JP4469196B2 - マイクロ波加熱装置 - Google Patents

マイクロ波加熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4469196B2
JP4469196B2 JP2004074438A JP2004074438A JP4469196B2 JP 4469196 B2 JP4469196 B2 JP 4469196B2 JP 2004074438 A JP2004074438 A JP 2004074438A JP 2004074438 A JP2004074438 A JP 2004074438A JP 4469196 B2 JP4469196 B2 JP 4469196B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heated
heating furnace
microwave
conductor
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004074438A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005267876A (ja
Inventor
俊治 生駒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SPC Electronics Corp
Original Assignee
SPC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SPC Electronics Corp filed Critical SPC Electronics Corp
Priority to JP2004074438A priority Critical patent/JP4469196B2/ja
Publication of JP2005267876A publication Critical patent/JP2005267876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4469196B2 publication Critical patent/JP4469196B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

本発明は、マイクロ波加熱装置に係り、より詳細には、加熱炉内にマイクロ波を伝搬させて被加熱物を加熱させるマイクロ波加熱装置に関する。
従来、マイクロ波加熱装置は、板状の導体を二枚平行に対向させたストリップラインの外導体に欠陥部を設け、その欠陥部から洩れるマイクロ波(電界)を利用して、例えば、布、樹脂フィルム、シート状材料や食品などの被加熱物を効率よく加熱する構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭58−59591号公報 前述した方法による実施の形態を、図13および図14にて説明する。図13は、このようなストリップラインからの洩れるマイクロ波を利用して加熱する従来のマイクロ波加熱装置の一実施形態を示す構成図である。また、図14は、図13に示したJ−J線の断面を示す断面図である。
図13に示すように、従来のマイクロ波加熱装置の一実施形態は、被加熱物1を加熱する加熱炉30と、この加熱炉30の内部上面中心に配置する中心導体32と、加熱炉30内の中心導体32と間隔を有して対向して中空内を延在する外導体31とを備え、この外導体31を被加熱物1の左右に引き回して何度も往復させて欠陥部Kを有した波状に形成し、外導体31と中心導体32との対向する間に実質的に空気が占めるように設けている。即ち、加熱炉30は、外導体31と中心導体32との閉じられた二枚の導電体間に空気による誘電層を備えてマイクロ波が伝送するストリップライン構造を備え、この外導体31に設けた欠陥部Kから電界(電場)の洩れを発生させて被加熱物1を加熱するように形成している。
そして、このような構成からなる従来のマイクロ波加熱装置の一実施形態を用いて被加熱物1を加熱する場合、まず、加熱炉30内に被加熱物1を設置した後、外導体31と中心導体32とによるストリップラインにマイクロ波を入力して伝送させる。この際、ストリップラインでは、図14に示すように、マイクロ波を伝送することで外導体31と中心導体32との間に垂直方向の電界が発生し、この電界は外導体31の欠陥部Kを介して加熱炉30の下方に洩れて被加熱物1の位置で左右に広がるように拡散する。即ち、加熱炉30内では、この電界が左右に拡散してシート状の被加熱物1と平行になる図14に示した電界Lの位置で加熱される。
このように従来のマイクロ波加熱装置は、外導体31と中心導体32とを二枚平行に対向したストリップラインの外導体31に欠陥部Kを設け、その欠陥部Kから洩れるマイクロ波(電界)を利用して、シート状の被加熱物1を加熱していた。
しかしながら、従来のマイクロ波加熱装置では、図14に示した左右に拡散する電界Lの位置で集中的に加熱されるため、この電界Lと平行するシート状の被加熱物は加熱できるが、例えば、板状で厚みのある被加熱物または縦に置かれる箱体またはカップなどの被加熱物は十分に加熱できないという不具合があった。
