JP4471884B2 - 吸収パッド及び吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、吸収パッド及び該吸収パッドと外装体とからなる吸収性物品に関する。
尿等の排泄の有無を外部から識別できるような識別手段を有するベビー用の使い捨ておむつとして、防漏シートに水溶性のインクや水に濡れると変色する剤で印刷等を施したおむつが提案されている(特許文献1〜5参照)。
一方、大人用の吸収性物品においては、使い捨ておむつ若しくは使い捨ておむつと同様の構成のカバーとしての外装体(以下外装体等という)と、吸収パッドとを共に用い、吸収パッドのみを必要に応じて交換するタイプのものが提案されている。このような大人用の吸収性物品においても、排泄の有無を識別できる機能が望まれる。
しかし、このような大人用の吸収性物品においては、単純にベビー用と同様に外装体等に識別手段を設けても、吸収パッドと共に用い、排泄が吸収パッドのみになされた場合には識別手段は意味を成さないという欠点を有する。
また、単純に吸収パッドに識別手段を設けても以下のような欠点を有する。
(1)通常の外装体等と併用した場合、外装体等の外部から識別手段の変化を識別することは不可能である。
(2)この場合、外装体等を装着者から一旦外し、識別手段の変化を識別することになる。しかし、外装体等を装着者から一旦外しても、識別手段は防漏シートの外側から認識するものなので、更にパッドを外装体等から一旦外さないと識別手段の変化を識別する事は出来ない。すなわち識別手段の変化を識別するためだけでも二度手間であり、排泄が無かった場合に元に戻す事を考えると四度の手間がかかってしまう。
(3)識別手段の変化の識別を容易にする上では、外装体等の構成を薄くすることが考えられるが、例えば、下記特許文献5に記載のように、吸収体を部分的に有していない凹陥部を備えた構成の使い捨ておむつを、外装体等として用いると、吸収パッドと外装体との間にすきまが生じてしまい、吸収パッドに識別手段を具備していても、その識別が困難となる。
このように、大人用の吸収性物品においても、長時間、排泄の有無を識別できる機能が切望されているにもかかわらず、現在に至るまで、簡単にかつ明確に識別できる機能を有する吸収性物品は皆無であった。
特開平11−4852号公報 特開2004−298571号公報 特開昭58−174601号公報 特開2002−200105号公報 特開2003−116910号公報
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、外装体と共に用いられているときに排泄の有無を簡便に判別することができる吸収パッド及び該吸収パッドと外装体とからなる吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明は、表面シート、防漏シート及びこれら両シート間に配された液保持性の吸収体を備えており、前記防漏シートは、排泄の有無が該防漏シートを介して識別される識別手段を内側に具備しているとともに、ずれ止め手段を外側に具備している吸収パッドを提供することにより、前記目的を達成したものである。
また、本発明は、前記本発明の吸収パッドと、該吸収パッドが装着される外装体とからなり、前記外装体が、吸収性本体を具備していないか又は部分的に具備しておらず、少なくとも前記吸収パッドが装着されて前記識別手段と重なっている部位の全光線透過率が30〜100%である吸収性物品を提供するものである。
本発明によれば、尿などの排泄の有無を外装体の外側から簡便にかつ明確に判別することができるので、吸収パッドの取り替えの判断も極めて容易に行うことができる。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明の吸収性物品の一実施形態を模式的に示したものである。
図1に示すように、本実施形態の吸収性物品1は、吸収パッド2と、吸収パッド2が装着される外装体3とからなり、吸収パッド2が外装体3の内表面上に配された状態で外装体3とともに着用される。
図2に示すように、吸収パッド2は、縦長の矩形形状に設けられており、液透過性の表面シート21、液透不透過性で透湿性の防漏シート22及びこれら両シート間に配された液保持性の吸収体23を備えている。
防漏シート22は、当該防漏シート22及び外装体3を介して識別される識別手段22aを内側(吸収体23側)に具備しているとともに、外装体3へ装着するためのずれ止め手段22bを外側に具備している。
識別手段22aに特に制限はないが、識別のし易さの点から、尿等の体液に触れると変色する変化剤を具備し、その一部若しくは全部が変化し、その変化が外装体3を介して識別されるように設けられていることが好ましい。具体的には、L*a*b*表色系の色座標指数が、L*軸、a*軸、b*軸の反対色に変化するように設けることが好ましい。例えば、L*軸では、黒から白若しくはその逆、a*軸では赤から緑若しくはその逆、b*軸では黄色から青若しくはその逆の変化、又はこれらの組み合わせた変化を示すように設けられていることが好ましい。L*a*b*表色系における2つの知覚色の差、すなわち色差は、ΔE*ab(ΔE*ab=((ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)21/2)で表されるが、その値が1.5〜3.0であると感知し得るほど異なるとされており、3.0〜6.0であると著しく異なるとされている。つまり、識別手段22aの変色の差は、色差ΔE*abの値が1.5以上であることが好ましく、更に3.0以上であることが好ましく、6.0以上であることが最も好ましい。
前記変化剤は水分に接触することによって視覚的に変化する物質(以下、変色物質という)を含む親水性の組成物である。変色物質としてはpH指示薬等が挙げられる。例えば公知のインク又は指示薬を使用することができる。pH指示薬としては、吸収性物品が本実施形態のように使い捨ておむつの場合には、尿との接触の前後で色が変化するものを用いることが好ましい。例えばブロモフェノールブルー、メチルオレンジ、アリザンS、ブロモクレゾールグリーン、メチルレッド、ブロモクレゾールパープル、レザズリン等、pHが3〜7で変色するものが好ましい。
前記変化剤は、水分と接触するまでは、防漏シート22の表面に安定して固定化されている必要がある。そのような固定化を実現する方法としては、変化剤を、前記変色物質と粘着性物質とを混合した親水性の組成物として防漏シート22の表面に塗布する方法が簡便かつ確実である。粘着性物質としては、変色物質との相溶性の点から親水性を有するものが好ましい。そのような粘着性物質としては例えば、水分と接触する前には防漏シートとの接着剤として機能する親水性のポリマーが挙げられる。親水性のポリマーとしては例えば、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリコール(PPG)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリアミド、ビニルピロリドンホモポリマー等が挙げられる。これら親水性のポリマーはその数平均分子量が、1000〜50000、特に2000〜20000であることが、確実な固定化を与える点から好ましい。
ずれ止め手段22bは、前記識別手段22aの識別性に特に影響を与えなければ、その手段に特に制限はないが、外装体3と識別手段22aの密着性、特に識別手段22aの配設部位と重ねて配設できて前記密着性をより高められる点や、防漏シート22に無機フィラーを分散させて延伸した樹脂シートを用いる場合に防漏シート22を透明化できて識別手段22aの識別性をより高められる点、製造のし易さ等の点を考慮すると、ホットメルト接着剤が好ましい。
前記ホットメルト接着剤としては、塗布安定性、被膜性等を満足するものであれば特に制限はないが、例えば、ホットメルト接着剤のベースポリマーとしてスチレン系エラストマー(SIS、SBS、SEBS、SEPS)、オレフィン系ポリマー(アモルファスポリアルファオレフィン)等が使用されているものが挙げられる。ホットメルト接着剤は、透明化助剤を20〜60質量%含んでいることが好ましい。透明化助剤は、低分子量ポリオレフィン、パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族プロセスオイル等の石油系オイル;液状ポリイソブチレン、液状ポリブテン、液状ポリイソプレン等の液状ゴム;二塩基酸エステル系可塑剤(DBP、DOP)等が挙げられる。
ホットメルト接着剤は、防漏シート22と外装体3との密着性及び透明化による識別性の向上を図る観点から、好ましくは15〜80g/m2、より好ましくは25〜60g/m2で塗工することが好ましい。
ずれ止め手段22bは、本実施形態のように、識別手段22aと全面的に重なるように配設されていることが好ましいが、図3(a)〜(c)に示すように、識別手段22aの周辺部に位置するように配設されていてもよく、また、図3(d)に示すように、識別手段22aと部分的に重なるように配設されていてもよい。
防漏シート22は、識別手段22aの識別性を考慮すると、少なくとも識別手段がある領域の全光線透過率が40〜100%であることが好ましい。しかし、余りに透明度が高いと、吸収パッドの外側から排泄物が完全に透けて見えてしまう場合があるため、防漏シート22の全光線透過率は、50〜90%がより好ましく、60〜80%であることがさらに好ましい。ここで、防漏シート22の全光線透過率は、(株)村上色彩研究所製、商品名「HR−100」で、測定光源A光源を使用し、全光線透過率Ttの値を測定する。防漏シート22の識別手段と重なる部分かその付近の任意の10点を測定し、その平均値をもって全光線透過率の値とする。
