JP4472775B1 - 公開情報管理システム及びプログラム - Google Patents

公開情報管理システム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4472775B1
JP4472775B1 JP2009044790A JP2009044790A JP4472775B1 JP 4472775 B1 JP4472775 B1 JP 4472775B1 JP 2009044790 A JP2009044790 A JP 2009044790A JP 2009044790 A JP2009044790 A JP 2009044790A JP 4472775 B1 JP4472775 B1 JP 4472775B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
public information
client
authentication
user
participation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009044790A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010198503A (ja
Inventor
達哉 植田
孝子 杉山
俊次 齊藤
敏之 藤井
富雄 高瀬
憲一 坂口
和洋 有本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2009044790A priority Critical patent/JP4472775B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4472775B1 publication Critical patent/JP4472775B1/ja
Publication of JP2010198503A publication Critical patent/JP2010198503A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】公開情報毎に責任者を設定でき、しかも、各責任者の権限を明確にできる公開情報管理システムを構築する。
【解決手段】公開情報データベースに記憶される公開情報に、その公開情報の責任者を特定する責任者IDと、その公開情報の取り扱いに関する各種設定情報とを関連付ける。サーバは、各クライアントにて入力された認証用IDでユーザ認証を行う。そして、利用者が認証されたクライアントから公開情報データベースに記憶される公開情報の編集要求があると、そのクライアントで入力された認証用IDを責任者用IDとして関連付けた公開情報についてのみ編集権限を与える。
【選択図】 図12

Description

本発明は、例えば社内ネットワークに接続されたクライアントを社員が操作して研修案内や会議案内、集会案内などに関する公開情報を閲覧し、所望する公開情報への参加申込みをできるようにした公開情報管理システム、及び、このシステムのサーバに対するプログラムに関する。
インターネット等のコンピュータ間ネットワークの技術進歩に伴ない、研修案内や会議案内等の情報をネットワーク上で公開し、その公開情報を、該ネットワークに接続されたコンピュータ(クライアント)のユーザがそのコンピュータの画面で閲覧し、そのコンピュータから必要な情報を入力することにより、所望する研修や会議等への参加申込みができる仕組みは、既に提案されている。
例えば特許文献1乃至5は、企業体において、イントラネットに接続されるコンピュータ端末を介して企業内研修への参加申込みや上長承認等をできるようにした研修管理システムを開示する。特に、特許文献1及び2は、参加希望者本人による参加申込みを受付け付け、この申込みに対する上長承認を、ワークフローを用いて確定させる仕組みを開示する。特許文献3及び4は、会議参加予定者を登録し、参加予定者にメールを発信し、参加者予定者が参加可能又は欠席の意思を登録する仕組みを開示する。特許文献5は、会議参加者に会議開催通知を発行する仕組みを開示する。
従来の公開情報管理システムは、研修管理システム、会議管理システムというように、公開情報に特化している。このため、公開情報の責任者は、例えばシステムの管理者に統一され、管理者以外は公開情報の内容を変更したり、削除したりするアクセス権限を持たない場合が多い。
その一方で、システムの導入を検討している企業体等からは、公開情報の多様化が求められている。例えば、企業内で定期的または不定期に開催される会議を告知して参加者から出欠席を取る場合や、外部研修、展示会等の案内を公開して参加者を募る場合等がある。さらに、社内の一部のグループが研修や会議を主催する場合も、他の研修や会議への参加者確認、さらには部外者が内容を確認して参加できる仕組みなど、情報共有化が求められており、これらを、1つのシステムで実施することが求められている。
このように、公開情報の多様化を図った場合には、公開情報の数が増加するばかりか、公開情報毎に公開後の対応が異なる。このため、公開情報の責任者をシステム管理者に統一することは、責任者の負担が増加し、迅速性が失われて、非現実的である。そこで、公開情報毎に責任者を設定し、各責任者の権限を明確にすることが望まれている。
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、公開情報毎に責任者を設定し、各責任者の権限を明確にして、公開情報の多様化に対応し得る公開情報管理システム、及びこのシステムのサーバに対するプログラムを提供しようとするものである。
本発明は、複数の公開情報を記憶するための公開情報データベースを管理するサーバに、ネットワークを介して複数のクライアントを接続してなる公開情報管理システムにおいて、公開情報データベースに記憶される公開情報に、その公開情報の責任者を特定する責任者IDと、その公開情報の取り扱いに関する各種設定情報とを関連付ける。公開情報の取り扱いに関する設定情報は、その公開情報に対する利用者の参加登録に対して上長承認を必要とするか事前に承認済とするかを識別する情報を含む。そして、サーバに、各クライアントの利用者に対してそれぞれ設定されたその利用者固有の認証用IDを記憶する認証用ID記憶手段と、クライアントにて入力された認証用IDで認証用ID記憶手段を検索してユーザ認証を行う認証手段と、この認証手段により利用者が認証されたクライアントから公開情報データベースに記憶される公開情報の閲覧要求があると、公開情報のリストデータをネットワークを介してクライアントに送信する公開情報リスト送信手段と、認証手段により利用者が認証されたクライアントから公開情報リスト送信手段により当該クライアントに送信したリストデータ中のいずれかの公開情報に対して参加登録要求があると、その参加登録要求のあった公開情報を特定可能な固有情報と利用者の認証用IDとを含む参加登録データを参加登録データベースに記憶させる参加登録データ記憶手段と、参加登録データベースに記憶される各参加登録データのうち、公開情報の取り扱いに関する設定情報として上長承認を必要とする旨が設定された公開情報の参加登録データについては上長承認待ちのデータとして、その参加登録データに含まれる認証用IDで特定される利用者に対する上長の認証用IDで認証された前記クライアントからの上長承認を受付ける承認受付手段と、参加登録データ記憶手段で記憶される各参加登録データのうち、公開情報の取り扱いに関する設定情報として事前に承認済とする旨が設定された公開情報の参加登録データに対しては承認済のデータとして、当該参加登録データに含まれる認証用IDで認証されたクライアントからの参加申込みを受付ける参加申込み受付手段と、認証手段により利用者が認証されたクライアントから公開情報データベースに記憶される公開情報の編集要求があると、そのクライアントで入力された認証用IDを責任者用IDとして関連付けた公開情報についてのみ編集権限を与える権限付与手段とを設ける。権限付与手段は、上長承認を必要とするか事前に承認済とするかを識別する情報に関して編集権限を与える。
かかる手段を講じた本発明によれば、公開情報毎に責任者を設定でき、しかも、各責任者の権限を明確にでき、公開情報の多様化に対応し得る公開情報管理システム、及びこのシステムのサーバに対するプログラムを提供できる。
本発明の一実施形態である公開情報管理システムの全体構成図。 同システムの利用者データベースに記憶されるレコードのデータ構造図。 同システムの上長データベースに記憶されるレコードのデータ構造図。 同システムの公開情報データベースに記憶されるレコードのデータ構造図。 同システムの参加登録データベースに記憶されるレコードのデータ構造図。 同システムのクライアントにおいて実行されるメイン処理の要部手順を示す流れ図。 同システムの公開情報管理サーバにおいて実行される利用者認証処理の要部手順を示す流れ図。 図6における作成・編集処理のクライアント側処理手順及び公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。 図6における作成・編集処理のクライアント側処理手順及び公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。 図6における作成・編集処理のクライアント側処理手順及び公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。 図6における作成・編集処理のクライアント側処理手順及び公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。 図11におけるクライアント側処理手順のなかの責任者編集処理の手順を具体的に示す流れ図。 図6における公開情報閲覧処理のクライアント側処理手順及び公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。 図6における公開情報閲覧処理のクライアント側処理手順及び公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。 図6における上長管理処理のクライアント側処理手順及び公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。 図6における上長管理処理のクライアント側処理手順及び公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。 図6における上長管理処理のクライアント側処理手順及び公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。 図6における上長管理処理のクライアント側処理手順及び公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。 図6における責任者確認処理のクライアント側処理手順及び公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。 図19に示す責任者確認処理において、クライアント側から案内通知要求コマンドを受信したときの公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。 図20における承認督促メール作成処理の手順を具体的に示す流れ図。 図20における申込督促メール作成処理の手順を具体的に示す流れ図。 図6における参加者閲覧処理のクライアント側処理手順及び公開情報管理サーバ側処理手順を具体的に示す流れ図。
以下、本発明に係る一実施形態を、図面を用いて説明する。なお、この実施形態は、グループウェアを用いて1企業体における社員用の公開情報管理システムを構築する場合である。公開情報管理システムは、図1によってその全体構成が示される。すなわち、1台の公開情報管理サーバ1と、複数台(図では4台のみ示す)のクライアント2とによって、公開情報管理システムが構成される。公開情報管理サーバ1と各クライアント2とは、コンピュータ間ネットワークであるLAN(Local Area Network)3で接続されている。
公開情報管理サーバ1は、公開情報管理システムを構築する上で必要な各種のデータベースを管理する。管理対象のデータベースには、利用者データベース4、上長データベース5、公開情報データベース6、参加登録データベース7等がある。
利用者データベース4は、グループを構成する全利用者の個人データを利用者別に記憶する。本実施形態において、利用者とは、この公開情報管理システムを利用する社員やその上長及び公開情報毎の責任者が該当する。なお、責任者には、社員やその上長もなり得る。利用者データベース4に記憶される1レコードのデータ構造を図2に示す。図示するように、利用者データベース4には、ユーザID、パスワード、氏名、メールアドレス、メールサーバ情報、所属などの項目からなるレコード4Rが利用者毎に記憶される。ユーザIDは、各利用者を識別するために利用者毎に設定された一意のコードである。パスワードは、対応するユーザIDによって特定される利用者が任意に設定した文字列である。公開情報管理サーバ1は、クライアント2において入力されたユーザIDとパスワードとの組合せにより、操作者がグループの一員であるか否かを識別する。ここに、ユーザIDは、各利用者の認証用IDとして機能する。利用者データベース4は、各利用者の認証用IDを記憶する認証用ID記憶手段として機能する。
