JP4473803B2 - 多重化装置及び分離装置 - Google Patents

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本発明は多重化装置及び分離装置に関し、複数チャネルのデジタルデータを多重化フレームに多重して送信し、受信した多重化フレームから各チャネルを分離する多重化装置及び分離装置に関する。
デジタルデータの時分割多重伝送方法としては、あらかじめ網全体で同期を取る網同期多重方式、あるいは網全体で同期を取らずデータストリームと伝送路の速度の差を埋めるために任意の冗長データ(スタッフビット)をデータストリームに挿入するスタッフ同期多重方式などがある。
網同期多重方式の場合、別の同期系からのデータを多重する際に多重化網との同期を取るためにデータストリームの速度を変換する必要がある。また、スタッフ同期多重方式の場合、伝送路の速度に合わせるため任意の冗長データを挿入することによりデータストリームの速度を変換している。このとき、挿入した任意の冗長データが多重化伝送ストリームに含まれることになり、伝送路利用効率が低下する。
また、データストリーム自体に、有用な情報を含まないデータ(以下、単に「冗長データ」と呼ぶ)が存在する場合もある。例えば、衛星放送やケーブルテレビのデジタル放送では、1つの物理チャンネルに複数のMPEG−2TSを同期多重して放送を行っている。各TS(Transport Stream)には、冗長データであるNULLパケットが存在するが、これをそのまま送っているため、帯域を無駄に消費していることになり、伝送路利用効率が低下する。
同期多重方式における伝送路利用効率を上げる方法としては、単一の符号化データストリームに対して、符号化データ量に応じて冗長データを挿入する代わりに、データストリームの設定レートに対する余剰分の帯域を他のデータストリームの符号化データに振り分ける方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−252555号公報
従来のデータストリームの設定レートに対する余剰分の帯域を他のデータストリームの符号化データに振り分ける方法では、符号化データストリーム自体に冗長データが含まれる場合に対して、帯域の無駄な消費を抑えることができず、伝送路利用効率を向上することができないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、データストリーム自体に冗長データが含まれることによる帯域の無駄な消費を抑え、伝送路利用効率を向上させることができる多重化装置及び分離装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数チャネルのデータストリームを多重化して送信する多重化装置において、
各チャネルのデータストリームにおける非冗長データを多重化フレームの複数のスロットに割り当て多重化する多重化手段と、
多重化時の各スロットの割当チャネル情報及び廃棄する冗長データのチャネル番号を表わす冗長チャネル情報からなるフレーム化情報を発生するフレーム化情報発生手段を有し、
前記フレーム化情報を前記多重化フレームに挿入して送信することにより、データストリーム自体に冗長データが含まれることによる帯域の無駄な消費を抑え、伝送路利用効率を向上させることができる。
前記多重化装置は、各チャネルのデータストリームそれぞれを伝送路のレートに合わせるためのレート変換手段を有することができる。
また、本発明の分離装置は、多重化装置から送信された前記多重化フレームを受信し、前記多重化フレームに挿入されている割当チャネル情報に基づいて、前記多重化フレームから所望のチャネル番号のスロットの非冗長データのみを選択して取り出す選択手段と、
前記冗長チャネル情報から前記所望のチャネル番号の冗長データを生成する冗長データ生成手段を有し、
前記選択手段で取り出した非冗長データと前記冗長データ生成手段で生成した冗長データから前記所望のチャネル番号のデータストリームを復元することができる。
本発明によれば、データストリーム自体に冗長データが含まれることによる帯域の無駄な消費を抑え、伝送路利用効率を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<発明の原理>
本発明では、多重化を行う際に、データストリーム自体に含まれる冗長データ、およびクロック合わせのために挿入する冗長データの位置を冗長チャネル情報として管理し、冗長データの多重化及び伝送を行わず、冗長データの位置を表わす冗長チャネル情報だけを伝送する。
