JP4477943B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに係る燃料クーラの配置構成に関する。
従来から、作業機に搭載されるエンジンにおいては、その搭載条件により燃料温度が過度に上昇することでエンジンの性能が低下して規定の出力が出ない場合がある。この場合の予防策として、燃料温度の過度の上昇を防止してエンジン出力を確保するため、燃料クーラを用いる技術が公知となっている。こうした燃料クーラは一般的に空冷式であり、この場合、エンジンとは別置きとなる燃料クーラが、エンジンに取り付けられる冷却ファンによる冷却風の流れに対して、エンジンに付設されるラジエータの上流側に配置される構成のものがある(例えば、特許文献1参照。)。すなわち、図8に示すように、エンジン101の一側面側に取り付けられる冷却ファン113からの冷却風により、ラジエータ130内の冷却水の冷却を行う構成において、図中(a)に示すように、エンジン101の冷却ファン113が吸込式ファンの場合、燃料クーラ131はラジエータ130に対してエンジン101の反対側に配置されることとなる。逆に、エンジン101の冷却ファン113が吐出式ファンの場合は、図中(b)に示すように、燃料クーラ131はラジエータ130に対してエンジン101と同じ側に配置されることとなる。なお、特許文献1に示されているエンジンの冷却ファンは吸込式ファンとなっている。
また、前述のように、吐出式ファンである冷却ファンからの冷却風により、ラジエータ内の冷却水の冷却を行う構成において、燃料の冷却効率を向上するための技術がある(特許文献2参照。)。この特許文献2においては、エンジンとラジエータとの間に設けられ冷却ファンを被装するファンシュラウドに燃料の通路を設けることにより、エンジン近傍における少ない空間を利用して効率的な燃料の冷却を行うことができる技術が開示されている。
一方、前記同様作業機に搭載されるエンジンにおいては、その搭載条件によりエンジンオイル(潤滑油)のオイル温度が過度に上昇することでオイル性能が低下(劣化)する場合がある。この場合の予防策として、オイル温度の過度の上昇を防止してオイル性能を確保するため、オイルクーラを用いる技術が公知となっている。こうしたオイルクーラには、水冷式と空冷式の2種類がある。空冷式の場合、特許文献1に示されているように、エンジンとは別置きとなるオイルクーラが、エンジンに取り付けられる冷却ファンによる冷却風の流れに対して、エンジンに付設されるラジエータの上流側に配置される構成のものがある。すなわち、図8に示すように、オイルクーラ161は、前述した燃料クーラ131と同様、冷却ファン113による冷却風の向きに応じた配置構成となる。なお、図8は従来における燃料クーラまたはオイルクーラの配置構成を示す図である。
特開2003−278617号公報 特開2003−254176号公報
しかし、前述したような構成においては、燃料クーラについて次のような不具合がある。すなわち、燃料クーラに関しては、燃料クーラが別置きタイプとなるため、燃料クーラの搭載スペース及び燃料配管のスペースが必要であり、搭載性の面で好ましくない。
また、特許文献2に示されているような構成、即ち冷却ファンが吐出式ファンであり、ファンシュラウドを備える構成の場合、ファンシュラウドに工夫が必要となり構造が複雑となるうえ、搭載性の面でさらに困難が生じる。さらに、この場合エンジンルーム内の空気が冷却風となるため、冷却風温度が高く燃料の冷却効率が低くなる。
そこで、本発明においては、燃料クーラを付設する構成のエンジンにおいて、搭載性を向上させ、燃料クーラにおける冷却効率を高めるとともに、高い安全性を有するエンジンを提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
燃料を冷却する燃料クーラ(31)を付設したエンジン(1)において、該燃料クーラ(31)は、吸気入口(6a)から吸入される吸気を、分岐してシリンダヘッド(3)の各気筒へと送り込む吸気マニホールド(6)の、該吸気入口(6a)の上流側に介装配置し、該燃料クーラ(31)は、該吸気マニホールド(6)の吸気入口(6a)の形状に合わせた円筒状や角筒状とし、該燃料クーラ(31)の内部に冷却コア(31c)を有すると共に、該吸気マニホールド(6)への吸気通路を確保し、該燃料クーラ(31)により吸気経路の一部を構成し、該燃料クーラ(31)を、該吸気マニホールド(6)に吸気を導入する吸気導入管(32)の下流側に介装し、前記燃料クーラ(31)の下流側に、燃焼室に供給される吸気の温度を上昇させて燃焼性を高めるエアヒータ(34)を装着し、該エアヒータ(34)は、前記燃料クーラ(31)と該吸気マニホールド(6)の吸気入口(6a)の間に介装し、吸気経路の上流側から、吸気導入管(32)、燃料クーラ(31)、エアヒータ(34)、吸気入口(6a)の順に配置した状態で、前記吸気導入管(32)に形成したフランジ部(32a)から、燃料クーラ(31)及びエアヒータ(34)に設けたボルト孔を介して、ボルト(33・・)を挿通し、前記吸気マニホールド(6)の吸気入口(6a)側に螺挿し、固定するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、燃料を冷却する燃料クーラ(31)を付設したエンジン(1)において、該燃料クーラ(31)は、吸気入口(6a)から吸入される吸気を、分岐してシリンダヘッド(3)の各気筒へと送り込む吸気マニホールド(6)の、該吸気入口(6a)の上流側に介装配置し、該燃料クーラ(31)は、該吸気マニホールド(6)の吸気入口(6a)の形状に合わせた円筒状や角筒状とし、該燃料クーラ(31)の内部に冷却コア(31c)を有すると共に、該吸気マニホールド(6)への吸気通路を確保し、該燃料クーラ(31)により吸気経路の一部を構成し、該燃料クーラ(31)を、該吸気マニホールド(6)に吸気を導入する吸気導入管(32)の下流側に介装したので、燃料を吸気によって冷却することができる。
これにより、外気が冷却風となるので、エンジンの搭載条件によらず空冷式の燃料クーラにおける冷却風について安定した低温が得られ、燃料クーラにおける冷却効率を高めることができる。
また、燃料クーラが別置きタイプの場合と比較して、燃料クーラの搭載スペースを別途確保する必要がなく、燃料配管を短くできるとともに燃料クーラをエンジン周りにコンパクトに取り付けることができるので搭載性が向上する。また、燃料クーラを吸気マニホールドへの吸気経路の途中に介装することにより、燃料クーラを強固に固定することができる。
また、燃料クーラが別置きタイプの場合と比較して、燃料クーラの搭載スペースを別途確保する必要がなく、燃料配管を短くできるとともに燃料クーラをエンジン周りに設けられる過給機の上流側の空きスペースにコンパクトに取り付けることができるので搭載性が向上する。また、燃料クーラを過給機の上流側に配置することにより、過給機によって強制的に吸入される空気が燃料クーラにおける冷却風となるので、燃料クーラ内を通過する燃料が、より多くの流れの速い空気により冷却されることとなり、より高い冷却効率を得ることができる。
また、前記燃料クーラ(31)の下流側に、燃焼室に供給される吸気の温度を上昇させて燃焼性を高めるエアヒータ(34)を装着し、該エアヒータ(34)は、前記燃料クーラ(31)と該吸気マニホールド(6)の吸気入口(6a)の間に介装し、吸気経路の上流側から、吸気導入管(32)、燃料クーラ(31)、エアヒータ(34)、吸気入口(6a)の順に配置した状態で、前記吸気導入管(32)に形成したフランジ部(32a)から、燃料クーラ(31)及びエアヒータ(34)に設けたボルト孔を介して、ボルト(33・・)を挿通し、前記吸気マニホールド(6)の吸気入口(6a)側に螺挿し、固定するので、エアヒータにより温められる前の吸気が燃料クーラにおける冷却風となり、燃料クーラにおける吸気と燃料との熱交換により温度が上昇した吸気がエアヒータによりさらに温められることとなるので、燃料クーラにおける冷却効率が向上することに加え、エアヒータにおける加熱効率も向上する。
つまり、燃料クーラをエアヒータの上流側に配置することにより、エンジンの吸気経路にエアヒータを具備する構成においても、燃料クーラを吸気マニホールドの上流側に装着することによる効果が得られ、燃料クーラ及びエアヒータをコンパクトに配置することができるとともに、エアヒータにおける加熱効率の向上という付随的な効果も得ることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係るエンジンの前方斜視図である。
図2は同じく後方斜視図である。
図3は燃料クーラの配置構成の一実施形態を示す図である。
図4は燃料クーラの配置構成の別実施形態を示す図である。
図5は燃料フィードポンプ及び開閉手段の配置を示す図である。
図6はオイルクーラの配置構成の一実施形態を示す図である。
図7はオイルクーラの配置構成の別実施形態を示す図である。
なお、以下においては、図1に示す矢印Aの方向を「前」、その反対側を「後」として説明する。
本構成においては、燃料クーラにおける冷却コア等の破損が生じてエンジンが停止した場合、これにともない燃料フィードポンプも停止して開閉手段も閉じることとなる。これにより、燃料クーラへの燃料の流入が停止するので、燃料クーラの破損部位から吸気経路に燃料が漏出し続けることを防止できる。また、燃料フィードポンプが作動しないと開閉手段は開かないため、燃料フィードポンプが停止した状態での燃料の逆流を防止することができる。
本構成においては、燃料クーラの冷却コアが破損した場合に、燃料クーラへの燃料の導入を停止することができる。すなわち、燃料クーラの冷却コアが破損した場合、その破損部位から冷却コアと吸気通路が連通することになり、開閉手段であるボール弁に燃料フィードポンプからの負圧がかからなくなる。すると、調整された設定圧によりボール弁が自動的に閉じ、冷却コアの破損部位から吸気経路に燃料が混入することを防止できるとともに、吸気が混入した燃料のエンジンへの供給を停止することができ、安全性を確保することができる。また、燃料フィードポンプが途中で停止した場合も、燃料フィードポンプからの負圧がかからなくなるのでボール弁は閉じ、燃料の逆流や無駄な燃料の供給を防止することができる。さらに、開閉手段をボール弁とすることにより、機械式の単純な構造をもって安全性を確保することが実現できる。
本構成においては、エンジンオイルをそれぞれ吸気によって冷却することができる。これにより、外気が冷却風となるので、エンジン1の搭載条件によらず空冷式のオイルクーラにおける冷却風について安定した低温が得られ、オイルクーラにおける冷却効率を高めることができる。
本構成においては、オイルクーラが別置きタイプの場合と比較して、オイルクーラの搭載スペースを別途確保する必要がなく、オイル配管を短くできるとともにオイルクーラをエンジン周りにコンパクトに取り付けることができるので搭載性が向上する。つまり、エンジンの吸気経路の途中に配置されることによって冷却効率が高められたオイルクーラにおいて、水冷式のオイルクーラの場合と同様に搭載性に優れることとなり、水冷式、空冷式両者の利点を併せ持つオイルクーラとなる。また、オイルクーラを吸気マニホールドへの吸気経路の途中に介装することにより、オイルクーラを強固に固定することができる。
本構成においては、エアヒータにより温められる前の吸気がオイルクーラにおける冷却風となり、オイルクーラにおける吸気とエンジンオイルとの熱交換により温度が上昇した吸気がエアヒータによりさらに温められることとなるので、オイルクーラにおける冷却効率が向上することに加え、エアヒータにおける加熱効率も向上する。つまり、オイルクーラをエアヒータの上流側に配置することにより、エンジンの吸気経路にエアヒータを具備する構成においても、オイルクーラを吸気マニホールドの上流側に装着することによる効果が得られ、オイルクーラ及びエアヒータをコンパクトに配置することができるとともに、エアヒータにおける加熱効率の向上という付随的な効果も得ることができる。
本構成においては、オイルクーラが別置きタイプの場合と比較して、オイルクーラの搭載スペースを別途確保する必要がなく、オイル配管を短くできるとともにオイルクーラをエンジン周りに設けられる過給機の上流側の空きスペースにコンパクトに取り付けることができるので搭載性が向上する。つまり、エンジンの吸気経路の途中に配置されることによって冷却効率が高められたオイルクーラにおいて、水冷式のオイルクーラの場合と同様に搭載性に優れることとなり、水冷式、空冷式両者の利点を併せ持つオイルクーラとなる。また、オイルクーラを過給機の上流側に配置することにより、過給機によって強制的に吸入される空気がオイルクーラにおける冷却風となるので、オイルクーラ内を通過するエンジンオイルが、より多くの流れの速い空気により冷却されることとなり、より高い冷却効率を得ることができる。
まず、本発明を適用するエンジンの一例としての、作業機などに搭載されるディーゼルエンジン(以下「エンジン1」とする)の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。エンジン1のシリンダブロック2の上部にはシリンダヘッド3が取り付けられ、このシリンダヘッド3の上面はボンネット4で被装されている。また、シリンダブロック2の下部にはオイルパン5が取り付けられており、このオイルパン5内にはエンジンオイル(潤滑油)が貯溜されている。このエンジンオイルは、図示せぬオイルポンプにより吸入され、潤滑油フィルタ20を介してエンジン1内の各潤滑箇所へ供給される。
シリンダヘッド3の一側面には吸気マニホールド6が設けられており、その反対側面には排気マニホールド7が設けられている。また、吸気マニホールド6の下方におけるシリンダブロック2の一側には、シリンダブロック2内に形成される燃焼室内へ噴射される燃料を送り込むための燃料噴射ポンプ8が付設されている。この燃料噴射ポンプ8には、その燃料噴射量を調整するためのガバナが付設されており、このガバナにおける調整はガバナレバー9が回動されることにより行われる。また、燃料噴射ポンプ8の下部には、エンジン1内へと燃料を供給する燃料フィードポンプ10が設けられている。
シリンダブロック2内にはクランク軸が回転自在に支持されており、シリンダブロック2の前面には、このクランク軸の動力を前記燃料噴射ポンプ8等へ伝達するためのギヤ類が収納されるギヤケース11が取り付けられており、ギヤケースカバー12により覆われている。このギヤケース11の前側には冷却ファン13が取り付けられており、この冷却ファン13は、前記クランク軸の動力がギヤケース11の前面に設けられ前記クランク軸によって駆動されるVプーリ14及びVベルト15を介して伝達されて回転する。このクランク軸の動力は、シリンダブロック2の前側に設けられるオルタネータ16にも同じくVプーリ14及びVベルト15を介して伝達される。また、シリンダブロック2の前面には、エンジン冷却水を循環させるための冷却水ポンプ21が冷却ファン13と同軸に設けられている。一方、シリンダブロック2の後面には、前記クランク軸の後端部に取り付けられるフライホイール17を覆うフライホイールハウジング18が固設されている。
また、エンジン1へ供給される燃料は、図示せぬ燃料タンクに貯溜されており、この燃料タンクの燃料がホース等により構成される燃料供給路を介してエンジン1へと供給される。ここで、燃料タンク内の燃料は、前記燃料フィードポンプ10により吸入される。つまり、燃料タンク内の燃料が燃料フィードポンプ10により吸入され、この燃料フィードポンプ10から送出される燃料が、エンジン1の燃料供給路に設けられる燃料フィルタ19を介して燃料噴射ポンプ8へと導入される。そして、燃料噴射ポンプ8により燃料室内に噴射される燃料と、吸気マニホールド6から吸入される吸気とが前記燃焼室内にて混合気となり、この混合気が圧縮されるとともに図示せぬ点火プラグにより着火されて爆発し、クランク軸が駆動される。この爆発後の排気ガスが、排気マニホールド7から排出される。
以上のような構成のエンジン1においては、エンジン出力の低下を防止するため、エンジン1に供給される燃料の温度上昇の低減を図る燃料クーラや、オイル性能の低下を防止するため、エンジンオイルの温度上昇の低減を図るオイルクーラが具備される。そして、本発明の特徴として、この燃料クーラやオイルクーラに関し、これらをエンジン1の吸気経路に装着可能な形状とし、吸気経路の途中に配置することとしている。
このように、燃料クーラやオイルクーラを吸気経路の途中に配置することにより、次のような効果を得ることができる。すなわち、燃料クーラの場合は燃料を、オイルクーラの場合はエンジンオイルをそれぞれ吸気によって冷却することができる。これにより、外気が冷却風となるので、エンジン1の搭載条件によらず空冷式の燃料クーラやオイルクーラにおける冷却風について安定した低温が得られ、燃料クーラやオイルクーラにおける冷却効率を高めることができる。以下、燃料クーラ及びオイルクーラそれぞれについて、これらを吸気経路の途中に配置するための実施の形態を説明する。
まず、燃料クーラを吸気経路の途中に配置する場合についての一実施形態について図3を用いて説明する。本実施形態においては、燃料クーラ31をエンジン1の吸気経路における吸気マニホールド6の上流側に装着している。つまり、吸気マニホールド6においては、その吸気入口6aから吸入される吸気は、吸気マニホールド6を介して分岐されてシリンダヘッド3の各気筒へと送り込まれるが、この吸気マニホールド6の吸気入口6aの上流側に燃料クーラ31を装着する。
この場合、燃料クーラ31を吸気マニホールド6の吸気入口6aの形状に合わせた円筒状や角筒状とし、その内部に冷却コア31c(図5参照)を有するとともに吸気マニホールド6への吸気通路を確保して、この燃料クーラ31により吸気経路の一部を構成する。そして、燃料クーラ31を吸気マニホールド6へ吸気を導入する吸気導入管32と吸気マニホールド6の吸気入口6aとの間に介装する。この際、燃料クーラ31は、吸気導入管32に形成されるフランジ部32aを挿通するとともに吸気マニホールド6の吸気入口6aに螺挿されるボルト33・33により吸気導入管32とともに固定する。
このような構成において、エンジン1における吸気は、吸気導入管32から導入され、燃料クーラ31内に設けられる吸気通路を介して吸気マニホールド6へと流入する。また、エンジン1における燃料は、燃料導入管31aから燃料クーラ31内へ導入され、燃料クーラ31の冷却コア31cにて冷却されて燃料送出管31bから送出される。つまり、空冷式である燃料クーラ31においては、エンジン1内に導入される吸気、即ち外気が冷却風となり、これにより燃料が冷却されることとなる。
このように、燃料クーラ31を吸気マニホールド6の上流側に装着することにより、燃料クーラが別置きタイプの場合と比較して、燃料クーラの搭載スペースを別途確保する必要がなく、燃料配管を短くできるとともに燃料クーラ31をエンジン周りにコンパクトに取り付けることができるので搭載性が向上する。また、燃料クーラ31を吸気マニホールド6への吸気経路の途中に介装することにより、燃料クーラ31を強固に固定することができる。
ところで、エンジン(特にディーゼルエンジン)においては、燃焼室に供給される吸気の温度を上昇させて燃焼性を高めるためエアヒータを吸気経路に具備するものがある。そして、本発明に係るエンジン1においてエアヒータが具備される場合、図3に示すように、吸気マニホールド6の吸気入口6aにエアヒータ34を装着する構成となる。ここで、エアヒータ34は周知の構成を有するものである。すなわち、エアヒータ34は、枠体35内にニクロム線などの電気抵抗により発熱する発熱体を収納し、この発熱体の両端部に接続される端子36・37を枠体35の対向する位置に配置するとともに各端子36・37の端部を枠体35の外部に突出した状態で取り付けている。これら端子36・37は、枠体35に絶縁させた状態でナット38・39により固定されバッテリ等の電源と接続される。そして、このような構成のエアヒータ34において、前記電源から端子36・37を介して電気が供給されてエアヒータ34内の発熱体が発熱し、この発熱した発熱体をエアヒータ34の上流から流入する吸気が通過することにより、加熱された吸気がエンジン1の燃焼室へと導入される。
このように、エアヒータ34が吸気マニホールド6の吸気入口6aに装着される場合、図3に示すように、燃料クーラ31はエアヒータ34の上流側に配置する。具体的には、吸気マニホールド6の上流側にて吸気経路を構成する吸気導入管32及び燃料クーラ31を固定するためのボルト33・33を用い、このボルト33・33により、エアヒータ34を吸気入口6aと燃料クーラ31との間に介装した状態で固定する。つまり、上流側から吸気導入管32、燃料クーラ31、エアヒータ34の順にそれぞれを配置した状態で、ボルト33・33により固定することにより、吸気マニホールド6の上流側にて吸気経路を構成する。この際、ボルト33・33は、吸気導入管32に形成されるフランジ部32aから燃料クーラ31及びエアヒータ34の枠体35に設けられるボルト孔を挿通するとともに吸気マニホールド6の吸気入口6aに螺挿される。
このような構成においては、エアヒータ34により温められる前の吸気が燃料クーラ31における冷却風となり、燃料クーラ31における吸気と燃料との熱交換により温度が上昇した吸気がエアヒータ34によりさらに温められることとなるので、前述したように燃料クーラ31における冷却効率が向上することに加え、エアヒータ34における加熱効率も向上する。つまり、このように、燃料クーラ31をエアヒータ34の上流側に配置することにより、エンジン1の吸気経路にエアヒータ34を具備する構成においても、燃料クーラ31を吸気マニホールド6の上流側に装着することによる効果が得られ、燃料クーラ31及びエアヒータ34をコンパクトに配置することができるとともに、エアヒータ34における加熱効率の向上という付随的な効果も得ることができる。
次に、燃料クーラを吸気経路の途中に配置する場合についての別実施形態について図4を用いて説明する。本実施形態においては、エンジン1が、吸気を加圧して供給するための過給機を具備する場合、この過給機の上流側に燃料クーラを装着する構成とする。エンジン1においては、図4に示すように、過給機40は排気マニホールド7に連通接続されて設けられ、排気マニホールド7から排出される排気ガスにより駆動される構成となる。つまり、過給機40は、軸受部43において支持される回転軸(図示略)によって連結されるタービン41とコンプレッサ42を備えており、排気マニホールド7の排気出口7aから排出される排気ガスによってタービン41が回転駆動されて前記回転軸が駆動される。このタービン41を回転駆動した余剰排気ガスは、過給機40の排出口44から排出され、図示せぬ排気ベント等を介して排出される。また、コンプレッサ42は、空気吸込口45から外部の空気を導入するのに加えて、前記タービン41の回転駆動にともなうコンプレッサ42の回転によって導入する空気を圧縮する。そして、この加圧された空気がコンプレッサ42内と連通する吸気管(図示略)を介して吸気マニホールド6へと送出され燃焼室へと導入される。
このような構成の過給機40により、燃焼室に送り込まれる吸気が加圧されることとなり、エンジン1の高出力化が図られるのであるが、本実施形態においては、この過給機40の上流側に燃料クーラを装着する。具体的には、図4に示すように、燃料クーラ51を空気導入管52と一体的な構成とし、この空気導入管52の下流側端部52aと、過給機40の空気吸込口45とを連結管46により連結するとともに連通させる。つまり、燃料クーラ51はその内部に冷却コア51c(図5参照)を有するとともに、過給機40へ供給される空気の通路を形成する。
このような構成において、過給機40のコンプレッサ42によって導入される外部の空気は、空気導入管52から導入され、燃料クーラ51内に設けられる空気の通路を介して過給機40内へと導入される。また、エンジン1における燃料は、燃料導入管51aから燃料クーラ51内へ導入され、燃料クーラ51の冷却コア51cにて冷却されて燃料送出管51bから送出される。つまり、空冷式である燃料クーラ51においては、過給機40内に導入される空気、即ち外気が冷却風となり、これにより燃料が冷却されることとなる。
このように、燃料クーラ51を過給機40の空気吸込口45の上流側に装着することにより、燃料クーラが別置きタイプの場合と比較して、燃料クーラの搭載スペースを別途確保する必要がなく、燃料配管を短くできるとともに燃料クーラ51をエンジン周りに設けられる過給機40の上流側の空きスペースにコンパクトに取り付けることができるので搭載性が向上する。また、燃料クーラ51を過給機40の上流側に配置することにより、コンプレッサ42によって強制的に吸入される空気が燃料クーラ51における冷却風となるので、燃料クーラ51内を通過する燃料が、より多くの流れの速い空気により冷却されることとなり、より高い冷却効率を得ることができる。
以上説明した各実施形態における構成のように、燃料クーラをエンジン1の吸気経路の途中に配置するのであるが、このような構成においては、万が一燃料クーラ内の冷却コアが破損した場合、その冷却コアの破損部位から、燃料供給経路に吸気が流入するとともに吸気経路に燃料が漏出することになる。つまり、エンジン1に供給される燃料内に吸気が混入してエンジン1が燃料供給経路から吸気を吸い込むこととなり、また、エンジン1に供給される吸気内に燃料が混入してエンジン1が吸気経路から燃料を吸い込むこととなる。このような状況が発生した場合、直ちにエンジン1が停止することとなるが、場合によっては、吸気に混入した燃料が原因となり、作業機が急加速して事故が発生したりエンジン1の各部の破損を引き起こしたりするおそれがある。また、エンジン1の停止が早く事故が発生する等までに至らなかった場合でも、吸気経路に燃料が漏出し続けることとなるので、エンジン1の分解洗浄が必要になったり、燃料がエンジン1の外部に流出し、これが環境汚染に至る可能性がある。
そこで、前述した各実施形態においては、図5に示すように、燃料フィードポンプ10を用いて燃料タンクより燃料を吸入する構成のエンジン1において、燃料フィードポンプ10の上流側に燃料クーラ31(51)を配置し、燃料フィードポンプ10を用いて燃料タンクより燃料クーラ31(51)を介して燃料を吸入する構成とするとともに、燃料タンクと燃料クーラ31(51)との間に燃料フィードポンプ10の作動により開く開閉手段55を設ける。
このように、燃料タンクと燃料クーラ31(51)との間、即ち燃料供給経路における燃料クーラ31(51)の上流側に、燃料フィードポンプ10の作動により開く開閉手段55を設けることにより、前述したように燃料クーラ31(51)における冷却コア31c(51c)等の破損が生じてエンジン1が停止した場合、これにともない燃料フィードポンプ10も停止して開閉手段55も閉じることとなる。これにより、燃料クーラ31(51)への燃料の流入が停止するので、燃料クーラ31(51)の破損部位から吸気経路に燃料が漏出し続けることを防止できる。また、燃料フィードポンプ10が作動しないと開閉手段55は開かないため、燃料フィードポンプ10が停止した状態での燃料の逆流を防止することができる。
具体的には、前記開閉手段55はボール弁(圧力制御弁)56により構成し、このボール弁56を燃料フィードポンプ10からの負圧がかかったときのみ開く構成とする。つまり、ボール弁においては、ボール弁が開くための設定圧を設定することとなるが、本構成においては、燃料フィードポンプ10からの負圧がかかったときのみ開閉手段55としてのボール弁56が開くように、ボール弁56における設定圧を調整する。
このように、開閉手段55をボール弁56とし、前述したように設定圧を調整することにより、燃料クーラ31(51)の冷却コア31c(51c)が破損した場合に、燃料クーラ31(51)への燃料の導入を停止することができる。すなわち、燃料クーラ31(51)の冷却コア31c(51c)が破損した場合、その破損部位から冷却コア31c(51c)と吸気通路が連通することになり、ボール弁56に燃料フィードポンプ10からの負圧がかからなくなる。すると、調整された設定圧によりボール弁56が自動的に閉じ、冷却コア31c(51c)の破損部位から吸気経路に燃料が混入することを防止できるとともに、吸気が混入した燃料のエンジン1への供給を停止することができ、安全性を確保することができる。また、燃料フィードポンプ10が途中で停止した場合も、燃料フィードポンプ10からの負圧がかからなくなるのでボール弁56は閉じ、燃料の逆流や無駄な燃料の供給を防止することができる。さらに、開閉手段55をボール弁56とすることにより、機械式の単純な構造をもって安全性を確保することが実現できる。
続いて、オイルクーラを吸気経路の途中に配置する場合についての一実施形態について図6を用いて説明する。なお、前述した、燃料クーラを吸気経路の途中に配置する場合についての各実施形態の説明において説明した部材については、同符号を付してその説明を省略する。本実施形態においては、オイルクーラ61をエンジン1の吸気経路における吸気マニホールド6の上流側に装着している。つまり、吸気マニホールド6においては、その吸気入口6aから吸入される吸気は、吸気マニホールド6を介して分岐されてシリンダヘッド3の各気筒へと送り込まれるが、この吸気マニホールド6の吸気入口6aの上流側にオイルクーラ61を装着する。
この場合、オイルクーラ61を吸気マニホールド6の吸気入口6aの形状に合わせた円筒状や角筒状とし、その内部に冷却コア(図示略)を有するとともに吸気マニホールド6への吸気通路を確保して、このオイルクーラ61により吸気経路の一部を構成する。そして、オイルクーラ61を吸気マニホールド6へ吸気を導入する吸気導入管32と吸気マニホールド6の吸気入口6aとの間に介装する。この際、オイルクーラ61は、吸気導入管32に形成されるフランジ部32aを挿通するとともに吸気マニホールド6の吸気入口6aに螺挿されるボルト33・33により吸気導入管32とともに固定する。
このような構成において、エンジン1における吸気は、吸気導入管32から導入され、オイルクーラ61内に設けられる吸気通路を介して吸気マニホールド6へと流入する。また、エンジン1におけるエンジンオイルは、オイル導入管61aからオイルクーラ61内へ導入され、オイルクーラ61の冷却コアにて冷却されてオイル送出管61bから送出される。つまり、空冷式であるオイルクーラ61においては、エンジン1内に導入される吸気、即ち外気が冷却風となり、これによりエンジンオイルが冷却されることとなる。
このように、オイルクーラ61を吸気マニホールド6の上流側に装着することにより、オイルクーラが別置きタイプの場合と比較して、オイルクーラの搭載スペースを別途確保する必要がなく、オイル配管を短くできるとともにオイルクーラ61をエンジン周りにコンパクトに取り付けることができるので搭載性が向上する。つまり、前述したように、エンジン1の吸気経路の途中に配置されることによって冷却効率が高められたオイルクーラ61において、水冷式のオイルクーラの場合と同様に搭載性に優れることとなり、水冷式、空冷式両者の利点を併せ持つオイルクーラとなる。また、オイルクーラ61を吸気マニホールド6への吸気経路の途中に介装することにより、オイルクーラ61を強固に固定することができる。
また、前述したように、エアヒータ34が吸気マニホールド6の吸気入口6aに装着される場合は、図6に示すように、オイルクーラ61はエアヒータ34の上流側に配置する。具体的には、吸気マニホールド6の上流側にて吸気経路を構成する吸気導入管32及びオイルクーラ61を固定するためのボルト33・33を用い、このボルト33・33により、エアヒータ34を吸気入口6aとオイルクーラ61との間に介装した状態で固定する。つまり、上流側から吸気導入管32、オイルクーラ61、エアヒータ34の順にそれぞれを配置した状態で、ボルト33・33により固定することにより、吸気マニホールド6の上流側にて吸気経路を構成する。この際、ボルト33・33は、吸気導入管32に形成されるフランジ部32aからオイルクーラ61及びエアヒータ34の枠体35に設けられるボルト孔を挿通するとともに吸気マニホールド6の吸気入口6aに螺挿される。
このような構成においては、エアヒータ34により温められる前の吸気がオイルクーラ61における冷却風となり、オイルクーラ61における吸気とエンジンオイルとの熱交換により温度が上昇した吸気がエアヒータ34によりさらに温められることとなるので、前述したようにオイルクーラ61における冷却効率が向上することに加え、エアヒータ34における加熱効率も向上する。つまり、このように、オイルクーラ61をエアヒータ34の上流側に配置することにより、エンジン1の吸気経路にエアヒータ34を具備する構成においても、オイルクーラ61を吸気マニホールド6の上流側に装着することによる効果が得られ、オイルクーラ61及びエアヒータ34をコンパクトに配置することができるとともに、エアヒータ34における加熱効率の向上という付随的な効果も得ることができる。
次に、オイルクーラを吸気経路の途中に配置する場合についての別実施形態について図7を用いて説明する。本実施形態においては、前述したように、エンジン1が過給機40を具備する場合、この過給機40の上流側にオイルクーラを装着する構成とする。具体的には、図7に示すように、オイルクーラ71を空気導入管72と一体的な構成とし、この空気導入管72の下流側端部72aと、過給機40の空気吸込口45とを連結管46により連結するとともに連通させる。つまり、オイルクーラ71はその内部に冷却コア(図示略)を有するとともに、過給機40へ供給される空気の通路を形成する。
このような構成において、過給機40のコンプレッサ42によって導入される外部の空気は、空気導入管72から導入され、オイルクーラ71内に設けられる空気の通路を介して過給機40内へと導入される。また、エンジン1におけるエンジンオイルは、オイル導入管71aからオイルクーラ71内へ導入され、オイルクーラ71の冷却コアにて冷却されてオイル送出管71bから送出される。つまり、空冷式であるオイルクーラ71においては、過給機40内に導入される空気、即ち外気が冷却風となり、これによりエンジンオイルが冷却されることとなる。
このように、オイルクーラ71を過給機40の空気吸込口45の上流側に装着することにより、オイルクーラが別置きタイプの場合と比較して、オイルクーラの搭載スペースを別途確保する必要がなく、オイル配管を短くできるとともにオイルクーラ71をエンジン周りに設けられる過給機40の上流側の空きスペースにコンパクトに取り付けることができるので搭載性が向上する。つまり、前述したように、エンジン1の吸気経路の途中に配置されることによって冷却効率が高められたオイルクーラ71において、水冷式のオイルクーラの場合と同様に搭載性に優れることとなり、水冷式、空冷式両者の利点を併せ持つオイルクーラとなる。また、オイルクーラ71を過給機40の上流側に配置することにより、コンプレッサ42によって強制的に吸入される空気がオイルクーラ71における冷却風となるので、オイルクーラ71内を通過するエンジンオイルが、より多くの流れの速い空気により冷却されることとなり、より高い冷却効率を得ることができる。
本発明に係るエンジンの前方斜視図。 同じく後方斜視図。 燃料クーラの配置構成の一実施形態を示す図。 燃料クーラの配置構成の別実施形態を示す図。 燃料フィードポンプ及び開閉手段の配置を示す図。 オイルクーラの配置構成の一実施形態を示す図。 オイルクーラの配置構成の別実施形態を示す図。 従来における燃料クーラまたはオイルクーラの配置構成を示す図。
1 エンジン
6 吸気マニホールド
10 燃料フィードポンプ
31 燃料クーラ
34 エアヒータ
40 過給機
45 空気吸込口
51 燃料クーラ
55 開閉手段
56 ボール弁
61 オイルクーラ
71 オイルクーラ

Claims (1)

  1. 燃料を冷却する燃料クーラ(31)を付設したエンジン(1)において、該燃料クーラ(31)は、吸気入口(6a)から吸入される吸気を、分岐してシリンダヘッド(3)の各気筒へと送り込む吸気マニホールド(6)の、該吸気入口(6a)の上流側に介装配置し、該燃料クーラ(31)は、該吸気マニホールド(6)の吸気入口(6a)の形状に合わせた円筒状や角筒状とし、該燃料クーラ(31)の内部に冷却コア(31c)を有すると共に、該吸気マニホールド(6)への吸気通路を確保し、該燃料クーラ(31)により吸気経路の一部を構成し、該燃料クーラ(31)を、該吸気マニホールド(6)に吸気を導入する吸気導入管(32)の下流側に介装し、前記燃料クーラ(31)の下流側に、燃焼室に供給される吸気の温度を上昇させて燃焼性を高めるエアヒータ(34)を装着し、該エアヒータ(34)は、前記燃料クーラ(31)と該吸気マニホールド(6)の吸気入口(6a)の間に介装し、吸気経路の上流側から、吸気導入管(32)、燃料クーラ(31)、エアヒータ(34)、吸気入口(6a)の順に配置した状態で、前記吸気導入管(32)に形成したフランジ部(32a)から、燃料クーラ(31)及びエアヒータ(34)に設けたボルト孔を介して、ボルト(33・・)を挿通し、前記吸気マニホールド(6)の吸気入口(6a)側に螺挿し、固定することを特徴とするエンジン。
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