JP4469253B2 - 吊り戸棚の収納構造 - Google Patents

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Description

本発明は、吊り戸棚下部に開閉自在の可動収納体を設けた吊り戸棚の収納構造に関する。
吊り戸棚の下部空間を物品の収納部として利用する吊り戸棚の収納構造として、開閉自在の可動収納体を吊り戸棚下部に設けたものが知られている(特許文献1参照)。この可動収納体の開閉は、後方部を揺動支点として前方側が下方に開放されるようにように構成されているので、利用者は大きく開口された前面より収納物を容易に取り出すことができる利点があり、また、可動収納体が吊り戸棚の下部に設けられているため、利用頻度の高い物品を可動収納体に収めておけば、比較的高い位置にある吊り戸棚本体より出し入れする煩わしさがなくなり利便性に富んでいた。
登録実用新案第3034233号公報(段落0010〜0014,図1)
しかしながら、従来のこのような吊り戸棚の収納構造は、可動収納体が揺動開放するので、蓋のない調味料収納容器や、醤油ビンの如き蓋があっても注ぎ口が常時開口している容器等の、傾斜状態で保持することが相応しくない物はこの可動収納体に収納しておくことができなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複雑な機構を用いずに、前方側が下方に開放される可動収納体であっても、水平状態を維持しなければならない物品が収納できる吊り戸棚の収納構造を提供することを目的とする。
上記の目的を解決するために、本発明の請求項1に記載の吊り戸棚の収納構造は、吊り戸棚下部に開閉自在の可動収納体を設けた吊り戸棚の収納構造であって、前記可動収納体は内側収納箱と、該内側収納箱を外包する外側収納箱から成り、前記内側収納箱及び外側収納箱の開放時の移動は両箱間に連繋するリンク機構により、外側収納箱はその前方側が下方に揺動開放され、内側収納箱は外側収納箱の揺動開放に伴って上方から前面下方に水平状態を維持して降下することを特徴としている。
この特徴によれば、内側収納箱が水平状態を維持しながら降下に応じて前方にせり出すので、開放位置での物品の取り出しが容易であり、外側収納箱の揺動開放と内側収納箱の水平降下の独自の移動も、リンク機構を用いることによりコンパクトな連動機構が構築できる。
本発明の請求項2に記載の吊り戸棚の収納構造は、請求項1に記載の吊り戸棚の収納構造であって、前記リンク機構は可動収納体内の左右に一対配置され、吊り戸棚の底板に設けた左右の取付具にそれぞれ支持されていることを特徴としている。
この特徴によれば、取付具およびこれに支持されるリンク機構を左右に一対配置すれば、バランスのとれた、円滑な可動収納体の開閉が実現でき、またリンク機構自体、可動収納体の内部にあるので見栄えがよい。
本発明の請求項3に記載の吊り戸棚の収納構造は、請求項1または2に記載の吊り戸棚の収納構造であって、前記可動収納体が開放行程にあるときは、前記リンク機構の作動に抵抗力を付与し、閉鎖行程にあるときはリンク機構の作動に助勢力を付与することを特徴としている。
この特徴によれば、可動収納体が開放行程にあるときにその移動に抗力が掛かるので、急激な開放による収納物品の移動や飛び出しを防ぐことができ、反対に、可動収納体が閉鎖行程にあるときは助勢力が得られるので、可動収納体が比較的重い物であっても軽く操作できる。
本発明の請求項4に記載の吊り戸棚の収納構造は、請求項3に記載の吊り戸棚の収納構造であって、前記抵抗力および助勢力は前記リンク機構と連動するばねの伸縮力である特徴としている。
この特徴によれば、ばねの伸縮を利用することで抵抗力と助勢力の付与ができるので大掛かりな機構を必要とせず、吊り戸棚の収納構造の簡素化が図れる。
本発明の請求項5に記載の吊り戸棚の収納構造は、請求項1〜4のいずれかに記載の吊り戸棚の収納構造であって、前記リンク機構は前記可動収納体が開放行程にあるときのみリンク機構の作動に抵抗力を付与するロータリーダンパーを備えている特徴としている。
この特徴によれば、可動収納体が開放行程にあるときにその移動にダンピング力が作用し、緩やかな開放動作が実現できる。
