JP4471282B2 - 低圧配電系統の潮流制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、低圧配電系統の潮流制御方法に関するものである。
工場構内の低圧配電系統は複数の変圧器の二次側にそれぞれ低圧配電線路を接続して構成されており、各低圧配電線路にはそれぞれ加工機械等の負荷が分散して接続されている。変圧器の容量は負荷の容量に合わせて決定されるが、従来は過負荷になる場合を考えて各配電系統ごとに余裕を持たせており、常時は照明等の極めて軽い負荷であるにも拘わらず同じ低圧配電線路に接続された大形設備のときどき生じる稼動に備えて大容量の変圧器が設けられるといったことがあった。そのため全体としては過大な設備となって利用率が低いため効率が悪く、設備コストが嵩むという問題があった。
また急速な技術革新と商品寿命の短縮、海外企業との競争といった経済情勢から工場設備の見直しが頻繁になされて加工機械の増設や入れ替え、配置変更等が行われるようになってきている。そのため各低圧配電線路に接続される負荷が大幅に変化して設備の計画時に各変圧器に適正に配分されていた負荷がアンバランスとなり、その都度対応を迫られることとなっている。さらに大容量の負荷設備を短期間だけ稼動するというようなこともあり、その設備の稼動のために低圧配電線路の増強や変圧器の増設が必要となって設備費用が嵩むという問題があった。一方付加価値の高い仕事に重点が置かれるようになり、そうした工程の設備には無停電で送電することが強く求められるようになっている。
例えば図11に示すように2台の定格容量3000Aの変圧器42、43の二次側にそれぞれ低圧配電線路44、45が接続されており、それらの低圧配電線路44、45にそれぞれ3000Aの負荷46と1000Aの負荷47が接続されているような工場設備において、低圧配電線路44にさらに1000Aの負荷48を増設しようとしても変圧器42が過負荷となるので増設することができなかった。この1000Aの負荷48を増設して稼動させるために従来は変圧器42を入れ替え、変圧器42から増設される1000Aの負荷までの低圧配電線路を新設する必要があった。
こうした場合、異なる変圧器に接続された低圧配電線路間に補正電流を流し、各低圧配電線路の潮流を制御することができれば、低圧配電設備の新設時に変圧器に過大な容量を持たせる必要がなくなり、負荷を増設したり大容量の負荷と入れ替えたりする場合に変圧器の増設や低圧配電線路の新設をする必要がなくなる。配電線路の潮流を制御する技術としては、例えば特許文献1に開示されているような直列型アクティブフィルタを配電線路間に接続し、配電線路間に商用周波数の補正電流を流すことにより各配電線路の潮流を制御する方法が知られている。この特許文献1に示される方法によれば、各配電線路の電流を制御することができ、配電線路の電流を平衡させることにより配電線路の電力損失を低減することができる効果がある。
ところがこの特許文献1に示されるものは単一の変圧器に接続される複数の高圧配電線路を対象とし、変圧器から離れた配電線路の先の方で潮流制御することによって配電線路の電流を平準化するものであり、異なる変圧器に接続される低圧配電線路の間で潮流制御することは考慮されていない。また低圧配電系統には、高圧配電系統が非接地であるのに対し変圧器の二次側において必ず接地されているとか、変圧器の短絡インピーダンスが低いといった特質があり、特許文献1の技術を低圧配電系統に応用することができないという問題がある。
特開2002−125318号公報
本発明は上記の問題点を解決し、異なる変圧器に接続された低圧配電線路の間の潮流を制御することができる、低圧配電系統の潮流制御方法を提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するために完成された請求項1の発明は、交流電源を直流に変換するコンバータと、該コンバータが出力する直流電力を交流電力に変換するインバータと、インバータの出力がフィルタを介して一次巻線に供給される直列変圧器とからなる直列型アクティブフィルタの直列変圧器の一次巻線と並列にアクティブフィルタの停止時閉路する接点を設けて潮流制御装置を構成し、該潮流制御装置の出力となる直列型アクティブフィルタの二次巻線を、それぞれ異なる変圧器に接続される低圧配電系統間に接続し、該潮流制御装置に補正電流を流すことにより各低圧配電系統の潮流を制御して前記各変圧器の分担割合を適正化することを特徴とするものである。この請求項1の発明において、潮流制御装置を構成する直列型アクティブフィルタの直列変圧器の二次巻線と直列に零相電流抑制装置を接続したのが請求項2の発明であり、潮流制御装置を、それぞれ異なる変圧器に接続される低圧配電系統間にヒューズを介して接続したのが請求項3の発明である。
同一の課題を解決するためになされた請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において各低圧配電系統の変圧器の高圧側と低圧側に遮断器を設け、各低圧配電系統の負荷電流を検出して負荷電流の低い低圧配電系統の変圧器の高圧側及び低圧側の遮断器を開路し、当該系統の変圧器を切り離すようにしたことを特徴とするものであり、また同一の課題を解決するためになされた請求項5の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、各低圧配電系統の変圧器の高圧側と低圧側に遮断器を設け、高圧側の遮断器の開路時に連動して低圧側の遮断器を開路することを特徴とするものである。
請求項1の発明では、低圧配電系統間に接続した潮流制御装置により低圧配電系統間で補正電流を移行させて各変圧器の負荷電流を最適に分配することができるので変圧器の損失を全体として最小とすることができる利点がある。潮流制御装置を構成するアクティブフィルタには停止時に直列変圧器の一次巻線を短絡する接点を設けたので、アクティブフィルタの停止時に低圧配電線路に電圧が加わっても主回路素子の破損を回避することができる。請求項2の発明では直列型アクティブフィルタと直列に零相電流抑制装置が接続されているので、潮流制御装置を通しての零相電流の移行が抑制され、何れかの低圧配電線路で漏電事故があった場合にその低圧配電線路を特定することが可能になる。
潮流制御装置を接続すると低圧配電系統に他の変圧器からも電流が供給され、最大短絡電流が増加することになるのでそれに合わせて遮断器等の短絡遮断容量の見直しが必要となる。こうした機器の取り替えをすることになると相当な費用を要することになるが、請求項3の発明では潮流制御装置と直列にヒューズを接続しているので事故時はヒューズにより切り離されることになり、遮断器等の機器の見直しや取り替えを必要としない利点がある。
さらに請求項4の発明では、各低圧配電系統の変圧器の高圧側と低圧側に遮断器を設け、各低圧配電系統の負荷電流を検出して負荷電流の低い低圧配電系統の変圧器の高圧側及び低圧側の遮断器を開路し、当該系統の変圧器を切り離すようにしたので、軽負荷の変圧器を励磁しておく必要がなくなり、損失を軽減することができる利点がある。なお、潮流制御装置を低圧配電系統の下流部に接続し、各低圧配電系統の上流部において検出した負荷電流に基づいて補正電流を算出するようにすれば、変圧器及び配電線路が負荷電流を最適に分担することができることになる。これにより1台の変圧器単独では供給できないような負荷に対しても変圧器の入れ替えや低圧配電線路の新設あるいは増設をすることなく電力を供給することができる利点がある。
請求項5の発明では、各低圧配電系統の変圧器の高圧側と低圧側に遮断器を設け、高圧側の遮断器の開路時に連動して低圧側の遮断器を開路するようにしているので、変圧器の異常により保護装置が作動して高圧側の遮断器が開路すると低圧側の遮断器も開路し、異常を生じた変圧器が切り離され、変圧器が切り離された低圧配電系統には潮流制御装置を通して他の変圧器から電力が供給されることにより無停電で送電できる利点がある。また変圧器の点検を行う場合にも、高圧側の遮断器を操作して開路すれば低圧側の遮断器も開路し、負荷には無停電で送電でき、変圧器は系統から切り離された無電圧状態で安全に点検できる利点がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図を参照しながら具体的に説明する。
図1は本発明の基本的な実施の形態を示す結線図であって、変圧器1、2の二次側にそれぞれ接続された低圧配電線路3、4の間に潮流制御装置5が前記ヒューズ(図示されていない)を介して直列に接続されており、潮流制御装置5は直列型アクティブフィルタ6と零相電流抑制装置7から構成されている。直列型アクティブフィルタ6は交流電源を直流に変換するコンバータ8と、コンバータ8の出力側に接続されるコンデンサ9と、コンバータ8の直流電力を交流電力に変換するインバータ10と、インバータ10の出力波形を整えて直列変圧器11の一次巻線12に送るフィルタ13とから構成されている。
直列変圧器11の一次巻線12にはこれを短絡する電磁接触器の常閉接点14が接続されており、直列変圧器11の二次巻線15と零相電流抑制装置7とは直列に接続されて低圧配電線路3、4の間に接続されている。常閉接点14を備える電磁接触器はアクティブフィルタ6の図示しない制御装置により駆動されるものであり、コンバータ8の入力側は一方の低圧配電線路3に接続されている。零相電流抑制装置7は例えば図2に示すような、共通の鉄心16上に3個の巻線17a、17b、17cを巻回して構成されるコモンモードリアクトルとすることができ、あるいは、図3に示すような、3個の単相変圧器18a、18b、18cの二次巻線を並列接続したうえ終端インピーダンス19で終端して構成されるものとすることができる。
図中20、21は変圧器1、2の一次側に設けられた遮断器で高圧配電線路22に接続されて変圧器1、2の入力側の開閉と保護とを行うものであり、変圧器1、2の異常時に遮断器20、21を開路するための保護継電器が付設されている。また変圧器1、2にも過熱等の異常を検出する保護装置が設けられており、その保護装置の動作によっても遮断器20、21が開放されるようになっている。23、24は変圧器1、2の二次側に設けられた遮断器で低圧配電線路3、4の開閉及び保護を行うものであり、過負荷、過電流のときにトリップする機構が組み込まれている。
低圧配電線路3、4の間に前記のような構成の潮流制御装置5が接続された状態で低圧配電線路3、4にそれぞれ図示しない負荷が接続され、高圧側の遮断器20、21及び低圧側の遮断器23、24が閉路されると、図示しない負荷に電力が供給される。アクティブフィルタ6が動作していない状態で電磁接触器の常閉接点14が閉路されていれば、直列変圧器11の一次巻線12が短絡されて直列変圧器11の二次巻線15が低インピーダンスとなり、低圧配電線路3、4の間は零相電流抑制装置7により接続されることになる。これにより零相電流抑制装置7を通して正相及び逆相の電流が流れ、低圧配電線路3、4の負荷電流が平均化されることになる。ただしこの平均化の程度は、変圧器1、2のインピーダンス、零相電流抑制装置7の漏れリアクタンス、二次巻線15の残留リアクタンスの存在により充分ではない。
電磁接触器の常閉接点14が開路された状態でアクティブフィルタ6を動作させれば、アクティブフィルタ6を制御することにより低圧配電線路3、4の間に流れる電流の位相、方向、大きさを制御することができる。変圧器1、2の容量が同じ場合には負荷電流を平均化させることができ、変圧器1、2の容量が異なる場合には変圧器1、2の分担割合を制御することができる。また低圧配電線路3、4のいずれかに漏電事故が発生した場合には、流れる零相電流が零相電流抑制装置7により抑制されて他の低圧配電線路4または3に流れることがないので、漏電事故の発生した低圧配電線路3または4を特定することができる。
アクティブフィルタ6を動作させて潮流制御を行う場合には先ずインバータ10を0V出力モードで動作させ、電磁接触器を動作させて常閉接点14を開路し、その後インバータ10を通常の運転モードとする。アクティブフィルタ6が動作しておらず、電磁接触器の常閉接点14が閉路された状態ではコンバータ8に供給される交流電力はコンバータ8により直流に変換されてコンデンサ9に蓄えられ、インバータ10はこれを交流に変換可能な状態になる。インバータ10を0V出力モードで運転するとインバータ10を構成するブリッジ回路のプラス側3アーム又はマイナス側3アームの主回路開閉素子が同時にオンになり、これにより直列変圧器11の一次巻線12がフィルタ13を介して短絡されることになる。
アクティブフィルタ6を動作させる際にこのようなことを行うのはアクティブフィルタ6を構成する主回路素子を保護するためである。すなわちインバータ10が動作していない状態で潮流制御装置5に電圧が加わると、直列変圧器11の二次巻線15には低圧配電線路3、4をバイパスする電流が流れることになる。常閉接点14が設けられていない場合には、この電流により一次巻線12に誘起される電流がインバータ10に流入し、主回路素子により整流されてコンデンサ9を充電し、高電圧を発生して主回路素子を破損する虞がある。常閉接点14で一次巻線12を短絡することにより一次巻線12に誘起される電流がインバータ10に流入することを防ぐことができ、主回路素子の破損を回避することができる。アクティブフィルタ6による潮流制御を停止する場合にも先ずインバータ10を0V出力モードに移行し、その後電磁接触器を開放して一次巻線12を常閉接点14により短絡させる。
