの上には上記挿入部と上記スリットの壁面とで形成される隙間より高さが高い半田バンプが形成されている。
すなわち、上記半田バンプを上記スリットの厚み方向にずらそうとすると上記スリットの周辺に同半田バンプが干渉する。上記半田バンプが形成される上記浮きランドは、上記スリットを厚み方向両外側から挟む位置に帯状に上記スリットに対して平行に二本形成されるため、上記サブ基板は上記スリットの厚み方向に固定される。従って、上記サブ基板における上記主基板に対して電気的に接続する接続部位がぐらつくことを防止できる。すなわち、上記サブ基板に備えられた外部接続端子に外部から接続したときにかかる荷重によって上記主基板に対する接続部位が破損することを防止できる。
上記半田バンプが上記スリットの周辺を押しつける荷重の方向は上記スリットの厚み方向となるこの荷重の方向は上記幅広な面の幅方向と一致することとなる。すなわち、上記幅広な面の下端面は上記主基板に接触し、この下端面にて上記放熱板にかかる荷重に対抗することとなる。この場合、上記放熱板にかかる荷重を同荷重のかかる方向に分散させやすいとともに、同荷重のかかる方向に上記放熱板がぐらつくことも防止される。
また、上記サブ基板を組み付ける際には、上記半田バンプが上記スリットを両側からガイドするため、上記挿入部を上記スリットに挿入させやすい。上記挿入部における上記スリットの挿入位置は上記半田バンプにより明らかとなるため、上記サブ基板の上記主基板に対する位置決めもしやすくなる。
上記半田バンプと上記スリットの接触部に過度の荷重かかかった場合に、上記浮きランドが上記半田バンプとともにサブ基板の基材から剥離したとしても、上記浮きランドは電気的に他の箇所と接続がなされていないため、電気的な不良を発生させる可能性はない。
ここで、上記浮きランドを形成するに当たっては、上記サブ基板における他のプリント配線を形成する際に形成すればよい。このようにして形成すれば、上記浮きランドを形成するために工程数やコストを最小限に抑えることができる。同様に、上記半田バンプを形成するに当たっては、上記サブ基板における他の半田バンプを形成する際に形成すれば、工程数やコストを最小限に抑えることができる。
また、請求項2にかかる発明は、主基板に立設して固定される板状部材と、同主基板に対して電気的に接続しつつ立設して固定されるサブ基板、上記板状部材において上記サブ基板を保持する基板保持部とを具備する基板固定機構において
上記基板保持部は上記板状部材の上端部から所定の高さまで下方に向けて形成した上記主基板に垂直なスリットであり、上記サブ基板は、上記スリットの下端より高い部分のみを上記スリットより奥方まで延設して形成した上記スリットに厚み方向を挟まれる挿入部と、上記挿入部において上記スリットとその厚み方向に隣接する位置に形成されたランドと、上記ランド上に形成された半田バンプとを具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項2にかかる発明において、主基板に立設した状態で固定される板状部材の上端部から所定の高さまで下方に向けて上記主基板に垂直に上記基板保持部としてのスリット形成されている。上記サブ基板には上記スリットの下端より高い部分のみを上記スリットより奥方まで延設した挿入部が形成され、同挿入部上記スリットに挿入される。このとき、上記挿入部は上記スリットによって厚み方向に挟まれて支持されるため、上記サブ基板を上記主基板に対して立設した状態で支持することができる。
上記挿入部における上記スリットにその厚み方向から隣接する位置にはランドが形成され、同ランドの上には半田バンプが形成されている。すなわち、上記サブ基板を上記スリットの厚み方向に動かそうとした際に上記半田バンプと上記スリットの周辺とが干渉するため、上記サブ基板が同方向にぐらつくことが防止される。また、上記主基板と上記サブ基板とを電気的に接続する部位もぐらつかないため、上記主基板と上記サブ基板とが接触不良を起こす可能性を低くすることができる。
ここで、上記ランドを形成するに当たっては、上記サブ基板における他のプリント配線を形成する際に形成すればよい。このようにして形成すれば、上記ランドを形成するために工程数やコストを最小限に抑えることができる。同様に、上記半田バンプを形成するに当たっては、上記サブ基板における他の半田バンプを形成する際に形成すれば、工程数やコストを最小限に抑えることができる
さらに、請求項3にかかる発明は、上記板状部材は放熱板である構成としてある。
