JP4474665B2 - 芯状化粧料容器 - Google Patents

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Description

この発明は、アイブロー、アイライナー又はリップライナー等の芯状化粧料の宣伝広告に際して、試供品として頒布されることとなる芯状化粧料容器に関するものである。
従来、例えばアイブロー、アイライナー又はリップライナー等の芯状化粧料の宣伝広告に際しては、実際の製品が試供品として頒布され、或いは店頭試用見本として供されたり、又は実際の製品を紙面に印刷した色見本を頒布することが一般的である。
そのため、このように宣伝広告に際して、実際の製品が試供品として頒布され、或いは店頭試用見本として供される場合、消費者は実際の製品の使用感や肌に塗布した場合の色調を確実に把握することができるものとなる。
ところが、実際に製品が宣伝広告において試供品として頒布され、或いは店頭試用見本として供されるということは、その宣伝広告に必要とするコストが著しく上昇してしまうものである。そして、特に実際の製品を店頭試用見本として供される場合では、不特定多数の消費者が一つの店頭試用見本である実際の製品を各々直接肌に塗布するので、確かに製品の使用感や色調を確実に把握することができる反面、不特定多数の消費者が製品を介して間接的に接触することとなるので衛生面で不安が生じるおそれがある。
また、単に製品を紙面に印刷することで色見本とし、これを頒布する場合、消費者は実際の使用感や色調を確実に把握することができず、実際に購入した後に、初めて使用感や色調を知ることとなるので、自分の思い描いていた印象との間で齟齬が生じ易いものである。
そのため、消費者に対し、芯状化粧料の宣伝広告において、衛生面における不安を払拭しつつ実際の使用感や色調を確かめてもらえるよう、実際の製品を小型化したものを頒布するということも考えられる。ところが、当該宣伝広告のために、実際の製品を小型化することは、製造コスト面では実際の製品を新たに製造するのと同様の製造コストを必要として宣伝広告のコスト上昇を招き、結局実際の製品を頒布するのと大差がなくなってしまうものである。
特開平9−276041号公報 特開平11−225826号公報
解決しようとする問題点は、芯状化粧料の宣伝広告において、衛生面での不安を払拭しつつ、消費者において芯状化粧料としての実際の使用感と色調を確実に把握させると共に、それに必要とするコストを削減することができない点である。
この発明は、宣伝広告により入手した消費者が、ホルダー胴部内に保持されている芯状化粧料とその外周を被覆するカバー体からなる芯状化粧料体を、ホルダー先端の保持孔内に挿嵌保持することで、該保持孔の底部より突出する押勢突起が芯状化粧料体をなすカバー体から芯状化粧料のみを塗布可能なように外部に突出させることを特徴とするものである。
この発明の芯状化粧料容器は、ホルダーとホルダーの胴部に設けられる収納部に収納される芯状化粧料体からなるので構造が簡易となり、製造コストは安価となるので個々の消費者に十分頒布することができるものとなる。しかも消費者は、他人の使用があり得ないことで衛生面での安全性を十分に確保して、実際に宣伝広告される化粧料の使用感や色調を確実に把握することができるという優れた効果を有する。
安価で、衛生的であって、しかも使用者が宣伝広告の化粧品の使用感や色調を確実に把握することができるという目的を、簡易な構成により実現した。
図1乃至図5において示す(1)は、この発明の第1実施例である芯状化粧料容器である。この芯状化粧料容器(1)は、円筒状のカバー体(3)の内部に円柱状の芯状化粧料(4)(4’)(4”)を保持してなる円柱状の芯状化粧料体(2)(2’)(2”)と、先端部に向かって細径化するものであって、直方体形状の胴部(7)において、該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)を複数着脱自在に保持してなる収納部(10)を配設すると共に、その先端部において、該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)と同様の円柱形状であって、該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)を挿嵌保持してなる保持孔(8)を穿設してなる樹脂製のホルダー(6)から構成される〔図1(イ)及び(ロ)参照〕。
そして、この発明の第1実施例である芯状化粧料容器(1)を構成する該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)は、両端の開口部(5)からの押勢により筒状のカバー体(3)内部より芯状化粧料(4)(4’)(4”)が外部へ突出自在となるものである〔図2(ロ)参照〕。
また、ホルダー(6)の先端部に穿設される円柱形状の保持孔(8)は、その内底部(8’)において、芯状化粧料体(2)を成すカバー体(3)内部に充填される芯状化粧料(4)の端面と当接可能な押勢突起(9)が開口方向に向けて突設されているものである〔図2(イ)参照〕。
更に、該ホルダー(6)の直方体形状の胴部(7)の収納部(10)は、このホルダー(6)の対面方向に渡り、外部と連通するスリット(11)をホルダー軸方向に沿って設けると共に、該スリット(11)において円柱形状の芯状化粧料体(2)の外径と略同径であって、芯状化粧料体(2)のカバー体(3)側面外周を密嵌してなる複数の保持穴(12)を、ホルダー(6)の胴部(7)の対面方向に配設してなるものである。
従って、複数の芯状化粧料体(2)(2’)(2”)は、それぞれホルダー(6)の胴部(7)に設けられる上記収納部(10)の保持穴(12)と略同径であるので、該保持穴(12)に確実に保持されて収納されるものである(図3参照)。
なお、この発明の第1実施例である芯状化粧料容器(1)を宣伝広告のために頒布するに当たっては、運搬時の汚損や破損、及び品質の低下を防止し、また試供品として受け取った消費者が使用するまでに誤って他所を汚損すること等がないように、ビニールなどのパッケージ(13)に封入されているものである(図5参照)。
この発明の第1実施例である芯状化粧料容器(1)が以上のような構成を具えるものであるから、この芯状化粧料容器(1)を、例えば試供品として受け取った消費者は、図4(イ)乃至(ニ)において示すように使用することとなる。
即ち、消費者は、まずホルダー(6)の直方体形状の胴部(7)に配設される収納部(10)の複数の保持穴(12)から自分の嗜好する色調を有する芯状化粧料体(2)を選択した上で、指等により保持穴(12)に沿って押勢するものである〔図4(イ)〕。
そして、指等によって押勢された該芯状化粧料体(2)は、収納部(10)のスリット(11)に配設する保持穴(12)から、ホルダー(6)の胴部(7)外に突出するものとなる〔図4(ロ)〕。
そこで、消費者は、このようにホルダー(6)の胴部(7)外に突出した芯状化粧料体(2)を、指等でつまみつつホルダー(6)の先端部の保持孔(8)内に挿嵌するものである〔図4(ハ)〕。
該ホルダー(6)の先端部の保持孔(8)に挿嵌された芯状化粧料体(2)は、該保持孔(8)内に挿嵌されて保持されると同時に、その保持孔(8)内の内底部(8’)より開口部方向に向けて突設する押勢突起(9)が、該芯状化粧料体(4)の芯状化粧料(4)のみを該保持孔(8)の開口部方向に押勢し、該カバー体(3)に保持される芯状化粧料(4)がホルダー(6)先端より外部に突出することとなって、芯状化粧料(4)として使用することができるものとなる〔図4(ニ)〕。
また、消費者はホルダー(6)の胴部(7)に設けられる収納部(10)の保持穴(12)内に収納されている他の色調の芯状化粧料体(2’)(2”)を使用するにあたっては、ホルダー(6)の先端部における保持孔(8)から使用済みの芯状化粧料体(2)を抜出した後、更に同じような操作を繰り返すことにより、その全ての芯状化粧料(4)(4’)(4”)を使用することができるものとなる。
以上により、消費者は、清潔な状態で実際の製品と同様の使用感及び色調を確実に把握することができることとなる。
なお、この発明の第1実施例であるホルダー(6)の胴部(7)において配設される収納部(10)は、多様な嗜好に対応できるように複数の芯状化粧料体(2)(2’)(2”)の保持穴(12)(12)(12)が並設されているので、消費者はすぐに自分の好みの色を有する芯状化粧料(4)(4’)(4”)を使用することができるものとなる。
又、本実施例においては、ホルダー(6)の胴部(7)に設けられる収納部(10)の保持穴(12)から芯状化粧料体(2)を取り出し易いように、当該保持穴(12)の周囲に弾性を付与するためにスリット(11)を設けるとともに、保持穴(12)をホルダー(6)の胴部(7)の対面方向に配設して、保持穴に保持された芯状化粧料体(2)を押勢して取り出すようにしているが、ホルダー(6)に十分な弾性を有している素材を用いれば、スリット(11)を省略することも可能であり、又、保持穴(12)をホルダー(6)の胴部(7)の一面にのみ配設して、胴部(7)より芯状化粧料体(2)を突出させて、その突出部分を指等で引き出すようにすることも可能である。
図6乃至図9において示すのは、この発明の第2実施例である芯状化粧料容器(1’)であり、この芯状化粧料容器(1’)は、上記この発明の第1実施例である芯状化粧料容器(1)と同様に、円筒状のカバー体(3)の内部に円柱状の芯状化粧料(4)(4’)(4”)を保持してなる円柱状の芯状化粧料体(2)(2’)(2”)と、先端部に向かって細径化するものであって、その円筒形状の胴部(7’)において、該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)を複数着脱自在に保持してなる収納部(10’)を配設すると共に、その先端部において、該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)と同様の円柱形状であって、該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)を挿嵌保持してなる保持孔(8)を穿設してなるホルダー(6’)から構成される〔図6(イ)及び(ロ)参照〕。
そして、この発明の第2実施例である芯状化粧料容器(1’)を構成する該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)は、第1実施例と同様に、両端の開口部(5)からの押勢により、筒状のカバー体(3)内部より芯状化粧料(4)(4’)(4”)が外部へ突出自在となるものである〔図2(ロ)参照〕。
また、ホルダー(6’)の先端部に穿設される円柱形状の保持孔(8)は、第1実施例と同様に、その内底部(8’)において、芯状化粧料体(2)を成すカバー体(3)内部に充填される芯状化粧料(4)と当接可能な押勢突起(9)が開口方向に向けて突設されているものである〔図2(イ)参照〕。
更に、該ホルダー(6’)の胴部(7’)の収納部(10’)は、該ホルダー(6’)の胴部(7’)内部においてその軸方向に円筒形状の収納空間(14)を設けると共に、該収納空間(14)と外部とを連通し、その幅を該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)の直径と略同一としてなるスリット(15)(15’)をホルダー軸方向に沿ってホルダー(6’)の胴部(7’)表面に対向するように設けてなるものである(図7及び8参照)。
従って、複数の芯状化粧料体(2)(2’)(2”)は、この該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)の直径と略同一の幅を有するスリット(15)(15’)を通して出入自在となるように、ホルダー(6’)の胴部(7’)内部の収納空間(14)内において、該ホルダー(6’)の軸方向に沿って縦列に収納されるものとなる(図8参照)。
この発明の第2実施例が以上のような構成を具えるものであるから、この芯状化粧料容器(1’)を、例えば試供品として受け取った消費者は、図9(イ)乃至(ニ)において示すように使用することとなる。
即ち、消費者は、まずこの発明の第2実施例である芯状化粧料容器(1’)のホルダー(6’)の胴部(7’)の内部に設けられる収納空間(14)において縦列に収納されている芯状化粧料体(2)(2’)(2”)から、自分の嗜好する色調である円柱形状の一つの芯状化粧料体(2)を、該収納空間(14)と外部とを連通するスリット(15)(15’)を通して選択すると共に、指等により対向するように設けられる一方のスリット(15)から他のスリット(15’)方向に押勢するものである。
そして、他方のスリット(15’)方向へと指等によって押勢された芯状化粧料体(2)は、他方のスリット(15’)からホルダー(6’)の胴部(7’)外に突出するものとなる。
そこで消費者は、このようにホルダー(6’)の胴部(7’)に設けられたスリット(15’)からホルダー(6’)の胴部(7’)外に突出した芯状化粧料体(2)を、指等でつまみつつ、ホルダー(6’)の先端部の保持孔(8)内に挿嵌するものである。
そのため、該ホルダー(6’)の先端部の保持孔(8)に挿嵌された芯状化粧料体(2)は、保持孔(8)内に挿嵌されて保持されると同時に、その保持孔(8)内の内底部(8’)より開口部方向に向けて突設する押勢突起(9)が、該芯状化粧料体(2)の芯状化粧料(4)のみを該保持孔(8)の開口部方向に押勢して、該カバー体(3)に保持される芯状化粧料(4)が外部に突出することとなって、芯状化粧料(4)として使用することが可能となるものである。
また、消費者は、ホルダー(6’)の胴部(7’)内部の収納空間(14)内に収納されている他の色調の芯状化粧料体(2’)(2”)を使用するにあたっては、ホルダー(6’)の胴部(7’)の先端部における保持孔(8)から使用済みの芯状化粧料体(2)を抜出した後、更に同じような操作を繰り返すことにより、残り全ての芯状化粧料(4’)(4”)を使用できるものとなる。
以上により、消費者は、清潔な状態で実際の製品と同様の使用感及び色調を確実に把握することができる。
なお、芯状化粧料体(2)(2’)(2”)は、ホルダー(6’)の胴部(7’)内部の収納空間(14)内に縦列に収納されており、且つ該収納空間(14)と外部とはスリット(15)(15’)を通して連通していることから、消費者は、使用するに当たって希望の色調の芯状化粧料(4)(4’)(4”)を有する芯状化粧料体(2)(2’)(2”)を容易に選択することができるものである。
また、当該第2実施例においても、第1実施例の場合と同様に、ホルダー(6’)の胴部(7’)内部の収納空間(14)と外部とを連通するスリット(15)(15’)を対向して設けることにより、収納空間(14)に収納された芯状化粧料体(2)を、一方のスリット(15)側から押勢して、他方のスリット(15’)より外部に突出させているが、スリット(15)を一方のみとして、指や器具等によって、当該スリット(15)からほじくり出してもよい。
図10乃至図13において示すのは、この発明の第3実施例である芯状化粧料容器(1”)であり、この芯状化粧料容器(1”)は、上記この発明の第1実施例及び第2実施例である芯状化粧料容器(1)(1’)と同様に、円筒状のカバー体(3)の内部に円柱状の芯状化粧料(4)(4’)(4”)を保持してなる円柱状の芯状化粧料体(2)(2’)(2”)と、先端部に向かって先細形状であって、その胴部(7”)において、該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)を単数又は複数保持してなる収納部(10”)を配設すると共に、その先端部において、該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)と同様の円柱形状であって、該芯状化粧料体(2)(2’)(2”)を挿嵌保持してなる保持孔(8)を穿設してなる円筒形状のホルダー(6”)から構成されるものである〔図10(イ)及び(ロ)参照〕。
そして、この発明の第3実施例である芯状化粧料容器(1”)を構成する該芯状化粧料体(2)は、第1実施例及び第2実施例と同様に、両端の開口部(5)からの押勢により筒状のカバー体(3)内部より芯状化粧料(4)が外部へ突出自在となるものである。
また、ホルダー(6”)の先端部に穿設される円柱形状の保持孔(8)も、第1実施例及び第2実施例と同様に、その内底部(8’)において、芯状化粧料体(2)を成すカバー体(3)内部に充填される芯状化粧料(4)と当接可能な押勢突起(9)が開口方向に向けて突設されているものである(図11参照)。
更に、該ホルダー(6”)の胴部(7”)の収納部(10”)は、後端に外部と連通する開口部(17)を有する円筒形状の収納空間(16)を設けると共に、該開口部(17)を着脱可能な蓋体(18)により閉塞してなるものである(図11参照)。
従って、複数の芯状化粧料体(4)(4’)(4”)は、ホルダー(6”)の後端にある開口部(17)を通して出入自在となるように、ホルダー(6”)の胴部(7”)内部の収納空間(16)内において、該ホルダー(6”)の軸方向に沿って縦列に収納されるものとなる(図12参照)。
この発明の第3実施例が以上のような構成を具えるものであるから、この発明の第3実施例である芯状化粧料容器(1”)を、例えば試供品として受け取った消費者は、図13(イ)乃至(ニ)に示すように使用することとなる。
即ち、消費者は、まずホルダー(6”)の胴部(7”)の内部に配設される収納部(10”)の収納空間(16)から、自分の嗜好する色調である芯状化粧料(4)(4’)(4”)をカバー体(3)内に保持する芯状化粧料体(2)(2’)(2”)を取り出すため、該収納空間(16)の後端に有する外部と連通する開口部(17)を閉塞している蓋体(18)を指等により取り外す。
これにより、該収納空間(16)内に収納されていた複数の芯状化粧料体(2)(2’)(2”)をホルダー(6”)外へ取り出すことができるようになる。
そして、消費者が必要な芯状化粧料体(2)を取り出した後は、不必要な他の芯状化粧料体(2’)(2”)を該収納空間(16)内に開口部(17)を通じて収納すると共に、再び該収納空間(16)の後端の開口部(17)を蓋体(18)により閉塞するものである。このため、他の芯状化粧料体(2’)(2”)が収納空間(16)から散逸してしまうことが防げるものである。
更に、消費者は、このようにホルダー(6”)の胴部(7”)内部の収納空間(16)から取り出した芯状化粧料体(2)を、指等でつまみつつホルダー(6”)先端部の保持孔(8)内に挿嵌するものである。
そのため、該ホルダー(6”)の先端部の保持孔(8)に挿嵌された芯状化粧料体(2)は保持孔(8)内に挿嵌されると同時に、その保持孔(8)内の内底部(8’)より開口部方向に向けて突設する押勢突起(9)が、該芯状化粧料体(2)の芯状化粧料(4)のみを該保持孔(8)の開口部方向に押勢して、芯状化粧料(4)が外部に突出し、芯状化粧料(4)として使用することが可能となるものである。
また、消費者はホルダー(6”)の胴部(7”)内部の収納空間(16)内に収納されている他の色調の芯状化粧料体(2’)(2”)を使用するにあたっては、ホルダー(6”)の胴部(7”)の先端部における保持孔(8)から使用済みの芯状化粧料体(2)を抜出した後、更に同じような操作を繰り返すことによりその残りの芯状化粧料(4’)(4”)を使用することができるものとなる。
以上により、消費者は、清潔な状態で実際の製品と同様の使用感及び色調を確実に把握することができる。
宣伝広告において頒布されるだけでなく、携帯用の安価な化粧料容器としても適用できる。
この発明の第1実施例の芯状化粧料容器の(イ)使用前及び(ロ)使用時における正面図である。 この発明の第1実施例の芯状化粧料容器の(イ)ホルダーの軸方向断面図及び(ロ)芯状化粧料体の斜視図と縦断面図である。 この発明の第1実施例の芯状化粧料容器の分解斜視図である。 この発明の第1実施例の芯状化粧料容器の使用方法を示した断面模式図である。 この発明の第1実施例の芯状化粧料容器を宣伝広告の際に頒布する状態の正面図である。 この発明の第2実施例の芯状化粧料容器の(イ)使用前及び(ロ)使用時における正面図である。 この発明の第2実施例の芯状化粧料容器のホルダーの軸方向断面図である。 この発明の第2実施例の芯状化粧料容器の分解斜視図である。 この発明の第2実施例の芯状化粧料容器の使用方法を示した断面模式図である。 この発明の第3実施例の芯状化粧料容器の(イ)使用前及び(ロ)使用時における正面図である。 この発明の第3実施例の芯状化粧料容器のホルダーの軸方向断面図である。 この発明の第3実施例の芯状化粧料容器の分解斜視図である。 この発明の第3実施例の芯状化粧料容器の使用方法を示した断面模式図である。
符号の説明
1、1’、1” 芯状化粧料容器
2、2’、2” 芯状化粧料体
3 カバー体
4、4’、4” 芯状化粧料
5 開口部
6、6’、6” ホルダー
7、7’、7” 胴部
8 保持孔
8’内底部
9 押勢突起
10、10’、10” 収納部
11 スリット
12 保持穴
13 パッケージ
14 収納空間
15、15’ スリット
16 収納空間
17 開口部
18 蓋体

Claims (4)

  1. 筒状のカバー体の内部に芯状化粧料を保持してなる芯状化粧料体と、
    その胴部において、該芯状化粧料体を単数又は複数着脱自在に保持してなる収納部を配設すると共に、その細径化する先端部において、該芯状化粧料体の断面形状と同様の形状であって、該芯状化粧料体を挿嵌保持してなる保持孔を穿設するホルダーから構成されるものであって、
    該芯状化粧料体は、カバー体内部より芯状化粧料が突出自在となり、
    また、ホルダーの先端部に穿設される保持孔は、その内底部においてカバー体内部に充填される芯状化粧料と当接可能な押勢突起が開口方向に向けて突設しているものであって、
    該芯状化粧料体をホルダーの保持孔内に挿嵌することで、保持孔内の押勢突起とカバー体内部の芯状化粧料とが当接して芯状化粧料体のカバー体内に充填保持される芯状化粧料のみをカバー体より突出させてなる芯状化粧料容器。
  2. ホルダーの胴部に配設される上記収納部を、芯状化粧料体のカバー体側面外周を密嵌してなる単数又は複数の保持穴を、ホルダーの胴部に穿設してなるものとする請求項1記載の芯状化粧料容器。
  3. ホルダーの胴部に配設される上記収納部を、該ホルダーの胴部内部においてその軸方向に収納空間を設けると共に、該収納空間と外部とを連通して、芯状化粧料体を出没自在とするスリットをホルダー軸方向に沿ってホルダーの胴部表面に設けてなるものとする請求項1記載の芯状化粧料容器。
  4. ホルダーの胴部に配設される上記収納部を、該ホルダーの胴部内部において、後端に外部と連通する開口部を有する収納空間を設けると共に、該収納空間の後端に設けられる開口部を着脱可能な蓋体により閉塞してなるものとする請求項1記載の芯状化粧料容器。
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