JP4547604B2 - 認証情報生成装置及び認証情報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、認証情報生成装置及び認証情報装置に関し、例えばバイオメトリクス認証する場合に適用して好適なものである。
従来、生体の指紋をバイオメトリクス認証の対象とした認証装置が数多く提案されているが、近年、生体における血管の血管形成パターン自体がバイオメトリクス認証の対象の1つとして着目されており、当該血管形成パターンを認証情報として用いる認証装置が提案されている(特許文献1参照)。
この種の認証装置においては、血管内の脱酸素化ヘモグロビン(静脈血)に近赤外線帯域の光(近赤外光)が特異的に吸収され、当該近赤外光を照射した生体を経由して得られる散乱光が血管組織の形成パターンを表す血管パターン光として得られることを利用したものであり、かかる血管パターン光を血管画像信号として生成し、この血管画像から抽出した血管形成パターンを認証情報として用いるようになされている。
「週刊バイオ」第49号、静脈照合装置、[online]、[平成15年11月24日検索]、インターネット<URL:http//www.mackport.co.jp/WEEKLY-BIO/bio49/bio.049.htm>
しかしながらこの種の認証装置においては、生体を経由して得られる血管パターン光を光電変換した結果得られる血管画像については、個人差に起因して人体内方での近赤外光の散乱光の散乱経路等が可変するため、例えば図7に示すように、撮像対象である血管組織を適度に現すことができず、この結果、認証情報としての信頼性が乏しい問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、認証情報自体の信頼性を向上し得る認証情報生成装置及び認証情報生成方法と、認証処理精度を向上し得る認証装置及び認証方法とを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明は、認証情報生成装置(認証情報生成方法)であって、生体の内方に有する被写体に照射すべき撮像光以外の光を無視できる程度の輝度レベルで照射される撮像光の光電変換結果が撮像素子に蓄積可能な信号量以下となるよう露光期間を調整する調整手段(調整ステップ)と、調整手段(調整ステップ)の調整により撮像素子に設定される露光期間と、生体の内方に有する被写体のパターンとを、生体を証明するための認証情報として生成する認証情報生成手段(認証情報生成ステップ)とを有する。
また本発明は、認証情報生成装置であって、生体の内方に有する被写体に照射すべき撮像光以外の光を無視できる程度の輝度レベルで撮像光を照射するための光源と、光源に設定される出力値と、生体の内方に有する被写体のパターンとを、生体を証明するための認証情報として生成する認証情報生成手段とを有する。
また本発明は認証情報生成装置(認証情報生成方法)であって、生体の内方に有する被写体像を、該像よりも前に出力された像の合成結果と合成する処理を、合成像に占めるノイズ成分率が閾値以下となるまで繰り返す画像合成手段(画像合成ステップ)と、画像合成手段(画像合成ステップ)で実行される合成回数と、生体の内方に有する被写体のパターンとを、生体を証明するための認証情報として生成する認証情報生成手段(認証情報生成ステップ)とを有する
さらに本発明は、認証装置(認証方法)であって、生体の内方に有する被写体に照射すべき撮像光以外の光を無視できる程度の輝度レベルで照射される撮像光の光電変換結果が撮像素子に蓄積可能な信号量以下となるよう露光期間を調整する調整手段(調整ステップ)の調整により撮像素子に設定される露光期間と、生体の内方に有する被写体のパターンとを照合対象の一方とし、照合対象の他方としてメモリに記憶される情報と照合する照合手段(照合ステップ)とを有する。
また本発明は、認証装置であって、生体の内方に有する被写体に照射すべき撮像光以外の光を無視できる程度の輝度レベルで撮像光を照射するための光源と、光源に設定される出力値と、生体の内方に有する被写体のパターンとを照合対象の一方とし、照合対象の他方としてメモリに記憶される情報と照合する照合手段とを有する。
さらに本発明は認証装置(認証方法)であって、生体の内方に有する被写体像を、該像よりも前に出力された像の合成結果と合成する処理を、合成像に占めるノイズ成分率が閾値以下となるまで繰り返す画像合成手段(画像合成ステップ)と、画像合成手段(画像合成ステップ)で実行される合成回数と、生体の内方に有する被写体のパターンとを照合対象の一方とし、照合対象の他方としてメモリに記憶される情報と照合する照合手段(照合ステップ)とを有する
