JP4385284B2 - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置及び撮像方法に関し、例えば生体内方に有する血管組織を撮像する場合に適用して好適なものである。
従来、バイオメトリクス認証の対象として目の虹彩や、指又は掌の指紋等の固有の生体的特徴が用いられている。
近年、生体的特徴の1つとして生体内方の血管組織の形成パターンが着目されており、血管内の脱酸素化ヘモグロビン(静脈血)又は酸素化ヘモグロビン(動脈血)に近赤外線帯域の光(近赤外光)が特異的に吸収されることを利用して、当該血管の形成パターンを撮像する撮像装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
ここで、図11は概略的な血管撮像装置1を示したものであり、この血管撮像装置1は、近赤外光を発射するレーザ光源2を有し、レーザ光源2から発射される近赤外光の光路上には、当該近赤外光のうち特定の近赤外線帯域の光を透過する第1のフィルタ3、当該第1のフィルタ3を介して得られる光のうち血管内のヘモグロビンに吸収される近赤外線帯域の光を透過する第2のフィルタ4及び撮像素子5が順次配置される。
この場合、血管撮像装置1は、第1のフィルタ3と第2のフィルタ4との間に例えば人体の指FGが介挿された状態において光源2から近赤外光を発射し、これを第1のフィルタ3を介して指FGに照射する。この近赤外光は指FG内方における血管組織では内在するヘモグロビンに特異的に吸収され、それ以外の組織では透過又は反射するため、当該指FGを経由して得られる近赤外光は血管組織の形成パターンを表す血管パターン光として、第2のフィルタ4を介して撮像素子5に入射することとなる。
そして撮像素子5は、かかる血管パターン光を、画素に対応するように格子状に配された複数の光電変換素子で光電変換し、これら光電変換素子で得られた信号を血管画像信号として生成するようになされている。
「週刊バイオ」第49号、静脈照合装置、[online]、[平成15年11月24日検索]、インターネット<URL:http//www.mackport.co.jp/WEEKLY-BIO/bio49/bio.049.htm>
ところでかかる撮像装置1のように生体の血管組織を撮像対象として撮像する血管撮像機能と、通常の撮像装置のように背景や生体自体等の被写体を撮像対象として撮像する通常撮像機能とを搭載した撮像装置を想定した場合、かかる撮像装置においては、血管撮像時に用いる近赤外光と、通常撮像時に得られる可視光との双方を画質の劣化させずに撮像するには光学系が複雑となる。
かかる簡易的な対処の1手法として、血管撮像時に近赤外光だけを透過するフィルタを光学系の所定位置に配置するように機械的に切り替えることが考えられるが、この場合、当該専用のフィルタを切替自在に設けなければならないためその分大型化して携帯性を重視する要請になじまず、また機械的に切り替えるようにするためその分使用上の煩雑化が伴って快適性を損なうことにもなり、この結果、使い勝手が悪くなってしまう。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、使い勝手を向上し得る撮像装置及び撮像方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明は、被写体を撮像対象として撮像する第1のモードと、人体の内方を撮像対象として撮像する第2のモードとを有する撮像装置であって赤外光を人体に照射する照射手段と、視光を色分光する色画素と、近赤外光を透過する近赤外光画素とを単位とする色フィルタアレイ色フィルタアレイを経由する光を光電変換する撮像素子とを設ける。近赤外光画素は、生体の内方における静脈に特異性のある波長を含む近赤外光を透過するものとする。
また本発明は、被写体を撮像対象として撮像する第1のモードと、人体の内方を撮像対象として撮像する第2のモードとを有する撮像装置であって赤外光を人体に照射する照射手段と、可視光を色分光する色画素を単位とする色フィルタアレイと、色フィルタアレイを経由する光を光電変換する撮像素子と、撮像素子の光電変換結果に対して所定の信号処理を施す信号処理手段とを設ける。色フィルタアレイは、信号処理後の信号に含まれる近赤外光成分が所定の規定値以下となるよう色画素における相対的な近赤外光の透過比率選定される
本発明によれば、1つのフィルタ手段及び固体撮像素子を共用して双方の撮像対象を撮像することができるため小型化を図ることができるとともに、モードに応じた専用のフィルタを設ける場合に比して小型化するのみならず、製造上及び使用上の煩雑化をも回避することができ、かくして使い勝手を向上することができる。
以下図面について本発明を適用した実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)撮像装置の構成
図1において、本実施の形態による撮像装置10を示す。この撮像装置10は、撮像部11、撮像制御部12及びデータ処理部13によって構成されており、生体や背景等の被写体を撮像対象として撮像する第1のモード(以下、これを通常撮像モードと呼ぶ)を実行するようになされている。
この場合、撮像部11は、CCDカメラ部21前方の被写体からの反射光(可視光)を、レンズ21A、絞り21C、レンズ21B及びカラーCCD21Dに導光する。
このとき撮像制御部12の絞りレンズ制御部31は、絞り21Cの絞り値を制御する自動露出制御処理によりカラーCCD21Dに入射する可視光の光量を調整するとともに、各レンズ21A、21Bのレンズ位置を制御するオートフォーカス制御処理により撮像対象に対する焦点距離及びフォーカス位置を調整する。
また露光時間制御部33は、カラーCCD21Dに対する露光時間を規定する読出クロックを供給するようにして当該カラーCCD21Dの露光時間を調整するようになされている。
この状態においてカラーCCD21Dは、レンズ21Bを介して入射する可視光を、マトリクス状に配された光電変換素子で光電変換し、当該光電変換により各光電変換素子に蓄えられる電荷信号を読出クロックに従って被写体画像信号S1として読み出し、これを信号処理部22に送出する。
信号処理部22は、画像信号S1に対して所定の信号処理を施した後にA/D(Analog/Digital)変換処理を施し、この結果得られる被写体画像データD1をデータ処理部13に送出する。
データ処理部13は、被写体画像データD1に対して所定のデータ処理を施した後に例えば内部メモリ(図示せず)に記憶することにより保持するようになされている。
このようにして撮像装置10は通常撮像モードを実行し、生体や背景等の被写体を撮像対象として撮像することができるようになされている。
かかる構成に加えてこの撮像装置10においては、図2に示すように、CCDカメラ部21の配置位置と略同一面上に、当該CCDカメラ部21に入射する雰囲気中の外光に対向する方向へ近赤外光を照射する近赤外光光源LS(LSa、LSb)が配置されており、当該カメラ部21に結像方向にかざすようにして配された指FG内方における血管組織を撮像対象(以下、これを生体内撮像対象と呼ぶ)として撮像するモード(以下、これを血管撮像モードと呼ぶ)を実行するようになされている。
この場合、撮像制御部12(図1)は、操作部(図示せず)から所定の血管撮像操作が行われると、絞りレンズ制御部31に加えて、光源制御部32を起動することにより動作させる。
光源制御部32は、雰囲気中で通常得られる外光の輝度よりも大きい輝度として予め設定された値となるように近赤外光光源LSに出力する電圧等の出力値を制御する光源制御処理により、当該外光よりも大きい輝度の近赤外光を近赤外光光源LSから指FGに照射する。
この近赤外光は、図2に示したように、指FG内方における血管組織(図示せず)では内在するヘモグロビンに特異的に吸収され、それ以外の組織では透過又は反射する。一方、このとき到来する外光は、骨等に遮られることによって減衰するのみならず、その強度よりも大きい近赤外光によって実質上無視できる光となる。従って、指FGを経由して得られる近赤外光は血管組織の形成パターンを表す血管パターン光として、図1に示したレンズ21A、絞り21C、レンズ21B及びRGBフィルタ21Dを順次介してカラーCCD21Dに導光されることとなる。
そしてカラーCCD21Dの各光電変換素子には、入射する血管パターン光の光電変換結果として得られる電荷信号が蓄積される。
このとき露光時間制御部33は、カラーCCD21Dの各光電変換素子に蓄えられる電荷信号量を電気的に制限する露光時間制御処理(いわゆる電子シャッタ)により、当該カラーCCD21Dにおける血管パターン光に対する撮像感度を調整する。
具体的に露光時間制御部33は、図3に示すように、読出クロックの立ち下がりから次の読出タイミングである立ち上がりまでの電荷蓄積期間t1内における所定のリセットタイミング値を可変制御し、リセットタイミング時点から読出タイミングまでの期間(以下、これを露光期間と呼ぶ)t2(図3(A))を通常撮像モード時(図3(B))よりも短くするようにして固体撮像素子21Eでの血管パターン光の撮像感度が最適となるように当該リセットタイミング値を設定する。
この場合、撮像感度制御部33は、図4(A)に示すように、近赤外光光源LSから照射される近赤外光の輝度が外光よりも大きいことに起因して電荷蓄積期間t1(図4)の途中で光電変換素子に蓄積される電荷信号が飽和するといった事態を未然に回避するのみならず、図4(B)に示すように、血管パターン光及びこのとき到来する外光に対する光電変換結果として光電変換素子に蓄えられる電荷信号量を相対的に減少させ、固体撮像素子21Eにおける外光に対する撮像感度のみを低減することができるようになされている。
従って、カラーCCD21Dにおいては、かかる露光時間制御部33の露光時間制御処理により制限された電荷信号を、指FG内方の血管組織を外光による実質上の影響ない撮像状態でなる血管画像信号S2(図1)として読み出すことができることとなり、この血管画像信号S2は信号処理部22を介して血管画像データD2としてデータ処理部13に与えられることとなる。
そしてデータ処理部13は、この血管画像データD2の血管画像から血管形成パターンを抽出し、当該抽出した固有の血管形成パターンを、例えば生体表面に有する指紋等のパターンを抽出する場合に比して秘匿性の高い認証情報として内部メモリ(図示せず)に記憶することにより保持するようになされている。
このようにして撮像装置10は血管撮像モードを実行し、人体の指FG内方における血管組織を撮像することができるようになされている。
このようにこの撮像装置10においては、通常の被写体及び生体内方に有する血管組織の双方を撮像対象として撮像することができるため、当該撮像対象ごとに別体の撮像装置を用いることがないため使い勝手を向上することができるようになされている。
なお、この撮像装置10においては、指FGの内方における血管組織のヘモグロビン(輸送蛋白)のうち、酸素化ヘモグロビンに対して特異的に吸収される波長及び脱酸素化ヘモグロビンに対して特異的に吸収される波長の双方を含む光、具体的には700[nm]から900[nm]までの範囲からなる波長の光に選定された近赤外光を指FGに照射するようになされている。
これにより撮像装置10においては、酸素化及び脱酸素化ヘモグロビンの混在する毛細血管組織を忠実に反映したディジタル血管画像信号S2をCCDカメラ部21を介して生成することができ、この結果、精度よく血管形成パターンを抽出してより秘匿性の高い認証情報を生成することができるようになされている。
またこの場合、酸素化及び脱酸素化ヘモグロビンに対して特異的に吸収される波長に厳密にしぼった状態の近赤外光を指FGに照射する場合に比して、CCDカメラ部21でのS/N比を低減するとともに、血管組織に対するエネルギー量の集中に起因してヘモグロビンが変性するといった事態を未然に回避することもできるようになされている。
(1−2)カラーCCDの構成
ここで、カラーCCD21Dは、互いに隣接する4つの色画素を1単位(以下、これを信号処理単位と呼ぶ)としたマトリクス状の色フィルタアレイを有し、具体的には図5に示すように、「R」、「G」、「B」の各色画素及び所定帯域の近赤外光を透過する「N」画素を信号処理単位MU1とした色フィルタアレイを有している。すなわち一般的なカラーCCDでは「R」、「G」、「G」、「B」の各色画素を信号処理単位としているのに対し、このカラーCCD21Dは、当該2つの「G」画素のうちの1つを「N」画素に代えている点で異なる。
そしてこのカラーCCD21Dでは、「N」画素に対して、近赤外光光源LSから指FGを経由して得られる700[nm]から900[nm]までの範囲からなる波長の近赤外光のみを透過する色フィルタ特性が選定されている。
この場合、信号処理部22は、カラーCCD21Dから出力される信号について、通常撮像モード時には「R」、「G」、「B」の各色画素に対応する信号を被写体画像信号S1として用いて信号処理を施し、これに対して血管撮像モード時には「N」画素に対応する信号を血管画像信号S2として用いて信号処理を施すようになされている。
従って、この撮像装置10では、血管撮像時に近赤外光だけを透過する専用のフィルタを切替自在に設ける必要がないため、当該切り替えによる使用上の煩雑化を回避するとともに、CCDカメラ部21及び信号処理部22を通常の被写体の撮像用及び生体内方の血管組織の撮像用として共用できるため小型化を図ることができるようになされている。
(1−3)第1の実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この撮像装置10は、血管撮像モード時には、人体の雰囲気中の光よりも強い輝度の近赤外光を人体に照射するとともに、当該人体を経由して得られる血管パターン光を光電変換するカラーCCD21Dの露光時間を調整する。
そして撮像装置10は、通常撮像モード時に被写体から反射する可視光を色分光する「R」、「G」、「B」の各色画素と、血管撮像時に人体を経由して得られる血管パターン光(近赤外光)を透過する「N」画素(近赤外光画素)とを単位とした色フィルタアレイからなるカラーCCD21Dを介して被写体及び血管組織の双方を撮像する。
従って、撮像装置10は、血管撮像時に近赤外光だけを透過する専用のフィルタを切替自在に設ける必要がないため、当該切り替えによる使用上の煩雑化を回避するとともに、CCDカメラ部21及び信号処理部22を通常の被写体の撮像用及び生体内方の血管組織の撮像用として共用できるため小型化を図ることができる。
以上の構成によれば、1つのカラーCCD21Dだけで双方の撮像対象を撮像するようにしたことにより、モードに応じた専用のフィルタを設ける場合に比して小型化するのみならず、製造上及び使用上の煩雑化をも回避することができ、かくして使い勝手を向上することができる。
(1−4)第1の実施の形態に対する他の実施の形態
上述の第1の実施の形態においては、被写体から反射する可視光を色分光する所定の色画素と、上記近赤外光を透過する近赤外光画素とを単位とした色フィルタアレイからなるフィルタ手段として、カラーCCD21Dを適用(即ちCCDと一体にする)ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該カラーCCD21Dの色フィルタアレイからなるフィルタを、光路上の所定位置にCCDとは別体に設けるようにしても良い。
また上述の第1の実施の形態においては、「R」、「G」、「B」及び「N」の4色画素を信号処理単位MU1とした色フィルタアレイを有するカラーCCD21D(図5)を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該4色画素にさらに「G」画素を加えた5色画素を信号処理単位とした色フィルタアレイを有するカラーCCDを用いるようにしても良い。この場合、視覚上における明るさの感度が高い「G」画素を物理的に増やして当該光量の入射面積を大きくする分、通常モード時には色純度のバランスを崩すことなく被写体画像信号S1を得ることができるため、当該被写体画像の画質を向上することができる。
さらに上述の第1の実施の形態においては、「R」、「G」、「B」及び「N」の4色画素を信号処理単位MU1とした色フィルタアレイを有するカラーCCD21D(図5)を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該色フィルタアレイを有する全画素読み出し方式のカラーCCDを用いるようにしても良い。この場合、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
さらに上述の第1の実施の形態においては、RGB系のカラーCCD21Dを用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図6に示すように、「Cy」、「Mg」、「Ye」、「G」及び「N」の各色画素を信号処理単位MU2とした色フィルタアレイを有する補色系のカラーCCDを用いるようにしても良い。
この場合、補色系のカラーCCDに全画素読み出し方式のカラーCCDが用いられている場合には「N」画素の配置位置に対する制限を加える必要はないが、補色市松色差線順次方式が採用されている場合、当該補色市松色差線順次方式では補色系のカラーCCDから出力される信号が、当該各色画素にそれぞれ対応する独立の信号として出力されるのではなく、図7に示すように、奇数又は偶数フィールドラインごとに縦列上における2画素分の合成信号として順次出力されるため、「N」画素の配置条件として、図6に示したように、偶数(奇数)フィールドライン上において互いに隣接する信号処理単位MU2の各「N」画素を同じ縦列上に配置する必要がある。
このようにして色差よりも感度や描写を優先的に重視する補色系のカラーCCDを採用すれば、動く被写体を撮像する場合には第1の実施の形態の場合に比して特に有効である。
さらに上述の第1の実施の形態においては、固体撮像素子としてカラーCCD21Dを用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに代えて、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を用いるようにしても良い。
この場合、CMOSは、CCDとは異なり、水平及び又は垂直走査の制御により各画素独立の信号を容易に得ることができることから、配置条件等の制限を要することなく上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(2)第2の実施の形態
(2−1)撮像装置の構成
図1との対応部分に同一符号を付した図8に示すように、この撮像装置20は、カラーCCD21Dに代えて、補色市松色差線順次方式の補色系カラーCCD51Dを採用した点を除いて、第1の実施の形態における撮像装置10と同一構成でなる。
この補色系カラーCCD51Dは、互いに隣接する4つの色画素を信号処理単位としてマトリクス状に配した最も一般的な色フィルタアレイを有し、具体的には図9に示すように、「Cy」、「Mg」、「Ye」、「G」の各色画素を信号処理単位MU3とした色フィルタアレイを有している。
実際上、撮像装置20(図8)は、通常撮像モード時には当該モードに応じた撮像制御部12の制御により撮像部11における対応する各部の撮像状態を調整し、CCDカメラ部21前方の被写体から到来する雰囲気中の外光(可視光)を、レンズ21A、絞り21C及びレンズ21Bを順次介して補色系カラーCCD51Dに導光する。
一方、撮像装置20は、血管撮像モード時には当該モードに応じた撮像制御部12の制御により撮像部11における対応する各部の撮像状態を調整し、CCDカメラ部21前方の人体を経由して得られる血管パターン光(近赤外光)を、レンズ21A、絞り21C及びレンズ21Bを順次介して補色系カラーCCD51Dに導光する。
そして補色系カラーCCD51Dは、かかる可視光又は血管パターン光を光電変換し、この結果対応する各光電変換素子に蓄積される電荷信号を、図7において上述したように、奇数又は偶数フィールドラインごとに縦列上における2画素分の合成信号として順次読み出し、これを被写体画像信号S11又は血管画像信号S12として信号処理部22に送出する。
信号処理部22は、被写体画像信号S11又は血管画像信号S12に対して補色市松色差線順次方式に準拠した信号処理を施すようになされており、具体的には、輝度信号をY、色差信号をCb、Cyとすると、次式
Figure 0004385284
のように、互いに隣接する縦列上における2画素分の合成信号を加算して輝度信号Yとして、又は当該合成信号を減算して色差信号Cb、Cyとして算出する加減算処理を施す。
そして信号処理部22は、かかる加減算処理結果に対してA/D変換処理を施し、この結果得られる被写体画像データD11又は血管画像データD12をデータ処理部13に送出する。
このようにして撮像装置20は通常撮像モード又は血管撮像モードを実行し、通常の被写体及び生体内方に有する血管組織の双方を撮像対象として撮像することができるようになされている。
(2−2)補色系カラーCCDにおける色フィルタ特性
ところで、かかる撮像装置20では、CCDカメラ部21に入射する可視光及び血管パターン光(近赤外光)の双方を1つの補色系カラーCCD51Dで光電変換するため、通常撮像モード時には、当該補色系カラーCCD51Dの光電結果(被写体画像信号S11)に含まれる近赤外光成分に起因して色純度のバランスが崩れ、ひいては被写体画像の画質劣化が生じてしまう。この画質劣化は、色差よりも感度や描写を優先的に重視するのに適した補色系カラーCCD51Dを採用しているためより顕在化する。
そこでこの実施の形態における補色系カラーCCD51Dでは、近赤外光成分に起因する色純度のバランスが崩れないように、「Cy」、「Mg」、「Ye」、「G」の各色画素に対する色フィルタ特性がそれぞれ選定されている。
具体的には、被写体画像信号S11は奇数又は偶数フィールドラインごとに縦列上における2画素分の合成信号として順次読み出され、信号処理部22において、(1)式に示されているように、互いに隣接する画素に対応する合成信号同士が減算されることによって色差信号Cb、Cyとして算出されることから、奇数フィールドラインの色差信号Cbと、偶数フィールドラインの色差信号Cyとにそれぞれ含まれる近赤外光成分を等しく得ることができれば、近赤外光成分に起因して色純度のバランスが崩れることがなくなることになる。
この場合、「R」信号又は「B」信号と、「Cy」、「G」、「Mg」、「Ye」の信号における色空間変換は一般的に次式
Figure 0004385284
の関係にあることから、色差信号Cb、Cyに含まれる「N」成分が「0」となるようにするためには、補色系カラーCCD51Dにおける「Cy」画素、「G」画素、「Mg」画素、「Ye」画素での近赤外光の透過比率を「6」:「1」:「0」:「10」として選定すれば良い。この場合、補色系カラーCCD51Dにおける視覚的な色フィルタ特性としては、図10に示すようになる。なお、かかる透過比率は原色に対する比率ではなく相対的な比率を意味するものである。
実際上、かかる透過比率の補色系カラーCCD51Dを順次介して得られる被写体画像信号S11から色差信号Cb、Cyを算出すると、次式
Figure 0004385284
のように「N」成分が相殺されることが分かる。従って色純度のバランスを崩さずに被写体画像を得ることができることとなる。
一方、被写体画像信号S11から輝度信号Yを算出すると、次式
Figure 0004385284
のように「N」成分が含まれてしまう分だけ劣化してしまうが、これについては、色差信号Cb、Cyの低域成分から生成した輝度信号を(4)式に合成する手法を用いれば、実質的な画質の劣化とはならず問題がない。因みに、近赤外光に対して分解能を引き下げるように光学系を設計しても良い。
なお、かかる補色系カラーCCD51Dを採用すると、血管撮像モード時には色差信号が得られなくなるが、当該撮像目的としての血管組織の血管形成パターンの抽出には何ら影響がないため問題はない。
(2−3)第2の実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この撮像装置20では、補色系カラーCCD51Dにおける信号処理単位MU3内の各色画素における相対的な近赤外光の透過比率を、(2)式の色空間変換後の色差信号Cb、Cyに含まれる「N」成分が「0」となるように選定する。
従って撮像装置20では、第1の実施の形態の場合と同様に、1つの補色系カラーCCD51Dだけで双方の撮像対象を撮像するため、モードに応じた専用のフィルタを設ける場合に比して小型化するのみならず、製造上及び使用上の煩雑化をも回避することができる。
これに加えて、この撮像装置20では、1つの補色系カラーCCD51Dだけで通常の被写体及び生体内方に有する血管組織の画質を実質的に劣化させることなく、当該双方の撮像対象を撮像することができ、また図9に示した補色系カラーCCDに比べた場合には格段に画質を向上することができる。
以上の構成によれば、補色系カラーCCD51Dにおける信号処理単位MU3内の各色画素における相対的な近赤外光の透過比率を、色空間変換後の色差信号Cb、Cyに含まれる「N」成分が「0」となるように選定するようにしたことにより、1つの補色系カラーCCD51Dだけで通常の被写体及び生体内方に有する血管組織の画質を実質的に劣化させることなく、当該双方の撮像対象を撮像することができ、かくして上述の第1の実施の形態の場合に比してより使い勝手を向上することができる。
(2−4)第2の実施の形態に対する他の実施の形態
上述の第2の実施の形態においては、被写体から反射する可視光及び近赤外光を透過するフィルタ手段として、補色系カラーCCD51Dを適用(即ちCCDと一体にする)ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該カラーCCD51Dの色フィルタアレイからなるフィルタを、光路上の所定位置にCCDとは別体に設けるようにしても良い。
また上述の第2の実施の形態においては、補色系カラーCCD51Dにおける信号処理単位MU3内の各色画素における相対的な近赤外光の透過比率を、信号処理部22での(2)式の色空間変換後の色差信号Cb、Cyに含まれる「N」成分が「0」となるように選定するようにした場合について述べたが、本発明は、当該補色系カラーCCD51DとはCCDの種類や信号処理単位における色画素の数等が異なっていても良く、また信号処理部22が(2)式の色空間変換処理以外の信号処理を施す信号処理手段であっても良く、さらに「N」成分が「0」ではなくある規定値以下となるようにしても良く、要は、可視光を色分光する複数の色画素を単位とした色フィルタアレイでなり、当該色画素における相対的な近赤外光の透過比率が、所定の信号処理後の信号に含まれる近赤外光成分が所定の規定値以下となるように選定されていれば良い。
さらに上述の第2の実施の形態においては、固体撮像素子として補色系カラーCCD51Dを用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに代えて、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を用いるようにしても良い。
この場合、CMOSは、CCDとは異なり、水平及び又は垂直走査の制御により各画素独立の信号を容易に得ることができることから、配置条件等の制限を要することなく上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(3)第1の実施の形態及び第2の実施の形態に共通する他の実施の形態
上述の実施の形態においては、人体に到来する可視光よりも強い輝度の近赤外光を人体に照射する照射手段として、雰囲気中で通常得られる外光の輝度よりも大きい輝度として予め設定された値となるように近赤外光光源LSに出力する電圧等の出力値を制御するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば当該外光の輝度の検出し、この検出結果に応じて決定した設定値となるように近赤外光光源LSに出力する出力値を制御するようにしても良い。このようにすれば、血管撮像する場に応じた輝度の近赤外光を照射することができるため、その都度同じ強度の近赤外光を照射する場合に比して消費電力化を図ることができる。
またこの場合、照射光として、生体の内方における動脈及び静脈双方の血管組織に特異性のある波長を含む光を照射するようにしたが、本発明はこれに限らず、動脈又は静脈いずれか一方の血管組織に特異性のある波長を含む光を生体に照射するようにしても良い。
さらにこの場合、照射対象として、生体の指を適用するようにしたが、本発明はこれに限らず、生体の網膜や生体の全身等、この他種々の部位を適用することができる。
また上述の実施の形態においては、CCDカメラ部21の配置位置と略同一面上に近赤外光光源LS(LSa、LSb)を配置し、カラーCCD21Dへの入射方向と対向する方向側へ近赤外光を照射するようにした場合について述べたが本発明はこれに限らず、この他種々の位置に1又は2以上の近赤外光光源を配置し、この他種々の方向から近赤外光を照射するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、固体撮像素子における露光時間を調整する露光時間調整手段として、電荷蓄積期間t1(図4(A))内における所定のリセットタイミング時にリセットようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、絞りレンズ制御部31での光量調整の度合いに応じて電荷蓄積期間t1(図4(A))内におけるリセットタイミングを変更するようにしても良く、また近赤外光光源LSに対する出力を制御する際の設定値に応じて電荷蓄積期間t1(図4(A))内におけるリセットタイミングを変更するようにしても良く、さらにはこれらを組み合わせるようにしても良い。このようにすれば、カラーCCD21Dにおける血管パターン光に対する撮像感度をより適応的に調整することができるため、指FG内方における血管組織を忠実に反映した血管画像信号S2として生成することができる。
本発明は、被写体を撮像対象として静止画撮像又は動画撮像する電子機器に利用可能である。
第1の実施の形態における撮像装置の構成を示す略線図である。 近赤外光光源の配置及び近赤外光の光流の様子を示す略線図である。 電子シャッタの説明に供する略線図である。 電子シャッタによる撮像感度の調整の説明に供する略線図である。 RGBフィルタの色フィルタアレイを示す略線図である。 補色系フィルタの色フィルタアレイを示す略線図である。 補色系市松色差順次方式の出力信号の説明に供する略線図である。 第2の実施の形態における撮像装置の構成を示す略線図である。 第2の実施の形態における補色系フィルタの色フィルタアレイを示す略線図である。 フィルタ特性を示す略線図である。 従来による撮像装置の構成を示す略線図である。
符号の説明
10、20……撮像装置、11……撮像部、12……撮像制御部、13……データ処理部、21……CCDカメラ部、21D……カラーCCD、51D……補色系カラーCCD、22……信号処理部、31……絞りレンズ制御部、32……光源制御部、33露光時間制御部。

Claims (9)

  1. 被写体を撮像対象として撮像する第1のモードと、人体の内方を撮像対象として撮像する第2のモードとを有する撮像装置であって
    赤外光を上記人体に照射する照射手段と、
    視光を色分光する色画素と、上記人体の内方における静脈に特異性のある波長を含む近赤外光を透過する近赤外光画素とを単位とする色フィルタアレイ
    上記色フィルタアレイを経由する光を光電変換する撮像素子と
    を具えることを特徴とする撮像装置。
  2. 上記第1のモードでの撮像素子の感度と、上記第2のモードでの撮像素子の感度とを異なる感度に調整する感度調整手段
    をさらに具えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記照射手段は、
    上記第2のモードにおいて上記近赤外光を、該近赤外光以外の光を無視できる程度の輝度値で照射し、
    上記感度調整手段は、
    上記第1のモードでの撮像素子に対する露光時間よりも、上記第2のモードでの撮像素子に対する露光時間を短くする
    請求項2に記載の撮像装置。
  4. 上記感度調整手段は、
    上記輝度値に応じて、上記第2のモードでの撮像素子に対する露光時間を短くする
    請求項3に記載の撮像装置。
  5. 上記感度調整手段は、
    絞りレンズにおける絞りの度合いに応じて、上記第2のモードでの撮像素子に対する露光時間を短くする
    請求項3に記載の撮像装置。
  6. 被写体を撮像対象として撮像する第1のモードと、人体の内方を撮像対象として撮像する第2のモードとを有する撮像装置の撮像方法であって、
    上記第2のモードを実行すべき操作が行われたことを契機として、近赤外光を照射するよう照射手段を制御する第1のステップと、
    可視光を色分光する色画素と、上記人体の内方における静脈に特異性のある波長を含む近赤外光を透過する近赤外光画素とを単位とする色フィルタアレイを経由する光を光電変換する撮像素子の感度を調整する第2のステップと
    を有する撮像方法。
  7. 被写体を撮像対象として撮像する第1のモードと、人体の内方を撮像対象として撮像する第2のモードとを有する撮像装置であって
    赤外光を上記人体に照射する照射手段と、
    視光を色分光する色素を単位とする色フィルタアレイと、
    上記色フィルタアレイを経由する光を光電変換する撮像素子と
    記撮像素子の光電変換結果に対して所定の信号処理を施す信号処理手段と
    を具え、
    上記色フィルタアレイは、
    上記信号処理後の信号に含まれる近赤外光成分が所定の規定値以下となるよう上記色画素における相対的な上記近赤外光の透過比率選定され
    ことを特徴とする撮像装置。
  8. 上記フィルタアレイは、補色系の色画素を単位とする色フィルタアレイでなり、所定の色空間変換後の信号に含まれる近赤外光成分が所定の規定値以下となるよう上記色画素における相対的な上記近赤外光の透過比率選定され
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  9. 被写体を撮像対象として撮像する第1のモードと、人体の内方を撮像対象として撮像する第2のモードとを有する撮像装置の撮像方法であって、
    上記第2のモードを実行すべき操作が行われたことを契機として、近赤外光を照射するよう照射手段を制御する第1のステップと、
    可視光を色分光する色画素を単位とする色フィルタアレイを経由する光を光電変換する撮像素子の感度を調整する第2のステップと
    を有し、
    上記色フィルタアレイは、
    上記撮像素子の光電変換結果に対して施される所定の信号処理後の信号に含まれる近赤外光成分が所定の規定値以下となるよう、上記色画素における相対的な上記近赤外光の透過比率が選定される
    ことを特徴とする撮像方法。
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