JP4487183B2 - 撮像装置及び情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及び情報処理システムに関し、例えば生体固有の血管に基づいて認証情報を生成する場合に適用して好適なものである。
従来、生体認証で用いられる認証情報として、生体表面における指又は掌の指紋等の形成パターンが一般的に用いられているが、近年、生体内方における血管の形成パターン(以下、これを血管形成パターンと呼ぶ)も用いられ始めている。
かかる血管を撮像する場合、血管内の脱酸素化ヘモグロビン(静脈血)又は酸素化ヘモグロビン(動脈血)に近赤外線帯域の光(近赤外光)が特異的に吸収されるといった性質を利用して生体固有の認証情報を生成する情報生成装置が各種提案されている。
この種の情報生成装置は、近赤外光を生体に対して照射し、当該生体内方の血管組織では内在するヘモグロビンに特異的に吸収され、それ以外の組織では透過又は反射した結果得られる血管射影光を固体撮像素子に導光するようにして血管を撮像する。そして情報生成装置は、この撮像結果として固体撮像素子から出力される画像信号(以下、これを血管画像信号と呼ぶ)に基づいて血管形成パターンを抽出し、当該抽出した血管形成パターンを認証情報として生成するようになされている。
この場合、生体から反射する可視光等の雰囲気中の光(以下、これを通常光と呼ぶ)による血管射影光への影響を回避する対策として、例えば撮像対象を覆う等して通常光を遮蔽する遮蔽部又は近赤外光のみを透過するフィルタ等、固体撮像素子に入射する光を血管射影光のみに限定させる物理的な手段が設けられている。これにより情報生成装置は、良質の血管画像を得ることができるが大型化するといった問題がある。
かかる問題を解決するための1つの撮像手法として、通常光よりも強い強度の近赤外光を生体に照射し、当該生体の血管内を経由して得られる血管射影光の光電変換結果として固体撮像素子に蓄えられる単位時間当たりの電荷量を制限するものが本出願人により提案されている(例えば非特許文献1参照)。
この撮像手法によれば、通常光が血管射影光と共に固体撮像素子に入射した場合であっても、当該通常光及び血管射影光の光電変換結果として固体撮像素子に蓄えられる信号量を相対的に減少させることができるため、通常光による実質的な影響のない血管画像信号を物理的な手段によらず電気的に生成することができ、この結果、小型化できることになる。
特願2003−371022
ところがかかる手法を用いた情報生成装置においては、血管射影光よりも強い強度の近赤外光を生体に照射するため、生体に対して低温火傷又は血液凝固等の症状を誘発する危険性が高く、安全面での信頼性に欠けるという問題があった。
一方、かかる手法を用いた情報生成装置においては、生体内方の血管における血管形成パターンを認証情報として生成するため、当該生体表面に有する指紋等に比して生体からの直接的な盗用を防止することができるが、認証情報自体を盗用された場合には認証時に成りすましされる可能性が高く、精度面での信頼性に欠けるという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、信頼性を向上し得る撮像装置及び情報処理システムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、生体を撮像する撮像装置において、光源を駆動する光源駆動手段と、光源駆動手段の駆動により光源から生体を介して得られる光を光電変換し、当該光電変換によりチャージされる電荷を所定の周期で順次画像信号として読み出す固体撮像素子と、周期における各期間のうち一部の期間において光源から光が照射されるように光源駆動手段の駆動タイミングを制御する駆動タイミング制御手段とを設けるようにした。
従って、この撮像装置では、常時光を照射する場合に比して生体に対する単位時間当たりの照射量を減量することができるため、当該生体に対する低温火傷等の誘発を低減しつつ撮像対象を撮像することができる。
また本発明においては、生体を撮像する撮像装置と、当該撮像結果に対して所定の処理を施す画像処理装置とによって構成される情報処理システムにおいて、生体に到来する雰囲気中の光よりも大きい強度の近赤外光が照射されるように光源を駆動する光源駆動手段と、光源駆動手段の駆動により光源から生体を経由して得られる近赤外光を光電変換し、当該光電変換によりチャージされる電荷を所定の周期で順次画像信号として読み出す固体撮像素子と、周期における各期間にチャージされる電荷を、当該期間の所定の時期にリセットするリセット手段と、各期間のうち一部の期間において近赤外光が照射されるように光源駆動手段の駆動タイミングを制御する駆動タイミング制御手段とを撮像装置に設けるようにした。
従って、この情報処理システムでは、常時近赤外光を照射する場合に比して生体に対する単位時間当たりの照射量を減量することができるため、当該生体に対する低温火傷等の誘発を低減しつつ生体内方の血管を撮像することができる。
以上のように本発明によれば、固体撮像素子で電荷がチャージされる各期間のうち一部の期間においてのみ光源駆動手段を駆動するようにしたことにより、常時光(近赤外光)を照射する場合に比して生体に対する単位時間当たりの照射量を減量することができるため、当該生体に対する低温火傷等の誘発を低減しつつ撮像対象(生体内方の血管)を撮像することができ、かくして信頼性を向上することができる。
以下図面について本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)情報生成装置の全体構成
図1において、1は全体として情報生成装置の全体構成を示し、生体の指FG内方における血管を撮像する撮像部2と、当該撮像部2を制御する撮像制御部3と、当該撮像部2での撮像結果に基づいて各種処理を実行する画像処理部4とによって構成される。
(1−2)撮像部の構成
この撮像部2は、認証装置1の筺体の所定位置に設けられた撮像開口部11を有し、当該筺体表面には、撮像開口部11上に指FGをガイドするガイド溝12(12a及び12b)が設けられると共に、当該撮像開口部11上にガイドされた指FGに対して所定の指向性を有する位置に近赤外光光源13(13a及び13b)が設けられている。一方、この筺体内における撮像開口部11下にはカメラ部14が設けられている。
これにより撮像部2においては、近赤外光光源13から撮像開口部11上にガイドされた指FGに対して照射され、当該指FG内方における血管組織以外の組織で透過又は反射した結果得られる血管射影光を、撮像開口部11を介してカメラ部14に導光することができるようになされている。
このカメラ部14は、光路上に順次配された紫外光カットフィルタ14a、マクロレンズ14b及び固体撮像素子14cを有し、撮像開口部11を介して導光される血管射影光と、このとき指FG及びガイド溝12の隙間等から撮像開口部11を介して導光される通常光とを紫外光カットフィルタ14a及びマクロレンズ14bを順次介して固体撮像素子14cに入射する。