本発明によれば、生体の個人差に起因して生体内方の被写体の像に生じる画質劣化を回避するためのパラメータ自体を生体固有の情報としても用いるため、生体に適応的な撮像条件を備えつつ識別対象ともなる認証情報を得ることができる。かくして認証情報自体の信頼性を向上し得る認証情報生成装置及び認証情報生成方法と、認証精度の信頼性を向上し得る認証装置及び認証方法が実現可能となる
以下図面について本発明を適用した実施の形態を詳述する。
(1)認証装置の構成
図1は、本実施の形態による認証装置10を示したものであり、この認証装置10は、撮像対象を撮像する撮像部11と、当該撮像部11を制御する制御部12とよって構成されており、当該撮像対象として生体や背景等の被写体を撮像する第1のモード(以下、これを通常撮像モードと呼ぶ)を実行するようになされている。
この場合、撮像部11は、前方の被写体から到来する反射光を、カメラ部21のレンズ21A、絞り21C、レンズ21B及び紫外線カットフィルタ21Dを順次介してCCD(Charge Coupled Device)等の固体撮像素子21Eに導光する。因みに紫外光カットフィルタ21Dは、可視光及び近赤外光を透過するRGBフィルタでなる。
そして固体撮像素子21Eは、かかる紫外光カットフィルタ21Dを介して導光される反射光を光電変換素子で光電変換し、この結果光電変換素子に蓄えられる電荷信号を、クロック発生器(図示せず)の読出クロックに従って被写体画像信号S1として読み出し、これをA/D(Analog/Digital)変換部22に送出する。
A/D変換部22は、被写体画像信号S1をディジタル変換してディジタル被写体画像信号D1を生成し、これを制御部12に送出する。
一方、制御部12は、光源制御部31、絞り・レンズ制御部32、撮像感度制御部33及び3次元DNR(Digital Noise Reduction)処理部34からなる撮像制御部30と、認証情報処理部40とを有し、通常撮像モード時には、当該撮像制御部30の絞り・レンズ制御部32及び3次元DNR(Digital Noise Reduction)処理部34のみを起動して各種処理を実行する。
実際上、絞り・レンズ制御部32は、A/D変換部22から与えられるディジタル被写体画像信号D1の被写体画像の輝度レベルに基づいて絞り21Cの絞り値を制御する自動露出制御処理を実行し、撮像対象を経由して固体撮像素子21Eに入射する反射光の光量が最適となるように当該絞り値を設定する。
また絞り・レンズ制御部32は、ディジタル被写体画像信号D1に含まれるフォーカス制御信号に基づいてレンズ21A、21Bのレンズ位置を制御するオートフォーカス処理を実行し、撮像対象に対する焦点距離及びフォーカス位置が最適となるように当該レンズ位置を設定する。
3次元DNR処理部34は、A/D変換部22からディジタル被写体画像信号D1が与えられるごとに、当該ディジタル被写体画像信号D1を、過去にA/D変換部22から与えられたディジタル被写体画像信号D1の合成結果と合成する3次元DNR処理を実行し、当該被写体画像中に占める固体撮像素子21Eの熱雑音等のノイズ成分(以下、これをノイズ成分率と呼ぶ)を低減するようになされている。
この場合、3次元DNR処理部34は、かかる被写体画像のノイズ成分率が予め設定された所定の閾値以下となるまで3次元DNR処理を実行し、当該閾値以下のディジタル被写体画像信号D1を内蔵メモリBMに記憶する。
このようにして認証装置10は通常撮像モードを実行し、生体や背景等の被写体をディジタル被写体画像信号D1として内蔵メモリBMに保存することができるようになされている。
かかる構成に加えてこの認証装置10は、生体の内方に有する血管組織を撮像対象(以下、これを生体内撮像対象と呼ぶ)として撮像する第2のモード(以下、これを血管撮像モードと呼ぶ)も実行するようになされている。
この場合、例えば図2に示すように、撮像部11には、カメラ部21の配置位置と略同一面上に、当該カメラ部21に入射する雰囲気中の外光に対向する方向へ近赤外光を照射する近赤外光光源LS(LSa、LSb)が配置されており、当該照射方向に配された指FGに近赤外光が照射されるようになされている。
この近赤外光は、指FG内方における血管組織(図示せず)では内在するヘモグロビンに特異的に吸収され、それ以外の組織では透過又は反射する。従って指FGを経由して得られる散乱光は血管組織の形成パターンを表す血管パターン光として、カメラ部21に入射することとなる。
そしてカメラ部21(図1)は、かかる血管パターン光を、レンズ21A、絞り21C、レンズ21B、紫外線カットフィルタ21D及び固体撮像素子21Eを順次介して血管画像信号S2として生成し、これをA/D変換部22を介してディジタル血管画像信号D2として制御部12に送出するようになされている。