防漏シート22に用いられる素材としては、疎水性の熱可塑性樹脂と、相溶性のない有機高分子又は炭酸カルシウム等からなる微小な無機フィラー等とを溶融混練してフィルムを形成し、該フィルムを一軸又は二軸延伸して得られる多孔性シートが挙げられる。また、熱可塑性ポリエステルエラストマーのように、水分を吸放出する未延伸シートを用いることもできる。防漏シート22は、識別手段の識別性に影響を与えない範囲で、上述した素材のシートの外側に不織布を貼り合わせた積層シートで構成することもできる。不織布の接合方法は、特に制限はないが、熱や接着剤によるラミネートが好ましい。
表面シート21には、親水性の不織布や開孔フィルムなどの従来から吸収パッドに用いられている公知のものが採用される。
また、吸収体23には、従来から吸収パッドに用いられている公知のものが採用される。吸収体23は、親水性のティッシュペーパー等の薄手の紙(薄葉紙)、不織布(SMS、SMMS、SSMS等の複合不織布)からなる被覆材によって吸収性本体(吸収性コア)が覆われているものが好ましい。
図2(b)に示すように、本実施形態における外装体3は、着用時に着用者の背側に配される背側部3A、腹側に配される腹側部3B、及び両者間に位置し着用者の股下に配される股下部3Cを有し、長手方向の中央部が括れた縦長の形状を有している。
外装体3は、外装体表面シート(以下、表面シートともいう。)31、外装体防漏シート(以下、防漏シートともいう。)32、これらの間に配された外装体吸収体(以下、吸収体ともいう。)33、及び外装体表面シート31の両側縁部から外装体防漏シート32の外縁部を覆う外装体側面シート(以下、側面シートともいう。)34を具備している。
外装体3の背側部3Aの左右両側縁部には、それぞれファスニングテープ35、35が配設されている。腹側部3Bの外面には、ファスニングテープ35、35が止着されるランディングゾーン(図示せず)が幅方向に亘って形成されている。股下部3Cの左右両側縁部には、括れに沿うように弾性部材36が配設されており、この弾性部材36が収縮し、外装体3の着用時に脚廻りに配される部位にレッグギャザーが形成される。
吸収体33は、矩形の外形形状を有し、後述するように吸収性本体(吸収性コア)とこれを被覆する被覆材とから構成される。吸収体33は、識別手段22aにむように矩形形状に切り欠かれた窓部33aを有しており、窓部33aでは吸収体33を(部分的に)具備しておらず、表面シート31と防漏シート32とが接合されている。窓部33aの幅は、30〜150mm、更に好ましくは50〜100mmであり、その長さは、80〜300mm、更に好ましくは100〜250mmであることが、吸収パッド2を容易に装着できる大きさであることから好ましい。窓部33aの位置は、股下部3Cから腹側部3Bに掛かる 部分に位置しているとことが、着用した状態で容易に観察できる点から好ましい。
外装体3における吸収体33を具備していない窓部33a、即ち本実施形態では表面シート31と防漏シート32とが接合されている部分における(吸収パッド2が装着されて識別手段22aと重なっている部位)の全光線透過率が30〜100%であることが好ましく、40〜90%であることがより好ましく、50〜90%であることがさらに好ましい。全光線透過率が斯かる範囲であると、排泄の前後における識別手段22aの変化を、外装体3を介して容易に識別することができる。全光線透過率は、前述と同様にして測定される。
外装体3の表面シート31には、親水性の不織布や開孔フィルム等、また、側面シート34には、撥水性の不織布等の、従来から使い捨ておむつに用いられている材質のシートをそれぞれ用いることができる。
外装体3の防漏シート32の材質には、従来から使い捨ておむつに用いられている材質のものを用いることができるが、全光線透過率の前述の範囲とし、防漏シート32に多孔質シートと不織布を貼り合わせた積層シートを使用する場合、吸収パッド2の識別手段22aの識別性を高める観点から、積層シートに使用する不織布には酸化チタン等の顔料を含まない繊維からなるものを用いることが好ましい。
また、窓部33aの全光線透過率を前記範囲とする観点から、吸収パッド2の防漏シート22と同様にして、ホットメルト接着剤で防漏シート32を透明化することもできる。また、同様の観点から少なくとも窓部33aにおいて、表面シート31と防漏シート32とを接合する際に、エンボス加工を施すことによって、当該窓部33aの透明化を図ることもできる。
吸収体33の材質には、従来から使い捨ておむつに用いられている吸収体の材質が用いられる。吸収体33は、親水性のティッシュペーパー等の薄手の紙(薄葉紙)、親水性の不織布(SMS、SMMS、SSMS等の複合不織布)からなる被覆材によって吸収性本体(吸収性コア)が覆われているものが好ましい。被覆用の不織布を用いる場合には、識別手段22aの識別性を考慮すると、坪量は7〜20g/m2が好ましく、7〜15g/m2がより好ましい。
表面シート31や吸収体33に用いる不織布には、窓部33aの全光線透過率を前記範囲とする観点から酸化チタン等の顔料を含まない繊維からなるものを用いることが好ましい。
外装体3における吸収パッド2が装着されて識別手段22aと重なっている部位は、当該部位の変形に伴う吸収パッド2の位置ずれを確実に防ぐ観点から、伸縮性を有していないことが好ましい。
以上説明したように、本実施形態の吸収性物品1は、着用者が着用した状態で、外装体3の窓部33aを介して排泄の有無を簡便に判別することができるので、吸収パッド2の取り替えの判断も容易に行うことができる。また、ずれ止め手段22bによって吸収パッド2と外装材3とが確実に密着でき、位置ずれを防ぐことができるため、吸収パッド2のずれに伴う漏れも防止できるほか、違和感なく装着できる。
本発明は、前記実施形態に制限されない。
例えば、識別手段は、尿等の体液に触れると水溶性インキが流れて識別されるものや、水溶性インキと非水溶性インキの組み合わせによって描かれたデザインが尿等の体液に触れると水溶性インキのみが流れ出し非水溶性インキによって描かれたデザインが現れるもの、尿等の体液に触れると色が鮮やかになり、その変化が外装体を介して識別されるように設けられているものでもよい。また、識別手段の配設位置に重なっている防漏シートを透明なシートで部分的に透明とすることもできる。
また、外装体3の吸収体33は、前記実施形態のように窓部33aを設けずに、当該窓に対応する部分に吸収体の吸収性本体(吸収性コア)を配さない構成とすることもできる。この場合は、例えば表面シートと吸収性本体を被覆する被覆材と防漏シートが接合された構成とすることができ、前述した窓部33aの好ましい寸法、位置及び全光透過率の範囲を、吸収性本体を配さない部分の好ましい寸法、位置及び全光透過率に適用することができる。
また、吸収パッド2の備えるずれ止め手段は、識別手段の識別性及び外装体との密着性に影響を与えない範囲で、メカニカルファスナー等を採用することもできるし、ずれ止めテープ等を採用することもできる。吸収パッド2の外形形状は、縦長の矩形形状の他に羽子板形状や、瓢箪形状であってもよい。
前記実施形態では、外装体3における吸収パッド2が装着されて識別手段22aと重なる部位は、当該部位の変形に伴う吸収パッド2の位置ずれを確実に防ぐ観点から、伸縮性を有していないことが好ましいとしたが、吸収パッド2が装着しやすく識別手段の識別性及び外装体との密着性に影響を与えない範囲内なら伸縮性を有していてもよい。
また、前記実施形態では、外装体を、実質的に展開型の使い捨ておむつと同じ構成としたが、外装体は、いわゆるパンツ型の使い捨ておむつや、吸収性本体を具備しないおむつカバーであってもよい。
本発明の吸収性物品の一実施形態を模式的に示す斜視図である。 前記実施形態の吸収性物品を展開し一部を破断視した状態を模式的に示した図であり、(a)は吸収パッドの平面図、(b)は外装体の平面図。 (a)〜(d)は、本発明の吸収性物品における吸収パッドの他の実施形態を裏面シート側から視た状態を模式的に示す平面図(底面図)である。
符号の説明
1 吸収性物品
2 吸収パッド
21 表面シート
22 防漏シート
22a 識別手段
22b ずれ止め手段
23 吸収体
3 外装体
31 外装体表面シート
32 外装体防漏シート
33 外装体吸収体
34 外装体側面シート

Claims (4)

  1. 表面シート、防漏シート及びこれら両シート間に配された液保持性の吸収体を備え、前記防漏シートは、排泄の有無が該防漏シートを介して識別される識別手段を内側に具備しているとともに、ずれ止め手段を外側に具備している吸収パッドと、該吸収パッドが装着された外装体とからなる吸収性物品であって、
    前記外装体は、吸収体を具備していないか又は部分的に具備しておらず、
    前記防漏シートは、無機フィラーを分散させて延伸した樹脂シートであり、
    前記ずれ止め手段は、ホットメルト接着剤であり、前記防漏シートを透明化しており、前記識別手段と重なる位置に配されており、
    前記ずれ止め手段は、前記外装体の前記吸収体を具備していない位置に重ねられており、該ずれ止め手段によって前記吸収パッドと前記外装体とが密着している吸収性物品。
  2. 前記外装体は、外装体表面シート、外装体防漏シート、これらの間に配される前記吸収体を具備し、該吸収体を部分的に具備しておらず、
    前記外装体の前記吸収体を具備していない部分においては、前記外装体表面シートと前記外装体防漏シートとが接合されており、該部分における全光線透過率が30〜100%である請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記防漏シートの少なくとも前記識別手段がある領域の全光線透過率が40〜100%である請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記識別手段が液に触れると変化するように設けられており、該識別手段がpH指示薬である請求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品。
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