<伝送システムの実施形態>
図1は、本発明を適用した伝送システムの一実施形態の構成図を示す。同図中、送信装置1では、受信した衛星放送や地上波放送等のデジタル放送の複数チャネルのトランスポートストリームをTSパケット単位で時分割多重し、この多重化信号を複数の受信装置2〜2xに伝送する。各受信装置2〜2xでは、受信した多重化信号から所望のチャネルのトランスポートストリームのみを取り出し、基準時刻タイムスタンプの整合性を保ったまま出力し、後続の受像機で所望のチャネルを再生する。
<多重化装置及び分離装置の構成>
図2は、本発明の多重化装置及び分離装置の一実施形態のブロック図を示す。また、図3は、図2の多重化装置及び分離装置の要部のブロック図を示す。なお、図3では図2におけるレート変換系とクロック系は省略している。
図2中、送信装置1に設けられた多重化装置10において、レート変換部11〜11nにはnチャネルのトランスポートストリームTSa(1)〜TSa(n)が外部より供給される。TSa(1)〜TSa(n)それぞれは冗長データであるNULLパケットを含んでいる。
レート変換部11〜11nそれぞれはクロック生成部12〜12nから供給されるクロックを用いてnチャネルのトランスポートストリームそれぞれのレート変換を行って、FIFO構成のバッファメモリ13〜13nに供給する。上記のクロック生成部12〜12nは基準クロック発生部14から供給される基準クロックを、1フレーム当たりnチャネルそれぞれに割り当てるスロット数u(1)〜u(n)に応じて分周してレート変換部11〜11nに供給している。
これによって、バッファメモリ13〜13nには1フレーム当たり各チャネルに割り当てるスロット数u(1)〜u(n)に応じたレートで各チャネルのトランスポートストリームパケット(以下、「TSパケット」と呼ぶ)が書き込まれる。
ところで、デジタル放送のトランスポートストリームには、送信側と受信側のクロックを合わせるため、特定のTSパケットにタイムスタンプとしてのPCR(Program Clock Reference)値を入れて、定期的に伝送している。レート変換部11〜11nそれぞれはトランスポートストリームにNULLパケットを挿入してレート変換を行うため、上記特定のTSパケットに入っているPCR値をレート変換のために挿入したNULLパケットに相当する値だけ増加して書き換える。
なお、レート変換後のトランスポートストリームをTS(1)〜TS(n)とする。TS(1)〜TS(n)それぞれのレートをm(1)〜m(n)とし、伝送路のレートをMとし、1多重化フレームでチャネルkのトランスポートストリームTS(k)に割り当てるスロット規定数をu(k)とし、1多重化フレームに格納するTSパケット数をQとすると、次式で表わされる関係がある。ただし、kは1〜nの整数である。
m(k)/M=u(k)/Q
ここで、後述するように、次式で表わされる関係がある。
m(1)+…+m(n)>M
u(1)+…+u(n)>Q
フレーム化情報発生部15は、図3に示すように、メモリ内データチェック手段20とスロット割当スケジュール作成手段21とヘッダ作成手段22から構成されている。メモリ内データチェック手段20はバッファメモリ13〜13nそれぞれの次に読み出されるTSパケットがNULLパケットであるか否かをチェックする。スロット割当スケジュール作成手段21はこのチェック結果に基づいてフレーム化情報を作成する。ヘッダ作成手段22は、フレーム同期ワードとフレーム化情報からなるフレームヘッダを生成してTS多重化部16に供給する。
TS多重化部16は、ヘッダ作成手段22から供給されるフレームヘッダと、バッファメモリ13〜13nから、フレーム化情報のうちのスロット1〜Qの割当チャネル番号に基づいて読み出したTSパケットとにより多重化フレームを構成して出力する。
図4に、多重化フレームの構成を示す。多重化フレームは、フレーム同期ワードと、トランスポートストリームTS(1)〜TS(n)それぞれのレートm(1)〜m(n)と、スロット1に割り当てる非NULLパケットのチャネル番号を表わす割当チャネル情報としてのスロット1の割当チャネル番号、及びその時点で廃棄するNULLパケットのチャネル番号を表わす冗長チャネル情報としてのスロット1のNULLフラグ〜スロットQの割当チャネル番号及びスロットQのNULLフラグからなるフレームヘッダと、TSパケットを格納するスロット1〜スロットQから構成されている。上記フレームヘッダのうちレートm(1)〜m(n)とスロット1〜Qそれぞれの割当チャネル番号及びNULLフラグがフレーム化情報である。
なお、スロットi(ただし、iは1〜Qの整数)の割当チャネル番号とはスロットiに割り当てて格納するTSパケットのチャネル番号であり、スロットiのNULLフラグとは、スロットiにTSパケットを割り当てる時点のチャネル1〜nそれぞれがNULLパケットであるか(値1)否か(値0)を表わすnビットのフラグである。
デジタル放送のトランスポートストリームを考えた場合、1スロットは188バイトあるいは204バイトで構成され、フレームヘッダはPスロット(例えばP=1)に格納され、例えばQ=48である。また、以降の説明ではチャネル数n=10とする。
<TS多重化処理>
図5は、TS多重化部16が実行するTS多重化処理のフローチャートを示す。まず、ステップS1で1〜Qのスロット番号としての繰り返し回数iがQに達しているか否かを判別し、繰り返し回数iがQに達していない場合はステップS2に進む。繰り返し回数iはこの処理の開始前に1にプリセットされている。
ステップS2でチャネル1のTSパケット(1)を多重化フレームに割当てたスロット数がスロット規定数u(1)に達しているか否かを判別し、達していない場合はステップS3に進む。ステップS3ではチャネル1のバッファメモリ13出力端のTSパケット(1)がNULLパケットであるか否かを判別し、NULLパケットではない、つまり、非NULLパケットの場合はステップS4に進む。
ステップS4ではバッファメモリ13出力端のTSパケット(1)を読み出してスロットiに割り当て、バッファメモリ13〜13n出力端のTSパケット(2)〜(n)がNULLパケットか否かを調べたのち、ステップS5に進む。
ステップS5では、多重化フレームに割当てたスロット数がスロット規定数u(k)に達していないチャネルであって、かつ、バッファメモリの出力端がNULLパケットであったチャネルに対応するビットのみをON(値1)にしたNULLフラグを生成してスロットiに割り当てる。この後、NULLフラグのビットをONにした1または複数のNULLパケットを当該バッファメモリから読み出して廃棄する。また、繰り返し回数iを1だけインクリメントしてステップS1に進む。
ステップS2でスロット規定数u(1)に達している場合、または、ステップS3でNULLパケットである場合はステップS6に進む。ステップS6ではチャネル2のTSパケット(2)を多重化フレームに割当てたスロット数がスロット規定数u(2)に達しているか否かを判別し、達していない場合はステップS7に進む。ステップS7ではチャネル2のバッファメモリ13出力端のTSパケット(2)がNULLパケットであるか否かを判別し、NULLパケットではない、つまり、非NULLパケットの場合はステップS8に進む。
ステップS8ではバッファメモリ13出力端のTSパケット(2)を読み出してスロットiに割り当て、バッファメモリ13〜13n出力端のTSパケット(3)〜(n)がNULLパケットか否かを調べたのち、ステップS5に進む。
ステップS6でスロット規定数u(2)に達している場合、または、ステップS3でNULLパケットである場合は、チャネル1のTSパケット(1)に対するステップS2〜S4の処理やチャネル2のTSパケット(2)に対するステップS6〜S8の処理と同様にして、チャネル3のTSパケット(3)に対する処理を行い、以降順次、チャネル4〜9のTSパケット(4)〜(9)に対する処理を行う。
そして、TSパケット(9)を多重化フレームに割当てたスロット数がスロット規定数u(9)に達している場合、または、チャネル9のバッファメモリ13出力端のTSパケット(9)がNULLパケットである場合はステップS11に進む。
ステップS11ではチャネルn(ここでは、n=10)のTSパケット(n)を多重化フレームに割当てたスロット数がスロット規定数u(n)に達しているか否かを判別し、達していない場合はステップS12に進む。ステップS12ではチャネルnのバッファメモリ13n出力端のTSパケット(n)がNULLパケットであるか否かを判別し、NULLパケットでない場合はステップS13でバッファメモリ13n出力端のTSパケット(n)を読み出してスロットiに割り当ててステップS5に進む。NULLパケットの場合はステップS14でダミー(NULLパケット)をスロットiに割り当ててステップS5に進む。
一方、ステップS11で多重化フレームに割当てたスロット数がスロット規定数u(n)に達しており、Q個のスロットにまだ空きがある場合は、ステップS15で任意のダミーパケット(例えばNULLパケット)をスロットiに割り当て、フレーム化情報を生成することなくステップS1に進む。そして、ステップS1で繰り返し回数iがQに達すると、この処理を終了する。このようにして生成された多重化フレームが送信される。
ここで、図6にバッファメモリ13,13〜13,1310それぞれの様子を示す。各バッファメモリの出力端(最下段)において、TSパケット(2)〜(8)がNULLパケットで、TSパケット(1),(9),(10)がNULLでないパケットである。更に、チャネル1のTSパケット(1)を多重化フレームに割当てたスロット数がスロット規定数u(1)に達し、TSパケット(2)〜(10)を多重化フレームに割当てたスロット数がスロット規定数u(2)〜(10)に達していない場合のスロットi,j(j=i+1)へのTSパケットの割当を考える。
この場合、TSパケット(1)以外でNULLでないTSパケット(9)をスロットiに割り当て、フレームヘッダのスロットiの割当チャネル番号に「9」を表わす2進表示の「1001」を格納し、フレームヘッダのスロットiにおけるNULLフラグとしてチャネル2〜8に対応する第2〜第8ビット(LSBが第1ビット)を値1としたNULLフラグ「0011111110」を設定する。この様子を図7に示す。そして、TSパケット(2)〜(9)はバッファメモリから読み出され、バッファメモリ13の出力端のTSパケット(2)はNULLでないパケットとなり、TSパケット(3)〜(9)がNULLパケットとなる。
次に、TSパケット(1)以外でNULLでないTSパケット(2)をスロットjに割り当て、フレームヘッダのスロットjの割当チャネル番号に「2」を表わす2進表示の「0010」を格納し、フレームヘッダのスロットiにおけるNULLフラグとしてチャネル3〜9に対応する第3〜第9ビットを値1としたNULLフラグ「0111111100」を設定する。
このように、TSパケット(1)〜(n)に含まれるNULLパケットにはスロットを割り当てず、フレーム化情報の生成だけを行うため、TSパケット(1)〜(n)に含まれるNULLパケットの数から、任意のダミーパケット(NULLパケットでも可)の数を差し引いた分だけ伝送帯域を圧縮することが可能となる。従って、以下の関係が成り立つ。
m(1)+…+m(n)>M
u(1)+…+u(n)>Q
伝送された多重化フレームは各受信装置2〜2xにおける分離装置30内のTS分離部31と基準クロック再生部32に伝送された多重化フレームが供給される。
基準クロック再生部32は、受信した多重化フレームからクロックを再生してクロック生成部33に供給する。クロック生成部33は再生クロックに同期したマスタクロックを生成してTS分離部31に供給する。
また、クロック生成部33は、マスタクロックから書き込みクロックを生成してバッファメモリ34に供給する。更に、TS分離部31からフレームヘッダから取り出された後述する所望のチャネル番号のレートm(p)を供給され、レートm(p)に基づく読み出しクロックをマスタクロックに同期して生成しバッファメモリ34に供給する。
TS分離部31は、図3に示すように、ヘッダ参照手段40とTS選択手段41とNULLパケット生成手段42から構成されている。ヘッダ参照手段40は、多重化フレームのフレーム同期ワードを検出してフレーム同期を取り、フレームヘッダ内のフレーム化情報を読み込んでTS選択手段41とNULLパケット生成手段42に供給する。
TS選択手段41は、外部から所望のチャネル番号pを指示され、フレーム化情報の割当チャネル番号から所望のチャネル番号のTSパケット(p)の格納位置を知り、多重化フレームからTSパケット(p)を取り出してFIFO構成のバッファメモリ34に書き込む。
NULLパケット生成手段42は、フレーム化情報のスロット1〜QのNULLフラグからTSパケット(p)のNULLパケットの格納位置を知り、TSパケット(p)のNULLパケットを生成してFIFO構成のバッファメモリ34に書き込む。
例えばスロット1のNULLフラグが「0111111100」であり、p=3の場合にはTSパケット(3)のNULLパケットを生成してバッファメモリ34に書き込み、次にスロット2のNULLフラグが「0000111110」であればTSパケット(3)のNULLパケットを生成してバッファメモリ34に書き込む。その後、スロット3の割当チャネル番号が「0011」であればスロット3の内容をTSパケット(3)としてバッファメモリ34に書き込む。このように、バッファメモリ34に書き込むTSパケット(3)の順番は、フレーム化情報のスロット1〜Qの順番である。
このようにして復元されたTSパケット(p)は、トランスポートストリーム内のNULLではないパケットとNULLパケットの位置関係が保持されてバッファメモリ34に格納される。バッファメモリ34からは読み出しクロックに基づいてトランスポートストリーム(p)が読み出され出力される。
なお、NULLパケットを生成してバッファメモリ34に蓄積せず、バッファメモリ34からの読み出し時にNULLパケットを生成する構成としてもよい。この場合は必要となるバッファ容量を抑えることができる。
なお、上記実施形態では、NULLパケットが連続する場合でも、1つのNULLパケットに1つのNULLフラグを対応させているが、NULLパケットが連続する場合にNULLパケットの発生と、その連続数を表わす冗長情報をNULLフラグの代りに格納し、1つの冗長情報から連続するNULLパケットを復元するように構成することも考えられる。しかし、この場合には、1クロックの間に1つの冗長情報から復元されるNULLパケットの発生量が可変であるため、受信装置30におけるバッファメモリ34の容量が大きくなる。
このように、同期多重を行うためのレート変換時に挿入するNULLパケットだけでなく、トランスポートストリーム自体に含まれるNULLパケットも伝送しないようにすることにより、従来の同期多重方式に比べ、より伝送路利用効率の低下を抑えることができる。また、NULLパケットのチャネル番号をNULLフラグで管理するため、各トランスポートストリーム内のNULLパケットの位置関係を保持したまま伝送が可能となる。
なお、TS多重化部16が請求項記載の多重化手段に相当し、フレーム化情報発生部15がフレーム化情報発生手段に相当し、レート変換部11〜11nがレート変換手段に相当し、TS選択手段41が選択手段に相当し、NULLパケット生成手段42が冗長データ生成手段に相当する。
本発明を適用した伝送システムの一実施形態の構成図である。 本発明の多重化装置及び分離装置の一実施形態のブロック図である。 図2の多重化装置及び分離装置の要部のブロック図である。 多重化フレームの構成を示す図である。 TS多重化処理のフローチャートである。 バッファメモリの様子を示す図である。 多重化フレームを生成する様子を示す図である。
符号の説明
1 送信装置
〜2x 受信装置
10 多重化装置
11〜11n レート変換部
12〜12n クロック生成部
13〜13n バッファメモリ
14 基準クロック発生部
15 フレーム化情報発生部
16 TS多重化部
20 メモリ内データチェック手段
21 スロット割当スケジュール作成手段
22 ヘッダ作成手段
30 分離装置
31 TS分離部
32 基準クロック再生部
33 クロック生成部
34 バッファメモリ
40 ヘッダ参照手段
41 TS選択手段
42 NULLパケット生成手段

Claims (3)

  1. 複数チャネルのデータストリームを多重化して送信する多重化装置において、
    各チャネルのデータストリームにおける非冗長データを多重化フレームの複数のスロットに割り当て多重化する多重化手段と、
    多重化時の各スロットの割当チャネル情報及び廃棄する冗長データのチャネル番号を表わす冗長チャネル情報からなるフレーム化情報を発生するフレーム化情報発生手段を有し、
    前記フレーム化情報を前記多重化フレームに挿入して送信することを特徴とする多重化装置。
  2. 請求項1記載の多重化装置において、
    各チャネルのデータストリームそれぞれを伝送路のレートに合わせるためのレート変換手段を
    有することを特徴とする多重化装置。
  3. 請求項1または2記載の多重化装置から送信された前記多重化フレームを受信し、前記多重化フレームに挿入されている割当チャネル情報に基づいて、前記多重化フレームから所望のチャネル番号のスロットの非冗長データのみを選択して取り出す選択手段と、
    前記冗長チャネル情報から前記所望のチャネル番号の冗長データを生成する冗長データ生成手段を有し、
    前記選択手段で取り出した非冗長データと前記冗長データ生成手段で生成した冗長データから前記所望のチャネル番号のデータストリームを復元することを特徴とする分離装置。
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