図4は請求項4の発明の実施の形態を示す単線図であって、低圧配電線路3及び4には潮流制御装置5が接続されている点より下流の低圧配電線路3及び4の電流を検出する電流センサー25及び26が設けられている。電流センサー25及び26の検出信号は制御装置27に送られ、制御装置27はその検出信号により高圧側の遮断器20、21及び低圧側の遮断器23、24を制御する。低圧配電線路3の負荷電流が減少して電流センサー25の検出信号が予め設定された値以下になると電流センサー26の検出信号がチェックされ、その合計電流が変圧器2から供給可能であれば遮断器20と遮断器23が開放される。低圧配電線路3の下流の負荷には潮流制御装置5を介して変圧器2から電力が供給される。
このとき潮流制御装置5は常閉接点14が閉路されていれば必ずしもアクティブフィルタ6を動作させる必要はない。これにより負荷が軽いときには1台の変圧器2で運用することができ、軽負荷の変圧器1を切り離すことができるので変圧器の損失を軽減することができる。低圧配電線路4の負荷電流が減少して電流センサー26の検出信号が一定値以下になったときには同様に低圧配電線路3及び4の合計電流が変圧器1から供給可能であれば遮断器21と遮断器24が開放され、低圧配電線路4の下流の負荷には潮流制御装置5を介して変圧器1から電力が供給される。
なお図5は他の実施の形態を示す単線図であって、潮流制御装置5は低圧配電線路3の下流の大容量負荷28が接続される点と低圧配電線路4のこれに近接する点との間に接続されている。低圧配電線路3及び4には最上流部に低圧配電線路3及び4の電流を検出する電流センサー29及び30が設けられており、電流センサー29及び30の検出信号は制御装置31に送られて低圧配電線路3の電流と低圧配電線路4の電流の差が算出される。算出された変圧器1の電流と変圧器2の電流の差のデータは通信線32を通して潮流制御装置5に送られる。このデータの伝送をデジタル信号によるシリアル通信で行えば通信線32が低コストで設置できて有利である。
制御装置31では変圧器1の電流と変圧器2の電流の差が算出されるのであるが、有効分と無効分がそれぞれ算出されるので、潮流制御装置5は通信線32を通してそのデータを受け取り、変圧器1、2の容量が同じ場合にはそれらの値がより低くなるように制御する。これにより低圧配電線路3の最上流部の電流と低圧配電線路4の最上流部の電流の差が小さくなり、変圧器1、2と低圧配電線路3、4は接続される大容量負荷28の電流を均等に分担することになる。したがって1台の変圧器1又は2単独では供給できないような容量の負荷28に対しても変圧器1又は2を入れ替えたり、低圧配電線路3又は4の工事をしたりすることなく電力を供給することができる。
図6は請求項5の発明の実施の形態を示す単線図であって、高圧側の遮断器20又は21が開路するとこれと連動して低圧側の遮断器23又は24が開路するように構成されている。このような構成で変圧器1又は2に異常を生じた場合には、変圧器1又は2に設けられた保護装置あるいは高圧側の遮断器20又は21に付設された保護継電器が作動し、高圧側の遮断器20又は21が開路する。これにより低圧側の遮断器23又は24も開路して変圧器1又は2が切り離されることになり、変圧器1又は2が切り離された低圧配電線路3又は4に接続された負荷には潮流制御装置5を通して変圧器2又は1から電力が供給される。
したがって低圧配電線路3又は4に接続された負荷には変圧器1又は2に異常を生じた場合にも、潮流制御装置5を通して接続される他の変圧器2又は1から電力が供給されるので無停電で送電することが可能となる。異常を生じた変圧器1又は2は完全に切り離されるので、低圧配電線路3又は4から事故電流が供給されることはない。また変圧器1又は2の点検あるいは取り替えをする場合には、高圧側の遮断器20又は21を操作して開路すれば低圧側の遮断器23又は24も開路し、負荷には無停電で送電でき、変圧器1又は2は系統から切り離された無電圧状態で安全に点検あるいは取り替えができることになる。
前記実施の形態において、変圧器1、2の接地相を接続し一箇所で接地して零相電流を管理できるようにすれば、零相電流抑制装置7を設けることなく漏電事故の発生した低圧配電線路3または4を特定することができる。また、前記実施の形態では各低圧配電線路が別個の変圧器の二次側に接続されているが、1台の変圧器に接続された各低圧配電線路の下流部の間に潮流制御装置を接続して低圧配電線路の電流を平準化することもできる。そうした場合、接地点は1箇所であるので零相電流抑制装置7を設ける必要はない。
図7は実施例1を示す単線図であり、定格容量1500Aの変圧器1、2の二次側に低圧配電線路3、4が接続されている。変圧器1、2の一次側は遮断器20、21を介して高圧配電線路22に接続されており、変圧器1、2の二次側には遮断器23、24が設けられている。低圧配電線路3と4にはそれぞれ1200Aの負荷33と600Aの負荷34が接続されており、低圧配電線路3と4の間には潮流制御装置5が接続されている。潮流制御装置5が接続されていない状態では変圧器1、2はそれぞれ括弧内に示すように1200A、600Aの電流を供給するが、潮流制御装置5が接続された状態では潮流制御装置5によって低圧配電線路4から低圧配電線路3に300Aの補正電流が流され、変圧器1、2はともに900Aを分担することになる。このように変圧器1、2の稼働率を均等にすることができ、全体の損失を低減することができる。
図8は実施例2を示す単線図であり、変圧器1の定格容量が3000Aで変圧器2の定格容量が1000Aであることと、負荷33、34がともに1000Aであること以外は実施例1と同じである。潮流制御装置5が接続されていない状態では変圧器1、2はいずれも括弧内に示すように1000Aの電流を供給するが、潮流制御装置5が接続された状態では潮流制御装置5によって低圧配電線路3から低圧配電線路4に500Aの補正電流が流され、変圧器1は1500A、変圧器2は500Aを分担することになる。このように変圧器1、2はともに定格の半分の電流を分担することになって変圧器1、2の稼働率を均等にすることができ、全体の損失を低減することができる。
図9は実施例3を示す単線図であり、基本的には実施例1と同じであるが、変圧器1、2の定格容量はともに3000A、負荷33は3000A、負荷34は1000Aとなっており、低圧配電線路3にはさらに1000Aの負荷35が接続されている。潮流制御装置5が接続されていない状態で負荷35が接続されていなければ、変圧器1、2はそれぞれ括弧内に示すように3000A、1000Aの電流を供給するが、負荷35を接続しようとしても変圧器1が過負荷となるので接続することができない。潮流制御装置5が接続された状態で負荷35を接続すれば、潮流制御装置5によって低圧配電線路4から低圧配電線路3に1500Aの補正電流が流され、変圧器1、2は負荷電流の合計である5000Aを半分の2500Aずつ分担することになる。
この実施例3は3000Aの負荷33に1000Aの負荷35を増設する場合であるが、3000Aの負荷33を4000Aのものと取り替える場合も同様に対応可能である。増設される負荷35あるいは取り替えられる負荷33は低圧配電線路3と潮流制御装置5の接続点に接続されることが必要であり、そうでないと低圧配電線路3に当初の容量以上の電流が流れる部分が生じる。このように負荷電流を変圧器1、2で分担することができるので、1台の変圧器1単独では供給できないような負荷33、35に対しても変圧器1の入れ替えや低圧配電線路3の新設あるいは増設をすることなく電力を供給することができる利点がある。
図10は実施例4を示す単線図であり、低圧配電系統を3系統にしたものである。各配電系統の構成は実施例1と同じであって、変圧器1、2、36の二次側に低圧配電線路3、4、37が接続されており、低圧配電線路3と4の間と低圧配電線路4と37の間に潮流制御装置5、38が接続されている。図中39は変圧器36の高圧側の遮断器、40は低圧側の遮断器であり、41は低圧配電線路37に接続される負荷である。変圧器1の定格容量は3000A、変圧器2、36の定格容量は1000Aであり、低圧配電線路3、4、37にはそれぞれ1000A、800A、700Aの負荷33、34、41が接続されている。
潮流制御装置5、38が接続されていない状態では変圧器1、2、36はそれぞれ括弧内に示すように1000A、800A、700Aの電流を供給するが、潮流制御装置5、38が接続された状態では潮流制御装置5が変圧器1から低圧配電線路4に500Aの補正電流を流し、潮流制御装置38が低圧配電線路4から低圧配電線路37に200Aの補正電流を流すことになる。このように変圧器1、2、36はいずれも定格の半分の電流を分担することになって変圧器1、2、36の稼働率を均等にすることができ、全体の損失を低減することができる。
前記実施例4は低圧配電系統を3系統としたものであるが、より多数の低圧配電系統を順次潮流制御装置により接続することも可能である。これにより休日等に1台の変圧器で負荷をまかなえる場合には、1台の変圧器から各低圧配電線路に負荷電流を供給して他の変圧器を全て切り離すことができ、損失を低減することができる。また負荷に応じて運転する変圧器の数を増減することで変圧器を効率の良い状態で運転することができる。さらに設備を新設する場合や変圧器を更新する場合には、潮流制御装置により接続されている変圧器の合計の容量と負荷容量との関係を考えればよいので新設あるいは更新する変圧器は小容量のものとすることができ、設備コストを抑制できる利点がある。
本発明の基本的な実施の形態を示す結線図である。 零相電流抑制装置の例を示す構成図である。 零相電流抑制装置の別の例を示す構成図である。 請求項4の発明の実施の形態を示す単線図である。 他の実施の形態を示す単線図である。 請求項5の発明の実施の形態を示す単線図である。 実施例1を示す単線図である。 実施例2を示す単線図である。 実施例3を示す単線図である。 実施例4を示す単線図である。 従来の低圧配電系統の例を示す単線図である。
符号の説明
1、2 変圧器
3、4 低圧配電線路
5 潮流制御装置
6 アクティブフィルタ
7 零相電流抑制装置
8 コンバータ
9 コンデンサ
10 インバータ
11 直列変圧器
12 直列変圧器の一次巻線
13 フィルタ
14 電磁接触器の常閉接点
15 直列変圧器の二次巻線
16 鉄心
17a、17b、17c 巻線
18a、18b、18c 単相変圧器
19 終端インピーダンス
20、21 高圧側の遮断器
22 高圧配電線路
23、24 低圧側の遮断器
25、26 電流センサー
27 制御装置
28 大容量負荷
29、30 電流センサー
31 制御装置
32 通信線
33、34、35 負荷
36 変圧器
37 低圧配電線路
38 潮流制御装置
39 高圧側の遮断器
40 低圧側の遮断器
41 負荷

Claims (5)

  1. 交流電源を直流に変換するコンバータと、該コンバータが出力する直流電力を交流電力に変換するインバータと、インバータの出力がフィルタを介して一次巻線に供給される直列変圧器とからなる直列型アクティブフィルタの直列変圧器の一次巻線と並列にアクティブフィルタの停止時閉路する接点を設けて潮流制御装置を構成し、該潮流制御装置の出力となる直列型アクティブフィルタの二次巻線を、それぞれ異なる変圧器に接続される低圧配電系統間に接続し、該潮流制御装置に補正電流を流すことにより各低圧配電系統の潮流を制御して前記各変圧器の分担割合を適正化することを特徴とする低圧配電系統の潮流制御方法。
  2. 潮流制御装置を構成する直列型アクティブフィルタの直列変圧器の二次巻線と直列に零相電流抑制装置を接続したことを特徴とする請求項1に記載の低圧配電系統の潮流制御方法。
  3. 潮流制御装置を、それぞれ異なる変圧器に接続される低圧配電系統間にヒューズを介して接続したことを特徴とする請求項1又は2に記載の低圧配電系統の潮流制御方法。
  4. 各低圧配電系統の変圧器の高圧側と低圧側に遮断器を設け、各低圧配電系統の負荷電流を検出して負荷電流の低い低圧配電系統の変圧器の高圧側及び低圧側の遮断器を開路し、当該系統の変圧器を切り離すことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の低圧配電系統の潮流制御方法。
  5. 各低圧配電系統の変圧器の高圧側と低圧側に遮断器を設け、高圧側の遮断器の開路時に連動して低圧側の遮断器を開路することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の低圧配電系統の潮流制御方法。
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