JP4473470B2 - 遠心分離物を受容するために設けられているロータを有する遠心分離機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠心分離物を受容するために設けられているロータ装置を有する遠心分離機であって、ロータ装置は少なくとも1つの軸受けを有していて、駆動装置によってロータ軸線を中心にして回転可能に配置されており、その際ロータ装置の少なくとも一部分に磁力が作用する形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ロータ装置は実地において、遠心分離物を受容するロータヘッドと、軸受けを形成するためのロータ部分とから成っており、このロータ部分は例えば軸形あるいは中空軸形の部分として構成されていて、超伝導性の磁石ステータに隣接して配置されている。
【0003】
DT 23 14 436 A1 から、高速で回転する遠心分離機のロータ運動を安定化するための軸受け兼緩衝装置が公知であり、この軸受け兼緩衝装置は、ロータと周囲との間の機械的な結合を要求することなしに、ロータを、所望のロータ軸線からの偏差が生じた場合に所望のロータ軸線に戻す。この場合ロータと周囲との間の静的な戻し力が磁石システムと少なくとも1つの緩衝装置とによって生ぜしめられ、その際必要な緩衝作用は磁力を介してだけではなしに、部分的にあるいは完全にロータに対する機械的な、液力式の若しくは流体圧式の力を介しても行われる。
【0004】
緩衝装置が磁力を介してだけでなしに、機械的及び液力式若しくは流体圧式の力を介してもロータに連結され、したがって比較的に高価な技術的な費用を予想しなければならないことは、問題であることが判明した。
【0005】
更に US 51 96 748 から超伝導性の軸受けのための積層板組織体が公知であり、この積層板組織体においては、逆の極性を有する少なくとも2つの磁石が軸上に一緒に差しはめられており、その際大きな磁束密度勾配に基づいて大きな剛性が達成される。この組織体は超伝導性の材料から成る円筒体の内部に収容されている。
【0006】
更に DE 42 32 869 A1 から超伝導の軸受けユニット及びその運転法が公知であり、その際軸受けユニットは回転軸上に固定された永久磁石を有しており、かつ超伝導性の部材が永久磁石を取り囲んでいるケーシングの内周に固定されている。超伝導性の部材は次のように構成されている。すなわち超伝導性の部材が、回転軸が上方に動かされる場合に、超伝導の状態に達するまで冷却せしめられることができ、したがって回転軸が運転中、その重量及びそれに取り付けられている部分の重量と、ピン止め効果に基づいて生ずる、永久磁石及び超伝導性の部材によって惹起される力との間の均衡状態に保たれるように、構成されている。
【0007】
この比較的に複雑な運転開始は問題であり、その際回転軸はまず、永久磁石の上面が超伝導のために設けられている部材の下面と接触するように、持ち上げなければならない。次いで冷却剤が供給され、したがって部材は超伝導状態になる。したがってこの配置の運転開始は比較的に高価である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、ロータが遠心分離中に磁気的に間隔をおいて、単数又は複数の超伝導性の磁石軸受け内で、無接触でかつ無摩擦で、回転する遠心分離機を提供することである。更に能動的な調節が行われる場合に、受動的な超伝導性の磁石軸受けの使用による高価な技術的な費用を可及的にわずかにとどめる。
【0009】
更に、180,000 r/min までの回転数において、大きな軸受け剛性、良好な緩衝特性、振動のわずかな回転、わずかな駆動出力並びに有利なアンバランス公差が達成されるようにする。緩衝作用は周波数に無関係であるようにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この課題は次のことによって解決される。すなわち、ロータ装置が少なくとも1つの永久磁石構造体を有しており、この永久磁石構造体は所定の間隔をおいて少なくとも1つの受動的な超伝導性の磁石ステータに隣接して配置されており、その際永久磁石構造体及び磁石ステータが少なくとも1つの磁石軸受けを形成しており、磁石ステータが、銅、アルミニウムあるいはそのマスター合金から成る緩衝リングを有していることによって、解決される。
【0011】
【発明の効果】
比較的に高価な軸受け装置の能動的な調節を省略し得ることは特に有利である。更に軸受け装置は、実験室内及び製造中の比較的に乱暴な運転を許容する。
【0012】
【発明の実施の形態】
遠心分離機の本発明に基づく有利な構成を従属請求項に記載してある。
【0013】
本発明の好ましい構成では、永久磁石構造体から出る磁力線が、少なくとも近似的に垂直に、少なくとも1つの隣接の磁石ステータの表面内に入る。
【0014】
本発明の有利な構成では、ロータ軸線が水平平面に対して0〜90°の範囲の角度をなしている。
【0015】
本発明の好ましい構成では、ロータ装置が少なくとも1つのリング形又は円筒形の永久磁石構造体を有しており、この永久磁石構造体は、半径方向で見て、少なくとも1つの受動的な超伝導性の磁石ステータに隣接して配置されている。
【0016】
本発明の第1の有利な実施形では、磁石ステータがロータ装置の永久磁石構造体を少なくとも部分的に取り囲んでいる。
【0017】
第2の有利な構成では、ロータ装置の永久磁石構造体が磁石ステータを取り囲んでいる。
【0018】
ロータ装置は有利には少なくとも1つの永久磁石構造体を有しており、この永久磁石構造体は、軸方向で見て、少なくとも1つの受動的な超伝導性の磁石ステータに隣接している。この場合有利な構成では、永久磁石構造体が、ロータ軸線に沿って延びている軸形の部分に固定されているか、あるいはロータ装置の部分としてロータ軸線に沿って構成されており、その際複数の磁石軸受けが設けられている場合に、少なくとも1つのステータが軸形の部分を少なくとも部分的に取り囲んでいる。
【0019】
遠心分離機の別の有利な構成では、永久磁石構造体がロータ装置の中空軸形の部分内に固定されているか、あるいはロータ装置の中空軸形の部分として構成されており、その際磁石軸受けが複数設けられている場合に、中空軸形の部分が少なくとも1つのステータを取り囲んでいる。
【0020】
更に、ロータ装置が、半径方向で見て1つの磁石ステータに隣接して配置されている少なくとも1つの永久磁石構造体と、軸方向で見て少なくとも1つの磁石ステータに隣接して配置されている少なくとも1つの永久磁石構造体を有している組み合わせも可能である。
【0021】
好ましい構成では、遠心分離機の磁石ステータは、接続された冷却ユニットを備えている。この場合磁石ステータは、駆動軸から見て、少なくとも部分的に円筒体として構成されている。有利にはステータは溶解組織化された YBaCuO 超伝導体材料から成る単体の円筒体を有しており、その際この材料は92K若しくは−181℃以下の温度で超伝導性になる。磁石ステータは更に、磁石軸受けの緩衝特性を生ぜしめるために、溶融組織化された多結晶質の材料を有している。
【0022】
有利な1実施形では、緩衝リングを磁石ステータの超伝導体の間に配置するか、あるいは超伝導体内に入れることが可能である。
【0023】
磁石ステータは有利には、遠心分離機ケーシング内に内蔵されている冷却機に、超伝導体をその臨界転移点以下に冷却するために、直接に接続されている。しかしながら超伝導に必要な温度を低沸点の液体の蒸発−例えば−196℃での液体窒素の蒸発−によって生ぜしめることも可能である。
【0024】
有利な構成では、超伝導性の磁石ステータが、ロータ軸線から見て、少なくとも部分的に円筒体あるいはリングとして構成されており、その際少なくとも1つの磁石ステータが少なくとも1つの弓形開口あるいは扇形開口を有している。
【0025】
永久磁石構造体は有利にはリング形あるいは円筒形に構成されていて、ロータ軸線に対して同軸的に配置されている。
【0026】
有利には永久磁石構造体は、リング形又は円筒形の永久磁石あるいは同軸的なリング又は円筒体の群として構成されており、同軸的なリング又は円筒体は直接に、あるいは中間層としての別の材料をもって、半径方向で互いに内外にかつ又は軸方向で互いに前後に接合されている。
【0027】
遠心分離機の別の有利な構成では、永久磁石構造体が軸方向に磁化されたリングから構成されており、これらのリングは軸方向に重ね合わされており、その際同じ極が互いに上下に位置しており、かつ大きな局所的な磁束密度を半径方向で生ぜしめる。
【0028】
更に、遠心分離機の別の構成では、永久磁石構造体が少なくとも2つのリング形の永久磁石を有しており、これらの永久磁石は1つの平面内で同心的に配置されており、その際外側のリングの内周は内側のリングの外周に接触しており、この場合互いに内外に接合されている永久磁石は、半径方向で見て、同じかあるいは交番する軸方向に磁化されていることができる。
【0029】
合目的的な構成では、永久磁石構造体がロータ容器の下方部分として構成されている。
【0030】
永久磁石構造体は単に、ただ1つのリング形又は円筒形の永久磁石から成っていることもできる。
【0031】
別の好ましい構成では、磁石ステータは超伝導体材料から成る円筒体を装着された少なくとも1つの円柱状の、アルミニウム又は銅のフィンガを有しており、これによって、その内側に位置する永久磁石を有する駆動軸は磁気的に安定して支持される。
【0032】
遠心分離機の第1の好ましい構成では、ロータはロータ容器を有しており、このロータ容器は鉛直の回転軸線を有する駆動軸の上端部に配置されており、その際駆動軸は少なくとも1対の軸方向に配置されたリング形又は円柱形の永久磁石を有している。永久磁石は有利には回転軸線に沿って互いに間隔をおいて配置されており、その際半径方向で見て、永久磁石は少なくとも1つの受動的な超伝導性の磁石ステータとしての磁石軸受けにより取り囲まれている。
【0033】
好ましい構成では、ロータのための駆動軸は中空軸として、有利には例えばアルミニウム、チタン、鋼あるいは炭素ファイバをベースとする合金のような引っ張り強度の大きい材料から形成されており、その際比重に対する引っ張り強度の比は、106Pa cm3/g〜3x109Pa cm3/g の範囲内である。
【0034】
駆動軸はこの実施形では、有利には、半径方向の磁束分配を生ぜしめ、かつ群として磁束集合器をもって軸方向に積層されて配置されているか、あるいは半径方向に磁化されたリングを有している永久磁石を備えている。
【0035】
好ましい構成では、永久磁石構造体は同時に軸受けコンポーネントとして、かつ外側の磁石ステータによるロータの駆動部として役立つ。
【0036】
しかしながら、誘導機をベースとする無接触の駆動装置を使用することも可能である。
【0037】
別の有利な構成では、磁石ステータはクライオ磁石軸受けを有しており、このクライオ磁石軸受けにおいては超伝導体円筒の間の銅緩衝リングが回転する永久磁石と向き合っており、その際回転数に関連する渦電流を介して付加的な軸受け緩衝作用が銅リング並びにHTS隣接範囲によって加熱により生ぜしめられる。ロータ駆動軸のリング形の永久磁石の間のエアギャップの幅は1〜5mm の範囲内である。ロータのための駆動軸はその下端部に機械的な非常回転用軸受けを有しており、これは、磁気的な作用の力が過度にわずかである場合に、駆動軸若しくはロータの支障のない回転過程若しくは制動過程を可能にする。
【0038】
本発明の別の好ましい構成では、ロータ容器は鉛直のロータ軸線を有する駆動軸の上端部に配置されており、その際駆動軸は少なくとも2つのリング形又は円筒形の永久磁石を有しており、これらの永久磁石は、軸方向で見て、やはり軸方向に配置されている受動的な超伝導性の磁石に対して間隔をおいて配置されている。この場合、第1の好ましい構成と異なって、磁気作用はもはや半径方向ではなしに、軸方向に作用する力によって生ぜしめられる。
【0039】
この場合受動的な超伝導性の磁石は実地に適した構成では部分的にリング又は円筒の形で構成されており、その際−場合により閉鎖可能な−エアギャップが超伝導性の磁石のそれぞれに設けられており、このエアギャップを通して駆動軸を永久磁石と一緒に導入可能である。永久磁石相互の間隔は大体において超伝導性の磁石の間隔に等しく、その際永久磁石と超伝導性の磁石との間の最少間隔は1〜5mm の範囲である。
【0040】
上方の軸受けを、永久磁石と超伝導性の磁石との間の間隔を拡大することによって柔らかく構成して、したがってロータの残存アンバランスが大きい場合でも(従来技術と比較して)問題ないようにすると、特に有利であると分かった。
【0041】
本発明の第3の好ましい構成では、ロータは軸受け若しくは駆動部に向けられたその端部に円筒体を有しており、この円筒体はその内面に少なくとも1つのリング形又は円筒形の永久磁石を有しており、この永久磁石は少なくとも1つの超伝導性の磁石ステータを取り囲んでおり、この磁石ステータはロータ軸線に沿って配置されている。超伝導性の磁石は冷却用フィンガと結合されており、この冷却用フィンガは好ましい実施形では冷却ユニットに接続可能である。
【0042】
本発明の好ましい構成では、冷却用フィンガはロータ軸線に沿って上方に向かって延びる大きな直線状の熱膨張率を有する材料−有利にはアルミニウム及び鋼−から成るピンを非常回転用の軸受けのために有しており、超伝導体がロータを磁気的に固定すると直ちに、超伝導体からの冷却によってピンは非常回転用の軸受けから収縮する。
【0043】
本発明の好ましい第4の構成では、ロータは下方のロータ容器部分にリング形の永久磁石を有しており、このリング形の永久磁石はその上面若しくは下面においてそれぞれ同極の永久磁石に隣接して配置されている。リング形の永久磁石はこれによりロータと1つの構造的なユニットを形成している。ロータの下側には、リング形の永久磁石に対して軸対称的に、やはり充分に軸対称的な超伝導性の磁石ステータが配置されており、この磁石ステータはその上面に平らな面を有しており、この面はロータ下面に向けられている。同心的かつ共面的に配置されているリング形の永久磁石が軸方向で、換言すればロータ軸線に対して平行に、磁化されており、その際磁力線は、その下方に位置する磁石ステータ内にほとんど垂直に入る。磁石ステータの超伝導体効果に基づいてロータはリング形の永久磁石によって磁石ステータの上方で間隔をおいて浮遊状態に保たれ、したがって実際上無摩擦の軸受けが可能である。
【0044】
この場合駆動はやはり無摩擦で、例えばロータ容器を誘導機のランナとして構成することによって、行われる。
【0045】
本発明の別の好ましい実施形では、ロータ容器はその下面に少なくとも2つの、同心的かつ共面的に配置されたリング形の永久磁石を有しており、これらの永久磁石はその上面においてそれぞれ逆極で軸方向に磁化されており、このことは、磁化が、半径方向で見て、それぞれ永久磁石構造体の上面若しくは下面において変化していることを、意味する。この場合においても、永久磁石構造体として構成されたロータの下面は超伝導体で冷却される磁石ステータの上方で浮遊し、磁石ステータは平らな表面を有しており、有利にはディスク形に構成されている。
【0046】
テーブル装置として偏平に構成されている遠心分離機に対しては、本発明によらなければ間隔をおいた複式軸受けでしか達成できないロータの大きな支持能力及び傾倒剛性を有する実施形を使用するのが合目的的であると分かった。この場合超伝導性のステータは直径100〜400mm の偏平な YBCO リングと、ロータを支持している単数又は複数の、同心的に配置され内側又は外側を延びる永久磁石リングとから成っている。
【0047】
【実施例】
以下においては本発明を図1〜9によって詳細に説明する。
【0048】
図1によれば、ロータ1は鉛直に延びる駆動軸2の上端部に固定されており、その際駆動軸2は軸方向で互いに間隔をおいている2つの磁石軸受け3及び4内で回転可能に配置されている。軸受け3と4との間には駆動装置5が設けられている。
【0049】
両方の磁石軸受け3,4のそれぞれは、駆動軸2上に配置されたリング形又は円筒形の永久磁石6,7,8,9(磁石軸受け3)並びに11,12,13,14(磁石軸受け4)から成っており、その際両方の軸受け3,4のそれぞれにおける永久磁石は所定の間隔をおいて少なくとも1つの受動的な超伝導性の磁石ステータにより取り囲まれている。
【0050】
永久磁石6と7との間、7と8との間、8と9との間並びに11と12との間、12と13との間、13と14との間には、それぞれ1つの高透磁率のディスク16が磁束を導くために取り付けられていて、所属の磁束が磁石ステータとロータとの間のエアギャップ17を介して超伝導体の壁面内に垂直に入るようになっている。リング形の永久磁石6〜9並びに11〜14は SmCo あるいは NdFeB から成っていて、超伝導体内で軸方向あるいは半径方向の移動に対する安定したロータ位置を生ぜしめる。これに対し超伝導性の磁石ステータ19内に固定された半径方向の磁束は縦軸線21を中心とする回転の際にほとんど何らの抵抗も惹起しない。永久磁石6〜9並びに11〜14は大きな回転数の場合に生ずる動的な力のために高強度の炭素ファイバ及びプレプレグ樹脂で補強されている。
【0051】
有利な形式で、YBCO 円筒組織体は駆動軸2上の永久磁石の積層された磁石構造体によって最大の力を発生するようにされ、その際同極及び又は逆極に配置された磁石リングの組み合わせは半径方向での磁束の絶対値並びに勾配を増大させる。
【0052】
図2によって、線AA(図1)によって示された平面に沿った、駆動軸線に対する横断面で、磁石軸受け4の構造を認めることができる。遠心分離機軸受けは磁石ステータ20として超伝導体を有しており、これは良好な熱絶縁のために、真空によって外部に対して絶縁されている容器25内にあり、支持のためにロータに面した磁石ステータの円筒状の内壁23は超伝導体に対してわずかな伝熱性を有するスペーサ24によって支えられている。更に磁石ステータ20の容器25内には活性炭範囲26が設けられており、これは容器25の銅底上に配置されている。活性炭を使用することによって、絶縁真空が冷却の際のクライオポンプ作用によって生ぜしめられる。駆動軸は中空軸として構成されていて、磁石ステータ20の超伝導性のリング若しくは円筒内を延びている。
【0053】
図3のaによれば、永久磁石6〜9は間隔なしに互いに隣接して積層されて配置されており、その際磁力線の案内に基づいて、磁石ステータ19と駆動軸2の永久磁石との間のエアギャップが52mm の実際的な値である場合に、比較的に弱い固定が生じる。磁石ステータ超伝導体の約20.5mm の近範囲内でのみ、大きな力の配置が生ずる。図3のbに示すように、磁束を導くためのそれぞれ1〜2mm の厚さの高透磁率のディスクとしてのスペーサ24を間にして永久磁石6〜9を積層配置することによって初めて、磁束若しくは磁力線が磁石ステータ19と駆動軸2の永久磁石との間のエアギャップを経て超伝導体壁面内に垂直に導入される。永久磁石の側で磁束を高めて案内すること及び超伝導体の電流を支持する結晶学上のA−B平面を半径方向に整向することによって、高安定性の磁気相互作用が生じるので、ステータ19の精密加工によりエアギャップを1〜2mm に減少させることによって、ロータの軸受け剛性ひいては軸受け精度を全ての回転数で更に高めることができる。
【0054】
図3のa及びbにおいては、矢印Cは半径方向の結晶学上の優先C方向(ステータ内の組織)を表し、電流を導く結晶学上のA−B平面は円筒壁に位置し、これにより特に大きな遮蔽流若しくは磁力を達成することができる。
【0055】
リング形の永久磁石の間にはこのように、磁束を案内するための1〜2mm の範囲の厚さを有する高透磁率のディスク16が取り付けられ、磁束は磁石ステータとロータとの間のエアギャップを経て超伝導体壁面内に垂直に入る。図3のbによれば、高透磁率のディスク16を永久磁石6,7,8,9若しくは11〜14の間に使用することに基づいて、磁束は磁石ステータ19若しくは20の内壁23内に実際上垂直に入り、したがってロータの駆動軸2の永久磁石の半径方向の整向が高安定性の磁気相互作用と一緒に生じ、その際駆動軸2の永久磁石(ロータ1)と磁石ステータ19若しくは20との間のエアギャップを、ステータの精密加工により1〜2mm に減少させることによって、ロータの軸受け性能ひいては軸受け精度をすべての回転数において更に高めることができる。
【0056】
図4はロータ1及び駆動軸2の縦断面を概略的に示し、その際駆動軸2の下端部29は非常回転用軸受け30内にある。このような配置は、始動過程中の不均一な装入によるアンバランスのロータのために、特に興味があるものである。この場合非常回転用軸受け30は遠心分離過程の開始位相においてだけ作用し、駆動軸2は遠心分離過程の通常のロータ回転中は非常回転用軸受け30からわずかに浮き上がり、したがって駆動軸を無接触で案内することが可能である。
【0057】
図5によれば、ロータ1は鉛直の軸線10に沿って延びる駆動軸2の上端部に固定されており、その際駆動軸に沿って2つの磁石軸受け3′,4′が設けられており、これらの磁石軸受けはそれぞれ駆動軸2と固く結合された永久磁石6′,11′を有している。駆動軸2は鉛直の軸線10に対して垂直に容器25′内に導入可能であり、この容器は軸線10に沿ってそれぞれ超伝導性の磁石ステータ19′,20′を備えており、その際両方の磁石ステータ19′,20′はそれぞれ駆動軸2を鉛直の軸線10に対して垂直に、つまり側方から導入するための扇形の開口若しくは透き間31,32を有している。超伝導性の磁石ステータ19′,20′は、既に図2によって説明したのと同じような冷却装置によって冷却される。しかしながら、この場合冷却のために低沸点の冷却媒体例えば窒素の蒸発熱を使用することも可能である。永久磁石6′,11′の間隔は超伝導性の磁石ステータ19′,20′の間隔に等しく、その際駆動軸2を入れた後に容器25′はここでは図示していない第2の容器部分を閉じることによってブロックされ、駆動軸2は磁石軸受け装置が作用していない場合でも、摩擦のわずかな案内内で継続回転する。更に、非常回転特性を改善するために駆動軸2の下端部に、例えば図4において説明したような軸受けが設けられている。
【0058】
図6は、いわゆる外側ランナを有しているロータが示されており、その際ロータ1′はその下端部に円筒体34を備えており、この円筒体はその内面に少なくとも1つのリング形又は円筒形の永久磁石35を有している。円筒状に構成された永久磁石35はロータ軸線10に沿って配置されている超伝導性の磁石ステータ36を取り囲んでおり、この磁石ステータはその上端部37において、ロータ1′の機械的な非常回転用軸受け38内に突入している。この場合冷却フィンガは、非常回転用軸受けのための大きく直線状に熱膨張する材料、有利にはアルミニウム及び鋼から成る、ロータ軸線に沿って上方に向かって延びているピン41を有している。超伝導体がロータを磁気的に固定すると直ちに、超伝導体からの冷却によってピン41が非常回転用軸受けから後退する。円筒体34の外周には、該円筒体の無接触の駆動のために誘導機の磁石ステータ40設けられている。本来の冷却装置は図面を見やすくするために示されていないが、図2において説明した装置と大体において同じである。
【0059】
第7図によれば、遠心分離機のステータはディスク形の超伝導性の磁石ステータ51を有しており、これは遠心分離機ケーシングの内部の冷却装置と接続されている。超伝導性の磁石ステータ51の上側には互いに内外に接合された3つのリング形の永久磁石52,53,54から成る永久磁石構造体が示されており、これらの永久磁石は互いに同軸的かつ共面的に配置されており、その際それらの磁化はロータ軸線に対して軸方向に延びている。それぞれの永久磁石の上縁はそれぞれ同極に磁化されており、したがって例えば上縁には常にN極が、かつ下縁には常にS極が存在している。永久磁石構造体55はここでは単に概略的に示されているロータ容器の下面の一体の構成部分を形成している。図7から認識し得るように、磁力線は同じ向きの方向で永久磁石構造体から磁石ステータの方向に出ており、その際磁石ステータのディスク形の表面58は磁力線によってほとんど垂直に交差される。
【0060】
図8においては図7におけるものと類似した実施形が示されているが、しかしながらこの場合、軸方向に磁化されているリング形の永久磁石62,63,64はその上縁においてそれぞれ逆極の極性にされており、例えば永久磁石62はN極を、これに隣接している永久磁石63はS極を、更にこれに隣接している永久磁石64はN極を、その上縁に有している。これにより永久磁石構造体65から逆方向に出る磁力線は磁石ステータ51の表面58とほとんど垂直の角度で交差する。この場合においてもロータ容器は単に概略的に示されており、その際同心的かつ共面的に配置されているリング形の永久磁石はロータ容器の下面の範囲に配置されている。
【0061】
しかしながら、図7及び8による構成において、ロータ容器に対して分離可能若しくは解離可能に配置されている永久磁石構造体を形成することも可能である。
【0062】
図9は概略的に縦断面図で、図8による磁石軸受け構造体を有するロータ装置を示し、これによればリング形の永久磁石構造体65はロータ容器56の下面と結合されている。永久磁石構造体の下側には磁石ステータ51が配置されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 永久磁石によって2つの互いに間隔をおいた磁石軸受け内で案内されている鉛直に配置されている駆動軸の一端部に固定されているロータを概略的に示す。
【図2】 その下方の軸受け内の駆動軸の横断面図を示し、その際超伝導性の磁石軸受けの部分も認めることができる。
【図3】 a及びbは、軸方向で見て磁束集合器を有し及び磁束集合器なしで異なった間隔で配置されている駆動軸上の永久磁石の異なった構造を示す。
【図4】 アンバランスのロータのための軸方向及び半径方向の非常回転用軸受けを有する付加的な遠心分離機軸受けを概略的に示す。
【図5】 側方に取り出し可能なロータを有する遠心分離機軸受けを示し、その際軸方向で見て交番に永久磁石及び超伝導性の磁石が配置されている。
【図6】 超伝導性の磁石を取り囲む外方の永久磁石を有する遠心分離機を示す。
【図7】 ロータの下側の範囲内にある、軸方向に磁化された同心的かつ共面的にリング形に配置された永久磁石の配置を示し、これらの永久磁石はその下方にある超伝導性の磁石ステータと一緒になって摩擦のわずかな磁石軸受けを形成する。
【図8】 図7と類似した配置を示す。しかしながら図7と異なって、隣接しているリング上縁若しくはリング下縁はそれぞれ逆極性に構成されている。
【図9】 図8に示した磁石配置に関する装置技術的な構成を概略的に示す。
【符号の説明】
1 ロータ、 1′ ロータ、 2 駆動軸、 3 磁石軸受け、 3′ 磁石軸受け、 4 軸受け、 4′ 磁石軸受け、 5 駆動装置、 6 永久磁石、 6′ 永久磁石、 7 永久磁石、 8 永久磁石、 9 永久磁石、 10 鉛直の軸線、 11 永久磁石、 11′ 永久磁石、 12 永久磁石、 13 永久磁石、 14 永久磁石、 16 高透磁率のディスク、 17 エアギャップ、 19 磁石ステータ、 19′ 磁石ステータ、 20 磁石ステータ、 20′ 磁石ステータ、 21 縦軸線、 23 内壁、 24 スペーサ、 25 容器、 25′ 容器、 26 活性炭範囲、 29 下端部、 30 非常回転用軸受け、 31 開口若しくは透き間、 32 開口若しくは透き間、 34 円筒体、 35 永久磁石、 36 磁石ステータ、 37 上端部、 38 非常回転用軸受け、 40 誘導機の磁石ステータ、 41 ピン、 51 磁石ステータ、 52 永久磁石、 53 永久磁石、 54 永久磁石、 55 永久磁石構造体、 56 ロータ容器、 58 表面、 62 永久磁石、 63 永久磁石、 64 永久磁石、 65 永久磁石構造体、 C 矢印
Claims (10)
- 遠心分離物を受容するために設けられているロータ装置を有する遠心分離機であって、ロータ装置は少なくとも1つの軸受けを有していて、駆動装置によってロータ軸線を中心にして回転可能に配置されており、その際ロータ装置の少なくとも一部分に磁力が作用する形式のものにおいて、ロータ装置(1)が少なくとも1つの永久磁石構造体(6,7,8,9;11,12,13,14;6′,11′;35)を有しており、この永久磁石構造体は所定の間隔をおいて少なくとも1つの受動的な超伝導性の磁石ステータ(19,20;19′,20′;36)に隣接して配置されており、その際永久磁石構造体及び磁石ステータが少なくとも1つの磁石軸受け(3,4)を形成しており、磁石ステータ(19,20;19′,20′;36)が、銅、アルミニウムあるいはそのマスター合金から成る緩衝リングを有していることを特徴とする、遠心分離物を受容するために設けられているロータ装置を有する遠心分離機。
- ロータ装置が少なくとも1つのリング形又は円筒形の永久磁石構造体(6,7,8,9;11,12,13,14;6′,11′)を有しており、この永久磁石構造体は、半径方向で見て、少なくとも1つの受動的な超伝導性の磁石ステータ(19,20)に隣接していることを特徴とする、請求項1記載の遠心分離機。
- 磁石ステータがロータ装置の永久磁石構造体を少なくとも部分的に取り囲んでいることを特徴とする、請求項2記載の遠心分離機。
- ロータ装置の永久磁石構造体が磁石ステータを取り囲んでいることを特徴とする、請求項2記載の遠心分離機。
- ロータ装置が少なくとも1つの永久磁石構造体を有しており、この永久磁石構造体は、軸方向で見て、少なくとも1つの受動的な超伝導性の磁石ステータに隣接していることを特徴とする、請求項1記載の遠心分離機。
- 磁石ステータ(19,20;19′,20′;36)が、磁石軸受けの緩衝特性を生ぜしめるために、溶融組織化された多結晶質の材料を有していることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の遠心分離機。
- 緩衝リングが磁石ステータの超伝導性体の間に配置されているか、あるいは超伝導性体内に入れられていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の遠心分離機。
- 超伝導性の磁石ステータ(19,20;19′,20′)が、ロータ軸線から見て、少なくとも部分的に円筒体あるいはリングとして構成されており、かつ少なくとも1つの磁石ステータが少なくとも1つの弓形開口あるいは扇形開口を有していることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項記載の遠心分離機。
- 永久磁石構造体が、リング形又は円筒形の永久磁石あるいは同軸的なリング又は円筒体の群として構成されており、同軸的なリング又は円筒体は直接に、あるいは中間層としての別の材料をもって、半径方向で互いに内外にかつ又は軸方向で互いに前後に接合されていることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載の遠心分離機。
- 永久磁石構造体の互いに内外に接合されている永久磁石リングが、半径方向で見て、同じかあるいは交番する軸方向に磁化されていることを特徴とする、請求項9記載の遠心分離機。
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