JP4476876B2 - 並列計算装置 - Google Patents

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    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Description

本発明は、動作周波数および電圧が可変であるプロセッサを複数用いて、処理完了時間が制約されているデータの処理を分割して並列処理を実行することにより制約時間内にデータの処理を終了させる並列計算装置に関する。
例えば、レーダーやセンサーにより観測周期毎に観測データが得られ、そのデータを実時間処理するシステムでは、次の観測データが得られるまでに当該データ処理を完了させておくことが必須となる。このような完了時間が規定される処理に対応する際に、単体のプロセッサの性能では制約時間内に処理が完了することが困難であるが、処理を各々独立な処理として分割できる場合には、複数のプロセッサによる並列処理技術を用いるのが一般的である。
プロセッサの性能向上は、著しいものがあるが、同時に、レーダー・センサーの機能向上により、詳細な大量のデータが取得できるようになり、また、それに伴うユーザーからの高度な要求により、並列処理技術は、常に必要とされる技術である。しかし、多数のプロセッサを用いる並列処理システムでは、発熱や大量の電力を消費するなどの問題が深刻となる。
他方、携帯電話やノートPCなどのモバイルシステムでの技術革新は、目を見張るものがある。特に、消費電力の低減を目的に、電源のオン/オフを自動的に小まめに切り替える機能や、必要に応じてプロセッサの動作周波数および電圧を自動的に下げる機能などがモバイルシステムに搭載されてきている。例えば、プロセッサに用いられるCMOS回路の消費電力は、通常、その動作周波数に比例し、かつ電源電圧の二乗に比例し、特に、電源電圧の二乗に比例する要素が支配的である(例えば、特許文献1参照)。
従って、消費電力は、動作周波数の変化率に対して3乗のオーダーで推移する。例えば、動作周波数を下げると、それに伴って電圧を下げても安定動作する状態が保てるので、動作周波数の下げ率以上に消費電力を低減させることができる。なお、何も処理しない場合には、プロセッサを休眠状態(サスペンド状態)、または休止状態(ハイバネーション状態)に設定し、省電力化を図ることができる。
休眠状態は、作業中のデータをメモリに保存し、再開時には省電力モードを解除して休眠状態になる直前の状態に戻すものである。休眠状態中もメモリの内容が失われないよう電力を消費するため、バッテリーなどを使って長時間休眠状態にしておくと作業内容が失われてしまうというデメリットがあるが、作業中のデータをメモリ上に保持しているため、瞬時に再開することが可能である。
他方、休止状態は、作業中のメモリ上のデータをハードディスクに丸ごとコピーし、再開時にはハードディスクからメモリの内容を読み出して電源を切る直前の状態に戻すものである。
また、動作周波数および電圧が可変であるプロセッサ複数台を備える並列計算環境において、動作周波数および電圧を調整することにより省電力化を図るものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002-215599号公報(第1頁、図1) 特開2002-99432号公報(第1頁、図1)
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。特許文献1においては、休止状態中は、計算機の電源を完全に切ってしまうため電力を消費しないが、再開時には、ハードディスクからデータを読み込む必要があるため、休眠状態に比べて時間を要することになる。
本発明では、処理時間が規定されている問題を対象としているため、使用されていないプロセッサも、いつ必要となるか分からない場合は、休眠状態に設定しておく必要がある。しかし、その時点では不要であるが、次に利用される時刻が既知である場合には、休止状態に設定して省電力化の効果を高めることも考えられる。
また、プロセッサは、処理を行うと熱を発するという特性があり、プロセッサの状態温度がある閾値を超えると急激に消費電力が上がり、さらに温度が限界に近づくとファンが起動するため、さらなる消費電力の上昇に繋がるといった課題がある。
従って、この発熱量を如何に抑えるかということは、消費電力量を如何に抑えるかという課題と等価である。本発明が対象とする並列計算装置および応用問題では、その時々の処理負荷量が異なり、その状態に応じて、それぞれのプロセッサの利用頻度が異なるため、その時々に応じて各プロセッサの状態温度は異なる。従って、該プロセッサの状態温度が極力上がらないような実行方式を選定することが省電力のためには重要である。
また、特許文献2には、並列処理する際の課題である通信オーバーヘッドに関する記載はなく、プロセッサ台数を多くして各プロセッサの動作周波数および電圧を下げる実行方式が省電力実行のためには最適であるとしている。
しかし、実際は、多くのプロセッサを用いるとその数に比例して通信オーバーヘッドが増加し、トータルの演算量は増えることになるため、上記実行方式が最適な省電力実行方式であるとは限らない。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、処理に要する時間が既知であるデータ量を制約時間内に複数のプロセッサを用いて並列処理する際に、複数のプロセッサにより発生する消費電力量を抑えた実行方式を選定できる並列計算装置を得ることを目的とする。
本発明に係る並列計算装置は、動作周波数および電圧が可変であるプロセッサを複数用いて、処理完了時間が制約されているデータの処理を分割して並列処理を実行することにより制約時間内にデータの処理を終了させる並列計算装置であって、複数のデータ量と、動作周波数および電圧をパラメータとして処理を実行したときのプロセッサの消費電力量とを対応付けた消費電力量情報を記憶する記憶部と、制約時間内にデータの処理を終了させるために、制約時間ごとに入力したデータのデータ量に応じてデータの処理を分割して複数のプロセッサに割り付ける際に、記憶部に記憶された消費電力量情報に基づいて、複数のプロセッサによる消費電力量の合計が最小となるように、複数のプロセッサに対する割り付けと、動作周波数および電圧の設定とを行う割付設定処理部と、複数のプロセッサの状態温度を検出する温度検出部とを備え、記憶部は、プロセッサの状態温度が外気温度に下がるまでの時間特性を冷却特性情報としてさらに記憶し、割付設定処理部は、制約時間内にデータの処理を終了させるために、制約時間ごとに入力したデータのデータ量に応じてデータの処理を分割して複数のプロセッサに割り付ける際に、記憶部に記憶された消費電力量情報および冷却特性情報と、温度検出部で検出された状態温度とに基づいて、それぞれのプロセッサの処理完了後から制約時間経過時までの各プロセッサの状態温度の低下分を加味して、複数のプロセッサに対する割り付けと、動作周波数および電圧の設定とを行うものである。
本発明によれば、制約時間および入力データ量に応じて複数のプロセッサによる消費電力量の合計が最小となるように、複数のプロセッサに対する割り付けと、動作周波数および電圧の設定とを行うことにより、処理に要する時間が既知であるデータ量を制約時間内に複数のプロセッサを用いて並列処理する際に、複数のプロセッサにより発生する消費電力量を抑えた実行方式を選定できる並列計算装置を得ることができる。
以下、本発明の並列計算装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
本発明の並列計算装置は、処理にかけられる制約時間および入力データ量に応じて、省電力のための最適な実行方式を選定することを特徴とする。具体的には、動作周波数と電圧が可変であるプロセッサを複数備えた並列計算装置により、処理完了時間が制約されている問題を処理する場合に、消費電力量が最も少なくなるように、使用するプロセッサ数およびプロセッサの動作周波数・電圧を設定する。
さらに、本発明の並列計算装置は、並列処理による通信オーバーヘッドあるいはプロセッサの状態温度を考慮した省電力のための最適な実行方式を選定することを特徴とする。具体的には、動作周波数と電圧が可変であるプロセッサを複数備えた並列計算装置により、処理完了時間が制約されている問題を処理する場合に、並列処理することによる通信のオーバーヘッドあるいは現在のプロセッサの検出温度を考慮して、発熱量および消費電力量が最も少なくなるように、使用するプロセッサ数およびプロセッサの動作周波数・電圧を設定する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における並列計算装置による処理の流れの一例を示した図である。具体的には、1つの適用例であるレーダーセンサーシステムにおいて、対象とする並列計算装置部分の処理の流れの概略を示したものである。図1の処理においては、観測周期(時間間隔:T)毎に、データ量が異なる処理データ(観測データ)がシステムの並列計算装置に届く。この時間間隔Tが制約時間に相当する。
並列計算装置は、記憶部10、割付設定処理部20および温度検出部30を含んで構成される1台のプロセッサを、マネージャCPUとして備えている。記憶部10は、動作周波数および電圧の設定が可変であるプロセッサについて、複数のデータ量と、動作周波数および電圧をパラメータとして処理を実行したときの消費電力量とを対応付けた消費電力量情報をあらかじめ記憶している記憶部である。
割付設定処理部20は、時間間隔Tごとに入力されるデータのデータ量に応じて所定の処理を行う際に、時間間隔T以下に処理が完了し、かつ、最も消費電力量が少なく実行できるプロセッサ台数および各プロセッサの動作周波数・電圧の選定と、処理データの各プロセッサへの割り付けを行う処理部である。
温度検出部30は、複数のプロセッサの状態温度を検出する検出部である。この温度検出部30をさらに有することにより、割付設定処理部20は、時間間隔Tごとに入力されるデータのデータ量に応じて所定の処理を行う際に、その時点での各プロセッサの状態温度を考慮して、時間間隔T以下に処理が完了し、かつ、最も消費電力量が少なく実行できるプロセッサ台数および各プロセッサの動作周波数・電圧の選定と、処理データの各プロセッサへの割り付けを行うことが可能となる。
図2は、本発明の実施の形態1における並列計算装置のプロセッサの構成例を示した図である。本例において、CPU1は、マネージャCPUに相当し、上述の記憶部10、割付設定処理部20および温度検出部30を有し、CPU2〜CPUnへの処理データの割り付けおよび動作周波数・電圧の設定を行うとともに、自らに割り付けた処理データに対する処理も行うCPUである。
一方、CPU2〜CPUnは、ワーカCPUに相当し、マネージャCPUであるCPU1によって割り付けられた動作周波数・電圧の設定に基づいて、割り付けられた処理データに対する処理を行う。
さらに、CPU1は、温度検出部30の働きにより、定期的(例えば、観測周期毎)に各CPUの状態温度を監視している。そして、CPU1の割付設定処理部20は、検出した各CPUの状態温度を利用して、消費電力量が最も少なくなるように各CPUへの処理データの割り付けおよび動作周波数・電圧の設定を行うこととなる。
以上のように、実施の形態1によれば、制約時間毎に入力されるデータのデータ量に応じて、あらかじめ記憶された消費電力量情報に基づいて、複数のプロセッサによる消費電力量の合計が最小となるように、複数のプロセッサに対する処理データの割り付けと、各プロセッサの動作周波数・電圧の設定を行うことができる。
さらに、各プロセッサの状態温度を検出する温度検出部を備えることにより、割り付け時のCPUの状態温度に応じて、状態温度の低いプロセッサを優先して割り付け処理および動作周波数・電圧の設定を行うことにより、発熱量を抑えるとともに、複数のプロセッサによる消費電力量の合計を最小化することが可能となる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2の並列計算装置において、2つの実行方式の消費電力量の比較を示した図である。具体的には、制約時間に相当する時間間隔T内に、ある処理データの処理を完了させる場合に、2つの実行方式による消費電力量をタイムチャートとして示したものである。
実行方式1は、対象とする並列計算装置のn台全てのCPUを用い、各CPUを低動作周波数αで実行させる方式である。これに対して、実行方式2は、n台よりも少ないm台のCPUを用いて、各CPUを高動作周波数βで実行させる方式である。なお、実行方式1では、n台のCPUのそれぞれがデータ処理に要する時間が均等となるようにデータが割り付けられ、実行方式2では、m台のCPUのそれぞれがデータ処理に要する時間が均等となるようにデータが割り付けられるものとする。
ここで、実行方式1と実行方式2の消費電力量を比較するには、図3のそれぞれのタイムチャートの太線枠内の消費電力量を比較すればよい。図3において、1回の送信処理に要する時間をT、1回の受信処理に要する時間をT、そして1回の送受信処理に要する時間に相当するTとTの和を1回の通信時間Tする。さらに、動作周波数αで全ての処理データを実行した時間をTαとする。
ここで、n個のCPUの各々のデータ処理に要する時間をTα/nとすると、CPU1における時間間隔Tは、n−1回分の通信時間Tと、CPU1によるデータ処理に要する時間Tα/nとの和に相当する。この関係から、実行方式1の消費電力量C1と実行方式2の消費電力量C2は、それぞれ式(1)、(2)となり、C1とC2が等しくなる条件は、式(3)を満足するときである。
Figure 0004476876
ここで、Pα、Pβ、Pγは、動作周波数αとβ、そして休眠状態時におけるそれぞれの消費電力であり、k=α/βである。また、ρは、動作周波数αで処理データを実行した時間の総和Tαに対する1回の通信時間Tの比率である。この結果から、式(3)より算出したρと、あらかじめ測定しておいた実行方式1での実際のρ(=ρ)を比較することによって、どちらの実行方式が省電力量のための最適な実行方式であるかを選定することができる。
すなわち、記憶部10は、Pα、Pβ、Pγのデータを消費電力量情報として記憶している。そして、割付設定処理部20は、動作周波数αで処理データを実行処理したときに要する時間Tαと1回の通信時間Tとをあらかじめ記憶部10に記憶しておくことにより、これらの比率から実行方式1での実際のρ(=ρ)を算出できる。さらに、割付設定処理部20は、式(3)に消費電力量情報の各値を代入することにより、C1=C2となるときの理論値ρを算出できる。
そして、割付設定処理部20は、実行方式1での実際のρと式(3)による理論値ρを比較することにより、ρ>ρのときは、実行方式1を選択し、ρ≦ρのときは、実行方式2を選択することにより、消費電力量を抑えた実行方式を選択することができる。
以上のように、実施の形態2によれば、異なる実行方式における消費電力量が互いに等しくなるときの理論値ρと、一方の実行方式における既知のρの値を比較することにより、処理すべきデータ量に応じて、消費電力量を抑えて制約時間内に処理可能な実行方式を選択し、各プロセッサに対して選択した実行方式に合った動作周波数及び電圧の設定を行って並列処理を実行することができる。
実施の形態3.
本実施の形態3では、動作周波数および電圧が可変であるプロセッサを用いる場合の具体例について説明する。図4は、本発明の実施の形態3の並列計算装置に用いられるプロセッサのスペック例を示した図である。このスペック例では、動作周波数及び電圧の設定により、高速動作状態、低速動作状態、休眠状態の3状態の切り換えが可能であるプロセッサの例を示している。
図3に示すスペックを持つプロセッサを複数備える並列計算装置を想定して、実施の形態2で述べた実行方式選定手法を適用した場合の説明を行う。図5は、本発明の実施の形態3の2つの実行方式におけるプロセッサ数と実行時間の比率との関係を示した図である。具体的には、実行方式1でプロセッサ数をn=1としたときの実行時間を1とした場合の各実行方式のプロセッサ数に対する実行時間の比率を示したものである。
また、図6は、本発明の実施の形態3において、実行方式2のプロセッサ数をm=1〜5としたときの実行方式1のプロセッサ数に対するρの値を示した図である。具体的には、上式(3)に対して、図4のプロセッサの各パラメータを代入してρの値をプロットしたものである。
例えば、ある問題の制約時間が、実行方式1でn=1とした実行時間に対する比率として0.2である場合に、図5の関係においては、実行方式1ではn=8、実行方式2ではm=2が最適な台数となる。
すなわち、実行方式1を例にとると、n<8の場合には制約時間内に処理を完了することができず、逆にn>8の場合には制約時間内に処理は完了するものの、消費電力量がn=8のときと比較して多くなってしまうこととなり、n=8の場合が制約時間内で処理が完了し、かつ消費電力量を抑えられる最適なプロセッサ台数と言える。
そして、実行方式1(n=8)の実際のρと式(3)より得られたρ(図6中の○印:ρ=0.8)とを比較し、ρの方が小さければ実行方式1を、逆にρの方が大きければ実行方式2を選定した方が少ない消費電力量で実行できることになる。
図7は、本発明の実施の形態3における実行方式2に対する実行方式1の消費電力量の比率を示した図である。この結果から、ρが0.8以下であれば実行方式1を、0.8以上であれば実行方式2を選定すれば、少ない消費電力量で並列処理を実行できることになる。ここで、不連続点が生じている(図7の点線の円で示した部分に相当)のは、実行方式1と2で実行時間がこの付近で逆転するためである。
以上のように、実施の形態3によれば、異なる実行方式における消費電力量が互いに等しくなるときの理論値ρと、一方の実行方式における既知のρの値を比較することにより、処理すべきデータ量に応じて、消費電力量を抑えて制約時間内に処理可能な実行方式を選択し、各プロセッサに対して選択した実行方式に合った動作周波数及び電圧の設定を行って並列処理を実行することができる。
なお、上述においては、高動作周波数と低動作周波数の二種類が設定可能なプロセッサを例に、省電力量のための実行方式選定方法を説明したが、設定可能な動作周波数が三種類以上の場合も同様に、2つずつ実行方式を比較して行くことによって、最適な実行方式を選定することができる。
実施の形態4.
本実施の形態4では、並列処理によるオーバーヘッドを考慮する場合について説明する。ここで、並列処理によるオーバーヘッドとは、データを分割処理することによってデータ処理以外に必要となる余計な処理時間に相当する。すなわち、処理データをn分割した場合には、それぞれのプロセッサによる処理時間は、単純にn分の1になるのではなく、さらに各プロセッサによる並列処理に伴うオーバーヘッド分の処理時間が必要となる。
図8は、本発明の実施の形態4における並列計算装置において、並列処理による通信のオーバーヘッドを考慮する場合としない場合における最適な実行方式に関する説明図である。このオーバーヘッドを考慮する場合としない場合とで、省電力量のための最適な実行方式が異なる例を示している。
また、プロセッサの動作周波数は、「低」、「中」、「高」の三段階に設定可能であるとする。さらに、実行方式1〜実行方式3の3種の比較を行っている。ここで、実行方式1は、動作周波数:低、使用プロセッサ数:4(大)とし、実行方式2は、動作周波数:中、使用プロセッサ数:3(中)とし、実行方式3は、動作周波数:高、使用プロセッサ数:2(小)とする。
図8の上段に示したケース1は、並列処理による通信のオーバーヘッドを考慮しない場合である。この場合は、実行方式1が最も少ない消費電力量で実行できることになり、実行方式3が最も消費電力量の多い実行方式となることを示している。
しかし、実際は、図8の下段に示したケース2のように、並列処理による通信のオーバーヘッドが生じ、このオーバーヘッドは、使用するプロセッサ数に伴い増加するものである。ここでは、マネージャCPUであるCPU1は、ワーカCPU1つに対して0.2ポイント、各ワーカCPUであるCPU2〜4は、0.1ポイント、通信オーバーヘッドによる消費電力量が増加すると仮定する。
また、使用されないプロセッサは、休眠状態に設定されているものとし、微量の電力を消費しているものとしており、0.1ポイント分消費するものと仮定している。
このような仮定の下に通信オーバーヘッド分を考慮すると、実行方式3が最も消費電力量が少ない実行方式となり、その次に実行方式1と2が同じ消費電力量を必要とする実行方式となっている。従って、このケース2の場合には、ケース1の場合と異なり、CPUの動作周波数を低くする実行方式が最適とはならない。
以上のように、実施の形態4によれば、既知である通信オーバーヘッドを考慮した上で、制約時間内に処理が完了し、かつ消費電力量を抑えることのできる最適な並列処理の実行方式を選定できる。
実施の形態5.
本実施の形態5では、発熱量を考慮した上で、各プロセッサの実行方式を選定する場合について説明する。一般的に、物質の温度変化に対する発熱量の関係は、下式(4)で表すことができる。また、発熱量と消費電力量の関係は、下式(5)で表すことができるため、消費電力量を如何に低減させるかという課題は、発熱量を如何に低減させるかという課題と等価となる。
Figure 0004476876
図9は、本発明の実施の形態5において、4台のCPUに対する割り付け前の時点における熱量を示した図である。例えば、実施の形態4で示したように、実行方式3が省電力のための実行方式として選定されたとする。さらに、処理データを各プロセッサに割り当てる時点の各プロセッサの温度から算出される熱量が図9の関係を有するとする。
この熱量は、温度検出部30により検出される現状の温度と、あらかじめ規定された初期状態の温度との差より、上述の式(4)の関係から算出される。この算出は、マネージャCPU内の割付設定処理部20によって行うことができる。
このような仮定の下では、割り付け前の時点で熱量の少ないCPU1とCPU4に問題の処理を割り当てることが考えられる。ある一定以上の熱量になると、プロセッサの消費電力は、急激に高くなる性質を持っており、そのような状況を避けるようにするために、このような割当てを行うこととなる。
以上のように、実施の形態5によれば、各プロセッサの状態温度の検出結果に基づく熱量を考慮して、熱量の少ないプロセッサに優先的に処理の割り付けを行うことにより、制約時間内に処理が完了し、かつ消費電力量を抑えることのできる最適な並列処理の実行方式を選定できる。
実施の形態6.
本実施の形態6では、許容消費電力量を考慮した上で、各プロセッサの実行方式を選定する場合について説明する。図10は、本発明の実施の形態6における許容消費電力量を考慮した実行方式の選定に関する説明図である。
図10の中の一番左に示した図は、あるプロセッサにおいて、各CPUが現状の温度からTP(Turning Point)およびMP(Max Point)に達するまでに要する消費電力量を示した一例である。ここで、TPは、状態温度がある閾値を超えると急激に消費電力が上昇する温度に相当し、MPは、さらに限界値に達し、ファンが起動する温度に相当する。
この状況において、実施の形態4と同様の並列計算装置で同様の問題を実行する場合には、実行方式3を選定すると、2つのCPUともTPまたはMPを超えてしまうことになる。しかし、次に少ない消費電力量で実行できる実行方式2を選定すれば、TPおよびMPを超えるCPUが無く実行できることになる。
このため、許容消費電力量を考慮したこの状況では、実行方式2を選定することが考えられる。これは、TPおよびMPを超えるプロセッサを極力減らすことによって、消費電力量を低減させることを目的としたものである。
具体的には、プロセッサの状態温度と、動作周波数および電圧をパラメータとしてプロセッサによる処理を実行するための許容消費電力量とを対応付けた許容消費電力量情報を記憶部10にあらかじめ記憶しておくことになる。そして、この許容消費電力量の算出基準として、上述のTPおよびMPを用いることができる。
そして、割付設定処理部20は、温度検出部30による各プロセッサの状態温度と、記憶部10に記憶された許容消費電力量情報とに基づいて、TPおよびMPを超えるプロセッサを極力減らすような実行方式の選定を行うことができる。
以上のように、実施の形態6によれば、各プロセッサの状態温度の検出結果および許容消費電力量情報に基づいて、処理を実行することにより特定の温度(上述のTP、MPに相当)を超えてしまうおそれのないプロセッサに優先的に処理の割り付けを行うことにより、制約時間内に処理が完了し、かつ消費電力量を抑えることのできる最適な並列処理の実行方式を選定できる。
実施の形態7.
本実施の形態7では、プロセッサの状態温度が外気温度に下がるまでの時間特性を考慮した上で、各プロセッサの実行方式を選定する場合について説明する。図11は、本発明の実施の形態7におけるCPU温度の時間特性を示した図である。このようなCPU温度の時間特性が分かっている場合には、処理が完了してから制約時間経過までの間の温度特性を考慮した上で、制約時間が終わった時点で最もCPU温度が低くなる実行方式を選定することも考えられる。
例えば、多くのプロセッサを用いて高動作周波数で実行してしまえば、早く処理が終わるため、制約時間までの残りの時間をプロセッサの冷却時間に充てることができる。そこで、このような処理後の冷却時間も加味して、制約時間が終わった時点で最もCPUの温度を低く抑える実行方式を選定することができる。
ただし、高動作周波数にしてしまうことによって、TPまたはMPを超えてしまう場合は、かなりの電力を消費してしまうことになるが、短時間であればトータルの消費電力量を抑えられる可能性もある。
さらに、特性の異なるプロセッサ群を備える並列計算装置である場合も、上述の実施の形態のように、各プロセッサの特性に合わせた処理の割り付け、および動作周波数・電圧の設定を行うことも考えられる。
具体的には、プロセッサの状態温度が外気温度に下がるまでの時間特性を冷却特性情報として、さらに記憶部10にあらかじめ記憶しておくことになる。そして、割付設定処理部20は、温度検出部30による各プロセッサの状態温度と、記憶部10に記憶された冷却特性情報とに基づいて、制約時間が終わった時点で最もCPUの温度を低く抑えるような実行方式の選定を行うことができる。
以上のように、実施の形態7によれば、各プロセッサの状態温度の検出結果および冷却特性情報に基づいて、制約時間が終わった時点での状態温度を低く抑えることができるプロセッサに優先的に処理の割り付けを行うことにより、制約時間内に処理が完了し、かつ消費電力量を抑えることのできる最適な並列処理の実行方式を選定できる。
なお、上述の実施の形態1〜7では、並列計算装置におけるプロセッサに関する発熱量および消費電力量の低減化を考慮する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。プロセッサ以外の部位(例えば、メモリやネットワークカードなど)の発熱量および消費電力量が既知の場合には、それらを含めた並列計算装置全体として発熱量および消費電力量が低減するような実行方式の選定および処理の割当を行うことも可能である。
対象とするアプリケーションプログラムが明確な場合は、実際にそのプログラムを実行させた時の設定可能な動作周波数・電圧毎の実行速度と、CPUおよびCPU以外の消費電力量の総和を測定しておき、並列計算装置全体として最も少ない消費電力量となるように、本発明を適用することも考えられる。なお、複数のプロセッサ以外の周辺機器の消費電力量は、周辺機器消費電力量情報として記憶部10に記憶させておくこととなる。
また、上述の実施の形態1〜7では、ある1つの制約時間内における最適な実行方式の選定について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、次の周期に処理する問題の処理負荷量が分かっていれば、次の周期まで見据えて、最適な実行方式を選定することも考えられる。
具体的には、次の処理周期での最適な実行方式が予測できれば、例えば、その実行方式を適用したとしても、TPまたはMPを超えるCPUが存在しないように現周期の実行方式の選定、およびCPUへの処理の割当てを行うなどが考えられる。
また、上述の実施の形態1〜7では、マネージャCPUが、自らに割り付けた処理データに対する処理を行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。マネージャCPU自体は、ワーカCPUへの処理データの割り付けおよび動作周波数・電圧の設定を統括し、実際のデータ処理は、各ワーカCPUに実行させる場合にも、本発明を適用可能である。
さらに、マネージャCPU、ワーカCPUは、同一仕様である必要はなく、複数の仕様を有する場合にも同様に、本発明を適用可能である。
本発明の実施の形態1における並列計算装置による処理の流れの一例を示した図である。 本発明の実施の形態1における並列計算装置のプロセッサの構成例を示した図である。 本発明の実施の形態2の並列計算装置において、2つの実行方式の消費電力量の比較を示した図である。 本発明の実施の形態3の並列計算装置に用いられるプロセッサのスペック例を示した図である。 本発明の実施の形態3の2つの実行方式におけるプロセッサ数と実行時間の比率との関係を示した図である。 本発明の実施の形態3において、実行方式2のプロセッサ数をm=1〜5としたときの実行方式1のプロセッサ数に対するρの値を示した図である。 本発明の実施の形態3における実行方式2に対する実行方式1の消費電力量の比率を示した図である。 本発明の実施の形態4における並列計算装置において、並列処理による通信のオーバーヘッドを考慮する場合としない場合における最適な実行方式に関する説明図である。 本発明の実施の形態5において、4台のCPUに対する割り付け前の時点における熱量を示した図である。 本発明の実施の形態6における許容消費電力量を考慮した実行方式の選定に関する説明図である。 本発明の実施の形態7におけるCPU温度の時間特性を示した図である。
符号の説明
10 記憶部、20 割付設定処理部、30 温度検出部。

Claims (5)

  1. 動作周波数および電圧が可変であるプロセッサを複数用いて、処理完了時間が制約されているデータの処理を分割して並列処理を実行することにより制約時間内に前記データの処理を終了させる並列計算装置であって、
    複数のデータ量と、動作周波数および電圧をパラメータとして処理を実行したときのプロセッサの消費電力量とを対応付けた消費電力量情報を記憶する記憶部と、
    前記制約時間内に前記データの処理を終了させるために、前記制約時間ごとに入力したデータのデータ量に応じて前記データの処理を分割して複数のプロセッサに割り付ける際に、前記記憶部に記憶された前記消費電力量情報に基づいて、前記複数のプロセッサによる消費電力量の合計が最小となるように、複数のプロセッサに対する割り付けと、動作周波数および電圧の設定とを行う割付設定処理部と、
    複数のプロセッサの状態温度を検出する温度検出部と
    を備え、
    前記記憶部は、プロセッサの状態温度が外気温度に下がるまでの時間特性を冷却特性情報としてさらに記憶し、
    前記割付設定処理部は、前記制約時間内に前記データの処理を終了させるために、前記制約時間ごとに入力したデータのデータ量に応じて前記データの処理を分割して複数のプロセッサに割り付ける際に、前記記憶部に記憶された前記消費電力量情報および前記冷却特性情報と、前記温度検出部で検出された前記状態温度とに基づいて、それぞれのプロセッサの処理完了後から前記制約時間経過時までの各プロセッサの状態温度の低下分を加味して、複数のプロセッサに対する割り付けと、動作周波数および電圧の設定とを行う
    ことを特徴とする並列計算装置。
  2. 請求項1に記載の並列計算装置において、
    前記割付設定処理部は、今回の制約時間の次の制約時間以降に処理すべきデータ量が既知の場合には、前記今回の制約時間と前記次の制約時間以降とを加算した総制約時間経過後の前記複数のプロセッサによる消費電力量の合計が最小となるように、複数のプロセッサに対する割り付けと、動作周波数および電圧の設定とを行うことを特徴とする並列計算装置。
  3. 請求項1に記載の並列計算装置において、
    前記記憶部は、前記複数のプロセッサの前記消費電力量情報に対応して、前記複数のプロセッサの処理に伴う前記複数のプロセッサ以外の周辺機器の消費電力量を周辺機器消費電力量情報としてさらに備え、
    前記割付設定処理部は、前記複数のプロセッサによる消費電力量と前記複数のプロセッサ以外の周辺機器の消費電力量との合計が最小となるように、複数のプロセッサに対する割り付けと、動作周波数および電圧の設定とを行う
    ことを特徴とする並列計算装置。
  4. 請求項1に記載の並列計算装置において、
    前記記憶部は、仕様の異なるプロセッサに対応する消費電力量情報を記憶することを特徴とする並列計算装置。
  5. 請求項1に記載の並列計算装置において、
    前記割付設定処理部は、並列処理による通信オーバーヘッドを考慮して、前記複数のプロセッサによる消費電力量の合計が最小となるように、複数のプロセッサに対する割り付けと、動作周波数および電圧の設定とを行うことを特徴とする並列計算装置。
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