一方、制御部12は、血管撮像モード時には、通常撮像モード時に起動した絞り・レンズ制御部32及び3次元DNR処理部34に加えて、光源制御部31、撮像感度制御部33及び認証情報処理部40をも起動して各種処理を実行する。
そして制御部12の撮像制御部30は、A/D変換部22から与えられるディジタル血管画像信号D2の血管画像に基づいて、生体内撮像対象に対する撮像部11の撮像状態及び当該血管画像の画像状態が最適となるように制御する最適化処理を実行する。
実際上、撮像制御部30の光源制御部31は、ディジタル血管画像信号D2の血管画像の輝度レベルに基づいて近赤外光光源LSに出力する電圧等の出力値を制御する自動光源制御処理を実行し、当該近赤外光光源LSから生体内撮像対象に照射される近赤外光の輝度状態が最適となるように当該出力値を設定する。
この場合、光源制御部31は、例えば指FGの色や指FG内方での脂肪量等の生体内撮像対象以外の個人差に起因する血管画像の画質劣化を低減することができるようになされている。
これに加えて光源制御部31は、かかる自動光源制御処理時において、近赤外光光源LSから照射される近赤外光の輝度状態が雰囲気中で通常得られる外光の強度(例えば部屋の中における可視光の一般的な輝度等)以上となるように予め設定された下限出力値よりも大きい出力値を設定するようになされている。
これにより光源制御部31は、図2に示したように、近赤外光光源LSから照射する近赤外光を、このとき指FG内方における骨等により減衰してカメラ部21に到来する外光を実質上無視できる近赤外光としてカメラ部21に与えることができるようになされている。
また撮像制御部30の絞り・レンズ制御部32は、通常モード時と同様にして自動露出制御処理を実行し、固体撮像素子21Eに入射する血管パターン光の光量が最適となるように当該絞り値を設定するとともに、通常モード時と同様にしてオートフォーカス処理を実行し、生体内撮像対象(血管組織)に対する焦点距離及びフォーカス位置が最適となるように当該レンズ位置を設定するようになされている。
この場合、絞り・レンズ制御部32は、例えば指FGの色や指FG内方での脂肪量等の生体内撮像対象以外の個人差や、生体内での生体内撮像対象の深度等に起因する血管画像の画質劣化を回避することができるようになされている。
また撮像制御部30の撮像感度制御部33は、ディジタル血管画像信号D2の血管画像の輝度レベル等に基づいて固体撮像素子21Eの光電変換素子に蓄えられる電荷信号量の電荷蓄積期間を電気的に制御する露光時間制御処理(いわゆる電子シャッタ)を実行し、固体撮像素子21Eでの血管パターン光の撮像感度を調整する。
具体的に撮像感度制御部33は、図3に示すように、読出クロックの立ち下がりから次の読出タイミングである立ち上がりまでの電荷蓄積期間t1内における所定のリセットタイミング値を可変制御し、リセットタイミング時点から読出タイミングまでの期間(以下、これを露光期間と呼ぶ)t2(図3(A))を通常撮像モード時(図3(B))よりも短くするようにして固体撮像素子21Eでの血管パターン光の撮像感度が最適となるように当該リセットタイミング値を設定する。
この場合、撮像感度制御部33は、図4(A)に示すように、近赤外光光源LSから照射される近赤外光の輝度が外光よりも大きいことに起因して電荷蓄積期間t1(図4)の途中で光電変換素子に蓄積される電荷信号が飽和するといった事態を未然に回避するのみならず、図4(B)に示すように、血管パターン光及びこのとき到来する外光に対する光電変換結果として光電変換素子に蓄えられる電荷信号量を相対的に減少させ、固体撮像素子21Eにおける外光に対する撮像感度のみを低減することができるようになされている。またこの場合、撮像感度制御部33は、例えば指FGの色や指FG内方での脂肪量等の生体内撮像対象以外の個人差に起因する血管画像の画質劣化を回避することができるようになされている。
また撮像制御部30の3次元DNR処理部34は、通常モード時と同様にして、ディジタル血管画像信号D2の血管画像に占めるノイズ成分率が所定の閾値以下となるまで3次元DNR処理を実行し、当該閾値以下のディジタル血管画像信号D2(合成結果)を認証情報処理部40に送出する。
この場合、3次元DNR処理部34は、固体撮像素子21E自体の個体差や、指FG内方での反射経路や透過率等の個人差に起因する血管画像の画質劣化を回避することができるようになされている。
このようにして撮像制御部30は最適化処理を実行することにより、生体の個人差に応じてその内方に有する血管組織が適度に現された高画質の血管画像を撮像部11を介してディジタル血管画像信号D2として得ることができるようになされている。
