JP4474784B2 - 多軸モータ制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、工作機械その他の多軸駆動系の駆動制御に用いられる多軸モータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の工作機械では、機械の効率向上や生産性向上のために、送りモータおよび主軸モータの高速化や高加減速化が図られている。また、省配線や省スペースのために共通コンバータ等の共通電源を使用するシステムが増加している。しかしながら、共通コンバータを用いて高速化や高加減速を達成しようとすると、最悪の場合を考えて各軸の瞬時最大電力を基に共通コンバータの容量を決定しているため、大きなコンバータが必要となり、低コストや低スペースが実現できなくなってきている。
この様な観点から、特開平8−140388号公報に開示の技術「共通電源インバータ制御装置」が提案されている。この共通電源インバータ制御装置は、共通の電源に接続されて電動機負荷を運転する複数のインバータ装置と、このインバータ装置で運転される電動機の回転速度を検出する速度検出器と、この速度検出器より検出された前記回転速度からその回転速度に対応した負荷トルクを求める負荷トルク演算装置と、予め設定された負荷の慣性モーメントと加減速レートより前記電動機の加減速時に必要な加減速トルクを演算する加減速トルク演算回路と、前記負荷トルクと前記加減速トルクより前記電動機の出力トルクを演算する電動機トルク演算回路と、前記電動機の回転速度と前記電動機の出力トルクとから前記電動機の出力容量を演算する電動機出力容量演算回路と、各々の出力容量を総計して全電動機の総出力容量を演算する総出力容量演算回路と、前記総出力容量と共通電源の許容出力容量とを比較して共通電源の出力を制限するパワー制限回路と、このパワー制限回路の出力と予め設定された各々の負荷の機械側制限値と前記負荷慣性モーメントと前記インバータ装置のトルク制限値から優先順位を加味して各々のインバータ装置の加減速レートを演算する加減速レート演算回路とを具備しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の制御装置では、電動機総出力容量が共通電源の許容出力容量を超えた場合には、各電動機駆動系の負荷慣性モーメントの大きい順に該当インバータ装置の加減速レートを順次演算指示するものであるため、装置が複雑かつ高価となるばかりか、駆動時間が長引き、負荷のワーク時間の長い制御装置となり生産性が落ちることが起きた。
そこで、この発明は、適切な共通コンバータを選択でき、生産性を落とすことなく、簡素で小型な制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1記載の多軸モータ制御装置の発明は、交流電源を直流電源に変換するコンバータと、このコンバータに接続されて主軸モータの速度を制御する主軸制御器と、複数の送りモータの速度を制御する複数の送り制御器とを有し、該主軸制御器と複数の該送り制御器に対する速度指令を一括して上位制御装置から受け取り、その指令を解読して前記主軸制御器と複数の前記送り制御器とに分配する軸制御ブロックを前記コンバータに備えた多軸モータ制御装置において、前記主軸制御器と複数の前記送り制御器とに与えられる速度指令と、予め設定された各軸の慣性とから各軸の必要電力を算定して、各軸の必要電力の合計が前記コンバータの能力を超える場合のみに主軸の速度指令の増減率を制限する速度指令増減率制限手段を備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、交流電源を直流電源に変換するコンバータと、このコンバータに接続されて主軸モータの速度を制御する主軸制御器と、複数の送りモータの速度を制御する複数の送り制御器とを有し、該主軸制御器と複数の該送り制御器に対する速度指令を一括して上位制御装置から受け取り、その指令を解読して前記主軸制御器と複数の前記送り制御器とに分配する軸制御ブロックを前記コンバータに備えた多軸モータ制御装置において、前記主軸制御器と複数の前記送り制御器とに与えられる速度指令と、予め設定された各軸の慣性とから各軸の必要電力を算定して、各軸の必要電力の合計が前記コンバータの能力を超える場合のみに主軸のトルク制限値を抑止するトルク制限値抑止手段を備えることを特徴とする。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の多軸モータ制御装置において、交流電源を直流電源に変換するコンバータを主軸制御器または送り制御器の何れかに内蔵したことを特徴とする。
以上の構成により、適切な共通コンバータを選択でき、負荷のワーク時間を徒に延長させることのない生産性のよい、簡素で小型な制御装置が得られる。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明による装置のブロック構成図である。
図において、上位の制御装置であるNC制御装置1は、主軸モータ9、X軸モータ10、Y軸モータ11に対する指令作成および位置や速度等の状態を監視して工作機械を制御する。
コンバータ3は交流電源に接続され、受電交流電力を直流に変換して共通の直流電源となる。コンバータ3の出力は主軸制御器5、および送り制御器としてのX軸送り制御器7とY軸送り制御器8とに並列接続されて、各制御器に直流電力を供給する。この直流電力により、主軸制御器5は主軸モータ9を駆動制御し、X軸送り制御器7はX軸モータ10を駆動制御し、Y軸送り制御器はY軸モータ11を駆動制御する。
また、コンバータ3には軸制御ブロック4が設けられている。軸制御ブロック4は、NC制御装置1が作成した主軸モータ9、X軸モータ10、Y軸モータ11に対する指令を、伝送ケーブル2を介して受信して、運転パターンを解析した加工信号を、伝送ライン6を介して主軸制御器5、X軸送り制御器7、Y軸送り制御器8に送信する。軸制御ブロック4はまた、主軸、X軸、Y軸の慣性を予め設定する手段も備えている。かくして、主軸制御器5は、コンバータ3内部の軸制御ブロック4で作成された指令を伝送ライン6を介して受信し、この信号に基づいて主軸モータ9の速度を制御する。
【0006】
図3は、主軸モータ9と、X軸モータ10と、Y軸モータ11の運転例を示している。
図3(a)は、主軸モータ9の経時的運転特性例を示すもので、主軸速度N1 、主軸トルクT1 、主軸電力P1 の経時変化が示されている。ここで、主軸電力の最大値はP1maxとなる。
図3(b)はX軸モータ10の経時的運転特性例が示されている。X軸速度N2 とX軸トルクT2 とに対応するX軸電力P2 が示されいてる。この場合のX軸電力の最大値はP2maxとなる。
また、図3(c)は、Y軸モータ11の経時的運転特性例が示されている。
図において、Y軸速度N3 とY軸トルクT3 とに対応するY軸電力P3 が示され、Y軸電力の最大値はP3maxとなる。
これらの各軸電力の和は、図3(d)の様になる。軸電力の和の最大値はPmax として示されている。これらの一連の特性図から、軸送りモータの運転時間は比較的短時間であることが分かり、かつ、軸送りが完結しないと、主軸による加工動作も完結できないことから、軸電力の和Pmax (=P1max+P2 max +P3max)がコンバータ3の許容電力Pcompを超過する場合は、軸送りモータの駆動を優先させ、主軸モータを可変運転することが合理的であると言える。
【0007】
次に、この思想に基づくこの発明による処理フローを説明する。
図4は、この発明による第一の処理フロー例を示している。
まず、NC制御装置1(図1)から軸制御ブロック4を介して主軸制御器5に与えられる指令が、図4(b)に示される様に、サンプリング毎にΔN1 〔r/min〕ずつ増減するパターンで与えられる時、時刻t1 における主軸制御器5の必要とする最大電力P1 max は、式(1)となる。
P1max=2π×N1 ×T1 /60 ・・・・・・ (1)
但し、T1 はトルク〔Newton/m〕
同様に、X軸送り制御器7に与えられる指令がサンプリング毎にΔN2 ずつ増減し、Y軸送り制御器8に与えられる指令がサンプリング毎にΔN3 ずつ増減するとすると、各制御器7、8が必要とする最大電力P2maxとP3maxとは、それぞれ式(2)および式(3)となる。
P2max=2π×N2 ×T2 /60 ・・・・・・・ (2)
P3max=2π×N3 ×T3 /60 ・・・・・・・ (3)
従って、各軸の必要電力の合計Pmax は式(4)となる。
Pmax =P1max+P2max+P3max ・・・・・・・ (4)
また、各軸のトルクT1 、T2 、T3 は、予め設定された主軸系の慣性J1 、X軸系の慣性J2 、Y軸系の慣性J3 をそれぞれ使って以下の式(5)〜(7)で算出できる。
T1 =J1 ×ΔN1 /Δt ・・・・・・・ (5)
T2 =J2 ×ΔN2 /Δt ・・・・・・・ (6)
T3 =J3 ×ΔN3 /Δt ・・・・・・・ (7)
かくして、計算された各軸の必要電力P1max、P2max、P3maxの合計Pmax が図4(a)のAステージで計算される。
この合計計算値Pmax は、コンバータ3の許容電力PcompとBステージで比較され、コンバータ3の許容電力Pcompと等しいかそれより小さいときは、Yesと判断されて、NC制御器1から与えられる指令を各軸の制御器5、7、8に転送して各軸運転Cステージを継続する。すなわち、図4(b)において、各サンプリング毎にΔN1 〔r/min〕ずつの増加(2点鎖線)が継続される。
しかしながら、合計電力Pmax がコンバータ3の許容電力Pcompを超える場合には、BステージでNoと判断され、Dステージに移行し、コンバータ3の許容電力Pcompから各送り軸の動作に必要な電力を差し引いた残りの電力P1 ’max を式(8)より得る。
P1 ’max =Pcomp−P2max−P3max ・・・・・・・(8)
次いで、この残余電力P1 ’max で許容できる速度増加分ΔN1 ’/Δtを式(9)より得る。
ΔN1 ’/Δt=P1 ’max /(J1 ×N1 ×60×2π)・・・・・(9)
この速度指令は、必要電力の合計がコンバータ3の能力を超える場合のみに、主軸の速度指令の増減率を制限する手段が軸制御ブロック4に在る場合は、主軸制御器5に送信して主軸のみを減速又は増速制御する。必要電力の合計がコンバータ3の能力を超える場合のみに主軸の速度指令の増減率を制限する手段が主軸制御器5に在る場合は、送信すること無く、直に制御する。
その後、X軸又はY軸の一方又は両方の動作が終了するなどして、必要電力の合計Pmax がコンバータ3の許容電力Pcompよりも小さくなれば、増減速制限指令は解除されて、NC制御装置1より与えられた指令に戻して制御される。
その結果、必要電力の合計がコンバータ3の能力を超える場合は、主軸制御器5の発する速度指令のサンプリング時間当たりの増加率はΔN1 からΔN1 ’と小さくなり、必要電力の合計はコンバータ3の許容電力内に納まり、コンバータ3の異常等を回避することができる。
すなわち、主軸モータ9の速度指令パターンの例を示す図4(b)において、運転中に、X軸モータかY軸モータの何れか又は双方が加速するなどして、時点t1 に必要電力の合計Pmax がコンバータ3の許容電力Pcompより大きくなると、速度変化量をΔN1 からΔN1 ’に変更して速度変化分を小さくして主軸系の必要電力を抑える。
その後、時点t2 に至って、必要電力の合計Pmax がコンバータ3の許容電力Pcompより小さくなると、速度変化量をΔN1 に戻して定常運転に戻る。
【0008】
以上は、コンバータを各軸の制御器と別置きとした例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、コンバータを各軸の何れかの軸の制御器に内蔵させても同様の効果が得られる。図2はこの変形例を示すもので、図2(a)は、コンバータ3を主軸制御器5内に内蔵させ、このコンバータ3に設けた軸制御ブロック4から伝送ライン6を介して主軸制御器5と、X軸送り制御器7と、Y軸送り制御器8とに信号を伝送する構成として装置を小型化する例を示している。
また、図2(b)は、X軸送り制御器7にコンバータ3を内蔵させて装置を小型化した例を示している。この場合、コンバータ3に設けた軸制御ブロック4は、NC制御装置1からの指令に基づく加工信号を伝送ライン6を介してX軸送り制御器7自身と左右に配置された主軸制御器5とY軸送り制御器8とに供給する。
このように構成することにより、別置きであったコンバータを制御器に内蔵させることができ、したがって小型化が可能となる。
【0009】
図5は第二の処理フロー例を示す。
この例の場合、軸制御ブロック4は、速度指令と共にトルク制限値を出力するものとすることができる。この場合も、図5(a)で示すステージAでは、各軸の必要電力P1max、P2max、P3maxを算出し、更にこれらの必要電力の合計Pmax を算出する。
次いで、Bステージでは、必要電力の合計Pmax とコンバータ3の許容電力Pcompとを比較し、必要電力の合計Pmax がコンバータ3の許容電力Pcompと等しいかそれより小さい場合、Yesと判断され、ステージCに移行し、予め設定されたトルク制限値で各軸が運転される。
しかし、必要電力の合計Pmax がコンバータ3の許容電力Pcompを超える場合、Noと判断されてEステージに移行する。
ここでは、コンバータ3の許容電力Pcompから各送り軸(X軸、Y軸)の動作に必要な電力を差し引いた残りの電力P1 ’max を(8)式から得る。次いで、残余電力P1 ’max で許容できるトルク制限値T1 ’lim を式(10)から得る。
T1 ’lim =P1 ’max ×2π/(N1 ×60) ・・・・・・(10)
このトルク制限値は、各軸の必要電力の合計がコンバータ3の能力を超える場合のみに主軸のトルク制限値を抑止する手段が軸制御ブロック4にある場合は、主軸制御器5に送信され、主軸モータ9は逓減トルク運転に移行する。
また、各軸の必要電力の合計がコンバータ3の能力を超える場合のみに主軸のトルク制限値を抑止する手段が主軸制御器5に在る場合は、直に逓減トルク運転を指令する。
図5(b)はこの例のトルク制限パターンを示している。NC制御装置1の指令によりトルク制限値T1limで運転中に、X軸モータ又はY軸モータ或いは双方のモータの加速等により、時点t1 で、必要電力の合計Pmax がコンバータ3の許容電力Pcompを超えると、主軸制御器5に与えるトルク制限値をT1 ’lim に変更して、逓減トルク運転に移行し、消費電力を逓減する。
その後、時点t2 に至り、必要電力の合計Pmax がコンバータ3の許容電力Pcompより小さくなるとトルク制限値の抑止値T1 ’lim は解除され、通常のトルク制限値T1limに戻される。
その結果、主軸モータ9の速度は、一点鎖線で示される様に、時点t1 と時点t2 の区間においては速度の増加は緩やかになり、主軸制御器5に必要な電力は軽減される。
尚、上記の実施態様においては、加速中の動作について説明したが、減速中のパターンについても、全軸の減速時に発生する回生電力がコンバータ3の許容回生電力を超える場合は、主軸の減速率を落とすか、又は主軸の減速側トルク制限を下げることで、コンバータ3を保護することができる。
また、上記実施態様では、主軸1軸と送り軸が2軸のシステムで説明したが、送り軸が3軸以上の多軸システムにおいても同様な効果が得られる。
更に、コンバータを各軸の制御器と別置きとせずに、何れかの軸の制御器に内蔵させても同様の効果が得られる。
【0010】
【発明の効果】
この発明によれば、交流電源を直流電源に変換するコンバータと、このコンバータに接続されて主軸モータの速度を制御する主軸制御器と、複数の送りモータの速度を制御する複数の送り制御器とを有し、主軸制御器と複数の送り制御器に対する速度指令を一括して上位制御装置から受け取り、その指令を解読して主軸制御器と複数の送り制御器とに分配する軸制御ブロックを前記コンバータに備えるものであり、前記主軸制御器と複数の送り制御器とに与えられる速度指令と、予め設定された各軸の慣性とから各軸の必要電力を算定して、各軸の必要電力の合計が前記コンバータの能力を超える場合のみに主軸の速度指令の増減率を制限する手段、或いは、主軸のトルク制限値を抑止する手段を備える多軸モータ制御装置を構成するものであるので、負荷のワーク時間を徒に延長することが無く、生産性を落とすことが無く、コンバータの保護と容量逓減を図ることができ、簡素で小型な多軸モータ制御装置を提供できる効果が得られる。すなわち、本願は送りドライブを優先させ、一般的に加減速時間の長い主軸モータドライブの加減速を一時的に制限することで、工作機械の生産性を損なわずにコンバータの小型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による多軸モータ制御装置のブロック構成図である。
【図2】この発明による他の実施態様による多軸モータ制御装置のブロック構成図であり、図2(a)は、主軸制御器にコンバータを内蔵させた例、図2(b)は、X軸送り制御器にコンバータを内蔵させた例を示している。
【図3】この発明による多軸モータ制御装置による各軸の運転例を示す特性図である。
【図4】この発明による多軸モータ制御装置の第一の処理フローを示すもので、図4(a)は、主軸の速度を加減速制御する場合の処理フロー図、図4(b)は、主軸の速度制御パターン図である。
【図5】この発明による多軸モータ制御装置の第二の処理フローを示すもので、図5(a)は、主軸のトルク制限値を抑止制御する場合の処理フロー図、図5(b)は、主軸のトルク制限パターン図である。
【符号の説明】
1 NC制御装置
2 伝送ケーブル
3 コンバータ
4 軸制御ブロック
5 主軸制御器
6 伝送ライン
7 X軸送り制御器
8 Y軸送り制御器
9 主軸モータ
10 X軸モータ
11 Y軸モータ

Claims (3)

  1. 交流電源を直流電源に変換するコンバータと、このコンバータに接続されて主軸モータの速度を制御する主軸制御器と、複数の送りモータの速度を制御する複数の送り制御器とを有し、該主軸制御器と複数の該送り制御器に対する速度指令を一括して上位制御装置から受け取り、その指令を解読して前記主軸制御器と複数の前記送り制御器とに分配する軸制御ブロックを前記コンバータに備えた多軸モータ制御装置において、
    前記主軸制御器と複数の前記送り制御器とに与えられる速度指令と、予め設定された各軸の慣性とから各軸の必要電力を算定して、各軸の必要電力の合計が前記コンバータの能力を超える場合のみに主軸の速度指令の増減率を制限する速度指令増減率制限手段を備えることを特徴とする多軸モータ制御装置。
  2. 交流電源を直流電源に変換するコンバータと、このコンバータに接続されて主軸モータの速度を制御する主軸制御器と、複数の送りモータの速度を制御する複数の送り制御器とを有し、該主軸制御器と複数の該送り制御器に対する速度指令を一括して上位制御装置から受け取り、その指令を解読して前記主軸制御器と複数の前記送り制御器とに分配する軸制御ブロックを前記コンバータに備えた多軸モータ制御装置において、
    前記主軸制御器と複数の前記送り制御器とに与えられる速度指令と、予め設定された各軸の慣性とから各軸の必要電力を算定して、各軸の必要電力の合計が前記コンバータの能力を超える場合のみに主軸のトルク制限値を抑止するトルク制限値抑止手段を備えることを特徴とする多軸モータ制御装置。
  3. 交流電源を直流電源に変換するコンバータを、主軸制御器または送り制御器の何れかに内蔵したことを特徴とする請求項1または2記載の多軸モータ制御装置。
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