上長データベース5は、各部署の上長と、その上長によって管理される部下との対応関係を示すデータを記憶する。上長データベース5に記憶される1レコードのデータ構造を図3に示す。図示するように、上長データベース5には、上長ID、所属及び1以上の部下ID等の項目からなるレコード5Rが上長毎に記憶される。上長IDは上長となる社員の認証用IDである。所属は、当該上長が所属する部署の名称である。部下IDは、当該上長によって管理される社員の認証用IDである。上長が他の上長の部下となることを妨げない。その場合、上長の部下は他の上長の部下ともなる。例えば、課員は課長の部下であり、課長とその課員は部長の部下である場合、課長の認証用IDを上長IDとする上長データレコード5Rには、その課員の認証用IDが部下IDとしてセットされ、部長の認証用IDを上長IDとする上長データレコード5Rには、課長の認証用IDとその課員の認証用IDとが部下IDとしてセットされる。上長データベース5は、各利用者の認証用IDとその利用者における上長の認証用IDとを対応させて記憶する上長データ記憶手段として機能する。なお、上長と部下の紐付けは必ずしも上長を中心に上長に紐づいた部下を特定するのでなく、部下を中心に、部下に紐づいた上長を特定するなど、上長と部下との紐付けが明確となる方法であれば良い。
公開情報データベース6は、各種公開情報に関するデータを記憶する。公開情報データベース6に記憶される1レコードのデータ構造を図4に示す。図示するように、公開情報データベース6には、公開情報コード、公開情報名、分類名、募集対象者、募集区分、開催区分、承認区分、閲覧権限区分、案内cc区分、メール送信区分、開催日、開催時間、開催場所、申込期間、参加料金、責任者ID、責任者氏名、作成者ID、作成者氏名、属性等の項目からなるレコード6Rが、公開情報毎に記憶される。
レコード6Rは、メール文章作成エリアを備えている。このエリアは、その公開情報の責任者が参加登録者及びその上長等に案内メールを配信する場合のタイトル及び案内文章を記入するエリアである。公開情報の責任者から参加登録者などへの案内には、会場変更、日程変更、開始/終了時間変更、参加不可理由、開催案内、他社主催の公開情報への申請が完了した連絡、その他掲載内容変更など、もろもろの案内がある。メール文書作成エリアを案内の種類により複数設けても良く、エリアは一つとし、案内する種類によって、メール文書作成アリアを事前に、都度変更することで対応しても良い。
レコード6Rは、公開により閲覧者が閲覧できる情報の領域6R1と、閲覧できない領域6R2とに区分されている。閲覧できる領域6R1には、閲覧できない領域6R2の公開情報コード、公開情報名、分類名、募集対象者、開催区分、承認区分、閲覧権限区分、開催日、開催時間、開催場所、申込期間、参加料金、責任者ID、責任者氏名、属性等の項目が複写される。
公開情報コードは、各種の公開情報を識別するために公開情報毎に設定された一意のコードである。公開情報名は、公開情報のタイトルである。分類名は、公開情報が属する分野(新人研修、管理職研修、技術研修、英会話、コンファレンス、展示会、会議、懇親会等)を特定する。募集区分は、その公開情報への参加募集が一般募集なのか、対象者指定なのかを区別する設定情報である。対象者を指定する場合は、その募集対象者となる社員の所属,グループ名などが募集対象者としてセットされる。開催区分は、責任者を主催者とする公開情報であるのか、別に主催母体があり、公開情報責任者は、単なる申し込みを中継する立場であるのか(他社主催窓口担当)、それ以外なのかを区別する設定情報である。
承認区分は、公開情報への参加に上長の承認を必要とするか否かを管理する設定情報である。参加登録された公開情報への参加申込み前に上長承認を受ける必要がある場合は、「上長承認要」を選択する。参加登録後、上長承認の操作を必要とせずにクライアント2からの申込み操作を可能とする(上長に代わって主催者が事前に承認する)する場合は、「主催者承認」とする。なお、他社主催窓口担当及びそれ以外の公開情報であっても、上長承認を受けずに申込可能な公開情報は「主催者承認」とする。
閲覧権限区分は、その公開情報の参加登録者リストの閲覧権限を、その公開情報責任者だけでなく、利用者となるクライアントにも与えるか否かを管理する設定情報である。参加登録者リストの閲覧権限をその公開情報の責任者のみに付与する場合は、「閲覧権限要」を選択する。参加登録者リストの閲覧権限をなくして利用者に一般公開する場合は、「閲覧権限解除」を選択する。一般者の参加登録データの閲覧権限範囲は、例えば参加者の所属と氏名や申込状況を示す属性に限定しても良い。
案内cc区分は、その公開情報への参加者に各種の案内メールを発行する際に、その参加者の上長にも配信するか否かを管理する設定情報である。参加登録データに記載された参加者本人だけに案内メールが配信されるようにする場合は、「上長配信不要」を選択する。参加登録データに記載された本人に紐付いた上長にも案内メールを配信する場合は、「上長配信要」を選択する。
メール送信区分は、各種の案内メールを公開情報管理サーバ1から自動的に送信するのか、クライアント2を利用する責任者の操作により送信するのかを管理する設定情報である。公開情報管理サーバ1から自動的に送信する場合は、「自動送信」を選択する。責任者の操作により送信する場合は、「手動送信」を選択する。
責任者IDは、公開情報の主催者または窓口担当者を特定するユーザIDである。主催者とは、責任者が主催する公開情報、窓口担当者とは、他社主催で申請などの仲介者、そしてその他の公開情報は登録された責任者がその公開情報の責任者となる。責任者登録の無い公開情報は作成者が責任者権限を代行する。責任者は一人とは限らず、複数人を設定可能としても良く、さらに、主たる責任者、副責任者などとしてもよい。作成者IDは、公開情報の作成者を特定するユーザIDである。属性は、この公開情報データの状態を示す。状態には、「未公開」、「公開中」及び「公開終了」がある。申込期間に入る前は「未公開」であり、申込期間の間は「公開中」である。
参加登録データベース7は、社員による公開情報への参加計画を受ける毎に作成される参加登録データを記憶する。参加登録データベース7に記憶される1レコードのデータ構造を図5に示す。図示するように、参加登録データベース7には、文書番号、公開情報項目(公開情報コード,公開情報名、参加料金、責任者ID、責任者氏名等)、参加登録者項目(参加登録者ID,参加登録者氏名、参加登録者所属、申込日)、承認者項目(承認者ID、承認者氏名、承認日)、属性、仮承認フラグ及び開催通知済フラグ等からなるレコード7Rが、参加登録者毎に記憶される。文書番号は、各参加登録データを識別するためにデータ毎に設定された一意のコードである。公開情報項目は、参加登録がなされた公開情報に関するデータである。なお、公開情報コード以外の項目は、参加登録データベース7と公開情報データベース6との紐付けが可能であれば、参加登録データから省略してもよい。参加登録者項目は、この公開情報に参加登録した社員に関するデータである。承認者項目は、この公開情報への参加を許可するか否かを承認した上長に関するデータである。属性は、この公開情報データによって特定される公開情報への申込みの状態を示す。状態には、「計画中」、「承認」、「承認済」、「申込」、「申込済」、「確定」、「参加不可」、「取止め」、「参加」、「不参加」等がある。公開情報への参加申込みを計画し上長の承認を待っている段階は「計画中」である。上長の承認が得られると「承認」となる。ただし、公開情報の承認区分が「主催者承認」、すなわちその公開情報の責任者権限で参加登録を予め承認済とすることが設定されている公開情報は、参加登録操作により「計画中」をスキップし、「承認済」となる。さらに、「承認」または「承認済」後に、社員がその公開情報への参加を申請すると「申込」となる。公開情報の開催区分が他社開催(窓口担当申込)の公開講座で、窓口担当者が他社への申込を済ませたならば、「申込済」とする。またその他開催で、参加者本人自らが申請処理を行う公開情報(本人申込)は、本人が申込を済ませた後に「申込済」とする。該当公開情報の責任者が参加登録者の参加を受け入れると「確定」となり、参加を断ると「参加不可」となる。公開情報の開始日以前にその参加登録者が公開情報への参加を取止めると「取止め」となる。参加登録者が公開情報の案内に実際に参加すると「参加」となり、参加しなかった場合には「不参加」となる。仮承認フラグは、仮承認処理の累計にこの公開情報の費用が含まれていることを示す。開催案内通知済フラグは、この参加登録データの参加登録者に開催案内通知メールが送信されたことを記憶する。クライアント2は、これらの属性の更新やフラグの変化を、参加登録データ一覧画面を閲覧することで、確認できる。
クライアント2は、各利用者が利用可能なコンピュータ、例えばパソコンである。クライアント2は、例えば社員毎に用意されている。クライアント2には、グループウェアシステムを構築するためのソフトウェアであるグループウェアがインストールされている。グループウェアを起動させると、クライアント2は、図6の流れ図に示す手順で動作する。
先ず、ディスプレイにログイン画面を表示する(S1)。ログイン画面には、ユーザIDとパスワードの入力エリアがある。クライアント2の操作者は、キーボード等を操作して自身のユーザIDとパスワードとを入力する。ユーザIDとパスワードとが入力されると(S2のYES)、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に認証要求コマンドを送信する(S3)。このコマンドには、入力されたユーザIDとパスワードとが含まれる。
認証要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、図7の流れ図に示す手順で動作する。すなわち、ネットワーク3を介して認証要求コマンドを受信すると(T1のYES)、公開情報管理サーバ1は、コマンド中のユーザIDで利用者データベース4を検索する(T2)。そして、同一のユーザIDが記憶されているか否かを判断する(T3)。記憶されていた場合には(T3のYES)、そのユーザIDに紐付けられたパスワードを取得する(T4)。そして、コマンド中のパスワードと一致するか否かを判断する(T5)。両パスワードが一致した場合には(T5のYES)、クライアント2の操作者は利用者として承認される。この場合、公開情報管理サーバ1は、認証OKの応答信号をコマンド送信元のクライアント2に返す(T6)。これに対し、当該ユーザIDが利用者データベース4に記憶されていなかったり(T3のNO)、パスワードが一致しなかったりした場合には(T5のNO)、クライアント2の操作者は利用者として承認されない。この場合、公開情報管理サーバ1は、認証NGの応答信号をコマンド送信元のクライアント2に返す(T7)。ここに、公開情報管理サーバ1は、クライアント2にて入力された認証用IDで認証用ID記憶手段(利用者データベース4)を検索してユーザ認証を行う認証手段を構成する。
認証要求コマンドを送信したクライアント2は、公開情報管理サーバ1からの応答を待機する(S4)。そして、認証NGの応答信号を受信した場合には(S4のNO)、認証エラーのメッセージを表示して、ユーザIDとパスワードの再入力を待機する。これに対し、認証OKの応答信号を受信した場合には(S4のYES)、クライアント2は、ユーザIDを記憶した後、メインメニュー画面を表示する(S5)。そして、いずれかのメニューが選択されるのを待機する(S6)。ここで、終了指示がなされた場合には(S7のYES)、公開情報管理サーバ1からログアウトする。
メインメニューの1つに、作成・編集メニューがある。作成・編集メニューが選択されると(S8のYES)、クライアント2は、公開情報の作成・編集処理を開始する(S9)。作成・編集処理の詳細は、図8〜図11の流れ図によって示される。図8〜図11において、向かって左側はクライアント2側の処理手順を示し、右側は公開情報管理サーバ1側の処理手順を示す。
作成・編集処理を開始したクライアント2は、先ず、作成業務が選択されるか編集業務が選択されるのを判断する(S11)。クライアント2の利用者は、新たに公開情報を作成する場合には「作成」を選択する。作成中または作成済の公開情報を編集する場合には、「編集」を選択する。
キーボード等の操作入力により「作成」が選択されると(S11の「作成」)、クライアント2は、ディスプレイに作成メニュー画面を表示する(S12)。作成メニューには、「新規」と「複写」とがある。公開情報の作成方法には、新たに一から作成していく新規作成方法と、過去に作成された公開情報を複写し、それを編集していく複写作成方法とがある。クライアント2の利用者は、新規作成方法を採用する場合は「新規」を、複写作成方法を採用する場合は「複写」を選択する。
キーボード等の操作入力により「新規」が選択されると(S13の「新規」)、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に新規作成要求コマンドを送信する(S14)。このコマンドには、当該クライアント2で利用者として承認されたユーザIDが含まれる。
新規作成要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、公開情報データベース6に格納されている各公開情報データレコード6Rで使用されていない新規の公開情報コードを発番する(T11)。そして、この新規公開情報コードが設定された公開情報データのレコード6Rを公開情報データベース6に追加し、このレコード6Rに要求コマンド中のユーザIDを作成者IDとしてセットする(T12)。しかる後、公開情報管理サーバ1は、新規公開情報コードをコマンド送信元のクライアント2に送信する(T13)。
新規公開情報コードを受信したクライアント2は、ディスプレイに公開情報入力画面を表示する(S14)。公開情報入力画面には、公開情報コードの表示欄と、公開情報名、分類名、募集区分、開催区分、承認区分、開催権限区分、案内cc区分、メール送信区分、開催日、開催時間、開催場所、申込期間、参加料金及び公開情報責任者IDの入力欄が形成されている。公開情報名及び分類名は、予め用意された項目の中から選択可能である。各種区分は、それぞれラジオボタンによって選択可能である。開催日及び申込期間は、電子化されたカレンダデータから指定可能である。開催時間及び参加料金は、テンキー入力可能である。開催場所及び公開情報責任者IDは、文字キー等によって入力可能である。
クライアント2の利用者(公開情報作成者)は、公開情報入力画面の各入力欄に所望のデータを入力する。そして、入力し終えたならば、この公開情報データの保存を指令する。保存の方法としては、「中途保存」と「完成保存」とがある。「中途保存」は、未完成の公開情報データを保存する場合である。「完成保存」は、完成した公開情報データを保存する場合である。
クライアント2は、公開情報入力画面を表示した後、その画面の各入力欄へのデータ入力を受付ける(S16)。そして、任意の入力欄にデータが入力された後、保存が指令されたならば(ST17のYES)、保存方法が「中途保存」なのか「完成保存」なのかを判別する(ST18)。「中途保存」が指令された場合には(S18の「中途」)、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に中途保存コマンドを送信する(S19)。「完成保存」が指令された場合には(S18の「完成」)、公開情報管理サーバ1に完成保存コマンドを送信する(S20)。これらのコマンドには、公開情報入力画面の各表示欄及び入力欄にそれぞれ表示されているデータ(以下、画面入力情報と称する)が含まれる。
クライアント2から中途保存コマンドを受信した場合、公開情報管理サーバ1は、このコマンドに含まれる画面入力情報の公開情報コードが設定された公開情報データのレコード6Rを公開情報データベース6から呼出す。そして、このレコード6Rに画面入力情報を追加して、公開情報データベース6に上書き保存する(T21)。このとき、公開情報管理サーバ1は、当該レコード6Rの属性を「未公開」とする(T22)。
クライアント2から完成保存コマンドを受信した場合、公開情報管理サーバ1は、このコマンドに含まれる画面入力情報の公開情報コードが設定された公開情報データのレコード6Rを公開情報データベース6から呼出す。そして、このレコード6Rに画面入力情報を追加して、公開情報データベース6に上書き保存する(T31)。このとき、公開情報管理サーバ1は、当該レコード6Rの属性を「公開中」とする(T32)。次に、公開情報管理サーバ1は、当該レコード6Rから公開情報責任者ID(複数人分)を読み出す。そして、利用者データベース4を検索して、この公開情報責任者IDがユーザIDとしてセットされた利用者データのレコード4Rからメールアドレスを取得する(T33)。しかる後、公開情報管理サーバ1は、ネットワーク3を介して当該メールアドレス宛に責任者全員宛公開通知メールを送信する(T34)。公開通知メールには、公開情報の責任者に公開情報の公開を通知する旨の本文が記載されている。公開通知メールに添付された公開情報へのリンクは、当該メールアドレスに対応したユーザIDでユーザ認証が行われ、利用者が承認されたクライアント2において、責任者として閲覧することができる。
作成メニュー画面において、キーボード等の操作入力により「複写」が選択された場合には(S13の「複写」)、図9の処理手順に進む。すなわち、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に複写対象閲覧要求コマンドを送信する(S31)。
この複写対象閲覧要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、公開情報データベース6を検索して、属性が「公開中」又は「公開終了」の公開情報データレコード6Rを全て検出する(T41)。そして、検出した全てのレコード6Rの公開情報データに基づいて複写対象リストのデータを作成し(T42)、このリストデータを、要求コマンド送信元のクライアント2に送信する(T43)。
上記リストデータを受信したクライアント2は、ディスプレイに複写対象リスト画面を表示する(S32)。この画面には、複写対象リスト表示欄が形成されている。リスト表示欄には、公開情報データの公開情報コードとその公開情報名等のリストが表示される。すなわち、公開情報管理サーバ1の処理ステップT41にて公開情報データベース6から検出された全てのレコード6Rの公開情報データが表示される。ここで、終了指示がなされた場合には(S33のYES)、クライアント2は、画面をメインメニュー画面に戻す。これに対し、複写対象リスト表示欄からいずれか1つの公開情報コードが選択された場合には(S34のYES)、クライアント2は、ディスプレイの画面を公開情報詳細画面に切り換える。この画面には、選択された公開情報コードを含むレコード6Rに記憶されている公開情報名、分類名、募集区分、開催区分、承認区分、開催権限区分、案内cc区分、メール送信区分、開催日、開催時間、開催場所、申込期間、参加料金及び公開情報責任者IDなどが表示される。
そこで、クライアント2の利用者は、公開情報詳細画面に表示されている公開情報データの内容を確認し、複写しない場合は取消操作を、複写する場合は実行操作を行う。キーボード等の操作入力により取消操作がなされた場合には(S36の「取消」)、クライアント2は、ディスプレイの画面を複写対象リスト画面に戻す。実行操作がなされた場合には(S36の「実行」)、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に複写作成要求コマンドを送信する(S37)。このコマンドには、複写対象リスト表示欄から選択された公開情報コードが含まれる。
複写作成要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、公開情報データベース6に格納されている各公開情報データレコード6Rで使用されていない新規の公開情報コードを発番する(T51)。また、公開情報データベース6を検索して、要求コマンド中の公開情報コードがセットされた公開情報データレコード6Rを、公開情報データベース6上に複写する。そして、この複写された公開情報データレコード6Rの公開情報コードを、T51の処理で発番された新規の公開情報コードに置換する(T52)。しかる後、公開情報管理サーバ1は、新規公開情報コードをコマンド送信元のクライアント2に送信する(T53)。
上記新規公開情報コードを受信したクライアント2は、ディスプレイに前記公開情報入力画面を表示する(S38)。このとき、画面には、新規公開情報コードがセットされた公開情報データレコード6Rの内容、すなわち公開情報名、分類名、募集区分、開催区分、承認区分、開催権限区分、案内cc区分、メール送信区分、開催日、開催時間、開催場所、申込期間、参加料金及び公開情報責任者ID等が各入力欄に表示される。
以後、クライアント2及び公開情報管理サーバ1は、図8のS16で説明した画面入力受付処理以降の処理(S16〜S19またはS20、T21〜T22またはT31〜T34)を実行する。
このように、本システムは、クライアント2の利用者であれば誰もが公開情報を作成して、公開情報データベース6に登録することができる。この場合において、本システムは、既存の公開情報データを複製して新たな公開情報データを作成できるので、公開情報データの作成に要する手間を軽減できる効果を奏する。
一方、作成・編集メニューにおいて、「編集」が選択された場合には(S11の「編集」)、図10の処理手順に進む。すなわち、クライアント2は、ディスプレイに編集メニュー画面を表示する(S41)。編集メニューには、「中途」と「作成済」とがある。クライアント2の利用者は、作成途中の公開情報を編集する場合は「中途」を、作成済の公開情報を編集する場合は「作成済」を選択する。
キーボード等の操作入力により「中途」が選択されると(S42の「中途」)、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に作成中情報要求コマンドを送信する(S43)。このコマンドには、当該クライアント2で利用者として承認されたユーザIDが含まれる。
上記作成中情報要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、公開情報データベース6を検索して、属性が「未公開」の公開情報データレコード6Rを全て検出する(T61)。次に、検出した全ての公開情報データレコード6Rの中で、コマンド中のユーザIDが作成者IDとしてセットされたレコード6Rを全て選択する(T62)。そして、選択した全てのレコード6Rの公開情報データで作成中情報リストを作成し(T63)、このリストデータを、コマンド送信元のクライアント2に送信する(T64)。
上記リストデータを受信したクライアント2は、ディスプレイに作成中情報リスト画面を表示する(S44)。この画面には、公開情報リスト表示欄が形成されている。リスト表示欄には、当該クライアント2の利用者が作成し完成に至っていない公開情報データの公開情報コードと公開情報名の一覧が表示される。すなわち、公開情報管理サーバ1の処理ステップT62の処理にて選択されたレコード6Rの公開情報データが表示される。ここで、終了指示がなされた場合には(S45のYES)、クライアント2は、画面をメインメニュー画面に戻す。これに対し、作成中情報リストからいずれかの公開情報コードが選択された場合には(S46のYES)、クライアント2は、ディスプレイの画面を前記公開情報入力画面に切り換える(S47)。この画面には、選択された公開情報コードを含むレコード6Rに記憶されている公開情報名、分類名、募集区分、開催区分、承認区分、開催権限区分、案内cc区分、メール送信区分、開催日、開催時間、開催場所、申込期間、参加料金、公開情報責任者ID等が表示される。
以後、クライアント2及び公開情報管理サーバ1は、図8のS16で説明した画面入力受付処理以降の処理(S16〜S19またはS20、T21〜T22またはT31〜T34)を実行する。
このように、クライアント2の利用者は、自身が作成者である作成途中の公開情報に限り、その内容を編集して、完成させることができる。換言すれば、自身が作成者でない作成途中の公開情報に対してはアクセスする権限を持たないので、作成途中の公開情報が他の利用者によって不正に改ざんされるおそれはない。責任者が既に登録されて一時保存された場合は、責任者にも編集権限を付与する仕組みとしても良い。
編集メニュー画面において、「作成済」が選択された場合には(S42の「作成済」)、図11の処理手順に進む。すなわち、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に公開情報編集要求コマンドを送信する(S51)。このコマンドには、当該クライアント2で利用者として承認されたユーザIDが含まれる。
上記公開情報編集要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、公開情報データベース6を検索して、属性が「公開中」の公開情報データレコード6Rを全て検出する(T71)。次に、検出した全ての公開情報データレコード6Rの中で、コマンド中のユーザIDが責任者IDとしてセットされたレコード6Rを全て選択する(T72)。そして、選択した全ての公開情報データレコード6Rで公開情報リストを作成し(T73)、このリストデータを、コマンド送信元のクライアント2に送信する(T74)。
上記リストデータを受信したクライアント2は、ディスプレイに公開情報リスト画面を表示する(S52)。この画面には、公開情報リスト表示欄が形成されている。リスト表示欄には、当該クライアント2の利用者が責任者である公開中の公開情報データの公開情報コードと公開情報名の一覧が表示される。すなわち、公開情報管理サーバ1の処理ステップT72の処理にて選択されたレコード6Rの公開情報データが表示される。ここで、終了指示がなされた場合には(S53のYES)、クライアント2は、画面をメインメニュー画面に戻す。これに対し、公開情報リストからいずれかの公開情報コードまたは公開情報名が選択された場合には(S54のYES)、クライアント2は、ディスプレイの画面を公開情報詳細画面に切り換える(S55)。この画面には、選択された公開情報コードまたは公開情報名を含むレコード6Rに記憶されている公開情報名、分類名、募集区分、開催区分、承認区分、閲覧権限区分、案内cc区分、メール送信区分、開催日、開催時間、開催場所、申込期間、参加料金及び公開情報責任者IDなどが表示される。
しかる後、クライアント2は、図12に具体的に示す責任者編集処理56を実行する。すなわち、クライアント2は、公開情報詳細画面の承認区分表示欄が選択されたか否かを判断する(S561)。選択された場合(S561のYES)、クライアント2は、承認区分を変更する(S562)。承認区分には、前述したように「上長承認要」と「主催者承認」とがあり、いずれか1つが設定される。当初の承認区分が「上長承認要」の場合には、承認区分表示欄が選択されることによって「主催者承認」に変更し、「主催者承認」の場合には「上長承認要」に変更する。なお、一旦公開された公開情報については承認区分の変更は不可としても良い。
クライアント2は、公開情報詳細画面の閲覧権限区分表示欄が選択されたか否かを判断する(S563)。選択された場合(S563のYES)、クライアント2は、閲覧権限区分を変更する(S564)。閲覧権限区分には、前述したように「閲覧権限解除」と「閲覧権限要」とがあり、いずれか1つが設定される。当初の閲覧権限区分が「閲覧権限解除」の場合には、閲覧権限区分表示欄が選択されることによって「閲覧権限要」に変更し、「閲覧権限要」の場合には「閲覧権限解除」に変更する。
クライアント2は、公開情報詳細画面の案内cc区分表示欄が選択されたか否かを判断する(S565)。選択された場合(S565のYES)、クライアント2は、案内cc区分を変更する(S564)。案内cc区分には、前述したように「上長配信不要」と「上長配信要」とがあり、いずれか1つが設定される。当初の案内cc区分が「上長配信不要」の場合には、案内cc区分表示欄が選択されることによって「上長配信要」に変更し、「上長配信要」の場合には「上長配信不要」に変更する。
クライアント2は、公開情報詳細画面のメール送信区分表示欄が選択されたか否かを判断する(S567)。選択された場合(S567のYES)、クライアント2は、メール送信区分を変更する(S568)。メール送信区分には、前述したように「自動送信」と「手動送信」とがあり、いずれか1つが設定される。当初のメール送信区分が「自動送信」の場合には、メール送信区分表示欄が選択されることによって「手動送信」に変更し、「手動送信」の場合には「自動送信」に変更する。
クライアント2は、終了指示がなされた場合には(S569のYES)、この責任者編集処理を終了する。
責任者編集処理が終了すると、クライアント2は、取消指示かなされるか(S57)、更新指示がなされるのを待機する(S58)。クライアント2の利用者は、選択した公開情報について編集業務を取りやめる場合には取消指示を、編集した内容を公開情報データベース6に反映させる場合には更新指示を行う。
キーボード等の操作入力により取消指示がなされた場合(S57のYES)、クライアント2は、ディスプレイの画面を公開情報リスト画面に戻す(S52)。これに対し、更新指示がなされた場合は(S58のYES)、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に公開情報更新コマンドを送信する(S59)。このコマンドには、公開情報詳細画面の各表示欄にそれぞれ表示されているデータ(以下、画面更新情報と称する)が含まれる。
公開情報更新コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、公開情報データベース6を検索して、このコマンドに含まれる公開情報コードがセットされた公開情報データのレコード6Rを呼出す。そして、このレコード6Rの各項目情報を、画面更新情報の同一項目情報に置換する(T81)。次に、公開情報管理サーバ1は、参加登録データ反映処理を実行する(T82)。この処理は、参加登録データベース7に記憶されている参加登録データを1レコードずつ検索する。そして、公開情報項目の公開情報コードが公開情報更新コマンドに含まれる画面更新情報の公開情報コードと一致するレコード7Rを検出したならば、このレコード7Rのその公開情報項目の情報を画面更新情報の同一項目情報に置換する。参加登録データ反映処理を終了したならば、公開情報管理サーバ1は、更新終了応答をコマンド送信元のクライアント2に返す。
公開情報更新コマンドを送信したクライアント2は、更新終了応答を待機する(S60)。公開情報管理サーバ1から更新終了応答を受信すると、クライアント2は、ディスプレイの画面を公開情報リスト画面に戻す(S52)。
ここに、公開情報管理サーバ1は、その処理ステップT71〜T74により権限付与手段を構成する。そして、この権限付与手段によりクライアント2に対して付与される権限は、公開情報データの取り扱いに関する設定情報のうち、承認区分、閲覧権限区分、案内cc区分及びメール送信区分に限定される。
メインメニューの1つに、公開情報閲覧メニューがある。公開情報閲覧メニューが選択されると(S10のYES)、クライアント2は、公開情報閲覧処理を開始する(S11)。公開情報閲覧処理の詳細は、図13,図14の流れ図によって示される。図13,図14において、向かって左側はクライアント2側の処理手順を示し、右側は公開情報管理サーバ1側の処理手順を示す。
公開情報閲覧処理を開始したクライアント2は、先ず、公開情報管理サーバ1に公開情報閲覧要求コマンドを送信する(S71)。このコマンドには、ユーザ認証により利用者として承認されたユーザIDが含まれる。
公開情報閲覧要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、公開情報データベース6を検索して、属性が「公開中」の公開情報データレコード6Rを全て検出する(T91)。また、公開情報管理サーバ1は、参加登録データベース7を検索して、受信コマンド中のユーザIDが参加登録者IDとしてセットされたレコード7Rを全て検出する(T92)。次に、公開情報管理サーバ1は、公開情報データベース6から検出した各レコード6Rの公開情報コードで、参加登録データベース7から検出した全てのレコード7Rの公開情報項目を検索する。そして、公開情報コードが一致する公開情報項目の参加登録データレコード7Rを検出したならば、そのレコード7Rの属性を取得し、この属性を、同一公開情報コードの公開情報データレコード6Rに付加する(T93)。公開情報データベース6から検出した全ての公開情報データレコード6Rについて、上記T93の処理を実行したならば、公開情報管理サーバ1は、公開情報データベース6から検出した公開情報データレコード6Rで公開情報リストを作成する(T94)。そして、この公開情報リストのデータを、ネットワーク3を介して要求コマンド送信元のクライアント2に送信する(T95)。
上記リストデータを受信したクライアント2は、ディスプレイに公開情報リスト画面を表示する(S72)。この画面には、公開情報リスト表示欄が形成されている。この表示欄には、公開中の公開情報データの公開情報コードとその公開情報名等の一覧、すなわち、公開情報管理サーバ1の処理ステップT91にて公開情報データベース6から検出されたレコード6Rの公開情報データが表示される。また、公開情報管理サーバ1の処理ステップT92,T93にてそのレコード6Rに参加登録データレコード7Rの属性が付加された場合には、公開情報名等に対応してその属性を示す文字列が表示される。
公開情報リスト画面が表示されている状態で、終了指示がなされた場合(S73のYES)、クライアント2は、画面をメインメニュー画面に戻す。これに対し、公開情報リストの中からいずれか1つの公開情報データが選択された場合には(S74のYES)、クライアント2は、その選択された公開情報データのレコード6Rに参加登録データレコード7Rの属性が付加されているか否かを判断する(S75)。属性が付加されている場合には(S75のYES)、その公開情報はクライアント2の利用者である社員が既に計画処理している。この場合、クライアント2は、後述する図14の処理に進む。
属性が付加されていない場合には(S75のNO)、その公開情報は利用者がまだ計画処理を行っていない。この場合、クライアント2は、その公開情報の詳細情報、例えば分類名、募集区分、開催日時、開催場所、参加料金等の項目を示す公開情報案内画面をディスプレイに表示する(S76)。利用者は、公開情報案内画面の内容からその公開情報に参加する計画を立てるか否かを判断する。参加する計画を立てる場合は「計画する」を、計画を立てない場合は「計画しない」をキー入力する。
「計画しない」旨のキー入力がなされた場合には(S77のNO)、クライアント2は、画面を公開情報リスト画面に戻す(S72)。これに対し、「計画する」旨のキー入力がなされた場合には(S77のYES)、クライアント2は、この選択された公開情報データの申込期間を判定する(S78)、申込期間外の場合には(S78のNO)、クライアント2は画面を公開情報リスト画面に戻す(S72)。
申込期間内の場合には(S78のYES)、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に参加登録要求コマンドを送信する(S79)。このコマンドには、当該クライアント2で利用者として承認されたユーザID、つまり参加登録者本人の認証IDと、公開情報リストから選択された公開情報データが含まれる。その後、クライアント2はディスプレイの画面を公開情報リスト画面に戻す(S72)。なお、公開情報選択後(ST74のYES)、重複計画の判断(ST75)や申込期限の判断(ST78)をせずに申込期間内として一旦計画処理に進ませてしまっても良い。
参加登録要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、新規文書番号の参加登録データレコード7Rを作成する。そして、このレコード7Rにコマンド中の公開情報データをセットする。また、コマンド中のユーザIDと、このユーザIDに対応して利用者データベース4に記憶されている氏名及び所属の各データを、それぞれ参加登録者ID、氏名及び所属としてこの新規参加登録データレコード7Rにセットする(T101)。次に、公開情報管理サーバ1は、公開情報データベース6を検索して、コマンド中の公開情報データの公開情報コードがセットされたレコード6Rの承認区分をチェックする(T102)。ここで、承認区分の設定が「上長承認要」の場合は(T102のYES)、この新規参加登録データレコード7Rの属性を「計画中」とする(T103)。これに対し、承認区分の設定が「主催者承認」の場合には(T102のNO)、この新規参加登録データレコード7Rの属性を「承認済」とする(T104)。しかる後、公開情報管理サーバ1は、この新規参加登録データレコード7Rを、参加登録データベース7に追加保存する(T105)。
ここに、公開情報管理サーバ1の処理ステップT101〜T105及び参加登録データベース7は、公開情報に対する参加登録を受付けた利用者毎に生成される、その公開情報を特定可能な固有情報(公開情報コード)と参加登録された利用者の認証用ID(参加登録者ID)とを含む参加登録データを記憶する参加登録データ記憶手段を構成する。
公開情報リストの中から選択された公開情報に参加登録データレコード7Rの属性が付加されていた場合(S75のYES)、図14に示すように、クライアント2は、その属性を調べる(S81、S85)。属性が「計画中」,「申込」又は「申込済」の場合は(S81のYES)、クライアント2は、ディスプレイに取消確認画面を表示する(S82)。この画面には、選択された公開情報データの詳細情報と、その公開情報への参加を取止めることを指令する取消ボタンとが表示される。取消ボタン以外のボタンが操作された場合には(S83のNO)、クライアント2は、ディスプレイの画面を公開情報リスト画面に戻す(S72)。
取消ボタンが操作入力された場合には(S83のYES)、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に申込取消コマンドを送信する(S84)。このコマンドには、当該クライアント2で利用者として承認されたユーザID、つまり参加登録者IDと、公開情報リストから選択された公開情報データの公開情報コードとが含まれる。その後、クライアント2は、ディスプレイの画面を公開情報リスト画面に戻す(S72)。
申込取消コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、そのコマンド中の参加登録者ID及び公開情報コードを検索キーとして参加登録データベース7を検索する(T111)。そして、検索キーと一致する参加登録者ID及び公開情報コードがセットされた参加登録データのレコード7Rを検出したならば、公開情報管理サーバ1は、このレコード7Rの属性を「取止め」に変更する(T112)。
一方、公開情報リストから選択された公開情報データに付加されていた参加登録データレコード7Rの属性が「承認」または「承認済」であった場合には(S85のYES)、クライアント2は、ディスプレイに申込確認画面を表示する(S86)。この画面には、選択された公開情報データの詳細情報と、公開情報を確認したことを指令する確認ボタンと、公開情報への参加を決めたことを指令する申込ボタンと、公開情報への参加を取止めることを指令する取消ボタンとが表示される。
クライアント2は、確認ボタン、申込ボタン及び取消ボタンのいずれかが操作入力されるのを待機する(S87)。確認ボタンが操作入力された場合には(S87の「確認」)、ディスプレイの画面を公開情報リスト画面に戻す(S72)。取消ボタンが操作入力された場合には(S87の「取消」)、公開情報管理サーバ1に申込取消コマンドを送信する(S88)。その後、クライアント2は、ディスプレイの画面を公開情報リスト画面に戻す(S82)。
申込取消コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、前記処理ステップT111及びT112の処理を実行する。このとき、クライアント2の利用者である社員の当該公開情報への参加を承認した上長に対し、この社員が公開情報への参加を取止めたことを通知する電子メールを送信してもよい。すなわち、当該参加登録データレコード7Rから承認者IDを取得し、利用者データベース4を検索して、当該承認者IDに対応して記憶されているメールアドレスを取得する。そして、このメールアドレスを宛先として参加取り止めを通知する電子メールを作成し、該当の参加登録データへのリンクを添付し、ネットワーク3上のメールサーバ(不図示)に送信する。こうすることにより、承認者IDを認証用IDとして承認したクライアント2、すなわち、当該上長が利用者として承認されたクライアント2において、上記電子メールに添付された参加登録データを閲覧することができる。
一方、申込確認画面において、申込ボタンが操作入力された場合には(S87の「申込」)、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に申込コマンドを送信する(S89)。このコマンドには、当該クライアント2で利用者として承認されたユーザID、つまり参加登録者IDと、公開情報リストから選択された公開情報データの公開情報コードとが含まれる。その後、クライアント2は、ディスプレイの画面を公開情報リスト画面に戻す(S72)。
申込コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、そのコマンド中の参加登録者ID及び公開情報コードを検索キーとして参加登録データベース7を検索する(T121)。そして、検索キーと一致する参加登録者ID及び公開情報コードがセットされた参加登録データレコード7Rを検出したならば、公開情報管理サーバ1は、このレコード7Rの属性を「申込」に変更する(T122)。
メインメニューの1つに、上長管理メニューがある。上長管理メニューが選択されると(S12のYES)、クライアント2は、上長管理処理を実行する(S13)。上長管理処理の詳細は、図15〜図18の流れ図によって示される。図15〜図18において、向かって左側はクライアント2側の処理手順を示し、右側は公開情報管理サーバ1側の処理手順を示す。
上長管理処理を開始したクライアント2は、公開情報管理サーバ1に上長問合せコマンドを送信する(S91)。このコマンドには、当該クライアント2で利用者として承認されたユーザIDが含まれる。
上記上長問合せコマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、上長データベース5を検索して、コマンド中のユーザIDを上長IDとする上長データレコード5Rが存在するか否かを判定する(T131)。存在する場合には、ユーザは上長である旨の応答を、存在しない場合には、ユーザは上長でない旨の応答を、コマンド送信元のクライアント2に送信する(T132)。
上長問合せコマンドを送信したクライアント2は、公開情報管理サーバ1からの応答を待機する(S92)。ここで、ユーザは上長でない旨の応答を受信した場合には(S92のNO)、クライアント2は、画面をメインメニュー画面に戻す。これに対し、ユーザは上長である旨の応答を受信した場合には(S92のYES)、クライアント2は、ディスプレイに上長管理メニュー画面を表示させる(S93)。そして、いずれかのメニューが選択されるのを待機する。ここで、終了指示がなされた場合には(S94のYES)、クライアント2は、画面をメインメニュー画面に戻す。
上長管理メニューの1つに、承認確認メニューがある。承認確認メニューが選択されると(S95のYES)、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に承認確認要求コマンドを送信する(S96)。このコマンドには、当該クライアント2で利用者として承認されたユーザID、つまりは上長IDが含まれる。
承認確認要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、上長データベース5を検索して、コマンド中のユーザIDを上長IDとする上長データレコード5Rから、全ての部下IDを取得する(T141)。次に、公開情報管理サーバ1は、参加登録データベース7を検索して、参加登録者IDが上長データレコード5Rから取得したいずれかの部下IDと一致した参加登録データレコード7Rを全て検出する(T142)。そして、検出した全ての参加登録データレコード7Rのリストデータを、要求コマンド送信元のクライアント2に送信する(T144)。
上記リストデータを受信したクライアント2は、ディスプレイに部下の参加登録データリスト画面を表示する(S97)。この画面には、参加登録データリスト表示欄が形成されている。この表示欄には、クライアント2の利用者である上長が管理する部下の社員が参加を計画した段階(承認待ち)、承認を受け申込保留中、申込を済ませた状態、取消、参加確定、参加不可、参加、欠席など全ての公開情報の一覧、すなわち公開情報管理サーバ1の処理ステップT142にて参加登録データベース7から検出された全ての参加登録データレコード7Rに関するデータが表示される。また、仮承認ボタン、仮承認解除ボタン及び承認ボタンが表示される。ここで、終了指示がなされた場合には(S98のYES)、クライアント2は、画面を上長管理メニュー画面に戻す。これに対し、参加登録データリストの中から少なくとも1つ以上の参加登録データが選択されると(S99のYES)、クライアント2は、仮承認ボタン、仮承認解除ボタン及び承認ボタンのいずれかが押されることを待機する(S100〜S102)。
仮承認ボタンが操作入力されると(S100のYES)、クライアント2は、図16の処理に進む。すなわち、部下の参加登録データリストから選択された参加登録データの仮承認要求コマンドを送信する(S111)。また、参加登録データリスト表示欄に表示されている各参加登録データのうち、選択された全ての参加登録データに対して仮承認マークを表示させる(S112)。仮承認要求コマンドには、参加登録データリストから選択された全ての参加登録データの参加登録者IDと参加登録コードとが含まれる。
仮承認要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、前記処理ステップT142で参加登録データベース7から検出した部下の参加登録データのうち、仮承認要求コマンドに含まれる参加登録コードが一致する参加登録データの仮承認フラグを全てオンする(T151)。次に、公開情報管理サーバ1は、仮承認フラグがオンしている全ての参加登録データの参加料金を合計する(T152)。すなわち、今まで仮承認フラグがオンしていた部下の参加登録情報に加え、今回新たに仮承認フラグがオンとなった部下の参加登録データの全てが合計される。つまり、既に承認された部下の参加登録データであっても、仮承認フラグがオンであれば合計対象となる。そして、公開情報管理サーバ1は、参加料金の合計金額データをクライアントに送信する(T153)。
仮承認要求コマンドを送信したクライアント2は、公開情報管理サーバ1からの応答データを待機する。そして、参加料金の合計金額データを受信したならば、参加登録データリスト画面に、この合計金額を表示させる(S113)。しかる後、クライアント2は、終了指示がなされるか(S98)、再び参加登録データリストの中から少なくとも1つ以上の参加登録データが選択されるのを待機する(S99)。
参加登録データリストの中から少なくとも1つ以上の参加登録データが選択された後、仮承認解除ボタンが操作入力された場合には(S101のYES)、クライアント2は、図17の処理に進む。すなわち、参加登録データリストから選択された参加登録データの仮承認解除コマンドを送信する(S121)。また、参加登録データリスト表示欄に表示されている仮承認マークのうち、選択された参加登録データに対して表示されている仮承認マークを全て消去する(S122)。仮承認解除コマンドには、参加登録データリストから選択された全ての参加登録データの参加登録者IDと参加登録コードとが含まれる。
仮承認解除コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、前記処理ステップT142で参加登録データベース7から検出した部下の参加登録データのうち、仮承認解除コマンドに含まれる参加登録コードが一致する参加登録データの仮承認フラグを全てオフする(T151)。次に、公開情報管理サーバ1は、仮承認フラグがオンしている全ての参加登録データの参加料金を合計する(T152)。そして、公開情報管理サーバ1は、参加料金の合計金額データをクライアントに送信する(T153)。
仮承認解除コマンドを送信したクライアント2は、公開情報管理サーバ1からの応答データを待機する。そして、参加料金の合計金額データを受信したならば、参加登録データリスト画面に、この合計金額を表示させる(S123)。しかる後、クライアント2は、終了指示がなされるか(S98)、再び参加登録データリストの中から少なくとも1つ以上の参加登録データが選択されるのを待機する(S99)。
こうして、仮承認、仮承認解除の操作を繰り返すことで、クライアント2の利用者である上長は、承認すべき参加登録データ及び否認すべき参加登録データを一覧で鮮明に確認できる。また上長は、部下が参加を申し込んだ公開情報に参加させた際の経費を、既に承認を済ませた参加登録の費用も含め総合的に考慮して新たな参加を承認するか否かを判定できる効果を奏する。
参加登録データリストの中から少なくとも1つ以上の参加登録データが選択された後、承認ボタンが操作入力された場合には(S102のYES)、クライアント2は、図18の処理に進む。すなわち、参加登録データリストから選択された参加登録データの承認要求コマンドを送信する(S131)。承認要求コマンドには、参加登録データリストの中から選択された参加登録データの参加登録者ID及び参加登録コードと、当該クライアント2で利用者として承認されたユーザIDとが含まれる。承認要求コマンドを送信した後、クライアント2は、図15のST96の処理に進む。すなわち、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に承認確認要求コマンドを再度送信し、参加登録データリスト画面を更新する。
上記承認要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、利用者データベース4を検索して、受信コマンドに含まれるユーザIDを有する利用者データレコード4Rから氏名データを取得する。そして、この氏名データを承認者氏名とする。また、ユーザIDを承認者IDとする(T171)。さらに、現在の日付を承認日とする。次に、公開情報管理サーバ1は、前記処理ステップT142で参加登録データベース7から検出した部下の参加登録データのうち、承認要求コマンドに含まれる参加登録者ID及び参加登録コードが一致する全ての参加登録データに、上記承認者ID、承認者氏名及び承認日を追加する(T172)。さらに、その全ての参加登録データの属性を「計画中」から「承認」に変更する(T173)。
ここに、公開情報管理サーバ1は、その処理ステップT171〜T173により、承認受付手段を構成する。
メインメニューの1つに、責任者確認メニューがある。責任者確認メニューが選択されると(S14のYES)、クライアント2は、責任者確認処理を開始する(S15)。責任者確認処理の詳細は、図19〜図22の流れ図によって示される。図19において、向かって左側はクライアント2側の処理手順を示し、右側は公開情報管理サーバ1側の処理手順を示す。
責任者確認処理を開始したクライアント2は、先ず、公開情報管理サーバ1に責任者確認要求コマンドを送信する(S141)。このコマンドには、ユーザ認証により利用者として承認されたユーザIDが含まれる。
責任者要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、コマンド中のユーザIDを検索キーとして公開情報データベース6を検索して、クライアント2の利用者が公開情報の責任者であるか否かを判定する(T181)。検索キーと一致する認証用IDが責任者IDとしてセットされた公開情報データを公開情報データベース6から検出した場合には、利用者は責任者であると判断する。これに対し、検索キーと一致する認証用IDが責任者IDとしてセットされた公開情報データを公開情報データベース6から検出できなかった場合には、利用者は責任者でないと判断する。
クライアント2の利用者が公開情報の責任者であると判断すると(T182のYES)、公開情報管理サーバ1は、受信コマンド中のユーザIDが責任者IDとしてセットされた公開情報データのレコード6Rを公開情報データベース6から全て検出する(T183)。次に、公開情報データベース6から検出したレコード6R毎に、その公開情報コードを検索キーとして参加登録データベース7を検索して、公開情報コードが一致する参加登録データ7Rを全て検出する(T184)。この処理ステップT184の処理は、公開情報データベース6から検出した全ての公開情報データレコード6Rについて実行する。次に、公開情報管理サーバ1は、公開情報データベース6から検出した全ての公開情報データレコード6Rで、責任者が主催者である公開情報と責任者が窓口担当者である公開情報をそれぞれに纏めた公開情報リストを作成する。また、参加登録データベース7から検出した全ての参加登録データレコード7Rで、公開情報別の参加登録者リストを作成する(T185)。そして、公開情報管理サーバ1は、これらのリストデータを、ネットワーク3を介して要求コマンド送信元のクライアントに送信する(T186)。
上記リストデータを受信したクライアント2は、ディスプレイに公開情報リスト画面を表示する(S142)。この画面には、公開情報リスト表示欄が形成されている。この表示欄には、クライアント2の利用者が責任者である公開情報データの一覧、すなわち、公開情報管理サーバ1の処理ステップT183にて公開情報データベース6から検出された公開情報データレコード6Rに関するデータが表示される。ここで、終了指示がなされた場合(S143のYES)、クライアント2は、画面をメインメニュー画面に戻す。これに対し、公開情報リストの中からいずれか1つの公開情報データが選択された場合には(S144のYES)、クライアント2は、その選択された公開情報データに紐付けられている参加登録者リストの画面をディスプレイに表示する(S145)。参加登録者リストには、選択された公開情報に参加登録をしているユーザの一覧、すなわち、公開情報管理サーバ1の処理ステップT184にて参加登録データベース7から検出された参加登録データレコード7Rに関するデータが表示される。また、参加確定ボタン、申込済ボタン、案内通知ボタンが表示される。したがって、クライアント2のユーザは、自身が責任者として登録した公開情報に対して計画し参加登録データが作成された、全てのユーザのリストを確認することができる。主催者確認メニュー画面と窓口担当確認メニュー画面を別々にする場合は、主催者確認メニュー画面には参加確定ボタン、案内通知ボタンを、窓口担当確認メニューには申込済ボタン、案内通知ボタン及び参加者リスト出力ボタンを表示させるようしてもよい。
参加登録者リスト画面を表示した状態で、終了指示がなされた場合(S146のYES)、クライアント2は、画面を公開情報リスト画面に戻す。これに対し、参加登録者リストの中から少なくとも1つ以上の参加登録データが選択され(S147のYES)、案内通知ボタンが入力されると(S148のYES)、クライアント2は、公開情報管理サーバ1に案内通知要求コマンドを送信する。このコマンドには、公開情報リストから選択された公開情報の公開情報コードと、参加登録者リストから選択された参加登録データの文書番号とが含まれる。
上記案内通知要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、図20の流れ図に示す手順の処理を実行する。すなわち、公開情報管理サーバ1は、受信したコマンドに含まれる文書番号の1つで参加登録データベース7を検索し、同一の文書番号がセットされた参加登録データを検出する(T191)。次に、公開情報管理サーバ1は、検出した参加登録データの属性を調べる。属性が「計画中」である場合(T192のYES)、この参加登録データの参加登録者は、公開情報への参加計画を立てているが、上長の承認が未だ得られていない。そこで、公開情報管理サーバ1は、上長宛の承認督促メール作成処理を実行する(T193)。
この承認督促メール作成処理の手順は、図21の流れ図によって示される。すなわち、公開情報管理サーバ1は、属性が「計画中」の参加登録データから参加登録者IDを取得する(T211)。そして、上長データベース5を検索して、この参加登録者IDが部下IDとして記憶されている全ての上長データレコード5Rから上長IDを取得する(T212)。次に、上長データベース5から取得した全ての上長IDを検索キーとして利用者データベース4を検索し、当該上長IDに対応して記憶されているメールアドレスを全て取得する(T213)。そして、このメールアドレスを送信メールの宛先とする上長宛承認要求メールを作成する。このとき、上長宛承認要求メールのタイトルと本文は、該当する公開情報のメール文章作成エリアに記憶されている。
次に、公開情報管理サーバ1は、当該参加登録データのメール送信区分をチェックする(T215)。メール送信区分が「自動送信」の場合(T215のYES)、公開情報管理サーバ1は、作成した送信メールを自身の送信ボックスに保存する。これに対し、メール送信区分が「手動送信」の場合には(T215のNO)、公開情報管理サーバ1は、コマンド送信元のクライアント2で認証されたユーザIDで利用者データベース4を検索し、当該ユーザIDに対応して記憶されているメールサーバ情報からメールボックスのデータを取得する(T217)。このメールボックスデータは、コマンド送信元のクライアント2を操作している責任者に対して割り当てられたメールボックスの格納場所識別データである。公開情報管理サーバ1は、送信メールを上記責任者のメールボックスに一時保存データとして保存する(T218)。以上で、公開情報管理サーバ1は、承認督促メール作成処理を終了する。
参加登録データベース7から検出した参加登録データの属性が「承認」または「承認済」である場合(T194のYES)、この参加登録データの参加登録者は、自身が参加を計画した公開情報に対して上長承認または主催者承認が得られているにもかかわらず、未だ参加申請をしていない。そこで、公開情報管理サーバ1は、参加登録者宛の申込督促メール作成処理を実行する(T196)。
この申込督促メール作成処理の手順は、図22の流れ図によって示される。すなわち、公開情報管理サーバ1は、属性が「承認」または「承認済」の参加登録データから参加登録者IDを取得する(T221)。そして、この参加登録者IDを検索キーとして利用者データベース4を検索し、当該参加登録者IDに対応して記憶されているメールアドレスを全て取得する(T222)。そして、このメールアドレスを送信メールの宛先とする申込督促メールを作成する。このとき、申込督促メールのタイトルと本文は、該当する公開情報のメール文章作成エリアに記憶されている。
次に、公開情報管理サーバ1は、参加登録データベース7から検出した参加登録データから公開情報コードを取得する(T224)。そして、この公開情報コードを検索キーとして公開情報データベース6を検索し、該当公開情報の案内cc区分を認識する(T225)。ここで、案内cc区分が「上長配信要」であった場合(T226のYES)、公開情報管理サーバ1は、上長データベース5を検索して、この参加登録者IDが部下IDとして記憶されている全ての上長データレコード5Rから上長IDを取得する(T227)。次に、上長データベース5から取得した全ての上長IDを検索キーとして利用者データベース4を検索し、当該上長IDに対応して記憶されているメールアドレスを全て取得する(T228)。そして、このメールアドレスを送信メールの宛先とする上長宛申込督促メールを作成する。このとき、上長宛申込督促メールのタイトルと本文は、該当する参加登録データのメール文章作成エリアに記憶されている。案内cc区分が「上長配信不要」であった場合には、上記T227〜T229の処理を実行しない。なお、参加登録者宛ての申込督促メールと上長宛ての督促メールを区別するのでなく、上長のメールアドレスを参加登録者宛ての申込督促メールのcc:欄に記載し、配信しても良い。
次に、公開情報管理サーバ1は、当該参加登録データのメール送信区分をチェックする(T230)。メール送信区分が「自動送信」の場合(T230のYES)、公開情報管理サーバ1は、作成した送信メールを自身の送信ボックスに保存する。これに対し、メール送信区分が「手動送信」の場合には(T230のNO)、公開情報管理サーバ1は、コマンド送信元のクライアント2で認証されたユーザIDで利用者データベース4を検索し、当該ユーザIDに対応して記憶されているメールサーバ情報からメールボックスデータを取得する(T231)。このメールボックスデータは、コマンド送信元のクライアント2を操作している責任者に対して割り当てられたメールボックスの格納場所識別データである。公開情報管理サーバ1は、送信メールを上記責任者のメールボックスに一時保存データとして保存する(T233)。以上で、公開情報管理サーバ1は、申込督促メール作成処理を終了する。
参加登録データベース7から検出した参加登録データの属性が「申込確定」である場合は(T196のYES)、この参加登録データの参加登録者に対して公開情報への参加が確定したことを参加者に通知する必要がある。そこで、公開情報管理サーバ1は、参加確定メール作成処理を実行する(T197)。この参加確定メール作成処理は、図22で示した申込督促メール作成処理とメールの内容(本文は、該当する公開情報のメール文章作成エリアに記憶されている)が異なるだけであり、手順は同一であるので、ここでの説明は省略する。
図20に説明を戻す。公開情報管理サーバ1は、受信した案内通知要求コマンドに含まれる全ての文書番号について、上記処理ステップT191〜T197の処理を実行する。そして、全ての文書番号について処理を実行したならば(T198のNO)、公開情報管理サーバ1は、自身の送信ボックスに送信メールが保存されているか否かを判断する(T199)。送信メールが保存されている場合には(T199のYES)、ネットワーク3を介してその送信メールを送信する(T200)。案内通知ボタンの操作により、属性の状態を確認し、自動的に承認督促メールと申込督促メールを区別する方法としたが、承認督促ボタン、申込督促ボタンとを区別して配置しても良い。
メインメニューの一つに、参加者閲覧メニューがある。参加者閲覧メニューが選択されると(S16のYES)、クライアント2は、参加者閲覧処理を開始する(S17)。参加者閲覧処理の詳細は、図23の流れ図によって示される。図23において、向かって左側はクライアント2側の処理手順を示し、右側は公開情報管理サーバ1側の処理手順を示す。
参加者閲覧処理を開始したクライアント2は、先ず、公開情報管理サーバ1に参加者閲覧要求コマンドを送信する(S141)。このコマンドには、ユーザ認証により利用者として承認されたユーザIDが含まれる。
参加者閲覧要求コマンドを受信した公開情報管理サーバ1は、公開情報データベース6を検索して、属性が「公開中」または「公開終了」の公開情報データレコード6Rをすべて検出する(T241)。次に、公開情報管理サーバ1は、検出した公開情報データレコード6Rの閲覧権限区分をチェックする。そして、閲覧権限区分が「閲覧権限解除」の公開情報データレコード6R、すなわち、その公開情報に紐づいた参加登録データの閲覧権限が公開情報を閲覧できる者全てに付与されている公開情報データのレコード6Rを選択する(T242)。次に、公開情報管理サーバ1は、選択したレコード6R毎に、公開情報コードを取得する。そして、この公開情報コードで参加登録データベース7を検索して、当該公開情報コードがセットされた参加登録データレコード7Rを全て参加登録データベース7から検出する。この処理は、選択した公開情報データレコード6R毎に実行する(T243)。次に、公開情報管理サーバ1は、「公開」[公開終了]全ての公開情報データレコード6Rのリストと、処理ステップT243の処理で公開情報データレコード6R毎に検出しそれに紐づいた参加登録データレコード7Rのリストを作成する(T244)。そして、これらのリストデータを、コマンド送信元のクライアント2に送信する(T245)。
上記リストデータを受信したクライアント2は、ディスプレイに公開情報リスト画面を表示する(S152)。この画面には、公開情報リスト表示欄が形成されている。この表示欄には、公開情報の一覧、すなわち、「公開」[公開終了]全ての公開情報データレコード6Rに関するデータが表示される。ここで、終了指示がなされた場合(S153のYES)、クライアント2は、画面をメインメニュー画面に戻す。これに対し、公開情報リストの中からいずれか1つの公開情報が選択された場合には(S154のYES)、クライアント2は、その選択された公開情報に紐付けられている参加登録者リストの画面をディスプレイに表示する(S155)。参加登録者リストには、選択された公開情報に参加登録をしているユーザの一覧、すなわち、公開情報管理サーバ1の処理ステップT243にて参加登録データベース7ら検出された参加登録データレコード7Rに関するデータが表示される。この状態で、終了指示がなされた場合(S156のYES)、クライアント2は、画面を公開情報リスト画面に戻す。したがって、クライアント2のユーザは、参加登録データが一般公開されている公開情報に対して参加登録データが作成されたユーザのリストを確認することができる。また、参加登録された者が、計画中なのか、参加の意思表示をしたのか、参加は確定なのか、参加を取り消してくれたのか等を、参加登録者以外の利用者が知ることができる。
ここに、公開情報管理サーバ11は、その処理ステップT185及びT244により、参加者リスト作成手段を構成する。また、その処理ステップT181〜T186及びT241〜T245により、リスト応答手段を構成する。さらに、その処理ステップT221〜T229により、送信先制御手段を構成し、処理ステップT215〜T218及びT230〜T233により、送信制御手段を構成する。
このように本実施の形態によれば、公開情報毎に責任者を設定することができる。そして、この責任者に対しては、その公開情報の取り扱いに関する各種設定情報、特に、承認区分、開催権限区分、案内cc区分及びメール送信区分について、編集権限が付与される。したがって、各責任者の権限が明確になるので、公開情報の多様化にても対応し得る公開情報管理システムを提供することができる。
なお、前記実施形態では、責任者に対して編集権限が付与される設定情報を、認区分、開催権限区分、案内cc区分及びメール送信区分に限定したが、本発明はこれに限定されるものではない。
1…公開情報管理サーバ、2…クライアント、4…利用者データベース、5…上長データベース、6…公開情報データベース、7…参加登録データベース。
特開2004−102902号公報 特開2004−086578号公報 特開2007−304964号公報 特開2002−183365号公報 特開2005−142767号公報

Claims (7)

  1. 複数の公開情報を記憶するための公開情報データベースを管理するサーバに、ネットワークを介して複数のクライアントを接続してなる公開情報管理システムにおいて、
    前記公開情報データベースに記憶される公開情報は、その公開情報の責任者を特定する責任者IDと、その公開情報の取り扱いに関する各種設定情報とを関連付けており、前記公開情報の取り扱いに関する設定情報は、その公開情報に対する利用者の参加登録に対して上長承認必要とする事前に承認済とするかを識別する情報を含み、
    前記サーバは、
    前記各クライアントの利用者に対してそれぞれ設定されたその利用者固有の認証用IDを記憶する認証用ID記憶手段と、
    前記クライアントにて入力された認証用IDで前記認証用ID記憶手段を検索してユーザ認証を行う認証手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報データベースに記憶される公開情報の閲覧要求があると、公開情報のリストデータを前記ネットワークを介して前記クライアントに送信する公開情報リスト送信手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報リスト送信手段により当該クライアントに送信したリストデータ中のいずれかの公開情報に対して参加登録要求があると、その参加登録要求のあった公開情報を特定可能な固有情報と前記利用者の認証用IDとを含む参加登録データを参加登録データベースに記憶させる参加登録データ記憶手段と、
    前記参加登録データベースに記憶される各参加登録データのうち、前記公開情報の取り扱いに関する設定情報として上長承認必要とする旨が設定された公開情報の参加登録データについては上長承認待ちのデータとして、その参加登録データに含まれる認証用IDで特定される利用者に対する上長の認証用IDで認証された前記クライアントからの上長承認を受付ける承認受付手段と、
    前記参加登録データ記憶手段で記憶される各参加登録データのうち、前記公開情報の取り扱いに関する設定情報として事前に承認済とする旨が設定された公開情報の参加登録データに対しては承認済のデータとして、当該参加登録データに含まれる認証用IDで認証された前記クライアントからの参加申込みを受付ける参加申込み受付手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報データベースに記憶される公開情報の編集要求があると、そのクライアントで入力された認証用IDを責任者用IDとして関連付けた公開情報についてのみ編集権限を与える権限付与手段と、を具備し、
    前記権限付与手段は、前記上長承認必要とする事前に承認済とするかを識別する情報に関して編集権限を与えることを特徴とする公開情報管理システム。
  2. 複数の公開情報を記憶するための公開情報データベースを管理するサーバに、ネットワークを介して複数のクライアントを接続してなる公開情報管理システムにおいて、
    前記公開情報データベースに記憶される公開情報は、その公開情報の責任者を特定する責任者IDと、その公開情報の取り扱いに関する各種設定情報とを関連付けており、前記公開情報の取り扱いに関する設定情報は、その公開情報に対して参加登録のあった利用者のリストを利用者全員に公開するか公開しないかを識別する情報を含み、
    前記サーバは、
    前記各クライアントの利用者に対してそれぞれ設定されたその利用者固有の認証用IDを記憶する認証用ID記憶手段と、
    前記クライアントにて入力された認証用IDで前記認証用ID記憶手段を検索してユーザ認証を行う認証手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報データベースに記憶される公開情報の閲覧要求があると、公開情報のリストデータを前記ネットワークを介して前記クライアントに送信する公開情報リスト送信手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報リスト送信手段により当該クライアントに送信したリストデータ中のいずれかの公開情報に対して参加登録要求があると、その参加登録要求のあった公開情報を特定可能な固有情報と前記利用者の認証用IDとを含む参加登録データを参加登録データベースに記憶させる参加登録データ記憶手段と、
    前記参加登録データベースに記憶される各参加登録データに基づいて、前記公開情報毎に参加者リストを作成する参加者リスト作成手段と、
    前記公開情報の取り扱いに関する設定情報として参加登録のあった利用者のリストを利用者全員に公開するが設定された公開情報については、前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントからのリスト要求に対して前記参加者リスト作成手段により作成される参加者リストを応答送信する第1のリスト応答手段と
    前記公開情報の取り扱いに関する設定情報として参加登録のあった利用者のリストを、利用者全員に公開しないが設定された公開情報については、その公開情報に含まれる責任者IDで認証されたクライアントからのリスト要求に対して前記参加者リスト作成手段により作成される参加者リストを応答送信する第2のリスト応答手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報データベースに記憶される公開情報の編集要求があると、そのクライアントで入力された認証用IDを責任者用IDとして関連付けた公開情報についてのみ編集権限を与える権限付与手段と、を具備し、
    前記権限付与手段は、前記参加登録された利用者のリストを利用者全員に公開するか公開しないかを識別する情報に関して編集権限を与えることを特徴とする公開情報管理システム。
  3. 複数の公開情報を記憶するための公開情報データベースを管理するサーバに、ネットワークを介して複数のクライアントを接続してなる公開情報管理システムにおいて、
    前記公開情報データベースに記憶される公開情報は、その公開情報の責任者を特定する責任者IDと、その公開情報の取り扱いに関する各種設定情報とを関連付けており、前記公開情報の取り扱いに関する設定情報は、その公開情報に対して参加登録のあった利用者への案内メールを自動送信するか宛先設定後一旦保存するかを識別する情報を含み、
    前記サーバは、
    前記各クライアントの利用者に対してそれぞれ設定されたその利用者固有の認証用IDを記憶する認証用ID記憶手段と、
    前記クライアントにて入力された認証用IDで前記認証用ID記憶手段を検索してユーザ認証を行う認証手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報データベースに記憶される公開情報の閲覧要求があると、公開情報のリストデータを前記ネットワークを介して前記クライアントに送信する公開情報リスト送信手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報リスト送信手段により当該クライアントに送信したリストデータ中のいずれかの公開情報に対して参加登録要求があると、その参加登録要求のあった公開情報を特定可能な固有情報と前記利用者の認証用IDとを含む参加登録データを参加登録データベースに記憶させる参加登録データ記憶手段と、
    前記公開情報の取り扱いに関する設定情報として案内メール自動送信する旨が設定された公開情報については、その公開情報に含まれる責任者IDで認証されたクライアントから案内通知要求に対して、その公開情報に参加登録のあった利用者宛の案内メールを送信する案内メール自動送信手段と
    前記公開情報の取り扱いに関する設定情報として案内メールを宛先設定後一時保存する旨が設定された公開情報については、その公開情報に含まれる責任者IDで認証されたクライアントから案内通知要求に対して、その公開情報に参加登録のあった利用者の案内メールを該当クライアントに対応するメールボックスに一時保存する案内メール一時保存手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報データベースに記憶される公開情報の編集要求があると、そのクライアントで入力された認証用IDを責任者用IDとして関連付けた公開情報についてのみ編集権限を与える権限付与手段とを具備し、
    前記権限付与手段は、前記案内メールを自動送信するか宛先設定後一旦保存するかを識別する情報に関して編集権限を与えることを特徴とする公開情報管理システム。
  4. 前記サーバは、前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報の作成要求があると、新規の公開情報を識別する公開情報コードを前記クライアントに送信し、当該クライアントにて責任者IDを含む公開情報が入力されると、この公開情報を当該クライアントに送信した公開情報コードとともに前記公開情報データベースに保存することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1記載の公開情報管理システム。
  5. 複数の公開情報を記憶するための公開情報データベースを管理するサーバに、ネットワークを介して複数のクライアントを接続してなる公開情報管理システムであり、前記公開情報データベースに記憶される公開情報は、その公開情報の責任者を特定する責任者IDと、その公開情報の取り扱いに関する各種設定情報とを関連付けており、前記公開情報の取り扱いに関する設定情報は、その公開情報に対する利用者の参加登録に対して上長承認を必要とするか事前に承認済とするかを識別する情報を含むシステムの前記サーバに対するプログラムであって、
    前記サーバを、
    前記各クライアントの利用者に対してそれぞれ設定されたその利用者固有の認証用IDを記憶させる認証用ID記憶手段と、
    前記クライアントにて入力された認証用IDで前記認証用ID記憶手段を検索してユーザ認証を行わせる認証手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報データベースに記憶される公開情報の閲覧要求があると、公開情報のリストデータを前記ネットワークを介して前記クライアントに送信させる公開情報リスト送信手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報リスト送信手段により当該クライアントに送信したリストデータ中のいずれかの公開情報に対して参加登録要求があると、その参加登録要求のあった公開情報を特定可能な固有情報と前記利用者の認証用IDとを含む参加登録データを参加登録データベースに記憶させる参加登録データ記憶手段と、
    前記参加登録データベースに記憶される各参加登録データのうち、前記公開情報の取り扱いに関する設定情報として上長承認を必要とする旨が設定された公開情報の参加登録データについては上長承認待ちのデータとして、その参加登録データに含まれる認証用IDで特定される利用者に対する上長の認証用IDで認証された前記クライアントからの上長承認を受付けさせる承認受付手段と、
    前記参加登録データ記憶手段で記憶される各参加登録データのうち、前記公開情報の取り扱いに関する設定情報として事前に承認済とする旨が設定された公開情報の参加登録データに対しては承認済のデータとして、当該参加登録データに含まれる認証用IDで認証された前記クライアントからの参加申込みを受付けさせる参加申込み受付手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報データベースに記憶される公開情報の編集要求があると、そのクライアントで入力された認証用IDを責任者用IDとして関連付けた公開情報についてのみ編集権限を与えさせる権限付与手段と、して機能させ、
    前記権限付与手段は、前記上長承認を必要とするか事前に承認済とするかを識別する情報に関して編集権限を与えさせるためのプログラム。
  6. 複数の公開情報を記憶するための公開情報データベースを管理するサーバに、ネットワークを介して複数のクライアントを接続してなる公開情報管理システムであり、前記公開情報データベースに記憶される公開情報は、その公開情報の責任者を特定する責任者IDと、その公開情報の取り扱いに関する各種設定情報とを関連付けており、前記公開情報の取り扱いに関する設定情報は、その公開情報に対して参加登録のあった利用者のリストを利用者全員に公開するか公開しないかを識別する情報を含むシステムの前記サーバに対するプログラムであって、
    前記サーバを、
    前記各クライアントの利用者に対してそれぞれ設定されたその利用者固有の認証用IDを記憶させる認証用ID記憶手段と、
    前記クライアントにて入力された認証用IDで前記認証用ID記憶手段を検索してユーザ認証を行わせる認証手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報データベースに記憶される公開情報の閲覧要求があると、公開情報のリストデータを前記ネットワークを介して前記クライアントに送信させる公開情報リスト送信手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報リスト送信手段により当該クライアントに送信したリストデータ中のいずれかの公開情報に対して参加登録要求があると、その参加登録要求のあった公開情報を特定可能な固有情報と前記利用者の認証用IDとを含む参加登録データを参加登録データベースに記憶させる参加登録データ記憶手段と、
    前記参加登録データベースに記憶される各参加登録データに基づいて、前記公開情報毎に参加者リストを作成させる参加者リスト作成手段と、
    前記公開情報の取り扱いに関する設定情報として参加登録のあった利用者のリストを利用者全員に公開する旨が設定された公開情報については、前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントからのリスト要求に対して前記参加者リスト作成手段により作成される参加者リストを応答送信させる第1のリスト応答手段と、
    前記公開情報の取り扱いに関する設定情報として参加登録のあった利用者のリストを、利用者全員に公開しない旨が設定された公開情報については、その公開情報に含まれる責任者IDで認証されたクライアントからのリスト要求に対して前記参加者リスト作成手段により作成される参加者リストを応答送信させる第2のリスト応答手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報データベースに記憶される公開情報の編集要求があると、そのクライアントで入力された認証用IDを責任者用IDとして関連付けた公開情報についてのみ編集権限を与えさせる権限付与手段と、して機能させ、
    前記権限付与手段は、前記参加登録された利用者のリストを利用者全員に公開するか公開しないかを識別する情報に関して編集権限を与えさせるためのプログラム。
  7. 複数の公開情報を記憶するための公開情報データベースを管理するサーバに、ネットワークを介して複数のクライアントを接続してなる公開情報管理システムであり、前記公開情報データベースに記憶される公開情報は、その公開情報の責任者を特定する責任者IDと、その公開情報の取り扱いに関する各種設定情報とを関連付けており、前記公開情報の取り扱いに関する設定情報は、その公開情報に対して参加登録のあった利用者への案内メールを自動送信するか宛先設定後一旦保存するかを識別する情報を含むシステムの前記サーバに対するプログラムであって、
    前記サーバを、
    前記各クライアントの利用者に対してそれぞれ設定されたその利用者固有の認証用IDを記憶させる認証用ID記憶手段と、
    前記クライアントにて入力された認証用IDで前記認証用ID記憶手段を検索してユーザ認証を行わせる認証手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報データベースに記憶される公開情報の閲覧要求があると、公開情報のリストデータを前記ネットワークを介して前記クライアントに送信させる公開情報リスト送信手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報リスト送信手段により当該クライアントに送信したリストデータ中のいずれかの公開情報に対して参加登録要求があると、その参加登録要求のあった公開情報を特定可能な固有情報と前記利用者の認証用IDとを含む参加登録データを参加登録データベースに記憶させる参加登録データ記憶手段と、
    前記公開情報の取り扱いに関する設定情報として案内メールを自動送信する旨が設定された公開情報については、その公開情報に含まれる責任者IDで認証されたクライアントからの案内通知要求に対して、その公開情報に参加登録のあった利用者宛の案内メールを送信させる案内メール自動送信手段と、
    前記公開情報の取り扱いに関する設定情報として案内メールを宛先設定後一時保存する旨が設定された公開情報については、その公開情報に含まれる責任者IDで認証されたクライアントからの案内通知要求に対して、その公開情報に参加登録のあった利用者宛の案内メールを該当クライアントに対応するメールボックスに一時保存させる案内メール一時保存手段と、
    前記認証手段により利用者が認証された前記クライアントから前記公開情報データベースに記憶される公開情報の編集要求があると、そのクライアントで入力された認証用IDを責任者用IDとして関連付けた公開情報についてのみ編集権限を与えさせる権限付与手段と、して機能させ
    前記権限付与手段は、前記案内メールを自動送信するか宛先設定後一旦保存するかを識別する情報に関して編集権限を与えさせるためのプログラム。
JP2009044790A 2009-02-26 2009-02-26 公開情報管理システム及びプログラム Expired - Fee Related JP4472775B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009044790A JP4472775B1 (ja) 2009-02-26 2009-02-26 公開情報管理システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009044790A JP4472775B1 (ja) 2009-02-26 2009-02-26 公開情報管理システム及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010043178A Division JP2010198619A (ja) 2010-02-26 2010-02-26 公開情報管理サーバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4472775B1 true JP4472775B1 (ja) 2010-06-02
JP2010198503A JP2010198503A (ja) 2010-09-09

Family

ID=42330875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009044790A Expired - Fee Related JP4472775B1 (ja) 2009-02-26 2009-02-26 公開情報管理システム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4472775B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101460404B1 (ko) * 2012-09-04 2014-11-12 포항공과대학교 산학협력단 사용자 중심의 상황정보 관리 장치 및 그 방법

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06205043A (ja) * 1993-01-04 1994-07-22 Toshiba Corp メッセージ発信承認システム
JPH1083386A (ja) * 1996-02-29 1998-03-31 Toshiba Corp 情報共有支援システム
JP2002163418A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Nec Commun Syst Ltd 参加型イベント運営サーバ及びその運営方法
JP2003091603A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Mainichi Comnet Co Ltd コミュニティ支援システム
JP2004054391A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Casio Comput Co Ltd 競技管理装置およびプログラム
JP2004086578A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Seiko Epson Corp 企業内研修管理システム及びその方法、並びに研修管理プログラム
JP2004152057A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Hitoshi Kimura ビデオチャット等の課金システム
JP2005149010A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Nec Fielding Ltd イベント開催システムおよびイベント開催方法
JP2006107282A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Shiseido Co Ltd コミュニティ管理システム、コミュニティサーバ、コミュニティ管理方法、及びコミュニティ管理プログラム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06205043A (ja) * 1993-01-04 1994-07-22 Toshiba Corp メッセージ発信承認システム
JPH1083386A (ja) * 1996-02-29 1998-03-31 Toshiba Corp 情報共有支援システム
JP2002163418A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Nec Commun Syst Ltd 参加型イベント運営サーバ及びその運営方法
JP2003091603A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Mainichi Comnet Co Ltd コミュニティ支援システム
JP2004054391A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Casio Comput Co Ltd 競技管理装置およびプログラム
JP2004086578A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Seiko Epson Corp 企業内研修管理システム及びその方法、並びに研修管理プログラム
JP2004152057A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Hitoshi Kimura ビデオチャット等の課金システム
JP2005149010A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Nec Fielding Ltd イベント開催システムおよびイベント開催方法
JP2006107282A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Shiseido Co Ltd コミュニティ管理システム、コミュニティサーバ、コミュニティ管理方法、及びコミュニティ管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010198503A (ja) 2010-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6820204B1 (en) System and method for selective information exchange
JP5291348B2 (ja) サービス提供システム、サービス提供方法、及びコンピュータプログラム
JP4971210B2 (ja) サービス提供システム、サービス提供方法、及びコンピュータプログラム
US8352303B2 (en) Computer implemented method for integrating services in a calendar application via meeting request e-mails
US7877282B2 (en) System and method for a planner
US20050192008A1 (en) System and method for selective information exchange
KR100310264B1 (ko) 스케줄관리시스템
US20060230137A1 (en) Location or Activity Monitor
US20040025048A1 (en) Method and system for role-based access control to a collaborative online legal workflow tool
US7406528B2 (en) Method for communication
US7359946B2 (en) System and method for an event planner
US20020141560A1 (en) Group establishment system and method
WO2000022551A9 (en) Method and system for controlled distribution of information over a network
JP2004535628A (ja) イベントを管理するためのシステムおよび方法
JP2001216427A (ja) 電子メールベースの事象スケジューリングのシステムおよび方法
JP2021168115A (ja) クラウド型契約管理システム及びそのプログラム
KR20140086549A (ko) 메신저 프로그램을 이용한 모임 진행 방법
TW201301181A (zh) 伺服器、企業間資訊控制方法及程式
US20090204468A1 (en) Method and system for processing web-based invitational messages
JP4472775B1 (ja) 公開情報管理システム及びプログラム
JP4491039B1 (ja) 公開情報管理システム及びプログラム
JP2010198619A (ja) 公開情報管理サーバ
US20070005548A1 (en) System for enabling users to create tasks
JP2010205260A (ja) 公開情報管理システム
JP2003108794A (ja) ジョブ管理方法およびアサインシステム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100303

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4472775

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees