JP4474799B2 - 携帯電話装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、着脱可能なメモリーカード等の可搬型記録媒体に記録された各種データを読み取って利用することが可能な携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話装置の高機能化によって、メモリーカードに記録された画像データや音楽データを携帯電話装置上に読み取り、この携帯電話装置上で画像表示あるいは音楽再生を可能としたものが開発されている。従来、このメモリーカードからのデータ読み取りの際、携帯電話装置にメモリーカードを装着して、まず携帯電話装置をメモリーカードからのデータ読み取りモードに遷移させる必要がある。
【0003】
このデータ読み取りモードへ遷移は、携帯電話装置に備える入力キーを操作して所定の機能メニューを画面上に表示させ、さらに入力キーを操作してこの機能メニュー内からデータ読み取りモードを選択することにより行う。例えば、メモリーカードからメロディデータを取り出して、それを着信報知用のメロディとして登録しようとする場合、複数の機能メニュー(目覚まし設定、保留音設定、着信音登録、壁紙設定など)の中から矢印キーなどで機能メニュー画面を切り替えながら“着信音登録“の機能メニューを探し出して、この着信音登録機能を選択する。着信音登録機能の選択が行われると、“ベル音”、“メロディ”、“録音メロディ”などから着信音を選択可能な画面表示となり、例えば“メロディ”を選択後、メモリーカードからメロディデータを登録する。すなわち、携帯電話装置の利用者は、メモリーカードを携帯電話装置へ装着した後、入力キーを何度も操作してようやくメモリーカード内のデータを読み出すことが可能となる。特に、機能メニューが数十にも及ぶ場合、その機能メニューの画面を表示させようとすると、相当な数のキー入力が必要となる場合もこともある。
【0004】
近年、携帯電話装置は小型化が進み、入力キーも可能な限り小さくなっているため、上記のような入力キーの操作は非常に煩わしいものである。また、データ読み取りモードを選択するまでの間、携帯電話装置の小さな画面上の表示を見続ける必要があり、目の疲労も否めない。
【0005】
このような入力キーの操作を簡単にするものとして特開2000−10702号公報には、携帯電話装置のLCDの画面を縦横数列ずつに分割して複数の分割画面を形成し、この各分割画面にそれぞれ携帯電話装置の機能メニューを表示し、画面をスクロールキーの操作によって上下および左右の方向にスクロールさせて、所望のメニューが表示された分割画面を画面の中央位置に位置させてメニューの選択を行い、その後、決定キーの操作によってメニューを実行させる方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような方法をとっても選択可能なメニューが数十にも及ぶ場合には、階層構造をたどって、所望のメニューを選択しなければならない。
【0007】
そこで、本発明は、メモリーカード等の可搬型記録媒体からのデータ読み取りの際の操作を低減し、より簡単に可搬型記録媒体内に記録されたデータを利用可能とした携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は、メモリーカード等の可搬型記録媒体が読取部に装着されたことを検出した際にこの可搬型記録媒体のデータを利用する複数の機能のうち1つを利用者に選択させるためのメニューを表示するように構成したものである。
【0009】
本発明によれば、可搬型記録媒体を携帯電話装置に装着した際に自動的に可搬型記録媒体を利用するための機能メニューを選択するために複数の機能メニュー名を表示したメニューが表示され、可搬型記録媒体からのデータ読み取りの際の操作が低減され、より簡単に可搬型記録媒体内に記録されたデータを利用することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
第1の発明は、可搬型記録媒体を着脱して同可搬型記録媒体内のデータを読み取る読取部、表示部、入力部および制御部を備える携帯電話装置において、可搬型記録媒体が前記読取部に装着されたことを検出する記録媒体検出手段を備え、前記制御部は、前記記録媒体検出手段により可搬型記録媒体の装着が検出された際に、この可搬型記録媒体のデータを利用する複数の機能のうち1つを前記入力部によって選択させるためのメニューを前記表示部へ表示するものとしたことを特徴とする携帯電話装置であり、可搬型記録媒体を装着した際、自動的に可搬型記録媒体を利用するためのメニューが表示され、このメニューから可搬型記録媒体内の利用するデータを選択することが可能となる。
【0011】
第2の発明は、可搬型記録媒体から読み出したデータの種類に対応する前記メニューを記憶する記憶部を備え、前記制御部は、前記読取部により可搬型記録媒体から読み出したデータと対応するメニューが前記記憶部に記憶されている場合に前記記憶部から該当するメニューを読み出して前記表示部へ表示するものとしたことを特徴とする携帯電話装置であり、可搬型記録媒体を装着した際、自動的に可搬型記録媒体に記録されているデータの種類に応じたメニューが表示され、このメニューから可搬型記録媒体内の利用するデータを容易に選択することが可能となる。
【0012】
第3の発明は、前記データの種類ごとに1以上の機能を関連付けて記憶する記憶部を備え、前記制御部は、前記読取部により可搬型記録媒体から読み出したデータの種類に関連する機能が前記記憶部に記憶されている場合に前記表示部に表示するメニューのうち当該関連する機能を選択する表示部分に前記入力部により選択する選択用のカーソルを配置するものとしたことを特徴とする携帯電話装置であり、可搬型記録媒体を装着した際に表示されるメニューの中でこの可搬型記録媒体に記憶されているデータの種類と関連する機能の表示部分にカーソルが自動的に配置され、入力部により容易に選択することが可能となる。
【0013】
第4の発明は、装置自身の動作状態を検出する手段を備え、前記制御部は、前記検出した動作状態が所定の状態であると判断した場合にのみ前記メニューを前記表示部へ表示するものとしたことを特徴とする携帯電話装置であり、可搬型記録媒体を装着した際の携帯電話装置自身の動作状態に応じて自動的にメニューを表示させたり、あるいは表示させないようにして利用者の利便性を高めることができる。
【0014】
第5の発明は、前記制御部は、前記読取部により可搬型記録媒体から読み出したデータの記録日時に基づいて前記表示部に表示するメニューを決定するものとしたことを特徴とする携帯電話装置であり、可搬型記録媒体を装着した際に自動的に表示させるメニューをデータの記録日時に基づいて表示することで、データの選択をさらに容易に行うことが可能となる。
【0015】
第6の発明は、日時を計測する計時手段を備え、前記制御部は、前記読取部により可搬型記録媒体から読み出したデータの記録日時が前記計時手段により計測した日時から所定の時間範囲内にあるデータについてのみ前記メニューを前記表示部へ表示するものとしたことを特徴とする携帯電話装置であり、可搬型記録媒体を装着した際に自動的に表示させるメニューを所定の時間範囲内にある新しいデータについてのみ表示することで、データの選択をさらに容易に行うことが可能となる。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0017】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態における携帯電話装置の外観図、図2は図1の携帯電話装置の機能ブロック図である。
【0018】
図1および図2に示すように、本実施の形態における携帯電話装置は、その本体1の側面に可搬型記録媒体としてのメモリーカードCを着脱可能なスロット2を備え、このスロット2内には、メモリーカードC内のデータを読み取る読取部としてのメモリーカードドライブ手段11と、メモリーカードCがメモリーカードドライブ手段11に装着されたことを検出するメモリーカード検出手段12とを備える。本体1の正面には、公知の携帯電話装置と同様の表示部3およびキー入力部4を備える。なお、メモリーカードとは、通常SD(Secure Digital)メモリーカードのようなカード形式の記録媒体であるが、本発明に係る可搬型記録媒体はCD−ROMなどの可搬型の記録媒体であればよい。
【0019】
また、携帯電話装置は、公知の携帯電話装置と同様、基地局(図示せず)と無線通信を行うためのアンテナ部5および無線送受信部13を備え、アンテナ部5および無線送受信部13によって受信した音声データを音声回路部14によって音声へ変換してスピーカ部6より出力するとともに、マイク部7により入力した音声を音声回路部14によって音声データへと変換して無線送受信部13およびアンテナ部5より送信する。
【0020】
また、携帯電話装置は、装置自身の動作状態を検出する動作状態検出手段15、日時を計測する計時手段16、メモリーカードCから読み出したデータや表示部3に表示するメニューデータを記憶するメモリ手段17、および、これらの各部・各手段を制御する制御部18を備える。
【0021】
制御部18は、メモリーカード検出手段12によりメモリーカードCの装着が検出された際にこのメモリーカードCのデータを利用する複数の機能(例えば、データの種類が画像形式である場合、この画像形式のデータを利用する壁紙設定や画像登録などの各種機能)のうち1つをキー入力部4によって選択させるためのメニュー(例えば、図1に示すようにキー入力部4のカーソルキー4aを用いてカーソルを動かすことで選択可能な複数の機能を一括表示した選択メニュー3a)を表示部3へ表示する。このとき、制御部18は、メモリーカードドライブ手段11によりメモリーカードCから読み出したデータの種類と対応するメニューがメモリ手段17に記憶されている場合にこのメモリ手段17から該当するメニューを読み出して表示部3へ表示する。なお、データの種類と対応するメニューがメモリ手段17に記憶されていない場合にはメモリ手段17から所定のメニューを読み出して表示部3へ表示する。
【0022】
図3はメモリ手段17に予め記憶されているメニューデータ17aの内容を示している。図3に示すように、メモリーカードCに記録されているデータの種類を示すファイル名(拡張子)に応じて利用可能な機能1〜5がメニューデータ17aとしてメモリ手段17に記憶されている。例えば、ファイル名の拡張子が、そのデータがJPEG形式のファイル(画像データ)であることを表す“Jpg”を含む場合、このデータを利用可能な機能1〜3としてそれぞれ壁紙設定、画像登録、DXメールがメニューとして割り当てられている。すなわち、メモリーカードCに記録されているデータがJPEG形式のファイル(拡張子“Jpg”)である場合、制御部18によって表示部3へ表示されるメニューは、この“Jpg”に対応するメニューデータ17aの機能1〜3である。
【0023】
なお、メモリーカードC内に複数種類のデータが存在する場合、データの記憶日時順に日時が若い順から並べて表示部3へ表示するデータを作成する。例えば、JPEG形式のファイルとMIDI形式のファイル(拡張子“Midi”)の2つがメモリーカードC上に存在している状態において、JPEG形式のファイルの方が記録日時が若い場合、JPEG形式のファイルのメニューデータ17a(機能1〜3;壁紙設定,画像登録,DXメール送信)を機能1〜3に配置し、MIDI形式のファイルのメニューデータ17aであってJPEG形式のファイルのメニューデータ17aにはない機能(着信音登録,メロディ登録)を機能4〜5に配置したメニューデータを作成する。逆に、MIDI形式のファイルの方が記録日時が若い場合、MIDI形式のファイルのメニューデータ17aを優先する(機能1〜5;着信音登録,メロディ登録,DXメール送信,壁紙設定,画像登録の順)。
【0024】
上記構成の携帯電話装置の動作について、以下、図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0025】
ステップS101では、メモリーカード検出手段12によってメモリーカードCがメモリーカードドライブ手段11に装着されているかどうかを判断する。ここで、メモリーカードCがメモリーカードドライブ手段11に装着された場合、ステップS102において、動作状態検出手段15によって携帯電話装置が所定の動作状態(例えば、待機状態)かどうかを判断し、所定の動作状態でない場合(例えば、通話状態や着信状態である場合)にはそのまま終了する。一方、所定の動作状態のとき、ステップS103において、メモリーカードCからデータを読み込む。
【0026】
ステップS104では、読み込んだデータの種類に対応する各機能を表すメニューデータ17aが図3に示すようにメモリ手段17に予め登録されているかどうか判断する。登録されていない(図3の“登録無し”に該当する)場合、ステップS105において、所定の(“登録無し”に対応する)メニューデータ17aに基づく選択メニュー(表示データ)3aを表示部3に表示する。一方、登録されている場合、ステップS106において、メモリーカードC内に複数種類の形式のファイルがあるかどうか(拡張子の異なるファイルが少なくともそれぞれ1つ以上存在するかどうか)を判断する。複数種類の形式のファイルがある場合、ステップS107において、データの記憶日時順に日付が若い順から並べて選択メニュー3aを作成する。ステップS108では、作成した選択メニュー3aを表示部3に表示する。一方、メモリーカードC内に複数種類の形式のファイルがない場合、ステップS109において、読み込みデータに対応する選択メニュー3aを表示部3に表示する。ステップS110では、切るキー(所定のキー)の入力があった場合、元の画面に戻る。この場合の元の画面とは、待機状態の画面(電話装置の電源立ち上げ時に表示される通常画面)ではなく、選択メニュー3aの表示データを表示部3に表示する直前の画面であるが、設定等により待機状態の画面に戻るようにしてもよい。
【0027】
次に、選択メニューから所望の機能を選択した場合の表示部3の表示について図1および図5を参照して説明する。図1のように選択メニュー3aが表示されている状態で、選択メニュー3aに表示されている機能のうち1つを選択して機能を実行した場合(ここでは、“着信音登録”を選択)、計時手段16により現在日時と機能に関連するファイルの記録日時とを演算し、登録できるファイル(ここでは、“着信音登録”が可能なファイル)が、近い時間に記録された順番で図5のように表示部3に表示される。なお、実行すべき機能として既に“着信音登録”を選択している状態でメモリーカードCを装着した場合には、選択メニュー3aを表示することなく、登録できるファイルが図5のように表示部3に直接表示されるようにしても構わない。これにより、さらにキー入力部4による入力操作を減らすことが可能となる。
【0028】
また、本実施の形態では、携帯電話装置が所定の動作状態(前述のステップS102)のときは、必ず選択メニュー3aを表示させる例を説明したが、前述のステップS103で読み込んだデータの記録日時が所定時間以内(例えば、1時間以内)の場合にのみ、ステップS104以降のステップを進めるようにし、所定時間外の場合、それ以降の処理はせずに一連の動作を終了するようにしてもよい。
【0029】
さらに、データの形式に基づいて対応する選択メニュー3aを表示する構成としたが、メモリーカードC内のディレクトリ名に基づいて対応する選択メニューを表示させるようにしてもよい。これにより、利用者がメモリーカードC内にディレクトリを作成したときに限り、選択メニュー3aを表示部3に表示させることが可能となる。
【0030】
このように本実施の形態における携帯電話装置によれば、メモリーカードCをスロット2に挿入してメモリーカードドライブ手段11に装着した際に自動的にメモリーカードCを利用するためのメニューが表示されるため、メモリーカードCからのデータ読み取りの際の操作が低減され、利用者はメモリーカードCを携帯電話装置へ装着した後、キー入力部4を何度も操作することなく、より簡単にメモリーカードC内に記録されたデータを利用することが可能となる。
【0031】
また、メモリーカードCを装着した際に自動的に表示されるメニューは、メモリーカードCに記録されているデータの種類に応じたメモリ手段17に予め登録されているメニューデータ17aに基づくものであるため、利用者はこのメニューからメモリーカードC内の利用するデータを容易に選択することが可能となり、メモリーカードC内のデータの種類に応じて利用者が何度もキー入力部4を操作する必要がない。
【0032】
また、本実施の形態における携帯電話装置では、前述のステップS102のように、装置自身の動作状態が所定の状態であるかどうかを動作状態検出手段15によって検出し、この検出した動作状態が所定の状態であると判断した場合にのみメニューを表示部3へ表示するため、例えば、メモリーカードCをスロット2に挿入する直前に着信があった場合には、メモリーカードCの挿入によるメニュー表示を行わないことで、着信時の操作を妨げるのを防止することができる。
【0033】
また、本実施の形態における携帯電話装置には、計時手段16を備えているため、制御部18はメモリーカードドライブ手段11によりメモリーカードCから読み出したデータの記録日時が計時手段16により計測した日時から所定の時間範囲内にあるデータについてのみメニューを表示部3へ表示するものとすることで、メモリーカードCへ新しく記録したデータに対応するメニューを表示してそのデータを利用可能とすることができる。使用頻度が高いデータは新しくメモリーカードCへ記録したデータであり、このデータをより簡単に利用可能とするためにメニューを限定的に表示することでデータの選択をさらに容易に行うことが可能となる。
【0034】
(実施の形態2)
第1実施の形態では、メモリーカードCが装着されたときにメモリーカードC内に記憶されているデータの種類に応じて表示部3に表示する選択メニュー3aの中から利用者が所望の機能を選択する動作について説明したが、本第2実施の形態2では、データ種類に応じて選択メニューを変更することはせずに、所定の選択メニューのうち参照したデータ種類に対応する機能表示の個所を強調・点滅したり、カーソルを移動する動作について説明する。
【0035】
以下、第2実施の形態における携帯電話装置の動作について、図6のフローチャートに基づき説明する。なお、第2実施の形態における携帯電話装置の主な構成については図1および図2と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0036】
図6において、ステップS201では、メモリーカード検出手段12によってメモリーカードCがメモリーカードドライブ手段11に装着されているかどうかを判断する。メモリーカードCがメモリーカードドライブ手段11に装着された場合、ステップS202において、動作状態検出手段15によって携帯電話装置が所定の動作状態(例えば、待機状態)かどうかを判断し、所定の動作状態でない場合(例えば、通話状態や着信状態である場合)にはそのまま終了する。一方、所定の動作状態のとき、ステップS203において、メモリーカードCからデータを読み込む。
【0037】
ステップS204では、読み込んだデータの種類に対応する各機能を表すメニューデータ17aが図3に示すようにメモリ手段17に予め登録されているかどうか判断する。登録されていない場合、ステップS205において、所定の選択メニュー3aを表示部3に表示(図1参照)し、この所定の選択メニュー3aのうち一番上に表示する部分(本実施の形態の例では、“壁紙設定”の個所)に機能選択用のカーソルを表示させる。一方、登録されている場合、ステップS206において、メモリーカードC内に記憶されているデータのうち最新の記録日時のデータの種類に対応する機能をメモリ手段17(図7参照)を参照して選択する。図7に示すようにメモリ手段17にはデータの種類ごとに1以上の機能を関連付けて記憶してあり、メモリーカードCから読み出したデータの種類に対応する機能がメモリ手段17に記憶されている場合には、所定の表示メニューのうち表示部3の上の方に表示する部分の機能を選択候補とする。例えば、データの種類が“Midi“形式であれば、”メロディ登録“ではなく”着信音登録“を選択候補とする。そして所定の選択メニュー3aを表示部3に表示し、上述の機能の選択候補の表示部分に機能選択用のカーソルを配置する(例えば、図1に示すように、“着信音登録”の部分にカーソルが表示されている)。ステップS207では、切るキー(所定のキー)の入力があった場合、元の画面に戻る。この場合の元の画面とは、待機状態の画面(電話装置の電源立ち上げ時に表示される通常画面)ではなく、選択メニュー3aの表示データを表示部3に表示する直前の画面であるが、設定等により待機状態の画面に戻るようにしてもよい。なお、第1実施の形態において説明した動作と組み合わせて動作させることで、より機能選択を容易にすることも可能である。
【0038】
このように本実施の形態における携帯電話装置によれば、メモリーカードCを装着した際に自動的に表示される選択メニュー3aにおけるカーソル表示部分は、メモリーカードCに記録されているデータの種類に応じて配置されるため、利用者はこのメニューからメモリーカードC内の利用するデータを容易に選択することが可能となり、メモリーカードC内のデータの種類に応じて利用者が何度もキー入力部4を操作する必要がなくなる。
【0039】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏することができる。
【0040】
(1)第1の発明により、可搬型記録媒体を携帯電話装置に装着した際に自動的に可搬型記録媒体を利用するためのメニューが表示されるため、可搬型記録媒体からのデータ読み取りの際の操作が低減され、利用者は可搬型記録媒体を携帯電話装置へ装着した後、入力キーを何度も操作することなく、より簡単に可搬型記録媒体内に記録されたデータを利用することが可能となる。
【0041】
(2)第2の発明により、可搬型記録媒体を装着した際、自動的に可搬型記録媒体に記録されているデータの種類に応じたメニューが表示されるため、利用者は何度も入力キーを操作することなく、このメニューから可搬型記録媒体内の利用するデータを容易に選択することが可能となる。
【0042】
(3)第3の発明により、可搬型記録媒体を装着した際に表示されるメニューの中でデータの種類に応じた機能の表示部分にカーソルが自動的に配置され、利用者は容易に機能を選択することが可能となる。
【0043】
(4)第4の発明により、可搬型記録媒体を装着した際の携帯電話装置自身の動作状態に応じて自動的にメニューを表示させたり、あるいは表示させないようにすることで利用者の利便性を高めた携帯電話装置が得られる。
【0044】
(5)第5の発明により、可搬型記録媒体を装着した際に自動的に表示させるメニューをデータの記録日時に基づいて表示することで、データの選択をさらに容易に行うことが可能となる。
【0045】
(6)第6の発明により、可搬型記録媒体を装着した際に自動的に表示させるメニューを所定の時間範囲内にある新しいデータについてのみ表示することで、データの選択をさらに容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における携帯電話装置の外観図
【図2】図1の携帯電話装置の機能ブロック図
【図3】メモリ手段に記憶するメニューデータの内容を示す図
【図4】図1の携帯電話装置の動作を示すフローチャート
【図5】メモリーカード内のファイルの表示例を示す図
【図6】本発明の第2実施の形態における携帯電話装置の動作を示すフローチャート
【図7】メモリ手段に記憶するデータの種類に関連する機能の内容を示す図
【符号の説明】
1 本体
2 スロット
3 表示部
3a 選択メニュー
4 キー入力部
4a カーソルキー
5 アンテナ部
6 スピーカ部
7 マイク部
11 メモリーカードドライブ手段
12 メモリーカード検出手段
13 無線送受信部
14 音声回路部
15 動作状態検出手段
16 計時手段
17 メモリ手段
18 制御部
C メモリーカード

Claims (5)

  1. 可搬型記録媒体内のデータを読み取る読取部、表示部、入力部および制御部を備える携帯電話装置において、
    前記可搬型記録媒体が前記読取部に装着されたことを検出する記録媒体検出手段と、
    前記データの種類ごとに1以上の機能を関連付けて記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記記録媒体検出手段により前記可搬型記録媒体の装着が検出された際に、前記読取部により前記可搬型記録媒体から読み取られたデータに対応する機能が前記記憶部に記憶されている場合に、前記機能を前記表示部へ表示させ、前記表示部に表示された前記機能にカーソルを配置することを特徴とする携帯電話装置。
  2. 可搬型記録媒体から読み出したデータの種類に対応する前記メニューを記憶する記憶部を備え、前記制御部は、前記読取部により可搬型記録媒体から読み出したデータと対応するメニューが前記記憶部に記憶されている場合に前記記憶部から該当するメニューを読み出して前記表示部へ表示することを特徴とする請求項1記載の携帯電話装置。
  3. 装置自身の動作状態を検出する手段を備え、前記制御部は、前記検出した動作状態が所定の状態であると判断した場合にのみ前記メニューを前記表示部へ表示するものとしたことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電話装置。
  4. 前記制御部は、前記読取部により可搬型記録媒体から読み出したデータの記録日時に基づいて前記表示部に表示するメニューを決定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の携帯電話装置。
  5. 日時を計測する計時手段を備え、前記制御部は、前記読取部により可搬型記録媒体から読み出したデータの記録日時が前記計時手段により計測した日時から所定の時間範囲内にあるデータについてのみ前記メニューを前記表示部へ表示することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の携帯電話装置。
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