JP4465199B2 - 電子メールシステムおよび電子メール送受信方法 - Google Patents

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Description

この発明は、受信した電子メールに、例えば3次元描画画像を貼り付けて表示することができるようにした電子メールシステム、電子メール送受信方法、電子メール送信方法、電子メール受信方法に関する。また、この発明は、前記電子メールシステムに用いられるサーバ装置、電子メールおよび記憶媒体に関する。
電子メールを用いて、テキスト文書と共に、画像や音声などを伝送することができれば非常に便利であり、従来から種々の方法が提案されている。
例えば、特許文献1(特開2002−366496号公報)には、電子メールのテキストデータと、画像データとを合成して、電子メールで配送する方法が記載されている。この特許文献1の方法においては、電子メール配送装置を設け、この電子メール配送装置に送信元からテキスト文書データや画像コンテンツのデータを送っておく。そして、電子メール配送装置において、電子メールのテキスト文書と、画像コンテンツのデータとを合成して、電子メールの宛先に配送するようにしている。
また、特許文献2(特開2000−249677号公報)には、音声付グリーティングカードのサイト内に予め用意したカードと、予め用意した音声とを組み合わせ、相手先の携帯端末へ送信するようにする方法が記載されている。
ところで、電子メールを用いて伝送して、テキスト文書と共に表示する画像が3次元画像であれば、現実に近い状態で物品等を表示することができるので、商品広告などを有効に行なえると考えられる。
インターネット上において、サーバ装置と端末装置との間でのやり取りを通じて3次元画像を表示するようにすることができるものは、例えば特許文献3(特開2002−63602号公報)や特許文献4(特開2002−42169号公報)など、従来から種々提案されている。
そこで、電子メールとして送信する記述情報を、例えばHTML(Hyper Text Markup Language)を用いてホームページと同様に作成して、商品広告のメッセージと共に、当該ホームページの記述中に、インターネット上のサーバ装置にアクセスするためのアイコンボタンなどを含めるようにすることが考えられている。これは、サーバ装置からホームページの画像などを電子メール画面にパーツ毎に読み出すると共に、テキスト文字などと一緒に再構成して、電子メールの表示ウインドウに表示するもので、HTMLメールと呼ばれている。
このHTMLメールによれば、商品広告に興味を持ったユーザは、前記アイコンボタンを操作することにより、サーバ装置にアクセスすることにより、照会商品の3次元画像を、ブラウザを用いて表示して観ることができるようになる。
上記の特許文献は、次の通りである。
特開2002−366496号公報 特開2003−18084号公報 特開2002−63602号公報 特開2003−42169号公報
しかしながら、特許文献1および2、またHTMLメールによる方法は、いずれも、電子メールのデータや音声付グリーティングカードのデータ自体に画像データや音声データを合成して、電子メールやグリーティングカードを配送するものである。このため、これら電子メールやグリーティングカードのデータ量が多くなり、ネットワーク通信のトラフィック上、好ましくないと共に、受信に時間が係るという問題がある。
また、特許文献1,2の方法においては、電子メールのデータや音声付グリーティングカードのデータ自体に画像データや音声データを合成するものであるため、画像データや音声データは、電子メールのデータや音声付グリーティングカードのデータと合成したときのものに固定されてしまう。このため、動画や種々の角度から見た3次元画像を送るようにする場合には、データ量が膨大になるという不具合もある。
これに対して、上述のHTMLメールを用いる場合には、電子メール自体は、データ量は少なくて済み、上述の不具合は回避できる。しかし、3次元画像を観るためには、ユーザは、電子メールを開いた後、アイコンボタンを押してサーバ装置にアクセスしてブラウザにより別ウインドウとして3次元画像を表示しなければならないという問題がある。
広告メールとして考えた場合、電子メールを開いたときに、対象商品が3次元画像として表示されていた方が有効である。一般に、余計な手間をかけなければならないとした場合には、ユーザは、その手間を省くおそれがあり、3次元画像という有効な広告画像がユーザに到達しないというおそれがある。
また、従来の場合、3次元画像が表示されても、表示されている画像の裏側や拡大表示など、電子メールの受信ユーザが、自分の希望に応じた画像を見たいときであっても、それら受信ユーザの希望にインタラクティブに対応して画像を変えて表示することができないという不具合もあった。
さらに、HTMLメールの場合には、電子メールのテキスト文書も、HTMLにより記述されるのが一般的である。このため、受信した電子メールに、自分内のメール文を追加したり、受信メール文を変更したりして、転送しようとしても、通常の電子メールのような感覚で簡単に、メール文を追加・変更できないという問題もある。
この発明は、以上の点にかんがみ、配信データ量は少なくて済むと共に、電子メールを開くだけで3次元画像が表示され、かつ、当該3次元画像をインタラクティブに変更表示することができ、さらに、メール文の追加・変更が可能な電子メールの送受ができるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、
電子メールを送信する送信装置と、前記電子メールを受信する受信装置と、前記受信装置とネットワークを通じて接続されるサーバ装置とからなる電子メールシステムであって、
前記送信装置は、
前記受信装置で表示される電子メール表示用ウインドウ内に、画像表示用領域を設定する記述と、前記ネットワーク上のアドレス情報を含み、当該アドレス情報に対応する前記サーバ装置からの情報の取得を指示する記述とを含む電子メールを送信する手段を備え、
前記受信装置は、
前記電子メールを受信する手段と、
前記受信した前記電子メールを画面表示するための操作がなされたときに、前記記述に含まれるアドレス情報に従って前記ネットワークを通じて前記サーバ装置にアクセスし、前記サーバ装置からの前記3次元描画表示するための基本データを取得する手段と、
表示中の3次元描画画像に対して追加・削除・変更などの改変を行なって、前記基本データを更新する機能を備える3次元描画表示のためのアプリケーションプログラムにより、前記取得した前記サーバ装置からの前記基本データに基づく3次元描画画像を、前記電子メール表示用ウインドウ内の、前記記述により設定された画像表示用領域において表示する手段と、
前記3次元描画画像の前記更新した基本データを前記サーバ装置に登録要求する手段と、
を備え、
前記サーバ装置は、
所定の画像を3次元描画表示するための基本データを、1個または複数個格納する格納部と、
前記格納部から、前記受信装置からのアクセスにより指示されたアドレスに格納されている前記基本データを読み出す手段と、
前記読み出された前記基本データを前記アクセスしてきた前記受信装置に送信する送信手段と、
前記受信装置からの前記3次元描画画像の前記更新した基本データの登録要求を受けて、登録を許可するときには、前記格納部の前記基本データを、前記登録要求された前記更新された基本データに更新する手段と、
を備えることを特徴とする電子メールシステムを提供する。
この請求項1の発明の電子メールシステムにおいては、送信装置は、受信装置で表示される電子メール表示用ウインドウ内に画像表示用領域を設定する記述と、ネットワーク上の特定のアドレス情報で示されるサーバ装置のデータ格納部からの情報の取得を指示する記述とを含む電子メール文書を送信する。
この電子メール文書を受信した受信装置は、その記述に基づきサーバ装置にアクセスする。すると、サーバ装置は、当該アクセスに基づき、予め用意している3次元描画表示のための基本データを格納部から読み出して、受信装置に送信する。
受信装置は、このサーバ装置からの3次元描画表示のための基本データを受け取って、3次元描画表示のためのアプリケーションプログラムを立ち上げる。そして、前記基本データに基づいて3次元描画画像を生成し、電子メールの記述により設定された電子メールウインドウ内の画像表示用領域に、当該3次元描画画像を表示する。
したがって、受信電子メールが開かれると、電子メールの記述に含まれる内容に基づいて、3次元描画画像が、電子メールウインドウ内の指定された画像表示用領域に即座に表示される。
そして、請求項1の発明においては、3次元描画表示のためのアプリケーションプログラムが、回転、ズームなどのユーザの操作入力を受け付けて、その操作入力に応じて3次元描画画像を変形する機能を備えているので、電子メールの受信装置においては、3次元描画画像を表示するための基本データをサーバ装置から受け取っているから、当該3次元描画表示のためのアプリケーションプログラムで3次元描画画像について、回転、拡大、縮小などのズームなどのユーザ操作入力に応じた変形表示することができる。
したがって、請求項の発明によれば、受信装置では、サーバ装置から送られてきた3次元描画表示のための基準データを用いて、受信ユーザにより操作入力に応じて、画像を回転して裏側を表示したり、拡大、縮小したりすることができる。つまり、表示画面に表示する3次元描画画像内容を、ユーザからの操作入力に応じて、対話形式に変更することが可能になる。
また、請求項1の発明によれば、サーバ装置に格納されている3次元描画画像の基本データは、電子メールの受信装置のユーザが改変することが可能である。したがって、次に、同じアドレス情報の記述を含む電子メールが送られたときには(転送も含む)、当該電子メールの受信装置では、前記更新された基本データに基づく3次元描画画像が電子メールウインドウ内の画像表示用領域に表示される。
これにより、請求項1の発明によれば、電子メールを受けた者が、前記3次元描画画像に順次に修正を加えて、次の者に転送するという使い方が可能になり、種々の用途に利用することができる。
この発明によれば、電子メールは、画像データ等は合成して配送するのではなく、単に、電子メール文書中に、ネットワーク上の特定のアドレス情報で示される前記サーバ装置のデータ格納部からのデータの取得を指示する記述を含むようにしたものを配送するので、電子メールとして配送するデータ量は非常に少なくて済む。
そして、この発明においては、受信電子メールが開かれると、電子メールの記述に含まれる内容に基づいて、3次元描画画像が、電子メールウインドウ内の指定された画像表示用領域に即座に表示され、ユーザは、サーバ装置にアクセスする操作をする必要がないと共に、ユーザに確実に3次元描画画像が提供される。このため、この発明を電子メール広告として用いた場合には、広告機能を有効に発揮することが可能である。
しかも、この発明によれば、サーバ装置から3次元描画表示するための基本データが受信装置に渡されて、受信装置では、3次元描画表示のためのアプリケーションプログラムを用いて、受信した基本データに基づいて3次元描画画像を表示するようにするので、前記3次元描画表示のためのアプリケーションプログラムに、ユーザ操作入力に応じて画像の回転、拡大、縮小などを行なう機能があれば、その機能を用いて、ユーザ操作入力に応じた対話形式の表示が行なえるという効果がある。
そして、この発明によれば、画像表示用領域が電子メールウインドウ内に設定されていて、当該画像表示用領域以外には、テキストメール文をユーザが記述可能であるので、受信ユーザは、このテキストメール文の領域を用いて、追加文を挿入したり、受信したメール文を編集変更処理したりして、他の人に当該電子メールを転送することもできる。その転送の場合でも、受信装置で表示される電子メール表示用ウインドウ内に、画像表示用領域を設定する記述と、前記ネットワーク上のアドレス情報を含み当該アドレス情報に対応する前記サーバ装置からの情報の取得を指示する記述とを含む電子メールが転送されるので、電子メールのデータ量は、ほぼ変化無く転送することができ、転送先でも、前記受信装置側と全く同様の3次元描画画像の表示態様を得ることができる。
以下、この発明による電子メールシステムの実施形態を、図を参照しながら説明する。以下に説明する実施形態は、電子メール発信サービス業者が、種々の商品の広告のための電子メールを作成し、消費者に配信する場合の例である。
[第1の実施形態]
図1は、この実施形態の電子メールシステムの概要を説明するための図であり、この実施形態では、電子メールの送信端末1と受信端末2とに加えて、サーバ装置3が関与する。少なくとも受信端末2とサーバ装置3とは、ネットワーク、この例ではインターネット4を通じて接続可能とされている。図1の例では、電子メールをインターネット4を通じて送受するために、送信端末1もインターネット4に接続されている。
なお、電子メールを配送するためのネットワークと、受信端末2とサーバ装置3とが接続されるネットワークとは異なっていてもよい。例えば、電子メールは、携帯電話網を通じて配送し、受信端末2とサーバ装置3とはインターネット4を通じて接続するようにしても良い。
この実施形態の電子メールシステムにおいては、電子メール発信サービス業者は、サーバ装置3を少なくとも備える。送信端末1は、電子メール発信サービス業者が備える場合と、広告主が備える場合とがある。
電子メール発信サービス業者は、電子メール文書として表示される広告の文字や絵(テキスト情報)と共に表示する3次元描画画像を生成するための基本データや、前記広告の文字や絵と共に音響再生するようにする音声情報等のデータを、サーバ装置3のデータ格納部に格納する。
3次元描画画像を生成するための基本データとしては、3次元描画画像を構成する点座標データや、半径と曲率とからなるデータ等が用いられる。基本データには、例えば点座標で囲まれる最小単位の多角形領域に貼り付ける色、絵柄、などの情報も含む。
これらの3次元描画表示する画像の基本データや広告音声データのそれぞれは、予め、電子メール発信サービス業者が広告主からの依頼により、広告商品に応じて、電子メール発信サービス業者がそれぞれ作成する。そして、電子メール発信サービス業者は、当該作成した3次元描画表示する画像の基本データ(以下、3次元描画基本データという)や音声データを、サーバ装置3のデータ格納部において、それぞれの広告主毎に識別可能とされる別々のメモリエリアに格納する。3次元描画基本データと音声データとを、一つの電子メール文書と共に表示および音響再生する場合には、その画像情報と音声情報との組が、一つのメモリエリアに格納される。
この例では、電子メールと共に表示する3次元描画画像は、広告商品などを、よりリアルに表現できるようにするためのものである。そして、データ格納部に格納される3次元描画基本データは、この例では、広告したい商品の3次元画像を描画表示するための基本データとされる。また、音声データは、例えば広告のメッセージ音声やBGMなどの音声のデータとされる。
そして、サーバ装置1には、この実施形態の場合には、3次元描画基本データから3次元画像を描画表示するためのアプリケーションプログラムが格納されている。後述するように、この実施形態では、3次元画像の描画表示は、電子メールの受信端末2で行なわせるようにするが、受信端末2が、当該3次元画像の描画表示のためのアプリケーションプログラムを所持していないときに、当該受信端末2にそのアプリケーションプログラムをダウンロードするためである。
そして、サーバ装置1においては、前記3次元描画基本データや音声データ、また、それらの組が格納されているそれぞれのメモリエリアに対して、この例では、インターネット4上のアドレスであるURL(UNIFORM RESOURCE LOCATOR)を、一意に対応して割り付けて管理するようにしている。
電子メール発信サービス業者は、上述のように、広告しようとする商品を説明するための3次元画像の基本データや音声データをサーバ装置3のデータ格納部に格納し、その格納メモリエリアごとにURLを割り付けた後、広告主の依頼に従って、広告用の電子メール文書を作成する。
この場合に、この電子メール文書は、当該広告しようとする商品を説明するための3次元画像の基本データや音声データが格納されているURLから、それらの情報の取得をするように指示する記述を含むものとして作成する。さらに、この例においては、この電子メールの前記記述には、受信端末2での電子メール表示領域内における画像表示用領域を指示する画像表示領域指定情報を含むものとされる。
そして、電子メール発信サービス業者がメール発信を行なう場合には、送信端末1から受信端末2に宛てて当該電子メールを送信するようにする。受信端末2は、この電子メールを受信し、当該電子メールを開く操作をユーザが行なうと、前記記述に含まれるURLに対して、インターネット4を通じてアクセスする。
これに対して、当該URLによりアクセスされるサーバ装置3は、そのURLで指示されるメモリエリアを識別して、そのメモリエリアに格納されている3次元画像の描画表示のための基本データや音声データを読み出す。そして、サーバ装置3は、読み出した3次元描画基本データおよび音声データを、アクセスしてきた受信端末2に送る。
受信端末2とサーバ装置3との接続は、前記サーバ装置3にアクセスして、前記情報を受信したら切断するようにしても良いが、この例においては、受信端末2とサーバ装置3との間でのデータの送受が自由にできるようにするため、電子メールを開いている間は両者の接続は維持される。
前述したように、3次元描画表示を行なうために、3次元描画処理機能を備える画像表示アプリケーションプログラム(以下、ビューワと呼ぶ)が必要である。この例では、ビューワとしては、3次元描画基本データに基づいて所定の3次元画像を描画表示することができるだけでなく、画像の回転、移動、拡大、縮小、画像中のオブジェクトの色変更や画像中のオブジェクトの移動などのユーザ操作入力を受け付けて、前記3次元描画基本データに基づいて、ユーザ操作入力に応じた回転、拡大、縮小などの変更をした結果の3次元画像を描画表示することができる機能を備えているアプリケーションプログラムを用いる。
例えば、ユーザ操作入力により、画像の拡大指示があったときには、受信端末2は、基本画像情報に基づいてビューワにより画像を拡大して表示するようにする。また、商品の側面や裏側を見るため等の要求のための画像の回転指示があったときには、受信端末2は、基本画像情報に基づいてビューワにより画像として、指示されたように回転したものを表示する。
こうして、受信端末2の画面の画像としては、ユーザが指示した通りの、例えば拡大画像や回転画像が表示される。
この実施形態では、受信端末2は、サーバ装置3からの情報を受信すると、その受信情報に含まれる3次元描画基本データをバッファメモリに格納すると共に、3次元描画表示を行なうためビューワを起動させる。そして、サーバ装置3から受信した3次元描画基本データを用いて3次元画像を描画して、メール用アプリケーションプログラム(以下メーラという)により表示されている電子メール表示用ウインドウ内の、前記電子メールの記述に含まれる画像表示領域指定情報で指定される画像表示用領域に表示するようにする。
また、この例においては、サーバ装置3は、前述したように、受信端末2に送る情報に音声情報を含めることができる。受信端末2は、サーバ装置3から受信した音声情報は、電子メール文書の画面表示と共に、音響再生する。
また、この実施形態における電子メールは、受信端末2が他の受信端末2に転送することができるが、その場合にも、当該電子メールを受信した他の受信端末2は、送信端末1から電子メールを受信した受信端末2と全く同様にして、3次元描画画像の表示や音声再生を伴う電子メールの受信ができる。
上述のように、図1の構成の実施形態の電子メールシステムによれば、画像データや音声データを含まないデータ量が少ない電子メールデータを配送するだけで、3次元画像や音声付の電子メールを実質的に受信端末2は受信することができる。
また、上述のように、ユーザの操作入力に応じて3次元画像を変更表示することが可能であるので、電子メールに伴う3次元画像を、インタラクティブに変更することが可能である。
次に、この実施形態の電子メールシステムの各装置の詳細例を、以下に説明する。
<送信端末および受信端末のハードウエア構成例>
送信端末1および受信端末2は、この例では、パーソナルコンピュータで構成されるもので、例えば、図2に示すように、システムバス100に対してCPU(Central Processing Unit)101と、プログラムROM(Read Only Memory)102と、ワークRAM(Random Access Memory)103と、ハードディスクドライブなどからなるメモリ装置104と、ディスプレイコントローラ105と、通信インターフェース106と、キーボードインターフェース107と、マウスインターフェース108と、オーディオデコード部109とが接続されている。
ディスプレイコントローラ105には、液晶ディスプレイなどのディスプレイ110が接続され、CPU101による表示制御動作に基づいて、種々の表示画面が表示される。また、通信インターフェース106は電話回線などの通信回線を介してインターネット4に接続され、この例ではインターネット4を通じた電子メールの授受や、サーバ装置3との間で通信路を形成するために用いられる。
キーボードインターフェース107には、キーボード111が接続されている。また、マウスインターフェース108には、ポインティングデバイスとしてのマウス112が接続されている。
また、オーディオデコード部109には、D/A変換器113が接続され、オーディオデコード部109からのデジタルオーディオデータが、このD/A変換器113によりアナログオーディオ信号に変換され、オーディオアンプ114を通じてスピーカ115に供給されて、オーディオ信号が音響再生される。
メモリ装置104には、電子メール用のソフトウエア(メーラ)や、Webブラウザ、および3次元描画画像表示用のソフトウエア(ビューワ)などのアプリケーションプログラムが格納されていると共に、種々のデータが格納されている。
送信端末1が使用するメーラとしては、この例では「Outlook Express(登録商標)」が用いられ、また、Webブラウザとしては、「Internet Explorer(登録商標)」が用いられる。
受信端末2においても、メーラとして「Outlook Express(登録商標)」が用いられ、また、Webブラウザとして「Internet Explorer(登録商標)」が用いられる。ただし、送信端末1と受信端末2とで、同じメーラやブラウザを使用する必要は原則としてない。
送信端末1および受信端末2で用いられるビューワとしては、この例では、例えば、「Viewpoint Media Player(登録商標)」が用いられる。送信端末1では、電子メールを作成する際に、受信端末2に送る3次元画像を確認表示するために、当該ビューワが用いられる。
上述のこの例のメーラの場合、送信端末1では、HTML形式で記述された「ひな形」を、電子メール文書中に貼り付けることが可能である。「Outlook Express(登録商標)」では、予め、幾つかの「ひな形」が用意されており、ユーザは、それを利用することができる。この用意されている「ひな形」には、HTML形式の記述により画像を表示することができるものもある。
HTML形式の記述により画像を表示することができるようにした「ひな形」が貼付された電子メールを受信した端末では、当該「ひな形」部分においてWebブラウザ機能(メーラがブラウザ機能を有する場合には、それが用いられ、メーラにブラウザ機能がない場合には、ブラウザのアプリケーションプログラムが起動される)によりHTML形式の記述に直接的に従って画像表示をして、当該「ひな形」の画像を表示するようにする。
この実施形態では、3次元画像を電子メールの受信側で表示することができるようにするためには、このHTML形式の記述によって直接的に画像を描画して表示するのではない。
この実施形態では、この「ひな形」として、受信端末2で表示される電子メール表示用ウインドウ内に、画像表示用領域を設定する記述と、前記サーバ装置3のデータ格納部の画像情報や音声情報が格納されたメモリエリアに対応するURLの記述とを、HTML形式で記述したものを、予め送信端末1のメモリ装置104に格納して保持しておく。
受信端末2で表示される電子メール表示用ウインドウ内に、画像表示用領域を設定する記述としては、HTMLにおいて、所定の大きさの画像表示用領域をウインドウ内に挿入する形式のインラインフレームのタグ<IFRAME>を使用する。
このインラインフレーム内に表示される内容は、SRC属性で指定されるが、この実施形態では、そのSRC属性として、表示したい3次元画像の基本データが格納されているサーバ装置1のURLが記述される。したがって、この「ひな形」のHTMLの記述は、前記URLから、前記3次元描画基本データや音声情報などのデータの取得を指示することを意味する。
この実施形態における「ひな形」の一例を図3に示す。この図3の例の、「ひな形」においては、インラインフレームの記述として、高さ(height)が261ピクセル分、幅(width)が400ピクセル分の画像表示用領域を指定する画像表示用領域指定情報が記述されていると共に、例えば「src=“http://www.melon.・・・・・”」なるサーバ装置3の特定のメモリエリアのURLを指定する記述が含まれている。
この図3の例の「ひな形」においては、電子メール表示用ウインドウ内において、画像表示用領域の位置が指定されている訳ではなく、例えば電子メール表示用ウインドウのトップから、前記高さおよび幅の画像表示用領域が設定されることになる。このインラインフレームで指定された画像表示用領域以外では、通常の電子メールと同様にして、テキスト文書や絵などを記述することができる。
また、図4は、「ひな形」の他の例である。この例の「ひな形」は、画像表示用領域の位置を、スタイルシートのタグ<DIV style=・・・・>により指定するようにした場合の例である。
図4の例では、インラインフレームで指定される画像表示用領域の基準位置が、電子メール表示用ウインドウのトップの左上隅に指定されている。また、図4の例では、メール文「あけましておめでとう・・・・」がHTML形式により記述されており、そのメール文の電子メール表示用ウインドウ内の表示位置も、スタイルシートにより位置指定されている。
この例のメーラの場合、それを起動して送信メールの作成を選択すると、図5に示すようなウインドウ画面が開き、そのメニューバーの中の「メッセージ」を、マウス112によりクリックすると、図5に示すようなプルダウンメニューが開き、そのメニュー項目の一つとして「ひな形」が含まれる。さらに、この「ひな形」をマウス112で指示すると、図5に示すように、ひな形として選択できるものの一覧がプルダウンメニュー形式に表示される。そこで、この一覧から特定の一つの「ひな形」を選択すると、それが送信しようとする電子メールの送信情報中に含められる。
なお、図5のプルダウンメニューの一覧の「ひな形の選択」をマウス112により選択すると、図6に示すように、「ひな形」のファイルの格納場所と、各「ひな形」のメニュー欄と共に、必要に応じてプレビューを行なうプレビュー欄を備えるウインドウが表示される。そこで、この「ひな形」選択のウインドウ画面を通じて、プレビューをしながら「ひな形」の選択をすることもできる。
この場合、プレビューをする「ひな形」として、この実施形態で使用するURLを含む「ひな形」を選択すると、送信端末1は、当該URLにネットワーク4を通じてアクセスする。サーバ装置3は、このアクセスに応じて、当該URLに対応するメモリエリアに格納されている3次元描画基本データを読み出し、送信端末1に送る。サーバ装置3は、データ格納部に音声情報が格納されている場合には、その音声情報も送信端末1に送る。
送信端末1は、このサーバ装置3からの情報を受信して、ビューワを起動し、サーバ装置3から受信した3次元描画基本データを用いて、3次元画像をプレビューの画面に描画表示する。これにより、ユーザが送信しようとする電子メールに貼り付けられる3次元画像をプレビューすることができる。
したがって、送信端末1では、図6に示す「ファイルの場所」としての「Stationery」に、上述のURLを含む、新規に作成した「ひな形」を格納しておくことにより、電子メール文書の作成時に、当該新規に作成した「ひな形」を電子メール文書に貼り付けることができる。
<サーバ装置のハードウエア構成例>
次に、サーバ装置3のハードウエア構成例を図7に示す。この図7のサーバ装置3は、基本的にはパーソナルコンピュータからなるものである。
この例では、サーバ装置3は、図7に示すように、システムバス200に対してCPU201と、プログラムROM202と、ワークRAM203と、例えばハードディスクドライブなどからなるメモリ装置204と、通信回線に接続される通信インターフェース205と、受信データ解析部206、送信データ生成部207と、URL−メモリエリア対応記憶部208と、アプリケーション格納部209とが接続されている。
なお、受信データ解析部206、送信データ生成部207は、ソフトウエアとして実現することもできる。また、URL−メモリエリア対応記憶部208、アプリケーション格納部209は、メモリ装置204の一部の記憶エリアに設けることもできる。
そして、この実施形態においては、メモリ装置204には、電子メール発信サービス業者が広告主からの依頼により作成したそれぞれの画像の3次元画像描画のための基本データや音声データが格納される。URL−メモリエリア対応記憶部208には、当該基本データや音声データが格納されたメモリ装置204のメモリエリアのアドレスと、そのメモリエリアに割り付けられたURLとの対応(例えば対応テーブル情報)が記憶されている。
前述したように、電子メール発信サービス業者は、作成した画像情報や音声情報が格納されているメモリ装置204のメモリエリアに対応するURLを含む図3、図4に示したような記述を、送信端末の電子メール用のソフトウエアについての「ひな形」として用意するものである。
受信データ解析部206は、サーバ装置3が受信端末2からのアクセスを受信したときに、いずれのURLにアクセスしてきたかを検出し、その検出結果を用いてURL−メモリアドレス対応記憶部208を検索し、メモリ装置204のうちの、受信したURLに対応するメモリエリアを識別し、当該識別したメモリエリアから3次元描画基本データや音声データを読み出し、送信データ生成部207に転送する。
送信データ生成部207は、転送されてきた3次元描画基本データや音声データを受け取って、受信端末2に送信する形式の送信データを生成し、生成した送信データを通信インターフェース205を通じて受信端末2に送信するようにする。
アプリケーション格納部209には、この実施形態で用いる3次元描画表示用のアプリケーションプログラムが格納されている。受信端末2が当該アプリケーションプログラムを所持しておらず、そのダウンロードをサーバ装置3に要求してきたときに、CPU201は、当該アプリケーションプログラムを、アプリケーション格納部209から読み出し、送信データ生成部207および通信インターフェース205を通じて受信端末2に送るようにする。
<電子メール送受信動作>
(1) 電子メールの作成および送信
この実施形態における電子メール文書作成から送信までの動作を、以下に説明する。図8は、このときの電子メール作成および送信の処理を説明するためのフローチャートである。
送信端末1においては、先ず、電子メール用のアプリケーションが起動され、新規電子メールの作成画面が表示される(ステップS101)。
次に、端末装置1のCPU101は、前述の図5および図6を参照して説明したようにしてメニューバーの「メッセージ」が選択され、その中の「ひな形」が選択されたか否か判別する(ステップS102)。
ステップS102において、「ひな形」が選択されたと判別したときには、端末装置1のCPU101は、図5のプルダウンメニューあるいは図6の一覧メニューから選択された「ひな形」を、電子メール文書の入力画面の指定位置に貼り付ける(ステップS103)。これにより、電子メール表示用ウインドウ画面中に、3次元描画画像の画像表示領域が設定される。電子メール文書の画面においては、画像表示領域外に、メール文書のテキスト入力が可能となる。
次に、送信端末1のCPU101は、キーボード111を通じたユーザによるテキスト入力がなされたか否か判別し(ステップS104)、テキスト入力がなされたと判別したときには、そのテキスト入力を受け付けて、入力された文字を電子メール文書の入力画面に表示する(ステップS105)。ステップS102で、「ひな形」が選択されなかったと判別したときにも、ステップS103を飛ばして、ステップS104に進む。
このステップS105の次には、送信端末1のCPU101は、送信指示がなされたか否か判別する(ステップS106)。ステップS104で、テキスト入力がなされなかったと判別したときにも、ステップS105を飛ばして、ステップS106に進む。
ステップS106で、送信操作がなされていないと判別したときには、送信端末1のCPU101は、ユーザが電子メール文書の作成を中止する操作をしたか否か判別し(ステップS107)、当該中止する操作をしていないと判別したときには、ステップS102に戻る。
また、ステップS107で、電子メール文書の作成を中止する操作がなされたと判別したときには、送信端末1のCPU101は、この電子メール作成および送信の処理ルーチンを終了する。
また、ステップS106で、送信操作がなされたと判別したときには、CPU101は、電子メール送信を実行し、この処理ルーチンを終了する。
図9は、このときに作成される送信メール文書画面の一例を説明するための図である。この図9の例は、図3の例の「ひな形」が用いられた場合の例で、画像表示用領域は、電子メール表示用ウインドウ内のメール表示領域のトップの所定領域ARとされている。
そして、図9の例においては、この領域ARの下の領域に、ユーザがキーボードを用いて入力したテキスト文字によるメール文が記述されている。なお、テキスト文字だけではなく、絵なども領域ARの下の領域に記述することが可能である。前述したように、領域ARの外の領域に表示されているメール記述部分は、自由に入力することができる部分であり、当該電子メールを受信した者も、通常の電子メールの場合と同様にして、削除、変更、追加などの編集を行なうことができる。
この送信端末1の場合においても、メール送信前においては、「ひな形」のHTML形式の記述により、当該記述に含まれるURLに対してアクセスを行なうことで、当該電子メールによる受信側での画面のプレビューを行なうことができる。つまり、領域ARには、サーバ装置3から送られてくる3次元描画基本データによる3次元画像が表示されると共に、音声情報がサーバ装置3からのデータに含まれている場合には、当該音声がスピーカ115で音響再生されて、放音される。
<電子メールの受信>
以上のようにして送信された電子メールは、受信端末2で受信される。そして、この受信端末2において、ユーザが、電子メール用のソフトウエアを起動し、受信トレイの中から、当該電子メールを選択指示することにより、受信端末2のディスプレイ110において、表示される。
図10は、受信した電子メールをディスプレイ110の画面に表示するときの処理を説明するためのフローチャートである。この図10のフローチャートは、電子メール用ソフトウエアが起動されている状態における処理動作である。
先ず、受信トレイが選択されて、その受信トレイの中の一つの受信電子メールが選択状態になったか否か判別し(ステップS201)、そうでなければ、その他の処理を行なう。
また、ステップS201で、受信トレイが選択されて、その受信トレイの中の一つの受信電子メールが選択状態になったと判別したときには、受信端末2のCPU101は、当該選択された受信メール文書を表示する(ステップS202)。そして、当該受信メール中に、URLを含むHTML形式の記述部分があるか否か判別し(ステップS203)、URLを含むHTML形式の記述部分がないと判別したときには、他の受信メールの選択指示がなされたか否か判別する(ステップS204)。
ステップS204で、他の受信メールの選択指示がなされたと判別したときには、受信端末2のCPU101は、ステップS202に戻って、当該選択指示された受信電子メール文書を表示する。
また、ステップS204で、他の受信メールの選択指示がなされていないと判別したときには、受信トレイについての処理以外の処理が選択されたか否か判別し(ステップS205)、受信トレイについての処理以外の処理が選択されたと判別したときには、受信した電子メール文書の表示を終了し、選択された処理へ移行する。このとき、受信端末2とサーバ装置3と接続されている場合には、CPU101は、サーバ装置3との接続を切断する(ステップS206)。ステップS205で、受信トレイについての処理以外の処理が選択されてはいないと判別したときには、CPU101は、ステップS204に戻る。
また、ステップS203で、URLを含むHTML形式の記述部分があると判別したときには、受信端末2のCPU101は、この例のメーラが備えるブラウザ機能により当該HTML形式の記述部分を解釈し、そのHTMLの記述に含まれるURLにアクセスする(ステップS207)。
このURLに対するアクセスにより、受信端末2は、サーバ装置3に接続され、前述したように、サーバ装置3からは、当該URLに対応するメモリエリアに格納されている3次元描画基本データや音声データが送られてくる。
受信端末2は、サーバ装置3からの、これらの情報を受信し(ステップS208)、ビューワを立ち上げて(ステップS209)、受信した3次元描画基本データを用いて3次元画像を、電子メール表示用ウインドウ内の、設定されている画像表示用領域に描画表示する(ステップS210)。このとき、サーバ装置3からの情報に音声情報が含まれている場合には、スピーカにより音響再生する。
なお、このとき、画像表示のためのソフトウエアとしてのビューワを受信端末2が備えていない場合には、3次元描画基本データによる3次元画像描画表示が行なわれない。しかし、前述もしたように、この実施形態では、電子メール文書中に表示される、ビューワの取得指示をユーザが操作することにより、サーバ装置3から当該ビューワのソフトウエアプログラムを取得することができる。
次に、CPU101は、電子メール文書中に表示される画像に関連するユーサ操作指示が、電子メール表示用ウインドウを通じて入力されたか否か判別し(ステップS211)、ユーサ操作指示が入力されたと判別したときには、ビューワは、当該ユーザ操作指示を判別し(ステップS212)、その後、ステップS210に戻って、当該ユーザ操作指示を3次元画像に反映させる描画表示をする。
ステップS211で、電子メール文書中に表示される3次元画像に関連するユーサ操作指示が、電子メール表示用ウインドウを通じて入力されてはいないと判別したときには、他の受信メールの選択指示がなされたか否か判別する(ステップS213)。
ステップS213で、他の受信メールの選択指示がなされたと判別したときには、受信端末2のCPU101は、ステップS202に戻って、当該選択指示された受信電子メール文書を表示する。
また、ステップS213で、他の受信メールの選択指示がなされていないと判別したときには、受信トレイについての処理以外の処理が選択されたか否か判別し(ステップS214)、受信トレイについての処理以外の処理が選択されたと判別したときには、受信した電子メール文書の表示を終了し、選択された処理へ移行する。このとき、受信端末2とサーバ装置3と接続されている場合には、CPU101は、サーバ装置3との接続を切断する(ステップS215)。ステップS214で、受信トレイについての処理以外の処理が選択されてはいないと判別したときには、CPU101は、ステップS210に戻り、3次元画像描画表示を伴う電子メールの表示を継続する。
図11は、上述した受信端末2における電子メールの受信時において、ネットワークを通じて受信端末2と接続されるサーバ装置3での処理を示すフローチャートである。
サーバ装置3のCPU201は、受信端末2からのアクセスを受信するのを待ち(ステップS301)、受信端末2からのアクセスを受信したと判別したときには、どのURLにアクセスしてきたかにより、送信する3次元描画基本データや音声データの格納メモリエリアを識別する(ステップS302)。
そして、送信するデータの格納メモリエリアを識別したら、CPU201は、送信すべき3次元描画基本データや音声データをメモリ装置204から読み出し、アクセスしてきた受信端末2に送信する送信データを送信データ生成部207で生成し(ステップS303)、生成した送信データを通信ネットワーク205を通じて送信する(ステップS304)。
そして、CPU201は、受信端末2からビューワのプログラムの取得要求を受信したか否かを判別し(ステップS305)、当該取得要求を受信したと判別したときには、ビューワのプログラムを受信端末2にダウンロードする(ステップS306)。そして、この処理ルーチンを終了する。また、ステップS305で、ビューワのプログラムの取得要求を受信しなかったと判別したときには、そのままこの処理ルーチンを終了する。
<受信した電子メール文書の画像表示例>
図12〜図15は、受信端末2における受信した電子メールの画像表示の一例を示すものである。
図12の例は、図3の「ひな形」が用いられた電子メールによる受信電子メール表示用ウインドウ画面の例である。この例においては、電子メール文書文字列部分21の上部には、前述した「ひな形」中に記述されている画像表示領域指定情報により設定された領域22において、サーバ装置3から送られた3次元描画基本データが用いられて描画表示された3次元描画画像が表示される。この領域22の3次元描画画像は、実際には、指輪が回転する3次元動画像とされるものである。
この図12の画面において、領域22に3次元画像が表示されないときには、「3Dが表示されない方はこちらをご覧下さい」という指示文字の内の「こちら」をユーザがクリックすると、3次元画像表示用のアプリケーションプログラム(ビューワ)のサーバ装置3からのダウンロードを促す画面が表示され、その指示に従うことにより、ビューワのアプリケーションプログラムがサーバ装置3からダウンロードされ、領域22に3次元画像を表示させることができる。
そして、この図12において、指輪の画像を、例えばマウスによりドラッグして、任意の方向に動かすと、その方向に指輪を移動させることができる。したがって、ドラッグしたまま、回転移動させるようにすると、指輪を任意の方向から見た3次元描画画像が表示される。また、指輪をクリックすると、指輪を拡大表示することができ、再度、クリックすると元の大きさに戻すこともできる。
また、図12の電子メール文字列部分21内にも記述されているように、この電子メールは、転送が可能であり、転送先の受信端末2においても、上述と同様にして、サーバ装置3にアクセスすることにより3次元画像22を伴う電子メールの受信画像表示となる。また、電子メール文書文字列部分21には、受信者がメール文書を追加、変更することが可能である。
図13の例は、図4の「ひな形」が用いられた電子メールによる受信電子メール表示用ウインドウ画面の例である。この図13の例においては、前述した「ひな形」中に記述されている画像表示領域指定情報により設定された領域24において、サーバ装置3から送られた3次元描画基本データが用いられて描画表示された3次元描画画像が表示される。この例では、折鶴が羽を羽ばたいている3次元画像が表示される。
この領域24においても、折鶴をドラッグして回転させると、折鶴をそのドラッグにしたがって回転移動させることができると共に、クリック操作などにより、拡大・縮小をすることができる。
そして、その領域24の下側に、スタイルシートにより指定された領域25においてHTML形式で記述されたメール文が表示される。なお、この領域25のメール文は、受信ユーザは変更できない。しかし、領域24および25以外の領域に、通常の電子メール文を記述することはできる。
図14および図15は、受信端末2における受信した電子メールの画像表示の他の例を示すものである。
図14に示すように、この例は、URLを含むHTMLによる記述によって、サーバ装置3から送られる3次元画像が、広告主のホームページ状のものとなっている場合である。このホームページ状の画面には、ユーザが操作入力が可能な機能が種々記載されている。図14においては、点線で示した矩形領域が、電子メールの記述により設定された画像表示用領域で、この画像表示用領域に3次元画像が表示されている。
図15は、この図14の画面において、ユーザが画像を回転させる操作をすると共に、本をクリックする動作を行なったときの、3次元画像を示している。すなわち、本が回転されると共に、ページが開かれた画像が表示される。図15は、ページを開く動作を示すために、ページを開く動作の途中の画面を示しているが、実際には、本のページが開かれる3次元動画(3次元アニメーション)が表示されるものである。なお、図15の例は、この例のビューワが備えるハイパービュー表示機能が用いられて、指定された画像表示領域を超えて表示されているかのごとき表示がなされる場合である。
[第1の実施形態の変形例]
第1の実施形態で用いられているビューワには、3次元描画画像内に文字を打ち込んだり、3次元画像を修正したりする改変機能をも備わっている。
そこで、この変形例においては、当該機能により3次元画像に文字を打ち込んだり、修正したりしたものを、サーバ装置3に登録することができるようにする。すなわち、受信ユーザは、電子メールで受信した3次元画像に対して、上述のような追加、修正を加えて改変した場合に、当該改変後の3次元画像の登録要求をサーバ装置3に送るようにする。
サーバ装置3では、当該改変後の3次元画像の登録要求を認めるか否かの判定を行ない、認めるとしたときに、その旨を受信端末2に送る。すると、受信端末2は、当該改変後の3次元画像についての基本データをサーバ装置3に送る。サーバ装置3は、当該URLのメモリエリアの基本データを、受信した基本データに更新する。このとき、更新前の基本データは、削除せずに、アドレスを変化させて保存させておくようにすると良い。
3次元画像の登録を認めるか否かは、例えば登録要求してきた受信ユーザが、予めサーバ装置3において改変を認められた者として登録されている者であるかどうかにより、行なう。また、サーバ装置3に常に管理者がついており、当該管理者が、改変後の3次元画像をチェックして、登録を許可するか否かを判断するようにしても良い。その他、種々の判定方法を用いることができる。
この場合には、電子メールを受け取った者が、必要な改変を行って、当該電子メールの次の受信者に転送するなどの処理ができることになる。なぜなら、改変された3次元画像の登録が認められたときには、転送後の電子メールに対して送られる基本データは、改変された3次元画像の基本データに更新されているからである。
この機能を用いると、例えば、ある商品の発注者が、受注者からの商品の3次元画像表現されたモックアップを電子メールにおいて見て、それを修正して、受注者に戻すような使用態様が可能になる。
また、ある商品の開発において、複数人の開発者に対して、電子メールにより商品の基本デザインに基づく3次元画像を電子メールとして送り、それら複数人の開発者の意見を取り入れたデザイン修正などができるというメリットもある。
[第2の実施形態]
上述の第1の実施形態では、受信端末2において、ビューワにより3次元画像の描画表示を行なうようにしたが、第2の実施形態では、サーバ装置3で3次元画像の描画を行なって、その描画結果の画像情報を、アクセスしてきた受信端末2に送るように構成する。
図16は、この第2の実施形態におけるサーバ装置3のハードウエア構成例であり、図7に示した構成に、さらに描画データ生成部210がシステムバス200に接続されるものである。描画データ生成部210は、CPU201がROM202のプログラムにしたがったソフトウエア処理として実現することもできる。
描画データ生成部210は、アプリケーション格納部209に格納されている、あるいはROM202に格納されている3次元描画処理機能を備えるビューワを用いて、メモリ装置204に格納されている基本画像情報を用いて3次元描画画像を生成する。サーバ装置3は、当該3次元描画処理結果の画像データを受信端末2に送信するようにする。
送信端末1および受信端末2のハードウエア構成は、前述の第1の実施形態と同様である。この第2の実施形態では、受信端末2では、画像表示アプリケーションとしては、3次元描画処理機能を備える必要はなく、サーバ装置3から送られてくる3次元描画処理結果の画像データに基づく画像を表示することができるものであれば良い。
電子メールの作成および送信処理は、この第2の実施形態においても第1の実施形態と同様である。しかし、電子メール受信時の受信端末2における処理およびサーバ装置3における処理が、第1の実施形態の場合とは異なる。
<電子メールの受信>
図17は、受信した電子メールを受信端末2のディスプレイ110の画面に表示するときの処理を説明するためのフローチャートである。この図17のフローチャートは、電子メール用ソフトウエアが起動されている状態における処理動作である。
この図17において、ステップS401からステップS407までも処理ステップは、図11におけるステップS201からステップS207までの処理ステップと全く同じであるので、ここでは、その説明は、省略する。
この第2の実施形態においても、ステップS403で、URLを含むHTML形式の記述部分があると判別したときには、受信端末2のCPU101は、Webブラウザを立ち上げて、当該HTML形式の記述部分を解釈し、そのHTMLの記述に含まれるURLにアクセスする(ステップS407)。このURLに対するアクセスにより、受信端末2は、サーバ装置3に接続される。
この第2の実施形態においては、サーバ装置3は、受信端末2からの当該URLに対するアクセスを受けると、当該URLに対応するメモリ装置204のメモリエリアに格納されている3次元描画基本データを読み出して、描画データ生成部210で、3次元描画画像データを描画生成する。そして、その3次元描画画像データを送信データ生成部207に送る。送信データ生成部207では、この3次元描画画像データと、前記URLに対応するメモリ装置204のメモリエリアに格納されている音声データとを含む送信データを生成し、生成した送信データを受信端末2に送る。
そこで、受信端末2は、サーバ装置3からの情報を受信し(ステップS408)、ビューワを立ち上げて(ステップS409)、受信した3次元描画画像データによる画像を、電子メール文書画面内の、指定されている画像表示領域に表示する。このとき、サーバ装置3からの情報に音声情報が含まれている場合には、スピーカにより音響再生する(ステップS410)。
なお、このとき、画像表示のためのソフトウエアを受信端末2が備えない場合には、画像データによる画像表示が行なわれない。しかし、電子メール文書中に表示される、当該画像表示のためのソフトウエアの取得指示をユーザが操作することにより、サーバ装置3から当該画像表示のためのソフトウエアプログラムを取得することができる。
次に、CPU101は、電子メール文書中に表示される画像に関連するユーサ操作指示が、電子メール文書表示画面を通じて入力されたか否か判別し(ステップS411)、ユーサ操作指示が入力されたと判別したときには、URLで示されるサーバ装置3にユーザ操作指示情報を送信する(ステップS412)。
この第2の実施形態では、サーバ装置3は、このユーザ操作指示を受信すると、当該ユーザ操作指示に応じた3次元描画処理を行ない、その処理結果の画像データを受信端末2に送る。そこで、受信端末2では、サーバ装置3からの画像データを受信し(ステップS413)、その後、ステップS410に戻り、当該受信した画像データによる画像を、電子メール文書画面内の、指定されている画像表示領域に表示する。つまり、画像をストリーミング再生する。
ステップS411で、電子メール文書中に表示される画像に関連するユーサ操作指示が、電子メール文書表示画面を通じて入力されてはいないと判別したときには、他の受信メールの選択指示がなされたか否か判別する(ステップS414)。
ステップS414で、他の受信メールの選択指示がなされたと判別したときには、受信端末2のCPU101は、ステップS402に戻って、当該選択指示された受信電子メール文書を表示する。
また、ステップS414で、他の受信メールの選択指示がなされていないと判別したときには、受信トレイについての処理以外の処理が選択されたか否か判別し(ステップS415)、受信トレイについての処理以外の処理が選択されたと判別したときには、受信した電子メール文書の表示を終了し、選択された処理へ移行する。このとき、受信端末2とサーバ装置3と接続されている場合には、CPU101は、サーバ装置3との接続を切断する(ステップS416)。ステップS415で、受信トレイについての処理以外の処理が選択されてはいないと判別したときには、CPU101は、ステップS410に戻る。
図18は、第2の実施形態において、上述した受信端末2における電子メールの受信時において、ネットワークを通じて受信端末2と接続されるサーバ装置3での処理を示すフローチャートである。
サーバ装置3のCPU201は、受信端末2からのアクセスを受信するのを待ち(ステップS501)、受信端末2からのアクセスを受信したと判別したときには、どのURLにアクセスしてきたかにより、送信する画像データや音声データの格納メモリエリアを識別する(ステップS502)。
そして、送信するデータの格納メモリエリアを識別したら、CPU201は、メモリ装置204から送信すべき3次元画像の基本データを読み出して、描画データ生成部210で、3次元画像データを描画生成する(ステップS503)。そして、その画像データを、送信データ生成部207に送り、当該画像データと、前記URLに対応するメモリ装置204のメモリエリアに格納されている音声データとを含む送信データをこの送信データ生成部207で生成し(ステップS504)、生成した送信データを、アクセスしてきた受信端末2に送信する(ステップS505)。
そして、CPU201は、受信端末2からユーザ操作入力情報を受信したか否か判別し(ステップS506)、ユーザ操作入力情報を受信したと判別したときには、ユーザ操作入力情報に応じて、描画データ生成部211において画像データを加工し(ステップS507)、ステップS503に戻り、当該加工した画像データ等を受信端末2に送信する(ステップS504)。
ステップS506で、受信端末2からユーザ操作入力情報を受信しなかったと判別したときには、CPU201は、ネットワークを通じた受信端末2との接続が切断されたか否か判別し(ステップS508)、切断されたと判別したときには、この処理ルーチンを終了し、また、切断されていないと判別したときには、ステップS503に戻り、3次元画像データの描画生成および生成した画像データ等の受信端末2への送信を継続する。
[第2の実施形態の変形例]
この第2の実施形態の場合においても、前述の第1の実施形態の場合と同様にして、受信端末2のユーザが、受信メール上の3次元画像を改変して、サーバ装置3に登録することができるようにすることができる。
ただし、この例の場合には、3次元画像の基本データは、サーバ装置3側にあり、ユーザ操作入力のみがサーバ装置3に送られることになる。そして、ユーザ操作入力が改変した3次元画像の登録要求であるときに、それを前述のようにサーバ装置で、認めるか否か判断して、認めるとしたときに、基本データを更新するようにするものである。
[その他の変形例]
上述の第1の実施形態および第2の実施形態の説明では、電子メール文書と共に、3次元画像を、電子メール表示領域内の指定された画像表示領域において表示するようにしたが、テキスト文書を含まずに、電子メールの表示領域の全体に画像を表示するようにすることもできる。
また、URLなどのネットワーク上のアドレス情報を含み、当該アドレス情報に対応する前記サーバ装置のデータ格納部からのデータの取得を指示する記述は、上述の例では、予めひな形として用意していたものから選択するようにしたが、HTML形式で直接的に電子メール文書中に記述するようにすることもできる。
また、上述の実施形態では、前記アドレス情報を含む記述はHTML形式を用いるようにしたが、これに限られるものではなく、その他の記述言語、例えばジャバスクリプト(JabaScript)(登録商標)を用いることもできる。
また、上述の実施形態では、複数種類の画像データや音声データを電子メール中に表示したり、電子メールと共にさせたりするようにする場合であって、サーバ装置3は、画像データや音声データの格納メモリエリアとURLとの対応を記憶するようにしたが、サーバ装置3から受信端末2に送信するデータが1種類に特定されているのであれば、URLはサーバ装置3のアドレスでよく、画像データや音声データの格納メモリエリアとURLとの対応を記憶する必要はない。
また、上述の実施形態は、受信端末2がパーソナルコンピュータである場合であるが、受信端末2は、携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯情報機器であってもよい。
また、上述の実施形態では、サーバ装置3と受信端末2とはインターネットを通じて接続される場合であるので、アドレス情報は、URLとしたが、当該アドレス情報は、サーバ装置と受信端末2とが接続されるネットワークに応じたアドレス情報となるものであることは言うまでもない。
また、受信端末2において、電子メールにより表示されるのは、所定の画像の3次元描画表示領域と、当該3次元描画表示領域外に絵や文字が表示されたホームページ形式のものであるが、3次元描画表示領域外の絵や文字の部分に、受信ユーザが操作可能なアイコンボタンを表示して、当該アイコンボタンを操作することにより、サーバ装置3の前記URLにアクセスするようにして、当該URLに格納されている別の3次元表示画像の基本データに基づいて描画表示された3次元画像をディスプレイに表示するようにしてもよい。その場合には、メーラ上ではなく、Webブラウザによる表示ウインドウ内に、前記ビューワが用いられて、当該別の3次元画像が表示される。
この場合において、第1の実施形態においては、3次元表示画像の基本データを受信端末2が受信して、受信端末2が備えるビューワにより前記別の3次元画像を表示する者であり、また、第2の実施形態の場合には、操作情報をサーバ装置3に送り、その処理結果としての3次元画像データをサーバ装置3から受信端末2が受信することによりなされる。
また、上述の第1の実施形態では、3次元描画のユーザ操作指示の全てを受信端末2のビューワが処理するようにしたが、処理内容が高度あるいは複雑であって、受信端末2のビューワでは処理が困難であるユーザ操作指示の場合には、その操作指示をサーバ装置3が備える、より高度および複雑な処理が行なえる3次元描画用のアプリケーションにより処理を行ない、その処理結果を受信端末2に送るようにすることもできる。
この場合には、そのようなユーザ操作指示を予め定めておき、そのユーザ操作指示があったときに、受信端末2がサーバ装置3にそのユーザ操作指示情報を送るようにする。そのためのプログラムは、受信端末2からのアクセスがあったときに、サーバ装置3から受信端末2に送る情報に含めるようにすれば良い。
この発明による電子メールシステムの実施形態の概要を説明するための図である。 この発明による電子メールシステムの実施形態における送信端末あるいは受信端末の構成例を示すブロックである。 この発明による電子メールシステムの実施形態において、送受信される電子メールの要部の一例を説明するための図である。 この発明による電子メールシステムの実施形態において、送受信される電子メールの要部の他の一例を説明するための図である。 この発明による電子メールシステムの実施形態において、送信する電子メールを作成するための手順を説明するための図である。 この発明による電子メールシステムの実施形態において、送信する電子メールを作成するための手順を説明するための図である。 この発明による電子メールシステムの実施形態におけるサーバ装置の構成例を示すブロックである。 この発明による電子メールシステムの実施形態において、電子メールの作成および送信時における処理の一例のフローチャートを示す図である。 この発明による電子メールシステムの実施形態において、作成した電子メールの一例を説明するための図である。 この発明による電子メールシステムの実施形態において、電子メールの受信端末での受信時の処理動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 この発明による電子メールシステムの実施形態において、サーバ装置の処理動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 この発明による電子メールシステムの実施形態において、受信した電子メールの表示例を説明するための図である。 この発明による電子メールシステムの実施形態において、受信した電子メールの表示例を説明するための図である。 この発明による電子メールシステムの実施形態において、受信した電子メールの表示例を説明するための図である。 この発明による電子メールシステムの実施形態において、受信した電子メールの表示例を説明するための図である。 この発明による電子メールシステムの他の実施形態におけるサーバ装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。 この発明による電子メールシステムの他の実施形態において、電子メールの受信端末での受信時の処理動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 この発明による電子メールシステムの他の実施形態において、サーバ装置の処理動作を説明するためのフローチャートを示す図である。
符号の説明
1…送信端末、2…受信端末、3…サーバ装置、4…ネットワーク

Claims (5)

  1. 電子メールを送信する送信装置と、前記電子メールを受信する受信装置と、前記受信装置とネットワークを通じて接続されるサーバ装置とからなる電子メールシステムであって、
    前記送信装置は、
    前記受信装置で表示される電子メール表示用ウインドウ内に、画像表示用領域を設定する記述と、前記ネットワーク上のアドレス情報を含み、当該アドレス情報に対応する前記サーバ装置からの情報の取得を指示する記述とを含む電子メールを送信する手段を備え、
    前記受信装置は、
    前記電子メールを受信する手段と、
    前記受信した前記電子メールを画面表示するための操作がなされたときに、前記記述に含まれるアドレス情報に従って前記ネットワークを通じて前記サーバ装置にアクセスし、前記サーバ装置からの前記3次元描画表示するための基本データを取得する手段と、
    表示中の3次元描画画像に対して追加・削除・変更などの改変を行なって、前記基本データを更新する機能を備える3次元描画表示のためのアプリケーションプログラムにより、前記取得した前記サーバ装置からの前記基本データに基づく3次元描画画像を、前記電子メール表示用ウインドウ内の、前記記述により設定された画像表示用領域において表示する手段と、
    前記3次元描画画像の前記更新した基本データを前記サーバ装置に登録要求する手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    所定の画像を3次元描画表示するための基本データを、1個または複数個格納する格納部と、
    前記格納部から、前記受信装置からのアクセスにより指示されたアドレスに格納されている前記基本データを読み出す手段と、
    前記読み出された前記基本データを前記アクセスしてきた前記受信装置に送信する送信手段と、
    前記受信装置からの前記3次元描画画像の前記更新した基本データの登録要求を受けて、登録を許可するときには、前記格納部の前記基本データを、前記登録要求された前記更新された基本データに更新する手段と、
    を備えることを特徴とする電子メールシステム。
  2. 請求項1に記載の電子メールシステムにおいて、
    前記送信装置からの前記電子メールには、前記サーバ装置の、前記アドレス情報とは異なるアドレス情報で示されるアドレスからの情報の取得を意味する操作アイコンの記述を含み、
    前記受信装置は、当該受信装置において、前記電子メール表示用ウインドウ内に表示されている前記操作アイコンが操作されたときには、前記別のアドレス情報に従って前記ネットワークを通じて前記サーバ装置にアクセスし、前記サーバ装置からの前記3次元描画表示するための別の基本データを取得し、前記3次元描画表示のためのアプリケーションプログラムにより、前記取得した前記サーバ装置からの前記別の基本データに基づく3次元描画画像を表示する手段を備える
    ことを特徴とする電子メールシステム。
  3. 電子メールを送信する送信装置と、前記電子メールを受信する受信装置と、前記受信装置とネットワークを通じて接続されるサーバ装置とからなる電子メールシステムであって、
    前記送信装置は、
    前記受信装置で表示される電子メール表示用ウインドウ内に、画像表示用領域を設定する記述と、前記ネットワーク上のアドレス情報を含み、当該アドレス情報に対応する前記サーバ装置からの情報の取得を指示する記述とを含む電子メールを送信する手段を備え、
    前記受信装置は、
    前記電子メールを受信する手段と、
    前記受信した電子メールを画面表示するための操作がなされたときに、前記記述に含まれるアドレス情報に従って前記ネットワークを通じて前記サーバ装置にアクセスし、前記サーバ装置からの情報を取得する手段と、
    前記取得した前記サーバ装置からの情報に基づき、前記電子メール表示用ウインドウ内の前記画像表示用領域において、3次元描画画像を表示する手段と、
    受信ユーザによる表示中の3次元描画画像に対して追加・削除・変更などの改変を行なう操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、
    前記操作入力受付手段で前記操作入力を受け付けたときに、その操作入力の情報を前記サーバ装置に送信する手段と、
    前記改変した前記3次元描画画像の前記基本データを前記サーバ装置に登録要求する手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    所定の画像を3次元描画表示するための基本データを格納する格納部と、
    前記格納部から、前記受信装置からのアクセスにより指示されたアドレスに格納されている前記基本データを読み出すと共に、3次元描画表示のためのアプリケーションプログラムを動作させて、前記所定の画像の3次元描画画像情報を生成する手段と、
    前記生成した前記3次元描画画像情報を、前記アクセスしてきた前記受信装置に送信する手段と、
    前記受信装置から受信した前記操作入力の情報に応じて前記受信装置に送る3次元描画画像の表示内容を前記操作入力に応じて変更する手段と、
    前記受信装置からの前記3次元描画画像の前記基本データの登録要求を受けて、登録を許可するときには、前記格納部の前記基本データを、前記登録要求された改変された3次元描画画像の基本データに更新する手段と、
    を備え、
    前記受信装置では、前記サーバ装置からの前記3次元描画画像をストリーミング再生することを特徴とする電子メールシステム。
  4. 送信装置が、受信装置で表示される電子メール表示用ウインドウ内に、画像表示用領域を設定する記述と、ネットワーク上のアドレス情報を含み、当該アドレス情報に対応するサーバ装置からの情報の取得を指示する記述とを含む電子メールを送信する工程と、
    受信装置が、前記電子メールを受信する工程と、
    前記受信装置が、前記受信した前記電子メールを画面表示するための操作がなされたときに、前記記述に含まれるアドレス情報に従って前記ネットワークを通じて前記サーバ装置にアクセスする工程と、
    前記サーバ装置が、前記受信装置からの前記アクセスを受信したときに、3次元描画表示するための基本データを前記受信装置に送信する工程と、
    前記受信装置が、前記サーバ装置からの前記3次元描画表示するための前記基本データを取得する工程と、
    前記受信装置が、3次元描画表示のためのアプリケーションプログラムにより、前記取得した前記サーバ装置からの前記基本データに基づく3次元描画画像を、前記電子メール表示用ウインドウ内の、前記記述により設定された画像表示用領域において表示する工程と、
    を備えると共に、
    前記3次元描画表示のためのアプリケーションプログラムは、表示中の3次元描画画像に対して追加・削除・変更などの改変を行なって、前記基本データを更新する機能を備え、
    前記受信装置は、前記3次元描画画像の前記更新した基本データを前記サーバ装置に登録要求する工程を備え、
    前記サーバ装置は、前記受信装置からの前記3次元描画画像の前記更新した基本データの登録要求を受けて、登録を許可するときには、前記格納部の前記基本データを、前記登録要求された前記更新された基本データに更新する工程を備える
    ことを特徴とする電子メール送受信方法。
  5. 送信装置が、受信装置で表示される電子メール表示用ウインドウ内に、画像表示用領域を設定する記述と、ネットワーク上のアドレス情報を含み、当該アドレス情報に対応するサーバ装置からの情報の取得を指示する記述とを含む電子メールを送信する工程と、
    前記受信装置が、前記電子メールを受信する工程と、
    前記受信装置が、前記受信した前記電子メールを画面表示するための操作がなされたときに、前記記述に含まれるアドレス情報に従って前記ネットワークを通じて前記サーバ装置にアクセスする工程と、
    前記サーバ装置が、前記受信装置からのアクセスにより指示されたアドレスに格納されている前記基本データを読み出すと共に、3次元描画表示のためのアプリケーションプログラムを動作させて、前記所定の画像の3次元描画画像情報を生成する工程と、
    前記生成した前記3次元描画画像情報を、前記アクセスしてきた前記受信装置に送信する工程と、
    前記受信装置が、前記サーバ装置からの情報を取得する工程と、
    前記取得した前記サーバ装置からの情報に基づき、前記電子メール表示用ウインドウ内の前記画像表示用領域において、3次元描画画像を表示する工程と、
    を備えると共に、
    前記受信装置が、受信ユーザによる表示中の3次元描画画像に対して追加・削除・変更などの改変を行なう操作入力を受け付ける操作入力受付工程と、
    前記受信装置が、前記操作入力受付工程で前記操作入力を受け付けたときに、その操作入力の情報を前記サーバ装置に送信する工程と、
    前記サーバ装置が、前記受信装置から受信した前記操作入力の情報に応じて前記受信装置に送る3次元描画画像の表示内容を前記操作入力に応じて変更する工程と、
    前記受信装置が、前記改変した前記3次元描画画像の前記基本データを前記サーバ装置に登録要求する工程と、
    前記サーバ装置が、前記受信装置からの前記3次元描画画像の前記更新した基本データの登録要求を受けて、登録を許可するときには、前記格納部の前記基本データを、前記登録要求された前記更新された基本データに更新する工程を備え、
    前記受信装置では、前記サーバ装置からの前記3次元描画画像をストリーミング再生することを特徴とする電子メール送受信方法。
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