JP4486925B2 - 均一性補正システム - Google Patents

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Description

本発明は、リソグラフィシステムにおける均一性の補正に関している。
従来のリソグラフィシステムは、受信したレーザービームの均一な強度分布を形成する照明システムを含んでいる。そこでは結果として生じる照明ができるだけ均一性を有していることが望まれており、何らかの均一性エラーはできるだけ小さくなるように留められる。
照明均一性は、照射フィールド全体に亘る均一線幅を形成する照明システムの能力に影響を及ぼす。照明の均一性エラーは、リソグラフィシステムによって生成されるデバイス品質に重大な影響を与えかねない。
均一性を補正するための技術には、照明スロットの反対側から挿入されるプレートのような複合的補正要素を備えた補正システムが含まれる。そのような補正要素は、ゼロ以外の減衰量を有している(例えば90%)。しかしながら様々な制約のために、隣接する補正要素間にはギャップが存在する。この隣接する補正要素間のギャップは、ギャップリプルや影などの不所望な光学的作用を生じさせる。なぜならば各ギャップは0%の減衰量(若しくは100%の透過量)を有し、それに対して補正要素は、ゼロ以外の減衰量を有するからである。光はギャップを通って基板上に高い強度のストリーク若しくはバンドを結果的に生じさせる。この高い強度のストリークないしバンドは、照射領域のライン幅に影響を及ぼす。さらに各補正要素は、限られた厚しか有さない。従って、各補正要素は複数のエッジを有する。光が角度を伴って入射するならば(例えばシグマ大)、光の一部はエッジで反射され基板上に影を落としてしまう。
それ故に、隣接する補正要素間のギャップに起因する光学的作用を補償することができ、かつスロット全体でみた均一性を増大させ、さらに限界寸法も向上させることのできるような、均一性補正システムが求められている。
故に本発明の課題は、前記したような従来技法の欠点に鑑みこれを解消できるような均一性補正システムを提供することである。
前記課題は本発明により、複数の補正要素を有しており、各補正要素は補償部分と通常減衰部分を含んでおり、前記補償部分は、第1の減衰量を有しており、前記通常減衰部分は、第2の減衰量を有している構成によって解決される。
本発明は、光リーク補償機能を有する均一性補正のためのシステムと方法に方向付けされている。本発明の趣旨によれば、この均一性補正システムは、複数の補正要素を有している。本発明の実施例によれば、これらの補正要素は、照明スロット内で可動である。隣接する補正要素は、ギャップによって分離されている。各補正要素は、補償部分と、通常減衰部分を含んでいる。本発明の実施例によれば、この補償部分は、第1の減衰量を有しており、さらに通常減衰部分は第2の減衰量を有している。補償部分の幅は、隣接するフィンガ間のギャップの幅に等しい。
有利な実施例によれば、補償部分は、補正要素の第1の表面上のバンドである。このバンドは、補正要素の第1の経度方向エッジ上の第1のポイントから、補正要素の第1の経度方向エッジ上の第2のポイントまで延在している。別の有利な実施例によれば、第1のポイントは、補正要素の第1の緯度方向エッジと一致する。別の有利な実施例によれば、バンドは、補正要素の第2の経度方向エッジ上の第1のポイントから、補正要素の第2の経度方向エッジ上の第2のポイントまで延在している。さらに別の実施例によれば、補償部分は、補正要素の第2の表面上のバンドである。このバンドは、第1の経度方向エッジに沿って延在するか若しくは第2の経度方向エッジに沿って延在している。
補償バンドは、減衰特性を有している何らかの材料によって形成される。本発明の実施例によれば、この補償バンドは、補正要素の表面に利用されているコーティングである。代替的な実施例によれば、補償バンドは、補正要素内部に存在する。
次に本発明を図面に基づき以下の明細書で詳細に説明する。これらの図面中、同じ構成要素若しくは機能的に類似した構成要素には同じ番号が用いられている。なお各参照番号の最も左の桁の数字はそれぞれの図面番号に相応させたものである。