制御部12の認証情報処理部40は、かかるディジタル血管画像信号D2の血管画像から固有の血管形成パターンを抽出する。そして認証情報処理部40は、この血管形成パターンを登録する場合には、当該血管形成パターンを、このとき撮像した生体であることを証明する第1の生体認証情報D3として生成して内蔵メモリBMに記憶することにより保持する。
この場合、認証情報処理部40は、生体からの直接的な盗用が困難な生体内方における血管組織の血管形成パターンを抽出するため、生体表面に有する指紋等のパターンを抽出する場合に比して秘匿性の高い第1の生体認証情報D3を登録対象として生成することができるようになされている。
これに対して認証情報処理部40は、認証処理を実行する場合には、このとき抽出した血管形成パターンを、既に登録された第1の生体認証情報D3の血管形成パターンと照合するようになされている。
ここで、かかる撮像制御部30の最適化処理により設定された各種設定パラメータ(近赤外光光源LSへの出力値、絞り21Cの絞り値、レンズ21A、21Bのレンズ位置及び固体撮像素子21Eのリセットタイミング値)と、3次元DNR処理により得られる処理パラメータ(即ち、3次元DNR処理により合成したディジタル血管画像信号D1の合成処理回数)とは、ともに、個人差のある生体の内方に有する血管組織を適度に現すことを目的として調整された結果として得られる値ではあるが、当該生体での血管組織の深度等の個人差に応じて適応的に制御されるものであることから、当該生体の立体的な状態を表した固有の情報としての性質をも有している。
従って本実施の形態の制御部12は、血管形成パターンに加えて、かかる各種パラメータを、第2の生体認証情報として用いるようになされている。
この場合、撮像制御部30は、自動光源制御処理を実行して設定した出力値を設定パラメータデータD11として、自動露出制御処理を実行して設定した絞り値及びオートフォーカス処理を実行して設定したレンズ位置を設定パラメータデータD12として、露光時間制御処理を実行して設定したリセットタイミング値を設定パラメータデータD13として、3次元DNR処理により得られる合成処理回数を処理パラメータデータD14としてそれぞれ認証情報処理部40に送出する。
そして認証情報処理部40は、これらパラメータデータD11〜D14を登録する場合には、当該パラメータデータD11〜D14を第2の生体認証情報D4として生成し、これを第1の生体認証情報D3との組み合わせとして内蔵メモリBMに記憶することにより保持する。
これに対して認証情報処理部40は、認証処理を実行する場合には、かかるパラメータデータD11〜D14を制御部12の対応する各部に設定し、この後、撮像部11から3次元DNR処理部34を順次介して得られるディジタル血管画像信号D2から抽出した血管形成パターンを、第1の認証情報D3の血管形成パターンと照合する。そして認証情報処理部40は、かかる照合結果が所定の許容範囲内にあった場合には、パラメータデータD11〜D14を、既に登録された第2の生体認証情報D4のパラメータデータD11〜D14と照合するようになされている。
このようにして認証装置10は血管撮像モードを実行し、生体内撮像対象(血管組織)自体を第1の生体認証情報D1として登録又は照合するのみならず、当該生体内撮像対象に対する撮像部11の撮像状態の調整結果(設定パラメータデータD11〜D13)と、生体内撮像対象の撮像結果である血管画像の画像状態の調整結果(処理パラメータデータD14)とについても第2の生体証情報D4として登録又は照合することができるようになされている。
(2)認証情報生成処理
ここで、かかる第1の生体認証情報D3、第2の生体認証情報D4を生成する認証情報生成処理は、図5に示す認証情報生成処理手順RT1に従って実行される。
すなわち制御部12は、例えば操作部(図示せず)から認証情報登録命令が与えられると、この認証登録処理手順RT1をステップSP0から開始し、ステップSP1において自動光源制御処理を実行して生体内撮像対象に対する輝度状態が最適となるように近赤外光光源LSに出力する電圧等の出力値を設定し、ステップSP2においてこのときディジタル血管画像信号D2の血管画像に血管組織が適度に現れているか否かを判断する。
ここで否定結果が得られると、制御部12は、続くステップSP3において自動露出制御処理を実行して生体内撮像対象に対する輝度状態が最適となるように絞り21Cの絞り値を設定するとともに、オートフォーカス処理を実行して生体内撮像対象に対する焦点位置等が最適となるようにレンズ21A、21Bのレンズ位置を設定し、ステップSP4においてこのときディジタル血管画像信号D2の血管画像に血管組織が適度に現れているか否かを判断する。