本発明はこのような課題を解決し、加熱炉内で電界強度の差がなく、縦置きまたは厚みのある被加熱物でも均一に加熱できるストリップライン構造のマイクロ波加熱装置を提供することを目的とする。
本発明によるマイクロ波加熱装置は、上述した課題を解決するために、被加熱物を加熱する中空の加熱炉と、この加熱炉内の一面に配置する外導体と、加熱炉内で外導体と間隔を有して対向して延在する中心導体とを備え、外導体と中心導体との間に板状の被加熱物を設置してマイクロ波を伝搬させて加熱するように加熱炉内をマイクロストリップライン構造に設ける。
また、本発明によるマイクロ波加熱装置の他の実施形態は、被加熱物を加熱する中空の加熱炉と、この加熱炉内の対向する二面に各々配置する外導体と、加熱炉内で対向した外導体の間に延在する中心導体とを備え、この中心導体から両側の外導体までの両間に板状の被加熱物を各々設置してマイクロ波を伝搬させて加熱するように加熱炉内をトリプレートストリップライン構造に設ける。
ここで、被加熱物は、外導体と中心導体との間に平行または直交いずれかの方向に設置して加熱することが好ましい。また、中心導体は、被加熱物を横切って左右に延在する直線状、または左右に引き回して何度も往復させた波状、或いは被加熱物の中心に沿って延在して両端を左右に屈曲したクランク状いずれかの形状に形成することが好ましい。また、中心導体は、加熱炉内に延在するストリップラインの一部幅を細く設けて電界を強くして集中加熱する共振部を設けることが好ましい。また、加熱炉には、導波管または変換部を介在した同軸ケーブルを接続してマイクロ波を伝送することが好ましい。また、変換部は、同軸ケーブルから加熱炉までの間にテーパー状に広がるテーパー部を有して介在し、この間を反射が少なくなる半波長、1波長、1.5波長、2波長などの半波長毎の長さいずれかに形成することで、高次モードの発生を防止することが好ましい。
以上詳細に説明したように本発明によるマイクロ波加熱装置によれば、中心導体から外導体への一定した電界方向及び電界強度内に被加熱物を設置して加熱するため、シート状以外の縦置き又は厚みのある被加熱物でも十分に加熱することができる。
次に、添付図面を参照して本発明によるマイクロ波加熱装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明によるマイクロ波加熱装置の第1の実施形態を示した構成図である。また、図2は、図1に示した矢印A方向から見た状態を示す側面図である。また、図3は、図2に示した被加熱物1を縦置きに設置した状態を示す図である。また、図4は、図1に示した矢印B方向から見た状態を示す上面図である。また、図5は、図4に示した中心導体の他の実施例を示す図である。また、図6は、図5に示した中心導体13に共振部13aを設けた状態を示す図である。また、図7は、図4に示した中心導体の更なる他の実施例を示す図である。また、図8は、図5に示した中心導体13に反射波を検出する検出部15を設けた状態を示す図である。また、図9は、図1に示した加熱炉10に変換部17を介して接続する同軸ケーブル16を示す図である。また、図10は、本発明によるマイクロ波加熱装置の第2の実施形態を示した構成図である。また、図11は、図10に示した矢印H方向から見た状態を示す側面図である。また、図12は、図11に示した被加熱物1を縦置きに設置した状態を示す図である。
図1に示すように、本発明によるマイクロ波加熱装置の第1の実施形態は、図13に示した従来技術と同様に、被加熱物1を加熱する中空の加熱炉10と、この加熱炉10内の一面(図1では下面)に配置する外導体11と、加熱炉10内の外導体11から間隔を有して対向して中空内の略中心に延在する中心導体12とを備えている。また、第1の実施形態では、図13に示した従来技術とは異なり、外導体11と中心導体12との間に板状の被加熱物1を設置しており、この一対の導体間にマイクロ波を伝搬させて被加熱物1を加熱するように加熱炉10内をマイクロストリップライン構造に設けている。従って、第1の実施形態は、従来技術のように一対の導体間から洩れるマイクロ波により加熱する構造とは異なり、図2に示すように、中心導体12から外導体11の間に発生する一定方向の電界C内に被加熱物1を設置して加熱している。即ち、第1の実施形態では、従来技術のような中心導体から外導体に向かって電界を発生させて外導体の欠陥部から洩れる電界によって加熱する構造ではなく、中心導体12から外導体11に向かう一定の電界C内に被加熱物1を設置して加熱する構造を備えている。
このように本実施の形態では、ストリップライン構造の中心導体12から外側の外導体11に向かう一定方向の電界C内で被加熱物1を加熱するため、図14に示した従来技術のようなシート状の被加熱物を含めて、板状で厚みが200mm以下の被加熱物1まで加熱可能になり、且つ、図3に示すように、厚みのある板状の被加熱物1を縦置きに複数設置しても均一に加熱でき、例えば、縦に置かれた箱体またはカップなどの被加熱物1でも十分に加熱できる。
ここで、中心導体12は、図4に示すように、加熱炉10内に設置する被加熱物1を横切って左右にほぼ直交して延在する直線状に形成しており、加熱炉10の外側側面から導波管(図示せず)を介してマイクロ波を入力する構造に形成している。このような中心導体12では、図4に示したように、加熱炉10内に設置する被加熱物1の範囲D部分を集中的に加熱することができ、例えば、この被加熱物1を搬送ローラ(図示せず)により搬送することで全体的に均一に加熱することができる。