上記放熱板は通常主基板に実装された各種ICチップから発生する熱を同主基板から遠くに放熱させることが要求されるため、上記放熱板は上記主基板に立設した状態で固定される場合が多い。従って、上記のように構成した請求項3の発明において、上記板状部材は放熱板であるため、サブ基板を立設した状態で支持するための専用部材等を新規に配設する必要はなくて済む。
また、請求項4にかかる発明は、上記放熱板は、それぞれが主基板に立設し互いにL字状に交差する幅広な面と上記スリットが形成された幅狭な面と形成されている構成としてある。
上記のように構成した請求項4にかかる発明において、上記放熱板はL字状に交差する幅広な面と幅狭な面と形成され、同幅広な面と幅狭な面はともに上記主基板に対して立設されている。そして、上記幅狭な面には上記スリットが形成されている。一方、上記半田バンプが上記スリットの周辺を押しつける荷重の方向は上記スリットの厚み方向となる。この荷重の方向は、上記幅広な面の幅方向と一致する。すなわち、上記幅広な面の下端面は上記主基板に接触し、この下端面にて上記放熱板にかかる荷重に対抗することとなる。従って、上記放熱板にかかる荷重を同荷重のかかる方向に分散させやすいとともに、同荷重のかかる方向に上記放熱板がぐらつくことも防止される。
また、請求項5にかかる発明は、上記板状部材は、シールド板である構成としてある。
上記のように構成した請求項5の発明において、上記板状部材はシールド板であるため、サブ基板を立設した状態で支持するための専用部材等を新規に配設する必要はなくて済む。
さらに、請求項6にかかる発明は、上記サブ基板は、外部接続端子を備える構成としてある。
上記のように構成した請求項6の発明において、上記サブ基板はぐらつくことが防止されるため、上記外部接続端子に外部から接続を行っても同外部接続端子がぐらつくことはないため接続作業がしやすい。また、上記主基板と上記サブ基板とを電気的に接続する部位もぐらつかないため、上記主基板と上記サブ基板とが接触不良を起こす可能性を低くすることができる。
また、請求項7にかかる発明は、上記ランドは、電気的に他の箇所と接続されない浮きランドである構成としてある。
上記のように構成した請求項7の発明において、荷重により上記ランドが上記半田バンプとともにサブ基板の基材から剥離するとしても、電気的な不良を発生させなくすることができる。
また、請求項8にかかる発明は、上記ランドは上記挿入部において上記スリットをその厚み方向両外側から挟む位置に、上記スリットと平行となる二本の帯状に形成されている構成としてある。
上記のように構成した請求項8の発明において、上記挿入部における上記スリットをその厚み方向両外側から挟む位置には電気的に他の箇所と接続されないランドが形成されている。同ランドは、上記スリットに対して平行な帯状となるように二本形成されている。すなわち、上記半田バンプが形成される上記ランドは、上記スリットを厚み方向両外側から挟む位置に帯状に上記スリットに対して平行に二本形成されているため、上記サブ基板は上記スリットの厚み方向に固定される。従って、上記サブ基板における上記主基板に対して電気的に接続する接続部位ぐらつくことが防止される。また、上記サブ基板を組み付ける際には、上記半田バンプが上記スリットを両側からガイドするため、上記挿入部を上記スリットに挿入させやすい。上記挿入部における上記スリットの挿入位置は上記半田バンプにより明らかとなるため、上記サブ基板の上記主基板に対する位置決めもしやすくなる。
また、請求項9にかかる発明は、上記ランドは複数の独立したランドを上記スリットに平行に整列させることにより分断された帯状とされている構成としてある。
上記のように構成した請求項9の発明において、複数の独立した個々のランドの面積を小さいものとすることができるため、個々のランド上の半田のボリュームが小さくすることができる。従って、半田の溶融時には半田が表面張力により凝集しやすくその分高さが高くなりやすい。すなわち、上記半田バンプの高さを高く形成することができる。
さらに、請求項10にかかる発明は、上記半田バンプは、上記挿入部と上記スリットの壁面とで形成される隙間より高く形成されている構成としてある。
上記のように構成した請求項10の発明において、上記半田バンプを上記挿入部と上記スリットの壁面とで形成される隙間より高く形成しておけば、上記半田バンプを上記スリットの周辺とを確実に干渉させることができる。