ここでも否定結果が得られると、制御部12は、続くステップSP5において露光時間制御処理を実行して生体内撮像対象に対する固体撮像素子21Eの撮像感度(露光期間t2(図3))が最適となるように当該固体撮像素子21Eのリセットタイミング値を設定し、ステップSP6においてこのときディジタル血管画像信号D2の血管画像に血管組織が適度に現れているか否かを判断する。
ここでも否定結果が得られると、制御部12は、続くステップSP7においてディジタル血管画像信号D2の血管画像のノイズ成分率が予め設定された所定の閾値以下となるまで3次元DNR処理を実行し、ステップSP8に移る。
これに対してステップSP2、SP4又はSP6で肯定結果が得られると、このことは撮像部11に設定されている初期の各設定値が、その後の処理(露光時間制御処理、露出制御処理、オートフォーカス処理又は3次元DNR処理)を実行するまでもなく、生体内撮像対象(血管組織)に対する撮像状態が最適となる設定値であることを意味し、このとき制御部12は、当該初期の設定値のままの状態でステップSP8に移る。
そして制御部12は、ステップSP8において、かかるステップSP1〜SP7までの最適化処理後に撮像部11よりディジタル血管画像信号D2の血管画像から所定部位の血管形成パターンを抽出し、当該抽出した固有の血管形成パターンを第1の生体認証情報D3として生成し、ステップSP9において、このとき撮像部11に設定されている各種設定パラメータと、ステップSP7で実行された3次元DNR処理により得られる処理パラメータ(合成処理回数)とを第2の生体認証情報D4として生成し、これを内蔵メモリBMに登録した後、ステップSP10に移ってこの認証情報生成処理手順RT1を終了する。
このようにして制御部12は、生体内撮像対象(血管組織)と、各種パラメータとをそれぞれ第1及び第2の生体認証情報D3、D4として生成し、これら生体認証情報D3、D4の組み合わせを内蔵メモリBMに登録することができるようになされている。
(3)認証処理
また、かかる認証情報生成処理により内蔵メモリBMに登録された第1の生体認証情報D3、第2の生体認証情報D4を用いた認証処理は、図6に示す認証処理手順RT2に従って実行される。
すなわち制御部12は、例えば、内蔵メモリBMに記憶されたディジタル被写体信号D1やその他の個人情報を認証装置10外に転送する転送指令が操作部(図示せず)から与えられると、この照合処理手順RT2ステップSP10から開始し、ステップSP11において照射対象の指FG(図2)を所定位置に配して血管を撮像すべきことを例えば表示部(図示せず)を介してこのとき操作部(図示せず)を操作する使用者に通知する。
そして制御部12は、ステップSP12において上述のステップSP1〜SP8の各処理と同様の最適化処理を実行し、ステップSP13において当該処理後に撮像部11で撮像された使用者における血管画像の血管形成パターンを抽出し、ステップSP14において当該使用者の血管形成パターンを、内蔵メモリBMに既に登録された第1の生体認証情報D4の血管形成パターンと照合して、これら血管形成パターン同士の相関値を算出した後、ステップSP15においてこの相関値が予め設定された許容範囲内にあるか否かを判定する。
ここで肯定結果が得られると、このことは、このときデータ転送しようとする使用者が事前に登録した正規の登録者である可能性が高いことを意味しており、このとき制御部12は、ステップSP16において、ステップSP12で実行した最適化処理により撮像部11に設定された設定パラメータデータD11〜D13と、3次元DNR処理部34での3次元DNR処理結果として得られる処理パラメータD14とを取得する。
そして制御部12は、ステップSP17においてこれらパラメータデータD11〜D14を、内蔵メモリBMに既に登録された第2の生体認証情報D4の対応するパラメータデータD11〜D14とそれぞれ照合して差分値を算出した後、ステップSP18においてこの差分値が所定の許容範囲内にあるか否かを判定する。
ここでも肯定結果が得られると、このことは、このときデータ転送しようとする使用者が例えば登録者の血管画像を認証装置10にかざす等して登録者本人になりすましたものでもなく、当該使用者が事前に登録した正規の登録者本人であることを意味しており、このとき制御部12は、ステップSP19において予め規定された処理として内蔵メモリBMに保持された個人情報の転送を許可した後、ステップSP20に移ってこの認証処理手順RT2を終了する。
これに対してステップSP15又はSP18で否定結果が得られると、このことは、このときデータ転送しようとする使用者が事前に登録した登録者ではない不正使用者であることを意味しており、このとき制御部12は、ステップSP21において個人情報のデータ転送を禁止する旨を表示部(図示せず)を介して使用者に通知した後、ステップSP20に移ってこの認証処理手順RT2を終了する。
このようにして制御部12は、第1の生体認証情報D3と第2の生体認証情報D4との双方を用いて登録者本人の可否を判定することにより、登録者本人のなりすましをも防止することができるようになされている。
(4)本実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、この認証装置10は、撮像部11から撮像結果として与えられるディジタル血管画像信号D2の血管画像に基づいて、生体内撮像対象に対する撮像部11の撮像状態及び当該血管画像の画像状態が最適となるように制御する最適化処理を実行する。
そして認証装置10は、かかる最適化処理の結果撮像部11に設定される設定パラメータD11〜D13と、3次元DNR処理により得られる処理パラメータD14とを認証情報D4として生成する。
従って、この認証装置10では、生体の個人差に起因して血管組織の撮像結果に生じる画質劣化を回避するパラメータ自体を生体固有の情報としても用いるため、生体に適応的な撮像条件を備えつつ識別対象ともなる認証情報を確実に生成することができる。これに加えてこの認証装置10では、パラメータ自体を認証情報としても用いる分、認証情報を生成するための特別な処理が不要となるため、処理負荷を低減することもできる。
またこの場合、この認証装置10は、かかる認証情報D4の組み合わせとして、当該認証情報D4生成の際に撮像部11から3次元DNR処理部34を介して得られる当該生体固有の血管組織自体でなる認証情報D3をも生成する。
従って、この認証装置10は、これら認証情報D3、D4を組み合わせとして生成しているため、これら認証情報D3、D4を用いて認証処理を実行する場合には、血管組織自体でなる認証情報D3のみの場合に比して登録者本人のなりすましを確実に防止することができる。
以上の構成によれば、生体内撮像対象の撮像する際にその生体の個人差に応じて変化するパラメータを認証情報として用いるようにしたことにより、生体の個人差に起因して血管組織の撮像結果に生じる画質劣化を回避するのみならず、当該生体に適応的な認証情報を確実に生成することができ、又は当該パラメータを用いて生体に適応的な認証処理を実行することができ、かくして認証情報自体又は認証精度の信頼性を向上することができる。
(5)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、生体の内方に有する固有の生体内撮像対象を撮像する撮像手段として、図1に示した構成の撮像部11を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、近赤外光光源LSと、この他種々の構成のCCDカメラ部とを有する撮像部を適用するようにしても良い。
この場合、生体の内方に有する固有の生体内撮像対象として、生体の指を適用するようにしたが、本発明はこれに限らず、生体の網膜や生体の全身等、この他種々の部位を適用することができる。
さらにこの場合、近赤外光に特異性のある血管組織を撮像するようにしたが、本発明はこれに限らず、当該近赤外光やその他の光に特異性のある生体内方の固有組織を撮像するようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、生体内撮像対象に対する撮像手段の撮像状態が最適となるように調整する最適化手段として、光源制御部31によって近赤外光光源LSの輝度レベルを、絞りレンズ制御部32によって絞り21Cに入射する光量及びレンズ21A、21Bの焦点距離等を、撮像感度制御部33によって固体撮像素子21Eの撮像感度をそれぞれ調整するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばフィルタ21Dのフィルタ係数を調整する等、この他種々の撮像手段の撮像状態が最適となるように調整するようにしても良い。
この場合、近赤外光光源LSの輝度レベル、絞り21Cに入射する光量、レンズ21A、21Bの焦点距離等及び固体撮像素子21Eの撮像感度をそれぞれ自動で調整するようにしたが、手動で調整するようにしても良い。
さらにこの場合、かかる最適化手段により調整した結果撮像手段に設定される第1のパラメータとして、近赤外光光源LSの輝度レベルの調整により設定される出力値でなる設定パラメータD11、絞り21Cに入射する光量の調整により設定される絞り値とレンズ21A、21Bの焦点距離等の調整により設定されるレンズ位置とでなる設定パラメータD12及び固体撮像素子21Eの撮像感度の調整により設定されるリセットタイミング値でなる設定パラメータD13を適用するようにしたが、本発明はこれに限らず、これに以外の設定パラメータを適用しても良く、また適用するパラメータ数については少なくとも1以上あれば良い。
さらに上述の実施の形態においては、撮像手段により撮像された撮像画像の画像状態が最適となるように画像処理を施す最適化手段として、3次元DNR処理を施すようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば加算平均処理等、この他種々の画像処理を施すようにしても良い。
この場合、かかる最適化手段により画像処理を施した結果得られる第2のパラメータとして、3次元DNR処理により合成したディジタル血管画像信号D1の合成処理回数でなる処理パラメータを適用するようにしたが、本発明はこれに限らず、これに以外の処理パラメータを適用しても良く、また適用するパラメータ数については少なくとも1以上あれば良い。
さらに上述の実施の形態においては、第1のパラメータ及び又は第2のパラメータを認証情報として生成する認証情報生成手段として、最適化手段により調整した撮像状態時に当該撮像手段により撮像される撮像画像から抽出した生体内撮像対象と、第1のパラメータ及び又は第2のパラメータとをそれぞれ認証情報として生成する認証情報処理部40を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1のパラメータ及び又は第2のパラメータのみを認証情報として生成する認証情報処理部を適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、認証処理として、第1及び第2の認証情報D3、D4を内蔵メモリBMに予め登録しておき、当該内蔵メモリBMに記憶された個人情報をデータ転送する際に、このときの使用者に対する撮像状態の調整結果として得られるパラメータ及び当該使用者から抽出した血管形成パターンを、対応する第1及び第2の認証情報D3、D4と順次照合した後にデータ転送許可するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の認証処理を適用するようにしても良い。
具体的には、例えば、第1及び第2の認証情報D3、D4を内蔵メモリBMに登録するとき又は別の登録手段により、メモリスティック(登録商標)等の可搬型メモリCMに第2の認証情報D4の第1及び第2のパラメータを照合用パラメータとして記憶しておく。そして認証処理部40は、かかる可搬型メモリCMが接続手段としてのメモリスロットMSに装着されたことを判断したとき、当該可搬型メモリCMに記憶された照合用パラメータを、内蔵メモリBMに予め登録された第2の認証情報D4の対応するパラメータと照合する。
ここでかかる照合結果が所定の許容範囲内であった場合に一応登録者であるとして、照合用パラメータを撮像制御部30の対応する各部31〜34にそれぞれ設定して、当該登録者であるとした使用者に応じた撮像状態を即座に調整する。そして最後に認証処理部40は、この登録者であるとした使用者から抽出した血管形成パターンを、第1の認証情報D3と照合し、当該照合結果が所定の許容範囲内であった場合に登録者本人である判定し、予め規定された処理として例えばこの認証装置20の通常撮像モードの撮像処理を許可する。
このようにすれば、生体に応じた撮像状態を即座に調整することができるのみならず、血管画像の再現性を飛躍的に向上することができ、この結果、血管形成パターンの認証処理時の照合精度を飛躍的に向上することができる。
さらに上述の実施の形態においては、認証情報生成処理及び認証処理をそれぞれ実行する認証装置20を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該認証情報生成処理を実行する認証情報生成装置と、認証処理を実行する認証処理装置とをそれぞれ別体の装置として分けるようにしても良い。このようにすれば、認証情報の管理態様や取得態様などに対応させて用いることもできる。
本発明は、例えば電子マネー分野や通信分野等、認証情報を用いる分野に利用可能である。
認証装置の構成を示す略線図である。 近赤外光光源の配置及び近赤外光の光流の様子を示す略線図である。 電子シャッタの説明に供する略線図である。 電子シャッタによる撮像感度の調整の説明に供する略線図である。 認証情報生成処理手順を示すフローチャートである。 認証処理手順を示すフローチャートである。 個人差に起因する血管組織撮像への影響の説明に供する略線図である。
符号の説明
10……認証装置、11……撮像部、12……制御部、30……撮像制御部、31……光源制御部、32……絞りレンズ制御部、33……撮像感度制御部、34……3次元DNR処理部、40……認証情報処理部、BM……内蔵メモリ、LS……近赤外光光源。

Claims (10)

  1. 生体の内方に有する被写体に照射すべき撮像光以外の光を無視できる程度の輝度レベルで照射される撮像光の光電変換結果が上記撮像素子に蓄積可能な信号量以下となるよう露光期間を調整する調整手段と、
    上記調整手段の調整により撮像素子に設定される露光期間と、上記生体の内方に有する被写体のパターンとを、上記生体を証明するための認証情報として生成する認証情報生成手段と
    する認証情報生成装置。
  2. 生体の内方に有する被写体に照射すべき撮像光以外の光を無視できる程度の輝度レベルで撮像光を照射するための光源と、
    記光源に設定される出力値と、上記生体の内方に有する被写体のパターンとを、上記生体を証明するための認証情報として生成する認証情報生成手段と
    する認証情報生成装置。
  3. 生体の内方に有する被写体の像を、該像よりも前に出力された像の合成結果と合成する処理を、合成像に占めるノイズ成分率が閾値以下となるまで繰り返す画像合成手段と、
    上記画像合成手段で実行される合成回数と、上記生体の内方に有する被写体のパターンとを、上記生体を証明するための認証情報として生成する認証情報生成手段と
    を具えることを特徴とする認証情報生成装置。
  4. 生体の内方に有する被写体に照射すべき撮像光以外の光を無視できる程度の輝度レベルで照射される撮像光の光電変換結果が上記撮像素子に蓄積可能な信号量以下となるよう露光期間を調整する調整ステップと、
    上記調整ステップでの調整により撮像素子に設定される露光期間と、上記生体の内方に有する被写体のパターンとを、上記生体を証明するための認証情報として生成する認証情報生成ステップと
    する認証情報生成方法。
  5. 生体の内方に有する被写体の像を、該像よりも前に出力された像の合成結果と合成する処理を、合成像に占めるノイズ成分率が閾値以下となるまで繰り返す画像合成ステップと、
    上記画像合成ステップで実行される合成回数と、上記生体の内方に有する被写体のパターンとを、上記生体を証明するための認証情報として生成する認証情報生成ステップと
    する認証情報生成方法。
  6. 生体の内方に有する被写体に照射すべき撮像光以外の光を無視できる程度の輝度レベルで照射される撮像光の光電変換結果が上記撮像素子に蓄積可能な信号量以下となるよう露光期間を調整する調整手段と、
    上記調整手段の調整により撮像素子に設定される露光期間と、上記生体の内方に有する被写体のパターンとを照合対象の一方とし、照合対象の他方としてメモリに記憶される情報と照合する照合手段と
    する認証装置。
  7. 生体の内方に有する被写体に照射すべき撮像光以外の光を無視できる程度の輝度レベルで撮像光を照射するための光源と、
    記光源に設定される出力値と、上記生体の内方に有する被写体のパターンとを照合対象の一方とし、照合対象の他方としてメモリに記憶される情報と照合する照合手段と
    する認証装置。
  8. 生体の内方に有する被写体の像を、該像よりも前に出力された像の合成結果と合成する処理を、合成像に占めるノイズ成分率が閾値以下となるまで繰り返す画像合成手段と、
    上記画像合成手段で実行される合成回数と、上記生体の内方に有する被写体のパターンとを照合対象の一方とし、照合対象の他方としてメモリに記憶される情報と照合する照合手段と
    する認証装置。
  9. 生体の内方に有する被写体に照射すべき撮像光以外の光を無視できる程度の輝度レベルで照射される撮像光の光電変換結果が上記撮像素子に蓄積可能な信号量以下となるよう露光期間を調整する調整ステップと、
    上記調整ステップでの調整により撮像素子に設定される露光期間と、上記生体の内方に有する被写体のパターンとを照合対象の一方とし、照合対象の他方としてメモリに記憶される情報と照合する照合ステップと
    する認証方法。
  10. 生体の内方に有する被写体の像を、該像よりも前に出力された像の合成結果と合成する処理を、合成像に占めるノイズ成分率が閾値以下となるまで繰り返す画像合成ステップと、
    上記画像合成ステップで実行される合成回数と、上記生体の内方に有する被写体のパターンとを照合対象の一方とし、照合対象の他方としてメモリに記憶される情報と照合する照合ステップと
    する認証方法。
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