また、被加熱物1の全体をより効果的に加熱する場合、図5に示すように、加熱炉10内で被加熱物1の左右に引き回して何度も往復させた波状に中心導体13を形成することで、効率よく全体を均一に加熱することができる。即ち、この中心導体13は、加熱炉10内で集中加熱したい被加熱物1に合わせて左右に引き回して何度も往復させることで、被加熱物1の形状に応じた効率の良い集中加熱が可能になる。また、中心導体は、前述した波状に配置した全体の範囲において、更に集中的に所望の局部を加熱できるように形成することも可能である。この際、中心導体13は、図6に示すように、加熱炉10内に延在するストリップラインの一部幅を、被加熱物1の集中的に加熱したい部分(図6では被加熱物1の中心)に合わせて細く形成した共振部13aを設けている。これにより中心導体13は、被加熱物1の全体を加熱しつつ集中的に加熱したい部分である図6に示した範囲Eにおいて、共振部13aが電界C(図2及び3参照)を強くして集中的に加熱することができる。さらに、このような被加熱物1の中心部のみを集中加熱する場合、図7に示すように、中心導体14を被加熱物1の中心に沿って延在させて両端を左右に屈曲したクランク状に形成することで局部のみを加熱できる。この場合、中心導体14は、図6に示した中心導体とは異なり、図7に示した被加熱物1の周囲を除く範囲F(中心)のみを集中的に加熱する。
このように中心導体は、図4乃至7に示したように、その形状および共振部13aの位置を適宜変えることで、種々の被加熱物1に対応して加熱することが可能になり、例えば、冷凍された食品の解凍や氷を水にすることも可能になる。ここで、冷凍物である被加熱物1を解凍する場合、所望の状態に解凍した後、それ以上加熱されないように解凍状態を適切に検出することが重要になる。この冷凍した被加熱物1は、冷凍された固体状態から解凍して液体状態に変化する際、誘電率が変化してマイクロ波を反射することで反射波が発生する。従って、この反射波を検出することで、被加熱物1の加熱状態を検出できる。例えば、図5に示した中心導体13を用いた場合、図8に示すように、この中心導体13にマイクロ波が反射した反射波を検波する検出部15を設けることで、解凍状態が検出されて所望の状態に適切に解凍でき、それ以上加熱されることを防止できる。尚、検出部15は、図5に示した中心導体13に設けた実施例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図1、6、7に示した中心導体にも設けることができる。
ところで、第1の実施形態では、図4〜7に示したように加熱炉10の側面から中心導体の端部に導波管(図示せず)を介してマイクロ波を入力する実施例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図9に示すように、加熱炉10に変換部17を介在して同軸ケーブル16を接続することでマイクロ波を伝送しても良い。ここで、変換部17は、同軸ケーブル16から加熱炉10までの間に介在して加熱炉10の側壁に向かってテーパー状に広がるテーパー部17aを有しており、同軸ケーブル16から伝送されるマイクロ波をモード変換して加熱炉10内に伝送している。また、変換部17内では、加熱炉10内の中心導体12を更に延在させて徐々に細く形成して同軸ケーブル16の芯導体に接続している。そして、変換部17は、同軸ケーブル16と加熱炉10との間をテーパー状に接続する図9に示した距離Gを、一般的に知られている反射を少なくする半波長、1波長、1.5波長、2波長などの半波長毎の長さに形成している。従って、変換部17は、同軸ケーブル16と加熱炉10との間の距離Gを反射が少ない半波長毎の長さに形成され、高次モードの発生を良好に防止することができる。
このように、本発明によるマイクロ波加熱装置の第1の実施形態によると、図2に示したようにストリップライン構造の中心導体12から外側の外導体11に向かう一定方向の電界C内で被加熱物1を加熱するため、従来技術のようなシート状の被加熱物(図14参照)を含めて、板状で厚みが200mm以下の被加熱物1まで加熱可能になり、且つ、図3に示したように厚みのある板状の被加熱物1を縦置きに複数設置しても均一に加熱でき、例えば、縦に置かれた箱体またはカップなどの被加熱物1でも十分に加熱できる。また、本実施の形態によると、中心導体を図4〜7に示した種々の形状に形成することで被加熱物1の形状に合わせて適宜良好な加熱状態に形成できるとともに、図8及び9に示したように検出部15または同軸ケーブル16などの加熱状況に合わせた自由な構造にも形成することができる。
