JP4480140B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機等の画像形成装置に関する。
転写ベルト上に、像担持体をそれぞれ備えた複数の作像部が転写ベルトの長さ方向に並んで配置され、各作像部の像担持体(感光体ドラム)上に形成されているトナー顕像が、転写ベルト上のシート部材に転写されるようなカラータンデム方式の複写機が知られている。
この種の複写機においては、連続して印字を行った場合に、転写ベルトがトナーの飛散等によって汚れてくるため、連続印字において印字枚数が所定枚数以上になったときに、連続印字を中断させて、転写ベルトに付着したトナーをクリーニングするようにしている。
図1は、連続印字時における従来の転写ベルトのクリーニング制御処理手順を示している。
1ページ分の印字が行われると(ステップS1)、今回の連続印字において印字枚数が所定枚数Xに達したか否かを判別する(ステップS2)。連続印字開始時には、Xは初期値αに設定されるものとする。今回の連続印字において印字枚数が所定枚数Xに達してない場合には、全ページ分の印字が終了したか否かを判別する(ステップS5)。全ページ分の印字が終了していない場合には、ステップS1に戻る。全ページ分の印字が終了したと判別した場合には、今回の処理を終了する。
上記ステップS2において、今回の連続印字において印字枚数が所定枚数Xに達した場合には、印字動作を中断させて転写ベルトのクリーニングを実行する(ステップS3)。クリーニングが終了すると、所定枚数Xの内容をX+αに更新した後(ステップS4)、全ページ分の印字が終了したか否かを判別する(ステップS5)。全ページ分の印字が終了していない場合には、ステップS1に戻る。全ページ分の印字が終了したと判別した場合には、今回の処理を終了する。
従来においては、連続印字において、印字枚数が所定枚数に達したときには、必ず印字動作を中断させて転写ベルトのクリーニングを実行している。このため、実際には転写ベルトがさほど汚れておらず、クリーニングが必要でない場合でも、印字動作が中断されてしまい、印字時間が長くなるという問題がある。
特開2002−311719公報
この発明は、連続印字の際に、印字時間が長くなるのを極力抑えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、転写ベルトを挟んで像担持体に対向する位置に配置された転写部材、前記像担持体上に付着したトナーを除去するためのクリーニング装置、および前記転写ベルト上に付着したトナーの濃度を検出するための濃度センサを備えており、転写時には、前記転写部材に転写バイアスが印加されることにより前記像担持体上のトナー像が前記転写ベルト上のシート材に転写され、前記転写ベルトのクリーニング時には、前記転写部材に前記転写バイアスと逆極性のバイアスが印加されることにより前記転写ベルト上のトナーが前記像担持体上に逆転写され、前記像担持体上に逆転写されたトナーが前記クリーニング装置によって除去される画像形成装置において、連続印字時において、前記転写ベルト上のトナー濃度を前記濃度センサによって検出し、その検出結果に基づいて、前記転写ベルトが汚れているか否かを判別するといった処理を繰り返し行い、前記転写ベルトが汚れていると判別したときには、汚れ検知フラグをセットする第1手段、連続印字時において、印枚数が所定枚数を越えた場合には、1枚の印字が行われる毎に、前記汚れ検知フラグがセットされているか否かを判別する第2手段、ならびに前記第2手段によって、前記汚れ検知フラグがセットされていると判別した場合には、前記転写ベルトのクリーニングを実行させるとともに汚れ検知フラグをリセットさせる第3手段を備えており、前記第1手段は、前記濃度センサのセンサ値のサンプリングを行う手段、前記転写ベルト1周分のサンプリングが終了する毎に、1周分の全サンプリング回数のうちセンサ値が所定の閾値Thを越えている回数が、所定回数N0以上であるか否かを判別する手段、センサ値が所定の閾値Thを越えている回数が所定回数N0未満である場合には、汚れ有り検知回数カウンタをクリアさせる手段、センサ値が所定の閾値Thを越えている回数が所定回数N0以上である場合には、前記汚れ有り検知回数カウンタのカウンタ値Kを1だけアップカウントした後、前記汚れ有り検知回数カウンタのカウント値Kが予め定められた所定値Koを越えたか否かを判別する手段、および前記汚れ有り検知回数カウンタのカウント値Kが予め定められた所定値Koを越えたと判別した場合には、前記汚れ検知フラグをセットする手段を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、転写ベルトを挟んで像担持体に対向する位置に配置された転写部材、前記像担持体上に付着したトナーを除去するためのクリーニング装置、および前記転写ベルト上に付着したトナーの濃度を検出するための濃度センサを備えており、転写時には、前記転写部材に転写バイアスが印加されることにより前記像担持体上のトナー像が前記転写ベルト上のシート材に転写され、前記転写ベルトのクリーニング時には、前記転写部材に前記転写バイアスと逆極性のバイアスが印加されることにより前記転写ベルト上のトナーが前記像担持体上に逆転写され、前記像担持体上に逆転写されたトナーが前記クリーニング装置によって除去される画像形成装置において、初期値が0の変数N1を記憶している不揮発性メモリ、連続印字時において、前記転写ベルト上のトナー濃度を前記濃度センサによって検出し、その検出結果に基づいて、前記転写ベルトが汚れているか否かを判別するといった処理を繰り返し行い、前記転写ベルトが汚れていると判別したときには、汚れ検知フラグをセットする第1手段、連続印字時において、印字枚数が所定枚数を越えた場合には、1枚の印字が行われる毎に、前記汚れ検知フラグがセットされているか否かを判別する第2手段、前記第2手段によって、前記汚れ検知フラグがセットされていると判別した場合には、前記転写ベルトのクリーニングを実行させるとともに汚れ検知フラグをリセットさせる第3手段、ならびに前記第3手段によって転写ベルトのクリーニングが実行された後に、前記転写ベルト1周分について前記濃度センサのセンサ値のサンプリングを行い、1周分の全サンプリング回数のうちセンサ値が所定の閾値Thを越えている回数を算出し、算出結果を最新のN1として前記不揮発性メモリ内のN1を更新させる第4手段を備えており、前記第1手段は、前記濃度センサのセンサ値のサンプリングを行う手段、前記転写ベルト1周分のサンプリングが終了する毎に、1周分の全サンプリング回数のうちセンサ値が所定の閾値Thを越えている回数N2からN1を減算した結果N3が、所定回数N0以上であるか否かを判別する手段、減算結果N3が所定回数N0未満である場合には、汚れ有り検知回数カウンタをクリアさせる手段、前記減算結果N3が所定回数N0以上である場合には、前記汚れ有り検知回数カウンタのカウンタ値Kを1だけアップカウントした後、前記汚れ有り検知回数カウンタのカウント値Kが予め定められた所定値Koを越えたか否かを判別する手段、および前記汚れ有り検知回数カウンタのカウント値Kが予め定められた所定値Koを越えたと判別した場合には、前記汚れ検知フラグをセットする手段を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、連続印字の際に、印字時間が長くなるのを極力抑えることができるようになる。
以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明する。
図2は、カラータンデム方式の複写機の構成を示している。
無端状の転写ベルト1の上側には、右側から順に、ブラックトナーを有する第1作像部11、シアントナーを有する第2作像部12、マゼンタトナーを有する第3作像部13およびイエロートナーを有する第4作像部14が配されている。各作像部11〜14は、感光体ドラム(像担持体)101を備えている。感光体ドラム101の周囲には、その回転方向の順に、感光体ドラム1の表面の感光層を帯電させる帯電器102、感光層上に静電潜像を形成するためのLPH(LEDプリントヘッド)103、感光層上に形成された静電潜像をトナー顕像として顕像化する現像装置104、転写後の感光体ドラム101上に残留しているトナーを除去するクリーニング装置105が配されている。
各作像部11〜14の感光体ドラム101の下側には、感光体ドラム101との間に転写ベルト1を挟むような配置で、転写ローラ21〜24が設けられている。転写ベルト1の左側には、定着ローラ31が配されている。
転写ベルト1の周囲には、転写ベルト1の表面に付着したトナーの濃度を検出するための濃度センサ(光センサ)50が配置されている。
図示しない給紙部から給紙されたシート材は、図示しない搬送部を介して転写ベルト1の右側から、転写ベルト1まで搬送されてくる。転写ベルト1まで搬送されてきたシート材は、転写ベルト1によって左方向に搬送される。転写ベルト1によってシート材が搬送されている過程において、各作像部11〜14と転写ローラ21〜24の作用により、各作像部11〜14の感光体ドラム101上に形成されたトナー顕像がシート材に転写される。
たとえば、感光体ドラム101が帯電器102によってプラス電位に帯電される場合には、LPH(LEDプリントヘッド)103によって感光体ドラム101上に形成された静電潜像に、現像装置104によってプラス電荷のトナーが付着せしめられることによりトナー顕像が形成される。各転写ローラ21〜24に、マイナスの転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム101上に形成されたトナー顕像がシート材に転写される。
トナー顕像が転写されたシート材は、定着ローラ31に送られ、トナー顕像がシート材に定着せしめられる。この後、シート材は、排出される。
このような複写機では、転写ベルト1の表面に付着したトナーをクリーニングする際には、転写ベルト1を走行させるとともに感光体ドラム101を回転させた状態で、各転写ローラ21〜24に印刷時とは逆極性のバイアスを印加することにより、転写ベルト1の表面に付着したトナーを感光体ドラム101に逆転写し、クリーニング装置105にて感光体ドラム101に逆転写されたトナーを除去するようにしている。
この実施例では、転写ベルト1の表面に付着したトナーのクリーニングは、電源オン時のウォーミングアップ時、所定枚数(例えば、500枚)分の印刷が行われる毎に行われるカラー調整時等に行われる。また、この実施例では、連続印字時において、所定の条件を満たしたときに、転写ベルト1の表面に付着したトナーのクリーニングが行われる。
以下、連続印字時における転写ベルトのクリーニング制御処理について説明する。
図3は、連続印字時における転写ベルトのクリーニング制御処理手順を示している。
連続印字動作が開始されると、汚れ検知開始要求フラグAをセット(A=1)する(ステップS11)。汚れ検知開始要求フラグAがセットされると、後述するように、転写ベルト1が汚れているか否かを調べるための汚れ検知処理が開始される。
この後、1ページ分の印字が行われると(ステップS12)、今回の連続印字において印字枚数が所定枚数を越えたか否かを判別する(ステップS13)。今回の連続印字において印字枚数が所定枚数を越えていない場合には、全ページ分の印字が終了したか否かを判別する(ステップS16)。全ページ分の印字が終了していない場合には、ステップS11に戻る。全ページ分の印字が終了したと判別した場合には、汚れ検知開始要求フラグAをリセット(A=0)した後(ステップS17)、今回の処理を終了する。
上記ステップS13において、今回の連続印字において印字枚数が所定枚数を越えたと判別した場合には、汚れ検知フラグFがセットされているか否かを判別する(ステップS14)。汚れ検知フラグFは、後述する汚れ検知処理において、転写ベルト1が汚れていることが検知された場合にセットされる。
汚れ検知フラグFがセットされていなければ(F=0)、全ページ分の印字が終了したか否かを判別する(ステップS16)。全ページ分の印字が終了していない場合には、ステップS11に戻る。全ページ分の印字が終了したと判別した場合には、汚れ検知開始要求フラグAをリセット(A=0)した後(ステップS17)、今回の処理を終了する。
上記ステップS14において、汚れ検知フラグFがセットされていれば(F=1)、印字動作を中断させて転写ベルトのクリーニングを実行するとともに汚れ検知フラグFをリセット(F=0)する(ステップS15)。転写ベルトのクリーニングが終了すると、印字動作を再開するとともに全ページ分の印字が終了したか否かを判別する(ステップS16)。全ページ分の印字が終了していない場合には、ステップS11に戻る。全ページ分の印字が終了したと判別した場合には、汚れ検知開始要求フラグAをリセット(A=0)した後(ステップS17)、今回の処理を終了する。
図4は、汚れ検知処理手順を示している。
汚れ検知開始要求フラグAがセット(A=1)されると(ステップS21)、濃度センサ50のセンサ値を読み取る(ステップS22)。転写ベルト1周分のサンプリングが終了するまで(ステップS23)、濃度センサ50のセンサ値の読み取り(サンプリング)を行う。図5に転写ベルト1周分のサンプリング結果の一例を示す。
転写ベルト1周分のサンプリングが終了すると(ステップS23)、全サンプリング回数のうちセンサ値が所定の閾値Thを越えている回数が、所定回数N0以上であるか否かを判別する(ステップS24)。センサ値が所定の閾値Thを越えている回数が、所定回数N0以上である場合には、汚れ有り検知回数カウンタを1だけアップカウント(K=K+1)する(ステップS25)。そして、汚れ有り検知回数カウンタのカウント値Kが予め定められた所定値Koを越えたか否かを判別する(ステップS26)。カウント値Kが所定値Ko以下である場合には、ステップS21に戻る。
上記ステップS24において、センサ値が所定の閾値Thを越えている回数が、所定回数N0未満である場合には、汚れ有り検知回数カウンタをクリア(K=0)した後(ステップS27)、ステップS21に戻る。
上記ステップS26において、汚れ有り検知回数カウンタのカウント値Kが予め定められた所定値Koを越えたと判別した場合には、汚れ検知フラグFをセット(F=1)するとともに(ステップS28)、汚れ検知開始要求フラグAをリセット(A=0)する(ステップS29)。そして、汚れ有り検知回数カウンタをクリア(K=0)した後(ステップS27)、ステップS21に戻る。
つまり、第1実施例では、連続印字動作が開始されると、濃度センサ50に基づく転写ベルト1の汚れ検知処理が開始される。そして、今回の連続印字において印字枚数が所定枚数以上になった場合には、汚れ検知処理において転写ベルト1が汚れていることを検知しているか否か(汚れ検知フラグFがセットされているか否か)を判別している。そして、汚れ検知処理において転写ベルト1が汚れていることが検知されていない場合(F=0)には転写ベルトのクリーニングを行わないようにし、汚れ検知処理において転写ベルト1が汚れていることが検知されている場合(F=1)には、転写ベルトのクリーニングを行うようにしている。
したがって、今回の連続印字において印字枚数が所定枚数以上になっても、転写ベルトがさほど汚れていない場合には、印字動作を継続させることができる。このため、印字時間が長くなるのを抑えることができるようになる。
カラータンデム方式の複写機の構成は、第1実施例と同じ(図2と同じ)である。
図6は、連続印字時における転写ベルトのクリーニング制御処理手順を示している。
変数N1の記憶領域が不揮発性メモリに設けられている。N1の初期値は0であるが、連続印字時における転写ベルトのクリーニング制御処理においてN1が算出される毎に、不揮発性メモリ内のN1が新たに算出されたN1に更新される。
連続印字動作が開始されると、汚れ検知開始要求フラグAをセット(A=1)する(ステップS31)。汚れ検知開始要求フラグAがセットされると、後述するように、転写ベルト1が汚れているか否かを調べるための汚れ検知処理が開始される。
この後、1ページ分の印字が行われると(ステップS32)、今回の連続印字において印字枚数が所定枚数を越えたか否かを判別する(ステップS33)。今回の連続印字において印字枚数が所定枚数を越えていない場合には、全ページ分の印字が終了したか否かを判別する(ステップS37)。全ページ分の印字が終了していない場合には、ステップS31に戻る。全ページ分の印字が終了したと判別した場合には、汚れ検知開始要求フラグAをリセット(A=0)した後(ステップS38)、今回の処理を終了する。
上記ステップS33において、今回の連続印字において印字枚数が所定枚数を越えたと判別した場合には、汚れ検知フラグFがセットされているか否かを判別する(ステップS34)。汚れ検知フラグFは、後述する汚れ検知処理において、転写ベルト1が汚れていることが検知された場合にセットされる。
汚れ検知フラグFがセットされていなければ(F=0)、全ページ分の印字が終了したか否かを判別する(ステップS37)。全ページ分の印字が終了していない場合には、ステップS31に戻る。全ページ分の印字が終了したと判別した場合には、汚れ検知開始要求フラグAをリセット(A=0)した後(ステップS38)、今回の処理を終了する。
上記ステップS34において、汚れ検知フラグFがセットされていれば(F=1)、印字動作を中断させて転写ベルトのクリーニングを実行するとともに汚れ検知フラグFをリセット(F=0)する(ステップS35)。転写ベルトのクリーニングが終了すると、転写ベルト1周分の濃度センサ50のセンサ値の読み取り(サンプリング)を行ない、全サンプリング回数のうちセンサ値が所定の閾値Thを越えている回数をN1として不揮発性メモリに記憶する(ステップS36)。この後、印字動作を再開させるとともに全ページ分の印字が終了したか否かを判別する(ステップS37)。全ページ分の印字が終了していない場合には、ステップS31に戻る。全ページ分の印字が終了したと判別した場合には、汚れ検知開始要求フラグAをリセット(A=0)した後(ステップS38)、今回の処理を終了する。
図7は、汚れ検知処理手順を示している。
汚れ検知開始要求フラグAがセット(A=1)されると(ステップS41)、濃度センサ50のセンサ値を読み取る(ステップS42)。転写ベルト1周分のサンプリングが終了するまで(ステップS43)、濃度センサ50のセンサ値の読み取り(サンプリング)を行う。
転写ベルト1周分のサンプリングが終了すると(ステップS43)、全サンプリング回数のうちセンサ値が所定の閾値Thを越えている回数N2を求めるとともに、N2からN1を減算した結果N3を求める(ステップS44)。そして、N3が所定回数N0以上であるか否かを判別する(ステップS45)。N3が所定回数N0以上である場合には、汚れ有り検知回数カウンタを1だけアップカウント(K=K+1)する(ステップS46)。そして、汚れ有り検知回数カウンタのカウント値Kが予め定められた所定値Koを越えたか否かを判別する(ステップS47)。カウント値Kが所定値Ko以下である場合には、ステップS41に戻る。
上記ステップS45において、N3が所定回数N0未満である場合には、汚れ有り検知回数カウンタをクリア(K=0)した後(ステップS48)、ステップS41に戻る。
上記ステップS47において、汚れ有り検知回数カウンタのカウント値Kが予め定められた所定値Koを越えたと判別した場合には、汚れ検知フラグFをセット(F=1)するとともに(ステップS49)、汚れ検知開始要求フラグAをリセット(A=0)する(ステップS50)。そして、汚れ有り検知回数カウンタをクリア(K=0)した後(ステップS48)、ステップS41に戻る。
つまり、第2実施例では、第1実施例と同様に、連続印字動作が開始されると、濃度センサ50に基づく転写ベルト1の汚れ検知処理が開始される。そして、今回の連続印字において印字枚数が所定枚数以上になった場合には、汚れ検知処理において転写ベルト1が汚れていることを検知しているか否か(汚れ検知フラグFがセットされているか否か)を判別している。そして、汚れ検知処理において転写ベルト1が汚れていることが検知されていない場合(F=0)には転写ベルトのクリーニングを行わないようにし、汚れ検知処理において転写ベルト1が汚れていることが検知されている場合(F=1)には、転写ベルトのクリーニングを行うようにしている。
ただし、転写ベルトのクリーニングを実行した直後において、転写ベルトの汚れ状態を転写ベルト1周分にわたってサンプリングし、センサ値が所定の閾値Thを越えている箇所は転写ベルトの傷であると判別し、そのような箇所のサンプリング値が汚れ検知の判定に影響しないようにしている。
連続印字時における従来の転写ベルトのクリーニング制御処理手順を示している。 カラータンデム方式の複写機の構成を示すブロック図である。 連続印字時における転写ベルトのクリーニング制御処理手順を示すフローチャートである。 汚れ検知処理手順を示すフローチャートである。 転写ベルト1周分のサンプリング結果の一例を示すグラフである。 連続印字時における転写ベルトのクリーニング制御処理の他の例の手順を示すフローチャートである。 汚れ検知処理の他の例の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 転写ベルト
11〜14 作像部
21〜24 転写ローラ
50 濃度センサ
101 感光体ドラム
102 帯電器
104 現像装置
105 クリーニング装置

Claims (2)

  1. 転写ベルトを挟んで像担持体に対向する位置に配置された転写部材、前記像担持体上に付着したトナーを除去するためのクリーニング装置、および前記転写ベルト上に付着したトナーの濃度を検出するための濃度センサを備えており、転写時には、前記転写部材に転写バイアスが印加されることにより前記像担持体上のトナー像が前記転写ベルト上のシート材に転写され、前記転写ベルトのクリーニング時には、前記転写部材に前記転写バイアスと逆極性のバイアスが印加されることにより前記転写ベルト上のトナーが前記像担持体上に逆転写され、前記像担持体上に逆転写されたトナーが前記クリーニング装置によって除去される画像形成装置において、
    連続印字時において、前記転写ベルト上のトナー濃度を前記濃度センサによって検出し、その検出結果に基づいて、前記転写ベルトが汚れているか否かを判別するといった処理を繰り返し行い、前記転写ベルトが汚れていると判別したときには、汚れ検知フラグをセットする第1手段、
    連続印字時において、印枚数が所定枚数を越えた場合には、1枚の印字が行われる毎に、前記汚れ検知フラグがセットされているか否かを判別する第2手段、ならびに
    前記第2手段によって、前記汚れ検知フラグがセットされていると判別した場合には、前記転写ベルトのクリーニングを実行させるとともに汚れ検知フラグをリセットさせる第3手段を備えており、
    前記第1手段は、
    前記濃度センサのセンサ値のサンプリングを行う手段、
    前記転写ベルト1周分のサンプリングが終了する毎に、1周分の全サンプリング回数のうちセンサ値が所定の閾値Thを越えている回数が、所定回数N0以上であるか否かを判別する手段、
    センサ値が所定の閾値Thを越えている回数が所定回数N0未満である場合には、汚れ有り検知回数カウンタをクリアさせる手段、
    センサ値が所定の閾値Thを越えている回数が所定回数N0以上である場合には、前記汚れ有り検知回数カウンタのカウンタ値Kを1だけアップカウントした後、前記汚れ有り検知回数カウンタのカウント値Kが予め定められた所定値Koを越えたか否かを判別する手段、および
    前記汚れ有り検知回数カウンタのカウント値Kが予め定められた所定値Koを越えたと判別した場合には、前記汚れ検知フラグをセットする手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 転写ベルトを挟んで像担持体に対向する位置に配置された転写部材、前記像担持体上に付着したトナーを除去するためのクリーニング装置、および前記転写ベルト上に付着したトナーの濃度を検出するための濃度センサを備えており、転写時には、前記転写部材に転写バイアスが印加されることにより前記像担持体上のトナー像が前記転写ベルト上のシート材に転写され、前記転写ベルトのクリーニング時には、前記転写部材に前記転写バイアスと逆極性のバイアスが印加されることにより前記転写ベルト上のトナーが前記像担持体上に逆転写され、前記像担持体上に逆転写されたトナーが前記クリーニング装置によって除去される画像形成装置において、
    初期値が0の変数N1を記憶している不揮発性メモリ、
    連続印字時において、前記転写ベルト上のトナー濃度を前記濃度センサによって検出し、その検出結果に基づいて、前記転写ベルトが汚れているか否かを判別するといった処理を繰り返し行い、前記転写ベルトが汚れていると判別したときには、汚れ検知フラグをセットする第1手段、
    連続印字時において、印字枚数が所定枚数を越えた場合には、1枚の印字が行われる毎に、前記汚れ検知フラグがセットされているか否かを判別する第2手段、
    前記第2手段によって、前記汚れ検知フラグがセットされていると判別した場合には、前記転写ベルトのクリーニングを実行させるとともに汚れ検知フラグをリセットさせる第3手段、ならびに
    前記第3手段によって転写ベルトのクリーニングが実行された後に、前記転写ベルト1周分について前記濃度センサのセンサ値のサンプリングを行い、1周分の全サンプリング回数のうちセンサ値が所定の閾値Thを越えている回数を算出し、算出結果を最新のN1として前記不揮発性メモリ内のN1を更新させる第4手段を備えており、
    前記第1手段は、
    前記濃度センサのセンサ値のサンプリングを行う手段、
    前記転写ベルト1周分のサンプリングが終了する毎に、1周分の全サンプリング回数のうちセンサ値が所定の閾値Thを越えている回数N2からN1を減算した結果N3が、所定回数N0以上であるか否かを判別する手段、
    減算結果N3が所定回数N0未満である場合には、汚れ有り検知回数カウンタをクリアさせる手段、
    前記減算結果N3が所定回数N0以上である場合には、前記汚れ有り検知回数カウンタのカウンタ値Kを1だけアップカウントした後、前記汚れ有り検知回数カウンタのカウント値Kが予め定められた所定値Koを越えたか否かを判別する手段、および
    前記汚れ有り検知回数カウンタのカウント値Kが予め定められた所定値Koを越えたと判別した場合には、前記汚れ検知フラグをセットする手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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