本発明の実施例を以下に説明する。
先ず図1には、本発明に関わる吊り戸棚の収納構造の実施例が示されており、この収納構造は、例えば台所のキッチンカウンタKの上方の壁面または天井面等に設置される吊り戸棚1の底板2の下面2aに設けられるものであり、該下面2aには開閉自在な可動収納体5が設けられている。
この可動収納体5は、内側収納ケース3(内側収納箱)と、該内側収納ケース3を外包する外側収納ケース4(外側収納箱)とからなり、該外側収納ケース4は、図2に示される閉状態から、その前方側(図1中手前(利用者)側)が下方に揺動開放され、内側収納ケース3は外側収納ケース4の揺動開放に伴って上方から前面下方に水平状態を維持して降下するようになっている(図3参照)。なお、これら内側収納ケース3及び外側収納ケース4を開閉させるためのリンク機構に関しては後述することとする。
内側収納ケース3は、前面及び上面が開口する載置収納部6を有しており、この載置収納部6における載置面6aは水平面とされ、該載置面6a(図3参照)上には、主に転倒すると中身がこぼれる虞がある調味料(例えば砂糖、塩、醤油、油、酢)等の物品が収納される。
外側収納ケース4は、図1及び図3に示されるように、開状態において前面斜め上方に開口する前収納部7(前方物品収納部)が前方側に設けられているとともに、閉状態において内側収納ケース3を外側から収容する後収容部8(後方収容部)が後方側に設けられている。前収納部7には、主に転倒しても中身がこぼれる虞がない調味料(胡椒等)や調理用具(調理用ラップ材)等の物品が収納される。
前収納部7には、その左右幅方向に仕切る仕切板19が適所に設けられており、開放時において傾斜状態に維持されても、該前収納部7に収納された調味料や調理用具等の物品が転倒したり、他の物品と衝突すること等が防止されるようになっている。
前収納部7における左右幅方向略中央位置には、図1及び図3に示されるように、可動収納体5を開閉する際に操作する操作体9を収容する操作体収容カバー10が設けられている。該操作体収容カバー10における外側収納ケース4の外面側は開口されており、利用者は外側収納ケース4の外面に形成された開口に臨むように設けられた操作体9を操作することで、可動収納体5を開閉させることができるようになっている。
詳しくは、図3に示されるように、該操作体9は操作体収容カバー10内に水平軸9aを中心に回動自在に設けられており、該操作体9の上端は、先端に係止爪12aが形成された移動体12に連係されており、操作体9を回動操作することで移動体12が前後方向に移動し、底板2の下面2aから下方に向けて垂設された係止片11の下端に形成された後向きの係止部11aに係止爪12aが係脱されるようになっている。なお、移動体12はバネ13により常時前方に向けて付勢されている。
よって、外側収納ケース4の閉状態においては、操作体9に連係された係止爪12aが係止部11aに係止されて外側収納ケース4が閉状態に保持されるようになっている。また、操作体9の後端を下方に引下げることで、係止爪12aと係止部11aとの係合が解除されて外側収納ケース4を開放させることができるようになっている。
このように操作体9は、図2及び図3に示されるように、外側収納ケース4の前方側外面であって、可動収納体5の閉状態において外側収納ケース4の下面側に臨むように設けられているため、比較的高い位置に吊り戸棚1があったとしても利用者は楽に操作できる。
また、外側収納ケース4は、後収容部8が前収納部7に比べて下方に膨出するように形成されているため、例えば前述したように転倒すると中身がこぼれる虞がある調味料等の物品を内側収納ケース3の載置収納部6に立設した状態で収納できるように、内側収納ケース3の収納容積を大きくしても、外側収納ケース4に収容することができ、かつ、吊り戸棚1の下部前方空間を後部に比べ大きく設けることができるので、例えば利用者が頭部等をぶつける恐れも少なく、利用者に対する圧迫感の軽減が図れる。
そして、外側収納ケース4は、上記のように可動収納体5の閉状態で内側収納ケース3を収容する後収容部8と、物品を収納する前収納部7とに前後方向に区画されていることで、前収納部7に収納された物品の取り出しを内側収納ケース3によって邪魔されることがない。なお、後述するように内側収納ケース3は外側収納ケース4の開放に伴って後方から前方にせり出るので、内側収納ケース3の物品も取り出しやすい。
更に、外側収納ケース4は、図2及び図3に示されるように、可動収納体5の閉状態で、その上面が吊り戸棚1の底板2の下面2aと当接するように設けられているため、可動収納体5を極力高い位置に保持して、該外側収納ケース4の下方空間を確保することができるとともに、閉状態時におけるゴミ等の侵入が効果的に防止される。
また、外側収納ケース4の前面4aは、閉状態において吊り戸棚1の前面扉1a(前面板)により隠蔽されるようになっているため、閉状態では外側収納ケース4の前方側が利用者側から確認し難いので、可動収納体5の存在を隠すことができ、吊り戸棚1の全体から受ける美感の向上が図れる。しかし外側収納ケース4の前面4aを前面扉1aで隠蔽することなく下方に突設した露出状態で吊り戸棚1の下面2a側に設けても良い。
次に、以上説明してきた可動収納体5のリンク機構20の構造及び作用を、図4〜図7に基づいて説明する。なお、図4〜図6においては、内側収納ケース3は実線で示し、外側収納ケース4は2点鎖線で示すこととする。
内側収納ケース3及び外側収納ケース4の開閉時の移動は、該両ケース3、4に連係するリンク機構20により行われるようになっている。詳しくは、吊り戸棚1の底板2の下面2aにおける左右方向端部には、取付具としての左右一対のベース部材21が固設されており、該左右のベース部材21それぞれに左右一対のリンク機構20の一端が取付けられ、該リンク機構20の他端に内側収納ケース3及び外側収納ケース4が取付けられている。
具体的には、リンク機構20は、一端がベース部材21に設けた支持ピンa,b,cに回動自在に軸支される第1アーム22、第2アーム23及び第3アーム24から構成されており、第1アーム22の他端は内側収納ケース3及び外側収納ケース4の左右側板の後端上部に支持ピンdにより軸支され、第2アーム23の他端は内側収納ケース3に支持ピンeにより軸支され、第3アーム24の他端は外側収納ケース4に支持ピンfにより軸支されている。
これらアームのうち、第1アーム22及び第2アーム23は、支持ピンa,b、d、eの平行四辺形配列による平行四節リンク機構を構成し、内側収納ケース3を水平を保持した状態で上下方向に前後しながら移動させることができる。一方、第1アーム22及び第3アーム24は支持ピンa,c、d、fの非平行四辺形配列による非平行四節リンク機構を構成し、外側収納ケース4を後方側を中心として前方側が上下方向に揺動できる。
また、左右それぞれの第1アーム22の一端は、内側収納ケース3及び外側収納ケース4の左右側板間に渡って架設される連結材25の左右端部に連結されているため、左右の第1アーム22が同調するようになっている。
第2アーム23とベース部材21とを軸支する支持ピンbには、図7に示されるように、ベース部材21内に設けられたダンパー機構としてのロータリーダンパー27が設けられ、このロータリーダンパー27は、第2アーム23が図中時計回りに回転する際、すなわち、可動収納体5を開放する際においては開放移動に対してダンピング力を付与し、急速に開放することがないようになっている。また、第2アーム23が図中反時計回りに回転する際、すなわち、可動収納体5を閉塞する際においては閉塞移動に対してダンピング力を付与しないようになっている。よって、可動収納体5をスムーズに上昇させて閉塞できる。
また、第2アーム23における支持ピンbの近傍には、ベース部材21の側面に形成された長孔28における円弧状部28a内を摺動自在に挿通される回動規制ピン29が突設されている。該円弧状部28aは、第2アーム23における支持ピンbを中心とした円弧とされており、回動規制ピン29の移動が円弧状部28aの上端部にて当接規制される位置が可動収納体5の閉状態、該回動規制ピン29が円弧状部28aの下端部にて当接規制される位置が可動収納体5の最大開状態となっている。
さらに、第2アーム23における支持ピンbの近傍には、長孔28における直線状部28b内を摺動自在に挿通されるピン部材31が挿通される横長の許容孔30が形成されている。直線状部28bは、回動規制ピン29が進入しないように円弧状部28aよりも幅狭に形成されており、円弧状部28aの上端から左斜め上方に向けて連設されている。すなわち、支持ピンbから直線状部28bの上端までの距離L2は、支持ピンbから円弧状部28aまでの距離L1よりも大となるように形成され、円弧状部28a上端の直線状部28bとの接続部に段差部が設けられている。
ピン部材31は、一端がベース部材21の後部に装着した付勢部材32の他端側に固設されている。付勢部材32は、第1ケース32aと、この第1ケース32a内に摺動自在に嵌挿された第2ケース32bと、からなり、これら第1、第2ケース間にはコイルバネ33が収容されており、付勢部材32を常時伸張させる方向への付勢力がコイルバネ33により与えられている。
具体的には、図7(a)に示されるように、第2アーム23が水平状態にあるとき、すなわち、可動収納体5が閉状態であるときはコイルバネ33が伸張された状態となり、図7(b)に示されるように第2アーム23が上下方向に向いた状態にあるとき、すなわち、可動収納体5が開状態であるときはコイルバネ33は収縮された状態となる。
すなわち、可動収納体5が図7(a)に示される閉状態から図7(b)に示される開状態となるまでの開放行程にあるときには、前述したロータリーダンパー27によるダンピング力に加えて、コイルバネ33により第2アーム23の時計回りの回転に抵抗が与えられるため、急激な開放による収納物品の移動や飛び出しが防止されるようになっている。また、反対に、可動収納体5が図7(b)に示される開状態から図7(a)に示される閉状態となるまでの閉鎖行程にあるときには、コイルバネ33により第2アーム23の反時計回りの回転を助勢する助勢力が与えられるため、可動収納体5が比較的重い物であっても軽く操作できるようになっている。
次に、以上説明したように構成された可動収納体5の作用を図面に基づいて説明すると、まず、図3及び図4に示されるように、可動収納体5の閉状態においては、外側収納ケース4の後収容部8は前収納部7に比べ下方に突出しているため、内側収納ケース3の収納容積を大きくしても外側収納ケース4に収納することができ、かつ、吊り戸棚1の下部前方空間を後部に比べ大きく設けることができるので、例えば利用者が頭部等をぶつける恐れも少なく、利用者に対する圧迫感の軽減が図れる。なお、可動収納体5の重量を軽減するためにこの後収容部8の底面は開口されており内側収納ケース3の底部側は直接外部に露出しているが、場合により、後収容部8の底面を塞いでも構わない。
また、本実施例においては、外側収納ケース4の前収納部7の前面は吊り戸棚1の前面扉1aにより隠蔽されるため、可動収納体5の閉鎖状態では外側収納ケース4の前方側が利用者側から確認し難いので、可動収納体5の存在を隠すことができ、吊り戸棚1の全体から受ける美感の向上が図れる。
この状態から、外側収納ケース4の前方側下面に設けられた操作体9の後端を下方に引下るようにして係止爪12aと係止部11aとの係合を解除し、操作体9を把持したまま外側収納ケース4の前部を下方に引下げていくと、図5に示されるように、外側収納ケース4は後方側を中心として前方側が下方向に揺動するとともに、内側収納ケース3は、第1アーム22及び第2アーム23による平行リンク機構によって、水平状態を維持して降下していく。
さらに操作体9を下方に引下げると、外側収納ケース4は、後方側を中心として前方側が下方向に揺動するとともに(図3中矢印X参照)、内側収納ケース3は、第1アーム22及び第2アーム23による平行リンク機構によって水平状態を維持して降下するとともに、第1アーム22及び第2アーム23の回動により前方にせり出すように移動していく(図3中矢印Y参照)。なお、このような開放行程においては、ロータリーダンパー27及びコイルバネ33による付勢力により、開放移動時に抗力がかかるので、急激な開放による収納物品の移動や飛び出しが防止される。
そして、図6に示されるように、第2アーム23の回動規制ピン29が円弧状部28aの下端に当接規制される最大開状態(図7(b)参照)では、外側収納ケース4が前下がり傾斜状態で保持され、前収納部7が吊り戸棚1の下方位置に位置するため、前収納部7に収納された物品を容易に取り出すことができるとともに、内側収納ケース3の載置収納部6も、その収容位置よりも下方で、かつ、前方側に位置するため、載置収納部6に収納された物品を容易に取り出すことができる。
また、内側収納ケース3及び外側収納ケース4の開放時の移動は、両ケース3、4間に連繋するリンク機構20により行われるため、内側収納ケース3及び外側収納ケース4の開放時の独自の移動も、リンク機構20を用いれば、コンパクトな機構に構築できる。
また、このリンク機構20は、図1に示されるように、可動収納体5内の左右に一対配置され、吊り戸棚1の底板2の下面2aに設けた左右のベース部材21にそれぞれ支持されているため、バランスのとれた、円滑な可動収納体5の開閉が実現でき、またリンク機構20自体、可動収納体5の内部にあるので、図2に示される閉状態において外部に露呈することがなく、見栄えがよい。
また、可動収納体5が開放行程にあるときはリンク機構20の作動に抵抗力を付与し、閉鎖行程にあるときは助勢力を付与する手段として、付勢部材32のコイルバネ33の伸縮運動を利用することで、大掛かりな機構を必要とせず、吊り戸棚1の収納構造の簡素化が図れる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施例としての吊り戸棚の収納構造を示す斜視図である。 可動収納体が閉状態にある状態を示す斜視図である。 同じく可動収納体が閉状態にある状態を示す一部破断側面図である。 可動収納体の作用を示す概念図である。 同じく可動収納体の作用を示す概念図である。 同じく可動収納体の作用を示す概念図である。 (a)は可動収納体が閉状態のときのベース部材の内部を示す図であり、(b)は可動収納体が開状態のときのベース部材の内部を示す図である。
符号の説明
1 吊り戸棚
1a 前面扉
2 底板
2a 下面
3 内側収納ケース(内側収納箱)
4 外側収納ケース(外側収納箱)
4a 前面
5 可動収納体
6 載置収納部
6a 載置面
7 前収納部(前方収納部)
8 後収容部(後方収容部)
9 操作体
9a 水平軸
10 操作体収容カバー
11 係止片
11a 係止部
12 移動体
12a 係止爪
13 バネ
19 仕切板
20 リンク機構
21 ベース部材
22 第1アーム
23 第2アーム
24 第3アーム
25 連結材
27 ロータリーダンパー(ダンパー機構)
28 長孔
28a 円弧状部
28b 直線状部
29 回動規制ピン
30 許容孔
31 ピン部材
32a 第1ケース
32b 第2ケース
32 付勢部材
33 コイルバネ
a〜f 支持ピン
K キッチンカウンタ

Claims (5)

  1. 吊り戸棚下部に開閉自在の可動収納体を設けた吊り戸棚の収納構造であって、前記可動収納体は内側収納箱と、該内側収納箱を外包する外側収納箱から成り、前記内側収納箱及び外側収納箱の開放時の移動は両箱間に連繋するリンク機構により、外側収納箱はその前方側が下方に揺動開放され、内側収納箱は外側収納箱の揺動開放に伴って上方から前面下方に水平状態を維持して降下することを特徴とする吊り戸棚の収納構造。
  2. 前記リンク機構は可動収納体内の左右に一対配置され、吊り戸棚の底板の設けた左右の取付具にそれぞれ支持されている請求項1に記載の吊り戸棚の収納構造。
  3. 前記可動収納体が開放行程にあるときは、前記リンク機構の作動に抵抗力を付与し、閉鎖行程にあるときはリンク機構の作動に助勢力を付与する請求項1または2に記載の吊り戸棚の収納構造。
  4. 前記抵抗力および助勢力は前記リンク機構と連動するばねの伸縮力である請求項3に記載の吊り戸棚の収納構造。
  5. 前記リンク機構は前記可動収納体が開放行程にあるときのみリンク機構の作動に抵抗力を付与するロータリーダンパーを備えている請求項1〜4のいずれかに記載の吊り戸棚の収納構造。
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