JP4467365B2 - 撮影装置 - Google Patents

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本発明は、オートフォーカス(AF)用の補助光を発光してピント調節を行う撮影装置に関するものである。
ピント調節を自動で行うオートフォーカス機能を備えたデジタルカメラやカメラ付き携帯電話等の撮影装置が普及している。このような撮影装置では、ピントが合えば、画像がシャープ(高コントラスト)なものになるという原理に基づき、撮像素子から得られる撮像信号に基づいて、画像の合焦度を表す評価値を算出し、この評価値がピークとなるように撮影レンズを移動させることでピント調節を行っている(例えば特許文献1)。評価値としては、例えば、撮像信号の高周波成分の積分値が用いられる。
更に、上記特許文献1では、R,G,Bの各LEDを一斉に点灯させることにより白色光を放出するLEDストロボを設け、これをAF補助光発光器に兼用している。そして、LEDストロボからAF補助光を発光させる際には、必要な最低光量(ストロボ光の約3割程度)に落とすとともに、常に発光させるのではなく、各サーチポイント毎にAF補助光を発光させることにより、省電力化を図っている。
特開2003−140027号公報
上記特許文献1では、上述のような省電力化を行ってはいるが、未だ不十分であり、更なる省電力化が要望されている。また、光量を落としている関係上、AF補助光の到達距離が短くなるという問題点もある。
本発明は、AF補助光の到達距離を延ばし、更なる省電力化を達成した撮影装置を提供することを目的とする。
本発明の撮影装置は、三色のマイクロカラーフィルタを備え、撮影レンズによって結像される被写体像を各色毎の画像信号に変換して出力する撮像素子と、前記画像信号に基づいて合焦の度合を表す評価値を逐次に算出する評価値算出部と、前記撮影レンズ又は撮影レンズ中のフォーカスレンズを移動させながら評価値の変化を監視し、前記評価値がピークとなる合焦位置に撮影レンズ又は撮影レンズ中のフォーカスレンズを移動させることによりピント調節を行うフォーカス制御部とを備えた撮影装置において、前記三色の各単色を発光する三種類の発光素子から構成され、これらの発光素子を一斉に点灯させることにより白色光を放出する発光素子ストロボと、被写体を構成する色のうち最も多い色が前記三色のうちいずれの色であるかを判定する色成分判定手段とを設け、前記ピント調節を行う際には、前記三種類の発光素子のうち前記色成分判定手段により判定された色のAF補助光を発光する一種類の発光素子を選択して発光させるとともに、前記評価値算出部は、前記AF補助光の色に対応した画像信号をサンプリングして評価値を逐次に算出することを特徴とする。
た、被写体の輝度値が所定の閾値よりも低い場合のみに、前記AF補助光を発光することを特徴とする。また、前記発光素子は、LED、有機エレクトロルミネセンス、プラズマ発光素子のうちのいずれかであることを特徴とする。
本発明の撮影装置によれば、発光素子ストロボを構成する三色の発光素子のうちいずれか一色の発光素子をAF補助光として発光させるから、三色の発光素子全てをAF補助光として用いるのに比べて消費電力を小さくできる。また、AF補助光の色に対応した画像信号をサンプリングして評価値を算出することによりS/Nが悪い信号を評価値算出に用いないから、AF補助光の到達距離を延ばすことができる。
また、被写体の色に対応する色のAF補助光を用いることによりS/Nが悪い信号を評価値算出に用いないから、AF補助光の到達距離を延ばすことができる。また、被写体の輝度値が所定の閾値よりも低い場合のみにAF補助光を発光するから、更なる省電力化に寄与できる。
本発明が適用された撮影装置としてのデジタルカメラを示す図1において、デジタルカメラ10の前面には、撮影レンズ12、ファインダ窓14、ストロボ発光部15、オートフォーカス(AF)補助光発光部16、及び調光センサ17が設けられ、カメラ上面には、シャッタボタン18及び電源スイッチ20が配設されている。また、左手側のカメラ側面には、メモリカード22を装着するためのカードスロット23が設けられている。このカードスロット23は、防塵用の蓋24によって開閉自在に閉じられる。なお、本実施形態のストロボ発光部15は、一般的に普及しているストロボ放電管としてクセノン管を使用したものである。
前記AF補助光発光部16の背後には、コントラスト検出方式のAFを行う際に補助光を発光する単色の発光素子としてのLED25(図3参照)が設けられている。このLED25としては、例えば赤色(R)LEDが用いられる。
撮影レンズ12にはズームレンズが適用され、撮影レンズ12の後方にCCDイメージセンサ(以下CCDという)27(図3参照)が配置されている。シャッタボタン18は2段階式に構成され、シャッタボタン18を軽く押して止める「半押し」の状態でAF及び自動露出制御(AE)が作動してAFとAEをロックし、「半押し」から更に押し込む「全押し」の状態で撮影が実行される。
電源スイッチ20は、モード切換スイッチと兼用されており、電源OFFとなる「OFF位置」、静止画撮影モードで電源ONとなる「撮影ON位置」、及び再生モードで電源ONとなる「再生ON位置」の3ポジションを切り換えることができる。
デジタルカメラ10の背面側の外観を示す図2において、デジタルカメラ10の背面には、ファインダ28、液晶モニタ30、ズームスイッチ32、多機能の十字ボタン34、AEロックボタン36、メニューキー38、実行キー40及びキャンセルキー42が設けられている。液晶モニタ30は、撮影時に画角確認用の電子ファインダとして使用できるとともに、撮影した画像のプレビュー画やメモリカード22から読み出した再生画像等を表示可能な表示手段である。また、十字ボタン34を使用したメニューの選択や各メニューにおける各種項目の設定なども液晶モニタ30の表示画面を用いて行われる。
ズームスイッチ32は、上下方向に操作可能なレバースイッチで構成され、これを上方向に操作することで望遠(TELE)方向にズーミングを行い、下方向に操作することで広角(WIDE)方向にズーミングを行う。十字ボタン34は、上下左右のいずれかの縁部を押圧することによって、対応する4方向(上、下、左、右)の指示を入力できるようにしたもので、メニュー画面における各種設定項目の選択や設定内容の変更を指示する操作ボタンとして使用されるとともに、電子ズームの倍率調整や再生コマの送り/戻しを指示する手段として用いられる。
メニューキー38は、各モードの通常画面からメニュー画面へ遷移させる時に使用される。実行キー40は、選択内容の確定、処理の実行(確認)指示の時などに使用される。キャンセルキー42は、メニューから選んだ項目の取消(キャンセル)や一つ前の操作状態に戻る時などに使用される。
撮影者は、ファインダ28又は液晶モニタ30に映し出されるリアルタイム画像(スルー画)を確認しながら、ズームスイッチ32を操作して画角を決定し、シャッタボタン18を押し下げて撮影を行う。
デジタルカメラ10の電気的構成を示す図3において、撮影レンズ12は、固定レンズ44、変倍レンズ46a、補正レンズ46b及びフォーカスレンズ48の4群型インナーフォーカス式ズームレンズで構成されている。
変倍レンズ46aと補正レンズ46bは、図示せぬカム機構によって両者の位置関係が規制されながら光軸に沿って移動し、焦点距離を変更する。なお、説明の便宜上、変倍レンズ46aと補正レンズ46bから成る変倍光学系を「ズームレンズ46」と呼ぶ。
撮影レンズ12を通過した光は、絞り50により光量が調節された後、CCD27に入射する。CCD27には、その光電面上に赤色(R),緑色(G),青色(B)の微小なマイクロカラーフィルタがマトリクス状に配列され、その背後にそれぞれMOSダイオード(MOSキャパシタとも呼ばれる)が配置されている。
各MOSダイオードに蓄積された信号電荷は、CCDドライバ54から与えられるパルスに基づいて信号電荷に応じたRGB各色の輝度情報を有する電圧信号(画像信号)として順次読み出される。なお、CCD27は、シャッタゲートパルスのタイミングによって各MOSダイオードの電荷蓄積時間(シャッタスピード)を制御する、いわゆる電子シャッタ機能を有している。
CCD27から出力された画像信号は、アナログ処理部56に送られる。アナログ処理部56は、サンプリングホールド回路、色分離回路、ゲイン調整回路等の信号処理回路を含み、このアナログ処理部56において、相関二重サンプリング(CDS)処理並びにR,G,Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レベルの調整(プリホワイトバランス処理)が行われる。
アナログ処理部56から出力された信号は、A/D変換器58によりデジタル信号に変換された後、メモリ60に格納される。タイミングジェネレータ(TG)62は、CPU64の指令に従ってCCDドライバ54、アナログ処理部56及びA/D変換器58に対してタイミング信号を与えており、このタイミング信号によって各回路の同期がとられている。
メモリ60に格納されたデータは、バス66を介して信号処理部68に送られる。信号処理部68は、輝度・色差信号生成回路、ガンマ補正回路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、ホワイトバランス補正回路等を含むデジタルシグナルプロセッサ(DSP)で構成された画像処理手段であり、CPU64からのコマンドに従って画像信号を処理する。
信号処理部68に入力された画像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、メモリ60に格納される。撮影画像を表示出力する場合、メモリ60から画像データが読み出され、表示用メモリ70に転送される。表示用メモリ70に記憶されたデータは、表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換された後、D/A変換器72を介して液晶モニタ(LCD)30に出力される。こうして、前記画像データの画像内容が液晶モニタ30の画面上に表示される。
CCD27から出力される画像信号によってメモリ60内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される映像信号が液晶モニタ30に供給されることにより、CCD27を介して入力する画像がリアルタイムに液晶モニタ30に表示される。撮影者は、液晶モニタ30に映し出される画像(スルー画)、或いは光学式のファインダ28によって撮影画角を確認することができる。
撮影者がズームスイッチ32を操作すると、その指示信号がCPU64に入力され、CPU64はズームスイッチ32からの信号に基づいてズーム駆動部74を制御してズームレンズ46をテレ(TELE)方向又はワイド(WIDE)方向に移動させる。ズーム駆動部74は図示せぬモータを含み、このモータの駆動力によってズームレンズ46が駆動される。ズームレンズ46の位置(ズーム位置)は、ズーム位置センサ76によって検出され、この検出信号はCPU64に入力される。
同様に、フォーカス駆動部78は図示せぬモータを含み、このモータの駆動力によってフォーカスレンズ48が光軸に沿って前後動する。フォーカスレンズ48の位置(フォーカス位置)は、フォーカス位置センサ80によって検出され、このセンサ80の検出信号はCPU64に入力される。
電源スイッチ20によって静止画撮影モードが設定され、シャッタボタン18が押し下げられると、撮影開始指示(レリーズON)信号が発せられる。CPU64は、レリーズON信号を検知して記録用の撮像動作を実行する。すなわち、CPU64は必要に応じてLED制御回路81にコマンドを送ってAF補助光用のLED25の発光を制御するとともに、後述する評価値演算の結果に基づいてフォーカス駆動部78を制御してフォーカスレンズ48を合焦位置に移動させ、絞り50の開口径やCCD27の電子シャッタを制御することにより露出制御を行う。また、CPU64は必要に応じてストロボ装置82にコマンドを送り、ストロボ発光部15からストロボ光を発光する。
こうして、シャッタボタン18の押下操作に応動して、記録用の画像データの取り込みが開始される。画像データを圧縮記録するモードが選択されている場合、CPU64は圧縮伸張回路84にコマンドを送る。圧縮伸張回路84は、メモリ60に取り込まれた画像データをJPEGその他の所定の形式に従って圧縮する。
圧縮された画像データは、カードインターフェース86を介してメモリカード22に記録される。非圧縮の画像データを記録するモード(非圧縮モード)が選択されている場合には、圧縮伸張回路84による圧縮処理は省略され、非圧縮のまま画像データがメモリカード22に記録される。
電源スイッチ20によって再生モードが設定されると、メモリカード22から画像ファイルが読み出される。読み出された画像データは、必要に応じて圧縮伸張回路84によって伸張処理され、表示用メモリ70を介して液晶モニタ30に出力される。
CPU64は、本カメラシステムの各回路を統括制御する制御部である。CPU64は、電源スイッチ20、シャッタボタン18、ズームスイッチ32等から構成される操作部87から受入する入力信号に基づき、対応する回路の動作を制御するとともに、ストロボ制御、液晶モニタ30における表示制御、AF制御及び自動露出(AE)制御等を行う。
ここでオートフォーカス制御について説明する。晴天の屋外で撮影する時など被写体に十分なコントラストがあるため自然光によってピント調節を行い得る場合には、AF補助光用のLED25は発光されない。また、夕方や屋内では、被写体のコントラストが低下するため、自然光によるピント合せができ難くなるから、CPU64は、被写体の輝度値が所定の値以下になると、LED制御回路81にコマンドを送り、LED25からAF補助光を発光させる。
LED制御回路81には、電源電池の電圧を昇圧する電圧アップコンバータ,この昇圧された電圧により充電されるコンデンサ等が設けられており、CPU64からのコマンドによって、コンデンサからLED25に高圧の電流が所定時間流され、LED25が発光する。このLED25としては、高輝度タイプのものが使用される。
A/D変換器58によってデジタル信号に変換された画像信号は、評価値演算部88に入力される。評価値演算部88は、高周波成分抽出回路90と積算回路92とを有し、入力される画像信号のうち、LED25が発光されない場合には、G成分のデータをサンプリングし、また、LED25が発光された場合には、LED25と同じ発光色であるR成分のデータをサンプリングし、AF検出対象エリア(以下フォーカスエリアという)内での高周波成分を抽出するとともにその絶対値をとり、フォーカスエリア内で絶対値データを積算して得られた値(以下評価値という)をCPU64に提供する。
AF動作時にCPU64は、図4(B)に示すようにフォーカスレンズ48を焦点調節領域内で至近から無限遠(又は無限遠から至近)の方向に移動させながら、複数のAF検出ポイント(サーチポイント)で画像中央部分のコントラストを検出し、図4(A)に示すようにサーチポイントごとに評価値(黒丸で示す)を算出する。そして、各ポイントで算出された評価値を総合して、評価値が最大となるレンズ位置を合焦位置として決定し、求めた合焦位置にフォーカスレンズ48を移動させるようにフォーカス駆動部78を制御する。
LED25からAF補助光が発光された場合には、LED25と同じ発光色であるR成分のデータがサンプリングされるため、S/Nのよい良好な評価値が得られる。このため、高精度に合焦位置を決定することができ、消費電力を大きくすることなくAF補助光の到達距離を伸ばすことができる。
このように構成されたデジタルカメラ10を使用するには、まず電源スイッチ20を操作してデジタルカメラ10の電源をオンにするとともに、静止画撮影モードにセットする。電源がオンになると、LED制御回路81に内蔵されたコンデンサの充電が開始される。そして、シャッタボタン18を半押しすると、CPU64は、AE制御及びAF制御を行い、シャッタボタン18が半押しされている期間、AFとAEをロックする。
AE制御では、R、G、B信号を取り込み、これらのR、G、B信号を積算した積算値に基づいて被写体輝度(撮影EV値)を求め、この撮影EV値に基づいて撮影時の絞り値とシャッタスピードを決定する。なお、シャッタボタン18の全押し時に前記決定した絞り値になるように絞り50が制御され、また、決定したシャッタスピードとなるように電子シャッタによって電荷の蓄積時間が制御される。
また、AF制御は、図4で説明したコントラストAFによってフォーカスレンズ48を合焦位置に移動させるが、CPU64は、被写体の明るさ(撮影EV値)が所定の値以下になると、LED制御回路81にコマンドを送り、LED25からAF補助光を発光させる。この発光期間は、CCD27が画像信号を得るために被写体光を受光する受光期間以内であり、例えば数m秒である。
続いて、CCD27のフォーカスエリアから評価値を求めるための画像信号を取り込み、その後、図4(B)に示すように、フォーカスレンズ48を所定量移動(次のサーチポイントに移動)させるためにフォーカスモータを駆動する。
フォーカスレンズ48が次のサーチポイントに移動すると、再びAF補助光を発光させ、CCD27から画像信号を取り込む。図4(B)に示すようにフォーカスレンズを焦点調節領域内で至近から無限遠(又は無限遠から至近)の方向に移動させながら、各サーチポイントごとにAF補助光を発光させ、CCD27から画像信号を取り込む。
各サーチポイントでの画像信号に基づく評価値が算出されると、その算出された評価値を総合して、評価値が最大となるレンズ位置を合焦位置として算出し、求めた合焦位置にフォーカスレンズ48を移動させ、AF動作を終了する。
その後、シャッタボタン18が全押しされると、必要に応じてストロボ発光部15からストロボ光が発光される。被写体からの反射光を調光センサ17が検知して所定光量に達した際にストロボ装置82がストロボ光の発光を停止する。CCD27から出力された画像信号がアナログ信号処理部56,A/D変換器58を経て、画像データとしてメモリ60に取り込まれ、圧縮伸張回路84で所定の形式に圧縮された後、カードインターフェース86を介してメモリカード22に記録される。
次に、別の実施形態について説明する。上記ストロボ発光部15はストロボ放電管としてクセノン管を使用した一般的なものであったが、本実施形態は、図5に示すように、多数のLEDをマトリクス状に配列したストロボ光源部96を用い、AF補助光を発光する専用のAF補助光発光部を省略して、ストロボ光源部96をAF補助光発光用の光源に兼用する。
ストロボ光源部96は、反射傘98と、LED群100(R、G、BのLED100R、100G、100B)と、拡散板102とから構成されている。R、G、BのLED100R、100G、100Bは、図5(B)に示すようにマトリクス状に多数配設されている。また、拡散板102は、LED群100から出射される指向性の高い光を拡散させ、均一になるようにしている。なお、LED100R、100G、100Bの数はそれぞれ同数でなくてもよく、例えば各LED100R、100G、100Bをフル発光させた時に白色光となるような割合で配設することが好ましい。
前記ストロボ光源部96を、撮影時の補助光(ストロボ光)を発光するストロボ光源として使用する場合には、LED100R、100G、100Bを一斉に発光させるが、AF補助光として使用する場合には、被写体の色に応じてLED100R、100G、100Bのうちいずれか一種類を発光させる。これにより、電源電池の消耗を抑えることができる。
まず、被写体の測光時に得られるR、G、B信号に基づいて、CPU64は被写体の色成分のうち最も多い色が何であるかの判定を行う。例えば、赤色(R)が最も多いと認められる場合には、LED群100のうちLED100Rのみを選択してAF補助光として発光する。そして、評価値演算部88は、R成分のデータをサンプリングして評価値を算出する。したがって、S/Nが悪い信号を評価値算出に用いないから、AF補助光の到達距離を延ばすことができる。
以上説明した実施形態では、AF補助光を赤色(R)としたが、緑色(G)又は青色(B)でもよい。また、上記実施形態では、AF補助光を発光するLED25は、1個のLEDとしたが、複数個のLEDから構成したLED群であってもよい。また、発光素子としては、上記LEDの他、有機エレクトロルミネセンス、プラズマ発光素子等を適用することができる。また、上記実施形態は、撮影装置をデジタルカメラとしたが、本発明はこれに限定されることなく、カメラ付き携帯電話やカメラ付きPDA等でもよい。
本発明を適用したデジタルカメラの正面側外観を示す斜視図である。 デジタルカメラの背面側外観を示す斜視図である。 デジタルカメラの電気的な構成を示すブロック図である。 コントラストAFの動作を示す説明図である。 別の実施形態に用いられるストロボ光源部の構成を示す説明図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
16 AF補助光発光部
25,100R,100G,100B LED
81 LED制御回路
88 評価値演算部
96 ストロボ光源部
100 LED群

Claims (3)

  1. 三色のマイクロカラーフィルタを備え、撮影レンズによって結像される被写体像を各色毎の画像信号に変換して出力する撮像素子と、前記画像信号に基づいて合焦の度合を表す評価値を逐次に算出する評価値算出部と、前記撮影レンズ又は撮影レンズ中のフォーカスレンズを移動させながら評価値の変化を監視し、前記評価値がピークとなる合焦位置に撮影レンズ又は撮影レンズ中のフォーカスレンズを移動させることによりピント調節を行うフォーカス制御部とを備えた撮影装置において、
    前記三色の各単色を発光する三種類の発光素子から構成され、これらの発光素子を一斉に点灯させることにより白色光を放出する発光素子ストロボと、被写体を構成する色のうち最も多い色が前記三色のうちいずれの色であるかを判定する色成分判定手段とを設け、前記ピント調節を行う際には、前記三種類の発光素子のうち前記色成分判定手段により判定された色のAF補助光を発光する一種類の発光素子を選択して発光させるとともに、前記評価値算出部は、前記AF補助光の色に対応した画像信号をサンプリングして評価値を逐次に算出することを特徴とする撮影装置。
  2. 被写体の輝度値が所定の閾値よりも低い場合のみに、前記AF補助光を発光することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記発光素子は、LED、有機エレクトロルミネセンス、プラズマ発光素子のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1または2記載の撮影装置。
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