JP4480158B2 - 包装物品 - Google Patents

包装物品 Download PDF

Info

Publication number
JP4480158B2
JP4480158B2 JP2005076649A JP2005076649A JP4480158B2 JP 4480158 B2 JP4480158 B2 JP 4480158B2 JP 2005076649 A JP2005076649 A JP 2005076649A JP 2005076649 A JP2005076649 A JP 2005076649A JP 4480158 B2 JP4480158 B2 JP 4480158B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
outlet
package
packaging
disposable diaper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005076649A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006256654A (ja
Inventor
寛 後藤
実智昭 藤田
進介 長原
毅人 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2005076649A priority Critical patent/JP4480158B2/ja
Publication of JP2006256654A publication Critical patent/JP2006256654A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4480158B2 publication Critical patent/JP4480158B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、圧縮して束ねた物品を包装体で包装した包装物品に関するものである。
圧縮可能な物品、例えば、使い捨ておむつ、生理用パッド、失禁ブリーフなどの吸収性物品等は一般的に複数個をまとめて一つの包装体内に収容した状態で出荷され販売されている。
ところで、これらの製品は肌に直接当たる等の理由から柔軟に形成されており、従って圧縮可能であるが実際には圧縮されていないか、若しくは弱圧状態で複数枚まとめて包装または収容されていた。そのため、倉庫に保管する場合だけではなく、運送、販売や家庭で使用する場合でもスペースを要し、コストのみではなく取り扱いが不便であった。
そこで、これらの使い捨ておむつ、生理用パッド、失禁用ブリーフなどの比較的柔軟な物品を圧縮して多数収容する可撓性の袋が提案されている。
この可撓性の袋は、前方パネル、側方パネル、底部パネル、頂部パネルおよび支持ハンドルで構成し、複数の物品をその厚さを圧縮して充填した状態で膨らんだ略角形(直方体または立方体状)になるように、その圧縮力を前方及び側方パネルで支える構成にすると共に、側方パネルにはミシン目を設けて、このミシン目を切り開いて取出口を形成するようになっている。
この構成において、ミシン目を切り開くと、内蔵された圧縮物品の圧縮が一部解放されるため、物品が扇を開くようにその上半部が前記取出口から飛び出す仕掛けになっており、使用時には、このように飛び出した物品を一枚ずつ取り出して使用する(特許文献1)。
この従来の可撓性の袋を用いた場合、物品を圧縮して収容できるから圧縮しないで収容する場合に比してスペースが節約できるなどのメリットはある。
しかしながら、ミシン目を切り開くと同時に物品がその圧縮圧力により外方に扇状に飛び出して邪魔になるばかりではなく、全体が型くずれしたように見えるから見栄えもよくない。また、飛び出した状態では崩れ易く、物品取り出し中或いは誤って落下するなどすると物品が散乱する虞がある。
特許第3009406号公報
本発明は、従来の物品収納用可撓性袋の前記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、スペースを節約できるだけではなく、その包装体のパネルの一部を切り開いても取出口から物品が飛び出すことがなく、型崩れせず見栄えがよく、かつ取り出し時等に物品が散乱する虞がないようすることである。
本発明は、包装体内部に圧縮した物品を重ねて収容した包装物品であって、前記物品は伸縮部材により束ねられて圧縮されており、前包装体を構成する前記物品の圧縮方向にあるパネルは、前記物品取出口を形成するためその一部が分離可能な領域として形成されており、前記伸縮部材は前記包装体の前記物品取出口の近傍に取り付けられていることを特徴とする。
(作用)
複数枚の物品を圧縮状態で伸縮部材で束ねて包装体に収容して包装物品とする。この包装物品を構成する包装体の前記圧縮方向にあるパネルの一方に設けた切断線に沿って、前記パネルを切断して物品取り出し用の開口を形成する。この取出口から物品を一枚ずつ取り出して使用する。
本発明によれば、複数の物品を圧縮収納できると共にその圧縮力は基本的には物品を束ねる伸縮部材が支えるから、側面パネルには圧縮した物品の圧縮力は作用していないか、作用するとしても軽微である。そのため包装体の前記圧縮方向にあるパネルに物品取出口となる開口を明けても、従来のように圧縮から解放された物品が開口から扇状に拡がって上部が包装体から飛び出すことはなく、従って包装物品の形状が損なわれたり邪魔になったり、或いは物品が散乱したりする虞はない。