この固体撮像素子14cは、格子状に配された複数の光電変換素子を有し、これら光電変換素子において血管射影光及び通常光を光電変換する。そして固体撮像素子14cは、この光電変換結果として各光電変換素子それぞれにチャージされる電荷を、撮像制御部3から供給される電荷読出パルス信号S1に従って読み出すと共に、電荷リセットパルス信号S2に従ってリセットし、当該読み出した電荷を血管画像信号GS、GS、……、GSとして画像処理部4に送出するようになされている。
このようにしてこの撮像部2は、撮像開口部11に対向させるように配置された指FG内方における血管を撮像対象として撮像することができるようになされている。
(1−3)撮像制御部の構成
図2に示すように、撮像制御部3は、光源駆動部21、クロック発生部22及び電荷量調整部23によって構成される。
この光源駆動部21は、電圧源(図示せず)から供給される電源電圧を、通常光の強度よりも近赤外光が大きくなるように予め設定された複数の電圧値のうち例えば操作部(図示せず)から入力された電圧値に対応する電圧として生成する。そして光源駆動部21は、この電圧を光源駆動信号S11として近赤外光光源13(13a及び13b)に出力するようにして、当該近赤外光光源13を駆動するようになされている。
この結果、近赤外光光源13(13a及び13b)が点灯し、図1に示したように、撮像開口部11上にガイドされた指FGには、通常光よりも大きい強度の近赤外光が照射されることとなる。
クロック発生部22は、図3(A)に示すように、立ち下がり時点から次の立ち下がり時点までの単位期間PTとする所定のデューティー比の基準パルス信号S10を生成し、これを電荷量調整部23に送出する。
電荷量調整部23は、クロック発生部21から供給される基準パルス信号S10をそのまま電荷読出パルス信号S1として固体撮像素子14aに送出する。この場合、この固体撮像素子14aでは、単位期間PT(図3(A))において各光電変換素子にチャージされる電荷が、立ち下がり時点を読出開始時点として周期的に読み出される。
しかしこの場合、図4(A)に示すように、近赤外光光源13から照射される近赤外光の強度が通常光よりも大きいことに起因して、固体撮像素子14aでは単位期間PT(図3(A))の途中で各光電変換素子にチャージされる電荷が飽和するといった事態が起こることとなる。
そこでこの電荷量調整部23は、電子シャッタと呼ばれる露光時間制御処理を実行し、固体撮像素子14c(各光電変換素子)にチャージされる単位期間PT(図3(A))当たりの電荷量を制限するようになされている。
実際上、電荷量調整部23は、図3(B)に示すように、電荷読出パルス信号S1(基準パルス信号S10)の単位期間PTから例えば中間時点を順次検出し、当該中間時点を固体撮像素子14c(各光電変換素子)にチャージされている電荷のリセット時点とする電荷リセットパルス信号S2を生成し、これを固体撮像素子14cに送出する。
この結果、固体撮像素子14cでは、図3(C)に示すように、単位期間PTにチャージされる電荷が、電荷リセットパルス信号S2のリセット時点から電荷読出パルス信号S1(基準パルス信号S10)の立ち下がり時点までの期間(以下、これを電荷蓄積期間と呼ぶ)ESTのみに制限されることとなる。
そして図4(B)に示すように、固体撮像素子14cでは、血管射影光と、当該血管射影光と共に入射する通常光とに対する光電変換結果として各光電変換素子にチャージされる電荷量が相対的に減少することになるため、当該固体撮像素子14cにおける血管射影光に対する撮像感度は通常光による実質的な影響のない状態となる。
このようにして電荷量調整部23は、固体撮像素子14c(各光電変換素子)にチャージされる電荷量を制限することにより、通常光による実質的な影響のない状態となるように血管射影光に対する固体撮像素子14cでの撮像感度を調整することができるようになされている。
またこの電荷量調整部23は、生体に照射される近赤外光の強度に応じて、電荷蓄積期間ESTを可変するようになされている。
この場合、電荷量調整部23は、光源駆動部21において設定される電圧値と、単位期間PT(図3(A))にリセットするリセット時点との対応付けとして、当該電圧値が大きいほどリセット時点を遅くするように対応付けられたテーブルを保持しており、このテーブルに基づいて、光源駆動部21で生成される電圧の電圧値が変わるごとに当該電圧値に対応するリセット時点を検出し、当該検出結果に基づいて電荷リセットパルス信号S2を生成するようになされている。
これにより電荷量調整部23は、近赤外光光源13から指FGに照射される近赤外光の強度に応じて固体撮像素子14c(各光電変換素子)にチャージされる電荷の制限量を調整することができるため、当該強度にかかわらず血管射影光に対する固体撮像素子14cでの撮像感度を通常光による実質的な影響のない状態に調整することができるようになされている。
かかる構成に加えてこの撮像制御部3には、近赤外光が周期的に照射されるように光源駆動部21の駆動タイミングを制御する駆動タイミング制御部24が設けられている。
この駆動タイミング制御部24は、電荷量調整部22から供給される電荷読出パルス信号S1及び電荷リセットパルス信号S2をそれぞれ入力するようになされており、これらパルス信号S1、S2に基づいて、電荷蓄積期間EST(図3)を光源駆動部21の駆動期間(ゲート開放期間)DRTとするパルス信号(以下、これを駆動信号と呼ぶ)S12を生成し、これを光源駆動部21に送出する。
この場合、光源駆動部21では、図5(A)に示すように、電荷蓄積期間ESTと同期して光源駆動信号S11が近赤外光光源13(13a及び13b)に出力され、この結果、当該近赤外光光源13が間欠駆動することによって点滅し、撮像開口部11上にガイドされた指FGには、図5(B)に示すように、通常光よりも大きい強度の近赤外光が間欠的に照射されることとなる。
そして固体撮像素子14aでは、図5(C)に示すように、近赤外光光源13から照射される照射期間(光源駆動期間)だけ各光電変換素子の光電変換結果(電荷)がチャージされ、図5(D)に示すように、当該チャージされた電荷が電荷読出パルス信号S1の立ち下がり時に血管画像信号GS(GS〜GS)として読み出されることとなる。
このようにして駆動タイミング制御部24は、光源駆動部21を周期的に駆動することにより、生体に対する単位時間当たり照射量を減量できるため、撮像時における消費電力をより低減するとともに、生体に対する低温火傷や血管凝固等の誘発を低減することができるようになされている。
また駆動タイミング制御部24は、生体に照射される近赤外光の強度に応じて、光源駆動部21の駆動期間を可変するようになされている。
この場合、駆動タイミング制御部24は、光源駆動部21において設定される電圧値と、電荷蓄積期間ESTの間引き数との対応付けとして、当該電圧値が大きいほど間引き数を多くするように対応付けられたテーブルを保持しており、このテーブルに基づいて、光源駆動部21で生成される電圧の電圧値が変わるごとに、例えば図6に示すように、当該電圧値に対応する間引き数として1期間おきに順次間引いてなる駆動信号S12を生成するようになされている。
これにより駆動タイミング制御部24は、近赤外光光源13から指FGに照射される近赤外光の強度に応じて生体に対する単位時間当たり照射量を調整することができるため、当該強度にかかわらず生体に対する低温火傷や血管凝固等の誘発を低減することができるようになされている。
このようにしてこの撮像制御部3は、基準クロック信号S10に基づいて、撮像部2における近赤外光光源13及び固体撮像素子14をそれぞれ制御することができるようになされている。
(1−4)画像処理部の構成
画像処理部4は、図2に示したように、2値化部31、パターン抽出部32及び認証部33によって構成される。
この2値化部31は、撮像部2の固体撮像素子14cから供給される血管画像信号GS(GS〜GS)に対してA/D(Analog/Digital)変換処理及び2値化処理を順次施し、この結果得られる2値血管画像のデータ(以下、これを2値血管画像データと呼ぶ)BD〜BDをパターン抽出部32に送出する。
パターン抽出部32は、2値血管画像データBD〜BDのうち、当該2値血管画像中に占める血管画素数が最も多い例えば2値血管画像データBDを検出した後、この2値血管画像データBDに対して所定の抽出処理を施し、当該2値血管画像に有する血管の血管形成パターンを認証情報PDとして生成し、これを認証部33に送出する。
認証部33は、この認証情報PDを所定の伝送路を介して接続された登録データベースに登録し、又は当該登録データベースに登録された認証情報(以下、これを登録認証情報と呼ぶ)と認証情報PDとを比較する認証処理を実行するようになされている。
このようにしてこの画像処理部4は、生体内方の血管における血管形成パターンを個人データPDとして生成することにより、当該生体表面に有する指紋等から個人データを生成する場合に比して生体からの直接的な盗用を防止でき、ひいては第三者による登録者のなりすましを防止できるようになされている。
(1−5)第1の実施の形態における動作及び効果
以上の構成において、この情報生成装置1は、基準パルス信号S10の電荷蓄積期間ESTと同期した駆動期間DRTにのみ光源駆動部21を間欠駆動する(図5)。従ってこの情報生成装置1では、生体に対する単位時間当たり照射量を減量できるため、撮像時における消費電力をより低減するとともに、生体に対する低温火傷や血管凝固等の誘発を低減することができる。
この場合、情報生成装置1は、近赤外光光源13から指FGに照射される近赤外光の強度が大きいほど、多くの駆動期間DRTを間引いて光源駆動部21の駆動期間を短くする(図6)。従ってこの情報生成装置1では、生体に対する単位時間当たり照射量を調整することができるため、当該強度にかかわらず生体に対する低温火傷や血管凝固等の誘発を低減することができるようになされている。
以上の構成によれば、基準パルス信号S10の電荷蓄積期間ESTと同期させて光源駆動部21を周期的に駆動することにより、撮像時における消費電力をより低減するとともに、生体に対する低温火傷や血管凝固等の誘発を低減することができ、かくして安全面での信頼性を向上することができる。
(2)第2の実施の形態
(2−1)情報生成装置の全体構成
第2の実施の形態による情報生成装置100は、図1に示した情報生成装置1と同一構成でなる撮像部2と、当該情報生成装置1の撮像制御部3及び画像処理部4とはそれぞれ異なる撮像処理部103及び画像処理部104とによって構成される。以下、これら撮像処理部103及び画像処理部104について説明する。
(2−2)撮像制御部の構成
この撮像処理部103は、図1との対応部分に同一符号を付した図7に示すように、駆動タイミング制御部24を、乱数発生器110とタイミング調整部111とによって構成した点において第1の実施の形態の撮像制御部3と異なっている。
この乱数発生器110は、図8(A)に示すように、任意の乱数パターンを近赤外光光源13の点灯パターンとするデータ(以下、これを点灯パターンデータと呼ぶ)D110を生成し、これをタイミング調整部111及び画像処理部104にそれぞれ送出するようになされている。
タイミング調整部111は、第1の実施の形態の場合と同様にして、電荷量調整部22から供給される電荷読出パルス信号S1及び電荷リセットパルス信号S2に基づいて、電荷蓄積期間EST(図3)を光源駆動部21の駆動期間(ゲート開放期間)DRTとするパルス信号を生成していく。
このときタイミング調整部111は、図8(B)に示すように、乱数発生器110から供給される点灯パターンデータD110の点灯パターンに従って、パルス信号における電荷蓄積期間ESTを間引くようになされており、当該間引きした結果得られるパルス信号を駆動信号S111として近赤外光光源13に出力するようになされている。
この結果、第1の実施の形態の場合(図5)に比して少なくかつランダムな駆動期間DRTに光源駆動信号S11が近赤外光光源13(13a及び13b)に出力され、当該近赤外光光源13がランダムに間欠駆動することによって点灯し、撮像開口部11上にガイドされた指FGには、図8(C)に示すように、通常光よりも大きい強度の近赤外光がランダムにかつ第1の実施の形態の場合に比してより短い期間だけ照射されることとなる。
そして固体撮像素子14cでは、図8(D)に示すように、第1の実施の形態の場合(図5(B))に比して少なくかつランダムな照射期間(即ち駆動期間DRT)に対応する期間だけ各光電変換素子の光電変換結果(電荷)がチャージされ、図8(E)に示すように、当該チャージされた電荷が電荷読出パルス信号S1(基準パルス信号S10)の立ち下がり時に血管画像信号GS(GS〜GS)として読み出されることとなる。
このようにして撮像処理部103においては、乱数発生器110で生成されたランダムな点灯パターンに従って電圧駆動信号S11を近赤外光光源13に出力することにより、撮像時における消費電力をより低減するとともに、当該近赤外光に起因する指FGの低温火傷をより回避することができるようになされている。
(2−3)画像処理部104の構成
この画像処理部104は、図7に示したように、成りすまし検出部120を新たに設けた点において第1の実施の形態の画像処理部4とは異なる構成となっている。
この成りすまし検出部120は、図9に示すように、データ分離部121、光源点灯時撮画像相関部122、光源非点灯時撮画像相関部123及び比較部124によって構成されており、撮像制御部103から供給される点灯パターンデータD10と、このとき撮像部2から2値化部31を介して順次供給される2値血管画像データBD(BD〜BD)とをそれぞれデータ分離部121に入力するようになされている。
このデータ分離部121は、点灯パターンデータD10の点灯パターンに基づいて、2値血管画像データBD(BD〜BD)の出力を順次切り替えるようにして、近赤外光光源13の点灯時に対応する2値血管画像データ群(以下、これを光源点灯時データ群と呼ぶ)と、当該近赤外光光源13の非点灯時に対応する2値血管画像データ群(以下、これを光源非点灯時データ群と呼ぶ)とに分離する。