次に、図10乃至12を参照して、本発明によるマイクロ波加熱装置の第2の実施形態を詳細に説明する。図10に示すように、本発明によるマイクロ波加熱装置の第2実施形態は、被加熱物1を加熱する中空の加熱炉20と、この加熱炉20内の対向する二面(図10では上下面)に各々配置する外導体21と、加熱炉20内で対向した外導体21の間に延在する中心導体22とを備えている。即ち、第1の実施形態のような中心導体の片側に外導体を設けるマイクロストリップライン構造とは異なり、第2の実施形態では中心導体22の両側に外導体21を設けたトリプレートストリップライン構造に設けている。従って、第2の実施形態では、このトリプレートストリップライン内にマイクロ波を伝搬させ、図11に示すように、加熱炉20内の中心導体22から両側の外導体21までの両間に板状の被加熱物1を二枚設置できるため、第1の実施形態と比べて2倍の処理容量を備えることができる。ここで、第2の実施形態では、図12に示すように、中心導体22を中心とした両側の外導体21に向かって上下方向に一定の電界Iが発生するため、第1の実施形態(図3参照)と同様に、被加熱物1を加熱炉20内に縦置きに複数設置してより多く加熱することもできる。
尚、第2の実施形態では、図4乃至7に示した中心導体の形状または共振部を第1の実施形態と同様に適用することが可能であり、且つ、図8及び図9に示した検出部及び変換部を介した同軸ケーブルも同様に適用できることは明らかであり、ここでは図4〜9と重複する説明は省略する。
以上、詳細に説明したように、本発明によるマイクロ波加熱装置の第2の実施形態によると、中心導体22と外導体21との間に発生する一定の電界I(図12参照)内で被加熱物1を加熱するため、第1の実施形態と同様の効果が得られるとともに、トリプレートストリップライン構造に形成することにより被加熱物1を中心導体22の両側で処理することができ、加熱炉20内で処理する処理容量を第1の実施形態に比べて2倍に増やすことができる。
以上、本発明によるマイクロ波加熱装置の実施形態を詳細に説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、加熱炉内の上下いずれか一面或いは両面に外電体を設けた実施例を説明したが、これに限定されるものではなく、外電体を加熱炉内の左右面または前後面に形成して中心導体の位置及び被加熱物の出入れ方向を適宜変えることも可能である。
本発明によるマイクロ波加熱装置の第1の実施形態を示した構成図。(実施例1) 図1に示した矢印A方向から見た状態を示す側面図。 図2に示した被加熱物を縦置きに設置した状態を示す図。 図1に示した矢印B方向から見た状態を示す上面図。 図4に示した中心導体の他の実施例を示す図。 図5に示した中心導体に共振部を設けた状態を示す図。 図4に示した中心導体の更なる他の実施例を示す図。 図5に示した中心導体に反射波を検出する検出部を設けた状態を示す図。 図1に示した加熱炉に変換部を介して接続する同軸ケーブルを示す図。 本発明によるマイクロ波加熱装置の第2の実施形態を示した構成図。(実施例2) 図10に示した矢印H方向から見た状態を示す側面図。 図11に示した被加熱物を縦置きに設置した状態を示す図。 従来のマイクロ波加熱装置の一実施形態を示す構成図。 図13に示したJ−J線の断面を示す断面図。
符号の説明
1 被加熱物
10 加熱炉
11 外導体
12 中心導体

Claims (7)

  1. 被加熱物を加熱する中空の加熱炉と、
    前記加熱炉内の一面に配置する外導体と、
    前記加熱炉内で前記外導体と間隔を有して対向して延在する中心導体とを備え、
    前記外導体と中心導体との間に板状の前記被加熱物を設置してマイクロ波を伝搬させて加熱するように前記加熱炉内をマイクロストリップライン構造に設けたことを特徴とするマイクロ波加熱装置。
  2. 被加熱物を加熱する中空の加熱炉と、
    前記加熱炉内の対向する二面に各々配置する外導体と、
    前記加熱炉内で対向した前記外導体の間に延在する中心導体とを備え、
    前記中心導体から両側の前記外導体までの両間に板状の前記被加熱物を各々設置してマイクロ波を伝搬させて加熱するように前記加熱炉内をトリプレートストリップライン構造に設けたことを特徴とするマイクロ波加熱装置。
  3. 請求項1または2に記載のマイクロ波加熱装置において、
    前記被加熱物は、前記外導体と中心導体との間に平行または直交いずれかの方向に設置して加熱することを特徴とするマイクロ波加熱装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置において、
    前記中心導体は、前記被加熱物を横切って左右に延在する直線状、または左右に引き回して何度も往復させた波状、或いは前記被加熱物の中心に沿って延在して両端を左右に屈曲したクランク状いずれかの形状に形成したことを特徴とするマイクロ波加熱装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置において、
    前記中心導体は、前記加熱炉内に延在するストリップラインの一部幅を細く設けて電界を強くして集中加熱する共振部を設けたことを特徴とするマイクロ波加熱装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置において、
    前記加熱炉には、導波管または変換部を介在した同軸ケーブルを接続してマイクロ波を伝送することを特徴とするマイクロ波加熱装置。
  7. 請求項6に記載のマイクロ波加熱装置において、
    前記変換部は、前記同軸ケーブルから前記加熱炉までの間にテーパー状に広がるテーパー部を有して介在し、この間を反射が少なくなる半波長、1波長、1.5波長、2波長などの半波長毎の長さいずれかに形成することで、高次モードの発生を防止することを特徴とするマイクロ波加熱装置。
JP2004074438A 2004-03-16 2004-03-16 マイクロ波加熱装置 Expired - Fee Related JP4469196B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004074438A JP4469196B2 (ja) 2004-03-16 2004-03-16 マイクロ波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004074438A JP4469196B2 (ja) 2004-03-16 2004-03-16 マイクロ波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005267876A JP2005267876A (ja) 2005-09-29
JP4469196B2 true JP4469196B2 (ja) 2010-05-26

Family

ID=35092219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004074438A Expired - Fee Related JP4469196B2 (ja) 2004-03-16 2004-03-16 マイクロ波加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4469196B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5199692B2 (ja) * 2008-02-14 2013-05-15 サーパス工業株式会社 流量測定方法及び流量測定装置
JP4957915B2 (ja) * 2008-06-13 2012-06-20 ミクロ電子株式会社 情報記録ディスクの情報記録膜破壊装置
JP5482496B2 (ja) * 2010-06-21 2014-05-07 パナソニック株式会社 高周波加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005267876A (ja) 2005-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130134155A1 (en) Microwave Heating Device and Image Fixing Apparatus Using the Same
US20110204548A1 (en) Tray Assemblies And Methods For Manufacturing Ceramic Articles
JPWO2017141826A1 (ja) マイクロ波加熱装置
JP4469196B2 (ja) マイクロ波加熱装置
WO2016006249A1 (ja) マイクロ波加熱装置
FI83279C (fi) Uppvaermningsanordning som anvaender mikrovaogsenergi.
US8965263B2 (en) Microwave heating device and image fixing apparatus using the same
WO1988003517A1 (en) Process and apparatus for producing a laminate
KR980010145A (ko) 전자레인지의 균일가열장치
US10660166B2 (en) Microwave heating apparatus for uniformly heating objects based on near-cutoff condition
US8831500B2 (en) Microwave heating device having transformer interposed between tuner and heating chamber
US7256377B2 (en) Coupled-waveguide microwave applicator for uniform processing
US2709241A (en) Hybrid directional coupler
JP2008224436A5 (ja)
JP2004221718A (ja) 導波管変換器
US3739263A (en) Cross-sectional area measuring device
WO2016103588A1 (ja) マイクロ波加熱装置
JP6414683B2 (ja) マイクロ波加熱装置
TW201633843A (zh) 微波加熱裝置
JP5842823B2 (ja) 通信媒体
WO2019065042A1 (ja) 漏洩導波管、及び位置検出システム
JP2004063310A (ja) マイクロ波加熱装置
JP6569991B2 (ja) マイクロ波加熱装置
JP2776297B2 (ja) 電磁波加熱装置
RU1794285C (ru) Волноводна камера дл термообработки диэлектриков

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees