JP4479943B2 - 溝蓋の受構造とこれに使用するグレーチング溝蓋 - Google Patents

溝蓋の受構造とこれに使用するグレーチング溝蓋 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、塵芥等の異物をスムースに排水溝に流す事ができる溝蓋の受構造とそれに使用するグレーチング溝蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、排水溝は、図7に示すように、コンクリート製または鋼製で排水溝本体を構成し、グレーチング等の溝蓋の受片Uは、コンクリート製の排水溝においては、両側壁の上端縁部にアングル鋼を埋め込んで受片Uとしている。また、鋼製の排水溝にあっては、同様にアングル鋼の一辺を排水溝の両側壁の上部に溶接して取りつけるとともに他方の水平辺を受片Uとしている。しかしながら、塵芥Dなどは、溝蓋と受片の垂直辺間の隙間Sに溜まる。また、溝蓋としてグレーチング溝蓋Gを使用する場合は、グレーチング溝蓋Gを構成するメインバーM間の前記受片Uの水平辺上に、、多量の塵芥Dが溜まる。この問題を解決すべく、図8に示す特開2001−159189号の提案がなされている。これはグレーチング溝蓋Gを構成するメインバーMの両端部に、排水溝の両側壁の上部に設けた溝蓋の受片Uを覆う被覆部材Hを設けて塵芥Dなどを排水溝に導入するようにしたものである。
【0003】
しかし、グレーチング溝蓋に別途、被覆部材を設ける事は、材料費が嵩み、また、製作に手間がかかり溝蓋のコスト高につながる。さらに、被覆部材は、グレーチング溝蓋の両端部より排水溝に向かって斜め下方に下がった形態を呈するが、塵芥の種類によっては被覆部材にへばりついて容易に排水溝に落下しない。したがって清掃にも手間が掛かる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来のものの問題点を解決するためになされたものである。すなわち、塵芥が、溝蓋と排水溝の両側壁間の間隙及びグレーチング溝蓋のメインバー間の受片上に溜まる事がなく、製作とともに清掃も容易な溝蓋の受構造とこれに使用するグレーチング溝蓋を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の溝蓋の受構造は、排水溝の両側壁への係止を設けた取付片より複数の、受片である突出片を排水溝の内側に向かって突出した。
【0006】
本発明の請求項2の溝蓋の受構造は、前記の突出片と一体に連続する係止を排水溝の両側壁に係止すべく取付片の側に設けた。
【0007】
本発明の請求項3の溝蓋の受構造は、前記の係止として軸心に雌ネジ孔を有するアンカーとし、先端に棒状部をを有する雄ネジ杆を取付片の通孔より前記のアンカーの雌ネジ孔にねじ込んで、該雄ネジ杆の先端の棒状部を排水溝の内側に突出して溝蓋の受片とした。
【0008】
本発明の請求項4の溝蓋の受構造は、前記の突出片の先端に排水溝の長手方向に平行する受片を設けた。
【0009】
本発明の請求項5の溝蓋の受構造は、前記の複数の突出片の先端間に前記の受片を連続して設けた。
【0010】
本発明の請求項6のグレーチング溝蓋は、外枠を設けずに、複数の、縦桟と横桟を井桁状に形成した。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の、溝蓋の受構造においては、受片は、排水溝の両側壁の上端部に係止により取りつける取付片より突出片を排水溝の内側に突出して溝蓋の受片とした溝蓋の受構造を提供する。また、この突出片の先端に排水溝の長手方向と平行する受片を設けた溝蓋の受構造とした。そして、この溝蓋の受構造に使用するグレーチング溝蓋として外枠を設けずに、複数の、縦桟と横桟とで井桁状に形成したものを提供する。
【0012】
【実施例】
本発明の溝蓋の受構造の第1実施例としては、図1に示すように、取付片3は、排水溝の両側壁の上端部に設置すべく、垂直辺4と水平辺3とでアングル状に形成し、該水平辺3をさらに。斜め下方に折り曲げ排水溝の側壁への係止部6とした。該取付片3の垂直辺4から丸棒状の突出片2を突出し、この突出片2を溝蓋の受片1とした。なお、突出片2は、丸棒状でなくとも、角棒状であってもよい。また、受片上を緩衝材で被覆してもよい。さらに、排水溝を鋼製とした場合、その両側壁を取付片として、該両側壁より受片を突出してもよい。排水溝への取付片3の設置は、コンクリート躯体で形成される凹部に差筋Kをあらかじめ所定間隔に埋め込んでおき、この差筋Kに前記の係止部6を溶接して取りつける。その後前記凹部にコンクリートまたはモルタルを打ち込んで排水溝を形成する。
【0013】
図2は、本発明の溝蓋の受構造の第2実施例の施工状態を示す横断面図である。本実施例においては、溝蓋の受片1である丸棒状の突出片2と一体に係止部6を構成したもので、取付片3の側で斜め下方に折り曲げて係止部6を形成する。本実施例においては、突出片2と係止部6を一体に形成したので製作が容易である。
【0014】
図3は、本発明の溝蓋の受構造の第3実施例の施工状態を示す横断面図である。本実施例においては、係止部6として、ホールインアンカーなどの軸心に雌ネジ孔11を有するアンカー材Aを取付片3の外側に溶接等して取付、該雌ねじ孔11への通孔10を取付片3に設け、排水溝の内側より、先端に棒状部13を有する雄ネジ杆12を通孔10を経て前記雌ねじ孔11にねじ込んだものである。受片1である棒状部13の突出量の調整が可能である。
【0015】
図4は、本発明の溝蓋の受構造の第4実施例の施工状態を示す一部断面した斜視図である。本実施例においては、第2実施例における突出片2の先端に角鋼材を排水溝の長手方向に沿って溶接などの手段により取り付け、溝蓋の受片1とした。前記の各実施例では、溝蓋同士の隣接部に荷重が懸かっても溝蓋の他端が浮き上がるの防止するために、溝蓋下に受片である一つの突出片を共有してその上に溝蓋を敷設するか、又は隣接溝蓋の隣接外縁近傍下に受片である突出片をそれぞれ設けてそれぞれの溝蓋を支持する。本実施例においては、相隣り合う溝蓋のそれぞれの外縁を一つの受片の上に載せるが、その際に、該受片上に造作無く溝蓋設置できる。
【0016】
図5は、本発明の溝蓋の受構造の第5実施例の施工状態を示す一部を断面した斜視図である。本実施例においては、第4実施例における角鋼材製の受片1を複数の突出片2間に渡って設けたもので、前実施例のものより、相隣り合う溝蓋を該受片上に、より一層造作無く設置できる。
【0017】
図6は、本発明のグレーチング溝蓋7の実施例を示す平面図である。外枠を設けず、複数の、縦桟9と横桟8とで井桁状にグレーチング溝蓋7を形成したものである。
【0018】
【発明の効果】
本発明の溝蓋の受構造においては、受片は、取付部の全長にわたって連続して突出しないので、溝蓋を受片上に敷設しても塵芥等は、溝蓋と取付片間の隙間に堆積することなく排水溝に導入される。また、本発明の溝蓋の受構造に使用されるグレーチング溝蓋は、複数の、縦桟と横桟で井桁状に形成し、さらに、グレーチングのメインバー間の前記の受片上に塵芥などが堆積することがない等実用上優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溝蓋の受構造の第1実施例の施工状態を示す一部を断面した斜視図である。
【図2】本発明の溝蓋の受構造の第2実施例の施工状態を示す横断面図である。
【図3】本発明の溝蓋の受構造の第3実施例の施工状態を示す横断面図である。
【図4】本発明の溝蓋の受構造の第4実施例の施工状態を示す一部を断面した斜視図である。
【図5】本発明の溝蓋の受構造の第5実施例の施工状態を示す一部を断面した斜視図である。
【図6】本発明の溝蓋グレーチング溝蓋の平面図である。
【図7】従来例を示す一部を断面した要部斜視図であるである。
【図8】同様に従来例を示す一部を断面した要部斜視図であるである。
【符号の説明】
1受片
2突出片
3取付片
6係止
7グレーチング溝蓋
8横桟
9縦桟
10通孔
11雌ネジ孔
12雄ネジ孔
D塵芥
H被覆部材
K差筋
S隙間

Claims (6)

  1. 排水溝の両側壁への係止部(6)を設けた取付片(3)より複数の突出片(2)を排水溝の内側に突出して溝蓋の受片(1)とした溝蓋の受構造。
  2. 排水溝の両側壁の上端内縁部に設置する取付片(3)より複数の突出片(2)を排水溝の内側に突出して溝蓋の受片(1)とするとともに該突出片(2)より連続して取付片(3)裏側より側壁内に係止部(6)を設けた溝蓋の受構造。
  3. 前記の係止(6)として軸心に雌ネジ孔(11)を有するアンカー(A)とし、先端に棒状部(13)を有する雄ネジ杆(12)を取付片(3)の通孔(10)より前記のアンカー(A)の雌ネジ孔(11)にねじ込んで、該雄ネジ杆(12)の棒状部(13)を排水溝内側に突出して溝蓋の受片(1)とした請求項2記載の溝蓋の受構造。
  4. 前記突出片(2)の先端に、排水溝の長手方向に平行する受片(1)を設けた請求項1乃至3記載のうちいずれか一項記載の溝蓋の受構造。
  5. 前記複数の突出片(2)の先端間に受片(1)を連続して設けた請求項1乃至4記載のうちいずれか一項記載の溝蓋の受構造。
  6. 複数の、縦桟(9)と横桟(8)で井桁状に形成した請求項1乃至5記載のうちいずれか一項記載の溝蓋の受構造。
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