JP4485919B2 - コンクリート部材の据え付けのための施工方法及び同方法に使用する支持金具 - Google Patents

コンクリート部材の据え付けのための施工方法及び同方法に使用する支持金具 Download PDF

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本発明は、コンクリート部材を施工現場にて据え付けるまでの工事を実施するための施工方法及び同方法に使用する支持金具に関するものである。
コンクリート製品その他のコンクリート部材を床上よりレベル調整する場合、そのコンクリート部材の成形時にインサートナットを組み込み、それを螺合相手とするボルトを操作することにより行っている。この例として特開平8−277536号、同7−189335号、同7−71010号などがあるが、これらに限らずインサートナットを使用する工法ではレベル調整後もインサートナットが残存する。このため経済的でないという問題があり、またインサートナットのない箇所ではレベル調整をできないという問題がある。また上記の工法においてインサートナットに通してレベル調整を行うボルトでは、先端の支持点にてコンクリート部材の荷重を支えるため摩擦が極めて小さく、床又は受け支え面が傾斜している場合一旦動き出すと加速度がつきやすく、危険である。
また、コンクリート部材の据え付けに到るまでには、レベル調整だけではなく、引張
や、連結等の諸工程を経るが、上記のインサートナットはレベル調整には都合が良いもののそれ以外の用途には余り適していないか、或いは全く適用することができない。何故ならレベル調整のために設けられている上下方向のインサートナットは、上下に配置するコンクリート部材であれば部材同士の引張や連結にも適用することができるが、前後或いは左右に連結すべきコンクリート部材に対しては使いようがないからである。
特開平7−71010号 特開平7−189335号 特開平8−13814号 特開平8−277536号 特開平2001−98635号 特開平2002−188161号
本発明は前記のような事情に着目してなされたもので、その課題は、施工後に支持金具等を残存させることがないコンクリート部材の据え付けのための施工方法を提供することである。また本発明の他の課題は、傾斜面における工事においても安全に施工できるコンクリート部材の据え付けのための施工方法を提供することである。さらに本発明の他の課題は、上記のコンクリート部材の据え付けのための施工方法の実施に不可欠の支持金具を提供することである。
前記の課題を解決するため本発明は、コンクリート部材を施工現場にて据え付けるまでの工事を実施するための施工方法について、施工現場の目的箇所に配置するコンクリート部材に対して、隣接コンクリート部材間の間隙か又はコンクリート部材に開けられた窓口から、施工現場の施工個所に配置されている受け板又は施工現場に存在する接地面に支持金具を配置し、上記支持金具に螺合したボルトを操作してコンクリート部材を持ち上げる間にライナーを配置し、その後ボルトをねじ戻す操作を行い、上記隣接コンクリート部材間の間隙か又はコンクリート部材に開けられた窓口から支持金具を取り外すとともにコンクリート部材をライナーに乗せ換え、また支持金具を除去するという手段を講じたものである。
本発明の対象とする施工方法とは、コンクリート部材を施工現場にて据え付けるまでに行われる、例えばコンクリート部材を目的箇所へ運搬する際の引張工事、目的箇所に運搬されたコンクリート部材を一定の高さにあわせるレベル調整工事、或いはレベル調整済みのコンクリート部材を結合する連結工事等を実施するための工法である。これらの工事を実施するために本発明では特別の支持金具を使用することとし、工事完了後支持金具を除去して、残存させないことが可能であることを特徴とする。
レベル調整を含む据え付け工事では、コンクリート部材を支持金具を介して受け支えることにより施工現場の目的箇所に配置し、支持金具にボルトを螺合してこれを操作し、受け支えているコンクリート部材を持ち上げる間にライナーを配置し、その後ボルトをねじ戻してコンクリート部材をライナーに預けるとともに支持金具を取り外すことにより、コンクリート部材をライナーへ乗せ換えるようにする。乗せ換えによりコンクリート部材は目的箇所に配置されるのに対して、支持金具はコンクリート部材を受け支えていた状態から解放され、目的箇所から除去することができる。
支持金具の除去のために、支持金具は、ボルトをねじ戻す操作によって回転し、それによってライナーに乗せ換えられているコンクリート部材の間隙から脱して外部へ取り出し得るようにした構成とすることができる。この場合、支持金具の平面形を例えば横長とすると同時にコンクリート部材の間隙を縦長とし、ボルトをねじ戻す操作によって支持金具を横長の状態から縦長の状態へ回転させ、同じく縦長のコンクリート部材の間隙から外部へ支持金具を取り出し得るようにする。縦長のコンクリート部材の間隙は支持金具よりも大型であること、或いは逆にコンクリート部材の間隙よりも支持金具の小さいことが条件である。
これまでの説明では、ボルトについて何も条件が付け加えられていないので、ボルトは従来と同じボルトでも良いことになる。しかしながら従来と同じボルトを使用した場合、コンクリート部材の荷重を先端の支持点にて支えるため摩擦が極めて小さくなるという弊害を生じることになる。そこで本発明では、下部に筒状の第2の支持金具を具備し、第2の支持金具に設けられている雌ねじ部にボルトの先端部を螺合させ、コンクリート部材を目的箇所にて持ち上げる力を第2の支持金具によって受け止めるようにするという手段を講じている。第2の支持金具は、コンクリート部材の荷重を受け支えるという意味において先の支持金具と同様の役割を負っているものである。
第2の支持金具に対して先の支持金具、これを便宜上第1の支持金具と呼ぶことにすると、このものは、横方向に扁平なブロック状の本体を有し、本体は中間部に縦方向の突出部を有するとともに、突出部は内部を貫通する雌ねじ部を有しており、突出部の左右の肩部の面と本体の下面とは共に平面であるとともに相互に平行に形成されており、肩部の面をコンクリート部材の端部に配置して支持し、雌ねじ部にボルトを螺合することによってコンクリート部材を所定レベルに支持するように構成されているものとする。
従って第1の支持金具には、雌ネジ部を中間の突出部に設けること、その両側左右の肩部の面及び本体の下面が相互に平面でありかつ平行に形成されていることが必要である。雌ネジ部はボルトを通すために、また左右型部の面と本体の下面との平行性は、コンクリート部材を乗せるだけで何の下準備も必要なく或いは最少限度の加工手間及び費用でレベル調整を実施することを可能にする。中間の突出部は位置がずれないように位置決めをする機能があり、また本体に加えられた外力に対抗し得るように強度を高める構造上の役割も果たす。
また、第2の支持金具については、筒状の本体を有し、本体は中間位に外方へ膨らんだ環状の膨大部を有しており、かつ上端部にボルトを螺合する雌ねじ部を有し、コンクリート製品を上端部に載置し、その荷重を支持したときに膨大部が外力により弾性変形可能に設けられている必要がある。このような弾性変形可能な膨大部を有する筒状の部材は、例えばバルジ成形法と呼ばれる方法によって作成することができる。第2の支持金具の場合下部が筒状であり、摩擦抵抗が適当であるため滑って事故につながる危険はなく、しかも容易に移動させることはできるので移動工事に好適である。
本発明は上記のように構成されかつ作用するものであるから、目的箇所にコンクリート部材を配置するために、支持していた支持金具からコンクリート部材をライナーに乗せ換え、支持金具は除去するため、レベル調整において打設したコンクリート中に支持金具を残存させずに済み、繰り返し使用可能であるとともに経済的であり、支持金具は単純な形態を有するので使用しやすく、正確なレベル調整が可能であり、また第2の支持金具は下部が筒状であるので、ボルト先端による点支持のようには滑らず、適当な摩擦抵抗を有するので傾斜面にコンクリート部材の荷重がかかるような工事においても安全な施工を進めることができ、また第1の支持金具と組み合せても、第2の支持金具単独でも使用可能であるので、コンクリート部材を目的箇所に据え付けるまでの様々な工事に使用することができる。
物的要素1
以下図示の実施形態を参照して本発明を詳細に説明する。図1、図2は、コンクリート部材を施工現場の目的箇所に運び、間隙を設けて並べ、隣接コンクリート部材11、11の端部に、本発明に係る支持金具21を配置した状態を示しており、この支持金具21は第1の支持金具21である。コンクリート部材11の端部には第1の支持金具21の端部22、22を受け入れる凹部12、12が設けてあり、その天井に相当する天面13、
13に第1の支持金具21の肩部の面23が面接触して支持する構成である。一方、コンクリート部材11の側には、第1の支持金具21の端部22の係合を容易かつ確実にするための付加構造を凹部12に設けている。凹部12は図3、図4に詳細に示してあるように、支持金具21の端部22を受け入れる幅と奥行を有し、かつボルト27の螺合操作により支持金具21が回転したときに端部22が出入りできるように、設けられ、かつその回転を衝壁14で止めて支持金具21を定位置に配置し得るように設けられている。なお、第1の支持金具21とボルト27などはレベル調整のための装置を構成している。
第1の支持金具21は、図7に例示されており、鋼材より成る横方向に偏平な細長いブロック状の本体を有し、その中央部に縦方向の突出部24を有している。突出部24の左右に位置する上記の肩部の面23、23は同じ高さであり、かつ本体の下面25と共に平面で構成されており、これらの肩部の面23、23と本体の下面25とは相互に平行に形成されている。また突出部24には縦に貫通する雌ねじ部26を有するボルト孔が形成されており、故に雌ねじ部26の軸心の方向と本体の下面25或いは肩部の面23とは直交関係にある。さらにまた支持金具21には、隣接配置されたコンクリート部材11、11の凹部12、12にて係止してレベル調整のために持ち上げるために必要な強度を求められている。これについて支持金具21は横方向に偏平なブロック状の本体に突出部24を有しているため、単なる偏平なブロックよりも構造強度の向上が得られ、より小型で大きな曲げ荷重に耐えられるものである。
施工方法1
図1に示した状態では、隣接配置したコンクリート部材11、11の間隙15に本発明に係る第1の支持金具21を配置し、ボルト27を雌ねじ部26に螺合し、予め施工箇所に配置してある受け板16にボルト27の先端を当てており、第1の支持金具21は端部22、22の方向が紙面に垂直になっている。この状態において、ボルト27を螺合操作すると、ねじの螺合部の抵抗によって第1の支持金具21が右回転し(図3、図4では下面から見ているため左回転となる。)、本体の両端部22、22は凹部12、12に入り込んで衝壁14、14に当たり、図4の状態となる。そこでさらにボルト27を螺合操作すると、第1の支持金具21は衝壁14にて回転を停止されているため徐々に上方へ移動し、肩部の面23、23が凹部12、12の天面13、13に接した状態となるので、コンクリート部材11、11を持ち上げることとなる。
コンクリート部材11、11がレベル調整装置によって所定の高さまで持ち上げられた段階で、ライナー17、17をコンクリート部材11、11の下に挿入し、所定の高さに支える(図2参照)。同じ操作を全てのコンクリート部材11…について行い、それによって全てのコンクリート部材11…の高さを一定に揃える所謂レベル調整がなされる。ライナー17、17によるコンクリート部材11、11の支持により、コンクリート部材
11、11はライナー17、17に乗せ換えられた状態となっているので、ボルト27をねじ戻す操作ののちにレベル調整装置を取り外す。取り外し作業のために、ボルト27をねじ戻すと第1の支持金具21は逆方向に回転して端部22が凹部12から脱出し、コンクリート部材11の端面が衝壁となって金具端部22の方向がコンクリート部材11、
11の間隙15の方向に平行となるまで、ねじ戻しにより下降しながら回転する。故に第1の支持金具21は隣接するコンクリート部材11、11の間隙15から脱し得る状態となり、ボルト27を持って引き出すことにより目的箇所から取り外すことができる。第1の支持金具21の除去後、コンクリート部材11、11の間隙15からコンクリートを打ち込み、コンクリート部材下の空所を埋めて、レベル調整工事を終える。
施工方法2
上記施工方法1は、隣接配置されたコンクリート部材11、11の双方に係止して持ち上げる工法に関するものであるが、1個のコンクリート部材11に対しても本発明の方法を適用することができる。図5、図6はその施工方法の例示であり、コンクリート部材11には、偏平かつ細長く形成されている第1の支持金具21を通過させることができる平面形を持った細長い窓口19が開いている。窓口19は施工方法1における隣接コンクリート部材11、11の間隙15に相当する作業用空所である。
従って第1の支持金具21をセットするときには図5Aに示したように第1の支持金具21の長さ方向を細長い窓口19の長さ方向に一致させてコンクリート部材11の下まで通過させ、その後でボルト操作により第1の支持金具21を回転させるとともに上昇さ
せ、肩部の面23でコンクリート部材11の荷重を支えるものである。施工方法2においてはコンクリート部材内に、窓口19を開けているため、その開口幅の一定であることを利用して、口壁18に当たると止まる回転止め28を突出部24に新設し、施工方法1で必要とした凹部12を省略している。口壁18をストッパーとした状態でボルト27を螺合操作することによりコンクリート部材が持ち上げられ、所定の高さにてライナー17をコンクリート部材11の下に挿入しそれを支えることにより、コンクリート部材11の乗せ換えを行うこと、その後で第1の支持金具21の位置をボルト27のねじ戻しにより元に戻し、ボルト27とともに引き上げてレベル調整を終えることは施工方法1の場合と同じである。また同様の構成は符号を援用し詳細な説明を省略する。
物的要素2
第1の支持金具21とともに使用され、また単独でも使用される物的要素が第2の支持金具31である。第2の支持金具31は図8に詳細に示してあり、強靭な鋼を材料としてバルジ工法により形成した筒状の本体を有し、本体は中間位に外方へ膨らんだ環状の膨大部32を有しており、上端部にボルト27を螺合可能な雌ねじ部36としてナット34を溶接した形態を有している。本体の下端33は施工現場の目的箇所に敷設された移動用鋼板や鉄骨などに接するシューとなる。
施工方法3
第1の支持金具21と第2の支持金具31を併用することによって、レベル調整の際にコンクリート部材11の位置を動かす移動工事を積極的に行うことができるようになる。この施工方法3は図9に例示されており、施工現場には接地面35として予め移動用の平鋼、チャネル、或いは鉄骨が存在しており、その上にコンクリート部材11を設置する場合に適している。
この工法を実施する場合、図に示したように、第1の支持金具21にボルト27を通したのち、さらにそのボルト27の先端に第2の支持金具31を螺合させておき、隣接コンクリート部材11、11の間隙15(或いは単独のコンクリート部材11の窓口19)から、コンクリート部材11の下へ第1、第2の支持金具21、31を通し、両端部22、22を隣接コンクリート部材11、11の凹部12、12にセットして、ボルト操作により持ち上げるようにする。その際、コンクリート部材11の位置を移動修正する必要があるならば、ボルト操作により第2の支持金具31の下端33でコンクリート部材11の荷重を支えた状態のまま、接地面35をレールとして、コンクリート部材11を目的とする方向へ移動させることとする。この移動工法は、コンクリート部材11に対するレベル調整の前であっても後であっても実施することができる。
物的要素3
コンクリート部材の移動は第1の支持金具21を併用することなく、図3に示すように第2の支持金具31だけを用いて行うことが可能である。
その用途に適した第2の支持金具の1例を図10以下を参照して説明する。図10は、図8に示しまた物的要素2の項にて説明した筒状の本体を利用しつつ、その上端面にナットではなく、コンクリート部材11の受け支えに適したプレート41を溶接した第2の支持金具31′を示しており、下端33を接地面35に接して施工方法3で述べたようにスムーズに滑らせることができる。第2の支持金具31…を用いた移動は下端33がリング状のためボルト先端の点支点に比較して面積荷重が小さく、接地面35をへこませることがない。
図11の例は物的要素2の支持金具31のナット34にプレート付きレベルボルト43を螺合させたもので、プレート42が第1の支持金具21の本体を代用しているものと言える。図10、図11に例示されている支持金具31′、31″は図13に例示したように、コンクリート部材11の下面に当たってその荷重を支えるとともに、支持金具31′、31″の下端33で接地面35に配置することにより、移動させる作業に適している。なお図12は、図8に示した物的要素2の支持金具31の用途の例示であり、この場合、コンクリート部材11′は下面にインサートナット44を有しており、両方のナット34、44にボルト47を螺合することによりコンクリート部材41′に直接第2の支持金具31により支えられ、移動工事に適用している例である。
その他の実施可能な形態
図14は、第1の支持金具21を2個使用し、夫々の両肩を貫通している孔に連結部材52を取り付けることにより、第1の支持金具21の下面25を向かい合わせにして一体に結合した連結具51を構成しており、2個のコンクリート部材11、11の連結用途に使用することができる。この場合、2個の支持金具21、21の雌ねじ孔に図外の連結手段を通して緊結することによりコンクリート部材同士を引き寄せることができる。
図15は、本発明における第1の支持金具21をコンクリート部材内へのインサート部品として取り扱うことも可能であることの例を示している。インサート工法は、背景技術において否定的要素を有するものであるということを説明したが、支持金具21の用途として見た場合、インサート部品として取り扱えるという意義はある、という趣旨に留ま
る。
コンクリート部材と同様に大型、大重量の鉄骨部材その他の建築、構築要素の据え付け施工に適用することができる。
本発明に係るコンクリート部材の据え付けのための施工方法の実施例であってはじめの工程を示す断面説明図。 図1の状態からレベル調整を終えた直後の断面説明図。 図1に対応する第1の支持金具とコンクリート部材との関係を示す非係合状態の説明図。 第1の支持金具とコンクリート部材との係合状態を示す説明図。 Aは1個のコンクリート部材に関する図3と同様に係合状態を示す平面図、BはAに対応する断面説明図。 Aは図4と同様に係合状態を示す平面図、BはAに対応する断面説明図。 本発明の実施に直接使用する支持金具を示すもので、Aは平面図、Bは正面図。 本発明の実施に直接使用する第2の支持金具を示す正面図。 本発明の施工工法を示す断面説明図。 第2支持金具の変形例を示す正面図。 同じく第2支持金具の変形例を示す正面図。 第2支持金具の用例を示す正面図。 第2支持金具の変形例の用例を示す正面図。 第1支持金具の用例を示す正面図。 第1支持金具の用例を示す正面図。
符号の説明
11、11′ コンクリート部材
12 凹部
15 間隙
17 ライナー
19 窓口
21 第1の支持金具
22 端部
23 肩部の面
24 突出部
25 下面
26、36 雌ねじ部
27、43、47 ボルト
34 ナット
31 第2の支持金具
32 膨大部
33 下端
35 接地面

Claims (5)

  1. コンクリート部材を施工現場にて据え付けるまでの工事を実施するための施工方法であって、
    施工現場の目的箇所に配置するコンクリート部材に対して、隣接コンクリート部材間の間隙か又はコンクリート部材に開けられた窓口から、施工現場の施工個所に配置されている受け板又は施工現場に存在する接地面に支持金具を配置し、
    上記支持金具に螺合したボルトを操作してコンクリート部材を持ち上げる間にライナーを配置し、
    その後ボルトをねじ戻す操作を行い、上記隣接コンクリート部材間の間隙か又はコンクリート部材に開けられた窓口から支持金具を取り外すとともにコンクリート部材をライナーに乗せ換え、また支持金具を除去する
    ことを特徴とするコンクリート部材の据え付けのための施工方法。
  2. 支持金具は、ボルトをねじ戻す操作によって回転し、それによってライナーに乗せ換えられているコンクリート部材の間隙から脱して外部へ取り出し得るようにした請求項1記載のコンクリート部材の据え付けのための施工方法。
  3. 下部に筒状の第2の支持金具を具備しており、第2の支持金具の上部に設けられている雌ねじ部にボルトの先端部を螺合させ、コンクリート部材を目的箇所にて持ち上げる力を第2の支持金具によって受け止めるようにした請求項1記載のコンクリート部材の据え付けのための施工方法。
  4. コンクリート部材を施工現場にて据え付けるまでの工事を実施するための施工方法に使用する支持金具であって、
    横方向に扁平なブロック状の本体を有し、本体は中間部に縦方向の突出部を有するとともに、突出部は内部を貫通する雌ねじ部を有しており、突出部の左右の肩部の面と本体の下面とは共に平面であるとともに相互に平行に形成されており、肩部の面をコンクリート部材の端部に配置して支持し、雌ねじ部にボルトを螺合することによってコンクリート部材を所定レベルに支持するように構成されている請求項1記載のコンクリート部材の据え付けのための施工方法に使用する支持金具。
  5. コンクリート部材を施工現場にて据え付けるまでの工事を実施するための施工方法に使用する支持金具であって、
    筒状の本体を有し、本体は中間位に外方へ膨らんだ環状の膨大部を有しており、かつ適所にボルトを螺合する雌ねじ部を有し、コンクリート製品を上端部に載置し、その荷重を支持したときに膨大部が外力により弾性変形可能に設けられている請求項1記載のコンクリート部材の据え付けのための施工方法に使用する支持金具。
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