以上説明したように請求項1および請求項2にかかる発明によれば、工程数やコストを最小限に抑えた基板固定機構を提供することができる。
また、請求項3にかかる発明によれば、既存の部材を有効利用することができる。
さらに、請求項4にかかる発明によれば、放熱板と主基板とのがたつきを発生させにくくすることができる。
さらに、請求項5にかかる発明によれば、既存の部材を有効利用することができる。
また、請求項6にかかる発明によれば、安定して外部接続機器を接続することができる。
さらに、請求項7にかかる発明によれば、サブ基板を支持する部位の破壊されても、電気的な不良を発生させにくくすることができる。
また、請求項8にかかる発明によれば、サブ基板のぐらつきが防止されるとともに、位置決めもしやすくなる。
また、請求項9にかかる発明によれば、半田バンプを高く形成することができる。
さらに、請求項10にかかる発明によれば、確実に半田バンプをスリットの周辺に干渉させることができる。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)第一の実施形態:
(2)第二の実施形態:
(3)半田バンプの形成:
(1)第一の実施形態:
図1は本発明の第一の実施形態にかかる主基板およびサブ基板を斜めから見て示している。なお、本実施形態にかかる主基板10およびサブ基板20は、同図において破線で示した略箱状のビデオキャビネット50に納められる。主基板10の基板上には音声IC11や他の電子部品12等が搭載されている。主基板10の基板上における音声IC11に隣接する位置には同音声IC11の発熱を上方に放熱させるための金属製の放熱板30が主基板10に垂直に立設されている。放熱板30は幅が広い第一の面30aと幅が狭い第二の面30bとが上方視略L字状となるように互いに直交して形成されている。第一の面30aと第二の面30bの下端面において主基板10に接合することにより放熱板30は主基板10に立設した状態で固定されている。
図2は放熱板30を斜めから見て示している。同図において、放熱板30における幅が狭い第二の面30bは、ビデオキャビネット50の幅方向に配向されており、第二の面30bの幅方向略中央部において上端から所定の高さまでスリット31が形成されている。スリット31は主基板10に略垂直に形成されており、スリット31の上端から下端まで等幅に形成されている。なお、スリット31の厚み方向はビデオキャビネット50の奥行き方向と一致し、幅が広い第一の面30aの幅方向もこれに一致する。
図3は、サブ基板20を背面(図1において右側)から見て示している。同図において略四角形のサブ基板20の上方部分を右方向に延設することにより挿入部20aが形成されている。この挿入部20aの下端の高さはスリット31の下端の高さと概略一致する。従って、挿入部20aをスリット31に挿入する際に、第二の面30bにおけるスリット31より低い部分がサブ基板20に干渉してしまうことはない。破線で示した挿入部20aにおいてスリット31に挟み込まれる部位を、同スリット31の厚み方向両外側から挟み込むように一対の帯状半田バンプ21a,21bがそれぞれ形成されている。帯状半田バンプ21a,21bは互いに平行であるとともに、スリット31に対しても平行とされている。また、帯状半田バンプ21a,21bはスリット31とほぼ長さが同じとなる帯状となっている。
サブ基板20の背面には、複数の半田バンプ24が形成されている。半田バンプ24においては基板を貫通する図示しない貫通穴が設けられており、サブ基板20の前面に実装する各種電子素子等の接続ピン24aを同貫通穴に貫通させている。そして、貫通させることによって背面側に突出した接続ピン24aを背面側にて半田付けすることより、前面に実装する各種電子素子等をサブ基板20に形成された図示しないプリント配線に電気的に接続したり、あるいは物理的に固定したりしている。なお、サブ基板20における背面の半田バンプ24と帯状半田バンプ21a,21b以外の部分は導電性を有しないソルダーレジストマスク25により表面が覆われている。
サブ基板20の前面に実装されるものの中には外部接続端子としてのRCAジャック22a,22bがあり、これらも同様に背面にて半田付けすることにより固定されている。RCAジャック22a,22bはステレオ音声が出力可能となっており、RCAジャック22aからは右音声が出力され、RCAジャック22bからは左音声が出力される。これらは、主基板10に実装された音声IC11と電気的に接続されており、サブ基板20の前面に実装された他の電子素子をインターフェイスとして介在させることにより音声IC11における出力信号をRCAジャック22a,22bに出力可能な音声信号に調整している。
