JP4479310B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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本発明は、野菜や果物などの食品、調理器具、哺乳ビンおよび食器類などの洗浄に適した洗浄剤組成物に関し、さらに詳しくは手肌に優しく、泡もち、泡質が良好であり、蛋白質汚れに対する洗浄力に優れるとともに、すすぎ性が良好であり、かつ保存安定性、低温保存復元性にも優れる洗浄剤組成物に関する。
従来、台所用洗浄剤には、アルキルベンゼンスルホン酸塩、高級アルキルエーテル硫酸エステル塩などの陰イオン性界面活性剤、高級脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレンアルキルエーテルなどの非イオン性界面活性剤、アミドプロピルベタインなどの両性界面活性剤が洗浄基剤として組み合わせて用いられているが、皮膚刺激性が低いことが望まれている。
皮膚刺激性を低下させる目的でアミンオキシドを使用することが知られているが、著しい増粘がみられたり、低温安定性が不良の場合があり、さらに満足のいく洗浄力が得られない場合が多い。ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸ジエタノールアミド、アミンオキシドおよび糖エステル系界面活性剤を含む洗浄剤組成物(特許文献1参照)が、高級アルコールにエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドをランダム状に付加させた非イオン性界面活性剤、アルキルジエタノールアミド、アミンオキシドを含む洗浄剤組成物(特許文献2参照)が提案されている。また、アシルアルキルタウリン塩またはアシルイセチオン酸塩またはアミドエーテル硫酸塩型陰イオン性界面活性剤、アルキルアミノジカルボン酸塩型両性界面活性剤を含む洗浄剤組成物(特許文献3参照)が提案されている。
しかし、これら組成物は、蛋白質汚れに対する洗浄力は弱く、また、すすぎ性や泡もち、泡質も満足のいくものではなかった。
特開平3−188195号公報 特開平8−165500号公報 特許第3186284号公報
本発明は上記問題点を解決し、手肌に優しく、泡もち、泡質が良好であり、蛋白質汚れに対する洗浄力に優れるとともに、すすぎ性が良好であり、保存安定性、低温保存復元性にも優れる洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、
a.式(I)で示されるアミドアミノ酸型両性界面活性剤、および式(II)で示されるアミノジカルボン酸型両性界面活性剤から選ばれる1種以上1〜15重量%、b.式(III)で示されるアシルメチルタウリン型陰イオン性界面活性剤、および式(IV)で示されるアミドエーテル硫酸型陰イオン性界面活性剤から選ばれる1種以上0.1〜3重量%、c.HLB値が10〜15であるポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン性界面活性剤0.1〜3重量%、d.炭素数3〜8の水溶性2価アルコール0.5〜10重量%含有し、かつaとbの配合比a/bが重量比で1/3〜30/1であり、かつa+bとcの配合比(a+b)/cが重量比で1/1〜30/1であり、かつbとdの配合比b/dが重量比で1/20〜2/1であり、かつcとdの配合比c/dが重量比で1/20〜2/1である洗浄剤組成物である。
(式中のRCOは炭素数8〜20の脂肪酸残基を示し、Mは水素原子、アルカリ金属原子、1/2アルカリ土類金属原子、アンモニウムまたは有機アミンやアミノ酸のカチオン基を示す。)
(式中のRは炭素数8から20のアルキル基またはアルケニル基を示し、M、Mは水素原子またはアルカリ金属原子を示す。mおよびnはそれぞれ1〜3の整数を示す。)
(式中のRCOは炭素数8〜20の脂肪酸残基を示し、Mはアルカリ金属原子、1/2アルカリ土類金属原子、アンモニウムまたは有機アミンやアミノ酸のカチオン性残基を示す。)
CONH(CH2CH2O)pSO3 (IV)
(式中のRCOは炭素数8〜22の脂肪酸残基を示し、Mはアルカリ金属原子、1/2アルカリ土類金属原子、アンモニウムまたは有機アミンやアミノ酸のカチオン性残基を示し、pは2〜15である。)
本発明の台所用液体洗浄剤組成物は、手肌に優しく、泡もち、泡質が良好であり、蛋白質汚れに対する洗浄力に優れるとともに、すすぎ性が良好であり、かつ保存安定性、低温保存復元性にも優れていた。
本発明のa成分であるアミドアミノ酸型両性界面活性剤は式(I)で示され、式中のRCOは炭素数8〜20の脂肪酸残基を示し、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、牛脂脂肪酸残基等が挙げられ、好ましくはラウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸である。またMはアルカリ金属原子、1/2アルカリ土類金属原子、アンモニウムまたは有機アミンやアミノ酸のカチオン性残基を示し、例えば、カリウム原子、ナトリウム原子、1/2マグネシウム原子、1/2カルシウム原子、アンモニウム基、トリエタノールアミンのカチオン性残基等が挙げられ、好ましくはカリウム原子、ナトリウム原子である。具体的にはN−ココイル−N’−ヒドロキシエチル
−N’−カルボキシメチルエチレンジアミンナトリウム(日本油脂(株)製「アノンGLM−R−LV」)等が挙げられる。
また、アミノジカルボン酸型両性界面活性剤は式(II)で示され、式中のRは炭素数8〜20のアルキル基もしくはアルケニル基を示す。そして、M、Mは同一または異なる水素原子もしくはアルカリ金属原子を示す。またm、nは同一または異なる1〜3の整数であるが、好ましくはm、nがそれぞれ1ないし2の整数であり、より好ましくはm、nとも1である。具体的には、ラウリルイミノジ酢酸モノナトリウム(日本油脂(株)製「アノンLA」)等が挙げられる。
本発明の洗浄剤組成物に用いるb成分のアシルメチルタウリン型陰イオン性界面活性剤は式(III)で示され、式中のRCOは炭素数8〜20の脂肪酸残基を示し、前記のRCOと同様の化合物が挙げられる。またMはアルカリ金属原子、1/2アルカリ土類金属原子、アンモニウムまたは有機アミンやアミノ酸のカチオン性残基を示し、前記Mと同様の化合物が挙げられる。具体的には、N−ココイル−N−メチルタウリンナトリウム(日本油脂(株)製「ダイヤポンK−SF」)、N−ココイル−N−メチルタウリンマグネシウム(日本油脂(株)製「ダイヤポンK−MG」)等が挙げられる。
また、アミドエーテル硫酸型陰イオン性界面活性剤は式(IV)で示され、式中のRCOは炭素数8〜22の脂肪酸残基を示し、前記のRCOと同様の化合物が挙げられる。またMはアルカリ金属原子、1/2アルカリ土類金属原子、アンモニウムまたは有機アミンやアミノ酸のカチオン性残基を示し、前記Mと同様の化合物が挙げられる。またpはエチレンオキサイド付加モル数で2〜15であり、pが2未満であると、皮膚への刺激性が強くなる場合がり、pが15を超えると、起泡性が低下する。具体的には、ポリオキシエチレン(3モル)ヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸ナトリウム(日本油脂(株)製「サンアミドC−3」)等が挙げられる。
本発明に用いるc成分のポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン性界面活性剤は、炭素数10〜20のアルキル基もしくはアルケニル基を有する1価の高級アルコールにエチレンオキサイドを付加したものであり、HLB値は10〜15で、好ましくは11〜14である。HLB値が10未満であると安定性が悪くなるとともに洗浄力が弱くなり、15を超えるとすすぎ性が悪くなるとともに洗浄力が弱くなる。なおHLB値はGriffinの算出式で計算することとする。具体的には、HLB値が12.4であるポリオキシエチレン(10モル)オレイルエーテル(日本油脂(株)製「ノニオンE−210C」)等が挙げられる。
本発明に用いるd成分である水溶性2価アルコールは、炭素数3〜8で1分子内に水酸基を2個有する水溶性の化合物であり、具体的に例えば、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール等が挙げられる。中でも蛋白質汚れに対する洗浄力や泡質、安全性の点から好ましくはジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオールであり、さらに好ましくはジプロピレングリコール、1,2−ペンタンジオールである。
本発明のa成分は、組成物全量中に1〜15重量%であり、好ましくは3〜13重量%、更に好ましくは5〜10重量%である。1重量%未満では洗浄力が弱くなるとともに泡質が悪くなり、15重量%を超えるとすすぎ性、泡質が悪くなる。
b成分は、組成物全量中に0.1〜3重量%であり、好ましくは0.4〜3重量%、更に好ましくは0.8〜2.5重量%である。0.1重量%未満では泡質が悪くなり、3重量%を超えると安定性や復元性に問題を生じ易くなる。
c成分は、組成物全量中に0.1〜3重量%であり、好ましくは0.5〜2.5重量%、更に好ましくは0.5〜2重量%である。0.1重量%未満では洗浄力が弱くなり、3重量%を超えると泡もち、すすぎ性が悪くなる。
d成分は、組成物全量中に0.5〜10重量%であり、好ましくは2〜8重量%、更に好ましくは4〜8重量%である。0.5重量%未満では泡もちが悪く、洗浄力が弱くなるとともに安定性に問題を生じ易くなり、10重量%を超えると泡質が悪くなる。
a成分とb成分の配合比a/bは、重量比でa/b=1/3〜30/1であり、好ましくは1/2〜20/1、更に好ましくは1/1〜20/1である。1/3未満では洗浄力が弱くなるとともに泡質が悪くなり、30/1を超えるとすすぎ性が悪くなる。
a成分+b成分とc成分の配合比(a+b)/cは、重量比で(a+b)/c=1/1〜30/1であり、好ましくは2/1〜30/1、更に好ましくは3/1〜20/1である。1/1未満では泡質が悪くなり、30/1を超えると洗浄力が弱くなる。
b成分とd成分の配合比b/dは、重量比でb/d=1/20〜2/1であり、好ましくは1/15〜2/1、更に好ましくは1/10〜1/1である。1/20未満では泡質が悪くなり、3/1を超えると安定性や低温保存復元性に問題を生じ易くなる。
c成分とd成分の配合比c/dは、重量比でc/d=1/20〜2/1であり、好ましくは1/10〜1/1、更に好ましくは1/8〜1/1である。1/20未満では洗浄力が弱くなり、2/1を超えると泡もちが悪くなるとともに安定性や低温保存復元性に問題を生じ易くなる。
なお、本発明の洗浄剤組成物は、トリガー式スプレー容器またはフォーマー容器等に充填し、泡状で吐出させ、哺乳ビンおよび食器類、調理器具などの洗浄に使用することができる。
本発明の洗浄剤組成物においては、前記成分以外に一般に洗浄料に用いられる成分を発明の効果を損なわない範囲で配合することも可能である。例えば、エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール、流動イソパラフィン、スクワラン等の炭化水素系油、牛脂、豚脂、魚油等の天然油脂類、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル等の合成トリグリセライド、オレイン酸オレイル、ミリスチン酸オクチルドデシル等のエステル油、ミツロウ、カルナバロウ等のロウ類、直鎖及び環状のジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン、アミノ変性ジメチルポリシロキサン等のシリコーン誘導体、脂肪酸塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩等の陰イオン性界面活性剤、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム等の陽イオン性界面活性剤、アルキルジメチルアミンオキシド等の半極性界面活性剤、アルギン酸、カルボキシビニルポリマー等の水溶性高分子、ピロリドンカルボン酸塩、クエン酸塩、リンゴ酸塩、食塩、亜硫酸塩等の有機または無機塩類、pH調整剤である酸及びアルカリ、キレート剤、抗酸化剤、動植物由来の天然エキス、酵素、色素、香料、殺菌防腐剤、防黴剤等を配合できる。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1〜7、比較例1〜10
表1〜表3に示す洗浄剤組成物を調製し、下記の方法により評価を行った。結果を表1〜表3に示す。
(洗浄剤組成物の評価)
本発明の洗浄剤組成物を以下の(1)〜(7)の項目について評価した。
(1)手あれの有無の評価
男女各10名をパネラーとし、桶に各組成物の界面活性剤濃度が0.075重量%となるように水で希釈し、1日15分間手首まで浸漬させた。この操作を3日間繰返し、4日目に手あれの有無を下記の基準で評価した。20名の平均値が1.5以上の場合を手あれのない洗浄剤と評価した。
2点:全く手あれが見られない場合
1点:やや手あれが見られた場合
0点:明らかに手あれが見られた場合
(2)泡もちの評価
岩谷産業(株)製ミルサー(型番IFM−100)のカップに、各組成物の界面活性剤濃度が1重量%となるように希釈した水溶液50gを25℃に調整し5秒間攪拌する。攪拌停止から1分後に泡の高さ(カップの最低位置からの泡の高さ)を測定し、更に攪拌停止から5分後の泡の高さを測定し、次の式から求めた数値で評価した。
泡持続率(%)= {(5分後の泡の高さ)/(1分後の泡の高さ)}×100
泡持続率の値が90%以上の場合を泡もちが良好な洗浄剤と評価した。
(3)泡質の評価
20名の女性をパネラーとし、各組成物をキャニヨン(株)製トリガースプレー(型番 T−9500)でスプレーした時の泡質について下記のように判定し、20名の平均値が1.5点以上を泡質が良好な組成物であると評価した。
2点:泡質が良好であると感じた場合
1点:泡質が若干粗いと感じた場合
0点:泡質が粗いと感じた場合
(4)洗浄力の評価
リーナッツ改良洗浄試験法(JIS 3370 4.9)に準じて行った。25℃で3分間洗浄(250rpm)後、1分間すすぎを行ない、洗浄前後の重量より洗浄率(%)を下記式により求め、洗浄力を評価した。試験は各組成物の界面活性剤濃度が0.03重量%となるように水で希釈して行なった。なお、市販の粉ミルク(13g)を50℃のお湯(50g)に溶解し、これをスライドガラスに付着させ、50℃で3時間乾燥させたものを試料として用いた。
洗浄率(%)= {(汚垢付着後のスライドガラス重量)−(洗浄後のスライド
ガラス重量)}/ {(汚垢付着後のスライドガラス重量)−(汚垢付着前のスラ
イドガラス重量)}×100
洗浄率の値が80%以上の場合を洗浄力が良好な洗浄剤と評価した。
(5)すすぎ性の評価
岩谷産業(株)製ミルサー(型番IFM−100)のカップに、各組成物の界面活性剤濃度が0.075重量%となるように希釈した水溶液200gを25℃に調整し1分間攪拌する。次に、泡だった水溶液を捨て、200gの水を入れ、よく振り、その水を捨てる。この操作を泡が完全になくなるまで繰り返す。すすいだ回数を測定し、以下の基準に従い評価した。
〇:すすぎ性が良好(2回まで)
×:すすぎ性が悪い(3回以上)
(6)保存安定性の評価
各組成物を透明ガラス容器に密封して−5℃、25℃、45℃で1ヶ月間保存し、その外観を観察して、下に示す3段階で評価した。
○:安定性良好(いずれの温度条件においても液状を保ち、外観の変化がない。)
△:安定性やや不良(いずれかの温度条件において外観が若干変化する。)
×:安定性不良(いずれかの温度条件において外観の変化が著しい。)
(7)低温保存復元性の評価
各組成物を透明ガラス容器に密封して−10℃で12時間保存した後に25℃で12時間放置した時の外観を観察して、下に示す3段階で評価した。
○:復元性良好(試験前後で外観や状態の変化がない。)
△:復元性やや不良(試験後に若干おり、沈殿を生じる。もしくは状態が若干変化する。)
×:復元性不良(凝固状態もしくは分離、沈殿を生じる。)
実施例1〜7より、本発明の成分を用いた台所用合成洗剤はいずれも手肌に優しく、泡もち、泡質、すすぎ性が良好であり、蛋白質汚れに対する洗浄力、保存安定性及び低温保存からの復元性に優れていた。
一方、比較例1〜10では十分な性能が得られていない。つまり、比較例1ではa成分が配合されていないことから、泡質が悪くなっているとともに洗浄力が弱くなっており、比較例2ではa成分が本発明の範囲を超えて配合されていることから、泡質、すすぎ性、保存安定性が悪くなっている。比較例3ではb成分が配合されていないことから、泡質が悪くなっており、比較例4ではb成分が本発明の範囲を超えて配合されていることから、保存安定性、低温保存復元性が悪くなっている。そして、比較例5ではc成分が配合されていないことから、洗浄力が弱くなっている。比較例6ではc成分が本発明の範囲を越えて配合されていることから、泡もち、すすぎ性が悪くなっている。さらに、比較例7ではd成分が配合されていないことから、泡もち、保存安定性、低温保存復元性が悪くなっているとともに洗浄力が弱くなっており、比較例8ではd成分が本発明の範囲を超えて配合されていることから、泡質が悪くなっている。また、比較例9はd成分の替わりにエチレングリコールが配合されていることから、泡もち、泡質、保存安定性が悪くなっているとともに洗浄力が弱くなっており、比較例10はd成分の替わりにグリセリンが配合されていることから、泡質、保存安定性が悪くなっているとともに洗浄力が弱くなっている。

Claims (1)

  1. a.式(I)で示されるアミドアミノ酸型両性界面活性剤、および式(II)で示されるアミノジカルボン酸型両性界面活性剤から選ばれる1種以上1〜15重量%、b.式(III)で示されるアシルメチルタウリン型陰イオン性界面活性剤、および式(IV)で示されるアミドエーテル硫酸型陰イオン性界面活性剤から選ばれる1種以上0.1〜3重量%、c.HLB値が10〜15であるポリオキシエチレンオレイルエーテル型非イオン性界面活性剤0.1〜3重量%、d.炭素数3〜8の水溶性2価アルコール0.5〜10重量%含有し、かつaとbの配合比a/bが重量比で1/3〜30/1であり、かつa+bとcの配合比(a+b)/cが重量比で1/1〜30/1であり、かつbとdの配合比b/dが重量比で1/20〜2/1であり、かつcとdの配合比c/dが重量比で1/20〜2/1である洗浄剤組成物。
    (式中のRCOは炭素数8〜20の脂肪酸残基を示し、Mは水素原子、アルカリ金属原子、1/2アルカリ土類金属原子、アンモニウムまたは有機アミンやアミノ酸のカチオン基を示す。)
    (式中のRは炭素数8から20のアルキル基またはアルケニル基を示し、M、Mは水素原子またはアルカリ金属原子を示す。mおよびnはそれぞれ1〜3の整数を示す。)
    (式中のRCOは炭素数8〜20の脂肪酸残基を示し、Mはアルカリ金属原子、1/2アルカリ土類金属原子、アンモニウムまたは有機アミンやアミノ酸のカチオン性残基を示す。)
    CONH(CH2CH2O)pSO3 (IV)
    (式中のRCOは炭素数8〜22の脂肪酸残基を示し、Mはアルカリ金属原子、1/2アルカリ土類金属原子、アンモニウムまたは有機アミンやアミノ酸のカチオン性残基を示し、pは2〜15である。)
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