JP4471683B2 - Led信号電球および色灯信号機 - Google Patents

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Description

この発明は、発光ダイオードを光源とするLED信号電球および色灯信号機に関し、詳しくは、赤・黄・青の三色を含む多灯の色灯信号機についてフィラメント電球を置き換えるのに好適なLED信号電球と、一部の又は総てのフィラメント電球をLED信号電球で置き換えた色灯信号機に関する。
本発明では、熱による発光効率の変動および発光波長の変動を抑える等のことにより、互換性を高めて、交換を容易にしている。
LED信号電球をフィラメント電球に代えて信号機の光源とする事例が増えており、発光原理の異なる電球について代替を可能とするために種々の工夫がなされている。具体例を挙げると、回路基板上に多数の発光ダイオードを並べるとともに、その駆動回路を改良して発光特性を改善したものがある(例えば、特許文献1参照)。また、基板上に多数の黄色発光ダイオードを密集して配設するとともに、少数の青緑色発光ダイオードを混在させることで発光色を白色にしたものも知られている(例えば特許文献2参照)。これは、放熱も考慮して、基板の表面や発光ダイオード間を合成樹脂で埋めている。
これらは鉄道用信号機を対象にしたものであるが、道路交通用信号機を対象にしたもので放熱まで考慮したものが知られている(例えば特許文献3参照)。これは、アルミニウムプレートやアルミニウム支柱を介してケーシング等の外部へ熱を逃がすようになっている。もっとも、アルミニウムプレートが熱を奪うのは、絶縁ラバーを介して重ね合わされた基板からであり、基板上に発光ダイオードが配設されている点は同じである。
すなわち、何れの場合も、発光ダイオードは、ディスクリートタイプのものであり、具体的には発光ダイオードチップが樹脂封止されていてそこから二本の給電用リードフレームが突き出している構造のものであるため、リードフレームを支えにして回路基板に植設されている。
発光ダイオードは、フィラメント電球に比べて、発光効率が良いので、発熱量は少ないが、半導体なので、耐熱性に劣ることから、さほど高温に至らなくても、温度が上昇すると、発光効率の低下、信頼性の低下を招くおそれがある。
そのため、LED信号電球では、上述したような放熱のための配慮もなされており、発光ダイオードの発した熱を合成樹脂やアルミニウム支柱等にてベースやケースへ伝導するようになっている。
特開2002−173028号公報 特開平09−204595号公報 特開2000−294002号公報
[未公開特許出願1]特願2003−136926号
しかし、何れの場合であっても、熱の発生源であるLEDチップ搭載部はレンズ兼保護用の樹脂にて封止されていることから、そのLEDチップ搭載部と放熱用の合成樹脂やアルミニウムプレート上の回路基板とが大抵は断面0.25mmのリードフレームで繋がっているだけなので、放熱効果は極めて悪い。それゆえ、一個当たりのLED素子に注入できる電流値は20mA程度までであり、発光ダイオードの密度が大になれば、より低電流でしか使用できなくなる。そのため、発光効率が思うようには向上しないという不都合がある。
また、ディスクリートの発光ダイオードは、回路基板に二本のリードフレームで固定されるときに、前後または左右のどちらかに傾く可能性があり、傾きがばらつくと、集合体として使用する場合には点灯状態で個々の光軸を調整しなければならなくなる。そのため、製造に際してコストアップを招来するという不都合がある。
そして、それらの点を考慮して、熱による特性変動を非常に低く抑えたLEDランプ及びLED照明器具が、開発されている(未公開特許出願1参照)。
このLEDランプは、発光特性が安定しているのに加え、小形化にも高輝度化にも向いている。
ところで、信号機には三個以上の灯器を装備していて赤・黄・青の三色を使うものが多いが、フィラメント電球が白く発光するため、フィラメント電球の装着を前提とした既設の信号機は、赤く点灯させたい灯器には赤色の色レンズが装着され、黄色く点灯させたい灯器には黄色の色レンズが装着され、青く点灯させたい灯器には青色の色レンズが装着されている。これに対し、発光ダイオードを光源とするLED信号電球では、単色の発光ダイオードが普通であることから、色灯信号機のためには、赤・黄・青の各色に対応した三種のLED信号電球が開発され(例えば特許文献3参照)、白色の信号機のためには適宜な二色の発光ダイオードを混在させた更に別のLED信号電球が開発されている(例えば特許文献2参照)。
このように、色灯信号機では、赤色用と黄色用と青色用の3種類のLED信号電球を使い分けることで、色レンズが灯器の必需品でなくなるとともに、LED信号電球の光度がフィラメント電球のそれより小さくて済むようになっている。
もっとも、従来のLED信号電球は外形がフィラメント電球より大きいため、既設の信号機を電球式からLED式へ変更する場合、従来のLED信号電球を採用したのでは、電球部分の交換に伴って色レンズを外したりそれを透明レンズに取り替えたりするだけでは足りず、それらを格納・装備する灯器まで取り替える必要がある。このため、工事費の増大を招来するという不都合がある。
また、電球は球切れ等に備えて交換用のものを用意しておく必要があるが、多種類のLED信号電球を用意しておくのは、保守用品の増加や管理の煩雑化を招くという不都合がある。
そこで、既設の色灯信号機のフィラメント電球をLED信号電球で代替するに際して取り替え部品が少なくなるよう、具体的には灯器や色レンズを色灯信号機に装備したまま電球をフィラメント電球からLED信号電球に交換できるよう、LED信号電球をフィラメント電球ほどに小さくするとともに、LED信号電球にフィラメント電球と同様の発光を行わせることが要請される。
しかしながら、フィラメント電球同様に発光するには、三色総てを含んだ光を出さなければならないうえ、各色成分ごとに従来のLED信号電球と同等光度で発光しなければならない。言い換えれば従来のLED信号電球の約三倍の光量が必要とされる。このため、上記要請に応えるには、小形化と多色化と高光度化という三つの技術課題を同時にクリアしなければならない。そして、そのためには、熱による特性変動を非常に低く抑えた上記LEDランプの長所を取り込むとともに、更なる改良を施すことが、有効となる。
本発明のLED信号電球および色灯信号機は(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、当初請求項1,9に記載の如く、赤・黄・青の色レンズを装備した灯器を取り替えなくてもフィラメント電球をLED信号電球で置き換えられるようにしたものである。
具体的には、本発明の解決手段1の色灯信号機は、赤色の色レンズを装着した第1灯器と黄色の色レンズを装着した第2灯器と青色の色レンズを装着した第3灯器とを備えた色灯信号機において、前記灯器のうち何れか一つ又は複数のものに次のLED信号電球を装着したものである。
そして、本発明の解決手段1のLED信号電球は、何れの色も信号機の色レンズで選択して透過させるのに適した赤色と黄色と青色の三種類の波長成分を含む光を点灯時に発するLED信号電球であって、熱伝導性材料からなり一端面に窪みが形成された棒状の支持部材と、前記窪みに納めて前記支持部材に搭載され前記窪みの底面に対し電気絶縁状態で片面が接合された一個または複数個の青色発光ダイオードチップと、前記支持部材から電気的に絶縁された状態で前記支持部材に固定され前記青色発光ダイオードチップへの給電を担うリード部材と、中心発光波長が黄色の波長変換材料と中心発光波長が赤色の波長変換材料とが混入されており前記窪みにおいて前記青色発光ダイオードチップを覆う第1樹脂部と、この第1樹脂部を含めて前記支持部材の前記一端部は覆い他端部は露出させる光透過性の第2樹脂部とを備えている、というものである。
また、本発明のLED信号電球および色灯信号機は(解決手段2)、上記解決手段1のLED信号電球および色灯信号機であって、前記LED信号電球が、当初請求項2,3,4,9記載の如く更に、前記青色発光ダイオードチップと前記リード部材とを接続するボンディングワイヤーと、前記第1樹脂部と前記第2樹脂部とに介在して前記ボンディングワイヤーを囲む柔軟な第3樹脂部とを備えている、というものである。なお、この第3樹脂部は波長変換材料が混入されていても良く、その波長変換材料は、中心発光波長が黄色の波長変換材料と中心発光波長が赤色の波長変換材料とが含まれていれば、第1樹脂部に混入されたものと同じでも良く或いは成分や濃度の異なるものでも良い。また、波長変換材料が第3樹脂部に混入されていれば第1樹脂部には混入されていなくても良い(出願当初請求項4)。
さらに、本発明のLED信号電球および色灯信号機は(解決手段3)、上記解決手段1,2のLED信号電球および色灯信号機であって、前記LED信号電球が、当初請求項5,9記載の如く更に、放熱フィン付きの放熱部材を備え、この放熱部材と前記支持部材の前記他端部とが伝熱可能に連結されている、というものである。
また、本発明のLED信号電球および色灯信号機は(解決手段4)、上記解決手段3のLED信号電球および色灯信号機であって、前記LED信号電球が、当初請求項6,9記載の如く更に、フィラメント電球に適合した駆動電力を前記青色発光ダイオードチップの駆動電力に変換する電力変換回路を備えており、前記放熱部材には貫通穴等の空洞が形成されており、この空洞に前記電力変換回路が納められている、というものである。
また、本発明の色灯信号機は(解決手段5)、上記解決手段3,4の色灯信号機であって、当初請求項10記載の如く更に、それぞれ赤・黄・青の色レンズを装着している前記第1,第2,第3灯器が何れもフィラメント電球保持用のソケットを内装可能なものであり、それらの灯器のうち何れか一つ又は複数のものにおける前記ソケットの装着部位に、前記放熱部材が装着されている、というものである。
また、本発明のLED信号電球および色灯信号機は(解決手段6)、上記解決手段1〜5のLED信号電球および色灯信号機であって、前記LED信号電球が、当初請求項7,8,9記載の如く更に、前記青色発光ダイオードチップを複数個具備しており、しかも、それらの青色発光ダイオードチップが二列に並んだ状態で配設されている、というものである。あるいは、そのようなLED信号電球において更に、前記リード部材が第1,第2,第3リード部材の三個に分かれており、前記第1リード部材と前記第2リード部材とが前記青色発光ダイオードチップのうち前記二列の一方に配されたものと給電可能に接続され、前記第2リード部材と前記第3リード部材とが前記青色発光ダイオードチップのうち前記二列の他方に配されたものと給電可能に接続されている、というものである。
このような本発明のLED信号電球および色灯信号機にあっては(解決手段1)、LED信号電球について、発光ダイオードチップを窪みに納めて集光効率を上げるとともに、点灯時に発熱するLED素子をベアチップ状態で支持したことにより、すなわち発光ダイオードチップを熱伝導度の大きい支持部材の一端面に搭載したことにより、発光ダイオードチップ内の発光部・接合部で発生する熱がチップ裏面から支持部材を介してその他端部へ最短距離で伝導されるため、発光ダイオードチップの温度上昇が十分に小さく抑えられるので、温度変化に起因しての電流値変化による特性の変動を最小限にすることができる。特に大電流での発光効率の低下および寿命の短縮を防止することができるので、発光ダイオードチップを小領域に集約したりチップ数を減らしたりしてLED信号電球をフィラメント電球と同程度に小さくしても、LED信号電球にフィラメント電球と同等光度で発光させることが無理なくできることとなる。
また、LED信号電球のLED素子として青色発光ダイオードチップを搭載するとともに、波長変換材料を混入した第1樹脂で青色発光ダイオードチップを覆ってから、更に第2樹脂でも覆うことにより、放熱も送光も妨げることなく絶縁や保護がなされるが、その際、波長変換材料には青色発光ダイオードチップの光により励起され中心波長が黄色を発する波長変換材料ばかりか中心波長が赤色を発する波長変換材料も混入しておくことにより、このLED信号電球はフィラメント電球同様に三色成分を含んだ発光を行うものとなる。そして、そのようなLED信号電球は、フィラメント電球を装着している色灯信号機の灯器に対して、灯器や色レンズを取り替えることなくフィラメント電球と交換され、点灯時には色レンズを介して以前と同等の光を外部へ放つ。
さらに、LED信号電球について、支持部材を発光ダイオードチップ及びリード部材から電気的に絶縁して、支持部材を給電から解放し、支持部材の役目を支持機能と伝熱機能に絞ったことにより、支持部材の他端部に繋がる放熱手段に係る制約が緩和されることから、例えば特定構造の放熱部材を特定箇所に装着するのも容易になるので、LED信号電球およびその装着先の色灯信号機について、灯器や色レンズを色灯信号機に装備したままフィラメント電球をLED信号電球で置き換えるための互換性を無理なく高めることができる。
したがって、この発明によれば、小形化と多色化と高光度化に加えて互換性の課題までもクリアしたLED信号電球および色灯信号機を実現することができる。
また、本発明のLED信号電球および色灯信号機にあっては(解決手段2)、LED信号電球について、第1樹脂部と第2樹脂部との間に柔軟な第3樹脂部を介在させ、この第3樹脂部で給電用のボンディングワイヤーを囲むようにもしたことにより、第2樹脂部の形成時にボンディングワイヤーが保護されるので第2樹脂部の成型等が容易になる。
さらに、本発明のLED信号電球および色灯信号機にあっては(解決手段3)、青色発光ダイオードチップで発生した熱を放熱部材の放熱フィンへ導くようにもしたことにより、空気・大気への放熱が効率良く行われる。特に鉄道用信号機では灯器のプラスチック化が進んでおり、その場合、灯器に伝達しても十分な放熱は期待できないところ、本発明にあっては、灯器に伝達するまでもなく十分な放熱が行われるので、適切な発光が行えるうえ、灯器を過剰に熱することもない。
また、本発明のLED信号電球および色灯信号機にあっては(解決手段4)、LED信号電球について、電気的な互換性をとるための電力変換回路を導入するとともに、その回路を放熱部材に格納したことにより、取り扱い易く纏まるうえ、不都合なサイズアップを招くことなく互換性を高めることができ、さらには電力変換回路の空冷まで随伴して行なわれることとなる。
また、本発明の色灯信号機にあっては(解決手段5)、フィラメント電球に代えてLED信号電球を灯器に装着するときに灯器内のフィラメント電球保持用ソケット装着部位にLED信号電球の放熱部材が装着されるようにもしたことにより、フィラメント電球とそのソケットとを外せば、LED信号電球を灯器に装着するのが可能となる。そのため、取り替え部品が僅かで済むうえ、交換作業も容易になる。
また、本発明のLED信号電球および色灯信号機にあっては(解決手段6)、LED信号電球について、発光素子である青色発光ダイオードチップを二列に並べたことにより、鉄道信号で多用されているG形電球等とFRP(遠視野パターン)が同じに又は似たものになる。さらに、それらを直列接続して、その両端と中間の接続点との三箇所から即ち第1〜第3リード部材から給電できるようにもしたことにより、給電態様・駆動態様もG形電球等と同様になる。これにより、鉄道信号用G形電球等との互換性がより高まる。
このような本発明のLED信号電球および色灯信号機について、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施形態1,2及び実施例1により説明する。
図1〜6に示した実施形態1は、上述した解決手段1〜5(出願当初の請求項1〜6,9,10)を具現化したものであり、図7〜9に示した実施形態2は、上述した解決手段6(出願当初の請求項7,8)をも具現化したものであり、図10〜11に示した実施例1は、試作した具体例である。
[実施形態1]
本発明のLED信号電球および色灯信号機の実施形態1について、LED信号電球のLEDランプ部の具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、(a)がその斜視図、(b)が縦断面図、(c)が発光波長特性図である。
このLEDランプ部10は、青色発光ダイオードチップ11を樹脂モールドしたものであり(図1(a),(b)参照)、点灯時に赤色と黄色と青色の三種類の波長成分を含む光を出させるため(図1(c)参照)、波長変換材料を樹脂に混入するとともに、放熱の効率向上のため、熱伝導性材料からなる支持部材12に青色発光ダイオードチップ11を搭載し(図1(b)参照)更に支持部材12を給電用リード部材13,14から電気的に絶縁している。モールド用樹脂は、第1樹脂部17と第3樹脂部18と第2樹脂部15の三層からなる。青色発光ダイオードチップ11は電気絶縁体のサファイアを基板に採用しているので、青色発光ダイオードチップ11の片面の接合には、例えば銀ろう等の熱伝導性接着剤19aが用いられている。絶縁性接着材19bによるリード部材13,14の固定には、電気絶縁が必要なので、非導電性接着剤が用いられている。リード部材13,14は何れもボンディングワイヤー16で青色発光ダイオードチップ11と給電可能に接続されている。
青色発光ダイオードチップ11は、市販の青色発光ダイオードに搭載されている公知のベアチップと同じものか或いは可能範囲でサイズアップしたものである。
支持部材12は、熱伝導性に優れた例えばアルミニウム等の短い丸棒を切削加工して作られ、その一端面の中央には表面を彫り込んで窪み12bが形成されている。支持部材12の他端部には、露出端12aになる凸部が形成されており、その形成は本体より少し小さい。
窪み12bについて詳述すると、その底辺はフラットで、それを一周する段差部は、反射面として機能するよう、円滑に仕上げられ、傾斜している。そこに納める青色発光ダイオードチップ11の幅をW1とすると、窪み12b底辺の直径Wは、W1×1.41+0.02mm≦W≦W1×1.41+1.0mmが望ましく、さらに望ましくは、W1×1.41+0.1mm≦W≦W1×1.41+0.5mmである。なお、数個の青色発光ダイオードチップ11を搭載する場合、配列の最長辺をW1とすれば、やはり上式で窪み12b底辺の直径Wを計算することができる。
窪み12bの深さについては、搭載する青色発光ダイオードチップ11チップの高さをT、波長変換材料を混入した樹脂厚みをtとすると、深さHは(T+t)≦H<(T+t)×5が望ましく、さらに望ましくは、(T+t)×3≦H≦(T+t)×4である。
また、窪み12bにおける反射面の広がり角度θは、底面に対し30°以上が望ましく、さらに望ましくは45°≦θ≦75°であり、この範囲外ではレンズ面への取り出し効率が低下する。
このような窪み12bに納めることで青色発光ダイオードチップ11を支持部材12に搭載するが、その際、青色発光ダイオードチップ11と支持部材12との電気的絶縁を損なわないよう留意して伝熱性能を高めるために、窪み12bの底面に対し薄い熱伝導性接着剤19aを介在させて青色発光ダイオードチップ11の片面を接合させる。例えば、銀ろう等で、窪み12b底辺中央のフラット部に、青色発光ダイオードチップ11を搭載固定する。
次に、窪み12bの外縁部すなわち支持部材12の一端面にリード部材13,14を絶縁性接着材19bで固定し、窪み12b内の青色発光ダイオードチップ11の電極パターンとリード部材13,14とをボンディングワイヤー16で接続する。その際、リード部材13,14は、給電のため、アノード電極(正極)とカソード電極(陰極)とに分けて接続する。
それから、青色発光ダイオードチップ11保護のため窪み12b内に青色発光ダイオードチップ11を覆う程度の樹脂を入れて第1樹脂部17を形成し、その上に柔軟な樹脂を盛り上げて第3樹脂部18を形成し、これでボンディングワイヤー16を覆って保護する。なお、これらの第1樹脂部17及び第3樹脂部18には、予め、発光中心が黄色の波長変換材料と発光中心が赤色の波長変換材料とを混和させておく。
これらの樹脂の硬化後、青色発光ダイオードチップ11搭載側である支持部材12の一端面がレンズ側になるよう、支持部材12等をモールド用型にセットする。続いて、モールド用型に透明樹脂を充填して第2樹脂部15を形成するが、その際、支持部材12の凸部すなわち露出端12aは露出するようにしておく。これにより、青色発光ダイオードチップ11の前方(図では上方)に集光レンズ部15aが形成されるとともに、露出端12aとリード部材13,14の端部を除いて樹脂モールドされたLEDランプ部10が出来上がる。
なお、充填する樹脂は熱硬化、熱可塑のどちらの樹脂を使ってもよい。また、樹脂と凸部段差は、支持部材12と透明樹脂の熱膨張係数を考慮し、LEDランプ部10の点灯時に支持部材12の凸部すなわち露出端12aが常に水平になるよう又は突出するよう、樹脂充填量を調節しておく。
また、波長変換材料は、第1樹脂部17と第3樹脂部18に同じものを同じ濃度で混入しても良く、第1樹脂部17と第3樹脂部18とで材質や濃度を異ならせても良く、要するに、LEDランプ部10点灯時に出力される光に赤色と黄色と青色の三種類の波長成分が含まれ何れの色も信号機の色レンズで選択して透過させるのに適したものになるのであれば良い(図1(c)参照)。
このようなLEDランプ部10を組み込んだ本発明のLED信号電球について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図2は、(a)がその側面図、(b)がその展開図である。また、図3は、(a),(b)何れも電力変換回路の回路図である。
LED信号電球20は、上述したLEDランプ部10に加えて、それを押さえるカバー21と、伝熱部材と装着部材とを兼ねる連結部材22と、放熱フィン23aの付いた放熱部材23と、電力変換回路30を搭載した回路基板24と、電力変換回路30の一次側へ給電可能に接続された給電端子31付きの給電線25と、リード部材13,14と電力変換回路30の二次側とを給電可能に接続する中継線26とを具えている。
カバー21は、絶縁性部材から作られ、これには、LEDランプ部10を納めるための凹部21aが彫り込み形成されるとともに、LEDランプ部10の発した光を前方へ送るための透光穴21bが形成される。
連結部材22は、伝熱のため例えばアルミニウム等の熱伝導性部材を加工して作られ、これには、後述する灯器40に小ボルトで装着するための装着部22aが突出形成されるとともに、中継線26を挿通させるための穴22bが貫通形成される。
放熱部材23は、伝熱・放熱のため例えばアルミニウム等の熱伝導性部材を加工して作られ、その外周面には、多数の放熱フィン23aが形成される。また、放熱部材23の軸線部は、中空23bが貫通形成されて、電力変換回路30を収納可能な空洞になっている。
カバー21と連結部材22、連結部材22と放熱部材23、放熱部材23と回路基板24は、適宜なネジ又はリベット等で連結固定されるようになっている。
LED信号電球20を組み立てるときは、先ずLEDランプ部10のリード部材13,14に中継線26を接続し、支持部材12の露出端12aに熱伝導性樹脂を塗布する。次に、その露出端12aを連結部材22の一端面に当接させ、その上からカバー21を被せて凹部21aにLEDランプ部10を納め、その状態でカバー21を連結部材22に固定する。これにより、熱伝導性樹脂の厚みが薄くなって、支持部材12の露出端12aと連結部材22の一端面とが密着し、両部材間の伝熱性が高まる。
それから、連結部材22の他端面と放熱部材23の一端面とを適宜なネジ又はリベット等で連結固定する。その際、両部材の当接端面に熱伝導性樹脂を塗布しておくと、両部材間の伝熱性も高まる。また、これらの連結により、連結部材22を介して放熱部材23の一端面と支持部材12の露出端12aとが伝熱良好に連結され、ひいては青色発光ダイオードチップ11と放熱フィン23aとに良好な伝熱状態が確立される。
さらに、中継線26を連結部材22の穴22b及び放熱部材23の中空23b経由で電力変換回路30の二次側・出力側に接続してから、電力変換回路30を搭載した回路基板24を放熱部材23の他端面に適宜なネジ又はリベット等で取り付けて、電力変換回路30を放熱部材23の中空23bの中に納める。
これでLED信号電球20が組み上がり、給電端子31及び給電線25を介して電力変換回路30に外部仕様に基づく所定の電力を供給すると、電力変換回路30から青色発光ダイオードチップ11へ内部仕様に基づく所定の電力が供給されて、青色発光ダイオードチップ11が発光し、さらに、それを受光した波長変換材料によって波長の異なる光が発せられて、何れの色も信号機の色レンズで選択して透過させるのに適した赤色と黄色と青色の三種類の波長成分を含む光が生成され、これがカバー21の透光穴21bから外部へ出射されることとなる。
また、青色発光ダイオードチップ11で発生した熱は、熱伝導性接着剤19aと支持部材12と連結部材22と放熱部材23を介して放熱フィン23aに伝達され、さらに放熱フィン23aから空気・大気に放出される。しかも、その放熱効率が良いので、青色発光ダイオードチップ11と放熱フィン23a周囲の空気との温度差が、大きく開かず、小さくとどまることとなる。さらに、電力変換回路30で発生した熱も、放熱部材23において中空23bから放熱フィン23aへ伝達され、速やかに空気・大気へ放出される。
その電力変換回路30の具体例を二つ挙げると、先ず基本的なものは(図3(a)参照、特許文献1の図7等も参照)、給電端子31から青色発光ダイオードチップ11への給電路に介挿されたトランス32と整流器33(整流回路)と定電流用素子34(ダイオードや抵抗)とを具えている。そして、一対の給電端子31に駆動用の交流電圧が印加されると、その電圧はトランス32で適宜なレベルに変換され、整流器33で交流が脈流に変換され、そうして生成された電流が青色発光ダイオードチップ11に供給されて、交流電圧が印加されれば点灯し、印加が停止されれば滅灯するようになっている。
また、入力電源電圧が変動しても光度が一定に保たれるよう改良したものは(図3(b)参照、特許文献1の図1,図2等も参照)、整流回路33と青色発光ダイオードチップ11との間に平滑回路36および定電流制御回路37を設け、これで青色発光ダイオードチップ11への供給電流を検出するとともに一定に制御するようになっている。さらには、平滑回路36から青色発光ダイオードチップ11への供給電流についてその有無を検知する検知手段38と、その検知結果に基づき給電端子31の通電量についてその大小を切り替える通電量切替手段35も具えている。なお、これらは例示であり、電力変換回路30はこれらに限られる訳ではない。
このようなLED信号電球20を装着する色灯信号機の灯器について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図4は、(a),(b)何れも灯器の要部の縦断面図であり、(a)がフィラメント電球の装着状態、(b)がLED信号電球の装着状態を示している。
この灯器40は、JRS22312−1H−14AR5Cで規定する多灯形色灯信号機に装備されるものであり、JRS33104−1で規定するG形の信号電球を装着しうるようになっている。信号レンズには、レンズフレーム41にて内外に保持された組合わせレンズが採用され、外側のレンズ42は無色であるが、内側のレンズ43は有色で色レンズとなっている。レンズ43の更に内側にフィラメント電球46を保持するため(図4(a)参照)、そこには、レンズフレーム41に固定された電球取付部44が設けられている。また、給電線25の付いたソケット45をフィラメント電球46と共に電球取付部44に着脱することで、フィラメント電球46への給電可能状態が確立されるようにもなっている。
これに対し、灯器40にLED信号電球20を装着する場合(図4(b)参照)、フィラメント電球46だけを置き換えるという訳にはいかないが、上述したようにLED信号電球20は、連結部材22の装着部22aがソケット45における電球取付部44への装着部との互換性を具えているので、フィラメント電球46と共にソケット45を灯器40から取り外せば、フィラメント電球46のときと概ね同様にして、LED信号電球20を電球取付部44に取り付けることができる。もともとソケット45はフィラメント電球46と共に着脱されており、これらを一緒に取り外す作業に違和感や負担増は生じないので、フィラメント電球46をLED信号電球20で交換する作業や、LED信号電球20同士を付け替える作業は、フィラメント電球46同士を付け替える従前の作業と同じく容易に行える。
この実施形態1のLED信号電球および色灯信号機について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図5は、(a),(b)何れも灯箱の要部の縦断面図であり、(a)がフィラメント電球の装着状態、(b)がLED信号電球の装着状態を示している。また、図6は、(a),(b)何れも灯箱の縦断面図および信号機柱への装着状態を示し、(a)がフィラメント電球だけの装着状態、(b)が三箇所のうち一箇所だけLED信号電球を装着した状態を示している。
灯器40は、フィラメント電球46を装着するか(図5(a)参照)、LED信号電球20を装着するか(図5(b)参照)に拘わらず、何れの場合も、灯箱50の中に納めた状態で、庇52の下の開口部に取着される。そして、フィラメント電球46やLED信号電球20を着脱するときには、灯箱50の後背側の灯箱蓋51を開けて作業するようになっている。
そのような灯器40を複数装備した多灯形色灯信号機の場合、例えば三個の灯器40がそれぞれ青・黄・赤の三色に分かれて点灯する鉄道信号機の場合(図6参照、JRS22312−1H−14AR5Cの規定も参照)、三個の灯器40が縦一列に並んだ状態で縦長の灯箱50に装備され、その灯箱50が信号機柱60にて適宜高さに支持され適宜方向に向けられる。そのうち下側の赤色灯R(第1灯器40)のレンズ43には赤色の色レンズが装着され、中間の黄色灯Y(第2灯器40)のレンズ43には黄色の色レンズが装着され、上側の青色灯G(第3灯器40)のレンズ43には青色の色レンズが装着されている。
上述したように、これらの灯器40は、何れも(R,Y,G)、電球取付部44を内蔵していて、フィラメント電球46保持用のソケット45を内装可能なものであり、このような灯器40を装備したままの色灯信号機の場合、従来ではフィラメント電球46だけが取り付けられていた(図6(a)参照)。しかし、本発明のLED信号電球20が開発されたことにより、上述したように、フィラメント電球46をソケット45と共に電球取付部44から外して、その代わりにLED信号電球20を電球取付部44に取り付けるということが可能なので、例えば上側の青色灯Gが球切れしたときや定期交換のときなどを利用して手軽にLED信号電球20に交換することができる(図6(b)参照)。LED信号電球20とフィラメント電球46とを一台の色灯信号機に混在させて使用することも、LED信号電球20で揃えることも、無理なくできる。
[実施形態2]
本発明のLED信号電球および色灯信号機の実施形態2について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図7は、G形のLED信号電球および色灯信号機の構造を示し、(a)が対比用フィラメント電球の横断面図、(b)が本発明のLED信号電球におけるLED搭載部の平面図、(c)が色灯信号機の目視状態を示す模式図である。また、図8は、(a)が電力変換回路の回路図、(b)がLED信号電球の等価回路の回路図である。
鉄道信号機に従来より使用されているG形フィラメント電球46では(図7(a)参照)、二本のフィラメント46aが並列に配設されており、その幅Hは約3mmで長さW1は約6mmである。
本発明のLED信号電球70は(図7(b)参照)、そのようなフィラメントの配置に対応させて多数個の青色発光ダイオードチップ11を配置したものである。具体的には、複数の青色発光ダイオードチップ11(図では四個ずつ)が二列に並んで支持部材12の窪み12bの底面に配設されている。その二列分の幅Hも約3mmで長さW1も約6mmである。
このように発光素子である青色発光ダイオードチップ11をフィラメント46a対応で二列に並べたことにより、灯箱50の灯器40にLED信号電球70を装着し(図7(c)参照)それを点灯させて送光範囲71内から見ると、そのときのFRP(遠視野パターン)がフィラメント電球46点灯時とほとんど同じになる。
また、このようなLED信号電球70には、G形への適格性を更に高めるために、給電端子が二端子から三端子になっている。
すなわち、詳細な機械図面は割愛して電気回路図の中で示したが(図8参照)、LED信号電球20においては二個であったリード部材13,14が第1リード部材81,第2リード部材82,第3リード部材83の三個に増えている。また、これに対応して、第1リード部材81と第2リード部材82とが、二列の青色発光ダイオードチップ11のうち一方の列に配されたものと給電可能に接続され、第2リード部材82と第3リード部材83とが、二列の青色発光ダイオードチップ11のうち他方の列に配されたものと給電可能に接続されている。その際、各列における複数の青色発光ダイオードチップ11は、直並列に接続しても(図8(a)参照)、直列接続しても(図8(b)参照)、並列接続しても(不図示)良い。
給電端子31も三個になっており、それらの給電端子31とリード部材81〜83とに介挿接続される電力変換回路80は上述の電力変換回路30を二重化したものとなっている。具体的には(図8(a)参照)、一番目の給電端子31は一組目のトランス32及び整流器33等の一次側に接続され、その二次側に第1リード部材81が接続される。二番目の給電端子31は第2リード部材82に接続され、三番目の給電端子31は二組目のトランス32及び整流器33等の一次側に接続され、その二次側に第3リード部材83が接続される。これにより、電力変換回路80は、LED信号電球70において、二列分の青色発光ダイオードチップ11を纏めて点灯させることも、各列ごとに点灯させることもできるものとなる。
この実施形態2のLED信号電球および色灯信号機について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図9は、(a)がG形LED信号電球の記号の説明図、(b)が三灯の色灯信号機の内部配線例、(c)が四灯の色灯信号機の内部配線例である。
図9(b),(c)における内部配線例の図示に際しては(図9(a)参照)、第1リード部材81に電力変換回路80を介して給電する給電端子31には符号「S」を付し、第2リード部材82に接続された給電端子31には符号「C」を付し、第3リード部材83に電力変換回路80を介して給電する給電端子31には符号「M」を付している。
これらの内部配線例は(図9(b),(c)参照)、鉄道規格JRS22312−1H−14AR5Cに記載されており、公知のものなので、その詳細な説明は割愛するが、赤色灯Rと黄色灯Yと青色灯Gとの三灯を装備してLED信号電球70における二列分の青色発光ダイオードチップ11を纏めて点灯させる色灯信号機にあっても(図9(b)参照)、黄色灯Yと青色灯Gと赤色灯Rと黄色灯Yとの四灯に加えて電圧平衡器91も装備してLED信号電球70における青色発光ダイオードチップ11を各列ごとに点灯させる色灯信号機にあっても(図9(c)参照)、本発明のLED信号電球70はG形フィラメント電球46と同様に使用することができる。
本発明のLED信号電球の実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図10は発光波長変動特性図、図11は発光強度特性図である。
LED信号電球を試作するため、厚さ5mm、直径15mmのアルミニウム円板を、表面側に底面の直径が10mm,反射面の角度が60°,2mmの窪み,裏面側に直径12.5mm、段差2mmの凸部になるようプレス加工した放熱プレート(支持部材12)の表面ドーナツ状フラット面(一端面)に非導電性接着材ムロマックボンドH−333Cを薄く塗布し、プレスで打ち抜き下地に1μmのニッケルめっき、表面に3μmの銀メッキした給電フレーム(リード部材13,14)を98066Pa(1.0kg/cm)の加重を掛けた状態で150℃の雰囲気で30分間硬化した。
なお、本実施例では接着強度23535960Pa(240kg/cm)を使用したが、硬化後の接着強度が14709975Pa(150kg/cm)以上が望ましい。また、非導電性接着剤の塗布はスタンピング方式で行ったが、スクリーン印刷、ディスペンス方式でもよい。硬化時の加重は196133Pa〜49033Pa(2.0〜0.5kg/cm)が望ましく、加重を大きくすると電気絶縁されない場合が生じやすくなる。また、加重をかけない場合には接着材の厚みが不均一となり硬化後の接着強度にバラツキが生じ信頼性が落ちる原因となる。また、事前に給電フレーム(リード部材13,14)または放熱プレート(支持部材12)に数μmの厚みに非導電性接着剤を塗布し硬化しておくことにより、より絶縁性は確保される。
上記の放熱プレート(支持部材12)の窪み12bの底面に青色発光ダイオードチップ11(チップサイズ1.0mm角、チップ高さ0.075mm、材質GaN/サファイヤ)6個を非導電性接着剤ムロマックボンドH−333Cで配置固定し、青色発光ダイオードチップ11表面の電極および給電フレーム(リード部材13,14)をφ25μmの金線(ボンディングワイヤー16)で接続した。青色発光ダイオードチップ11の固定に使用する非導電性樹脂は、透明または白色樹脂がより望ましく、着色樹脂は光の吸収によりレンズ面への光の取り出し効率が低下する。また、樹脂の色によっては本来の青色発光ダイオードチップ11の発光色と異なる色度となる不具合が生じる。
続いて、青色発光ダイオードチップ11チップ搭載の窪み12bに透明シリコン樹脂100部に対し発光中心波長が530nmの波長変換材料P7−Y1(化成オプトニクス製)40部と発光中心波長が626nmの波長変換材料P22−RE3(同上)25部を混合した樹脂(第1樹脂部17)を青色発光ダイオードチップ11表面が1mmの厚みで覆われるように充填した。次にその樹脂(第1樹脂部17)の表面に、ボンディングワイヤー16を覆う形状で、同波長変換材料を含むTSJ3150透明シリコン樹脂(第3樹脂部18)を塗布し、硬化後チップ搭載面側が下側になるよう金型に装着した。その際、金型についてもレンズ面(レンズ部15a)が下になるようにした。それから、透明エポキシ樹脂(第2樹脂部15)を金型と放熱プレート隙間から放熱プレートの凸部(露出端12a)とフラットになるよう注入し、120℃で硬化後、金型から取り外しLED信号電球70のLEDランプ部を作成した。
なお、本実施例では黄色発光成分として(Zn,Cd)S:Cuを使用したが、発光中心が500nmから560nmの範囲のものであればよい。また、赤色発光成分としてPR−RE3(YOS:Eu)を使用したが、発光中心が515nmから660nmの範囲の波長変換材料であれば特に問題はない。本実施例ではレンズおよびケース用(第2樹脂部15)として透明エポキシ樹脂を使用したが、インサート成形等、他の成形方法を用いれば透明ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂等も使用できる。
次に、上記LEDランプ部の放熱プレート(支持部材12)の凸部(露出端12a)に熱伝導性コンパウンドG751(信越シリコン製)を塗布し、内部が空洞の放熱器(放熱部材23)のフラット面にLEDランプ部のレンズ面側からランプのレンズ部15aが露出する形状のカバー21で固定する。一方、電子制御部品(電力変換回路30)を搭載したエポキシ回路基板24とLEDランプ部の給電フレーム(リード部材13,14)とはケーブル(中継線26)で接続し、電子制御部品(電力変換回路30)を放熱器(放熱部材23)内部の空洞部(中空23b)に収納する形でエポキシ回路基板24を固定し、鉄道信号機用LED光源(LED信号電球20)を作製した。それを点灯させて発光波長特性を測定したところ赤・黄・青の三色成分が適度に含まれていた(図1(c)参照)。
[その他]
比較のため、上記実施例1の方法で、本発明のLEDランプ部を224個作成し、それらを従来品と同じ同心円状に配置したLED照明具を作成した(比較例)。そして、それを7個直列32並列の電気回路で点灯させ、LEDランプ一個に流れる電流値を基準に、本発明のLEDランプを、ディスクリートランプを搭載した従来品Bb、金属積層基板を用いた従来品Baと比較した。図10の発光波長変動特性図,図11の発光強度特性図に示すように、従来品Bb(波線グラフ参照)は30mA付近まで比例的に出力は増加するものの、50mAを超えると出力は低下した。また、従来品Ba(波線グラフ参照)についても90mAを超えると出力低下がみられた。発光波長についても、ほぼLEDチップの温度に対応していると推測される波長変動をした。一方、本比較例(実線グラフA参照)で作成したLED照明具は160mAまで略比例的に光度が得られ、発光波長変動についても従来品の1/3〜1/2の変動であった。
本発明の実施形態1について、LEDランプ部の構造を示し、(a)が斜視図、(b)が縦断面図、(c)が発光波長特性図である。 LED信号電球の構造を示し、(a)が側面図、(b)が展開図である。 (a),(b)何れも電力変換回路の回路図である。 (a),(b)何れも灯器の要部の縦断面図であり、(a)がフィラメント電球の装着状態、(b)がLED信号電球の装着状態を示している。 (a),(b)何れも灯箱の要部の縦断面図であり、(a)がフィラメント電球の装着状態、(b)がLED信号電球の装着状態を示している。 (a),(b)何れも灯箱の縦断面図および信号機柱への装着状態を示し、(a)がフィラメント電球だけの装着状態、(b)がLED信号電球を一つだけ装着した状態を示している。 本発明の実施形態2について、G形のLED信号電球および色灯信号機の構造を示し、(a)が対比用フィラメント電球の横断面図、(b)がLED搭載部の平面図、(c)が色灯信号機の目視状態を示す模式図である。 (a)が電力変換回路の回路図、(b)がLED信号電球の等価回路の回路図である。 (a)がG形LED信号電球の記号の説明図、(b)が三灯の色灯信号機の内部配線例、(c)が四灯の色灯信号機の内部配線例である。 本発明の実施例1について、発光波長変動特性図である。 発光強度特性図である。
符号の説明
10…LEDランプ部、
11…青色発光ダイオードチップ、
12…支持部材(伝熱部材)、12a…露出端(他端部)、12b…窪み、
13,14…リード部材、
15…第2樹脂部(波長変換材料非混入)、15a…レンズ部、
16…ボンディングワイヤー、17…第1樹脂部(波長変換材料混入)、
18…第3樹脂部(保護用、波長変換材料混入)、
19a…熱伝導性接着剤(接合部材)、19b…絶縁性接着材、
20…LED信号電球、
21…カバー、22…連結部材(伝熱部材)、22a…装着部、22b…穴、
23…放熱部材、23a…放熱フィン、23b…中空(貫通穴,空洞)、
24…回路基板、25…給電線、26…中継線、
30…電力変換回路、31…給電端子、
40…灯器、
41…レンズフレーム、42,43…レンズ(色レンズ)、
44…電球取付部、45…ソケット、
46…フィラメント電球、46a…フィラメント、
50…灯箱、51…灯箱蓋、52…庇、
60…信号機柱、R…赤色灯(第1灯器)、
Y…黄色灯(第2灯器)、G…青色灯(第3灯器)、
70…LED信号電球、71…送光範囲、
80…電力変換回路、
81…第1リード部材、82…第2リード部材、83…第3リード部材

Claims (10)

  1. 何れの色も信号機の色レンズで選択して透過させるのに適した赤色と黄色と青色の三種類の波長成分を含む光を点灯時に発するLED信号電球であって、熱伝導性材料からなり一端面に窪みが形成された棒状の支持部材と、前記窪みに納めて前記支持部材に搭載され前記窪みの底面に対し絶縁状態で片面が接合された一個または複数個の青色発光ダイオードチップと、何れも前記支持部材の前記窪みの外縁部に非導電性接着材で面接着されたことにより前記支持部材から絶縁された状態で前記支持部材の前記一端面に固定され前記青色発光ダイオードチップへの給電を担う複数のリード部材と、中心発光波長が黄色の波長変換材料と中心発光波長が赤色の波長変換材料とが混入されており前記窪みにおいて前記青色発光ダイオードチップを覆う第1樹脂部と、この第1樹脂部を含めて前記支持部材の前記一端部は覆い他端部は露出させる光透過性の第2樹脂部とを備えたことを特徴とするLED信号電球。
  2. 前記青色発光ダイオードチップと前記リード部材とを接続するボンディングワイヤーと、前記第1樹脂部と前記第2樹脂部とに介在して前記ボンディングワイヤーを囲む柔軟な第3樹脂部とを備えたことを特徴とする請求項1記載のLED信号電球。
  3. 中心発光波長が黄色の波長変換材料と中心発光波長が赤色の波長変換材料とが前記第3樹脂部にも混入されていることを特徴とする請求項2記載のLED信号電球。
  4. 何れの色も信号機の色レンズで選択して透過させるのに適した赤色と黄色と青色の三種類の波長成分を含む光を点灯時に発するLED信号電球であって、熱伝導性材料からなり一端面に窪みが形成された棒状の支持部材と、前記窪みに納めて前記支持部材に搭載され前記窪みの底面に対し絶縁状態で片面が接合された一個または複数個の青色発光ダイオードチップと、何れも前記支持部材の前記窪みの外縁部に非導電性接着材で面接着されたことにより前記支持部材から絶縁された状態で前記支持部材の前記一端面に固定され前記青色発光ダイオードチップへの給電を担う複数のリード部材と、波長変換材料が混入されておらず前記窪みにおいて前記青色発光ダイオードチップを覆う第1樹脂部と、この第1樹脂部を含めて前記支持部材の前記一端部は覆い他端部は露出させる光透過性の第2樹脂部と、前記青色発光ダイオードチップと前記リード部材とを接続するボンディングワイヤーと、前記第1樹脂部と前記第2樹脂部とに介在して前記ボンディングワイヤーを囲む柔軟な樹脂からなり中心発光波長が黄色の波長変換材料と中心発光波長が赤色の波長変換材料とが混入されている第3樹脂部とを備えたことを特徴とするLED信号電球。
  5. 放熱フィン付きの放熱部材を備え、この放熱部材と前記支持部材の前記他端部とが伝熱可能に連結されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載されたLED信号電球。
  6. フィラメント電球に適合した駆動電力を前記青色発光ダイオードチップの駆動電力に変換する電力変換回路が設けられ、前記放熱部材に貫通穴等の空洞が形成され、この空洞に前記電力変換回路が納められていることを特徴とする請求項5記載のLED信号電球。
  7. 前記青色発光ダイオードチップが複数個設けられ、それらが二列に並んでいることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載されたLED信号電球。
  8. 前記リード部材が第1,第2,第3リード部材の三個に分かれており、前記第1リード部材と前記第2リード部材とが前記青色発光ダイオードチップのうち前記二列の一方に配されたものと給電可能に接続され、前記第2リード部材と前記第3リード部材とが前記青色発光ダイオードチップのうち前記二列の他方に配されたものと給電可能に接続されていることを特徴とする請求項7記載のLED信号電球。
  9. 赤色の色レンズを装着した第1灯器と黄色の色レンズを装着した第2灯器と青色の色レンズを装着した第3灯器とを備えた色灯信号機において、前記灯器のうち何れか一つ又は複数のものに、請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載されたLED信号電球を装着したことを特徴とする色灯信号機。
  10. 何れもフィラメント電球保持用のソケットを内装可能な第1灯器と第2灯器と第3灯器とを備え、前記第1灯器には赤色の色レンズが装着され、前記第2灯器には黄色の色レンズが装着され、前記第3灯器には青色の色レンズが装着されている色灯信号機において、前記灯器のうち何れか一つ又は複数のものにおける前記ソケットの装着部位に、請求項5又は請求項6に記載されたLED信号電球の前記放熱部材を装着したことを特徴とする色灯信号機。
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