光源点灯時撮画像相関部122は、データ分離部121から供給される光源点灯時データ群における例えば位相相互相関値を算出し、当該算出結果をデータ(以下、これを光源点灯時画像相関データと呼ぶ)D15として比較部124に送出する。
光源非点灯時撮画像相関部123は、光源点灯時撮画像相関部122と同様に、データ分離部121から供給される光源非点灯時データ群NGLにおける例えば位相相互相関値を算出し、当該算出結果をデータ(以下、これを光源非点灯時画像相関データと呼ぶ)D16として比較部124に送出する。
比較部124は、光源点灯時画像相関データD15の位相相互相関値と、光源非点灯時画像相関データD16の位相相互相関値とを比較する。ここでこの比較結果がほぼ等しい範囲内であった場合、このことは撮像部3での撮像対象(血管)が生体の血管ではなく、例えば撮像対象者から抽出した血管形成パターンに基づく写真であることを意味する。これは、生体の血管であれば近赤外光は点灯時にはヘモグロビンに吸収されるのに対し、非点灯時には吸収されないため、当該点灯時の撮像結果と非点灯時の撮像結果とが相違することになるからである。
従って比較部124は、かかる比較結果がほぼ等しい範囲内であった場合には血管形成パターンの抽出禁止命令D20をパターン抽出部32に送出し、これに対して当該比較結果がほぼ等しい範囲外であった場合には、血管形成パターンの抽出開始命令D21をパターン抽出部32に送出するようになされている。
パターン抽出部32は、2値血管画像データBD〜BDを内部メモリに記憶するようになされており、かかる抽出禁止命令D20を受けた場合には、当該内部メモリに記憶した2値血管画像データBD〜BDを破棄する。
これに対してパターン抽出部32は、抽出開始命令D21があった場合、第1の実施の形態の場合と同様にして、内部メモリに記憶した2値血管画像データBD〜BDのうち例えば2値血管画像データBDに基づいて認証情報PDを生成し、これを認証部33に送出するようになされている。
このようにして成りすまし検出部120は、第三者による登録者の成りすましを防止できるようになされている。
(2−4)第2の実施の形態における動作及び効果
以上の構成においてこの情報生成装置100は、光源駆動部21を周期的に駆動し、当該駆動時に固体撮像素子14cから読み出された光源点灯時データ群の位相相互相関値と、非駆動時に固体撮像素子14cから読み出された光源非点灯時時データ群の位相相互相関値とを比較する。
従ってこの情報生成装置100では、例えば撮像対象者から抽出した血管形成パターンに基づく写真等であることを検出することができるため、第三者による登録者の成りすましを防止できる。
この場合、情報生成装置100は、乱数パターンに従ってランダムに光源駆動部21を駆動する。従ってこの情報生成装置100では、例えば撮像対象者から抽出した血管形成パターンに基づく写真等に対して乱数パターンに合わせて点灯するといったことも防止することができるため、より第三者による登録者の成りすましを防止できる。
以上の構成によれば、光源駆動部21を周期的に駆動し、当該駆動時に固体撮像素子14cから読み出された光源点灯時データ群の位相相互相関値と、非駆動時に固体撮像素子14cから読み出された光源非点灯時時データ群の位相相互相関値とを比較することにより、第三者による登録者の成りすましを防止でき、かくして精度面での信頼性を向上することができる。
(3)第3の実施の形態
(3−1)情報生成装置の全体構成
第3の実施の形態による情報生成装置200は、図1との対応部分に同一符号を付した図10に示すように、撮像部202と、当該撮像部202を制御する撮像制御部203と、当該撮像部202における撮像結果に対して所定の撮像処理を施す画像処理部204とによって構成される。
(3−2)撮像部の構成
この撮像部202には、可視光を照射するための可視光光源213(213a、213b)が近赤外光光源13(13a、13b)の近傍に設けられた点で、第1及び第2の撮像部1、100とは異なる構成となっている。
この可視光光源213においては、撮像開口部11上にガイドされた指FGに対して所定の指向性を保持するようにその位置が選定されている。なお、可視光光源213の指向性は、近赤外光光源13の指向性と同一であっても異なっていても良い。
この場合、撮像部202は、撮像開口部11上にガイドされた指FGに対して可視光光源213から所定のタイミングで可視光を照射し、当該指FG表面で反射した結果得られる指紋射影光を撮像開口部11、紫外光カットフィルタ14a及びマクロレンズ14bを順次介して固体撮像素子14cに入射する。
この際、撮像部202は、近赤外光光源13から所定のタイミングで近赤外光も照射するようになされており、当該指FGを経由して得られる血管射影光を固体撮像素子14cに入射する。
そして撮像部202は、固体撮像素子14cにおいて血管射影光又は指紋射影光を光電変換し、この光電変換結果として各光電変換素子それぞれにチャージされる電荷を、電荷読出パルス信号S1に従って画像信号IM、IM、……、IMとして画像処理部204に送出するようになされている。
(3−3)撮像制御部の構成
撮像制御部203は、図7との対応部分に同一符号を付した図11に示すように、駆動タイミング制御部24を、基準パルス信号S10から第1及び第2のパルス信号を生成するパルス生成部209と、第1のパルス信号に従って第1の乱数パターンを生成すると共に、第2のパルス信号に従って第2の乱数パターンを生成する乱数発生器210とによって構成した点で、撮像制御部103(図7)とは相違する。
また撮像制御部203は、第1の乱数パターンに従って近赤外光光源13を駆動すると共に、第2の乱数パターンに従って可視光光源213を駆動する光源駆動部221を光源駆動部21(図7)に代えて設けた点、近赤外光光源13の駆動時にのみ露光時間制御処理(電子シャッタ)を実行する電荷量調整部223を電荷量調整部23(図7)に代えて設けた点で、撮像制御部103とは相違する。
実際上、パルス生成部209は、図12に示すように、クロック発生器22から供給される基準パルス信号S10を1区間おきに間引いてなる第1のパルス信号S209a(図12(A))を生成すると共に、当該第1のパルス信号S209aの立ち上がり及び立ち下りが相反する第2のパルス信号S209b(図12(B))を生成し、これらを乱数発生器210に送出する。
乱数発生器210は、内部に予め保持された又はこの撮像制御部203に対して外部から供給された情報をシードとして用いて、パルス生成部209から供給される第1のパルス信号S209aに従って例えばAES(Advanced Encryption Standard)、DES(Data Encryption Standard)又はDESのCBC(Cipher Block Chaining)モード等の所定の暗号アルゴリズムに準拠した暗号化処理(以下、これを第1の暗号化処理と呼ぶ)を実行する。
そして乱数発生器210は、この第1の暗号処理により得られたバイナリデータからなる乱数パターン(図13(A−1))を、近赤外光光源13の点灯パターンデータ(以下、これを近赤外光点灯パターンデータと呼ぶ)D210aとして生成し、これを光源駆動部221、電荷量調整部223及び画像処理部204にそれぞれ送出する。
一方、乱数発生器210は、かかるシードを用いて、パルス生成部209から供給される第2のパルス信号S209bに従って、第1の暗号化処理と同一又は第1の暗号化処理とは異なる暗号アルゴリズムに準拠した暗号化処理(以下、これを第2の暗号化処理と呼ぶ)を実行する。
そして乱数発生器210は、この第2の暗号化処理により得られた乱数パターン(図13(A−2))を、可視光光源213の点灯パターンデータ(以下、これを可視光点灯パターンデータと呼ぶ)D210bとして生成し、これを光源駆動部221及び画像処理部204にそれぞれ送出するようになされている。
光源駆動部221は、光源駆動部21(図7)と同様に、電圧源(図示せず)から供給される電源電圧を昇圧することにより近赤外光光源駆動信号S11aを生成し、これを近赤外光点灯パターンデータD210aに従って近赤外光光源13(13a及び13b)に出力するようにして、当該近赤外光光源13を駆動する。
一方、光源駆動部221は、電圧源(図示せず)から供給される電源電圧をそのまま可視光光源駆動信号S11bとして、可視光点灯パターンデータD210bに従って可視光光源213(213a、213b)に出力するようにして、当該可視光光源213を駆動する。
この結果、このとき撮像開口部11上にガイドされた指FG(図10)には、図13(B−1)及び図13(B−2)に示すように、近赤外光光源13からの近赤外光及び可視光光源213からの可視光の双方が互いに同時期となることなく、かつランダムに照射されることになる。
そして固体撮像素子14cからは、図13(C)に示すように、近赤外光点灯パターン(図13(A−1)の乱数パターン)に基づく画像信号(以下、これを近赤外光対応画像信号と呼ぶ)IM、IM、IM……(図11)と、可視光点灯パターン(図13(A−2)の乱数パターン)に基づく画像信号(以下、これを可視光対応画像信号と呼ぶ)IM、IM、IM……(図11)とが交互に画像処理部204に順次出力されることとなる。
電荷量調整部223は、クロック発生部21から供給される基準パルス信号S10をそのまま電荷読出パルス信号S1として固体撮像素子14aに送出する。
この際、電荷量調整部223は、乱数発生器210から供給される近赤外光点灯パターンデータD210aのうち点灯期間PT(図13(B−1))に対する電荷リセットパルス信号S2を、電荷量調整部23(図7)と同様にして、光源駆動部221で生成される電圧の電圧値に応じて生成し、これを固体撮像素子14aに送出する。
この結果、固体撮像素子14cでは、近赤外光光源13の点灯期間PT(図13(B−1))にチャージされる電荷が、図3(C)において上述したように、電荷リセットパルス信号S2のリセット時点から電荷読出パルス信号S1(基準パルス信号S10)の立ち下がり時点までの電荷蓄積期間ESTのみに制限されるため、図4において上述したように、血管射影光に対する撮像結果(画像信号IM)には通常光による実質的な影響はないこととなる。
このようにして撮像処理部203においては、近赤外光及び可視光を互いに異なる時期にかつランダムに照射するとともに、当該近赤外光照射時における消費電力を低減し、かつ低温火傷を回避することができるようになされている。
(3−4)画像処理部204の構成
画像処理部204は、図11に示したように、2値化部31、パターン抽出部232、認証部233及び成りすまし検出部250によって構成される。
実際上、画像処理部204は、固体撮像素子14cから順次交互に出力される近赤外光対応画像信号IM、IM、IM……及び可視光対応画像信号IM、IM、IM……それぞれに対して、2値化部31において2値化処理を施すことにより近赤外光対応2値画像データBD、BD、BD……及び可視光対応2値画像データBD、BD、BD……を生成し、これをパターン抽出部232及び成りすまし検出部250に送出する。
この成りすまし検出部250は、図14に示すように、データ分配部251、輝度パターン生成部252及び比較部253によって構成されており、2値化部31(図11)から供給される近赤外光対応2値画像データBD、BD、BD……及び可視光対応2値画像データBD、BD、BD……をデータ分配部251に入力すると共に、撮像制御部203(図11)から供給される近赤外光点灯パターンデータD210a及び可視光点灯パターンデータD210bを比較部253に入力するようになされている。
データ分配部251は、近赤外光対応2値画像データBD、BD、BD……を近赤外光対応輝度パターン生成部252aに送出すると共に、可視光対応2値画像データBD、BD、BD……を可視光対応輝度パターン生成部252bに送出する。
近赤外光対応輝度パターン生成部252aは、近赤外光対応2値画像データBD、BD、BD……それぞれの輝度平均を算出し、この算出結果に基づいて近赤外光対応2値画像データBD、BD、BD……における輝度パターンを表すバイナリデータ(以下、これを近赤外光対応輝度パターンデータと呼ぶ)D252aを生成する。
具体的にパターン生成部252aは、予め設定された所定の閾値(以下、これを閾輝度値と呼ぶ)以上である場合には「1」とし、これに対して閾輝度値未満である場合には「0」とするようにして近赤外光対応輝度パターンデータD252a(図13(D−1))を生成し、これを比較部253に送出する。従って、この近赤外光対応輝度パターンデータD252aは、近赤外光光源13における点灯パターン(図13(A−1))と同一となる。
一方、可視光対応輝度パターン生成部252bは、近赤外光対応輝度パターン生成部252aと同様にして、可視光対応2値画像データBD、BD、BD……それぞれの輝度平均に基づいて可視光対応2値画像データBD、BD、BD……における可視光対応輝度パターンデータD252b(図13(D−2))を生成し、これを比較部253に送出する。この場合、この可視光対応輝度パターンデータD252bは、可視光光源213における点灯パターン(図13(A−2))と同一となる。
比較部253は、近赤外光対応輝度パターンデータD252aと、近赤外光点灯パターンデータD210aとを比較すると共に、可視光対応輝度パターンデータD252bと、可視光点灯パターンデータD210bとを比較する。
ここでこの比較結果は、例えば盗用された血管形成パターン及び指紋形成パターンに基づく血管写真及び指紋写真である場合には、双方ともに又は一方のみが不一致となる。これは、指紋写真の透過率が生体の指表面の透過率と相違することや、血管写真と指紋写真との間における状態が生体の上皮層及び顆粒層と全く相違すること等に起因して、近赤外光点灯パターン及び可視光点灯パターンに輝度パターン(撮像結果)が反映しないからである。これに対して、実際の生体である場合には比較結果は一致することとなる。
