JP4475005B2 - 撮影画像出力方法及び、これを用いる画像出力装置 - Google Patents

撮影画像出力方法及び、これを用いる画像出力装置 Download PDF

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Description

本発明は、撮影画像出力方法及び、これを用いる画像出力装置に関する。特に、撮影された画像に装飾画像を付して合成される画像の出力を行う撮影画像出力方法及び、これを用いる画像出力装置に関する。
プレイヤを撮影し、プリント画像を出力する自動撮影装置が広く利用されている。その一形態として、運転免許証、履歴書用、あるいは旅券申請等各種申請用に用いる利用者を撮影した写真を出力する自動写真販売装置、また他の形態として遊戯性を持ち、利用者又は遊戯者(以下、プレイヤという)により種々のパターンから選択したコンピュータグラフィック(CG)の画像による装飾画像と組み合わせてデジタル処理されたプレイやの撮影画像を例えば、用紙に印刷して出力する撮影画像出力装置がある。
前者の装置にあっては、多くはプレイヤのポーズを撮影前に鏡に映して、プレイヤが確認可能として、プレイヤが確認ボタンを押下すると、フラッシュが焚かれ撮影を実行し、現像した写真を出力するものである。
また、後者の装置にあっては、撮影したプレイヤ画像にプレイヤの選択したデコレーション用CG(コンピュータグラフィック)画像(以下、装飾画像という)を合成してディスプレイ装置に表示し、プレイヤがこれに対し確認ボタンを押すと、写真生成処理を実行してプリントした画像を出力するものである。
ここで、上記の撮影画像出力装置に関連する従来の技術として、様々なライティングの状況やそれに応じた適切な露出を自動的に設定して臨場感や仮想現実性のある画像をプリントアウトすることを目的とする発明が知られている(特許文献1)。
すなわち、かかる特許文献1に記載される発明は、プレイヤによりモードを指定させ、指定されたモードに対応する光源の組み合わせで撮影を行うようにしたものであり、これにより撮影画像にプレイヤの欲する臨場感や仮想現実性を与えるものである。
しかし、かかる特許文献1に記載の発明においても同様に、これまでの撮影画像出力装置にあっては、専らプレイヤが撮影タイミング(シャッタータイミング)の確認として装置に備えられた確認ボタンを押下することにより行なわれるものであった。
したがって、確認ボタンを押下する際には、動きのあるポーズを一旦静止せざるを得ないものであった。
また、先のプレイヤの撮影像と選択された背景画像を合成して出力する撮影画像出力装置において、装飾画像はその種類をプレイヤにより選択可能であるが、プレイヤの撮影像に合成される配置あるいは方向まで任意にプレイヤにより設定すること即ち、任意にデコレーションを変更することは困難なものであった。
一方、ゲーム装置の一つとして、本発明の出願人により識別カードを用いたゲーム装置を提案している(特許文献2)。かかるゲーム装置で使用される識別カードは、それぞれが固有の情報、例えば、ゲーム装置がサッカ−ゲームを提供するものである場合、サッカ−選手の写真及び、それに関連する情報が可視可能に印刷され、更に裏面には特殊光源、例えば赤外線によってのみ認識可能の特殊インキでカード固有情報を識別する情報及び、カードの向き等を識別するマ−カが記録されている。
かかる識別カードを用いたゲーム装置にあっては、種々のカードを所持することがゲームを有利に進めることができる。また識別カードは、印刷されている好みの選手のカードをプロマイドとして収集するトレーディングカードの役割も果たすものである。
特開2003−32518号公報 特開2002−301264号公報
したがって、本発明の目的は、上記従来の技術に鑑みて、動きのあるポーズを一旦静止することなく撮影のシャッタータイミングを与えることを可能にする撮影画像出力装置であって、更に、プレイヤの撮影像と合成されるデコレーション用の装飾画像を、容易にその種類及び配置をプレイヤにより変更することができる撮影画像出力方法及び、これを用いる画像出力装置を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明に従う画像出力装置の第1の態様は、識別コードが付された被識別体と被写体の撮像データを得る撮影手段と、複数の識別コードのそれぞれに対応する複数の画像データを格納する記憶手段と、前記撮影手段により撮影される前記被識別体の識別コードを認識して、前記記憶手段から前記認識された識別コードに対応する画像データを読み出し、前記撮影手段により得られた前記被写体の撮像データとの合成画像を生成する制御手段と、前記制御手段により生成された合成画像を出力する出力手段を有することを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う画像出力装置の第2の態様は、第1の態様において、 前記撮影手段は、所定周期で前記被識別体と被写体の撮像データを得て、前記記憶手段に記憶し、前記制御手段は、一の撮像データと、それより先の周期で得られ、前記記憶手段に記憶された撮像データから、それぞれ前記被識別体を特定し、特定された被識別体の座標位置を算出し、前記算出された前記一の撮像データにおける被識別体の座標位置と前記先の周期で得られた撮像データにおける被識別体の座標位置との変化を求め、前記求めた座標位置の変化の大きさが所定値以上であるとき、前記撮像手段による得られる撮像データを確定することを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う画像出力装置の第3の態様は、第2の態様において、 前記確定される撮像データは、前記被識別体の座標位置の変化の大きさが所定値以上となる以前の撮像データ又は、前記被識別体の座標位置の変化の大きさが所定値以上となった時点から所定時間経過後に前記撮影手段により得られる撮像データ特徴とする。
さらに、上記の目的を達成する本発明に従う画像出力装置の第4の態様は、第1の態様において、前記撮影手段は、所定周期で前記被識別体と被写体の撮像データを得て、前記記憶手段に記憶し、前記制御手段は、一の撮像データと、それより先の周期で得られ、前記記憶手段に記憶された撮像データから、それぞれ前記被識別体を特定し、特定された被識別体の座標位置を算出し、前記算出された前記一の撮像データにおける被識別体の座標位置と前記先の周期で得られた撮像データにおける被識別体の座標位置との変化を求め、
前記求めた座標位置の変化の大きさが所定値以上であるときに、前記被識別体の座標位置に、前記記憶手段から読み出した、前記識別された識別コードに対応する画像データを、前記撮像データに貼り付けて、前記合成画像を生成することを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う画像出力装置の第5の態様は、第1又は第2の態様において、前記被識別体に付された識別コードは、前記撮影手段により前記被写体の撮像データを得るための光源と異なる光源により認識されることを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う画像出力装置の第5の態様は、第1又は第2の態様において、前記被識別体の識別コードは、前記被写体の撮像データを得るための光源と異なる光源によって識別できる特定のインキで記録されていることを特徴とする画像出力装置。
上記の目的を達成する本発明に従う画像出力装置の第7の態様は、第6の態様において、
前記被識別体の識別コードは、更に前記特定のインキで記録されたカードの位置、傾き及び回転角を検出するパターンコードを有し、前記制御手段により、撮像された前記被識別体の前記パターンコードを判定して、前記被写体の撮像データに合成される画像データの傾き及び回転角度を特定することを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う画像出力装置の第8の態様は、第1の態様において、
前記制御手段は、前記撮像カメラによって撮像された撮像データを参照して、前記被識別体の撮影像の変化を検出し、前記記憶手段に予め記憶された変化以上の変化にあるとき、変化前の前記被識別体の前記撮像カメラに対する相対的な位置を算出し、前記算出された位置に前記画像データに対応する画像が配置されるように前記合成画像を生成することを特徴とする。
さらに、上記の目的を達成する本発明に従う画像出力装置の第9の態様は、第1の態様において、前記制御手段は、前記撮像カメラによって撮像された撮像データを参照して、前記被識別体の撮影像の有無を判定し、前記被識別体の撮影像が含まれなくなった状態を判定したときに、前記被識別体の撮影像が含まれていたときの前記被式別体の前記撮像カメラに対する相対的な位置を参照し、前記位置に前記画像データに対応する画像が配置されるように前記合成画像を生成することを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う撮影画像出力方法の第1の態様は、識別コードが付された被識別体と被写体の撮像データを取得し、前記取得された被識別体の撮像データから識別コードを認識し、前記認識された識別コードに対応する画像データを、複数の識別コードのそれぞれに対応する複数の画像データを格納する記憶手段から読み出し、前記記憶手段から読み出された前記被識別体の識別コードに対応する画像データを前記取得された被写体の撮像データと合成して、合成画像を出力することを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う撮影画像出力方法の第2の態様は、撮影画像出力方法の第1の態様において、所定周期で前記被識別体と被写体の撮像データを取得して、前記記憶手段に記憶し、前記制御手段により、一の撮像データと、それより先の周期で得られ、前記記憶手段に記憶された撮像データから、それぞれ前記被識別体を特定し、特定された被識別体の座標位置を算出し、前記算出された前記一の撮像データにおける被識別体の座標位置と前記先の周期で得られた撮像データにおける被識別体の座標位置との変化を求め、前記求めた座標位置の変化の大きさが所定値以上であるとき、前記撮像手段による得られる撮像データを確定することを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う撮影画像出力方法の第3の態様は、撮影画像出力方法の第2の態様において、前記確定される撮像データは、前記被識別体の座標位置の変化の大きさが所定値以上となる以前の撮像データ又は、前記被識別体の座標位置の変化の大きさが所定値以上となった時点から所定時間経過後に前記撮影手段により得られる撮像データであることを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う撮影画像出力方法の第4の態様は、撮影画像出力方法の第1の態様において、所定周期で前記被識別体と被写体の撮像データを取得して、前記記憶手段に記憶し、前記制御手段により、一の撮像データと、それより先の周期で得られ、前記記憶手段に記憶された撮像データから、それぞれ前記被識別体を特定し、特定された被識別体の座標位置を算出し、前記算出された前記一の撮像データにおける被識別体の座標位置と前記先の周期で得られた撮像データにおける被識別体の座標位置との変化を求め、前記求めた座標位置の変化の大きさが所定値以上であるときに、前記被識別体の座標位置に、前記記憶手段から読み出した、前記識別された識別コードに対応する画像データを、前記撮像データに貼り付けて、前記合成画像を生成することを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う画像出力システムは、複数の画像出力装置と、前記複数の画像出力装置とネットワークを介して接続されるサーバを有し、前記サーバは、複数の識別コードのそれぞれに対応する複数の画像データを格納する記憶手段と、前記複数の画像出力装置との間で通信を行なうサーバ側通信手段を有し、前記複数の画像出力装置の各々は、前記サーバの通信手段に対応する画像出力装置側通信手段と、識別コードが付された被識別体と被写体の撮像データを得る撮影手段と、前記撮影手段により撮影される前記被識別体の識別コードを認識し、該認識された識別コードに対応する画像データの送信を前記画像出力装置側通信手段により前記サーバに要求し、該要求に応答して前記サーバから得られる前記識別コードに対応する画像データと、前記撮影手段により得られた前記被写体の撮像データとの合成画像を生成する制御手段と、前記制御手段により生成された合成画像を出力する出力手段を有することを特徴とする。
本発明の特徴は、以下に図面を参照して説明される発明を実施するための最良の形態から明らかになる。
本発明により、プレイヤの所持する識別カードを利用して撮影タイミングを設定することができるので、動きのあるポーズを一旦静止することなく撮影が可能であり、また識別カードによって、装飾画像を変えることできるので、プレイヤに識別カードの収集意欲を誘い、従って対応する撮影画像出力装置の利用率も高めることが期待できる。
以下に本発明の実施の形態例を、図面を参照して説明する。なお、説明される実施の形態例は、本発明の理解のためのものであって本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態例に制限されるものではない。
図1は、本発明を適用する画像出力装置の外観概略図である。装置筐体の正面側を向いてモニター部1、操作パネル2、カード払出し口3、シール払出し口4、メモリスロット5を有している。
さらに可視光及び赤外線光の発光源6を有し、これに対応して可視光及び赤外線光カメラ7を備えている。赤外線発光と赤外線光の受光の組み合わせは、実施例であって、他の特殊インキに対応する波長の光源と受光素子の組み合わせとすることも可能である。
図1において、後に説明するように、メモリスロット5にメモリチップが挿入された場合、撮影された画像のシール払出し口4から出力されるシールに代え、若しくはシールとともに、メモリスロット5に挿入されたメモリチップに書き込みが行なわれる。
図2は、撮影画像出力装置の実施例内部構成を示す図である。画像出力装置本体部10を備え、これに出力装置としてモニター部1、プリンタ−20が接続されている。入力装置として操作パネル2に備えられるコインスイッチ2−1及び操作スイッチ2−2を有する。
さらに、可視光及び赤外光の発光源6として、通常照明光源6−1及び赤外照明光源6−2が接続され、これに対応するビデオカメラ等の撮像カメラ7−1及び赤外線カメラ7−2が接続されている。なお、通常照明光源5−1及び赤外照明光源5−2は、共通の1個の光源であってもよく、同様に撮像カメラ7−1及び赤外線カメラ7−2は、共通の一台のカメラにより兼用されるものであってもよい。
画像出力装置本体部10において、制御手段としてのCPU11は、HDD12に格納されたプログラムを実行する。RAM13はCPU11によるプログラムの実行に伴うプログラムデータ13−1の格納領域13−1、撮影画像を保存する領域13−2及び後に説明するカード座標の保存領域13−3を有する。
さらに、メモリスロット5に挿入されたメモリチップに書込み/読出しを行なう装置5−1、また、通信手段8を有している。
図3は、図1に示す画像出力装置を使用したネットワーク構成を示す図である。図1に示す画像出力装置は独立して使用が可能であるが、図3に示すようにインタ−ネットあるいはLAN等のネットワークNWにネットワーク端末として複数の画像出力装置100〜104を接続することも可能である。ネットワークNWには、更にサーバ200が接続され、複数の共通に使用されるデータベ−スを有し、図2における画像出力装置の有する撮影画像保存領域13−2あるいはカード座標保存領域13−3に代わるメモリ領域を有すように構成することも可能である。
図4は、本発明に従う撮影画像出力装置の基本的処理の流れを説明する動作フローである。
図1に示す撮影画像出力装置に電源が投入されると、画像出力装置本体部10はHDD12に格納されたプログラムを実行してアドバタイズ画面を表示する(ステップS1)。このアドバタイズ画面により撮影画像出力装置の利用を促す画面を、必要により図示省略している音声出力装置による音声表示と共に表示する。
プレイヤは、操作パネル2のコイン投入口より所定のコインを投入する。これによりコインスイッチ2−1がコイン投入を検知する(ステップS2)。画像出力装置本体部10にコイン投入の検知が通知されると、カード若しくはフィギュアの払出しを行なう(ステップS3)。
ここで、カード及びフィギュアは、撮影画像出力装置の図示しないストッカ−に複数格納されており、コイン投入に従ってランダムに一枚のカード若しくは1個のフィギュアの払出しが行なわれる。カードの場合は、カード払い出し口3から出力され、フィギュアの場合は、図1では示されていないが、対応する払い出し口からプレイヤにより取り出し可能に出力される。
カードは、先に説明した特許文献2に記載のゲーム装置にも使用可能なトレーディングカードとしての役割も持ち、図5に本発明に適用されるカードの概念図が示される。
本発明の撮影画像出力装置に使用されるカードは可視光源6−1で撮像される像(図5A)と、特殊光源例えば、赤外線光源6−2で撮像される特殊インキで印刷された像(図5B)を有している。プレイヤには、通常の光源下で例として図5Aに示す像が観察可能である。また、図5Bは、特殊光源としての赤外線光源5−2で撮像される特殊インキで印刷された像を示し、カードの位置、傾き、回転角を検出するパターンコード30と、カードの種類を特定する識別コード31が記録されている。
カードの位置、傾き、回転角を検出するパターンコード30の認識アルゴリズムは、一例として先に示した特許文献2に記載のアルゴリズムが使用可能である。特許文献2には、同心円状に配置したビットパターンの組み合わせで識別情報を表している。
本発明の適用においてカードの位置、傾き、回転角を検出するパターンコード30の適用は種々可能であり、限定的な定義は必要でないので、パターンコード30についての更なる詳細な説明は省略する。
払い出されるフィギュアの例は、図6に示す如くである。図6Aは、上記カードに印刷されたと同様のパターンコード32と、フィギュアの種類を特定する識別コード31が、例えば台座32の裏面に付された人形である。図6Bは、更にフィギュアが透明のカプセル容器34に入れられた態様を示している。この場合も、パターンコード30と、フィギュアの種類を特定する識別コード31がフィギュア33の台座32の裏面に付されるか、カプセル容器34に付されている。
図4に戻り、以下カードが払い出されることを想定して説明するが、フィギュアが払い出される場合も同様である。
カードの払出しを行なう(ステップS3)と、操作パネル2の操作スイッチ2−2によりプレイヤが入力したフレームの有無の指示を検知する(ステップS4)。
ここで、フレームとは、これを説明する図7に示すように、プレイヤの撮影画像50及び装飾画像51を囲うように付されるデザイン枠52を意味する(図7A参照)。RAM13のプログラム領域13−1に予めメニューとして複数の異なるデザイン枠52のフレーム画像データ(図7B〜図7D参照)が保存されている。図3に示したように、画像出力装置100−10nがネットワークNWに接続されている場合は、通信手段8により、サーバ200に格納されるフレーム画像データを利用することが可能である。
したがって、カードの払出し(ステップS3)後にこれら複数のフレーム画像がサムネイムによりモニター部1に表示される。プレイヤは、従って表示されたフレーム画像の複数のサムネイムから一つのフレームを選択して入力する(ステップS5)。
次いで、撮影処理が行われる(ステップS6)。この撮影処理において、特に撮影タイミング及び装飾画像の種類及び装飾画像の貼り付け位置の設定方法に本発明の特徴を有しているが、これらの詳細は、後に説明する。
撮影処理(ステップS6)が完了すると、撮影データは、プリンタ−20により紙等の出力媒体に印刷されてシール払い出し口4から排出される(ステップS7)。あるいは、メモリスロット5に挿入されたメモリチップに書き込みを行い返却する態様とすることも可能である。また、画像出力装置が図3に示したようにネットワークNWに接続されている場合、パ−ソナルコンピュータあるいは携帯電話等の登録指定したメールアドレス先に転送するような態様とすることも可能である。
以上により、一連のプレイヤを撮像した画像の出力処理が完了する。
ここで、先にコイン投入(ステップS2)の際に、複数分の撮影画像の出力を可能とする相当額の金額が投入されている場合、更に継続可能であるので(ステップS8、Y)、再度カードの払い出し(ステップS3)が行われ、上記処理が継続する。継続可能でなければ(ステップS8、N)、プレイヤ画像出力処理は終了してアドバタイズ表示(ステップS1)に戻る。
図8は、本発明に従う上記撮影処理(ステップS6)の第1の実施例フローである。図9は、図8に対応する説明図であり、カードの座標位置に変化を与える操作を説明する図である。
プレイヤは、図5で説明したカードを手に持って撮影画像出力装置の前に立ち、撮像カメラ7−1により通常光によるプレイヤ像とプレイヤの持つカードの像を撮像する(処理工程P1)。
一方、特殊光、実施例として赤外線により撮像を行う赤外線カメラ7−2により、プレイヤの持つカードの位置、傾き、回転角を検出すためのパターンコード30及びカード種類を識別するためのコード31(図5参照)の像を撮像する。そして、プログラムに従ってCPU11は、撮像データからカード識別コード31を検知し、プログラム領域13−1に格納されるカード種別情報を検索し、対応するカード種別を識別する(処理工程P2)。
この識別されたカード種別に対応して装飾画像(例えば、図7における装飾画像51)が決まりその画像データは、やはりプログラム領域13−1から読み出し可能となる。
撮影画像出力装置がネットワークNWに接続される場合には、前記検知されたカード識別コード31がサーバ200に送られる。したがって、サーバ200において、通知されたカード識別コード31のカード種別情報に対応する装飾画像を図示しないメモリから読み出し、前記撮影画像出力装置に返送する。
次いで、同様に処理工程P1、P2により、プレイヤとカードの撮影と、カードの識別を所定のフレーム周期で実行する。その都度、撮像データにおけるカードの位置座標を求める(処理工程P3)。求められたカードの位置座標は、RAM13のカード位置座標保存領域13−3に保存し、その際対応するタイミングのプレイヤ及びカードの撮影画像をRAM13の撮影画像保存領域13−2に保存する(処理工程P4)。
そして、カード位置座標保存領域13−3に取得したカード位置座標を格納する都度、前回に記憶したカードの位置座標と比較する(処理工程P5)。この比較によりカードの位置座標変化量を求め、位置座標変化量が所定値より大きくなる回数を記録する。次いで、前記回数が所定回数以上になったか否かを判断する(処理工程P6)。
図9は、この様子を説明する図である。横軸に時間、縦軸に前フレームに対する位置座標の変化量を示している。t1,t2,t3…は、前記の所定のフレーム周期で現れるフレーム位置である。フレームt1におけるカードの座標が(x1、y1)であり、その次のフレームt2におけるカードの座標が(x2,y2)であるとすると、その変化量は、
Figure 0004475005
である。
ここで、カードの移動速度は、単位フレームあたりの変化量により対応換算される。
この変化量が所定値を超える場合は、カードの移動速度が一定値以上である(即ち、素早く動かされた)と判断できる。この様に判断したときを、シャッター動作があったとすることができる。
かかる場合、撮像カメラ7−1に対するプレイヤ位置の左右方向、上下方向のいずれの方向にカードを移動させても変化量が算出されることになる。これによりシャッター動作として、カードの移動方向は限定されないことになる。すなわち、CPU11によって行われるシャッター動作の判断を、カードの左右方向の変化が算出されたときのみとするような制限的制御の必要は全くない。
さらに、単位フレームあたりのカードの座標位置の変化量が一定値αを越える状態が、数フレーム連続したときに、プレイヤによりカードが素早く移動されたと判断し、「シャッターが押された」ものとしてCPU11は判断することができる。
先に説明した主旨に従い、前記カードの座標位置の変化量が一定値αをある期間のフレームで1回でも越えれば「シャッターが押された」ものとして判断するように制御することも可能である。
CPU11が「シャッターが押された」と判断した後、撮影画像データを選択する。この撮影画像データを選択の仕方は、次のような二つの態様が可能である。
(その1)
プレイヤがカードを素早く移動させる前の安定した撮影画像データを選択する方法。
つまり、図9において、時間T0以前の撮像データをCPU11が選択する。もちろん、時間T0以前の撮像データを一覧表としてモニター部1に表示させ、プレイヤに選択させることも可能である。
(その2)
プレイヤがカードを素早く移動させた後の撮影画像データを選択する方法。
つまり、時刻T1より後の撮像データをCPU11が選択する。具体的には、CPU11が時刻T1の時点で「シャッターが押された」と判断したとき、カウントダウンの表示(例えば、「3」→「2」→「1」と順番に表示)をモニター部1に出力する。
プレイヤは表示が「1」になるまでに姿勢を整える(時刻T2までに姿勢を整える)。そして、「1」になった時刻T2で、「パシャ」というシャッター音を音声出力装置(スピ−カ−)から出力し、時刻T2の時点での撮像データを選択する。
上記(その2)の方法は、(その1)の方法に比べて以下の点で有利である。すなわち、上記のカウントダウンの期間にプレイヤは姿勢を整えることができる。したがって、プレイヤは、撮像カメラ7−1に対してカードを提示している画像とならないように、姿勢を整えることができる。
ここで、上記した赤外線カメラ7−2により、カードを撮像し、カード上のパターンコード30からプレイヤの持つカードの座標位置、傾き、回転角を検出する意義及び、コード31からカード種類を識別する意義について説明する。
コード31からカード種類が識別される。これにより装飾画像の画像データがCPU11により、プログラム領域13−1からプログラムデータとして読み出される。さらに、パターンコード30から検知されるプレイヤの持つカードの座標位置、傾き及び回転角に基づき、読み出した装飾画像の画像データが対応するカード座標位置に、対応する傾き及び回転角度を有して貼り付けられる。例えば、図7Aにおいて、装飾画像51がプレイヤの撮影画像の左方に貼り付けられている。
図10は、本発明に従う撮影処理(ステップS6)の第2の実施例方法を示す図である。図11は、図10における動作を説明する図であり、プレイヤ画像と装飾画像との関係を説明する図である。この実施例では、カードの撮影画像に変化を与え、そのタイミングで装飾画像を固定させることができる。
すなわち、カードの撮影画像に変化があったタイミングを判断して、図11Aに示すプレイヤの所持するカードを用いて、RAM13から読み出される画像データによる装飾画像51の表示位置を設定することを可能とする。
図10において、処理工程P1〜P4及び、P8における処理は、図8に示した第1の実施例フローと同一である。処理工程P10に関連して、図11Aに示すようにプレイヤ50は、カードを装飾画像51の表示したい位置に掲げ、カード識別コード31のある一面52−1を撮像カメラ及び赤外カメラ7に向ける。次いで、カードを反転させ、カードの他面52−2を撮像カメラ及び赤外カメラ7に向ける(図11A,I)。
すなわち、一面52−1が、撮像カメラ及び赤外カメラ7に向けられている間に、先に説明した識別コード31が読み取られ、その後に裏面52−2が、撮像カメラ及び赤外カメラ7に向くように裏返される。これにより、識別コード31が読み取り可能の状態から読み取り不能の状態に変化する。この状態変化をシャッターを切るタイミングと認定することが可能である。
あるいは、プレイヤが保持するカードを撮像カメラ7-1のフレームの枠外に素早く移動する(図11:II)。この場合、フレームの枠外に素早く移動したカードを撮影することができなくなる。これをカード画像が変化したと判断し、シャッターを切るタイミングと認定することが可能である。そして、装飾画像51の表示位置は、カード画像の変化する前の位置とすることが可能である。
ここで、図12により、上記第1、第2の実施例において、カード識別コード31と、対応する装飾画像及び、表示位置との関係を具体的に説明する。
装飾画像の認識(入力)のために、プレイヤがアクション(例えば、カードの反転)を行うと、CPU11は、そのアクションを検知する。この際、図12に示すようなテーブルを作成して、RAM13に保存する。
図12Aはカードの撮像データから検知されるカード識別コード31とフレームバッファ(図12B)の座標位置の対応を登録したテーブルである。さらに、図12Cに示すテーブルには、カード識別コード31に対応して、装飾画像のファイル名が登録されている。
したがって、カード識別コード31から図12Cのテーブルを参照して、装飾画像のデータを読み出し、図12Aに示すフレームバッファの座標位置に貼り付けることにより撮像データと画像データを合成することが可能である。
たとえば、現実空間において、撮像されるカードCDの位置に装飾画像として「スター:星」の像を表示するような場合、プレイヤ50は、「スター:星」に対応する画像データが対応付けられたカード識別コード(例えば0002)有するカードCDを持って、撮像カメラ7−1及び赤外カメラ7−2の前に立って撮影を行う。
撮像カメラ7−1によって得られる撮像データは、フレームバッファに描画される。フレームバッファに描画された像は、既存の表示制御手段によりモニター1に表示される。
図12Bは、フレームバッファに描画された像を示し、プレイヤ画像Pと、プレイヤが把持するカードの像CDが表示されている。
このとき、CPU11は、赤外光カメラ7−2で撮像されるカード上のカード識別コード31と、プレイヤ50により位置づけられているカードの像CDのフレームバッファにおける座標位置(X,Y)を図12Aに示すテーブルに登録する。
図12Cは、カード識別コードと装飾画像のデータが対応して予め登録されている。上記のカード識別コード(0002)に対応して、画像データとして「スター:星」が登録されている。
したがって、CPU11は、図12Cのテーブルを参照して、カード識別コード(0002)に対応して、「スター:星」の装飾画像データを読み出すことが可能である。あるいは、図3に示す撮影画像出力装置がネットワークNWに接続されている場合は、カード識別コード(0002)をサーバ200に送り、対応する「スター:星」の装飾画像データを得ることが可能である。
ここで、プレイヤ50は、第1の実施例方法に従って、カードを所定の速度以上で移動されたと認識される、あるいは、第2の実施例方法に従って、カードの撮影画像に変化を与える、例えば、カードを裏返すことによって、シャッタータイミングを確定する。
CPU11は、このシャッタータイミングの確定を検知して、先に図12Aのテーブルに登録した座標位置に、図12Cのテーブルに従って読み出される装飾画像データを、既にプレイヤを撮像した撮像データがあるフレームバッファの上に、上書きする。
図12Dは、このように、装飾画像(実施例として「スター:星」)の画像)が上書きされ出力すべき画像が生成される。
なお、図12Dに示す例では、先に説明したCPU11が「シャッターが押された」と判断した後、撮影画像データを選択する際の第2の方法に従う場合である。プレイヤは姿勢を整え、カードを掲示している画像とならないように、姿勢を整えた画像が表示されている。
さらに、図12Aのテーブルの消去は次のように行う。CPU11は、現在のカードの座標位置を算出し、次いでカードの識別コードを識別する。算出されたカードの現在の座標と、RAM13に設定されている図12Aのテーブルの「「画像座標位置」が一定範囲であるか否かを検知する。
すなわち、座標の完全一致はありえないので、カードの現在座標位置が、RAM13に登録された図12Aのテーブルにおける画像座標位置(例えば、X1,Y1)と一定範囲内、一定ピクセル内、若しくは一定座標位置内に存在するか否かを算出する。一定座標位置内と判定されたなら、前記識別されたコードと、RAM113に登録されているテーブル(図12A)の識別コードの一致、不一致を見る。不一致であるならば、上記図12Aの、テーブルのカード識別コードと座標位置は、削除される。
かかるテーブルの消去により、装飾画像の配置を変更・やり直しなどの合成画像のレイアウトの編集が可能となる。
また、上記実施の形態例説明において、装飾画像として画像データを一つの座標位置に張り付ける例を説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、撮像データにおける被識別体の座標位置と先の周期で得られた撮像データにおける被識別体の座標位置との変化を求める工程を複数回繰り返し、その都度、求めた座標位置の変化の大きさが所定値以上であるときの座標位置を記憶し、記憶手段から読み出した識別された識別コードに対応する画像データを、確定された撮像データに貼り付けて、合成画像を生成することも可能である。かかる場合、例えば、装飾画像として複数の星の画像データを撮像データに散りばめたような合成画像を得ることができる。
なお、かかる場合、撮像データの確定は、例えば、撮像データにおける被識別体の座標位置と先の周期で得られた被識別体の座標位置との変化を求める工程を所定回数繰り返したときを確定実施の形態とすることにより可能である。
上記に図面に従い説明したように、本発明によりプレイヤの所持する識別カードを利用してシャッタータイミングを設定することができ、動きのあるポーズを一旦静止することなく撮影が可能である。また、識別カードによって、背景画像の種類が特定され、更に識別カードを操作することにより、背景画像の表示位置、角度を変えることできるので、プレイヤに識別カードの収集意欲を誘い、従って対応する撮影画像出力装置の利用率も高めることが期待でき、産業上寄与するところ大である。
本発明を適用する撮影画像出力装置の外観概略図である。 撮影画像出力装置の実施例内部構成を示す図である。 図1に示す画像出力装置を使用したネットワーク構成を示す図である。 本発明に従う撮影画像出力装置の基本的処理の流れを説明する動作フローである。 本発明に適用されるカードの概念図である。 本発明に適用されるフィギュアの例を示す図である。 画像のフレームを説明する図である。 図4の動作フローにおける本発明に従う撮影処理の第1の実施例フローである。 図8に対応する説明図であり、カードの座標位置変化を与える操作を説明する図である。 図4の動作フローにおける本発明に従う撮影処理の第2の実施例フローである。 図10に対応する説明図であり、カードの画像変化を与える操作を説明する図である。 カード識別コード31と、対応する装飾画像及び、表示位置との関係を具体的に説明する図である。
符号の説明
1 モニター部
2 操作パネル
2−1 コインスイッチ
2−2 操作スイッチ
3 カード払出し口
4 シール払出し口
5 メモリスロット
6 可視光及び赤外光源
6−1 可視光源
6−2 赤外線光源
7 可視光及び赤外カメラ
7−1 撮像カメラ
7−2 赤外線カメラ
8 通信手段
10 画像出力装置本体部
11 CPU
12 HDD
13 RAM
20 プリンター

Claims (12)

  1. 識別コードが付された被識別体と被写体の撮像データを得る撮影手段と、
    複数の識別コードのそれぞれに対応する複数の画像データを格納する記憶手段と、
    前記撮影手段により撮影される前記被識別体の識別コードを認識して、前記記憶手段から前記認識された識別コードに対応する画像データを読み出し、前記撮影手段により得られた前記被写体の撮像データとの合成画像を生成する制御手段と、
    前記制御手段により生成された合成画像を出力する出力手段
    を有し、
    前記撮影手段は、所定周期で前記被識別体と被写体の撮像データを得て、前記記憶手段に記憶し、
    前記制御手段は、一の撮像データと、それより先の周期で得られ、前記記憶手段に記憶された撮像データから、それぞれ前記被識別体を特定し、特定された被識別体の座標位置を算出し、
    前記算出された前記一の撮像データにおける被識別体の座標位置と前記先の周期で得られた撮像データにおける被識別体の座標位置との変化を求め、
    前記求めた座標位置の変化の大きさが所定値以上であるとき、前記撮像手段による得られる撮像データを確定する
    ことを特徴とする画像出力装置。
  2. 請求項において、
    前記確定される撮像データは、前記被識別体の座標位置の変化の大きさが所定値以上となる以前の撮像データ又は、前記被識別体の座標位置の変化の大きさが所定値以上となった時点から所定時間経過後に前記撮影手段により得られる撮像データであることを特徴とする画像出力装置。
  3. 識別コードが付された被識別体と被写体の撮像データを得る撮影手段と、
    複数の識別コードのそれぞれに対応する複数の画像データを格納する記憶手段と、
    前記撮影手段により撮影される前記被識別体の識別コードを認識して、前記記憶手段から前記認識された識別コードに対応する画像データを読み出し、前記撮影手段により得られた前記被写体の撮像データとの合成画像を生成する制御手段と、
    前記制御手段により生成された合成画像を出力する出力手段
    を有し、
    前記撮影手段は、所定周期で前記被識別体と被写体の撮像データを得て、前記記憶手段に記憶し、
    前記制御手段は、一の撮像データと、それより先の周期で得られ、前記記憶手段に記憶された撮像データから、それぞれ前記被識別体を特定し、特定された被識別体の座標位置を算出し、
    前記算出された前記一の撮像データにおける被識別体の座標位置と前記先の周期で得られた撮像データにおける被識別体の座標位置との変化を求め、
    前記求めた座標位置の変化の大きさが所定値以上であるときに、前記被識別体の座標位置に、前記記憶手段から読み出した、前記識別された識別コードに対応する画像データを、前記撮像データに貼り付けて、前記合成画像を生成することを特徴とする画像出力装置。
  4. 請求項において、
    前記被識別体に付された識別コードは、前記撮影手段により前記被写体の撮像データを得るための光源と異なる光源により認識されることを特徴とする画像出力装置。
  5. 請求項において、
    前記被識別体の識別コードは、前記被写体の撮像データを得るための光源と異なる光源によって識別できる特定のインキで記録されていることを特徴とする画像出力装置。
  6. 請求項において、
    前記被識別体の識別コードは、更に前記特定のインキで記録されたカードの位置、傾き及び回転角を検出するパターンコードを有し、前記制御手段により、撮像された前記被識別体の前記パターンコードを判定して、前記被写体の撮像データに合成される画像データの傾き及び回転角度を特定することを特徴とする画像出力装置。
  7. 識別コードが付された被識別体と被写体の撮像データを取得し、
    前記取得された被識別体の撮像データから識別コードを認識し、
    前記認識された識別コードに対応する画像データを、複数の識別コードのそれぞれに対応する複数の画像データを格納する記憶手段から読み出し、
    前記記憶手段から読み出された前記被識別体の識別コードに対応する画像データを前記取得された被写体の撮像データと合成して、合成画像を出力し、
    所定周期で前記被識別体と被写体の撮像データを取得して、前記記憶手段に記憶し、
    前記制御手段により、一の撮像データと、それより先の周期で得られ、前記記憶手段に記憶された撮像データから、それぞれ前記被識別体を特定し、特定された被識別体の座標位置を算出し、
    前記算出された前記一の撮像データにおける被識別体の座標位置と前記先の周期で得られた撮像データにおける被識別体の座標位置との変化を求め、
    前記求めた座標位置の変化の大きさが所定値以上であるとき、前記撮像手段による得られる撮像データを確定することを特徴とする撮影画像出力方法。
  8. 請求項において、
    前記確定される撮像データは、前記被識別体の座標位置の変化の大きさが所定値以上となる以前の撮像データ又は、前記被識別体の座標位置の変化の大きさが所定値以上となった時点から所定時間経過後に前記撮影手段により得られる撮像データであることを特徴とする撮影画像出力方法。
  9. 請求項において、
    所定周期で前記被識別体と被写体の撮像データを取得して、前記記憶手段に記憶し、
    前記制御手段により、一の撮像データと、それより先の周期で得られ、前記記憶手段に記憶された撮像データから、それぞれ前記被識別体を特定し、特定された被識別体の座標位置を算出し、
    前記算出された前記一の撮像データにおける被識別体の座標位置と前記先の周期で得られた撮像データにおける被識別体の座標位置との変化を求め、
    前記求めた座標位置の変化の大きさが所定値以上であるときに、前記被識別体の座標位置に、前記記憶手段から読み出した、前記識別された識別コードに対応する画像データを、前記撮像データに貼り付けて、前記合成画像を生成することを特徴とする撮影画像出力方法。
  10. 複数の画像出力装置と、前記複数の画像出力装置とネットワークを介して接続されるサーバを有し、
    前記サーバは、複数の識別コードのそれぞれに対応する複数の画像データを格納する記憶手段と、前記複数の画像出力装置との間で通信を行なうサーバ側通信手段を有し、
    前記複数の画像出力装置の各々は、
    前記サーバの通信手段に対応する画像出力装置側通信手段と、
    識別コードが付された被識別体と被写体の撮像データを得る撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影される前記被識別体の識別コードを認識し、該認識された識別コードに対応する画像データの送信を前記画像出力装置側通信手段により前記サーバに要求し、該要求に応答して前記サーバから得られる前記識別コードに対応する画像データと、
    前記撮影手段により得られた前記被写体の撮像データとの合成画像を生成する制御手段と、前記制御手段により生成された合成画像を出力する出力手段を有し、
    前記撮影手段は、所定周期で前記被識別体と被写体の撮像データを得て、前記記憶手段に記憶し、
    前記制御手段は、一の撮像データと、それより先の周期で得られ、前記記憶手段に記憶された撮像データから、それぞれ前記被識別体を特定し、特定された被識別体の座標位置を算出し、
    前記算出された前記一の撮像データにおける被識別体の座標位置と前記先の周期で得られた撮像データにおける被識別体の座標位置との変化を求め、
    前記求めた座標位置の変化の大きさが所定値以上であるとき、前記撮像手段による得られる撮像データを確定することを特徴とする画像出力システム。
  11. 識別コードが付された被識別体と被写体の撮像データを得る撮影手段と、
    複数の識別コードのそれぞれに対応する複数の画像データを格納する記憶手段と、
    前記撮影手段により撮影される前記被識別体の識別コードを認識して、前記記憶手段から前記認識された識別コードに対応する画像データを読み出し、前記撮影手段により得られた前記被写体の撮像データとの合成画像を生成する制御手段と、
    前記制御手段により生成された合成画像を出力する出力手段を有し、
    前記制御手段は、前記撮像カメラによって撮像された撮像データを参照して、前記被識別体の撮影像の変化を検出し、
    前記記憶手段に予め記憶された変化以上の変化にあるとき、変化前の前記被識別体の前記撮像カメラに対する相対的な位置を算出し、前記算出された位置に前記画像データに対応する画像が配置されるように前記合成画像を生成することを特徴とする画像出力装置。
  12. 識別コードが付された被識別体と被写体の撮像データを得る撮影手段と、
    複数の識別コードのそれぞれに対応する複数の画像データを格納する記憶手段と、
    前記撮影手段により撮影される前記被識別体の識別コードを認識して、前記記憶手段から前記認識された識別コードに対応する画像データを読み出し、前記撮影手段により得られた前記被写体の撮像データとの合成画像を生成する制御手段と、
    前記制御手段により生成された合成画像を出力する出力手段を有し、
    前記制御手段は、前記撮像カメラによって撮像された撮像データを参照して、前記被識別体の撮影像の有無を判定し、
    前記被識別体の撮影像が含まれなくなった状態を判定したときに、前記被識別体の撮影像が含まれていたときの前記被識別体の前記撮像カメラに対する相対的な位置を参照し、前記位置に前記画像データに対応する画像が配置されるように前記合成画像を生成することを特徴とする画像出力装置。
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