図1には、本発明の実施例による、例示的なリソグラフィシステム100が示されている。この実施例によれば、リソグラフィシステム100は、レチクル若しくはマスクを使用したシステムである。別の代替的な実施例によれば、このシステム100は、マスクレスのリソグラフィシステムである。
リソグラフィシステム100は、照明システム110と、均一性補正システム120と、コントラストデバイス130と、投影光学系150と、基板ステージ160を含んでいる。
照明システム110は、コントラストデバイス130を照明している。この照明システム110は、リソグラフィシステムによって要求される照明のタイプを使用する(例えば矩形状タイプ、環状タイプなど)。さらにこの照明システム110は、部分コヒーレンスやフィル形状等の種々の照明特性の変更もサポートしている。このような照明システムの詳細は当業者にとっては周知なことなので、ここでの詳細な説明は省く。
コントラストデバイス130は、基板ステージ160によって保持されている基板165(例えばウエハ又はガラスプレート)の部分にパターンを結像するのに用いられる。第1実施例によれば、コントラストデバイス130は、レチクルのようなスタティックマスクであり、基板165はウエハである。マスクレスの第2実施例によれば、コントラストデバイス130は、プログラミング可能なアレイである。このプログラミング可能なアレイは、光空間変調器(SLM)か若しくはその他の適切なマイクロミラーアレイである。代替的に前記光空間変調器は、反射型又は透過型の液晶ディスプレイ(LCD)やグレージング露出値(GLV)を含む。第2実施例によれば、基板165は、ガラス片若しくはフラットパネルディスプレイなどである。
投影光学系150は、(コントラストデバイスによって定められた)パターンのイメージを基板上に投影するために構成されている。この投影光学系150の詳細は、使用されるリソグラフィシステムのタイプに依存している。投影光学系の特有機能の詳細は、当業者には周知なことなのでここでの詳細な説明は省く。
基板ステージ160は、イメージ平面180に位置している。この基板ステージ160は、基板165を支持している。当該実施例においては、この基板はレジストコーティングされたウエハである。代替的な実施例においては、基板はガラス片、フラットパネルディスプレイなどでありえる。
均一性補正システム120は、当該システム100に対応付けられた照明フィールドの特定区分内の照明レベルをコントロールするデバイスである。この均一性補正システム120は、照明光学系110とコントラストデバイス130の間の補正平面に配置されている。当該実施例では、この補正平面は、コントラストデバイスステージ(例えばレチクルステージ)に近接して配置されている。代替的実施例においては、補正平面は、照明光学系110とコントラストデバイス130の間のどこかに配置され得る。
図2A及びBには、例示的な均一性補正システム220の詳細なブロックダイヤグラムが示されている。図2のA及びBによれば、この均一性補正システムは、多重補正要素220a−nと任意の多重補正要素222a−nを含んでいる。これらの多重補正要素220a−n及び222a−nは、所定の構成において照明スロット内に挿入されている。これらの多重構成要素220,222は、均一性の作用をもたらすなんらかの機構であり得る。当該実施例では、これらの多重補正要素220a−n及び222a−nは、透過性材料から構成されたプレートである(これはフィンガとも称する)。例えばある実施例によれば、各フィンガは、10%の減衰量を有する。当該分野の当業者にとってこれらの補正要素にその他の減衰量を使用できることは認知されている。
図2Aは補正システム220Aの全体図である。この補正システム220Aでは、多重補正要素220a−n及び222a−nは、傾斜された構成を有している。この構成では、多重補正要素220a−nが、照明スロットの第1の側(例えば左側)から走査方向(若しくはY軸方向)に関してαの角度で挿入されている。多重補正要素222a−nは、照明スロットの反対側(例えば右側)から走査方向(若しくはY軸方向)に関してαの角度で挿入されている。この実施例では、これらの補正要素220a−n及び222a−nの最大の挿入量は、中性点までである。このことは、補正要素220の先端と補正要素222の先端が近接するポイントまで各補正要素を挿入できることを意味する。
図2Aから見て取れることは、この構成において、各補正要素220a−nがその対応する補正要素222a−nに対向していることである(例えば補正要素220aは、補正要素222aに対向し、補正要素220bは補正要素222bに対向し、…など)。従って各補正要素220a−n及びそれに対応する補正要素222a−nは、同じ補正スロットで考察可能である。つまり図2Aにおいては各側毎に4つの補正要素しか示されていないが、しかしながら本発明ではそれ以外にも、各側毎に任意の数のフィンガを用いることが可能である。
図2Bは、補正システム220Bの全体図である。この補正システム220Bでは、多重補正要素220a−n及び222a−nが山形状の構成(シェブロン構成)を有している。この構成において、多重補正要素220a−nは照明スロットの第1の側(例えば左側)から走査方向(若しくはY軸方向)に関してαの角度で挿入されている。多重補正要素222a−nは、照明スロットの反対の側(例えば右側)から走査方向(若しくはY軸方向)に関してαの角度で挿入されている。この構成では、補正要素220および222は、これらの構成要素220と222が重なるような深さで挿入可能である。当該実施例では各補正要素が最大挿入ポイントまで任意に挿入可能である。
図2A及びBから見て取れるように、隣接するこれらの補正要素(例えば220a−n及び222a−n)は、ギャップ225a−nによって分離されている。当該分野の当業者にとっては、これらの隣接するフィンガが補償システムの枠内で求められる任意のサイズのギャップによって分離可能であることは周知である。
隣接する補正要素間のギャップは、ギャップリプルや影などの不所望な光学的作用を生ぜしめる。これらの作用の例は図3に示されている。この図3は、隣接する複数の補正要素320a−cを有する補正システム330の一部を示したものである。隣接する補正要素320a−cは、ギャップ325a,bによって分離されている。なぜならば各ギャップは0%の減衰率(若しくは100%の透過率)を有し、ギャップを通過する光が基板上に多大な強度のストリーク若しくはバンドを生じさせる。ストリークの強度は、入射光の角度に依存する。例えば光ビームが図3の矢印390によって表わされている光のようにほぼ並列に入射するならば(すなわち光は小さなシグマを有する)、最大量の光がギャップを通過して入射する。しかしながら光が図3の矢印395によって表わされている光のように種々の角度で広がっているならば(すなわち光は大きなシグマを有する)、光の一部が反射され、ストリークの強度の低減を引き起こす。角度が増すと(すなわちシグマの増加)、ギャップを通って得れる光が減少し、さらにストリークの強度も低減する。エリア360aは、入射光が最小のシグマを有する場合のギャップによってもたらされる強度を表わした領域である。エリア360bは、入射光が最大のシグマを有する場合のギャップによってもたらされる強度を表わした領域である。図に示されているように、エリア360aは、エリア360bよりも狭幅である。しかしながらエリア360aの光は、エリア360bの光よりも高い強度を有している。
図3からもみてとれるように、各補正要素は、限られた厚さしか持たない。従って各補正要素は、複数のエッジ322を有している。光が角度をつけて入射すると(すなわちシグマ大)、光の一部がエッジ322で反射し、基板上に影を引き起こす。2つの補正要素320b,cが隣接し、光が角度をつけて一方の側から入射すると、1つの影が第1のフィンガ320bのエッジ322によって引き起こされ、さらに第2の影が第2のフィンガ320cのエッジ322によって引き起こされる。これらの影は、使用される照明モードによっては悪化しかねない。例えばダイポール照明が使用されているならば、光は補正要素において第1の方向から入射し、さらにこの第1の方向とは反対の第2の方向からも入射する。従って隣接するフィンガのエッジは、ギャップによって引き起こされる強度のストリークの他に、基板上におちる4つの影を引き起こす。
図4には、ギャップリプルの原因が示されている。この図4では、左側から挿入された多重の隣接する補正要素420a−cを有している照明スロットの一部435が描写されている。これらの隣接する補正要素420a−cは、ギャップ425a,bによって分離されている。さらに図4では、当該補正システムに係る平均スロット横断減衰量480も表わされている。
図4からみてとれるように、符号442で表わされる走査線は、ギャップ領域425aに入射しないか若しくは当該ギャップ領域を横断しない。その結果として、スロット横断減衰量は通常となる(減衰率約8%)。走査線444は、ギャップ領域425aを横断する。その結果、より多くの光が通過してその強度が増し、減衰量は低下する。走査線446は、ギャップ領域425bに入射するものもあるが、ギャップ領域425a又はbを横断しないものもある。その結果としてスロット横断減衰量は変動する。走査線448もギャップ領域425bに入射するものがあるが、ギャップ領域425a(又はb)を横断しないものもある。その結果スロット横断減衰量は変動する。従って図示の平均スロット横断減衰量のプロット図からみてとれるような減衰リプルが生成される。
図5A及びBには、補正要素間のギャップとエッジによって引き起こされる光学的作用を補償する機能を備えた本発明の実施例による例示的な補正要素520が描写されている。図5Aには、補正要素520の全体図、Bには側面図が示されている。この補正要素520は、第1の表面522と、第2の表面524と、第1の経度方向エッジ532と、第2の経度方向エッジ534と、第1の緯度方向エッジ542と、第2の緯度方向エッジ544によって確定される。
補正要素520はさらに、補償部分560と(以下補償バンドとも称する)、通常の減衰部分(564)も含んでいる。図5に示されている実施例では、補償バンド560は、第1の表面522上に位置し、第2の経度方向エッジ534上の第1のポイント562から第2の経度方向エッジ534上の第2のポイント568まで延在している。当該実施例では、第1のポイント562は、第1の緯度方向エッジ542と一致しており、第2のポイント568は、第2の緯度方向エッジ544と一致している。従って当該実施例では、補償バンド560は、当該補正要素の長手方向に延在する。しかしながら当該分野の当業者には、これらの第1のポイント562と第2のポイント568が、第2の経度方向エッジ534に沿った任意の箇所に配置できることが明らかである。従ってそのような実施例では、バンドの長さは補正要素の長さよりも少ない。
補償部分560は、第1の減衰量を有し、通常減衰部分564は、第2の減衰量を有している。当該実施例では補償部分560の減衰量は、通常減衰部分564の減衰量よりも多い。例えば通常減衰部分564は10%の減衰率を有し、補償部分560は、20%の減衰率を有し得る。当業者にとっては、通常減衰部分と補償部分に対して種々異なる値がリソグラフィシステムに対する要求に応じて用いられることは明らかである。さらに通常減衰部分564は、それぞれが減衰値を有した多重の減衰セグメントを含んでいてもよいし、あるいは通常減衰部分564が可変の減衰量を有していてもよい。
当該実施例では、補償部分560は、均一な幅を有している。この実施例では、補償部分560の幅が均一性補正システム内の隣接する補正要素間のギャップの幅に等しい。しかしながら当業者には、補正バンド560が、リソグラフィシステムによって求められるその他の幅を有し得ることは明らかである。
代替的実施例においては、補償部分560は、多重セグメント566a,bを含んでいる。この実施例では、セグメント566aは均一な幅を有し、セグメント566bは、変化した幅を有している。ここでの補償部分560は、2つのセグメントを有したものとして描写されているが、均一な若しくは可変の幅を有する任意の数のセグメントが使用可能である。例えばある実施例によれば、1つの若しくはそれ以上のセグメントの幅が均一性補正システム内の隣接する補正要素間のギャップの幅に等しい。しかしながら当業者にとっては、補償部分560のセグメント566がリソグラフィシステムによって求められるその他の幅を有し得ることは明らかである。
当該実施例では、補償部分560は、四角形状を有している。代替的実施例においては、当該補償部分560は、三角形若しくは多角形を含めたその他の幾何学的形状を有し得る。補償部分560は、非線形なエッジを有する複数のセグメントを有し得る。
補償部分560は、ゼロでない減衰量を有する任意の材料で形成可能である。例えば補償部分560は、所定の濃度を有する一連のドットからなるコーティングを有し得る。このコーティングの減衰量は、ドットの濃度を変えることで変更が可能となる。補償部分560は、補正要素の表面に接合される材料層であってもよいし連続的なコーティングであってもよい。代替的に、補償部分560は、補正要素の表面内へエッチング処理されたものであってもよい。さらなる実施例においては、補償部分560は、補正要素の構成要素であってもよい(例えば補正要素は、その構造内に集積された補償部分560を有するように形成されてもよい)。
補正要素520は、当該均一性補正システムによって使用される種々の構成の補正要素として使用可能である。例えば1つ又はそれ以上の補正要素520が図2Aの傾斜構成における補正要素のように使用されてもよいし、図2Bの山形構成における構成要素のように使用されてもよい。
図5には、第1の表面上に配置され、第2の経度方向エッジ534に沿って延在する補償部分560は、当該分野の当業者にとっては、その他の構成も使用可能であることは明らかである。当該実施例では、補償部分は第1の表面上に配置され、第1の経度方向エッジ上の第1のポイントから第2の経度方向エッジへ延在している。代替的に補償部分は、第2の表面上に配置され、第1又は第2の経度方向エッジに沿って延在され得る。
図6Aには、本発明の実施例による、ライトリーク補償機能を有する例示的な均一性補正システム620が示されている。この補正システム620は、複数の補正要素を有している。前述したように各補正要素は、補償部分と通常減衰部分を含んでいる。
当該実施例においては、均一性補正システム620は、任意の光学的補償プレート650を含んでいる。この光学的補償プレート650は、複数の補正要素の上に配置されてもよい。また代替的に光学的補償プレート650は、複数の補正要素の下に配置されていてもよい。また別の実施例によれば、“光リーク及びシャドウ補償機能を有する均一性補正システム”のタイトル名で2004年12月に出願された“Attorney Docket Number 1857.3340000”の共同出願明細書中に記載されているように、光学的補償プレート650は、補正要素間のギャップによって引き起こされる光学的作用を補償する付加的手段を含み得る。
図6Bは、ライトリーク補償機能を有する均一性補正システム620と共に平均スロット横断減衰量680が描写されている。図6Aに示されているように、走査線642はギャップ領域625aに入射しない。従ってスロット横断減衰量は通常である。走査線644は、ギャップと補償領域を同じ長さだけ横断しているので、結果的に通常のスロット横断減衰量である。図6Bに示されているように、補正システム620は、隣接する補正要素間のギャップによって生ぜしめられる光リークを改善する。
結論
以上本発明の種々の実施形態を説明してきたが、それらはあくまでも例示にすぎず、限定を意味するものではないことを理解されたい。特に実施形態や詳細において種々の変更が本発明の趣旨を逸脱することなく行えることは、当業者にとっては明らかである。したがって本発明の範囲と趣旨は上述の実施形態によって制限されるものではなく、以下に特定する特許請求の範囲とそれに等価的な範囲によってのみ規定される。
本発明の実施例による均一性補正システムを有している例示的なリソグラフィシステムを表わした図 A,Bは本発明の実施例による例示的な均一性補正システムの詳細なブロックダイヤグラム 隣接する補正要素間のギャップに起因する光学的作用を表わした図 ギャップリプルの原因を表わした図 A,Bは、隣接する補正要素間のギャップに起因する光学的作用の補償機能を有する、本発明の実施例による例示的な補正要素を表わした図 Aは光リーク補償機能を有する本発明の実施例による例示的な均一性補正システムの一部を表わした図、Bは光リーク補償機能を有する均一性補正システムによる平均スロット横断減推量を表わした図
符号の説明
100 リソグラフィシステム
110 照明システム
120 均一性補正システム
130 コントラストデバイス
150 投影光学系
160 基板ステージ

Claims (10)

  1. 均一性補正システムにおいて、
    複数の補正要素を有しており、
    各補正要素は、基板の走査方向に対して斜め方向に傾いたスリット状のギャップによって隣接する補正要素から分離されており、
    各補正要素は前記補正要素間のギャップによって引き起される光学的作用を補償する補償部分と通常減衰部分を含んでおり、
    前記補償部分は、前記ギャップと走査方向にオーバーラップする部分であって、前記走査方向に垂直な方向に向けて減衰量が調整されており、
    前記補償部分は、第1の減衰量を有しており、
    前記通常減衰部分は、第2の減衰量を有しており、
    当該均一性補正システムに係る前記複数の補正要素の平均横断減衰量が略一定となるように、前記第1の減衰量が設定されていることを特徴とする、走査露光を行うリソグラフィシステムにおける照明レベルをコントロールするための均一性補正システム。
  2. 前記第1の減衰量は、第2の減衰量よりも大きい、請求項1記載のシステム。
  3. 前記補償部分の幅は、隣接する前記補正要素を分離しているギャップの幅に等しい、請求項1記載のシステム。
  4. 均一性補正システムにおいて、
    複数の補正要素を有しており、
    各補正要素は、第1の表面と第2の表面を有しており、
    各補正要素は、基板の走査方向に対して斜め方向に傾いたスリット状のギャップによって隣接する補正要素から分離されており、
    各補正要素は第1の表面上に前記補正要素間のギャップによって引き起される光学的作用を補償する補償バンドと通常減衰部分を有しており、
    前記補償バンドは、前記ギャップと走査方向にオーバーラップする部分であって、前記走査方向に垂直な方向に向けて減衰量が調整されており、
    各補正要素毎に、前記補償バンドは第1の減衰量を有し、前記通常減衰部分は第2の減衰量を有しており、
    当該均一性補正システムに係る前記複数の補正要素の平均横断減衰量が略一定となるように、前記第1の減衰量が設定されていることを特徴とする、走査露光を行うリソグラフィシステムにおける照明レベルをコントロールするための均一性補正システム。
  5. 各補償バンドは、第1のセグメントと第2のセグメントを有し、第1のセグメントは均一な幅を有し、第2のセグメントは位置に応じて異なる幅を有している、請求項4記載のシステム。
  6. 補償バンドの幅は、隣接する前記補正要素を分離しているギャップの幅に等しい、請求項4記載のシステム。
  7. 第1のセグメントの幅は、隣接する前記補正要素を分離しているギャップの幅に等しい、請求項4記載のシステム。
  8. 前記補償バンドは、四辺形の形状を有する、請求項4記載のシステム。
  9. 前記補償バンドの減衰量は、前記通常減衰部分の減衰量よりも大きい、請求項4記載のシステム。
  10. 均一性補正システムにおいて、
    複数の補正要素を有しており、
    各補正要素は、基板の走査方向に対して斜め方向に傾いたスリット状のギャップによって隣接する補正要素から分離されており、
    各補正要素は、第1の表面と第2の表面を有しており、
    各補正要素は、隣接する補正要素からギャップによって分離されており、
    各補正要素は第2の表面上に前記補正要素間のギャップによって引き起される光学的作用を補償する補償バンドと通常減衰部分を有しており、
    前記補償バンドは、前記ギャップと走査方向にオーバーラップする部分であって、前記走査方向に垂直な方向に向けて減衰量が調整されており、
    各補正要素毎に、前記補償バンドは第1の減衰量を有し、前記通常減衰部分は第2の減衰量を有しており、
    当該均一性補正システムに係る前記複数の補正要素の平均スロット横断減衰量が略一定となるように、前記第の減衰量が設定されていることを特徴とする、走査露光を行うリソグラフィシステムにおける照明レベルをコントロールするための均一性補正システム。
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