従って比較部253は、かかる比較結果がいずれか一方でも不一致となる場合には抽出処理禁止命令D20をパターン抽出部32に送出し、これに対して当該比較結果が双方ともに一致した場合には、抽出処理開始命令D21をパターン抽出部232に送出するようになされている。
パターン抽出部232は、近赤外光対応2値画像データBD、BD、BD……及び可視光対応2値画像データBD、BD、BD……を内部メモリに記憶するようになされており、かかる抽出禁止命令D20を受けた場合には、当該内部メモリに記憶した2値画像データBDを破棄する。
これに対してパターン抽出部232は、抽出開始命令D21があった場合、第1の実施の形態の場合と同様にして、内部メモリに記憶した近赤外光対応2値画像データBD、BD、BD……のうち例えば近赤外光対応2値血管画像データBDに基づいて血管認証情報PDaを生成する。
この際、パターン抽出部232は、第1の実施の形態の場合と同様にして、内部メモリに記憶した可視光対応2値画像データBD、BD、BD……のうち例えば可視光対応2値画像データBDに基づいて指紋認証情報PDbを生成する。
そしてパターン抽出部232は、これら血管認証情報PDa及び指紋認証情報PDbを認証部233に送出するようになされている。
認証部233は、これら血管認証情報PDa及び指紋認証情報PDbを対応付けて、所定の伝送路を介して接続された登録データベースに登録し、又は当該登録データベースに対応付けて登録された認証情報(以下、これを対応登録認証情報と呼ぶ)と血管認証情報PDa及び指紋認証情報PDbとを比較する認証処理を実行するようになされている。
このようにしてこの画像処理部204は、単に2種類の認証情報PDa及びPDbだけで本人の有無を判断するのではなく、点灯パターンD210と、この点灯パターンD210に応じて得られる画像信号IMの輝度パターンとの対応関係をも含めて本人の有無を判断することにより、第三者による成りすましの防止を強化することができるようになされている。
(3−5)第3の実施の形態の動作及び効果
以上の構成においてこの情報生成装置200は、近赤外光光源13及び可視光光源213の双方をランダムな点灯パターンD210a(図13(A−1))、D210b(図13(A−2))に従って間欠駆動する。
そして情報生成装置200は、この点灯パターンD210aに対応する近赤外光対応2値画像データBD、BD、BD……の輝度パターンと、当該点灯パターンD210aとを比較するとともに、点灯パターンD210bに対応する近赤外光対応2値画像データBD、BD、BD……の輝度パターンと、当該点灯パターンD210bとを比較する。
従ってこの情報生成装置200では、点灯時及び非点灯時における生体の内方の照射状態を比較する第2の実施の形態の場合に比して、生体の表面及び内方の双方の照射状態を比較する分だけ、写真等により実際の生体と同様の照射状態に反映させ得ることが一段と困難となるため、第三者による登録者の成りすましの防止を強化することができる。
この場合、情報生成装置200は、ランダムな点灯パターンD210a(図13(A−1))、D210b(図13(A−2))をAES、DES又はDESのCBCモード等の暗号アルゴリズムに従って生成する。
従ってこの情報生成装置200では、1つのシードで点灯パターンD210ごとに異なるものを生成することができるため、例えば認証時にリトライを行うような場合であっても、点灯パターンの周期性から点灯パターンを類推するといったことを防止することができるため、第三者による登録者の成りすましの防止をより強化することができる。
また情報生成装置200は、近赤外光光源13及び可視光光源213の双方を間欠駆動する光源駆動部221と、2値画像データBDの輝度パターン及び点灯パターンD210を比較する成りすまし検出部250とを同期させて動作させずに独立して動作させる。
従ってこの情報生成装置200では、光源駆動部21と、成りすまし検出部120とを同期させて動作させていた第2の実施の形態に比して、携帯端末装置などのようにCPUの処理負荷に一定の制限が課される装置に搭載される場合において、実装上の負荷を回避することができる。
以上の構成によれば、近赤外光光源13及び可視光光源213の双方をランダムな点灯パターンD210a(図13(A−1))、D210b(図13(A−2))に従って間欠駆動し、当該点灯パターンD210aに応じて得られる近赤外光対応2値画像データBDの輝度パターンと点灯パターンD210aとを比較するとともに、当該点灯パターンD210bに応じて得られる近赤外光対応2値画像データBDの輝度パターンと点灯パターンD210bとを比較することにより、第三者による登録者の成りすましの防止をより強化することができ、かくして精度面での信頼性を向上することができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、生体を撮像する撮像装置として、図1に示した構成の撮像部2、図10に示した構成の撮像部202を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この構成以外の構成でなる種々の撮像装置を適用するようにしても良い。
具体的には撮像部2に代えて、例えば図15に示すような構成の撮像部300を適用することができる。この撮像部300は、生体を透過することにより得られる近赤外光を撮像する点で、当該生体内方で散乱することにより得られる近赤外光を撮像する撮像部2とは相違する。
実際上、この撮像部300は、近赤外光を照射する近赤外光光源301(301a〜301c)有し、この近赤外光光源301から照射される近赤外光の光路上には、当該近赤外光のうち特定の近赤外線帯域の光を透過する第1のフィルタ302、当該第1のフィルタ302を介して得られる光のうち静脈血に吸収される近赤外線帯域とその付近との光を透過する第2のフィルタ303及び固体撮像素子304が順次配置される。
そしてこの撮像部300においては、第1のフィルタ302と第2のフィルタ303との間に指FGを介挿し、かつ介挿された指FGを固定することができるようになされている。これに加えてこの撮像部300においては、通常光の入射を遮蔽する遮蔽部305が設けられており、これにより指FG内方における血管の撮像時に遮蔽部305外における雰囲気中の光や紫外光による近赤外光への影響を低減することができるようになされている。
このような撮像部300を適用すれば、通常光よりも大きい強度の近赤外光を指に照射することなく、露光時間制御処理(電子シャッタ)を実行することなく血管を撮像することができるため、消費電力を抑えると共に処理負荷を低減することができる。これに加えて通常光に基づくノイズ成分による画像中の血管成分への影響を大幅に低下させることができる。この反面、この撮像部300においては、生体を透過することにより得られる近赤外光を撮像する点で大型化を避け得ないため、例えば家庭用電子機器、パーソナルコンピュータ又は携帯電話機等の端末装置に搭載する場合ではなく、例えば単体で用いる場合に特に有効である。
また撮像部202に代えて、例えば図15との対応部分に同一符号を付した図16に示すように、近赤外光光源301に可視光光源310(310a〜310c)を新たに加えてなる光源320が設け、第1のフィルタ302に代えて、特定の近赤外光帯域及び可視光帯域だけを透過する第1のフィルタ312が設け、第2のフィルタ303に代えて、静脈血に吸収される近赤外線帯域とその付近との光及びRGBに相当する帯域の光を透過する第2のフィルタ313が設けるようにして撮像部300を構成し、近赤外光に基づいて血管を撮像すると共に可視光に基づいて指紋を撮像するようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、撮像対象として血管及び指紋を撮像するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば口紋又は上皮層と顆粒層との境界(皮紋と呼ばれる)等、この他種々の撮像対象を撮像するようにしても良い。この場合、撮像部位としては、種々の部位あるいは全身を適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、生体に到来する雰囲気中の光よりも大きい強度の近赤外光が照射されるように光源を駆動する光源駆動手段として、通常光の強度よりも近赤外光が大きくなるように予め設定された複数の電圧値から所定の電圧値に対応する電圧を生成し、当該電圧を光源駆動信号S11として近赤外光光源13に出力することにより駆動するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、固定の電圧値に対応する電圧を光源駆動信号S11として近赤外光光源13に出力することにより駆動するようにしても良い。
またこの場合、撮像対象が例えば指の指紋等である場合には、雰囲気中の光よりも大きい強度の近赤外光に限らず、この他種々の光を照射することができる。
さらに上述の実施の形態においては、固定撮像素子が読み出す周期における各期間のうち一部の期間において光源から光が照射されるように光源駆動手段の駆動タイミングを制御する駆動タイミング制御手段として、第1に、基準パルス信号S10の電荷蓄積期間ESTと同期した駆動期間DRTにのみ光源駆動部21を間欠駆動するようにし(第1の実施の形態:図5)、第2に、近赤外光光源13から指FGに照射される近赤外光の強度が大きいほど多くの駆動期間DRTを間引いて光源駆動部21の駆動期間を短くするようにし(第1の実施の形態:図6)、第3に、乱数パターンに従ったランダムな駆動期間DRTで光源駆動部21、221を間欠駆動するようにした(第2の実施の形態:図8、第3の実施の形態:図13)場合について述べたが、本発明は必ずしも電荷蓄積期間ESTに同期させる必要はないため、当該電荷蓄積期間ESTよりも直前から光源駆動部21を間欠駆動するようにしても良い。
さらに本発明は、駆動タイミング制御手段の制御手法として、電荷蓄積期間ESTと同期した駆動期間DRTにのみ光源駆動部21、221を間欠駆動する期間と、当該駆動期間DRTを所定の数だけ間引いて光源駆動部21、221を間欠駆動する期間とを所定の割合で繰り返すようにしても良く、あるいはこの繰り返し期間に必要に応じて乱数パターンに従ったランダムな駆動期間DRTで光源駆動部21、221を間欠駆動する期間を加えるようにしても良く、この他種々の制御手法を適用することができる。
なおこの場合、撮像対象が例えば指の指紋等である場合には、露光時間制御処理(電子シャッタ)を実行しないため、基準パルス信号S10の電荷蓄積期間ESTと同期した駆動期間DRTにのみ光源駆動部21を間欠駆動する必要もない。
さらに上述の実施の形態においては、固体撮像素子にチャージされる電荷をリセットするリセット手段として、生体に照射される近赤外光の強度に応じて、固体撮像素子14c(各光電変換素子)にチャージされる単位期間PT当たりの電荷量の制限量を可変するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該制限量を固定するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、一部の期間に固体撮像素子から読み出された複数の画像信号における相関結果と、当該一部の期間以外の期間に固体撮像素子から読み出された複数の画像信号における相関結果とを比較する比較手段として、図9に示す成りすまし検出部120を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、第1のパターンに対応する各画像信号における輝度パターンと、第1のパターンとを比較すると共に、第2のパターンに対応する各上記画像信号における輝度パターンと、第2のパターンとを比較する比較手段として、図14に示す成りすまし検出部250を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、生体に基づく情報を生成する情報生成装置として、情報生成処理部4、204を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該情報生成処理部4、204で実行される各種処理の一部又は全部を、携帯電話機等の電子機器の制御部に対して実行させるプログラムとして構成するようにしても良い。
本発明は、生体を撮像する場合や、当該撮像機能を搭載する家庭用電子機器、パーソナルコンピュータ又は携帯電話機等の端末装置において認証する場合等に利用可能である。
第1及び第2の実施の形態による情報生成装置の全体構成を示す略線図である。 第1の実施の形態による撮像制御部および画像処理部の構成を示すブロックである。 電子シャッタの説明に供する略線図である。 光電変換によりチャージされる電荷量の説明に供する略線図である。 光源の駆動タイミングの制御及び制御結果(1)を示す略線図である。 光源の駆動タイミングの制御及び制御結果(2)を示す略線図である。 第2の実施の形態による撮像制御部および画像処理部の構成を示すブロックである。 光源の駆動タイミングの制御及び制御結果(3)を示す略線図である。 成りすまし検出部の構成(1)を示すブロック図である。 第3の実施の形態による情報生成装置の全体構成を示す略線図である。 第3の実施の形態による撮像制御部および画像処理部の構成を示すブロックである。 パルスの生成の説明に供する略線図である。 光源の駆動タイミングの制御及び制御結果(4)を示す略線図である。 成りすまし検出部の構成(2)を示すブロック図である。 他の実施の形態による撮像部の構成(1)を示す略線図である。 他の実施の形態による撮像部の構成(2)を示す略線図である。
符号の説明
1、100、200……情報生成装置、2、102、202、300……撮像部、3、103、203……撮像制御部、4、104、204……画像処理部、11……撮像開口部、12a、12b……ガイド溝、13a、13b、201a、201b、201c……近赤外光光源、14……カメラ部、14c、304……固体撮像素子、21、221……光源駆動部、22……クロック発生部、23、223……電荷量調整部、24……駆動タイミング制御部、31……2値化部、32……パターン抽出部、110、210……乱数発生器、120、250……成りすまし検出部、121……データ分離部、122……光源点灯時撮画像相関部、123……光源非点灯時撮画像相関部、124、253……比較部、209……パルス生成部、213a、213b……可視光光源、251……データ分離部、252a……近赤外光対応輝度パターン生成部、252b……可視光対応輝度パターン生成部、302、312……第1のフィルタ、303、313……第2のフィルタ、305……遮蔽部、FG……指。

Claims (11)

  1. 生体を撮像する撮像装置において、
    光源を駆動する光源駆動手段と、
    上記光源駆動手段の駆動により上記光源から上記生体を介して得られる光を光電変換し、当該光電変換によりチャージされる電荷を所定の周期で順次画像信号として読み出す固体撮像素子と、
    上記周期における各期間のうち一部の期間において上記光源から上記光が照射されるように上記光源駆動手段の駆動タイミングを制御する駆動タイミング制御手段と
    を具えることを特徴とする撮像装置。
  2. 上記駆動タイミング制御手段は、
    ランダムなパターンに従って各上記期間のうちから上記一部の期間を決定し、当該決定した一部の期間において上記近赤外光が照射されるように上記光源駆動手段の駆動タイミングを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記光源駆動手段は、
    上記生体に到来する雰囲気中の光よりも大きい強度の近赤外光が得られるように光源を駆動し、
    上記周期における各期間に上記固体撮像素子にチャージされる上記電荷を、当該期間の所定の時期にリセットするリセット手段を具える
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 上記駆動タイミング制御手段は、
    ランダムなパターンに従って各上記期間のうちから上記一部の期間を決定し、当該決定した一部の期間において上記近赤外光が照射されるように上記光源駆動手段の駆動タイミングを制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 上記駆動タイミング制御手段は、
    各上記期間のうち一部の期間において、上記時期又は上記時期の直前から当該一部の期間の終期まで上記近赤外光が照射されるように上記光源駆動手段の駆動タイミングを制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  6. 上記駆動タイミング制御手段は、
    ランダムなパターンに従って各上記期間のうちから上記一部の期間を決定し、当該決定した一部の期間において上記近赤外光が照射されるように上記光源駆動手段の駆動タイミングを制御し、
    上記一部の期間に上記固体撮像素子から読み出された複数の上記画像信号における相関結果と、当該一部の期間以外の上記期間に上記固体撮像素子から読み出された複数の上記画像信号における相関結果とを比較する比較手段を具える
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  7. 上記光源駆動手段は、
    第1の光源と、第2の光源とを駆動し、
    上記駆動タイミング制御手段は、
    ランダムな第1のパターンに従って上記光源駆動手段に対する上記第1の光源の駆動タイミングを制御すると共に、ランダムな第2のパターンに従って上記光源駆動手段に対する上記第2の光源の駆動タイミングを制御し、
    上記第1のパターンに対応する各上記画像信号における輝度パターンと、上記第1のパターンとを比較すると共に、上記第2のパターンに対応する各上記画像信号における輝度パターンと、上記第2のパターンとを比較する比較手段を具える
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 生体を撮像する撮像装置と、当該撮像結果に対して所定の処理を施す画像処理装置とによって構成される情報処理システムにおいて、
    上記撮像装置は、
    上記生体に到来する雰囲気中の光よりも大きい強度の近赤外光が照射されるように光源を駆動する光源駆動手段と、
    上記光源駆動手段の駆動により上記光源から上記生体を経由して得られる近赤外光を光電変換し、当該光電変換によりチャージされる電荷を所定の周期で順次画像信号として読み出す固体撮像素子と、
    上記周期における各期間にチャージされる上記電荷を、当該期間の所定の時期にリセットするリセット手段と、
    各上記期間のうち一部の期間において上記近赤外光が照射されるように上記光源駆動手段の駆動タイミングを制御する駆動タイミング制御手段と
    を具えることを特徴とする情報処理システム。
  9. 上記駆動タイミング制御手段は、
    各上記期間のうち一部の期間において、上記時期又は上記時期の直前から当該一部の期間の終期まで上記近赤外光が照射されるように上記光源駆動手段の駆動タイミングを制御する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 上記駆動タイミング制御手段は、
    ランダムなパターンに従って各上記期間のうちから上記一部の期間を決定し、当該決定した一部の期間において上記近赤外光が照射されるように上記光源駆動手段の駆動タイミングを制御し、
    上記画像処理装置は、
    上記一部の期間に上記固体撮像素子から読み出された複数の上記画像信号における相関結果と、当該一部の期間以外の上記期間に上記固体撮像素子から読み出された複数の上記画像信号における相関結果とを比較する比較手段を具える
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
  11. 上記光源駆動手段は、
    上記生体に到来する雰囲気中の光よりも大きい強度の近赤外光が照射されるように近赤外光光源を駆動すると共に、可視光光源を駆動し、
    上記駆動タイミング制御手段は、
    ランダムな第1のパターンに従って上記光源駆動手段に対する上記近赤外光光源の駆動タイミングを制御すると共に、ランダムな第2のパターンに従って上記光源駆動手段に対する上記可視光光源の駆動タイミングを制御し、
    上記画像処理装置は、
    第1のパターンに対応する各上記画像信号における輝度パターンと、上記第1のパターンとを比較すると共に、上記第2のパターンに対応する各上記画像信号における輝度パターンと、上記第2のパターンとを比較する比較手段を具える
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
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