JP4487016B1 - 通電部材、接続部材、試験装置および接続部材を修繕する方法 - Google Patents

通電部材、接続部材、試験装置および接続部材を修繕する方法 Download PDF

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Abstract

被試験デバイスを試験するテストヘッドおよび被試験デバイスを電気的に接続する接続部材のフレームに設けられた開口に、テストヘッドと被試験デバイスとを電気的に接続する導電部、および、弾性を有し、導電部を保持する保持部とを有する通電部材を、着脱可能に配する。通電部材は、保持部の弾性により、フレームに着脱可能に保持されてよい。保持部は開口にはめ込まれる凸部を有し、通電部材は、凸部と前記開口の側面との間に生じる力により、フレームに着脱可能に保持されてよい。
【選択図】図4

Description

本発明は、通電部材、接続部材、試験装置および接続部材を修繕する方法に関する。
半導体ウエハ上のデバイスの電気的特性を試験する場合、上記デバイスに試験パターンを供給するテストヘッドと上記デバイスとの間には、両者を電気的に接続するプローブカードが配される。近年では、半導体チップの試験パッドに対応した多数のバンプを有するコンタクトプローブと、当該バンプと対応する銅薄膜を有し、垂直圧力が印加されたとき垂直方向に導通する異方導電性ゴムとを備えるプローブカードを使用して、半導体ウエハ上の複数の半導体チップを一括して試験することも行われている(例えば、特許文献1を参照。)。
特許第4187718号
コンタクトプローブのバンプ、異方導電性ゴムの銅薄膜は、繰り返し試験を実行するうちに消耗する。しかし、バンプまたは銅薄膜が、コンタクトプローブまたは異方導電性ゴムに固着している場合には、一部のバンプまたは銅薄膜が消耗した場合であっても、消耗したバンプまたは銅薄膜を容易に交換することができない。コンタクトプローブまたは異方導電性ゴムごと交換した場合には、ランニングコストが増加する。
上記課題を解決すべく、本発明の第1態様として、被試験デバイスを試験するテストヘッドと被試験デバイスとを電気的に接続する接続部材のフレームに設けられた開口に、着脱可能に配される通電部材であって、テストヘッドと被試験デバイスとを電気的に接続する導電部と、弾性を有し、導電部を保持する保持部とを備える通電部材が提供される。
上記通電部材は、保持部の弾性により、フレームに着脱可能に保持されてよい。上記通電部材において、保持部は開口にはめ込まれる凸部を有してよく、上記通電部材は、凸部と開口の側面との間に生じる力により、フレームに着脱可能に保持されてよい。
上記通電部材において、保持部は開口にはめ込まれない係止部を有してよく、係止部はフレームの表面に着脱可能に結合されてよい。上記通電部材において、係止部は、フレームの表面に設けられた突出部と結合できる結合用開口を有してよい。
上記通電部材において、導電部は弾性を有してよい。上記通電部材において、導電部は保持部の表面から突出してよい。上記通電部材において、保持部の少なくとも1つの断面の輪郭が、T型、十字型、H型、Y型または四角形であってよい。
本発明の第2態様として、被試験デバイスを試験するテストヘッドと被試験デバイスとを電気的に接続する接続部材であって、開口を有するフレームと、開口に着脱可能に配され、テストヘッドと被試験デバイスとを電気的に接続する通電部材とを備え、通電部材は、テストヘッドと被試験デバイスとを電気的に接続する導電部と、弾性を有し、導電部を保持する保持部とを有する接続部材が提供される。
本発明の第3態様として、被試験デバイスを試験するテストヘッドと、テストヘッドに試験パターンを供給する本体部と、上記の接続部材とを備える試験装置が提供される。
本発明の第4態様として、上記の接続部材を修繕する方法であって、開口に配された通電部材を、フレームから取り外す段階と、開口に、他の通電部材を配する段階とを備える接続部材を修繕する方法が提供される。
上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これら特徴群のサブコンビネーションも発明となり得る。
試験装置100の断面図の一例を概略的に示す。 テストヘッド200の断面図の一例を概略的に示す。 プローブカード300の分解図の一例を概略的に示す。 弾性コネクタ400の平面図の一例を概略的に示す。 弾性コネクタ400の断面図の一例を概略的に示す。 弾性コネクタ600の平面図の一例を概略的に示す。 弾性コネクタ600の断面図の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
以下、図面を参照して、実施形態について説明するが、図面の記載において、同一または類似する部分には同一の参照番号を付して重複する説明を省く場合がある。また、異なる実施例において、対応する部材は、互いに、同様の構成、機能および用途を有してよい。なお、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なる場合がある。また、説明の都合上、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれる場合がある。
図1は、試験装置100の断面図の一例を概略的に示す。試験装置100は、ウエハ10に形成された半導体チップ等のデバイスの電気的特性を試験して、当該デバイスの良否を判断する。試験装置100は、ウエハ10に形成されている複数の半導体チップに対して、一括して試験を実施してよい。ウエハ10および半導体チップ等のデバイスは、被試験デバイスの一例であってよい。
試験装置100は、搬送ユニット110と、ロードユニット130と、FOUP150と、本体ユニット160と、アライメントユニット170と、テストヘッド200と、プローブカード300とを備える。本実施形態においては、ロードユニット130、搬送ユニット110および本体ユニット160が、前面(図中の左側)から後方(図中の右側)に向かって順次隣接して配される。また、アライメントユニット170、プローブカード300およびテストヘッド200が、本体ユニット160の上に積層される。搬送ユニット110とロードユニット130、および、搬送ユニット110とアライメントユニット170とは、それぞれ内部で気密に連通されている。これにより、試験装置100の内部の清浄度を維持することができる。
搬送ユニット110は、試験装置100の内部で、ウエハ10を搬送する。搬送ユニット110は、ロボットアーム116を内蔵する。ロボットアーム116は、ロードユニット130とアライメントユニット170との間でウエハ10を搬送する。ロボットアーム116は、ロードゲート134を通して、FOUP150からウエハ10を1枚ずつ取り出して、アライメントユニット170に搬送する。ロボットアーム116は、アライメントユニット170の内部に配置されたウエハトレイ20の上に、ウエハ10を載置する。また、ロボットアーム116は、ロードゲート134を通して、試験が終了したウエハ10をアライメントユニット170から取り出して、FOUP150に収納する。
ロードユニット130は、ロードテーブル132と、ロードゲート134とを有する。ロードテーブル132には、試験の対象となるウエハ10を収容したFOUP150が載せられる。ロードゲート134は、試験装置100にウエハ10を搬入または搬出する場合に開閉する。これにより、試験装置100内部の清浄度を低下させることなく、外部からウエハ10をロードできる。
FOUP150は、試験対象となるウエハ10を複数格納する。また、FOUP150は、試験が終了したウエハ10を収納する。
本体ユニット160は、試験装置100の各部の動作を制御する。例えば、本体ユニット160は、搬送ユニット110、ロードユニット130、およびアライメントユニット170の動作を同期させて、ウエハ10を相互に受け渡しさせる。また、本体ユニット160は、試験プログラムに従ってテストヘッド200の動作を制御する。本体ユニット160は、テストヘッド200に試験パターンを供給する。本体ユニット160は、本体部の一例であってよい。
アライメントユニット170は、ウエハ10とプローブカード300との相対位置を調整し、ウエハ10とプローブカード300とを電気的に接続させる。アライメントユニット170は、アライメントステージ172を有する。アライメントステージ172は、ウエハ10とプローブカード300との相対位置を調整し、プローブカード300とウエハ10とを位置合わせする。本実施形態において、アライメントステージ172は、ウエハトレイ20を搭載し、垂直方向(図中の上下方向)に伸縮する。
ウエハトレイ20は、ウエハ10を載置する載置面を有する。ウエハトレイ20は、真空吸着などにより載置面上にウエハ10を保持してよい。アライメントステージ172は、ウエハ10を保持したウエハトレイ20をプローブカード300に向けて移動させることで、ウエハ10をプローブカード300に押し付ける。これにより、ウエハ10の表面に設けられた端子と、プローブカード300の表面に設けられ、当該端子に対応する端子とが接触する。
本実施形態においては、この状態で、プローブカード300、ウエハ10およびウエハトレイ20を一体化させる。これにより、ウエハ10を、テストヘッド200に対して装填できる。例えば、ウエハトレイ20がプローブカード300とウエハトレイ20との間の空間を密封するシール部材を有し、プローブカード300とウエハトレイ20とがウエハ10を挟み込んだ状態で、プローブカード300とウエハトレイ20との間の空間の圧力を外部の圧力より低くすることで、プローブカード300、ウエハ10およびウエハトレイ20を一体化させることができる。一体化の他の方法としては、ウエハ10を挟み込んだプローブカード300とウエハトレイ20とを外部から挟みこむ固定治具を用いてもよい。
テストヘッド200は、ウエハ10と電気的に接続され、ウエハ10の電気的特性を試験する。テストヘッド200は、ウエハ10のバーンイン検査を実施してもよい。テストヘッド200は、複数のピンエレクトロニクス210を格納する。ピンエレクトロニクス210は、試験の対象および試験の内容に応じて求められる電気回路を有する。本実施形態において、テストヘッド200は、下面に装着されたコンタクタ202を介して、プローブカード300と電気的に接続される。
プローブカード300は、被試験デバイスの試験に用いられる。プローブカード300は、試験装置100において試験を実行する場合に、テストヘッド200とウエハ10との間に介在して、テストヘッド200とウエハ10とを電気的に接続する配線基板ユニットであってよい。ウエハ10に対して試験を実行する場合、プローブカード300により、テストヘッド200とウエハ10との間に導電経路または電気的な信号経路が形成される。プローブカード300を交換することにより、レイアウトの異なるウエハ10に試験装置100を対応させることができる。
図2は、テストヘッド200の断面図の一例を概略的に示す。図1と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く場合がある。テストヘッド200は、筐体201、コンタクタ202、ピンエレクトロニクス210、マザーボード220およびフラットケーブル230を備える。
筐体201の内部には、複数の中継コネクタ224を有するマザーボード220が水平に配される。中継コネクタ224は、マザーボード220の上面側および下面側にそれぞれレセプタクルを有して、マザーボード220を貫通する信号経路を形成する。
マザーボード220の上面において、中継コネクタ224の各々には、アングルコネクタ222を介してピンエレクトロニクス210が装着される。このような構造により、試験対象の仕様および試験内容に応じてピンエレクトロニクス210を交換することができる。
複数のピンエレクトロニクス210は、互いに同じ仕様である場合も、互いに異なる仕様である場合もある。また、一部の中継コネクタ224に、ピンエレクトロニクス210が装着されない場合もある。
マザーボード220の下面において、中継コネクタ224の各々には、アングルコネクタ226を介して小基板228が接続される。小基板228には、フラットケーブル230の一端が接続される。これにより、筐体201内部のピンエレクトロニクス210と、後述するコンタクタ202とを、フラットケーブル230を介して接続できる。
筐体201の下面には、コンタクタ202が装着される。コンタクタ202は、支持基板240、三次元アクチュエータ250、コンタクタ基板260、サブ基板270およびコンタクタハウジング280を有する。
支持基板240は、上面を筐体201に対して固定されると共に、下面において、三次元アクチュエータ250の上端を支持する。三次元アクチュエータ250の下端は、コンタクタ基板260を支持する。更に、コンタクタ基板260の下面には、サブ基板270およびコンタクタハウジング280が固定される。
三次元アクチュエータ250は、支持基板240の下面に沿って水平方向に移動し得ると共に、垂直方向にも伸縮する。これにより、コンタクタ基板260を、三次元的に移動させることができる。コンタクタ基板260が移動した場合、コンタクタ基板260と共に、サブ基板270およびコンタクタハウジング280も移動する。
なお、フラットケーブル230の下端は、コンタクタハウジング280に保持された端子、例えばスプリングピンに結合される。これにより、ピンエレクトロニクス210は、テストヘッド200の最下面まで電気的に接続される。また、ここでは一例としてスプリングピンを挙げたが、容量結合、光接続等、スプリングピンを用いない接続を含む構造も採り得る。
図3は、プローブカード300の分解図の一例を概略的に示す。プローブカード300は、テストヘッド200とウエハ10とを電気的に接続する。プローブカード300は、テストヘッド200とウエハ10との間の導電経路の一部を形成する。プローブカード300は、接続部材の一例であってよい。プローブカード300は、配線基板320、弾性コネクタ340、インタポーザ350、弾性コネクタ360およびシート状コネクタ370を備える。
弾性コネクタ340、インタポーザ350、弾性コネクタ360およびシート状コネクタ370の各々は、表裏を貫通する開口344、開口354、開口364および開口374を有する。これらの開口は、弾性コネクタ340、インタポーザ350、弾性コネクタ360およびシート状コネクタ370を積層した場合に、これらの開口が連通するように配される。これにより、部材相互の間の排気を助ける。
以下、弾性コネクタ340および弾性コネクタ360の電極が着脱可能に配されている場合を例として、プローブカード300を説明する。なお、以下の記載においては、図面の表示に従って、テストヘッド200側を上方向、ウエハ10側を下方向と表す場合がある。しかし、上記記載は、配線基板320、弾性コネクタ340、インタポーザ350、弾性コネクタ360およびシート状コネクタ370を、使用時にテストヘッド200側が上となるものに限定するものではない。
配線基板320は、テストヘッド200とウエハ10とを電気的に接続する。配線基板320は、テストヘッド200とウエハ10との間の導電経路の一部を形成する。配線基板320は、接続部材の一例であってよい。配線基板320は、比較的機械強度の高い絶縁基板、例えばポリイミド板により形成される。配線基板320の周縁部は、それぞれが枠状の上部フレーム312および下部フレーム314に挟まれる。上部フレーム312および下部フレーム314は、互いに積層してネジ316により締結されている。これにより、配線基板320の機械的強度は更に向上される。
配線基板320の上面には、複数のガイドユニット330が配される。ガイドユニット330は、コンタクタ202が配線基板320に当接する場合に、コンタクタ202を案内して位置決めするコネクタガイドとして機能する。配線基板320の下面には、接触により電気的接続を得られる複数のコンタクトパッド323が配される。コンタクトパッド323は、配線基板320の上面において、ガイドユニット330の内側に配された、図示されていないコンタクトパッドに電気的に接続される。
弾性コネクタ340は、配線基板320とインタポーザ350との間に配される。弾性コネクタ340は、テストヘッド200とウエハ10とを電気的に接続する。弾性コネクタ340は、テストヘッド200とウエハ10との間の導電経路の一部を形成する。弾性コネクタ340は、接続部材の一例であってよい。
弾性コネクタ340は、弾性接触子341と、フレーム板342とを有する。フレーム板342は、開口344および開口346を有する。開口344および開口346は、フレーム板342をテストヘッド200側の面(以下、上面と称する場合がある。)からウエハ10側の面(以下、下面と称する場合がある。)に向かって貫通する。
弾性接触子341は、フレーム板342に設けられた開口346に着脱可能に配される。弾性接触子341は、通電部材の一例であってよい。例えば、弾性接触子341の少なくとも一部が開口346にはめ込まれることで、弾性接触子341と開口346の側面との間に生じる力により、弾性接触子341がフレーム板342に着脱可能に保持される。
弾性接触子341の開口346と接する部分は、弾性を有する材料により形成されてよい。この場合、当該部材の弾性により、弾性接触子341が開口346の側面に押し付けられ、弾性接触子341がフレーム板342に着脱可能に保持される。当該部分は、フレーム板342を逆さにした場合に弾性接触子341がすぐに外れない程度の弾性を有してよい。この程度の弾性であっても、弾性接触子341を接着剤でフレーム板342に固定する場合に、弾性接触子341が弾性によりフレーム板342に保持される分だけ、接着力の弱い接着剤を使用できる。これにより、弾性接触子341の着脱が容易になる。
弾性接触子341とフレーム板342とを着脱可能に結合する他の例としては、弾性接触子341とフレーム板342とが、電磁波の照射または加熱もしくは冷却により接着力が低下する接着剤により着脱可能に結合されてもよい。例えば、紫外線の照射により接着力が低下する紫外線照射剥離テープにより、弾性接触子341とフレーム板342とが着脱可能に結合されてもよい。
以上の構成により、複数の弾性接触子341のうち、一部の弾性接触子341に不良が発見された場合であっても、不良が発見された弾性接触子341を容易に交換することができる。また、弾性接触子341を交換することで、弾性コネクタ340の端子の配置を容易に変更できる。
弾性接触子341は、上面および下面に導電性の端子を有する。上面の端子と下面の端子との間には弾性部材が配される。上面の端子と下面の端子とは電気的に接続される。弾性部材は、シリコーンゴムのような絶縁性の材料でもよく、異方導電性ゴムであってもよい。弾性部材の弾性は、配線基板320またはインタポーザ350の弾性より大きくてよい。弾性接触子341は、弾性接触子341を貫通する異方導電性ゴム(Pressure sensitive Conductive Ruber)を有してもよい。この場合、異方導電性ゴムの一方の端部は弾性接触子341の上面の端子を形成し、他方の端部は弾性接触子341の下面の端子を形成する。
弾性接触子341の上面に設けられた端子は、配線基板320と弾性コネクタ340とが密接して積層された場合に、コンタクトパッド323と電気的に接続されるように配される。弾性接触子341の上面および下面における端子のレイアウトは同一であってよい。これにより、配線基板320とインタポーザ350との間に配された凹凸のばらつきを吸収することができる。その結果、配線基板320とインタポーザ350との接続状況を良好に保つことができる。
フレーム板342を構成する材料は、金属、合金、セラミックス、樹脂などの比較的剛性の大きな材料あってよい。これにより、フレーム板342の形状を安定に維持することができる。フレーム板342の形状は、格子状であってもよく、板状であってもよい。フレーム板342は、接続部材のフレームの一例であってよい。
開口344は、配線基板320、弾性コネクタ340およびインタポーザ350の間で空気等の流体を流通させる目的で設けられる。これにより、例えば、プローブカード300、ウエハ10およびウエハトレイ20を一体化させる場合に、短時間でプローブカード300とウエハトレイ20との間の空間を減圧することができる。開口346は、弾性接触子341の少なくとも一部を保持してよい。開口346は、格子状に設けられてもよく、配線基板320またはインタポーザ350に設けられた端子のレイアウトに合わせて設けられてもよい。
インタポーザ350は、上面と下面の間で端子の間隔を変換する。インタポーザ350は、テストヘッド200とウエハ10とを電気的に接続する。インタポーザ350は、テストヘッド200とウエハ10との間の導電経路の一部を形成する。インタポーザ350は、接続部材の一例であってよい。
インタポーザ350は、ベース基板352の上面および下面に、それぞれコンタクトパッド351およびコンタクトパッド353を有する。コンタクトパッド351のそれぞれは、コンタクトパッド353のいずれかに対応する。対応するコンタクトパッド351とコンタクトパッド353とは、配線355により互いに電気的に接続される。
コンタクトパッド351は、インタポーザ350と弾性コネクタ340とが密接して積層された場合に、弾性接触子341の下面の端子と電気的に接続されるように配される。コンタクトパッド353は、コンタクトパッド351と異なるレイアウトを有してよい。これにより、コンタクトパッド353のレイアウトをウエハ10の試験パッドのレイアウトに一致させた場合でも、コンタクトパッド351を任意にレイアウトできる。
ウエハ10の試験パッドは集積回路上に形成されており、試験パッドの試験面積も小さく、パッド相互のピッチも小さい。しかし、インタポーザ350を用いることで、コンタクトパッド351のピッチP1をコンタクトパッド353のピッチP2より大きくすることができる。また、インタポーザ350を用いることで、コンタクトパッド351の面積をコンタクトパッド353の面積より大きくすることができる。これにより、コンタクタ202とプローブカード300との接続を容易且つ確実にできる。
弾性コネクタ360は、インタポーザ350とシート状コネクタ370との間に配される。弾性コネクタ360は、テストヘッド200とウエハ10とを電気的に接続する。弾性コネクタ360は、テストヘッド200とウエハ10との間の導電経路の一部を形成する。弾性コネクタ360は、接続部材の一例であってよい。
弾性コネクタ360は、弾性接触子361と、フレーム板362とを有する。フレーム板362は、開口364および開口366を有する。開口364および開口366は、フレーム板362を上面から下面に向かって貫通する。弾性接触子361は、フレーム板362に設けられた開口366に着脱可能に配される。弾性コネクタ360は、弾性接触子361および開口366のレイアウト以外は、弾性コネクタ340と同様の構成を有してよい。そこで、弾性コネクタ360の各構成について、弾性コネクタ340の各構成と重複する説明を省略する場合がある。
弾性接触子361は、上面および下面に導電性の端子を有する。弾性接触子361は、弾性接触子341と同様の構成を有してよい。弾性接触子361は、通電部材の一例であってよい。弾性接触子361の上面に設けられた端子は、インタポーザ350と弾性コネクタ360とが密接して積層された場合に、コンタクトパッド353と電気的に接続されるように配される。弾性接触子361の上面および下面における端子のレイアウトは同一であってよい。これにより、インタポーザ350とシート状コネクタ370との間に配された凹凸のばらつきを吸収することができる。その結果、インタポーザ350とシート状コネクタ370との接続状況を良好に保つことができる。
フレーム板362は、フレーム板342と同様の構成を有してよい。フレーム板362は、接続部材のフレームの一例であってよい。開口364は、開口344と同様の構成を有してよい。開口364は、インタポーザ350、弾性コネクタ360およびシート状コネクタ370の間で空気等の流体を流通させる目的で設けられる。これにより、例えば、プローブカード300、ウエハ10およびウエハトレイ20を一体化させる場合に、短時間でプローブカード300とウエハトレイ20との間の空間を減圧することができる。開口366は、開口346と同様の構成を有してよい。
シート状コネクタ370は、テストヘッド200とウエハ10とを電気的に接続する。シート状コネクタ370は、テストヘッド200とウエハ10との間の導電経路の一部を形成する。シート状コネクタ370は、接続部材の一例であってよい。シート状コネクタ370はプローブカード300のもっとも下側に配され、プローブカード300とウエハ10とが接触するときに、シート状コネクタ370とウエハ10とが接触する。
シート状コネクタ370は、コンタクトパッド371、弾性シート372、バンプ373、配線375および周縁フレーム376を有する。弾性シート372は、開口374を有する。コンタクトパッド371は、弾性シート372の上面に配される。コンタクトパッド371のレイアウトは、弾性接触子361の下面の端子レイアウトと同一であってよい。弾性シート372は、弾性を有する絶縁材料により形成される。弾性シート372は、ポリイミド膜であってよい。
バンプ373は、弾性シート372の下面に配される。バンプ373は、プローブカード300の最下面において、ウエハ10との接触端子として機能する。バンプ373の各々は、下方に向かって中央が突出した形状を有する。これにより、バンプ373は、プローブカード300の最下面において、ウエハ10に対する接触端子として機能する。バンプ373のそれぞれは、弾性シート372に形成されたスルーホールに埋設された配線375を介して、コンタクトパッド371のいずれかに電気的に接続される。周縁フレーム376は、弾性シート372の周縁部を把持して、弾性シート372を平坦な状態に維持する。周縁フレーム376は、ウエハ10と同程度の熱膨張率を有する材料により形成されてよい。
図4は、弾性コネクタ400の平面図の一例を概略的に示す。図5は、弾性コネクタ400の断面図の一例を概略的に示す。図5は、図4の弾性コネクタ400のA−A'断面を示す。図4および図5では、説明を簡単にする目的で8個の弾性接触子420を有する弾性コネクタ400を用いて、弾性接触子および弾性コネクタの詳細について説明する。
弾性コネクタ400は、テストヘッド200とウエハ10とを電気的に接続する。弾性コネクタ400は、テストヘッド200とウエハ10との間の導電経路の一部を形成する。弾性コネクタ400は、接続部材の一例であってよい。弾性コネクタ400は、フレーム板410と、弾性接触子420とを備える。
弾性コネクタ400は、弾性コネクタ340または弾性コネクタ360と同様の構成を有してよい。フレーム板410は、フレーム板342またはフレーム板362と同様の構成を有してよい。弾性接触子420は、弾性接触子341または弾性接触子361と同様の構成を有してよい。そこで、弾性コネクタ400の各構成について、弾性コネクタ340または弾性コネクタ360の各構成と重複する説明を省略する場合がある。
フレーム板410は、弾性接触子420を着脱可能に保持する。フレーム板410は、複数の弾性接触子420を着脱可能に保持してよい。複数の弾性接触子420は、それぞれ個別に着脱できる。フレーム板410は、複数の開口414と複数の開口416とを有する。フレーム板410は、接触部材のフレームの一例であってよい。開口414は、開口344または開口364と同様の構成を有してよい。開口414を設けることで、プローブカード300、ウエハ10およびウエハトレイ20を一体化させる場合に、短時間でプローブカード300とウエハトレイ20との間の空間を減圧することができる。
開口416は、開口346または開口366と同様の構成を有してよい。開口416には、弾性接触子420の一部がはめ込まれる。開口416の側面には、凹凸が形成されてよい。開口416は、ジグザグに形成されてもよく、開口416の側面にネジ山またはネジ溝が形成されてもよい。これにより、弾性接触子420が弾性を有する場合に、開口416の側面と弾性接触子420との接触面積を増加させることができる。
弾性接触子420は、フレーム板410の開口416に着脱可能に配される。弾性接触子420は、通電部材の一例であってよい。弾性接触子420は、電極ホルダ422と貫通電極424とを有する。
電極ホルダ422は、貫通電極424を保持する。電極ホルダ422は、保持部の一例であってよい。本実施形態において、電極ホルダ422は、複数の貫通電極424を保持する。電極ホルダ422は、絶縁性を有してよい。これにより、貫通電極424とフレーム板410とを電気的に絶縁できる。また、複数の貫通電極424同士を電気的に絶縁できる。
電極ホルダ422は、フレーム板410に装着されたときに開口416にはめ込まれずにフレーム板410の上面に残る上部ホルダ432と、フレーム板410に装着されたときに開口416にはめ込まれる下部ホルダ434とを有する。上部ホルダ432は、係止部の一例であってよい。下部ホルダ434は、凸部の一例であってよい。本実施形態において、上部ホルダ432および下部ホルダ434は一体的に形成される。
電極ホルダ422は、下部ホルダ434と開口416の側面との間に生じる力により、フレーム板410に着脱可能に保持されてよい。下部ホルダ434と開口416の側面との間に生じる力として、下部ホルダ434と開口416の側面との間の摩擦力を例示できる。下部ホルダ434を開口416の貫通方向に垂直な面で切断した場合の断面積は、開口416を開口416の貫通方向に垂直な面で切断した場合の断面積より大きくてよい。
電極ホルダ422は、弾性を有してよい。弾性接触子420は、電極ホルダ422の弾性によりフレーム板410に保持されてよい。電極ホルダ422の弾性が強いほど、下部ホルダ434が開口416を付勢する力が強くなり、弾性接触子420がフレーム板410に対してより強く固定される。しかしながら、弾性接触子420は、電極ホルダ422の弾性によりフレーム板410に保持されているので、個別に着脱することができる。電極ホルダ422は、フレーム板342を逆さにした場合に弾性接触子341がすぐに外れない程度の弾性を有してよい。
電極ホルダ422は、反発弾性が20%以上70%以下の材料により形成されてよい。これにより、下部ホルダ434が開口416を適度に付勢することができる。反発弾性の測定は、JIS K6255−1996に準拠して実施される。即ち、温度が21℃以上25℃以下の条件において、厚さ12mm以上13mm以下、直径28.5mm以上29.5mm以下の円柱状の試験片を用いて、リュプケ式反発弾性試験装置により反発弾性を測定する。
電極ホルダ422は、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴム等の反発弾性および電気絶縁性に優れた材料を含んでよい。シリコーンゴムは耐熱性にも優れることから、電極ホルダ422を構成する材料としてシリコーンゴムを選択することが好ましい。
ここで、電極ホルダ422の弾性により、弾性接触子420がフレーム板410に着脱可能に保持されるとは、電極ホルダ422の弾性により生じる力により、弾性接触子420がフレーム板410に着脱可能に保持される場合だけでなく、電極ホルダ422の弾性により生じる力および電極ホルダ422の弾性以外の要因により生じる力により、弾性接触子420がフレーム板410に着脱可能に保持される場合を含む。これにより、電極ホルダ422の弾性により生じる力がない場合と比較して、電極ホルダ422の弾性以外の要因により生じる力が小さい場合であっても、弾性接触子420を保持することができる。本実施形態において、電極ホルダ422の上部ホルダ432とフレーム板410の上面との間には、紫外線照射剥離テープ426が配される。
紫外線照射剥離テープ426は、紫外線の照射により接着力が低下する。これにより、電極ホルダ422の弾性により生じる付勢力および紫外線照射剥離テープ426の接着力により、弾性接触子420がフレーム板410に着脱可能に保持される。即ち、弾性接触子420をフレーム板410から取り外す場合には、取り外したい弾性接触子420の周辺に紫外線を照射することで、当該弾性接触子420を個別に取り外すことができる。
電極ホルダ422をフレーム板410の上面から下面に向かう方向に切断した場合の断面の輪郭は、T型、十字型、H型、Y型または四角形であってよい。切断方法によって、断面の形状が異なる場合には、少なくとも一つの断面の輪郭が上記のとおりであればよい。特に、T型、十字型、H型、Y型の場合には、上部ホルダ432により電極ホルダ422が開口の貫通方向に移動することを抑制できる。T型とはカタカナのトのような形状またはキノコのような形状も含む。また、フレーム板410の上面における断面の幅(図中、左右方向の長さをいう。)と、フレーム板410の下面における断面の幅が異なる場合であっても、H型に含む。フレーム板410の下面における断面の幅は、フレーム板410の上面における断面の幅より短くてもよい。
貫通電極424は、テストヘッド200とウエハ10とを電気的に接続する。弾性コネクタ400は、テストヘッド200とウエハ10との間の導電経路の一部を形成する。貫通電極424は、導電部の一例であってよい。貫通電極424は、電極ホルダ422の上面から下面に向かって、電極ホルダ422を貫通する。
貫通電極424は、弾性を有してよい。これにより、貫通電極424が、配線基板320、インタポーザ350またはシート状コネクタの端子と適度な圧力で接触することができる。貫通電極424は、異方導電性ゴムで形成されてよい。貫通電極424の少なくとも一方の端部が電極ホルダ422の表面から突出して配されてよい。これにより、貫通電極424が、配線基板320、インタポーザ350またはシート状コネクタの端子と確実に接触することができる。
弾性接触子420は、例えば、以下の手順で製造できる。まず、シリコーンゴムを金型で成型して電極ホルダ422を製造する。次に、電極ホルダ422に、電極ホルダ422を貫通するスルーホールを形成する。その後、スルーホールに異方導電性ゴムまたは金属で貫通電極424を形成する。または、棒状の異方導電性ゴムまたは金属の貫通電極424を配置した金型にシリコーンゴムの原料を流しこんで弾性接触子420を製造してもよい。あるいは、貫通電極424の周囲に絶縁性のシリコンゴムなどの材料からなる電極ホルダー422を配置し、単独あるいは複数の貫通電極424同士をも絶縁するように弾性接触子420を製造してもよい。なお、弾性接触子420の製造方法は、これらに限定されるものではない。
以上の構成を採用することにより、弾性コネクタ400の複数の弾性接触子420のうち、一部の弾性接触子420を交換することができる。即ち、開口416に配された弾性接触子420を、フレーム板410から取り外す段階と、開口416に、他の弾性接触子420を配する段階とにより、弾性コネクタ400を修繕することができる。これにより、製造不良もしくは消耗により一部の弾性接触子420に不具合が発見された場合または貫通電極424のレイアウトを変更する場合に、一部の弾性接触子420を取り替えることで目的を達成できる。
その結果、弾性コネクタ400の製造時の歩留まりを向上させることができる。また、弾性コネクタ400ごと取り替える場合と比較して、メンテナンスにかかる費用または時間を節約することができる。例えば、一枚のウエハに異なる種類のデバイスが形成されている場合であっても、デバイス毎に予備の弾性接触子を用意しておくことで、プローブカードを安価かつ短期間でメンテナンスすることができる。また、弾性接触子420の導通検査を実施して、弾性接触子420の良否を判定する場合に、当該検査に用いる治具を小型化または簡略化することができる。
以上の構成を採用することにより、プローブカード300を容易にメンテナンスできる試験装置100を提供できる。プローブカード300のメンテナンス費用を抑制することができる試験装置100を提供できる。異なる種類のデバイスが形成されたウエハを安価に試験できる試験装置100を提供できる。
本実施形態において、1つの開口416に対して1つの弾性接触子420が配される場合について説明したが、弾性コネクタ400はこれに限定されない。複数の開口416に対して1つの弾性接触子420が配されてもよい。本実施形態においては、弾性接触子420の上面の端子レイアウトと下面の端子レイアウトが同じ場合について説明したが、弾性接触子420はこれに限定されない。弾性接触子420の上面の端子レイアウトと下面の端子レイアウトが異なってもよい。
本実施形態において、電極ホルダ422の弾性以外の要因により生じる力の一例として、紫外線照射剥離テープ426の接着力により、弾性接触子420がフレーム板410に着脱可能に保持される場合について説明した。しかし、電極ホルダ422の弾性以外の要因により生じる力は、紫外線照射剥離テープ426の接着力に限定されない。
例えば、電極ホルダ422が半田によりフレーム板410に固定されることで、弾性接触子420をフレーム板410に着脱可能に保持することができる。この場合、取り外したい弾性接触子420の周辺を加熱することで、当該弾性接触子420を個別に取り外すことができる。例えば、半田を選択的に加熱できる波長を有する電磁波を、弾性接触子420の周辺に照射することで、当該弾性接触子420を個別に取り外すことができる。なお、半田による固定を容易にする目的で、上部ホルダー432の下面あるいは周囲に半田付け可能な金属メッキを施してよい。
この例によれば、弾性により弾性接触子420を保持する場合または紫外線照射剥離テープにより弾性接触子420を保持する場合と比較して、フレーム板410に残った半田を処理する手間が増える。しかし、フレーム板410と弾性接触子420とを電気的に接続する目的で半田を使用していないので、半田を使用して、弾性接触子420とインタポーザ350などの端子とを接続する場合と比較して、半田の配置または大きさをある程度自由に設計できる。
その他の例としては、弾性接触子420は、磁力によりフレーム板410に着脱可能に保持されてもよいし、圧力差によりフレーム板410に着脱可能に保持されてもよい。例えば、開口416の側面または下部ホルダ434の開口416にはめ込まれる部分に凹部を設け、さらに弾性接触子420の形状を開口416の両端を密閉できる形状とすることで、圧力差により弾性接触子420をフレーム板410に着脱可能に保持することができる。即ち、開口416内部の圧力を外部の圧力より低くすることで、弾性接触子420をフレーム板410に着脱可能に保持することができる。
例えば、減圧容器の内部で、上記の弾性接触子420を開口416にはめ込み、弾性コネクタ400を製造する。減圧容器の内部の圧力は、弾性コネクタ400の使用時の温度を考慮して、弾性コネクタ400の使用場所の圧力よりも低圧に設定する。これにより、上記凹部の圧力は減圧容器の内部の圧力に維持される。その後、弾性コネクタ400を減圧容器の圧力より高い圧力のもとで使用することで、弾性接触子420をフレーム板410に着脱可能に保持できる。
この場合、上部ホルダ432に孔を開けることで、弾性接触子420を取り外すことができる。また、プローブカード300から取り外した弾性コネクタ400を減圧容器の内部に設置して、減圧容器の圧力を製造時の圧力に設定することで、弾性接触子420を取り外してもよい。
また、上部ホルダ432が、上部ホルダ432の内部に設けられる中空の領域と、上部ホルダ432の下面と上記中空の領域とを連通する開口とを有し、上記中空の領域の圧力を外部の圧力より低くすることで、弾性接触子420をフレーム板410に吸着させてもよい。
例えば、上部ホルダ432の中空の領域を押しつぶしながら、上部ホルダ432の下面に設けられた開口が、フレーム板410の上面と接触するように、弾性接触子420を開口416にはめ込む。そして、中空の領域を押しつぶすことを中止すれば、上部ホルダ432の中空の領域が減圧され、弾性接触子420がフレーム板410の上面に吸着する。これにより、圧力差により弾性接触子420をフレーム板410に着脱可能に保持することができる。この場合、例えば、上部ホルダ432の中空領域に孔を開けることで、弾性接触子420を取り外すことができる。
本実施形態においては、電極ホルダ422の弾性により生じる力および電極ホルダ422の弾性以外の要因により生じる力により、弾性接触子420がフレーム板410に着脱可能に保持される場合とについて説明した。しかし、弾性コネクタ400はこれに限定されない。例えば、電極ホルダ422の弾性により生じる力および電極ホルダ422の弾性以外の要因により生じる力の少なくとも一方の力により、弾性接触子420がフレーム板410に着脱可能に保持されてもよい。
図6は、弾性コネクタ600の平面図の一例を概略的に示す。図7は、弾性コネクタ600の断面図の一例を概略的に示す。図7は、図6の弾性コネクタ600のB−B'断面を示す。弾性コネクタ600は、弾性コネクタの別の例を示す。弾性コネクタ600は、テストヘッド200とウエハ10とを電気的に接続する。弾性コネクタ600は、テストヘッド200とウエハ10との間の導電経路の一部を形成する。弾性コネクタ600は、接続部材の一例であってよい。以下、弾性コネクタ600を用いて、弾性により弾性接触子をフレームに着脱可能に保持する他の例を説明する。
弾性コネクタ600は、フレーム板610と、弾性接触子620とを備える。弾性コネクタ600は、弾性コネクタ340、弾性コネクタ360または弾性コネクタ400と同様の構成を有してよい。フレーム板610は、フレーム板342、フレーム板362またはフレーム板410と同様の構成を有してよい。弾性接触子620は、弾性接触子341、弾性接触子361または弾性接触子420と同様の構成を有してよい。そこで、弾性コネクタ600の各構成について、弾性コネクタ340、弾性コネクタ360または弾性コネクタ400の各構成と重複する説明を省略する場合がある。
フレーム板610は、弾性接触子620を着脱可能に保持する。フレーム板610は、複数の弾性接触子620を着脱可能に保持してよい。複数の弾性接触子620は、それぞれ個別に着脱できる。フレーム板610は、複数の開口616を有する。フレーム板610は、接触部材のフレームの一例であってよい。フレーム板610は、フレーム板410と同様の構成を有してよい。開口616は、開口416と同様の構成を有してよい。
弾性接触子620は、フレーム板610の開口616に着脱可能に配される。弾性接触子620は、電極ホルダ622と貫通電極624とを有する。電極ホルダ622は、貫通電極624を保持する。電極ホルダ622は、保持部の一例であってよい。電極ホルダ622は、フレーム板610に装着されたときに開口616にはめ込まれずにフレーム板610の上面に残る上部ホルダ632と、フレーム板610に装着されたときに開口616にはめ込まれる下部ホルダ634とを有する。
弾性接触子620は、通電部材の一例であってよい。上部ホルダ632は、係止部の一例であってよい。下部ホルダ634は、凸部の一例であってよい。弾性接触子620、電極ホルダ622、貫通電極624、上部ホルダ632および下部ホルダ634は、それぞれ、弾性接触子420、電極ホルダ422、貫通電極424、上部ホルダ432および下部ホルダ434と同様の構成を有してよい。
弾性コネクタ600は、上部ホルダ632が、上部ホルダ632を上面から下面まで貫通する開口626を有する点で、弾性コネクタ400と相違する。弾性コネクタ600は、電極ホルダ622が、電極ホルダ622を上面から下面まで貫通する開口628を有する点で、弾性コネクタ400と相違する。弾性コネクタ600は、フレーム板610がピン618を有し、開口628にピン618がはめ込まれる点で、弾性コネクタ400と相違する。
開口626は、上部ホルダ632の周縁部に設けられる。開口626は、フレーム板610の表面に設けられたピン618と結合できる。開口626は、結合用開口の一例であってよい。これにより、電極ホルダ622がフレーム板610に着脱可能に保持される。電極ホルダ622が弾性を有する場合には、ピン618と開口626の側面との間に生じる力により、弾性接触子620がフレーム板610に着脱可能に保持される。
電極ホルダ622がフレーム板610に装着されていない状態における開口626の断面積は、ピン618の断面積より大きくてよい。ここで、開口626の断面とは、開口626の貫通方向に垂直な面で、開口626を切断した場合の断面を言う。また、ピン618の断面とは、電極ホルダ622がフレーム板610に装着されている状態における開口626の貫通方向に垂直な面で、ピン618を切断した場合の断面を言う。
開口628は、開口344、開口364または開口414と同様の機能を有する。開口628を設けることで、プローブカード300、ウエハ10およびウエハトレイ20を一体化させる場合に、短時間でプローブカード300とウエハトレイ20との間の空間を減圧することができる。
ピン618は、フレーム板610の表面に設けられる。ピン618は柱状の部材であってよい。ピン618は突出部の一例であってよい。ピン618の断面の形状は、円形または多角形であってよい。ピン618は、表面に凹凸を有してよい。ピン618はジグザグに形成されてもよく、ピン618の表面にネジ山またはネジ溝が形成されてもよい。これにより、電極ホルダ622が弾性を有する場合に、ピン618と開口626の側面との接触面積を増加させることができる。ピン618の上部の断面積は、ピン618の下部の断面積より大きくてよい。例えば、ピン618の上端に、球状または半球状の部材が配されてよい。これにより、電極ホルダ622がフレーム板610から不意に外れることを防止できる。
以上、弾性コネクタにおいて、弾性接触子が着脱可能に配されている場合について説明した。しかし、プローブカード300はこれに限定されない。例えば、インタポーザ350またはシート状コネクタ370が、弾性コネクタ400または弾性コネクタ600と同様の構造を有してよい。即ち、インタポーザ350のコンタクトパッド351、コンタクトパッド353および配線355を有する部材が、ベース基板352に着脱可能に保持されてよい。または、シート状コネクタ370のコンタクトパッド371、バンプ373および配線375を有する部材が、弾性シート372に着脱可能に保持されてよい。
特に、異方導電性ゴムなどの弾性部材は、繰り返しの圧縮応力または熱応力による塑性変形により抵抗値が変わったり、損傷したりしやすい。そこで、弾性コネクタ340、弾性コネクタ360、弾性コネクタ400または弾性コネクタ600に、上記構成を採用した場合には、より顕著にその効果を発揮することができる。
以上の記載によれば、本願明細書には以下の通電部材が記載されていることが明らかである。即ち、本願明細書には、被試験デバイスを試験するテストヘッドと被試験デバイスとを電気的に接続する接続部材のフレームに設けられた開口に、着脱可能に配される通電部材であって、テストヘッドと被試験デバイスとを電気的に接続する導電部と、導電部を保持する保持部とを備える通電部材が記載されている。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
請求の範囲、明細書、および図面において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップおよび段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 ウエハ、 20 ウエハトレイ、 100 試験装置、 110 搬送ユニット、 116 ロボットアーム、 130 ロードユニット、 132 ロードテーブル、 134 ロードゲート、 150 FOUP(Front Opening Unified Pod)、 160 本体ユニット、 170 アライメントユニット、 172 アライメントステージ、 200 テストヘッド、 201 筐体、 202 コンタクタ、 210 ピンエレクトロニクス、 220 マザーボード、 222 アングルコネクタ、 224 中継コネクタ、 226 アングルコネクタ、 228 小基板、 230 フラットケーブル、 240 支持基板、 250 三次元アクチュエータ、 260 コンタクタ基板、 270 サブ基板、 280 コンタクタハウジング、 300 プローブカード、 312 上部フレーム、 314 下部フレーム、 316 ネジ、 320 配線基板、 323 コンタクトパッド、 330 ガイドユニット、 340 弾性コネクタ、 341 弾性接触子、 342 フレーム板、 344 開口、 346 開口、 350 インタポーザ、 351 コンタクトパッド、 352 ベース基板、 353 コンタクトパッド、 354 開口、 355 配線、 360 弾性コネクタ、 361 弾性接触子、 362 フレーム板、 364 開口、 366 開口、 370 シート状コネクタ、 371 コンタクトパッド、 372 弾性シート、 373 バンプ、 374 開口、 375 配線、 376 周縁フレーム、400 弾性コネクタ、 410 フレーム板、 414 開口、 416 開口、 420 弾性接触子、 422 電極ホルダ、 424 貫通電極、 426 紫外線照射剥離テープ、 432 上部ホルダ、 434 下部ホルダ、 600 弾性コネクタ、 610 フレーム板、 616 開口、 618 ピン、 620 弾性接触子、 622 電極ホルダ、 624 貫通電極、 626 開口、 628 開口、 632 上部ホルダ、 634 下部ホルダ

Claims (25)

  1. 被試験デバイスを試験するテストヘッドと前記被試験デバイスとを電気的に接続する接続部材のフレームに設けられた開口に、着脱可能に配される通電部材であって、
    前記テストヘッドと前記被試験デバイスとを電気的に接続する導電部と、
    弾性を有し、前記導電部を保持する保持部と、
    を備え
    前記保持部は、前記開口にはめ込まれる凸部と、前記フレームの表面に着脱可能に結合され、前記開口にはめ込まれない係止部とを有し
    前記凸部と前記開口の側面との間に生じる力、および、前記係止部と前記フレームの表面との結合により、前記フレームに着脱可能に保持される、
    通電部材。
  2. 前記係止部は、前記フレームの表面に設けられた突出部と結合できる結合用開口を含む、
    請求項1に記載の通電部材。
  3. 被試験デバイスを試験するテストヘッドと前記被試験デバイスとを電気的に接続する接続部材のフレームに設けられた開口に、着脱可能に配される通電部材であって、
    前記テストヘッドと前記被試験デバイスとを電気的に接続する導電部と、
    弾性を有し、前記導電部を保持する保持部と、
    を備え、
    前記保持部は、前記フレームの表面に着脱可能に結合され、前記開口にはめ込まれない係止部を有し、
    前記係止部は、前記フレームの表面に設けられた突出部と結合できる結合用開口を含む、
    通電部材。
  4. 前記フレームおよび前記保持部により密閉される領域と、前記密閉される領域の外部との圧力差により、前記フレームに着脱可能に保持される、
    請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の通電部材。
  5. 前記係止部の内部に、
    中空領域と、
    前記中空領域と前記係止部の外部とを連通する開口と、
    が設けられる、
    請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の通電部材。
  6. 前記中空領域は、前記開口が前記フレームに塞がれることにより、前記フレームおよび前記保持部により密閉される、
    請求項5に記載の通電部材。
  7. 前記保持部の弾性により、前記フレームに着脱可能に保持される、
    請求項1から請求項6までの何れか一項に記載の通電部材。
  8. 前記導電部は、弾性を有する、
    請求項1から請求項までの何れか一項に記載の通電部材。
  9. 前記導電部は、前記保持部の表面から突出する、
    請求項1から請求項までの何れか一項に記載の通電部材。
  10. 前記保持部の少なくとも1つの断面の輪郭が、T型、十字型、H型、Y型または四角形である、
    請求項1から請求項までの何れか一項に記載の通電部材。
  11. 前記導電部は、前記保持部を貫通し、
    前記保持部は、絶縁性を有する、
    請求項1から請求項10までの何れか一項に記載の通電部材。
  12. 被試験デバイスを試験するテストヘッドと前記被試験デバイスとを電気的に接続する接続部材であって、
    開口を有するフレームと、
    前記開口に着脱可能に配され、前記テストヘッドと前記被試験デバイスとを電気的に接続する通電部材と、
    を備え、
    前記通電部材は、
    前記テストヘッドと前記被試験デバイスとを電気的に接続する導電部と、
    弾性を有し、前記導電部を保持する保持部と、
    を有し、
    前記保持部は、前記開口にはめ込まれる凸部と、前記フレームの表面に着脱可能に結合され、前記開口にはめ込まれない係止部とを含み
    前記凸部と前記開口の側面との間に生じる力、および、前記係止部と前記フレームの表面との結合により、前記通電部材が前記フレームに着脱可能に保持される、
    接続部材。
  13. 前記凸部を前記開口の貫通方向に垂直な面で切断した場合の断面積は、前記開口を前記開口の貫通方向に垂直な面で切断した場合の断面積より大きい、
    請求項12に記載の接続部材。
  14. 前記フレームは、表面に突出部を含み、
    前記係止部は、前記突出部がはめ込まれる結合用開口を含む、
    請求項12または請求項13に記載の接続部材
  15. 被試験デバイスを試験するテストヘッドと前記被試験デバイスとを電気的に接続する接続部材であって、
    開口を有するフレームと、
    前記開口に着脱可能に配され、前記テストヘッドと前記被試験デバイスとを電気的に接続する通電部材と、
    を備え、
    前記通電部材は、
    前記テストヘッドと前記被試験デバイスとを電気的に接続する導電部と、
    弾性を有し、前記導電部を保持する保持部と、
    を有し、
    前記フレームは、表面に突出部を含み、
    前記保持部は、前記フレームの表面に着脱可能に結合され、前記開口にはめ込まれない係止部を含み
    前記係止部は、前記突出部がはめ込まれる結合用開口を含む、
    接続部材。
  16. 前記結合用開口を前記結合用開口の貫通方向に垂直な面で切断した場合の断面積は、前記突出部を前記結合用開口の貫通方向に垂直な面で切断した場合の断面積より大きい、
    請求項14または請求項15に記載の接続部材。
  17. 前記突出部は、表面に凹凸を有する、
    請求項14から請求項16までの何れか一項に記載の接続部材。
  18. 前記フレームおよび前記保持部により密閉される領域と、前記密閉される領域の外部との圧力差により、前記フレームに着脱可能に保持される、
    請求項12から請求項17までの何れか一項に記載の接続部材。
  19. 前記係止部の内部に、
    中空領域と、
    前記中空領域と前記係止部の外部とを連通する開口と、
    が設けられる、
    請求項12から請求項18までの何れか一項に記載の接続部材。
  20. 前記中空領域は、前記開口が前記フレームに塞がれることにより、前記フレームおよび前記保持部により密閉される、
    請求項19に記載の接続部材。
  21. 前記通電部材は、前記保持部の弾性により前記フレームに保持される、
    請求項12から請求項20までの何れか一項に記載の接続部材。
  22. 前記フレームは、前記開口の側面に凹凸を有する、
    請求項12から請求項21までの何れか一項に記載の接続部材。
  23. 前記保持部を、前記フレームの前記テストヘッド側の面から前記フレームの被試験デバイス側の面に向かう方向に切断した場合の断面の輪郭が、T型、十字型、H型、Y型または四角形である、
    請求項12から請求項22までの何れか一項に記載の接続部材。
  24. 被試験デバイスを試験するテストヘッドと
    前記テストヘッドに試験パターンを供給する本体部と、
    前記テストヘッドと前記被試験デバイスとを電気的に接続する、請求項12から請求項23までの何れか一項に記載の接続部材と、
    を備える、
    試験装置。
  25. 請求項12から請求項23までの何れか一項に記載の接続部材を修繕する方法であって、
    前記開口に配された前記通電部材を、前記フレームから取り外す段階と、
    前記開口に、他の前記通電部材を配する段階と、
    を備える、
    接続部材を修繕する方法。
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