JP4470292B2 - 写真計測用写真撮影位置の決定方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は写真計測を実施する際、所望の計測精度を確実に得ることができるように写真撮影位置を決定する写真計測用写真撮影位置の決定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、橋のブロックや船体のブロック等の立体的な構造物を製作した場合、これら構造物において正確に作りたい個所が設計通りに作られているか否か、たとえば、孔を設けた場合に、その孔の位置が正しいかどうかを確認するために、実際に製作された構造物についての計測を望むことがあり、この場合、上記橋のブロックや船体ブロックの如き大型で直接的な寸法測定が困難な構造物の計測に用いられる手法の一つとして、写真計測がある。
【0003】
これは、光学式カメラ又はデジタルカメラで計測すべき構造物を計測対象物として撮影した場合、光学式カメラではフィルム面上に、又、デジタルカメラではCCD上にそれぞれ投影される計測対象物の像の寸法と、カメラの焦点距離と、カメラと計測対象物との距離が判明していれば、これらの寸法や距離を基にして、計測対象物の実際の寸法が算出できることを利用して、計測対象物を撮影した写真を基に、該計測対象物の各部の実寸法を求めて計測するものであり、計測対象物が立体的な構造物の場合には、異なる角度から写した複数枚の写真を組み合わせて使用することで、3次元的な寸法を計測できるものである。
【0004】
ところで、かかる写真計測では、用いる写真を撮影した写真撮影位置(カメラ位置とカメラの向き)により計測精度が大きく変動し、又、使用する写真の枚数によっても精度が変動することが知られており、したがって、上記写真撮影位置の決定、すなわち、計測対象物を角度を変えて撮影するためのカメラ設置位置の決定、及び、該各カメラ設置位置におけるカメラの向きの決定が非常に重要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来、写真撮影位置を決定する場合には、計測現場で計測対象物を見ながら撮影角度と写真の枚数の検討を行うようにしていたが、この場合、写真計測を行って得られる計測精度は計測者の検討した写真撮影位置に依存しており、その決定は計測者の勘に頼っているものであるため、安定した計測精度が保証されないという問題があり、又、撮影位置を検討するには経験を要するため、写真撮影を行う者が限定され、誰にでも写真計測が行える状態とはなっていないという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、誰にでも写真計測用の写真撮影を行えるようにするために、所望する計測精度の保証された写真を撮影するための写真撮影位置を予め決定し指示できる写真計測用写真撮影位置の決定方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、計測対象物の設計データを3DCAD上に取り込んで作成したモデルに対し、写真計測を所望する計測ポイントを設定し、次に、設定された計測ポイントを撮影し得る、少なくとも2個所の仮想写真撮影位置を3DCAD空間内にて設定し、該各仮想写真撮影位置にて撮影された写真を基に写真計測を行った場合に得られる計測精度を算出し、該算出された計測精度が実際の計測時に所望される計測精度より低い場合は、仮想写真撮影位置を変更するか又は仮想写真撮影位置を増やして、これら仮想写真撮影位置にて撮影された写真を基に写真計測を行った場合に得られる計測精度を再び算出させ、算出された計測精度が実際の計測時に所望される計測精度以上となった場合に、上記各仮想写真撮影位置を実際の写真撮影位置として指示する撮影位置指示書を出力させる構成とする。
【0008】
3DCAD空間内において、計測対象物のモデル上に設定された計測ポイントを撮影し得る領域内にて仮想写真撮影位置を設定すると、該各仮想写真撮影位置で撮影される写真を基に計測対象物の写真計測を行う場合に得られる計測精度が算出され、この算出された計測精度が実際の写真計測に所望する計測精度よりも低い場合には、仮想写真撮影位置の変更、又は、仮想写真撮影位置を増やすことにより算出される計測精度の改善が図られ、算出される計測精度が実際の写真計測に所望する計測精度以上として算出された場合にのみ、各仮想写真撮影位置を実際の写真撮影位置として指示する撮影位置指示書が出力されるので、該撮影位置指示書に記載された写真撮影位置で写真を撮影し、撮影された写真を基に写真計測を行うことで、計測対象物の計測が、所望する計測精度以上の計測精度で実施されるようになる。
【0009】
又、モニター画面上に、3DCAD空間内に配した仮想のカメラのファインダーを通して観察される像を表示させながら仮想写真撮影位置を設定するようにした構成とすることにより、モニター画面上に計測ポイントが表示されている状態において仮想のカメラの位置を仮想写真撮影位置として設定することで、3DCAD空間内において、計測ポイントの撮影可能な領域内に仮想写真撮影位置を容易に設定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
図1乃至図3は本発明の写真計測用写真撮影位置の決定方法の実施の一形態を示すもので、図1は作業手順のフローを示すものである。
【0013】
先ず、計測対象物の設計データを3DCAD(3次元CAD)に取り込んで、図2に示す如く、3DCAD空間(3DCAD上の仮想3次元空間)1内にて計測対象物のモデル2(図では立方体としてある)を作成して、モニター画面3上に表示させ(ステップS1)、モニター画面3上に表示された上記計測対象物のモデル2に対して、写真計測を望む個所、たとえば、上記モデル2の前面の所要個所に計測ポイント4を設定しマークする(ステップS2)。
【0014】
次に、3DCAD空間1内において、図3(イ)に示す如く、上記モデル3上にマークされた計測ポイント4を撮影可能な領域内に、3個所の仮想写真撮影位置5a,5b,5cを設定する(ステップS3)。この際、モニター画面3上には、3DCAD空間1内の所要個所に配した仮想のカメラのファインダーを通して観察される像を表示させる、すなわち、たとえば、図3(イ)における5aの位置に仮想のカメラ6が配置されている場合には、図3(ロ)に示される如く、上記仮想のカメラ6のファインダーを通して計測対象物のモデル2を正面左寄り位置から観察した像がモニター画面3上に表示されるようにし、又、図3(イ)における5bの位置に仮想のカメラ6が配置されている場合には図3(ハ)に示される如くモデル2を正面より観察した像がモニター画面3上に表示され、同様に、図3(イ)における5cの位置に仮想のカメラ6が配置されている場合には図3(ニ)に示される如くモデル2を正面右寄り位置から観察した像がモニター画面3上に表示されるようにすると、該モニター画面3上において計測対象物のモデル2の画像を回転させることにより、3DCAD空間1内における仮想のカメラ6の上記モデル2に対する相対的な位置を変更することができ、又、モニター画面3上におけるモデル2の画像の大きさを拡大、縮小させることにより、3DCAD空間1内における仮想のカメラ6の配置位置を上記モデル2に対して相対的に近づけたり遠ざけることができ、更に、モニター画面3上にモデル2上の計測ポイント4が表示されている状態とすることにより、3DCAD空間1内において、計測ポイント4の撮影可能な領域内に、仮想のカメラ6を容易に配置することができて、仮想写真撮影位置5a,5b,5cを容易に設定することができるようになる。
【0015】
次いで、上記ステップS3において設定された各仮想写真撮影位置5a,5b,5cに仮想のカメラ6を配置して撮影した場合に得られる写真、すなわち、図3(ロ)(ハ)(ニ)にそれぞれ示した如きモニター画面3上の画像に相当する3枚の写真を用いて行う写真計測をシミュレーションし、得られる計測結果の計測精度を算出する(ステップS4)。なお、上記シミュレーションを行う場合には、実際の写真計測で用いるロジックに所要のノイズを加えて、実際の写真計測に近づけるようにさせるものとする。
【0016】
その後、上記ステップS4において算出された計測精度と、実際の写真計測を行う場合に計測者が所望する計測精度との比較を行い(ステップS5)、ステップS4において算出された計測精度が計測者の所望する計測精度よりも低い場合、たとえば、計測者が0.05までの計測精度での計測を所望しているのに対し、上記ステップS4にて算出された計測精度が0.1までしか得られない場合には、ステップS3に戻して、仮想写真撮影位置5a,5b,5cの位置の変更を行って、3個所の仮想写真撮影位置を再び設定するか、もしくは、写真計測に用いる写真の枚数を増やすことができるように、既存の仮想写真撮影位置5a,5b,5cに加えて新たな仮想写真撮影位置(図示せず)を設定した後、ステップS4にて上記と同様に写真計測をシミュレーションして、得られる計測精度を計算させるようにする。
【0017】
ステップS5において、ステップS4で算出された計測精度が、計測者の所望する計測精度以上であると判断された場合には、ステップS6に進ませ、上記ステップS4で設定された各仮想写真撮影位置5a,5b,5cを、所望する計測精度の保証された写真撮影位置として決定した後、上記各仮想写真撮影位置5a,5b,5cの情報をカメラ位置及びカメラの向き等を指示する撮影位置指示書として、写真計測すべき計測ポイント4の情報とともに出力させる(ステップS7)。この際、出力させる撮影位置指示書に、ステップS3において仮想写真撮影位置5a,5b,5cを設定する際にモニター画面3上に表示させた図3(ロ)(ハ)(ニ)に示される如き画像、すなわち、3DCAD空間1内に配した仮想のカメラ6のファインダーを通して観察されるモデル2の画像を添付させるようにすれば、実際の撮影時にカメラのファインダーを通して見たものと、上記画像とを一致させるようにすることで、撮影すべき写真についてより具体的な指示を与えることも可能となる。
【0018】
なお、上記ステップS3〜ステップS5を繰り返し行って、3DCAD空間1内の計測ポイント4を撮影し得る領域内における仮想写真撮影位置の設定位置を検討しても、ステップS4にて行うシミュレーションで算出される計測精度が所望する計測精度に達しない場合には、上記計測ポイント4は写真計測に不適であるとして、計測対象から除外するようにしてある(ステップS8)。
【0019】
このように、ステップS7において出力される撮影位置指示書では、実際の写真計測時に所望する計測精度以上の計測精度を得られることが予めシミュレーションで保証された写真撮影位置が指示されていることから、上記撮影位置指示書の指示に基づいて実際にカメラを設置し、写真撮影を行うことにより、撮影された写真を用いて所望する計測精度以上の写真計測を行うことができて、計測現場で計測対象物を見ながら写真撮影位置の検討を行う必要をなくすことができ、計測者の勘に頼ることなく、誰にでも容易に写真計測用の写真を撮影させることができて、適切な写真計測作業を行うことができる。又、写真計測では所望する計測精度が得られないことが判っている計測ポイント4は、予めステップS8において計測の対象から除くことができるので、写真撮影作業の無駄を省くことができる。
【0020】
次に、図4は本発明の実施の他の形態における作業手順のフローを示すもので、上記と同様に3DCAD空間1内に作成した計測対象物のモデル2に対して、写真計測を望む計測ポイント4を設定した後、該計測ポイント4の写真計測を行う場合に所望する計測精度(設定された計測精度以上の計測精度)で写真計測を行うことが可能な写真撮影位置はどこがよいかを求めて撮影位置指示書として出力できるようにしたものである。
【0021】
すなわち、先ず、上記実施の形態におけるステップS1〜S2の手順と同様に、計測対象物の設計データをもとに、3DCAD空間1内にて計測対象物のモデル2を作成させると共に、該モデル2に対して計測ポイント4の設定を行わせた後、該計測ポイント4に対して写真計測を行う場合に所望する計測精度を入力させ(ステップS9)、次に、上記ステップS2において設定した計測ポイント4のデータを基に、3DCAD空間内において該計測ポイント4を観察可能な領域内にて、写真計測を行う場合に所望する計測精度以上の計測精度の得られる写真の組を撮影することが可能な3個所以上の仮想写真撮影位置を計算させ(ステップS10)、算出された各仮想写真撮影位置を、所望する計測精度の保証された写真撮影位置として決定した後(ステップS11)、上記各仮想写真撮影位置の情報をカメラ位置及びカメラの向き等を指示する撮影位置指示書として、写真計測すべき計測ポイント4とともに出力させる(ステップS12)ようにする。
【0022】
本実施の形態によれば、上記実施の形態と同様の効果を得ることができ、更に、3DCAD空間1内において、計測対象物のモデル2上に計測ポイント4を設定すると共に、実際の写真計測時に所望する計測精度を入力するのみで、該所望する計測精度以上の計測精度で写真計測を行うことが可能な写真を撮影するための写真撮影位置を容易に決定することができる。
【0023】
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、図2及び図3(イ)(ロ)(ハ)(ニ)では計測対象物のモデル2を立方体として示したが、計測対象物としては任意の形状のものに適用できること、又、3DCAD空間1内における計測対象物のモデル2の前面に1つの計測ポイント4を設定するものとして示したが、計測ポイント4は、外部より観察することができれば、上記モデル2上のいかなる場所に設定してもよく、更に、1台のカメラで同時に撮影することが可能な配置であれば、複数の計測ポイント4を同時に設定すると共に、該各計測ポイント4を所望する計測精度以上の計測精度で写真計測を行い得る1組の写真撮影位置を決定するようにしてもよいこと、図3(イ)では、設定する仮想写真撮影位置5a,5b,5cを、3DCAD空間内においてそれぞれ水平方向に位置が相違するものとして示したが、計測対象物のモデル2の形状や計測ポイント4の設定位置に応じて、高さ方向に位置の異なる仮想写真撮影位置を設定することも可能であること、ステップS2における計測ポイント4の設定の段階で、図3(ロ)(ハ)(ニ)に示したものと同様に、3DCAD空間1内に配置した仮想のカメラ6のファインダーを通して観察されるモデル2の画像をモニター画面3上に表示させるようにしてもよいこと、上記いずれの実施の形態においても、仮想写真撮影位置は、3個所以上設定するものとして示したが、これは、3個所以上とすると高い計測精度を得ることができるためであり、所望される計測精度が低い場合には2個所のみ設定するようにしてもよいこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の写真計測用写真撮影位置の決定方法によれば、計測対象物の設計データを3DCAD上に取り込んで作成したモデルに対し、写真計測を所望する計測ポイントを設定し、次に、設定された計測ポイントを撮影し得る、少なくとも2個所の仮想写真撮影位置を3DCAD空間内にて設定し、該各仮想写真撮影位置にて撮影された写真を基に写真計測を行った場合に得られる計測精度を算出し、該算出された計測精度が実際の計測時に所望される計測精度より低い場合は、仮想写真撮影位置を変更するか又は仮想写真撮影位置を増やして、これら仮想写真撮影位置にて撮影された写真を基に写真計測を行った場合に得られる計測精度を再び算出させ、算出された計測精度が実際の計測時に所望される計測精度以上となった場合に、上記各仮想写真撮影位置を実際の写真撮影位置として指示する撮影位置指示書を出力させる構成としてあるので、3DCAD空間内において、計測対象物のモデル上に設定された計測ポイントを撮影し得る領域内にて仮想写真撮影位置を設定すると、該各仮想写真撮影位置で撮影される写真を基に行う写真計測がシミュレーションされて得られる計測精度が算出され、この算出された計測精度が実際の写真計測に所望する計測精度よりも低い場合には、仮想写真撮影位置の変更、又は、仮想写真撮影位置を増やすことにより算出される計測精度の改善させることができ、算出される計測精度が実際の写真計測に所望する計測精度以上として算出された場合にのみ、各仮想写真撮影位置を実際の写真撮影位置として指示する撮影位置指示書を出力させることができることから、上記撮影位置指示書の指示に基づいて実際にカメラを設置し、写真撮影を行うことにより、撮影された写真を用いて所望する計測精度以上の写真計測を行うことができ、これにより、計測現場で計測対象物を見ながら写真撮影位置の検討を行う必要をなくすことができ、計測者の勘に頼ることなく、誰にでも容易に写真計測用の写真を撮影させることができて、適切な写真計測作業を行うことができ、又、写真計測では所望する計測精度が得られないことが判っている計測ポイントは、予め計測の対象から除外するができて、写真撮影作業の無駄を省くことができるという優れた効果を発揮し、又、モニター画面上に、3DCAD空間内に配した仮想のカメラのファインダーを通して観察される像を表示させながら仮想写真撮影位置を設定するようにした構成とすることにより、モニター画面上に計測ポイントが表示されている状態において仮想のカメラの位置を仮想写真撮影位置として設定することで、3DCAD空間内において、計測ポイントの撮影可能な領域内に仮想写真撮影位置を容易に設定することができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真計測用写真撮影位置の決定方法の実施の一形態を示すもので、作業手順のフローを示す図である。
【図2】図1のステップS1において3DCAD空間内に作成した計測対象物のモデルの一例を示す図である。
【図3】図1のステップS3において仮想写真撮影位置を設定する場合の概略を示すもので、(イ)は3DCAD空間内における仮想のカメラの配置を示す図、(ロ)(ハ)(ニ)はそれぞれ(イ)の5a,5b,5cの各位置に仮想のカメラが位置する場合にモニター画面上に表示される画像を示す図である。
【図4】本発明の実施の他の形態における作業手順のフローを示す図である。
【符号の説明】
1 3DCAD空間
2 計測対象物のモデル
3 モニター画面
4 計測ポイント
5a,5b,5c 仮想写真撮影位置
6 仮想のカメラ
Claims (2)
- 計測対象物の設計データを3DCAD上に取り込んで作成したモデルに対し、写真計測を所望する計測ポイントを設定し、次に、設定された計測ポイントを撮影し得る、少なくとも2個所の仮想写真撮影位置を3DCAD空間内にて設定し、該各仮想写真撮影位置にて撮影された写真を基に写真計測を行った場合に得られる計測精度を算出し、該算出された計測精度が実際の計測時に所望される計測精度より低い場合は、仮想写真撮影位置を変更するか又は仮想写真撮影位置を増やして、これら仮想写真撮影位置にて撮影された写真を基に写真計測を行った場合に得られる計測精度を再び算出させ、算出された計測精度が実際の計測時に所望される計測精度以上となった場合に、上記各仮想写真撮影位置を実際の写真撮影位置として指示する撮影位置指示書を出力させることを特徴とする写真計測用写真撮影位置の決定方法。
- モニター画面上に、3DCAD空間内に配した仮想のカメラのファインダーを通して観察される像を表示させながら仮想写真撮影位置を設定するようにした請求項1記載の写真計測用写真撮影位置の決定方法。
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