さらに、前記パネルには圧縮した物品からの押圧力が作用することはない。また、押圧力が作用するとしても軽微であるため、包装材料強度を弱くすることができ、従来より薄い包装材料を使用する等のコスト削減が可能である。
本発明の実施形態に係る包装物品を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る包装物品の斜視図である。
図示のように、本包装物品は、物品、例えば使い捨ておむつ20と、この使い捨ておむつ20を収容するための包装体10とから成っている。
使い捨ておむつ20は、複数個を横に並べた状態で圧縮され、好ましくは、並べられたおむつ20の下半分に図2に示す伸縮性のバンド22を掛け渡して一体に束ねられている。この伸縮性バンド22は、それ自体伸縮性を備えた材料又は伸縮材料を内蔵した帯状の材料でできている。また、伸縮性バンド22は、使い捨ておむつの下半分に掛け渡されており、それによって、取出口を形成したとき伸縮性バンド22がその開口部分に露出しないようにしている。また、おむつ20を上へ引き抜き易くしている。
本実施形態に係る包装体10は、図示のように略矩形の底パネル12と、この底パネル12の四辺にそれぞれ一体に接合され側面パネル14と、側面パネル14の上端に一体に形成された矩形の上部パネル16及び上部パネル16に一体に形成された垂直な矩形状部分に形成された開口18aを備えた取手18を有している。
側面パネル14の使い捨ておむつ20の圧縮方向にある一方の側面パネル14aには、使い捨ておむつ20を取り出すための取出口30を形成するためのミシン目32が形成されており、側面パネル14aを引き裂くことで取出口30となる開口が出現する。この取出口30の大きさ(面積)は前記側面パネル14aの面積の60%以上となるようミシン目32が設定されている。比較的柔軟な使い捨ておむつ20を包装体10から取り出す場合は、使い捨ておむつ20を折り畳んだ状態の側面の60%以上の開口面積があると取出しを容易に行うことができ、好ましくは80%以上あればよい。
取出口30を形成するときは、まず、最初に上段に収納された使い捨ておむつ20を取り出すため、その使い捨ておむつ20を前記伸縮性バンド22のところまで、即ち、前記伸縮性バンド22が露出しないところまで、側面パネル14aのミシン目32を引き裂き、次に、上段の使い捨ておむつ20を出し終わったところで、側面パネル14aのミシン目32を下段の使い捨ておむつ20の前記伸縮性バンド22が露出しないところまで、側面パネル14aのミシン目32を引き裂く。
なお、本実施形態では、前記ミシン目32は上部パネル16には達しておらず、前記取出口30は前記側面パネルの領域内に限定されているが、必要に応じて上部パネル16の領域まで延在させて、上部パネル16の一部を含めた取出口を形成することもできる。
図3は前記取出口30の別の形状を示す。
この実施形態においては、取出口30は上下2段に収納された使い捨ておむつ20の位置に合わせて前記側面パネル14aに上下に2箇所別々に設けられている。ここでは、取出口30は、湾曲した上部と矩形の下部とからなる形状であり、その上端部は上部パネル16にまで達していない。
このような取出口30の形状にすると使い捨ておむつの上部が取出口30から露出することがないため、第1の実施形態ものよりも取り出し難いが、上段の使い捨ておむつ20の取出口30を誤って大きく明けすぎるようなことは起こり得ない。
以上の実施形態によれば、使い捨ておむつ20は伸縮バンドにより圧縮状態で拘束されているため、従来のように拘束が外れて外に飛び出し邪魔になったり、型くずれしたり、更には散乱したりする虞がない。
また、使い捨ておむつ20は伸縮バンド22で束ねられているため、包装体自体を必ずしも伸縮性のもので構成する必要はなく、取出口30から使い捨ておむつ20を取り出す毎に残りの使い捨ておむつ20は、伸縮バンド22の収縮力で取出口30の方向に押し出される。とくに伸縮バンド22の伸縮性を強くすることで、従来のように袋自体に伸縮性を持たせたものよりも使い捨ておむつ20の取出口30への送り力を強めることができる。そのため、より多くの使い捨ておむつ20を整列状態を保ちつつ確実に取出口30まで送付できる。
なお、伸縮バンド22の一端を前記取出口30の近傍に止着しておくことにより、使い捨ておむつは、前記伸縮バンド22により確実に取出口の方向に押し出される。使用者は取出口30から使い捨ておむつ20を上方に引き出して取り出し一枚ずつ使用する。
図4は、使い捨ておむつ20を包装体10に収納するまでの過程を説明する図である。
使い捨ておむつ20は、適宜折り畳んで複数枚重ね合わせて圧縮し、伸縮バンド22で束ねる。その状態で包装体10中に収納するから、包装体への挿入を簡単に行うことができる。
なお、以上の説明では、物品を使い捨ておむつに例を採って説明したが、圧縮可能な物品であればこれに限らず、例えば、生理用パッドその他の柔軟な伸縮性物品でもよいことは勿論である。
本発明の実施形態に係る包装物品の斜視図である。 伸縮性バンドの斜視図である。 本発明の別の実施形態に係る包装物品の斜視図である。 使い捨ておむつを袋に挿入するまでの工程を示す図である。
符号の説明
10・・・包装体、12・・・底部パネル、14・・・側パネル、16・・・上部パネル、18・・・取手、20・・・使い捨ておむつ、22・・・伸縮バンド、30・・・・取出口。

Claims (4)

  1. 包装体内部に圧縮した物品を重ねて収容した包装物品であって、
    前記物品は伸縮部材により束ねられて圧縮されており、
    前記包装体を構成する前記物品の圧縮方向にあるパネルは、前記物品取出口を形成するためその一部が分離可能な領域として形成されており、
    前記伸縮部材は前記包装体の前記物品取出口の近傍に取り付けられていることを特徴とする包装物品。
  2. 請求項1に記載された包装物品において、
    前記伸縮部材は帯状をなし、かつ前記物品の下半部を束ねるよう環状をなしていることを特徴とする包装物品。
  3. 請求項1又は2に記載された包装物品において、
    前記包装体は可撓性材料で構成されていると共に、前記物品取出口は、前記物品を束ねる伸縮部材より上側に形成されるよう、前記分離可能領域を設けたことを特徴とする包装物品。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載された包装物品において、
    前記物品は使い捨て吸収性物品であることを特徴とする包装物品。
JP2005076649A 2005-03-17 2005-03-17 包装物品 Expired - Fee Related JP4480158B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005076649A JP4480158B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 包装物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005076649A JP4480158B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 包装物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006256654A JP2006256654A (ja) 2006-09-28
JP4480158B2 true JP4480158B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=37096319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005076649A Expired - Fee Related JP4480158B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 包装物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4480158B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5858646B2 (ja) 2011-06-02 2016-02-10 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品の包装体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08508455A (ja) * 1993-03-30 1996-09-10 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 圧縮された可撓性物品のためのパッケージ及びこのパッケージを製造する方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08508455A (ja) * 1993-03-30 1996-09-10 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 圧縮された可撓性物品のためのパッケージ及びこのパッケージを製造する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006256654A (ja) 2006-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7150137B2 (en) Method of orienting articles at intervals to form a package
US6079562A (en) Bag for folded disposable diapers
EP2723653B1 (en) An opening feature for packaging having absorbent articles contained therein
US6761013B2 (en) Packaging article and method
US20080041017A1 (en) Compression packed absorbent article
JP4721263B2 (ja) 包装体
CZ289898A3 (cs) Způsob skládání absorpčního výrobku do balíčku, absorpční výrobek a jednotka balení
JPH06508806A (ja) 圧縮可能な製品とりわけおしめパンツの如き衛生学的製品を包装するための可撓性材料の袋、およびそのような袋に包装されている圧縮された衛生学的製品パック
RU2004125711A (ru) Упаковочная и выдачная система для изделий, уложенных в пакетики
UA77096C2 (en) Packaging unit for articles intended for one time use
JP4480158B2 (ja) 包装物品
JP4394669B2 (ja) 開封取出線を有する紙おむつ包装袋
JP4859476B2 (ja) 包装体
JP3886226B2 (ja) 開封取出線を有する紙おむつ包装袋
JP3155097U (ja) コーナー用緩衝体
KR100356760B1 (ko) 압축제품수납용가요성백
JP2007022636A (ja) 包装組立体
JP4267661B2 (ja) 圧縮可能で平坦な物品のための包装
JP2007022637A (ja) 包装体
KR101411155B1 (ko) 포장용 내측 덮개
JPH11276313A (ja) 包装袋
JP2567770Y2 (ja) 使いすて衛生用品の包装袋
JP5688896B2 (ja) 包装構造
JP5688897B2 (ja) 包装構造
JP2008137712A (ja) 使い捨て容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090917

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100315

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100315

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees