JP4466994B2 - 噛み込み防止ボルト - Google Patents

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本発明は、ボルトに関し、詳細には、雌ねじ部材に対する噛み込み及び焼き付きを防止した噛み込み防止ボルトに関する。
従来から、ナット等の雌ねじ部材に対して斜めに傾いた状態で挿入された場合にも、その姿勢を自らの軸部に形成されたガイド部によって適正にガイドすることにより、雌ねじ部材へ噛み込むことなくスムーズに螺入していくことができる所謂噛み込み防止ボルトが提案されている。一般的なボルトがほぼ一定径の軸部を備えているのに対し、このような噛み込み防止ボルトでは、軸部の先端に小径またはテーパ状のガイド部を形成し、そのガイド部が雌ねじ部材のねじ孔の周面に当たるようにすることによって、ボルトの姿勢が適正にガイドされるようにしている。例えば、特許文献1では、軸部の先端に小径の定径柱状部を形成し、この定径柱状部に完全ねじ山を形成し、さらに、定径柱状部の外径を雌ねじの内径の最小値とほぼ等しくしたボルトが開示されている。このような構造のボルトは、雌ねじに対して斜めに挿入された場合も定径柱状部の完全ねじ山が雌ねじのねじ山を確実に捕らえることができ、そのまま締め付けていけばリードに沿ってねじ部同士を正しく嵌め合わせていくことができるようになっている。
特開2000−18226号公報
上記のような従来技術では、雌ねじ部材に対してボルトの傾き角度が比較的小さい場合には、軸部のガイド形状によりボルトの姿勢を適正にガイドして、ボルトを雌ねじ部材の雌ねじ部に引き込むようにしてスムーズに螺入していくことができる。しかしながら、ボルトが雌ねじ部材に対して大きく傾斜している場合には、ボルトの姿勢が適正にガイドされない状態のまま、即ち傾いた状態のまま雌ねじ部材の雌ねじ部に引き込まれていく可能性があるため、ボルトがピッチずれを起こしたまま雌ねじ部材にねじ込まれていき、噛み込み及び焼き付きが発生する可能性が依然としてあるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、雌ねじ部材に対して適正な締め付け姿勢にならない限りねじ込むことができないようにして、雌ねじ部材に対する噛み込み及び焼き付きを確実に防止できる噛み込み防止ボルトを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の噛み込み防止ボルトは、頭部と、ねじ山が形成された軸部とを備え、ナット等の単一の雌ねじ部材に締め付けられるボルトであって、前記軸部は、基端側に形成された一定径の定径部と、先端側に形成され、前記定径部よりも小径でボルトの雌ねじ部材への締め付けに際して、ボルトを適正な締め付け姿勢にするためのガイド部とを備え、前記定径部の先端に形成されたねじ山はその高さをガイド部との間に形成されたねじ無し部に向かって徐々に縮径され、前記定径部に形成されたねじ山に対し、前記ガイド部に形成されたねじ山を逆ねじ形状とし、ボルトが前記雌ねじ部材の雌ねじ部に傾斜状態で挿入されたとき、ガイド部の先端のねじ山を該雌ねじ部に噛み合わせ、逆ねじによってボルトを抜き出す方向に移動させることにより、ボルトを適正な締め付け姿勢にすることを特徴とする。
また、請求項2に記載のボルトは、請求項1に記載のボルトの構成に加えて、前記軸部の定径部とガイド部との間には、ねじ山形状のないねじ無し部が所定範囲に渡って形成されていることを特徴とする。
本発明に係る噛み込み防止ボルトでは、軸部の先端側に、基端側の定径部よりも小径のガイド部が形成されており、このガイド部に形成されたねじ山が定径部に形成されたねじ山と逆ねじ形状になっている。これにより、ボルトが傾いた状態で雌ねじ部に挿入された場合には、ボルトのガイド部が雌ねじ部材の雌ねじ部に干渉するか、もしくは干渉してガイド部に形成されたねじ山が雌ねじ部材の雌ねじと噛み合うことになる。まず、ガイド部と雌ねじ部とが干渉しただけであれば、ボルトはその後雌ねじ部材に正常にねじ込まれていくことになる。次に、ガイド部のねじ山と雌ねじとか噛み合った状態となれば、ボルトを雌ねじ部材に対してねじ込み方向に回転させていくことによって、ガイド部の逆ねじ形状のねじ山と雌ねじ部との噛み合いによってボルトが雌ねじ部材から抜け出てくることになる。即ち、ボルトを雌ねじ部材に対して傾いた状態ではねじ込み不可能としたことにより、ボルトが雌ねじ部材に対して不適正な状態のままねじ込まれることがない。従って、ボルトの噛み込み及び焼き付きを確実に防止することができる。
また、軸部の定径部とガイド部との間に、ねじ山形状のないねじ無し部を所定範囲に渡って形成することにより、ボルトが傾いた状態で雌ねじ部材の雌ねじ部に挿入された場合に、ねじ無し部が雌ねじ部の内周面に干渉しても、ねじ無し部と雌ねじ部とが噛み合うことはないので、ボルトが雌ねじ部材に噛み込んでしまうことがない。従って、より確実にボルトの噛み込み及び焼き付きを防止することができる。
以下、本発明を具体化した噛み込み防止ボルトの第1の実施形態について、図を参照して説明する。まず図1及び図2を参照して、ボルト1の構造について説明する。尚、図1では、ボルト1に形成されたねじ山を簡略化して示している。図1及び図2に示すように、ボルト1は、共通の軸心に沿って延びる略六角柱状の頭部10と略円柱状の軸部15とから構成されている。軸部15は、その基端側が一定径の円柱状の定径部115となっており、定径部115の外周面には、所定ピッチのねじ山30が形成されている。このねじ山30は、ボルト1を右回転(時計回り方向へ回転)させることで雌ねじ部材にねじ込み可能な右ねじ形状となっている。また、軸部15の先端側は、定径部115よりも径が小さい円柱状で、ボルト1を後述するナットに螺入していく際にボルト1の姿勢を正しくガイドするためのガイド部116となっている。
また、定径部115先端の所定範囲、具体的にはねじ山30ピッチの3倍弱の長さの範囲では、ねじ山30の高さが軸部15の基端から先端方向に向かって徐々に低くなっており、ねじ山30の頂部を結んだねじの外形が、略15°のテーパ角度をもって縮径したテーパ状となっている。尚、該部分を含め、定径部115の谷径は一定の大きさとなっている。さらに、ガイド部116と定径部115間のごく短い範囲に渡って、略円錐台状のテーパ部117が形成されている。テーパ部117は、定径部115の谷径と等しい径を持つ円形の底部と、後述するガイド部116のねじ無し部の径と等しい径を持つ円形の頂部とを備え、底部から頂部に向かってやはり略15°のテーパ角度をもって縮径しており、その外周面にねじ山は形成されていない。
ガイド部116は、このテーパ部117の先端(頂部)から軸部15の先端方向に向かって延びており、その基端側の一部は、ねじ山の形成されていない円柱状のねじ無し部126となっている。具体的には、ガイド部116の基端側には、定径部115に形成されたねじ山30のピッチの略1.6倍の長さに渡ってねじ無し部126が形成されており、それよりも先端の領域にねじ山31が形成されている。ねじ山31は、ねじ山角度が略60°でねじ山30と同ピッチで形成されており、その谷径がねじ無し部126の径よりも小さく、外径がねじ無し部126の径よりも大きくなっている。尚、この外径は、ボルト1が螺合する雌ねじ部材の雌ねじ部の内径よりも小さく成形されている。また、ガイド部116に形成されたねじ山31は、定径部115に形成されたねじ山30に対して逆ねじ形状となっている。即ち、定径部115のねじ山30が右回転でねじ込まれていく右ねじ形状となっているのに対し、ガイド部116に形成されたねじ山31は、ボルト1が右回転することで雌ねじ部材から抜け出てくるような左ねじ形状となっている。
次に、ボルト1と雌ねじ部材であるナット100との螺合について図3及び図4を参照して説明する。ここで、図3に示すように、ナット100は、右ねじ形状の雄ねじ部材が右回転することで螺入されるものであり、ボルト1は、ナット100に対して所定角度傾いた状態でそのねじ孔110に挿入されており、軸部15先端側のガイド部116に形成されたねじ山31の内、最先端の完全ねじ山がナット100内周面の雌ねじ部105に嵌り込んでいる(噛み合っている)状態とする。また、この状態で、ボルト1が挿入される側であるナット100の開口部101の周縁部では、ボルト1の定径部115先端のねじ山30と、ナット100の雌ねじ部105とがピッチずれを起こして噛み合おうとしている。尚、図中でナット100の雌ねじ部105とボルト1の定径部115先端のねじ山30とが重なっているのは、断面で示した雌ねじ部105に対し、ねじ山30がその手前側に位置していることを示すためである。
この状態から、ボルト1をナット100に螺合させるべく回転(右回転)させると、ナット100の雌ねじ部105に噛み合っているねじ山はガイド部116のねじ山31のみであるので、ボルト1の右回転に伴ってガイド部116はナット100のねじ孔110から抜け出す方向に移動し、ガイド部116のねじ山31がナット100の雌ねじ部105に僅かでも噛み合っている限り、ボルト1は全体的にナット100のねじ孔110から抜け出す方向(図中上方)に移動することになる。ここで、ガイド部116のねじ山31と共に、定径部115先端に形成されたねじ山30もナット100の雌ねじ部105に干渉しているが、定径部115先端におけるねじ山30高さは、定径部115のその他の箇所のねじ山30高さより低く、雌ねじ部105と深く噛み合うことがない。従って、ボルト1が抜け出す方向に移動する途中に、定径部115先端のねじ山30がナット100の雌ねじ部105に噛み合うことはなく、ボルト1は円滑にねじ孔110から抜け出ることになる。また、図の状態よりもボルト1が上方に位置しかつその傾斜角度がより大きい場合に、ねじ無し部126がナット100の雌ねじ部105に干渉したときも、ボルト1とナット100とがガイド部116のねじ山31及び雌ねじ部105の噛み合い箇所以外で噛み合うことがないので、ボルト1は円滑にねじ孔110から抜け出ることになる。
また、図3の状態から、ガイド部116のねじ山31とナット100の雌ねじ部105とが噛み合った状態でボルト1を締め付け方向(右方向)に60°回転させた状態を図4に示す。図4に示すように、ボルト1の回転に伴って、ガイド部116のねじ山31上の点M1及び定径部115先端のねじ山30上の点N1がそれぞれ60°だけ移動してボルトが抜け出す方向に向かって移動しており、ガイド部116のねじ山31と雌ねじ部105とが噛み合うことにより、ボルト1が回転に伴って抜け出す方向に移動しているのが確認できる。図3中ではナット100の雌ねじ部105と重なっていた定径部115先端のねじ山30が、ボルト1を60°回転させた後はナット100の開口部101近傍まで移動しており、ナット100の雌ねじ部105と全く噛み合っていないので、ボルト1とナット100とが噛み込むもしくは焼き付くことはない。
また、詳しく図示しないが、ボルト1をねじ込む作業者等がボルト1を傾斜状態から直立させることにより、ボルト1はその自重でナット100のねじ孔110に適正な姿勢で嵌り込み、その後は通常通り締め付けられることになる。尚、ボルト1が適正なねじ込み姿勢となったときに、ボルト軸部15のガイド部116とナット100の雌ねじ部105との干渉を防止するために、ねじ山31の外径を雌ねじ部105内径よりも小さく成形しておく必要がある。また、上記のような軸部15のガイド部116に形成されたねじ山31がナット100内周面の雌ねじ部105に嵌り込んでいる(噛み合っている)状態ではない場合、例えば、ガイド部116に形成されたねじ山31がナット100内周面の雌ねじ部105に干渉しているだけの場合も同様に、ボルト1はその自重でナット100のねじ孔110に適正な姿勢で嵌り込むことになり、その後通常通りナット100に締め付けられていく。
以上説明したように、本実施形態の噛み込み防止ボルト1では、軸部15の最先端に小径のガイド部116を形成し、そのガイド部116に、定径部115に形成されたねじ山30と逆ねじ形状のねじ山31を形成した。これにより、ボルト1がナット100に対して傾斜した状態でそのねじ孔110に挿入された場合、ガイド部116のねじ山31とナット100の雌ねじ部105とが噛み合えば、ボルト1が適正な締め付け姿勢でないとして、ナット100から抜け出す方向に移動することになる。従って、ボルト1をナット100に対して適正な締め付け姿勢にしない限り、ナット100にねじ込んでいくことができないので、ボルトが傾斜状態等の不適正な状態でナットに嵌り込んでしまうことがなく、ボルトのナットへの噛み込み及び焼き付きを確実に防止することができる。
次に、図5を参照して、本発明に係る噛み込み防止ボルトの第2の実施形態について説明する。ここで、ボルト200は、上記実施の形態のボルト1と比較すると、その軸部先端に形成されたガイド部以外の形状はほぼ同一であるため、本実施形態では、ボルト200の軸部先端の形状についてのみ詳細に説明する。尚、図5は、ボルト200の軸部215の先端部分を示す部分拡大図であり、図中において上記実施形態のボルト1と共通する部材についてはボルト1のものと同じ符号を付けている。図5に示すように、ボルト200は、自身軸部215の基端側に定径部115を備えており、該定径部115には右ねじ形状のねじ山30が形成されている。また、定径部115の先端箇所では、ねじ山30の高さが徐々に低くなっており、ねじ山30の頂部を結んだねじの外形が、略15°のテーパ角度をもって縮径したテーパ状となっている。
ボルト200では、ボルト1と異なりその定径部115の先端からねじ形状のないねじ無し部226が延びている。このねじ無し部226は、定径部115の谷径と略同一径を有しており、さらにねじ無し部226の先端から円錐台状のテーパ部217が非常に短い長さをもって延びている。テーパ部217の先端からは、定径部115の谷径よりも僅かに小径のガイド部216が延設されている。ガイド部216には、ボルト1のガイド部116に形成されたねじ山31よりも高さの小さいねじ山231が形成されており、該ねじ山231は、定径部115のねじ山30に対して逆ねじ形状、即ち左ねじ形状となっている。また、ボルト1のガイド部116のねじ山31が略60°のねじ山角度で形成されていたのに対し、このねじ山231のねじ山角度は略90°に形成されている。
本実施形態のボルト200もまた、ナット等の雌ねじ部材に対して斜めに挿入された場合にも噛み込みの発生を確実に防止することができる。詳しくは、ボルト200を図示外のナットのねじ孔に傾斜した状態で挿入すると、ガイド部216に形成されたねじ山231とナットの雌ねじ部とが少なからず干渉することになるが、ボルト200ではガイド部のねじ山231を低く形成しているので雌ねじ部との噛み合いが浅くなる。それにより、本実施形態のボルト200では、ナット等の雌ねじ部材への挿入時の傾きをさらに小さく抑えることができ、ボルトをより確実に適正な締め付け姿勢でねじ込んでいくことができる。
以上説明したように、本発明に係る噛み込み防止ボルトでは、軸部の基端側に定径部を、先端側により小径のガイド部をそれぞれ形成し、このガイド部のねじ山を定径部にねじ山と逆ねじ形状としたので、ボルトが雌ねじ部材に対して不適正な、具体的には傾斜した状態で挿入されたとき、このボルトは適正な締め付け姿勢でないとして雌ねじ部材の外側へ移動させられることになる。即ち、ボルトを雌ねじ部材に対して適正な締め付け姿勢にしない限りねじ込んでいくことができないので、ボルトが傾斜状態等の不適正な状態で雌ねじ部材に嵌り込んでしまうことがなく、ボルトの雌ねじ部材への噛み込み及び焼き付きを確実に防止することができる。また、定径部とガイド部との間にねじ山形状のないねじ無し部を形成したので、ボルトが傾斜した状態で雌ねじ部材に挿入された場合に、ねじ無し部が雌ねじ部の内周面に干渉しても、ねじ無し部と雌ねじ部とが噛み合うことはないので、ボルトが雌ねじ部材に噛み込んでしまうことがない。従って、より確実にボルトの噛み込み及び焼き付きを防止することができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限られるものではなく、各種の変形が可能である。例えば、本実施の形態では雌ねじ部材としてナットを例に挙げたが、当然ながらこれ以外の雌ねじ部材にも本発明のボルトを使用することが可能である。また、本実施の形態では、ボルトの定径部においてねじ山の高さが徐々に低くなっている領域の長さ、ねじ無し部の長さ及びテーパ部の長さ等を具体的に示したが、これらは一例であって、各部分を本実施の形態で示したもの以外の長さで成形可能であることはいうまでもない。加えて、ガイド部に形成されたねじ山の形状、定径部に形成されたねじ山先端部の形状も本実施の形態のものに限定されず、適宜変更可能である。
ボルト1の側面図である。 ボルト1の軸部15の先端箇所を示す部分拡大図である。 ボルト1を傾斜した状態でナット100のねじ孔110に挿入した図である。 図3の状態からボルト1を右方向に60°回転させた状態を示す図である。 ボルト200の軸部215の先端箇所を示す部分拡大図である。
符号の説明
1 ボルト
10 頭部
15 軸部
30 ねじ山
31 ねじ山
115 定径部
116 ガイド部
126 ねじ無し部

Claims (2)

  1. 頭部と、ねじ山が形成された軸部とを備え、ナット等の単一の雌ねじ部材に締め付けられるボルトであって、
    前記軸部は、基端側に形成された一定径の定径部と、先端側に形成され、前記定径部よりも小径でボルトの雌ねじ部材への締め付けに際して、ボルトを適正な締め付け姿勢にするためのガイド部とを備え、
    前記定径部の先端に形成されたねじ山はその高さをガイド部との間に形成されたねじ無し部に向かって徐々に縮径され、
    前記定径部に形成されたねじ山に対し、前記ガイド部に形成されたねじ山を逆ねじ形状とし、ボルトが前記雌ねじ部材の雌ねじ部に傾斜状態で挿入されたとき、ガイド部の先端のねじ山を該雌ねじ部に噛み合わせ、逆ねじによってボルトを抜き出す方向に移動させることにより、ボルトを適正な締め付け姿勢にすることを特徴とする噛み込み防止ボルト。
  2. 前記軸部の定径部とガイド部との間には、ねじ山形状のないねじ無し部が所定範囲に渡って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の噛み込み防止ボルト。
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