なお、RCAジャック22a,22bの略円筒形の先端部分は、図1において破線で示すビデオキャビネット50に形成された円穴51a,51bから外側に突出する。円穴51a,51bはRCAジャック22a,22bの略円筒形の先端部分の外径と略同径とされているため、RCAジャック22a,22bの略円筒形の先端部分をビデオキャビネット50から突出させると丁度円穴51a,51bに嵌り込む。従って、RCAジャック22a,22bは、同RCAジャック22a,22bの軸方向に垂直な方向には固定されることとなる。
ここで、RCAジャック22a,22bと主基板10に実装された音声IC11と電気的に接続するためには、サブ基板20と主基板10とを電気的に接続する必要がある。そこで、同図において破線で示したコネクタ23によってサブ基板20と主基板10とを電気的に接続している。コネクタ23もRCAジャック22a,22bや他の電子素子と同様にサブ基板20の前面側に実装されており、接続ピン24aを貫通穴を介して背面側に貫通させ背面側から半田付けしている。コネクタ23は下方に突出する接続ピン23aも具備しており、接続ピン23aは主基板10の上面側から同主基板10に形成された貫通穴を介して同主基板10の下面側に突出している。そして、主基板10の下面側にて接続ピン23aの突出部を主基板10とを半田付けすることによりサブ基板20と主基板10とが電気的に接続される。
図4は、図1における放熱板30をビデオキャビネット50の奥方から見て示している。同図において、第二の面30bの背面側が見えており、スリット31にサブ基板20の挿入部20aがその厚み方向を挟まれるようにして支持されている。帯状半田バンプ21bは図において左側に畝状に盛り上がっており、その高さはサブ基板20の挿入部20aとスリット31の壁面とで形成される隙間の大きさより高く形成されている。同様に、帯状半田バンプ21bとは第二の面30bを挟んだ位置に形成された帯状半田バンプ21aの高さもサブ基板20の挿入部20aとスリット31の壁面とで形成される隙間の大きさよりも高く形成されている。
かかる構成により、サブ基板20はスリット31の厚み方向に固定することができる。すなわち、サブ基板20をスリット31の厚み方向奥側に動かそうとすると帯状半田バンプ21aとスリット31の周辺が当接してそれ以上奥側には移動できなくなる。同様に、サブ基板20をスリット31の厚み方向手前側に動かそうとすると帯状半田バンプ21bとスリット31の周辺が当接してそれ以上手前側には移動できなくなる。サブ基板20はスリット31の厚み方向に固定することができると、RCAジャック22a,22bに外部からRCAピンを差し込んだ際に主にRCAジャック22a,22bの軸方向にかかる荷重に対して対抗することができる。従って、RCAジャック22a,22bに外部からRCAピンを抜き差しする最中にRCAジャック22a,22bがぶれることがなく、RCAピンを抜き差しがしやすい。なお、RCAジャック22a,22bの軸方向に垂直な方向に対しては上述したようにキャビネット1の円穴51a,51bが固定している。
さらに、RCAピンを抜き差しする際のRCAジャック22a,22bの軸方向にかかる荷重は帯状半田バンプ21a,21bを介して、放熱板30に伝播することとなる。放熱板30に伝播した荷重は最終的に放熱板30の下端面を介して主基板10に吸収される。このとき、荷重の方向と幅が広い第一の面30aの幅方向とが一致する。従って、第一の面30aの幅の荷重方向に長い主基板10との接触面にて荷重を分散させることができる。また、RCAジャック22a,22bの軸方向にかかる荷重により発生するサブ基板20を回転させようとするモーメントに対しても、回転方向に対して広く主基板10に接触するため放熱板30は安定する。従って、放熱板30と主基板10との接合部におけるRCAピンの抜き差しに対する耐久性は高く、それに対するがたつきも抑制されている。放熱板30のがたつきが防止されれば、サブ基板20のがたつきも同時に防止されることとなる。
以上のようにサブ基板20のがたつきが防止されると、サブ基板20と主基板10との接続箇所のがたつきも防止される。従って、サブ基板20と主基板10との接続箇所に無理な荷重がかかって、同接続箇所が破損する可能性を低くすることができる。具体的には接続ピン23aが主基板10に対して動くことが防止されるため、主基板10の下面側における主基板10と接続ピン23aとの半田付け部分が破断することが防止される。従って、音声IC11とRCAジャック22a,22bとが接続不良を起こして、外部に音声が出力できなくなるという不具合を防止することができる。
一方、サブ基板20を主基板10に対して組み付ける際には、帯状半田バンプ21a,21bがスリット31における挿入部20aの進行をガイドするため挿入させやすい。特に、半田は摩擦抵抗を大きく発生させないため挿入部20aはスムーズにスリット31に進入することができる。また、帯状半田バンプ21a,21bが形成されることにより、明らかに帯状半田バンプ21a,21bの間にスリット31が位置するように位置決めすれば良いことが分かるため、位置決めにおける作業効率も改善することが可能となる。
(2)第二の実施形態:
図5は本発明の第二の実施形態にかかる主基板およびサブ基板を斜めから見て示している。なお、本実施形態にかかる主基板110およびサブ基板120は、同図において破線で示した略箱状のビデオキャビネット150に納められることとなる。本実施形態においては第一の実施形態とほぼ同様の構成となるが、サブ基板120がさらにビデオキャビネット150の奥方に延設されおり、シールド板140に設けられたスリット141に挿入部120aを挿入させている。
すなわち、サブ基板を支持するスリットは放熱板に形成されるものには限られず、例えば本実施形態のようにシールド板であってもよい。特にシールド板は電磁的に遮蔽性の高い金属で形成されるとともにサブ基板を支持するための剛性を備えるため、サブ基板の支持体として好適である。また、近年における電子素子の高密度化や高周波化や機器の複合化に伴い遮蔽対策は放熱対策とともに重要視されつつある。従って、このような必須の部材を基板固定に有効利用することにより、新規の部材を基板固定のみのために追加することがなくコストを抑えられる。
図6は、サブ基板120を背面から見て示している。同図において、第一の実施形態において二本の帯状に形成されていた半田バンプがそれぞれ七個の小さな半田バンプ121a1〜121a7,121b1〜121b7に分割されている。そして、各半田バンプ121a1〜121a7,121b1〜121b7の間にはソルダーレジストマスク125が介在している。なお、その他の構成については第一の実施形態とほぼ同様となっている。
図7は、シールド板140をビデオキャビネット150の奥方より見て示している。同図において、各半田バンプ121b1〜121b7は略ドーム状に形成されており、その高さは第一の実施形態の帯状半田バンプ21bよりも高く形成されている。同様に、各半田バンプ121b1〜121b7とはシールド板140の反対側に形成された各半田バンプ121a1〜121a7も第一の実施形態の帯状半田バンプ21aよりも高く形成されている。このように、半田バンプ121a1〜121a7,121b1〜121b7の高さを高く形成することにより、確実にサブ基板120をスリット141の周辺に当接させることができる。従って、確実にサブ基板120がスリット141の厚み方向に移動することを防止することが可能となる。
半田バンプ121a1〜121a7,121b1〜121b7は各々の半田体積が第一の実施形態における帯状半田バンプ21a,21bと比較して小さいものとなる。すなわち、半田体積あたりの表面積が増加することとなる。従って、半田バンプ121a1〜121a7,121b1〜121b7の硬化の課程における表面張力は帯状半田バンプ21a,21bよりも大きく、半田はより凝集しようとする。すると、球状に近い状態で硬化が進められるため、半田バンプ121a1〜121a7,121b1〜121b7の高さを高く形成することが可能となる。
(3)半田バンプの形成:
図8は、本発明にかかる半田バンプを形成するプロセスを模式的に示している。上段図においてはサブ基板のパターン形成を行った状態を示している。本状態においては、エポキシ系基材26上に銅配線や銅ランド28が形成されており、各銅ランド28の略中央にはそれぞれ基材26を貫通する貫通穴27が形成されている。一方、これらとは独立して帯状ランド29a,29bが形成されている。すなわち、独立して帯状ランド29a,29bは他の箇所と電気的に接続されない浮きランドとなっている。
このように、帯状ランド29a,29bを他の箇所と電気的に接続されない浮きランドとしておくことにより、帯状ランド29a,29bがエポキシ系基材26から剥離するような破壊が起きた場合にも電気的に不良を発生させる可能性は低い。すなわち、後に形成される帯状半田バンプ21a,21bに荷重が及ぼされることとなるが、帯状ランド29a,29bを浮きランドとしておくことにより電気的な不良を防止することができる。
基材26上に銅配線や銅ランド28や帯状ランド29a,29b等の銅パターンを形成する手法としては種々のものが採用可能であるが、ここではレジスト−エッチング法を例にして説明する。レジスト−エッチング法においては、予め貫通穴27が形成された基材26の全面に銅箔が貼られた状態、あるいは銅メッキがされた状態とされ、その表層に光硬化性のレジスト樹脂がラミネートまたは塗布される。そして、光硬化性のレジスト樹脂の上にパターンを形成したい部分のみ遮光されないフォトマスクを押し当てつつ所定の光(例えば紫外線)を全面に照射する。すると、パターンを形成したい部分のみ光が照射されるため、パターン部分のみレジスト樹脂が硬化する。従って、パターン部分以外のレジスト樹脂は所定の現像液により除去される。その後、全体をエッチング液に浸漬させることにより、レジスト樹脂が除去されたパターン部分以外についてはエッチング液にさらされる。従って、パターン部分以外の銅のみが除去され、図8上段のように所望の銅パターンを形成することができる。
ここで、本発明にかかる半田バンプを形成するための帯状ランド29a,29bをパターン形成するか否かによって、上記のパターン形成のプロセスにおける相違点は上記フォトマスクの遮光パターンのみである。すなわち、何らプロセスの変更や追加が必要とされないため、帯状ランド29a,29bを形成するためにコストが増加することはない。上記フォトマスクの遮光パターンの変更は通常における設計変更事項であるため特にこれによりコストが増加することはない。
図8中段においてはサブ基板20のソルダーレジストマスク形成を行った状態を示している。同図において、銅ランド28と帯状ランド29a,29b以外の部分(ソルダーレジストマスクの非開口部)については非導電性の樹脂で構成されるソルダーレジストマスク25により被覆される。ソルダーレジストマスク形成の手法としては種々のものが採用可能であるが、ここではパターン印刷法を例にして説明する。パターン印刷法においては上段図の状態のサブ基板にソルダーレジストマスク25を被覆させたい部分のみ開口した印刷マスクを押し当てながら未硬化の液状ソルダーレジスト樹脂をスキージの走査によりサブ基板上に転写させる。そして、熱硬化や紫外線硬化等のソルダーレジスト樹脂の硬化処理を行うことにより、ソルダーレジストマスク25の形成が完了する。
以上説明したソルダーレジストマスク形成においても通常の銅ランド28の部分に加えて帯状ランド29a,29bの部分を開口させるか否かによって、プロセスの追加が必要となることはない。唯一の相違点は上記印刷マスク開口パターンのみであるが、これも通常における設計変更事項であるため、特にコストが増加することはない。
図8下段においてはサブ基板の半田バンプ形成の様子を模式的に示している。同図において半田浴の中に溶融半田70が入れられている。そして、溶融半田70にソルダーレジストマスク形成が完了したサブ基板を浸漬させることにより、ソルダーレジストマスク25が開口する部分のみに半田バンプを形成している。すなわち、銅の濡れ性とソルダーレジストマスク25の濡れ性との相違により、銅が露出するソルダーレジストマスク25の開口部のみに半田を吸着させている。従って、サブ基板の半田形成においても帯状半田バンプ21a,21bを追加することによってプロセスの追加が必要となることはない。むろん、半田バンプ形成を半田印刷や半田メッキにより行ったとしても同様にプロセスの追加が必要となることはない。
以上説明したように本発明にかかる半田バンプを形成するに際しては工程の追加が必要とされない。従って、コストを最低限に抑えることが可能な基板固定機構を提供することが可能である。
第一の実施形態にかかる主基板およびサブ基板の斜視図である。 第一の実施形態にかかる放熱板の斜視図である。 第一の実施形態にかかるサブ基板の背面図である。 第一の実施形態にかかる放熱板の背面図である。 第二の実施形態にかかる主基板およびサブ基板の斜視図である。 第二の実施形態にかかるサブ基板の背面図である。 第二の実施形態にかかるシールド板の背面図である。 半田バンプの形成工程を示す模式図である。
10,110…主基板
20,120…サブ基板
50,150…ビデオキャビネット
30…放熱板
140…シールド板
31,141…スリット
21a,21b…帯状半田バンプ
121a1〜a7,121b1〜b7…半田バンプ
25…ソルダーレジストマスク
22a,22b…RCAジャック
70…溶融半田

Claims (10)

  1. 主基板に立設して固定される板状部材と、同主基板に対して電気的に接続しつつ立設して固定されるサブ基板と、上記板状部材において上記サブ基板を保持する基板保持部とを具備するビデオキャビネットにおいて、
    上記基板保持部は上記板状部材の上端部から所定の高さまで下方に向けて形成した上記主基板に垂直なスリットであり、
    上記サブ基板は、
    上記スリットの下端より高い部分のみを上記スリットより奥方まで延設して形成した上記スリットに厚み方向を挟まれる挿入部と、
    外部接続端子と、
    上記挿入部において上記スリットをその厚み方向両外側から挟む位置に上記スリットと平行の二本の帯状に形成された電気的に他の箇所と接続されない浮きランドと、
    上記浮きランド上に上記挿入部と上記スリットの壁面とで形成される隙間より高く形成された半田バンプとを具備することを特徴とするビデオキャビネット。
  2. 主基板に立設して固定される板状部材と、同主基板に対して電気的に接続しつつ立設して固定されるサブ基板と、上記板状部材において上記サブ基板を保持する基板保持部とを具備する基板固定機構において、
    上記基板保持部は上記板状部材の上端部から所定の高さまで下方に向けて形成した上記主基板に垂直なスリットであり、
    上記サブ基板は、
    上記スリットの下端より高い部分のみを上記スリットより奥方まで延設して形成した上記スリットに厚み方向を挟まれる挿入部と、
    上記挿入部において上記スリットとその厚み方向に隣接する位置に形成されたランドと、
    上記ランド上に形成された半田バンプとを具備することを特徴とする基板固定機構。
  3. 上記板状部材は放熱板であることを特徴とする請求項2に記載の基板固定機構。
  4. 上記放熱板は、それぞれが主基板に立設し互いにL字状に交差する幅広な面と上記スリットが形成された幅狭な面と形成されていることを特徴とする請求項3に記載の基板固定機構。
  5. 上記板状部材は、シールド板であることを特徴とする請求項2に記載の基板固定機構。
  6. 上記サブ基板は、外部接続端子を備えることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の基板固定機構。
  7. 上記ランドは、電気的に他の箇所と接続されない浮きランドであることを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の基板固定機構。
  8. 上記ランドは上記挿入部において上記スリットをその厚み方向両外側から挟む位置に、上記スリットと平行となる二本の帯状に形成されていることを特徴とする請求項2から請求項7のいずれか一項に記載の基板固定機構。
  9. 上記ランドは複数の独立したランドを上記スリットに平行に整列させることにより分断された帯状とされていることを特徴とする請求項8に記載の基板固定機構。
  10. 上記半田バンプは、上記挿入部と上記スリットの壁面とで形成される隙間より高く形成されていることを特徴とする請求項2から請求項9のいずれか一項に記載の基板固定機構。
JP2004350167A 2004-12-02 2004-12-02 ビデオキャビネットおよび基板固定機構 Expired - Fee Related JP4487750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004350167A JP4487750B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 ビデオキャビネットおよび基板固定機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004350167A JP4487750B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 ビデオキャビネットおよび基板固定機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006165055A JP2006165055A (ja) 2006-06-22
JP4487750B2 true JP4487750B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=36666752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004350167A Expired - Fee Related JP4487750B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 ビデオキャビネットおよび基板固定機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4487750B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6404377B2 (ja) * 2017-02-06 2018-10-10 株式会社エネゲート 電力量計の取り付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006165055A (ja) 2006-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100836651B1 (ko) 소자내장기판 및 그 제조방법
JP3910045B2 (ja) 電子部品内装配線板の製造方法
JP4968255B2 (ja) 中継基板とその製造方法およびそれを用いた立体回路装置
US7799603B2 (en) Method for mounting electronic component on printed circuit board
KR101811923B1 (ko) 배선 기판
US9706652B2 (en) Printed circuit board and method for manufacturing same
JPH1131893A (ja) 電子部品の製造方法およびそれを用いた電子部品
JP2002094204A (ja) 高周波モジュールとその製造方法
JPH07106464A (ja) マルチチップモジュールおよびその製造方法ならびにプリント配線板への実装方法
US8592135B2 (en) Method of manufacturing printed circuit board
JP4487750B2 (ja) ビデオキャビネットおよび基板固定機構
JP2002118204A (ja) 半導体装置、並びに半導体搭載用基板及びその製造方法
KR20130055990A (ko) 리지드-플렉서블 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JP3173423B2 (ja) プリント配線板
KR20070062079A (ko) 위치 정렬 마크를 갖는 인쇄회로기판과 그 제조 방법
JP2008034625A (ja) 実装用基板
JP2006339276A (ja) 接続用基板及びその製造方法
KR101022869B1 (ko) 이미지센서 모듈용 인쇄회로기판의 제조방법
JP2005251857A (ja) プリント基板及びプリント基板の製造方法
JP2017103350A (ja) プリント配線板及びその製造方法
JP2005116635A (ja) 高周波ユニットの端子構造
JPH0786727A (ja) プリント配線板及びその製造方法
JP2000309151A (ja) ペースト状物質の印刷方法
JP2004311805A (ja) コネクタ付きフレキシブルプリント配線板およびその製造方法
CN112638054A (zh) 线路板的制作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100309

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100322

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees