JP4469767B2 - 配置シミュレーションプログラム、配置シミュレーション方法および配置シミュレーション装置 - Google Patents

配置シミュレーションプログラム、配置シミュレーション方法および配置シミュレーション装置 Download PDF

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Description

この発明は、施設の新規入所者に新たにベッドを割り当てた場合の施設の入所者に対するベッド配置のシミュレーションを行い、もって新規入所者に対するベッドの割り当てを支援することができる配置シミュレーションプログラム、配置シミュレーション方法および配置シミュレーション装置に関するものである。
従来、介護施設においては、新規入所者にどのベッドを割り当てるかの決定は、手作業で行われていた。すなわち、ベッドの割り振り担当者が現在のベッドの使用状況に基づいて新規入所者に対するベッドの割り当てを決定していた。
このような、ベッド割り振り担当者を支援する技術としては、例えば、特許文献1に、医療機関の病棟の使用状況とともに、各入院患者の属性を表示することで、病床の割り振りに有益な情報を提供する技術が開示されている。
特開平9−153097号公報
しかしながら、新規入所者を受け入れる十分な空ベッドがなく、予定されている入所期間全てを同一のベッドで受け入れることができないために、他の入所者の配置転換が必要となる場合には、従来の支援技術では、ベッドの割り振り担当者を支援することができないという問題があった。
特に、介護施設のショートステイの場合には、入所期間が短いためにベッドの空きが頻繁に起こり、ベッドの空きを減らすためには配置転換が必要となることが多い。したがって、ベッドの割り振り担当者は、配置転換による既入所者のクレームや要望も考慮して新規入所者へのベッドの割り当てを行う必要があり、ベッドの割り当ては担当者の大きな負担となっていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、施設の新規入所者に新たにベッドを割り当てた場合の施設の入所者に対するベッド配置のシミュレーションを行い、もって新規入所者に対するベッドの割り当てを支援することができる配置シミュレーションプログラム、配置シミュレーション方法および配置シミュレーション装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る配置シミュレーションプログラムは、施設の新規入所者に関する情報および施設のベッドに関する情報に基づいて、該新規入所者に割り当てるベッドが満たすべき条件である絶対条件に合うベッドを抽出する配置可能ベッド抽出手順と、前記配置可能ベッド抽出手順により抽出されたベッドに前記新規入所者を配置する配置パターンを生成して記憶装置に書き込む配置パターン生成手順と、前記配置パターン生成手順により生成された配置パターンにおいて前記新規入所者が配置されたベッドである配置ベッドが空いているか否かをベッドに関する情報に基づいて判定する配置ベッド使用可否判定手順と、前記配置ベッド使用可否判定手順により前記配置ベッドが空いていないと判定された場合に、該配置ベッドを使用している入所者を配置転換する配置転換処理を実行するとともに、前記書き込んだ前記配置パターンごとに該配置転換処理を実行し、該配置パターンごとに配置転換が可能であるか否かを判定する配置転換可否判定手順と、前記配置転換可否判定手順により配置転換が可能でないと判定された場合に、前記ベッド利用可否判定手順により空いていないと判定されたベッドに前記新規入所者を配置する配置パターンを前記記憶装置から削除する配置転換不可配置パターン削除手順と、前記配置転換不可配置パターン削除手順により前記記憶装置から削除されなかった配置パターンを入所者の配置転換回数に基づいて評価する配置パターン評価手順と、前記配置パターン評価手順による評価結果を出力する評価結果出力手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項2の発明に係る配置シミュレーションプログラムは、請求項1の発明において、前記施設は、介護施設であり、前記配置パターン評価手順は、前記配置転換回数に加えて入所者の要介護度に基づいて配置パターンを評価することを特徴とする。
また、請求項3の発明に係る配置シミュレーションプログラムは、請求項1または2の発明において、前記配置パターン生成手順は、前記新規入所者に割り当てるベッドが満たすべき条件を満たすベッド全てについて該新規入所者を割り当てた場合の配置パターンを生成することを特徴とする。
また、請求項4の発明に係る配置シミュレーション方法は、コンピュータが、施設の新規入所者に関する情報および施設のベッドに関する情報に基づいて、該新規入所者に割り当てるベッドが満たすべき条件である絶対条件に合うベッドを抽出する配置可能ベッド抽出工程と、前記配置可能ベッド抽出工程により抽出されたベッドに前記新規入所者を配置する配置パターンを生成して記憶装置に書き込む配置パターン生成工程と、前記配置パターン生成工程により生成された配置パターンにおいて前記新規入所者が配置されたベッドである配置ベッドが空いているか否かをベッドに関する情報に基づいて判定する配置ベッド使用可否判定工程と、前記配置ベッド使用可否判定工程により前記配置ベッドが空いていないと判定された場合に、該配置ベッドを使用している入所者を配置転換する配置転換処理を実行するとともに、前記書き込んだ前記配置パターンごとに該配置転換処理を実行し、該配置パターンごとに配置転換が可能であるか否かを判定する配置転換可否判定工程と、前記配置転換可否判定工程により配置転換が可能でないと判定された場合に、前記ベッド利用可否判定工程により空いていないと判定されたベッドに前記新規入所者を配置する配置パターンを前記記憶装置から削除する配置転換不可配置パターン削除工程と、前記配置転換不可配置パターン削除工程により前記記憶装置から削除されなかった配置パターンを入所者の配置転換回数に基づいて評価する配置パターン評価工程と、前記配置パターン評価工程による評価結果を出力する評価結果出力工程と、を実行することを特徴とする。
また、請求項5の発明に係る配置シミュレーション装置は、施設の新規入所者に関する情報および施設のベッドに関する情報に基づいて、該新規入所者に割り当てるベッドが満たすべき条件である絶対条件に合うベッドを抽出する配置可能ベッド抽出手段と、前記配置可能ベッド抽出手段により抽出されたベッドに前記新規入所者を配置する配置パターンを生成して記憶装置に書き込む配置パターン生成手段と、前記配置パターン生成手段により生成された配置パターンにおいて前記新規入所者が配置されたベッドである配置ベッドが空いているか否かをベッドに関する情報に基づいて判定する配置ベッド使用可否判定手段と、前記配置ベッド使用可否判定手段により前記配置ベッドが空いていないと判定された場合に、該配置ベッドを使用している入所者を配置転換する配置転換処理を実行するとともに、前記書き込んだ前記配置パターンごとに該配置転換処理を実行し、該配置パターンごとに配置転換が可能であるか否かを判定する配置転換可否判定手段と、前記配置転換可否判定手段により配置転換が可能でないと判定された場合に、前記ベッド利用可否判定手段により空いていないと判定されたベッドに前記新規入所者を配置する配置パターンを前記記憶装置から削除する配置転換不可配置パターン削除手段と、前記配置転換不可配置パターン削除手段により前記記憶装置から削除されなかった配置パターンを入所者の配置転換回数に基づいて評価する配置パターン評価手段と、前記配置パターン評価手段による評価結果を出力する評価結果出力手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1、4および5の発明によれば、施設の新規入所者に関する情報および施設のベッドに関する情報に基づいて、新規入所者に割り当てるベッドが満たすべき条件である絶対条件に合うベッドを抽出し、抽出したベッドに新規入所者を配置する配置パターンを生成して記憶装置に書き込み、生成した配置パターンにおいて新規入所者が配置されたベッドである配置ベッドが空いているか否かをベッドに関する情報に基づいて判定し、配置ベッドが空いていないと判定した場合に、配置ベッドを使用している入所者を配置転換する配置転換処理を実行するとともに、書き込んだ配置パターンごとに配置転換処理を実行し、配置パターンごとに配置転換を行う配置転換処理を再帰的に実行しながら配置転換が可能であるか否かを判定し、配置転換が可能でないと判定した場合に、空いていないと判定したベッドに新規入所者を配置する配置パターンを記憶装置から削除し、記憶装置から削除しなかった配置パターンを入所者の配置転換回数に基づいて評価し、評価結果を出力するよう構成したので、新規入所者に対するベッドの割り当てを支援することができるという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば、介護施設を対象として、配置転換回数に加えて入所者の要介護度に基づいて配置パターンを評価するよう構成したので、介護施設に適した評価を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項3の発明によれば、新規入所者に割り当てるベッドが満たすべき条件を満たすベッド全てについて新規入所者を割り当てた場合の配置パターンを生成するよう構成したので、最適な配置パターンを求めることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る配置シミュレーションプログラム、配置シミュレーション方法および配置シミュレーション装置の好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本実施例に係る配置シミュレーション装置の構成について説明する。図1は、本実施例に係る配置シミュレーション装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この配置シミュレーション装置100は、利用者テーブル110と、部屋テーブル120と、ベッドテーブル130と、配置テーブル140と、得点記憶部150と、配置パターン生成部160と、配置パターン記憶部170と、得点計算部180と、結果出力部190とを有する。
利用者テーブル110は、介護施設の利用者(入所者)に関する情報、すなわち利用者情報を記憶したテーブルである。図2は、利用者テーブル110が利用者ごとに記憶する利用者情報の一例を示す図である。
同図に示すように、この利用者情報には、利用者の識別に用いる利用者ID、利用者名、要介護度、ケース記録、自己負担限度額、入所日、退所日、希望部屋区分、移動回数が含まれる。
ここで、ケース記録は、利用者の直近の状況が正常であることを示す「1」または異常でることを示す「2」のいずれかである。また、希望部屋区分は、個室を示す「1」または集合部屋を示す「2」のいずれかであり、移動回数は、入所してからのベッドの移動回数である。
部屋テーブル120は、介護施設の部屋に関する情報、すなわち部屋情報を記憶したテーブルである。図3は、部屋テーブル120が部屋ごとに記憶する部屋情報の一例を示す図である。
同図に示すように、この部屋情報には、部屋の識別に用いる部屋CD、部屋名、部屋区分、有効開始日、有効終了日、居住費、トイレ区分、ナースステーション区分が含まれる。ここで、部屋区分は、個室を示す「1」または集合部屋を示す「2」のいずれかである。また、トイレ区分およびナースステーション区分は、トイレあるいはナースステーションが近い場合には「1」であり、遠い場合には「3」であり、中間の場合には「2」である。
また、有効開始日および有効終了日は、この部屋情報の有効期間を示し、有効期間から外れた部屋情報は利用されない。このように、部屋情報に有効期間を設けることによって、部屋の仕様変更などが部屋情報に反映されていないような誤りによる不正確なシミュレーションが行われる可能性を少なくすることができる。
ベッドテーブル130は、ベッドに関する情報、すなわちベッド情報を記憶したテーブルである。図4は、ベッドテーブル130が部屋ごとに記憶するベッド情報の一例を示す図である。同図に示すように、このベッド情報には、部屋CD、ベッドの識別に用いるベッドCDが含まれる。なお、ここでは、部屋が個室でベッドが1つの場合を示しているが、集合部屋の場合には、1つの部屋CDに対して複数のベッドCDが対応する。
配置テーブル140は、ベッドごとに利用スケジュールを記憶したテーブルである。図5は、配置テーブル140の一例を示す図である。同図に示すように、この配置テーブル140は、部屋ごとに利用スケジュールを記憶し、利用スケジュールとしては、日ごとに利用者名を記憶する。なお、この例では、全ての部屋が個室である場合を示しており、ベッドごとの代わりに部屋ごとの利用スケジュールを記憶している。
得点記憶部150は、得点計算部180が配置パターン生成部160によって生成される各配置パターンの得点の計算に用いる点数テーブルを記憶した記憶部であり、配置転換回数テーブル、ケース記録テーブル、残り退所日数テーブル、要介護テーブル、前回からの移動日数テーブル、入所中の移動回数テーブル、自己負担テーブル、快適度テーブルを記憶する。
配置転換回数テーブルは、配置転換回数に対応する得点を記憶したテーブルである。図6−1は、配置転換回数テーブルの一例を示す図である。同図に示すように、この配置転換回数テーブルは、配置転換回数と得点とを対応させて記憶する。
ケース記録テーブルは、利用者の直近の状況(ケース記録)に対応する得点を記憶したテーブルである。図6−2は、ケース記録テーブルの一例を示す図である。同図に示すように、このケース記録テーブルは、異常区分と得点とを対応させて記憶する。
残り退所日数テーブルは、利用者が退所するまでの日数に対応する得点を記憶したテーブルである。図6−3は、残り退所日数テーブルの一例を示す図である。同図に示すように、この残り退所日数テーブルは、利用者が退所するまでの日数と得点とを対応させて記憶する。
要介護テーブルは、要介護度に対応する得点を記憶したテーブルである。図6−4は、要介護テーブルの一例を示す図である。同図に示すように、この要介護テーブルは、要介護度と得点とを対応させて記憶する。
前回からの移動日数テーブルは、前回の移動からの経過日数に対応する得点を記憶したテーブルである。図6−5は、前回からの移動日数テーブルの一例を示す図である。同図に示すように、この前回からの移動日数テーブルは、前回の移動からの経過日数と得点とを対応させて記憶する。
入所中の移動回数テーブルは、入所中の移動回数に対応する得点を記憶したテーブルである。図6−6は、入所中の移動回数テーブルの一例を示す図である。同図に示すように、この入所中の移動回数テーブルは、入所中の移動回数と得点とを対応させて記憶する。
自己負担テーブルは、自己負担限度額と部屋の居住費との関係に対応する得点を記憶したテーブルである。図6−7は、自己負担テーブルの一例を示す図である。同図に示すように、この自己負担テーブルは、限度額区分と得点とを対応させて記憶する。ここで、限度額区分とは、自己負担限度額と部屋の居住費との関係を示す値であり、部屋の居住費が自己負担限度の範囲である場合には「1」であり、部屋の居住費が自己負担限度の範囲でない場合には「2」である。
快適度テーブルは、利用者にとっての部屋の快適度に対応する得点を記憶したテーブルである。図6−8は、快適度テーブルの一例を示す図である。同図に示すように、この快適度テーブルは、快適度と得点とを対応させて記憶する。なお、快適度は、利用者と部屋の関係から算出される値であり、例えば、トイレへの距離やナースステーションへの距離などに基づいて算出することができる。
配置パターン生成部160は、利用者テーブル110、部屋テーブル120、ベッドテーブル130および配置テーブル140を用いて、新規入所者が必要とする条件を満たすベッドを新規入所者に割り当て、介護施設の入所者に対するベッドの配置パターンを生成する処理部である。
ここで、この配置パターン生成部160は、新規入所者に空ベッドを割り当てるだけでなく、新規入所者が必要とする条件を満たすベッドが他の入所者で既に使用されている場合にも、その入所者を他のベッドに配置転換することによって空ベッドとすることができる場合には、配置転換を行って新規入所者にベッドを割り当て、配置パターンを生成する。
この配置パターン生成部160が、他の入所者の配置転換を含む配置パターンを生成することによって、よりベッドの使用効率が高いベッド割り当てを行うことができる。
そして、この配置パターン生成部160は、生成した配置パターン全てについて、入所者ごとにベッドの配置転換回数や転出内容などを転出情報として生成し、配置パターンとともに配置パターン記憶部170に格納する。
配置パターン記憶部170は、配置パターン生成部160が生成した全ての配置パターンおよび転出情報を記憶する記憶部であり、配置パターンおよび転出情報を構造体を用いて記憶する。
得点計算部180は、利用者テーブル110、部屋テーブル120および得点記憶部150を用いて、配置パターン記憶部170に記憶された各配置パターンに対して得点を計算する処理部であり、計算した得点に関する情報を配置パターン記憶部170に格納する。
すなわち、この得点計算部180は、配置転換回数、ケース記録、退所までの残り日数、要介護度、前回の移動からの経過日数、入所中の移動回数、自己負担限度額、快適度に基づいて各配置パターンの得点を計算する。
この得点計算部180が、配置パターン生成部160により生成された全ての配置パターンに対して得点を計算することによって、配置パターンを評価し、ベッドの割り振りを支援することができる。すなわち、得点の高い配置パターンに基づいてベッドの割り振りを行うことによって、配置転換回数や要介護度など様々な条件を総合的に考慮したベッドの最適な割り振りを行うことができる。
結果出力部190は、配置パターン記憶部170に記憶された転出情報や得点に関する情報を得点の高い配置パターンの順に出力する処理部である。ベッドの割り振り担当者は、この結果出力部190の出力を参照して効率的にベッドの割り振りを行うことができる。
次に、本実施例に係る配置シミュレーション装置100による配置シミュレーションの処理手順について説明する。図7は、本実施例に係る配置シミュレーション装置100による配置シミュレーション処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、全ての部屋は個室であり、部屋の割り振りがベッドの割り振りとなる場合について説明する。
同図に示すように、この配置シミュレーション装置100は、新規入所者が入所する全ての日について、空室が1つでもあるか否かを判定し(ステップS101)、いずれかの日に空室が1つもない場合には、新規入所者の受入が不可能であるので、「受入不可」を出力し(ステップS109)、処理を終了する。
一方、新規入所者が入所する全ての日について、空室が1つでもある場合には、新規入所者の絶対条件(新規入所者に割り当てる部屋が満たすべき条件)に合う空室がない場合でも他の入所者の配置転換を行うことによって新規入所者の絶対条件に合う空室を作り出すことができる場合があるので、シミュレーションを行う。
すなわち、配置パターン生成部160が、新規入所者の絶対条件に合う部屋を抽出し(ステップS102)、抽出した部屋について新規入所者の全配置パターンを生成し、内部構造体に格納する(ステップS103)。ここで、内部構造体とは、配置パターン記憶部170が記憶する構造体である。
そして、配置パターン生成部160は、生成した各配置パターンについて、新規入所者が使用する部屋は使用不可とし(ステップS104)、新規入所者が使用する部屋は空室であったか否か、すなわち、配置転換が必要であるか否かを判定し(ステップS105)、配置転換が必要な場合には配置転換処理を行う(ステップS106)。
なお、図7において、ステップS104〜ステップS106を挟む台形の記号は、ステップS104〜ステップS106の処理を繰り返すことを示し、上の台形の中の記述「新規入所者の内部構造体件数」は、繰り返し回数を指定している。ここで、「新規入所者の内部構造体件数」は、生成した配置パターンの数である。すなわち、1つの配置パターンの情報は1件の内部構造体に記憶される。
そして、得点計算部180が、内部構造体に記憶された各配置パターンに対して点数を計算し(ステップS107)、結果出力部190が、点数の高い順に結果を出力する(ステップS108)。
このように、配置パターン生成部160が、新規入所者に部屋を割り振る全ての割り振り方について配置パターンを生成し、得点計算部180が、各配置パターンに対して点数を計算することとしたので、各配置パターンを点数に基づいて評価することができる。
次に、図7に示した配置転換処理の処理手順について説明する。図8は、図7に示した配置転換処理の処理手順を示すフローチャートである。図8に示すように、この配置転換処理では、配置転換を1つ選択し(ステップS201)、選択した配置転換について配置転換される入所者の絶対条件に合う部屋を抽出する(ステップS202)。
そして、配置転換される入所者の絶対条件に合う部屋で使用不可でない部屋があるか否かを判定し(ステップS203)、該当する部屋がない場合には、配置転換ができない場合であるので、配置転換の対象となっている配置パターンを配置パターン記憶部170から削除し(ステップS208)、呼び出し元に戻る。
一方、配置転換される入所者の絶対条件に合う部屋で使用不可でない部屋がある場合には、配置転換される入所者の絶対条件に合って使用不可でない部屋について配置転換される入所者の全配置パターンを生成し、内部構造体に格納する(ステップS204)。
そして、生成した各配置パターンについて、配置転換される入所者が使用する部屋は使用不可とし(ステップS205)、配置転換される入所者が使用する部屋は空室であったか否か、すなわち、配置転換が必要であるか否かを判定し(ステップS206)、配置転換が必要な場合には配置転換処理を行う(ステップS207)。そして、ステップS201〜ステップS207の処理を配置転換の数だけ繰り返す。
このように、再帰的に配置転換処理を呼び出すことによって、配置転換が可能な場合には、各配置転換に対して配置転換される入所者の配置転換先を決定し、配置パターンを生成することができる。
次に、本実施例に係る配置シミュレーションを具体例を用いて説明する。図9は、配置シミュレーションの一例を示す図である。ここでは、個室の部屋数が「3」の介護施設で新規入所者である「山田太郎」に対して6日、7日、8日の3日間の部屋を割り振る場合を例として説明する。
新規入所者である「山田太郎」が「102−1」、「102−2」、「103−1」のいずれの部屋にも入所可能であるとすると、「山田太郎」の全配置パターンの数は、各日に3通りの配置が可能であるので、3×3×3=27通りとなる。図9は、27通りの配置パターンのうち4つの配置パターンを示している。
配置パターンAは、「山田太郎」を空室に割り当てる場合を示し、「山田太郎」だけに配置転換が発生し、部屋の転出回数(配置転換回数)は「2」である。配置パターンBは、「山田太郎」を「102−1」に割り当てる場合を示し、「山田太郎」には配置転換が発生しないが「佐々木花子」および「藤田涼子」に配置転換が発生する。「佐々木花子」の配置転換回数は「1」であり、「藤田涼子」の配置転換回数は「2」である。
配置パターンCは、「山田太郎」を「102−2」に割り当てる場合を示し、「山田太郎」には配置転換が発生しないが「藤田涼子」に配置転換が発生し、配置転換回数は「2」である。配置パターンDは、「山田太郎」を「103−1」に割り当てる場合を示し、「山田太郎」には配置転換が発生しないが「前田敏夫」に配置転換が発生し、配置転換回数は「2」である。
図10は、得点の計算例を示す図であり、図9に示した4つの配置パターンを対象として計算を行った例を示している。例えば、配置パターンAの場合には、「山田太郎」に関して、配置転換回数に基づく得点は「5」であり、快適度に基づく得点は「5」であり、前回移動日からの経過日数に基づく得点は「−1」であり、残り退所日数に基づく得点は「−2」であり、入所中の移動回数に基づく得点は「0」であり、要介護度に基づく得点は「4」であり、直近のケース記録に基づく得点は「0」であり、自己負担限度額(出資可能金額範囲)に基づく得点は「1」であり、これらの点数の合計は「12」である。
同様に、配置パターンBの場合には、新規入所者の「山田太郎」と、配置転換の対象となる「佐々木花子」および「藤田涼子」の点数は、それぞれ「32」、「20」、「−7」であり、これらの合計は「45」となる。
また、配置パターンCの場合には、新規入所者の「山田太郎」と、配置転換の対象となる「藤田涼子」の点数は、それぞれ「30」、「10」であり、これらの合計は「40」となる。
また、配置パターンDの場合には、新規入所者の「山田太郎」と、配置転換の対象となる「前田敏夫」の点数は、それぞれ「30」、「5」であり、これらの合計は「35」となる。
なお、各得点は、図11に示す計算方法で計算される。例えば、配置転換回数に基づく得点は、配置転換回数に該当する点数を図6−1に示した配置転換回数テーブルより取得することによって計算される。
図12は、配置シミュレーション結果出力画面の一例を示す図である。同図は、得点の高い配置パターンの順に、配置転換対象者、配置転換回数、転出内容が表示され、また、得点の算出根拠が備考欄に表示される例を示している。
上述してきたように、本実施例では、配置パターン生成部160が利用者テーブル110、部屋テーブル120、ベッドテーブル130および配置テーブル140を用いて新規入所者にベッドを割り当てた場合の入所者に対するベッドの配置パターンを生成し、得点計算部180が配置パターン生成部160によって生成された各配置パターンの得点を利用者テーブル110、部屋テーブル120および得点記憶部150を用いて計算し、結果出力部190が得点の高い配置パターンの順に配置転換対象者や配置転換回数などの情報を出力することとしたので、新規入所者に対するベッドの割り振りを支援することができる。
特に、本実施例では、配置パターン生成部160が新規入所者に空ベッドを割り当てるだけでなく、新規入所者の条件を満たすベッドが他の入所者に利用されている場合にも、その入所者を他のベッドに配置転換することによって空ベッドとすることができる場合には、配置転換を行って新規入所者にベッドを割り当て、配置パターンを生成することとしたので、よりベッドの使用効率が高いベッド割り当てを行うことができる。
また、本実施例では、配置転換回数や要介護度などに基づく得点を得点記憶部150に記憶し、配置転換回数や要介護度などに基づいて配置パターンを評価することとしたので、ショートステイが多い介護施設に適したベッドの割り振りを行うことができる。
なお、本実施例では、配置シミュレーション装置について説明したが、配置シミュレーション装置が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する配置シミュレーションプログラムを得ることができる。そこで、この配置シミュレーションプログラムを実行するコンピュータについて説明する。
図13は、本実施例に係る配置シミュレーションプログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコンピュータ200は、RAM210と、CPU220と、HDD230と、LANインタフェース240と、入出力インタフェース250と、DVDドライブ260とを有する。
RAM210は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリであり、CPU220は、RAM210からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。
HDD230は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、LANインタフェース240は、コンピュータ200をLAN経由で他のコンピュータに接続するためのインタフェースである。
入出力インタフェース250は、マウスやキーボードなどの入力装置および表示装置を接続するためのインタフェースであり、DVDドライブ260は、DVDの読み書きを行う装置である。
そして、このコンピュータ200において実行される配置シミュレーションプログラム211は、DVDに記憶され、DVDドライブ260によってDVDから読み出されてコンピュータ200にインストールされる。
あるいは、この配置シミュレーションプログラム211は、LANインタフェース240を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータ200にインストールされる。
そして、インストールされた配置シミュレーションプログラム211は、HDD230に記憶され、RAM210に読み出されてCPU220によって配置シミュレーションプロセス221として実行される。
また、本実施例では、要介護テーブルに要介護度と得点とを対応させて記憶した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、要介護テーブルに要介護度と掛け率とを対応させて記憶する場合にも同様に適用することができる。
ここで、掛け率とは、各配置パターンの得点を計算する際に、他の得点の合計に対して掛ける値である。要介護度は、配置転換回数、ケース記録など他の項目から計算される得点全体に影響する項目であると考えられるので、得点の一項目としてではなく、全体に影響を与える項目として、掛け率として扱うことができる。ただし、掛け率を利用する場合には、他の項目の得点は、正負にまたがらない値とする必要がある。
(付記1)施設の新規入所者に新たにベッドを割り当てた場合の該施設の入所者に対するベッドの配置パターンを生成する配置パターン生成手順と、
前記配置パターン生成手順により生成された配置パターンを入所者の配置転換回数に基づいて評価する配置パターン評価手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする配置シミュレーションプログラム。
(付記2)前記施設は、介護施設であり、
前記配置パターン評価手順は、前記配置転換回数に加えて入所者の要介護度に基づいて配置パターンを評価することを特徴とする付記1に記載の配置シミュレーションプログラム。
(付記3)前記配置パターン評価手順は、前記配置転換回数に基づく得点と前記要介護度に基づく係数との積に基づいて配置パターンを評価することを特徴とする付記2に記載の配置シミュレーションプログラム。
(付記4)前記配置パターン評価手順は、前記配置転換回数に基づく得点と前記要介護度に基づく得点との和に基づいて配置パターンを評価することを特徴とする付記2に記載の配置シミュレーションプログラム。
(付記5)前記配置パターン評価手順は、前記配置転換回数および要介護度に加えて入所者の自己負担限度額に基づいて配置パターンを評価することを特徴とする付記2に記載の配置シミュレーションプログラム。
(付記6)前記配置パターン生成手順は、前記新規入所者に割り当てるベッドが満たすべき条件を満たすベッド全てについて該新規入所者を割り当てた場合の配置パターンを生成することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の配置シミュレーションプログラム。
(付記7)前記配置パターン生成手順は、前記新規入所者に割り当てるベッドが他の入所者に既に割り当てられている場合には、該他の入所者を新たなベッド割り当て対象として配置パターンを生成することを特徴とする付記6に記載の配置シミュレーションプログラム。
(付記8)前記配置パターン生成手順は、前記新規入所者に割り当てるベッドが満たすべき条件を満たすベッドであるか否かの判定をベッドに関するベッド情報を用いて行い、該ベッド情報には、情報の有効期限が含まれることを特徴とする付記6に記載の配置シミュレーションプログラム。
(付記9)施設の新規入所者に新たにベッドを割り当てた場合の該施設の入所者に対するベッドの配置パターンを生成する配置パターン生成工程と、
前記配置パターン生成工程により生成された配置パターンを入所者の配置転換回数に基づいて評価する配置パターン評価工程と、
を含んだことを特徴とする配置シミュレーション方法。
(付記10)施設の新規入所者に新たにベッドを割り当てた場合の該施設の入所者に対するベッドの配置パターンを生成する配置パターン生成手段と、
前記配置パターン生成手段により生成された配置パターンを入所者の配置転換回数に基づいて評価する配置パターン評価手段と、
を備えたことを特徴とする配置シミュレーション装置。
以上のように、本発明に係る配置シミュレーションプログラム、配置シミュレーション方法および配置シミュレーション装置は、施設のベッド割り当て支援システムとして有用であり、特に、ショートステイが多く、ベッドの空きが頻繁に起こる介護施設などのベッド割り当て支援システムに適している。
本実施例に係る配置シミュレーション装置の構成を示す機能ブロック図である。 利用者テーブルが利用者ごとに記憶する利用者情報の一例を示す図である。 部屋テーブルが部屋ごとに記憶する部屋情報の一例を示す図である。 ベッドテーブルが部屋ごとに記憶するベッド情報の一例を示す図である。 配置テーブルの一例を示す図である。 配置転換回数テーブルの一例を示す図である。 ケース記録テーブルの一例を示す図である。 残り退所日数テーブルの一例を示す図である。 要介護テーブルの一例を示す図である。 前回からの移動日数テーブルの一例を示す図である。 入所中の移動回数テーブルの一例を示す図である。 自己負担テーブルの一例を示す図である。 快適度テーブルの一例を示す図である。 本実施例に係る配置シミュレーション装置による配置シミュレーション処理の処理手順を示すフローチャートである。 図7に示した配置転換処理の処理手順を示すフローチャートである。 配置シミュレーションの一例を示す図である。 得点の計算例を示す図である。 得点の計算方法を示す図である。 配置シミュレーション結果出力画面の一例を示す図である。 本実施例に係る配置シミュレーションプログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
100 配置シミュレーション装置
110 利用者テーブル
120 部屋テーブル
130 ベッドテーブル
140 配置テーブル
150 得点記憶部
160 配置パターン生成部
170 配置パターン記憶部
180 得点計算部
190 結果出力部
200 コンピュータ
210 RAM
211 配置シミュレーションプログラム
220 CPU
221 配置シミュレーションプロセス
230 HDD
240 LANインタフェース
250 入出力インタフェース
260 DVDドライブ

Claims (5)

  1. 施設の新規入所者に関する情報および施設のベッドに関する情報に基づいて、該新規入所者に割り当てるベッドが満たすべき条件である絶対条件に合うベッドを抽出する配置可能ベッド抽出手順と、
    前記配置可能ベッド抽出手順により抽出されたベッドに前記新規入所者を配置する配置パターンを生成して記憶装置に書き込む配置パターン生成手順と、
    前記配置パターン生成手順により生成された配置パターンにおいて前記新規入所者が配置されたベッドである配置ベッドが空いているか否かをベッドに関する情報に基づいて判定する配置ベッド使用可否判定手順と、
    前記配置ベッド使用可否判定手順により前記配置ベッドが空いていないと判定された場合に、該配置ベッドを使用している入所者を配置転換する配置転換処理を実行するとともに、前記書き込んだ前記配置パターンごとに該配置転換処理を実行し、該配置パターンごとに配置転換が可能であるか否かを判定する配置転換可否判定手順と、
    前記配置転換可否判定手順により配置転換が可能でないと判定された場合に、前記ベッド利用可否判定手順により空いていないと判定されたベッドに前記新規入所者を配置する配置パターンを前記記憶装置から削除する配置転換不可配置パターン削除手順と、
    前記配置転換不可配置パターン削除手順により前記記憶装置から削除されなかった配置パターンを入所者の配置転換回数に基づいて評価する配置パターン評価手順と、
    前記配置パターン評価手順による評価結果を出力する評価結果出力手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする配置シミュレーションプログラム。
  2. 前記施設は、介護施設であり、
    前記配置パターン評価手順は、前記配置転換回数に加えて入所者の要介護度に基づいて配置パターンを評価することを特徴とする請求項1に記載の配置シミュレーションプログラム。
  3. 前記配置パターン生成手順は、前記新規入所者に割り当てるベッドが満たすべき条件を満たすベッド全てについて該新規入所者を割り当てた場合の配置パターンを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の配置シミュレーションプログラム。
  4. コンピュータが、
    施設の新規入所者に関する情報および施設のベッドに関する情報に基づいて、該新規入所者に割り当てるベッドが満たすべき条件である絶対条件に合うベッドを抽出する配置可能ベッド抽出工程と、
    前記配置可能ベッド抽出工程により抽出されたベッドに前記新規入所者を配置する配置パターンを生成して記憶装置に書き込む配置パターン生成工程と、
    前記配置パターン生成工程により生成された配置パターンにおいて前記新規入所者が配置されたベッドである配置ベッドが空いているか否かをベッドに関する情報に基づいて判定する配置ベッド使用可否判定工程と、
    前記配置ベッド使用可否判定工程により前記配置ベッドが空いていないと判定された場合に、該配置ベッドを使用している入所者を配置転換する配置転換処理を実行するとともに、前記書き込んだ前記配置パターンごとに該配置転換処理を実行し、該配置パターンごとに配置転換が可能であるか否かを判定する配置転換可否判定工程と、
    前記配置転換可否判定工程により配置転換が可能でないと判定された場合に、前記ベッド利用可否判定工程により空いていないと判定されたベッドに前記新規入所者を配置する配置パターンを前記記憶装置から削除する配置転換不可配置パターン削除工程と、
    前記配置転換不可配置パターン削除工程により前記記憶装置から削除されなかった配置パターンを入所者の配置転換回数に基づいて評価する配置パターン評価工程と、
    前記配置パターン評価工程による評価結果を出力する評価結果出力工程と、
    実行することを特徴とする配置シミュレーション方法。
  5. 施設の新規入所者に関する情報および施設のベッドに関する情報に基づいて、該新規入所者に割り当てるベッドが満たすべき条件である絶対条件に合うベッドを抽出する配置可能ベッド抽出手段と、
    前記配置可能ベッド抽出手段により抽出されたベッドに前記新規入所者を配置する配置パターンを生成して記憶装置に書き込む配置パターン生成手段と、
    前記配置パターン生成手段により生成された配置パターンにおいて前記新規入所者が配置されたベッドである配置ベッドが空いているか否かをベッドに関する情報に基づいて判定する配置ベッド使用可否判定手段と、
    前記配置ベッド使用可否判定手段により前記配置ベッドが空いていないと判定された場合に、該配置ベッドを使用している入所者を配置転換する配置転換処理を実行するとともに、前記書き込んだ前記配置パターンごとに該配置転換処理を実行し、該配置パターンごとに配置転換が可能であるか否かを判定する配置転換可否判定手段と、
    前記配置転換可否判定手段により配置転換が可能でないと判定された場合に、前記ベッド利用可否判定手段により空いていないと判定されたベッドに前記新規入所者を配置する配置パターンを前記記憶装置から削除する配置転換不可配置パターン削除手段と、
    前記配置転換不可配置パターン削除手段により前記記憶装置から削除されなかった配置パターンを入所者の配置転換回数に基づいて評価する配置パターン評価手段と、
    前記配置パターン評価手段による評価結果を出力する評価結果出力手段と、
    を備えたことを特徴とする配置シミュレーション装置。
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