JPH11195027A - 表示形式調整システム、表示形式調整方法、及び記録媒体 - Google Patents

表示形式調整システム、表示形式調整方法、及び記録媒体

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JPH11195027A
JPH11195027A JP36153897A JP36153897A JPH11195027A JP H11195027 A JPH11195027 A JP H11195027A JP 36153897 A JP36153897 A JP 36153897A JP 36153897 A JP36153897 A JP 36153897A JP H11195027 A JPH11195027 A JP H11195027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブックマークを、WWWページやメールのア
ドレスに対するアクセス頻度またはタイプに応じて分類
し、3次元表現を含む表示形式情報としてネットワーク
加入者に表示する表示形式調整システムにおいて、プロ
バイダによって、ユーザが過去にアクセスしたアドレス
にアクセスし、そのアクセス結果に関する情報を前記表
示形式情報に付加する。 【解決手段】 プロバイダは、ユーザが過去にアクセス
したアドレスを、ユーザとは別にある間隔でアクセス
し、そのアクセス結果(例えば、ページが変更された、
ページが移動された、アクセスがビジー、またはNot
Foundなど)を記憶する。プロバイダは、ユーザ
が過去にアクセスしたアドレスに対応するイメージ・デ
ータを含み、ユーザのコンピュータにそれらのアドレス
の3次元表示を提供する表示形式データに、自動的に前
記アクセス結果に関連する情報を付加してユーザに提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク・プ
ロバイダ(以下、単に「プロバイダ」と呼ぶ)によるユ
ーザのネットワーク接続管理システムに関し、より詳し
くは、プロバイダが、ユーザの過去のアクセス情報に基
づいて、そのユーザが過去にアクセスしたアドレスを再
びアクセスするために選択可能な表示形式情報としてユ
ーザに提供するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット上で提供されるW
WWページを参照し、または作成することが流行してお
り、これらに関するツールや書籍等が多く流通してい
る。WWWとは、ワールドワイドウエブ(World Wide W
eb)の略であり、インターネットを使用した全世界規模
の情報網をいう。WWWページとは、Webドキュメン
トを構成する情報の単位であり、前記WWW上に設置さ
れた任意のWWWサーバ内に記憶された、HTML(Hy
pertext Markup Language )と呼ばれる言語で記述され
たHTML文書、VRML(Virtual Reality Modeling
Language )と呼ばれる言語で記述されたVRML文
書、および関連するイメージデータ等から成る。
【0003】WWWブラウザは、このページを表示する
ためのデータをWebサイトから受信し、そのデータを
解釈してWWWブラウザが起動されているコンピュータ
の表示装置の画面上に表示させる。前記ページがHTM
L文書で構成されている場合、WWWでは、テキスト、
図、動画、音などの2次元の情報を扱うことができる。
また、VRML文書を用いれば、3次元の情報を統一的
に扱うことができ、3次元表示された物体をいろいろな
角度から見たり、3次元の街を歩き回ったりすることが
可能となり、いわゆるサイバースペース(3次元電脳空
間)を表現することができる。
【0004】WWWブラウザのこうした機能によって、
そのユーザは、家庭にいながらにして、全世界のページ
を参照または聴取することができる一方で、自分が作成
したページを全世界に向けて発信することができる。
【0005】前記「ページ」を表示させるためのHTM
L文書、VRML文書、及びイメージデータ等のデータ
は通常、前記WWW上に設置されているWWWサーバ内
に、各ユーザ毎に記憶されており、前記ユーザには個人
をはじめ、政府、企業、およびその他団体等が含まれ
る。前記各ユーザは、HTML文書、またはVRML文
書における指定によって、ページを階層的に構成するこ
とができ、各ユーザにおける最上位の階層のページを、
特に「ホームページ」という。各ユーザは、ページに、
いくつかの他のページへのリンクを設けることができ、
そのリンク先のページは更に、いくつかの他のページへ
のリンクを有することができる。このリンクは通常「ア
ンカー」と呼ばれ、前記WWWブラウザによって表示さ
れたページ上に、そのリンク先のページを示すシンボル
(例えば、そのページのアドレスやそのページの内容を
間接的に表すイメージ等)として表示される。
【0006】HTML文書とVRML文書の間では、互
いに他の文書に対するアンカーを設定することができ、
例えば、HTML文書からVRML文書を呼び出し、ま
たVRML文書からHTML文書を呼び出すこともでき
る。
【0007】WWWブラウザのユーザは、所望のリンク
先を示すシンボルをマウスでクリックすると、WWWブ
ラウザは、そのリンク先のページに表示を切り替える
(リンク先へジャンプする)。また、こうしたリンク先
としては、下位の階層のページだけでなく、上位の階層
のページや他のWebサイトのページも指定することが
できる。
【0008】HTML文書やVRML文書におけるペー
ジの指定には、URL(Uniform Resource Locator)と
呼ばれる、インターネット上でそれぞれのページを識別
するためのアドレスが使用され、例えば「http://www.x
xx.co.jp/index.html 」、「http://www.xxx.co.jp/ind
ex.wrl」といった表記で表される。
【0009】WWWブラウザのユーザは、そのブラウザ
によって表示されているページ上の、他のページを示す
シンボルをクリックすることによって、所望のページへ
表示を切り替え、切り替えられたページ上の他のページ
を示すシンボルをクリックすることによって、更に他の
ページへ表示を切り替え、以降次々とページの表示を切
り替えていくことができる。
【0010】この時、WWWブラウザは、クリックされ
た前記シンボルに対応するURLが示すアドレスのWW
Wサーバに通常、プロバイダ及びインターネット経由で
アクセスし、前記WWWサーバに格納されているWeb
サイトから対象データを、前記WWWブラウザが実行さ
れているコンピュータのメモリまたは記憶装置にインタ
ーネット経由でダウンロードする。
【0011】次に、WWWブラウザは、これらのデータ
のダウンロードが終了するのを待って、またはダウンロ
ードと共に前記データを前記コンピュータの表示装置上
にページとして表示する。
【0012】現在、ネットスケープ社のネットスケープ
・ナビゲータ、マイクロソフト社のインターネット・エ
クスプローラ等のWWWブラウザが提供され、広く使用
されている。
【0013】しかし、VRML文書を表示させるために
はVRMLビューワを用意する必要があり、これは前記
ネットスケープ社のネットスケープ・ナビゲータなどの
WWWブラウザとは別の専用のブラウザかまたは、WW
WブラウザのVRML用プラグイン・モジュールあるい
はヘルパーアプリケーション等によって提供される。
【0014】VRMLは、前述したようにWWW上で3
次元空間および物体(オブジェクト)を記述するための言
語である。ユーザは、アバタという人型オブジェクトを
利用することで、VRMLにより作られた仮想空間の中
を歩きまわったり(ウォークスルー)、他のオブジェクト
との会話などのコミニュケーションを可能にする。また
更に、その仮想空間の中のシーン(風景)に対して、カ
メラを定義することによって、そのカメラを通して見る
視点を設定することができる。
【0015】そのため、現在では、VRMLを使って、
エンターテイメント(バーチャル遊園地)、バーチャル
モール(仮想商店街)、都市の3次元表示、人工生命、
及びロボティックスなどへの応用がされつつある。
【0016】VRMLは、1994年に誕生し、199
5年にVRML1.0の仕様が正式に決まり、現在の仕
様は、VRML2.0である。この2つの仕様には大き
な違いがある。VRML1.0では時間の止まった3次
元のシーンを作ることしかできず、音を出力することも
できない。しかし、VRML2.0では、置かれている
オブジェクトが急に動き出しだり、クリックすると色が
変わったりするシーンを作ることができ、音楽も出力可
能な動的な世界を構築可能である。
【0017】また、実際のVRMLビューワでは、前記
アバタやカメラなどの移動は通常、それらの位置をマウ
スのクリックなどによって直接指示するかまたは、それ
らの前進、後退、回転等の移動の指示を行うボタンをマ
ウスのクリックなどによって操作するようになってい
る。
【0018】前述したような、ページを次々と切り替え
ていく方法でページを参照する、いわゆる「ネットサー
フィン」のような参照方法の他に、表示したいページの
URLが予め分かっている場合に、WWWブラウザやV
RMLビューワのGUI(Graphical User Interface)
画面上の場所指定エリアに直接URLをタイプする方法
がある。しかし、株価情報やニュースを表示するページ
などを、毎日参照する必要のあるユーザもいる。このよ
うに、ある決まったページを毎回参照する必要がある場
合には、毎回数十文字におよぶ前述したURLをタイプ
するのは不便であり、非効率でもある。そこで、こうし
たページを容易に表示させるために、前記WWWブラウ
ザ等は「ブックマーク機能」と呼ばれる機能を一般的に
備えている。
【0019】「ブックマーク機能」とは、WWWブラウ
ザやVRMLビューワなどで、気に入ったサイトや頻繁
にアクセスするページを事前に登録しておく機能であ
り、表示させたいページのURLを予めブックマークデ
ータの一情報として登録しておき、「ブックマークの表
示」で、ブックマークとして登録されているページを一
覧表示してから該当するページをマウスのクリック操作
などで選択することによって、わずらわしいURLのタ
イプをすることなく、またタイプミスによる時間の浪費
を生じさせることなく所望のページを表示させることが
できるというものである。
【0020】図14にはWWWブラウザの代表的なブッ
クマーク表示画面1000が示されている。同図に示す
ように、ブックマークは階層的に管理することができ、
ブックマーク1111の集合を1つのフォルダ1110
に収めて管理することができる。これによってユーザ
は、各ブックマーク1111をカテゴリ別に分類して調
整することができ、多くのブックマーク1111がある
場合にも効率的に所望のブックマーク1111を探すこ
とができる。例えば、図14のブックマーク表示画面1
000を参照すると、最上位フォルダとして「BOOKMAR
K」フォルダ1100があり、その下の「WWW SEARCH EN
GINE」というフォルダ1110の中に、「goo」と「Yah
oo! JAPAN」というブックマーク1111がブックマー
クとして登録されており、これらのブックマーク111
1は、前記フォルダ1110「WWW SEARCH ENGINE」を
マウスなどでクリックすることによって同図のように一
覧的に表示される。また、図14には、フォルダ111
0に含まれない「IBM Patent Server Home Page 」など
のブックマーク1111も示されている。
【0021】前述の「goo 」や「Yahoo! JAPAN」といっ
た、ブックマーク1111を識別するためのタイトル
は、通常そのブックマーク1111に対応するページを
作成した者が設定した、そのページのタイトルがそのま
ま用いられる。しかし、WWWブラウザやVRMLビュ
ーワのユーザは、図14のブックマーク表示画面100
0で「goo 」などのブックマーク1111を示す行をマ
ウスでダブルクリックしたり、こうしたブックマーク表
示画面1000以外の、別のブックマーク1111を簡
易表示するポップアップウインドウ(不図示)で所望の
ブックマーク1111を示す行をクリックすることなど
によって、容易に所望のページを選択し、表示させるこ
とができる。
【0022】ブックマーク1111の追加は、通常、最
初にURLをWWWブラウザやVRMLビューワの場所
指定エリアにタイプして所望のページを表示させたと
き、または前述したネットサーフィン等で所望のページ
を見つけたときなどに、そのページを表示させた状態
で、マウスのクリックなどの操作で「ブックマークの追
加」を指示することによって行われる。この時、そのペ
ージのURLやタイトルを含む情報が自動的にブックマ
ーク1111として登録され、ページのタイトルはその
ページに対応する登録されたブックマーク1111のタ
イトルとしてそのまま使用される。
【0023】また、図14のブックマーク表示画面10
00で、ブックマーク1111を新規に追加する操作に
おいて、URLやタイトル等をタイプすることによって
所望のフォルダ1110の中に新たなブックマーク11
11を追加することもできる。
【0024】ブックマーク1111内の情報は、例え
ば、図14のブックマーク表示画面1000で、対象の
ブックマーク1111のプロパティをマウスにより選択
すること等によって表示されるブックマーク編集画面
(不図示)上で編集することができる。更に、図14の
ブックマーク表示画面1000上において、マウス等の
操作により、ブックマーク1111自体の削除、移動
(他のフォルダへの移動を含む)が可能である。
【0025】また、近年では、個人または企業、その他
の団体によって、インターネットのようなネットワーク
を経由するメールの送受信が盛んに行われている。これ
らのメールは、ネットワーク上に設置されたメールサー
バ間で送受信され、個人などのユーザは、そのメールサ
ーバを介して、他人にメールを送信し、また自分宛のメ
ールを受信する。メールのアドレスは、メールアドレス
によって識別され、インターネット・メールであれば、
通常「user@xxx.or.jp」等のフォーマットで提供され
る。メールには、インターネット・メールの他、パソコ
ン通信やその他の団体、企業内で送受信されるメールが
あるが、これらは、ゲートウエイなどを介して相互に送
受信される。
【0026】現在、こうしたメールの送受信を行うツー
ル(いわゆる、メーラ)は、前述のWWWブラウザとセ
ットになっているものから、メール専用のツールまで様
々である。しかし、これらのツールは、メールの送受信
に関する基本機能について異なるところはない。ユーザ
は、ネットワークに接続して、前記メーラを起動し、自
分宛のメールを受信する。これらのメールを受信する際
には、それらのメールが誰から送信されたものか、また
サブジェクトに何を含んでいるか等によって、異なるフ
ォルダに分類して記憶することもできる。送信の際に
は、「アドレスブック」と呼ばれるところに予め記憶さ
れている送信先のメールアドレスを、メールの送信先と
してマウスのクリックなどで簡単に指定することがで
き、そのメールアドレスを送信の度にタイプする必要が
ない。もちろん、初めてメールを送信する相手には、メ
ールアドレスのタイプ等が必要になるが、その際に登録
処理を行っておけば、その相手に次に送信する際には、
メールアドレスは上記のように簡単に指定でき、タイプ
は不要である。
【0027】また、前記アドレスブックに記憶された複
数のメールアドレスは、前記WWWブラウザ等のブック
マークと同様に、前記アドレスブック内で複数のフォル
ダに格納されうる。従って、ブックマークのような階層
的な管理も可能である。例えば、友人、会社関係のメー
ルアドレスを分けて管理することができ、また、社内の
メール管理においては、各部署ごと、または支店ごとと
いった分類も可能である。
【0028】一般のユーザが、前記WWWページを見た
り、メールの送受信を行うためにインターネットなどの
ネットワーク上の資源にアクセスするには、インターネ
ットへの常時接続ポイントを有するプロバイダと呼ばれ
る接続業者のサーバに公衆回線等を介して、ユーザのコ
ンピュータを接続する必要がある。このことによって、
前記ユーザは、プロバイダの前記サーバを介してインタ
ーネットなどのネットワーク上の資源にアクセスでき、
HTML文書やメールを自分のコンピュータに転送する
ことができる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のWWWブラウザやVRMLビューワが有するブックマ
ーク機能では、ページに関する長い文字数のURLを毎
回入力することなく、予め登録してある複数のブックマ
ークのうち所望のページのブックマークをマウス等で選
択することによって、そのページをWWWブラウザやV
RMLビューワに表示させることができる。同様に、従
来のメーラが有するアドレスブックにおいても、送信先
のメールアドレスを毎回入力することなく、簡単な操作
によってメールアドレスを選択することができる。
【0030】しかし、従来のWWWブラウザやVRML
ビューワ、及びメーラは、このように事前に登録された
アドレスについて、プロバイダ側で自動的にアクセスを
行い、そのアクセス結果(例えば、ページの更新、ビジ
ー、またはNot Foundなど)に基づいて、その
アドレスに対応するイメージ・データの表示位置や表示
方法を変化させ、または関連する情報を付加する機能を
提供するものではない。
【0031】本発明は、前記課題を解決するために、W
WWブラウザやVRMLビューワによりアクセスされる
ページのアドレス、及びメーラによって送受信されるメ
ールアドレスについて、プロバイダ側でユーザのアクセ
スとは別に、自動的にアクセスを行い、そのアクセス結
果に基づいて、そのアドレスに対応するイメージ・デー
タの表示位置や表示方法を変化させ、または関連する情
報を付加する機能を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題を解決
するための請求項1に記載のネットワーク接続管理シス
テムは、それぞれがアドレスを有するネットワーク資源
に対するユーザからのアクセスを制御し、前記アクセス
されたネットワーク資源と前記ユーザとの間のデータの
送受信を処理するネットワーク接続管理システムにおい
て、前記ユーザが所定の期間においてアクセスした前記
ネットワーク資源のアドレスを記憶する履歴管理手段
と、所定のタイミングで、前記履歴管理手段に記憶され
た前記ネットワーク資源のアドレスにアクセスし、その
アクセス結果に応じて、該アドレスの対応するイメージ
データの表示位置、または表示方法を調整する表示形式
データ調整手段と、前記表示形式データ調整手段によっ
て調整された表示形式データを、前記ユーザに送信する
表示形式データ送信手段とを有するように構成される。
【0033】請求項2に記載の表示形式調整システム
は、請求項1において、前記表示形式データ調整手段
は、前記アクセス結果に基づく該アドレスに対応するイ
メージデータの表示位置、または表示方法として、前記
イメージデータの各々を区分けして表示するよう表示形
式データを調整する。これによって、ユーザが過去にア
クセスしたネットワーク資源に関するアドレスに対応す
るイメージ・データは、そのアドレスに関する最新のア
クセス結果を示す表示形式で、ユーザによるそのアドレ
スへのアクセスなしに表示される。
【0034】請求項3に記載の表示形式調整システム
は、請求項1において、前記表示形式データ調整手段
は、前記アクセス結果に基づく該アドレスに対応するイ
メージデータの表示位置、または表示方法として、前記
イメージデータの各々を表示形態を変更して表示するよ
う表示形式データを調整する。これによって、ユーザが
過去にアクセスしたネットワーク資源に関するアドレス
に対応するイメージ・データは、そのアドレスに関する
最新のアクセス結果を示す表示形式で、ユーザによるそ
のアドレスへのアクセスなしに表示される。
【0035】請求項4に記載の表示形式調整システム
は、前記アクセス結果には、少なくとも前記ネットワー
ク資源のアドレスに対するアクセス結果、及び該アドレ
スによって提供されるサービス内容に関する情報が含ま
れるように構成される。これによってユーザは、過去に
接続したアドレスに関する最新のアクセス結果、及びそ
のアドレスに関するページの内容の変化を知ることがで
きる。
【0036】請求項5に記載の表示形式調整システム
は、前記表示形式データ調整手段がネットワーク資源の
アドレスにアクセスする前記所定のタイミングを、少な
くとも前記ユーザ毎に設定できるように構成される。こ
れによって、ユーザ毎に、どのような頻度でアクセス結
果を把握するかを設定できる。
【0037】請求項6に記載の表示形式調整システム
は、前記表示形式データ調整手段がおこなう、前記イメ
ージデータの表示方法の調整には、イメージデータの
色、大きさ、模様、及びその他の外見的特徴の変更、イ
メージデータ自体の変更、及び該イメージデータの上、
または付近に他のイメージデータを追加して表示するこ
とが含まれるように構成される。これによってユーザ
は、様々な態様で、アドレスに関する最新のアクセス結
果、及びそのアドレスに関するページの内容の変化を知
ることができる。
【0038】請求項7に記載のネットワーク接続管理方
法は、それぞれがアドレスを有するネットワーク資源に
対するユーザからのアクセスを制御し、前記アクセスさ
れたネットワーク資源と前記ユーザの間との情報データ
の送受信を処理するネットワーク接続管理方法であっ
て、前記ユーザが所定の期間においてアクセスした前記
ネットワーク資源のアドレスを記憶する履歴管理ステッ
プと、所定のタイミングで、前記履歴管理ステップによ
って記憶された前記ネットワーク資源のアドレスにアク
セスし、そのアクセス結果に応じて、該アドレスの対応
するイメージデータの表示位置、または表示方法を調整
する表示形式データ調整ステップと、前記表示形式デー
タ調整ステップによって調整された表示形式データを、
前記ユーザに送信する表示形式データ送信ステップを有
するように構成される。これによって、ユーザが過去に
アクセスしたネットワーク資源に関するアドレスに対応
するイメージ・データが、そのアドレスに関する所望の
基準に応じて異なる配置、または異なる表示形態で表示
され、そのアドレスに関する最新のアクセス結果を示す
情報が、ユーザによるそのアドレスへのアクセスなしに
表示される。
【0039】請求項8に記載のネットワーク接続管理方
法を実現するプログラムを記録した記録媒体は、それぞ
れがアドレスを有するネットワーク資源に対するユーザ
からのアクセスを制御し、前記アクセスされたネットワ
ーク資源と前記ユーザの間とのデータの送受信を処理す
るネットワーク接続管理方法を実現するプログラムを記
録した記録媒体であって、前記ユーザが所定の期間にお
いてアクセスした前記ネットワーク資源のアドレスを記
憶する履歴管理ステップと、所定のタイミングで、前記
履歴管理ステップによって記憶された前記ネットワーク
資源のアドレスにアクセスし、そのアクセス結果に応じ
て、該アドレスの対応するイメージデータの表示位置、
または表示方法を調整する表示形式データ調整ステップ
と、前記表示形式データ調整ステップによって調整され
た表示形式データを、前記ユーザに送信する表示形式デ
ータ送信ステップとを有するように構成される。これに
よって、ユーザが過去にアクセスしたネットワーク資源
に関するアドレスに対応するイメージ・データが、その
アドレスに関する所望の基準に応じて異なる配置、また
は異なる表示形態で表示され、そのアドレスに関する最
新のアクセス結果を示す情報が、ユーザによるそのアド
レスへのアクセスなしに表示される。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の例
について、図面を参照して説明する。尚、各図におい
て、同一または類似のものには同一の参照番号または、
記号を付与して説明する。
【0041】図1は、本発明の一実施形態のネットワー
ク接続管理システム100のシステム構成を示すブロッ
ク図である。ネットワーク接続管理システム100は、
プロバイダ・接続管理サーバ110、及び顧客データベ
ース120を含む。前記プロバイダ・接続管理サーバ1
10は、加入者接続制御機能111、マップデータ処理
機能112、及びリクエスト処理機能113を含む。
【0042】また、プロバイダ・接続管理サーバ110
は、必要に応じてプロバイダ・メールサーバ130及び
プロバイダ・WWWサーバ140に接続される。加入者
150の使用するコンピュータ150は、そのプロバイ
ダに加入している複数の加入者151、152等からな
り、ネットワーク上の資源にアクセスする際、加入者の
コンピュータをプロバイダ・接続管理サーバ110に公
衆回線等を経由して接続する。
【0043】ネットワーク160は、例えば、インター
ネットといった、不特定多数の者がアクセス可能なネッ
トワークであるが、これに限られず、社内LAN、WA
N、VAN、イントラネット、及びエクストラネット、
その他利用者の限られた特定のネットワーク、及びその
他有線・無線に限定されない形態のネットワークを含
む。
【0044】メールサーバ170及びWWWサーバ18
0は、ここで説明の対象としているプロバイダ以外のメ
ールサーバ及びWWWサーバを集合的に示している。前
記加入者接続制御機能111は、加入者150から、公
衆回線等を介して接続要求があった場合、加入者150
のIDとパスワードをチェックし、正常であれば加入者
150のコンピュータとのコネクションを確立し、イン
ターネット等へのアクセスが可能となるよう制御する。
【0045】前記マップデータ処理機能112は、履歴
管理機能112A(履歴管理手段)、マップデータ更新
機能112B、マップデータ送信機能112C(表示形
式データ送信手段)、及びマップデータ調整・保守機能
112D(表示形式データ調整手段)を含み、加入者1
50が過去にアクセスしたアドレスを、ブックマークや
アドレスブックに代えて、再度容易に選択可能な3次元
的な表現として表示するためにマップ(地図表示形式)
データを更新する。このマップデータは、加入者150
に3次元的な表示を提供するための「もと」となるデー
タであり、実際はHTML文書やVRML文書である。
このように、加入者150にマップデータをもとに表示
されたものを以降では、「マップ表示」と呼ぶ。
【0046】前記履歴管理機能112Aは、加入者15
0が過去にアクセスしたWWWページのアドレス及び送
受信したメールアドレスを加入者150毎に記憶し、加
入者150がWWWページのアクセスまたはメールの送
受信を行う際に、それらのアドレスがその加入者150
によって過去に使用されたものかをチェックする。
【0047】前記マップデータ更新機能112Bは、加
入者150のWWWページへのアクセス状況及びメール
の送受信状況に応じて、加入者150のコンピュータ上
に、加入者150が過去にアクセスしたWWWページの
アドレス及び送受信したメールアドレスを3次元的に表
示するためのマップデータを更新する。
【0048】前記マップデータ送信機能112Cは、加
入者150のWWWページへのアクセス及びメールの送
受信の際、または、加入者150がプロバイダに接続し
た際に、加入者150のコンピュータに前記マップデー
タを送信する。
【0049】前記マップデータ調整・保守機能112D
は、加入者150のWWWページへのアクセス及びメー
ルの送受信とは関係なく、加入者150毎に(又は一
律)設定された間隔で、加入者150が過去にアクセス
したWWWページのアドレスを自動的にアクセスし、そ
のアクセス結果に基づいてマップデータを変更し、調整
し、更新する。
【0050】リクエスト処理機能113は、プロバイダ
に接続された加入者150の要求に応じて、例えば、W
WWページのHTML文書データ、VRML文書デー
タ、及び関連するその他のデータを、ネットワーク16
0を介して、所定のアドレスのWWWサーバ180から
ダウンロードし、加入者150のコンピュータに送信す
るよう制御し、要求されたメールの送受信を行う。
【0051】前記加入者接続制御機能111及びリクエ
スト処理機能113は、従来のソフトウエアを用いて従
来のプロバイダによって提供されてきた機能である。前
記顧客データベース120は、加入者情報テーブル12
1、接続履歴テーブル122、イエローページ・テーブ
ル123、マップイメージ・テーブル124、及びマッ
プ・テーブル125を含む。各テーブルの詳細な説明は
後述する。
【0052】前記プロバイダ・メールサーバ130は、
そのプロバイダの加入者150宛に、例えば、ネットワ
ーク160を介して他のプロバイダから送信されてきた
メールを記憶し、加入者150からの指示によって、そ
の受信メールを加入者側のコンピュータに転送する。
【0053】プロバイダ・WWWサーバ140は、プロ
バイダ及びプロバイダの加入者150のHTML文書や
VRML文書、及びその他必要なデータ、モジュール等
を記憶している。プロバイダの加入者150は、一般的
には公衆回線を介してそれらのデータにアクセスする。
そのプロバイダ以外のプロバイダの加入者は、公衆回線
及びネットワーク160を介してそれらのデータにアク
セスする。通常プロバイダは、WWWページのアクセス
に関するキャッシュ機能及びセキュリティ機能を提供す
るPROXYサーバを備えているが、この実施例では省
略してある。
【0054】メールサーバ170及びWWWサーバ18
0は、ここで説明の対象としているプロバイダ以外のプ
ロバイダ等のメールサーバ及びWWWサーバを集合的に
示している。
【0055】図2〜8は、本発明の一実施例で使用する
顧客データベース120内の各テーブル及びデータの内
容を示している。図2は、加入者情報テーブル121の
ファイル・フォーマットの例を示しており、加入者I
D、加入者名、パスワード、マップデータ表示種別、実
現タイプ、巡回間隔、及び前回巡回日時の各項目が示さ
れている。加入者ID、加入者名、及びパスワードは、
プロバイダによって従来から管理されてきた項目であ
り、加入者150がプロバイダへの接続を試みる際に、
加入者150の接続権限をチェックするために前記加入
者接続制御機能111によって使用される。マップデー
タ表示種別は、どのような区分に従って、加入者150
のマップデータを作成するかを指定する。この例では、
「アドレスのタイプ別の区分け」、「アクセス頻度別の
区分け」、「アクセス頻度別の表示方法変更」などがあ
る。実現タイプは、加入者150のコンピュータに表示
されるマップデータのデータタイプであり、このタイプ
に応じて、適当なアプリケーションが選択され、そのア
プリケーションによってマップデータが解釈され、加入
者150のコンピュータ上にブックマーク及びアドレス
ブック機能を果たすマップ表示が表示される。この例で
は、HTML、VRMLといった言語タイプを採用して
いるが、WWWページ等へのアンカー機能を有する限
り、その他のどのような言語または方法を選択すること
もできる。巡回間隔は、例えばプロバイダ側で、加入者
150が過去にアクセスしたアドレスを、自動的に順に
アクセス(巡回)する間隔を示している。図2に示す例
では、日単位で記憶されているが、時間や秒と言ったそ
の他の単位で記憶されても良い。また、この例では、加
入者150毎に巡回間隔を管理できる設計になっている
が、一律に間隔を設定することもでき、その場合にはこ
の項目は不要である。前回巡回日時は、その加入者15
0に関する巡回が何時行われたかを示している。プロバ
イダ側では、前回巡回日時から巡回間隔が経過した時点
で前記巡回を行い、今度はその時点を前回巡回日時に設
定する。
【0056】図3は、接続履歴テーブル122のファイ
ル・フォーマットの例を示しており、加入者ID、接続
アドレス、最新アクセス日時、頻度、及びステータスの
各項目を含む。アクセスされたアドレスは、加入者ID
に割り当てられた加入者によってアクセスされたWWW
ページのアドレス、または送受信されたメールのアドレ
スであり、WWWページのアドレスとメールアドレスが
混在して記憶される。最新アクセス日時は、前記アドレ
スにアクセスした最新の日時を示す。頻度は、一定期間
内でそのアドレスにアクセスした回数を示す。このテー
ブルの例では、同一の加入者が同じアドレスにアクセス
した場合は、そのアドレスに対応するレコードの最新ア
クセス日時及び頻度が更新され、新しいレコードの追加
は行われないようになっているが、アクセス等があった
場合に新しいレコードを追加して、頻度情報が必要な際
に、同じアドレスのレコードの件数をカウントするよう
にしてもよい。ステータスは、前述の巡回がプロバイダ
等によって自動的に行われた場合に、各アドレスに対す
るアクセス結果のステータス(状況)を示すものであ
る。例えば、前回のアクセス時から更新されている場合
は更新日を、回線などの混雑でページにアクセスできな
かったときは「ビジー」を、ページが見つからない場合
には「Not Found」と、ページのアドレスが変
わっている場合には「移動」というように、それぞれ状
況に応じて、対応する識別を設定する。
【0057】図4は、イエローページ・テーブル123
のファイル・フォーマットの例を示しており、アドレ
ス、タイプ、及びサブタイプを含む。このテーブルに
は、インターネット上に存在するWWWページのアドレ
スや、個人または企業のメールアドレスが予め記憶され
ており、更にそのそれぞれのアドレスがタイプ(大分
類)、サブタイプ(小分類)のカテゴリで分類されてい
る。例えば、図4の最初のレコードは、WWWページの
アドレス「http://www.A1.co.jp/A1.html 」が、タイプ
がショッピングで、サブタイプが車であり、そのアドレ
スが車のショッピングに関するものであることを示して
いる。こうした分類は、タイプ(大分類)のみの1階層
でされてもよいし、より多くの階層によって分類されて
もよい。このテーブルは、事前にプロバイダやその他の
機関によって設定されていることが望ましい。また、前
記分類を、そのアドレスからのキーワード検出により行
うこともできる。
【0058】図5は、マップイメージ・テーブル124
のファイル・フォーマットの例を示しており、タイプ、
サブタイプ、ステータス、及びイメージ・データを含
む。タイプ及びサブタイプは、前記イエローページ・テ
ーブル123のタイプ及びサブタイプに対応し、ステー
タスは、前記接続履歴テーブル122のステータスに対
応する。タイプ、サブタイプ、及びステータスの組み合
わせが、1つのイメージ・データに対応する(タイプ、
サブタイプ、及びステータスの連結キーがユニーク・キ
ーとなる)。例えば、最初のレコードは、タイプ、サブ
タイプ、及びステータスの組み合わせ、即ちショッピン
グ+車+通常に対応するイメージ・データがc: image s
hopping car1.gifであることを意味している。イメージ
・データは、ここではgifデータが示されているが、
アニメーションgifやbmpファイル等のイメージを
表現できるその他のデータを含むことができ、この例で
は示されていないが、VRMLで使用する場合には、表
示するイメージの立体表現を定義する座標データなどを
格納する必要がある。
【0059】図6は、マップ・テーブル125のファイ
ル・フォーマットの例を示しており、加入者ID毎にマ
ップデータ(表示形式データ)が対応付けられている。
このマップデータは、加入者150のコンピュータ上に
表示されるマップ表示のもととなるマップデータであ
り、加入者情報テーブル121の実現タイプで、その加
入者150が何を指定しているかによって、記憶される
データ(HTML文書、VRML文書、またはその他の
言語や方法)が異なる。ここでは、HTML文書であれ
ば、ファイルの拡張子をhtmlに、VRML文書であ
れば、wrlとして表している。
【0060】図7は、マップイメージ・テーブル124
内のイメージ・データを適当な編集画面で表示した例で
ある。これらのイメージは、HTML文書で使用される
GIFファイルを編集画面上に表示した例であり、それ
ぞれのイメージが、アドレスのタイプ、サブタイプ、及
びステータスの全てを表現できるようなイメージとして
設定されるのが好ましい。例えば、図7(A)のcar1.g
ifは、通常のアクセスが可能な車のショッピングに関す
るページを表し、図7(B)のcar2.gifは、最近更新さ
れた車のショッピングに関するページを表し、図7
(C)のcar3.gifは、アクセスが混んでいて時間がかか
る車のショッピングに関するページを表し、図7(D)
のcar4.gifは、存在しない可能性が高い車のショッピン
グに関するページを表している。
【0061】次に、図8〜10の処理フローを参照し
て、プロバイダ・接続管理サーバ110の処理を詳細に
説明する。図8は、加入者150がプロバイダに接続
し、その後ネットワーク上の資源にアクセスする際の、
前記プロバイダ・接続管理サーバ110の処理フローを
示している。最初に、プロバイダ・接続管理サーバ11
0は、ステップS100で加入者150からの接続要求
を待つ。接続要求があると(ステップS100、ye
s)、ステップS101で、加入者IDとパスワードの
チェックを行い、接続要求のない場合は(ステップS1
00、No)、前記ステップS100の判定を繰り返
す。ここで、接続要求をしてきたユーザが入力した加入
者IDのパスワードを、加入者情報テーブル121の対
応する加入者IDのパスワードと比較し、一致しない場
合は接続を拒否する。加入者IDとパスワードが正しい
場合、ステップS102に進み、接続要求してきたユー
ザを正しい加入者と認証し、プロバイダ・接続管理サー
バ110と加入者のコンピュータとの間のセッションを
確立する。
【0062】次に、ステップS103に進み、マップ・
テーブル125から、対応する加入者IDのマップデー
タ及びそのマップデータの表示に必要なデータを加入者
のコンピュータに送信する。この時、プロバイダ・メー
ルサーバ130内に対応する加入者の未読メールがあれ
ば、その情報も前記マップデータに付加して送信し、加
入者に未読メールがあることを通知する。
【0063】ステップS104で加入者150からネッ
トワーク上の資源のアクセスが要求されたかを判定す
る。要求されていない場合(ステップS104、N
o)、この判定が繰り返される。一定の時間この繰り返
しを行っても要求がない場合は、前記加入者150との
コネクションを切断するようにすることもできる。要求
があった場合には(ステップS104、Yes)、ステ
ップS105に進む。
【0064】ステップS105では、加入者150のア
クセス内容に応じて、マップ・テーブル125内のその
加入者に対応するマップデータを更新する。ステップS
106では、加入者が要求したリクエストを処理する。
この処理は、従来のプロバイダでの処理と同様であり、
WWWページへのアクセス、メールの送受信、FTPサ
イトからのダウンロード等、ネットワーク上の資源に対
するあらゆる処理を含む。ステップS106とステップ
S105の処理順序はこの逆でもよいし、また同時に処
理されてもよい。ステップS106の処理が終わると、
ステップS104の判定に戻り、再び加入者150のア
クセス要求があるのを待つ。
【0065】次に、図9では、図8のステップS105
に示されたマップデータ更新処理のフローを詳細に示
す。最初に、ステップS201では、加入者150から
要求されたアドレスが、その加入者が過去にアクセスさ
れたものかどうかの判定がなされる。この判定は、接続
履歴テーブル122内の、その加入者150に関するア
ドレスを検索することによって行われる。そのアドレス
が過去にアクセスされたものである場合は(ステップS
201、Yes)、ステップS202に進み、そこで、
接続履歴テーブル122の対応するアドレスのレコード
を、最新アクセス日時として現在の日時を設定し、頻度
に1加算して更新する。接続履歴テーブル122のレコ
ードをアクセスの度に追加する設計を採用している場合
は、新しいレコードにアドレス、最新アクセス日時、頻
度(=1)を設定し、前記テーブル122に追加する。
その後ステップS206に進む。
【0066】ステップS201で過去に使用されたアド
レスでないと判定された場合は(ステップS201、N
o)、ステップS203に進み、接続履歴テーブル12
2に、そのアドレス、アクセス日時、頻度(=1)を設
定したレコードを追加する。
【0067】次に、ステップS204に進み、そのアド
レスに対応するタイプ及びサブタイプを、イエローペー
ジ・テーブル123から取得する。一部、個人のメール
アドレスに関しては、前記イエローページ・テーブル1
23にない可能性も考えられるが、アドレスのフォーマ
ットをパターン識別したり、プロトコル・タイプの識別
を加えることによって、それが個人のメールアドレスで
あると識別されうる。また、イエローページ・テーブル
123内に対応するアドレスがない場合もあるが、その
ような場合には、最終的にそのアドレスに対応するイメ
ージ・データとして、その事実が分かるような任意のイ
メージを割り当てたり、強制的なメッセージを表示して
もよい。
【0068】その後、ステップS205で、前記ステッ
プS204で取得されたタイプ及びサブタイプを基に、
マップイメージ・テーブル124から、対応するイメー
ジ・データを取得する。ステップS206では、アクセ
スされたアドレス、前記加入者情報テーブル121内の
マップデータ表示種別、実現タイプ、接続履歴テーブル
122内の頻度、イエローページ・テーブル123内の
タイプとサブタイプ、及び前記ステップS205で取得
したマップイメージ・テーブル124内のイメージ・デ
ータに基づいて、加入者のマップデータを変更・調整・
更新する。必要なデータは前記マップデータ表示種別に
よって異なり、必ずしも前述のデータ全てが必要な訳で
はない。
【0069】ステップS205で取得されるイメージ・
データは、前述した、図7の(A)のような通常のケー
スのイメージである。しかし、ここで、後で詳細に説明
するマップデータ調整・保守機能112Dと同様に、要
求されたアドレスに対する実際のアクセス結果を接続履
歴テーブル内のステータスとして記憶し、そのステータ
スに基づいて、対応するイメージ・データ(例えば、図
7の(A)〜(D))を取得するようにしてもよい。し
かし、この場合は、後述するマップデータ調整・保守機
能112Dとは異なり、要求した1つのアドレスに対し
てのみ処理がされる。
【0070】更新が終わると、ステップS207で、更
新されたマップデータがマップ・テーブル125に記憶
され、加入者150のコンピュータにそのマップデータ
及び関連するデータを送信する。
【0071】これによって加入者150は、新しいアド
レスにアクセスしたり、アクセスによってアクセス頻度
の傾向が変化したような場合に、即時に加入者150の
コンピュータ上にその内容を反映したマップデータが送
信され、それに基づいてマップ表示が行われる。こうし
た送信を頻繁に行う必要のない加入者150は、加入者
150がプロバイダに接続された時点でのみマップデー
タの送信が行われるようにしてもよい。
【0072】図10には、図9で示したステップS20
6のマップデータの更新処理フローを、より詳細に示し
てある。最初に、ステップS301で、加入者情報テー
ブル121のマップデータ表示種別が何かを判定する。
ここでは、「アクセス頻度別の区分け」、「アドレスの
タイプ別の区分け」、及び「アクセス頻度別の表示方法
変更」といった、3つのマップデータ表示種別が存在す
るものとして処理を考える。尚、必要に応じて、他の基
準を用いたマップデータ表示種別を設定することも可能
である。
【0073】マップデータ表示種別が、「アクセス頻度
別の区分け」である場合、制御は左側の分岐に進み、ス
テップS302が実行される。ステップS302では、
表示エリアを所定の区画(P1〜Pi)に分ける。この
表示エリアは最終的に加入者150のコンピュータ上に
表示されるエリアである。このステップS302の処理
は、HTMLやVRMLの生成という側面から見れば、
それぞれの言語を使用して、前記区画(P1〜Pi)が
表示されるようにステートメントを生成することを意味
している。
【0074】次にステップS303に進み、加入者15
0が過去にアクセスしたアドレスを、そのアクセス頻度
に応じて、iと同じ数に分類する。例えば、4つの区画
(P1〜P4)に分類される表示が行われる場合、過去
にアクセスしたアドレスA1〜A6が、それぞれ1,
2,3,4,5,6のアクセス頻度を有していたとす
る。この場合、最も高いアクセス頻度6を4で割り(結
果は1.5)、そして、アクセス頻度が1.5以下のア
ドレスは区画P1に、アクセス頻度が1.5より上で
3.0以下のアドレスは区画P2に、アクセス頻度が
3.0より上で4.5以下のアドレスは区画P3に、ア
クセス頻度が4.5より上で6.0以下のアドレスは区
画P4に分類する。この結果、区画P1には、アクセス
頻度が1のアドレス1つが属し、区画P2には、アクセ
ス頻度が2と3のアドレス2つが属し、区画P3には、
アクセス頻度が4のアドレス1つが属し、区画P4に
は、アクセス頻度が5と6のアドレス2つが属すること
になる。もちろん、アクセス頻度に応じたこのような分
類方法は、上記の線形的な分類方法に限られるものでは
なく、他の様々な方法が考えられる。
【0075】ステップS304では、ステップS303
で分類されたアドレスを、対応する区画に割り当てる。
このステップS304の処理は、HTMLやVRMLの
生成という側面から見れば、それぞれの言語のステート
メントを使用して、前記区画(P1〜Pi)の中に、そ
の区画に分類されたアドレスに対応するイメージ・デー
タを表示するように指定をすることを意味している。イ
メージ・データはマップイメージ・テーブル124から
取得されたものであり、HTMLによる表示が行われる
場合等で用いられる。VRMLによる表示が行われる場
合には、表示するイメージの立体表現を定義する座標デ
ータ等(不図示)が、前記マップイメージ・テーブル1
24から取得され、そのデータを基にVRMLによる指
定が行われる。ステップS302〜ステップS304の
処理によって、アクセス頻度別に区分けされたマップデ
ータが生成される。このマップデータの内容は、図8に
示すようなHTMLやVRMLで記述されたデータであ
り、加入者150のコンピュータに送信され、そこでW
WWブラウザやVRMLビューワによる解釈が行われた
後、前記コンピュータ上に、ブックマークやアドレスブ
ックの代わりとなるよう機能するマップ表示が提供され
る。
【0076】ステップS301で、マップデータ表示種
別が「アドレスのタイプ別の区分け」であると判定され
ると、中央の分岐、即ち、ステップS305に進む。ス
テップS305では、ステップS302と同様、表示エ
リアを所定の区画(P1〜Pj)に分割する。
【0077】次に、ステップS306で、加入者150
が過去にアクセスしたアドレスを、そのタイプ及びサブ
タイプに応じて分類する。前述したように、各アドレス
は、イエローページ・テーブル123を参照することに
よって、そのアドレスのタイプ及びサブタイプを取得す
ることができる。こうして得られたタイプ及びサブタイ
プを前記区画P1〜Pjに分類する。こうした分類の数
及び方法は、自由に設定することができ、例えば、前記
タイプのみを各区画に対応させたり、タイプとサブタイ
プの組み合わせを各区画に対応させたりすることもでき
る。
【0078】次に、ステップS307では、ステップS
306で分類されたアドレスを、対応する区画に割り当
てる。このステップS307の処理は、HTMLやVR
MLの生成という側面から見れば、それぞれの言語のス
テートメントを使用して、前記区画(P1〜Pj)の中
に、その区画に分類されたアドレスに対応するイメージ
・データを表示するように指定をすることを意味してい
る。イメージ・データはマップイメージ・テーブル12
4から取得されたものであり、HTMLによる表示が行
われる場合に用いられる。VRMLによる表示が行われ
る場合には、表示するイメージの立体表現を定義する座
標データ等(不図示)が、前記マップイメージ・テーブ
ル124から取得され、そのデータを基にVRMLによ
る指定が行われる。ステップS305〜ステップS30
7の処理によって、アドレスのタイプ別に区分けされた
マップデータが生成される。このマップデータの内容
は、前述のように、HTMLやVRMLで記述されたデ
ータである。
【0079】ステップS301で、マップデータ表示種
別が「アクセス頻度別の表示方法変更」であると判定さ
れると、右側の分岐、即ち、ステップS308に進む。
ステップS308では、加入者150が過去にアクセス
したアドレスを、そのアクセス頻度に応じて所定の数K
に分類する。
【0080】次にステップS309に進み、そこで、前
記K個の分類に応じて、アドレスに対応するイメージ・
データの大きさ、色、方向、その他外見的特徴を変更す
る。また、複数のレベル(K)に段階的にイメージ・デ
ータの表示方法を変更するのではなく、アクセス頻度に
比例するようにイメージ・データの表示方法を変更する
よう制御することも考えられる。ここでは、アクセス頻
度の高いものほど大きく、かつ手前に(表示エリアの下
部に)なるよう割り当てる例について述べる。
【0081】ステップS309の処理は、HTMLやV
RMLの生成という側面から見れば、それぞれの言語を
使用して、前記分類Kに応じて、前記イメージ・データ
の大きさとイメージ・データを表示する位置を指定をす
ることを意味している。イメージ・データはマップイメ
ージ・テーブル124から取得されたものであり、HT
MLによる表示が行われる場合に用いられる。VRML
による表示が行われる場合には、表示するイメージの立
体表現を定義する座標データ等(不図示)が、前記マッ
プイメージ・テーブル124から取得され、そのデータ
を基にVRMLによる指定が行われる。ステップS30
8及びステップS309の処理によって、アクセス頻度
別にイメージ・データの大きさを変更したマップデータ
が生成される。このマップデータの内容は、前述のよう
に、HTMLやVRMLで記述されたデータである。
【0082】図11には、プロバイダにおけるマップデ
ータ調整・保守機能の処理フローが示されている。この
処理は、ユーザのネットワーク資源へのアクセスには関
係なく、前述した所定のタイミングで実行される。マッ
プデータ調整・保守機能は、加入者150が過去に接続
したアドレス(基本的にWWWページに関するアドレス
であり、メールアドレスは除く)を、加入者150毎に
設定されたタイミングで独自にアクセスし、その結果に
応じて、その加入者150のマップデータを自動的に更
新する。加入者150毎に設定されたタイミングが経過
したかどうかを判定する間隔自体も任意にとることがで
きる。これによって、加入者150が次に、マップ表示
を行うときに、過去にアクセスしたアドレスに対応する
イメージが、加入者150の関知しないうちに、その最
近のアクセス状況を反映した状態で表示される。
【0083】図11の処理フローは最初に、ステップS
401で、加入者情報テーブル121から順に任意の加
入者に対応するレコードを1件ずつ取り出す。次に、ス
テップS402で、レコードが実際に取り出されたかど
うか判定し、レコードがない場合には(ステップS40
2、No)、フローは終了する。レコードが存在する場
合(ステップS402、Yes)、ステップS403に
進み、ここでそのレコード内の前回巡回日時から巡回間
隔だけ経過した日時が現在、または現在より過去である
かどうかを判定する。前回巡回日時から巡回間隔だけ経
過した日時が現在、または現在より過去である場合(ス
テップS403、Yes)、即ち前回巡回日時+巡回間
隔≦現在の日時である場合、ステップS407に進み、
接続履歴テーブル122から、前記レコードに対応する
加入者150が過去にアクセスしたアドレスを取得す
る。
【0084】次に、ステップS408に進み、ここで、
その加入者150の、過去にアクセスしたアドレスに対
応するレコードが存在するか判定する。レコードが存在
する場合(ステップS408、Yes)、ステップS4
09に進み、そのアドレスが今回のプロバイダにおける
一連の処理の中で、既にアクセスされたアドレスかどう
かが判定される。アクセスされたことがなければ(ステ
ップS409、No)、ステップS410で、そのアド
レスに実際にアクセスが行われ、そのアクセスの際のス
テータス(アクセス結果)が記憶される。アクセスされ
たことがあれば(ステップS409、Yes)、ステッ
プS411で、過去のアクセス記録からステータスを取
得する。これは、プロバイダにおける1回の処理で、異
なる加入者150が過去に、同じアドレスにアクセスし
ている場合などに、何度も同じアドレスへ巡回すること
を避けることができる。ステップS410またはステッ
プS411の処理が終わるとステップS412に進み、
マップイメージ・テーブル124から、そのアドレスの
タイプ、サブタイプ、及びステータスに対応したイメー
ジ・データを取得する。
【0085】このようにして、アクセス結果に応じて、
そのアドレスに対応するイメージ・データ(gifファ
イルやアニメーションgifなど)そのものを交換して
しまう方法ではなく、そのアクセス結果を表すフラッグ
(例えば、アドバルーン、看板、旗など)のイメージ
を、既存のイメージ・データの上、または付近に配置す
る方法も考えられる。この方法では、新たに、各アクセ
ス結果に応じたフラッグのイメージを記憶するテーブル
を設定する必要があるが、マップイメージ・テーブルに
は、タイプおよびサブタイプの組み合わせごとにステー
タス(アクセス結果)に応じたイメージを有する必要が
なく、テーブルの容量を小さくすることができる。
【0086】こうしたステータス(アクセス結果)の把
握は、接続に関するステータスに留まらず、そのホーム
ページで内容が更新されたり、バーゲン、セール、プレ
ゼント等が実施されているといった、ホームページの内
容の意味的変化にも対応することができる。また、メー
ルの開封通知の受信に応じて、メールアドレスに対応す
るイメージを前述のように、他のイメージや、色違いの
同じ形状のイメージに変え、またはフラッグのイメージ
を既存イメージに付加するようにすることもできる。
【0087】ホームページが更新された日を把握するた
めには、例えば、ホームページのリンク情報に掲載され
た更新日付を取得する、ホームページのインデックスペ
ージに対応するHTML文書のファイル更新日を取得す
る、HTML文書中の表示内容から、書式などのパター
ンを基に得られる日付情報を取得する、またはHTML
文書内の非表示タグなどに一定の規則によって書かれた
日付情報を取得する(ただし、将来の標準化等によって
実現される)こと等によって実現される。
【0088】ホームページでバーゲン、セール、プレゼ
ントなどを実施していることは、例えば、検索エンジン
を用いて「バーゲン」等の文字列を特定の条件下で使用
しているホームページを特定する、プロバイダ側で手動
により判断し、特定のホームページにマークする(この
場合、その情報はイエローページ・テーブル内に記憶さ
れるのが望ましい)などによって判断可能である。
【0089】次に、ステップS413で、加入者単位
に、そのアドレスと、そのアドレスに関して取得された
イメージ・データの組を、マップデータ更新用メモリに
記憶する。その後、ステップS414で、接続履歴テー
ブル122から、前記レコードに対応する加入者150
が過去にアクセスした次のアドレスを取得し、ステップ
S408に戻る。
【0090】ステップS403でNo、またはステップ
S408でNoと判定された場合は、ステップS404
に進む。ここで、前記マップデータ更新用メモリに記憶
されたデータがある場合、そのデータに基づいて、その
加入者150に対応するマップデータを更新する。この
処理は、マップデータ更新に関して前述したのと同様の
処理である。ただし、この時点では、取得されたイメー
ジ・データには、ステータスに応じて様々なイメージが
選択される。ステップS405では、前記マップデータ
更新用メモリがクリアされ、新しい加入者150の処理
に関する準備を行う。ステップS406では、加入者情
報テーブル121から次の加入者のレコードを取得し、
ステップS402に戻る。ステップS403でNoの判
定がされた場合には、実質的にステップS406の処理
のみがされてステップS402に戻る。
【0091】図11の処理フロー及び前述したフロー
は、本発明の実施例の理解のために例示したに過ぎず、
厳密にこうしたフローに制限される必要はない。また、
この処理によって、各アドレスのアクセス状態であるス
テータスをも管理することができ、前述したアクセス頻
度などによるイメージの区分けなどに代えて、前記ステ
ータスに応じて、そのアドレスに対応するイメージを区
分けするなどの表示方法を提供することもできる。
【0092】また更に、前述の処理において、加入者毎
に巡回時間を設定せずに、一律で所定の時間間隔でアク
セスを行い、その結果を取得したり、頻度の高いアドレ
スのみアクセス結果の取得を行ったり、接続ビジーやN
ot Foundの状況を、一過性のものである可能性
を考え、これらの状況を最終的に判断する所定の基準
(例えば、ビジーは過去5回連続してビジーであったと
きにビジーと判断するなど)を設定するなど、様々な変
形例を考えることができる。
【0093】図12は、加入者150のコンピュータ上
に表示されるマップ表示の例を示している。図12は、
加入者情報テーブル121のマップデータ表示種別が、
「アドレスのタイプ別の区分け」であり、実現タイプが
VRMLである場合の表示例である。図12はまた、加
入者150が過去にいくつかのアドレスに対してアクセ
スを行い、少なくとも1回、前述の図11に示すような
マップデータ調整・保守機能112Dによる処理が実行
されている場合のマップ表示の例である。
【0094】図12のマップ表示200は、大きくは4
つの区画210〜240、その区画の間の道250、ホ
ーム260、及びアバタ270からなる。区画210
は、ホームページの検索に関するアドレスの区画として
設定され、検索アドレス1、検索アドレス2に対応する
イメージ・データ(211、212)が表示されてい
る。これらのイメージ・データは、VRMLにおいては
立体表現であり、アバタ270の視点によってイメージ
が現実に近い態様で変化する。区画220は、メールア
ドレスの区画として設定され、メールアドレスA1、メ
ールアドレスA2に対応するイメージ・データ(22
1、222)が表示されている。
【0095】検索アドレス1に対応するイメージ・デー
タ211は、ここでは建物の前に多くの人が並んでい
る、混雑したイメージを使用して表されており、前記マ
ップデータ保守機能112Dによってアクセスされたと
きのステータスがビジーであったことを示している。
【0096】検索アドレス2に対応するイメージ・デー
タ212は、ここでは建物の上に閉店という看板が立て
られたイメージを使用して表されており、前記マップデ
ータ調整・保守機能112Dによってアクセスされたと
きに(あるいは、それ以前の複数のアクセスにおい
て)、見つからなかったことを示している。
【0097】区画230は、ショッピングに関するアド
レスの区画として設定され、あるショッピングのページ
に関するイメージ・データ231が表示されている。区
画240は空き区画であり、その中には内も表示されて
いない。
【0098】イメージ・データ231は、ここでは車の
ショッピングに関連するページであり、前回のアクセス
時からそのページに更新が行われていることが、前記マ
ップデータ調整・保守機能112Dによって判定されて
おり、図7の(B)と同様のイメージが示されている。
【0099】前述したように、マップイメージ・テーブ
ル124では、アドレスのタイプ(大分類)、サブタイ
プ(小分類)、及びステータスの組み合わせで異なるイ
メージ・データを使用しているが、ここでは説明の都合
上、タイプ(大分類)とステータス毎にイメージ・デー
タを割り当てるよう簡略化して表示する。ただし、ホー
ム260のイメージ・データは、ここでは固定のデータ
とする。
【0100】各イメージ・データに対応するアドレス
や、そのサービスに関するタイトル(例えば、WWWペ
ージのタイトル)は、ここでは引き出し線を用いて表示
されているが、イメージ・データに重ねて、または付近
に関連づけたその他様々な方法で表示させることができ
る。
【0101】加入者150は、アバタ270の動きをマ
ウス等で制御して、所望のアドレスに向かう。アバタ2
70は通常、ホーム260から出発し、道250に沿っ
て移動する。ここでは、カメラ位置が固定されている
が、アバタ270の視点に基づいてカメラを設置し、そ
のシーンをリアルタイムに画面に表示することもでき
る。所望のアドレスに到達すると、そのアドレスがWW
Wページのアドレスである場合には、そのページがWW
Wブラウザ(不図示)によって表示され、メールアドレ
スである場合には、そのメールアドレスが送信先に設定
された状態で、メール編集画面(不図示)が表示され
る。
【0102】このマップ表示によって、加入者150
は、検索を行おうとするのであれば、アバタ270を検
索アドレスの区画210に進めて、その中の適当なアド
レス(イメージ・データ)を選択し、ショッピングのペ
ージを見ようとするのであれば、ショッピングに関する
アドレスの区画230に向かい、その中から適当なアド
レス(イメージ・データ)を探す。
【0103】ホーム260には、前述したように、未読
メールがあるかどうかの情報を示すフラッグが付けられ
ており、未読メールがある場合にはそのフラッグが上が
るように設定されている。こうした情報は、他の適当な
方法で示されてもよい。
【0104】以上、本発明の実施例を、HTMLやVR
MLを使用し、WWWブラウザやVRMLビューワで表
示するものとして例示してきたが、他のツール、言語及
び方法を用いても本発明の特徴を達成することができる
ことは当業者にとって明らかであり、本発明の実施をH
TMLやVRMLを使用するものとして限定すべきでは
ない。
【0105】また、本発明におけるWWWページの表示
やメールの送受信は、現在インターネットを利用して行
われることが多く、実施例の説明もそれに準じた表現と
なっているが、イントラネットやVAN、WANなど、
特定のユーザにのみ使用権限が与えられたネットワーク
資源に関しても同様に実施することができる。
【0106】また、本発明における前述した特徴を、プ
ロバイダのサーバにおいて実現される実施例に基づいて
説明しているが、本発明を加入者150におけるコンピ
ュータやその他のコンピュータによって実現することも
可能であり、プロバイダのサーバでのみ実現されるもの
として限定する必要はない。
【0107】また、本発明は、加入者150のネットワ
ーク上の資源に対するアクセスに応じて、そのアドレス
を選択しやすいような表示で加入者に提供するシステム
であり、実施例では前記アクセスをWWWページへのア
クセスとメールの送受信を中心に述べてきた。しかし、
こうしたアクセスを、これらに限定する必要はなく、F
TPサイトからの特定のファイルのダウンロードなどを
含む、その他の特定のネットワーク上のアドレスに対す
るアクセスに対して広く応用することができる。
【0108】図13は、上述した表示形式調整システム
100を実施するコンピュータ800のハードウエア構
成の一例を示している。該コンピュータ800は、それ
ぞれバス850に接続されたCPU810、メモリ82
0、記憶装置830、及びネットワーク・インタフェー
ス部840からなる。CPU810は、図1のプロバイ
ダ・接続管理サーバ110の各機能111、112、及
び113を実行する。メモリ820には、前記各機能を
実行するプログラムが実行のためにロードされ、その他
必要に応じて、加入者150から送信されたデータ、ま
たは顧客データベース120、プロバイダ・メールサー
バ130、プロバイダ・WWWサーバ140から読み込
まれたデータを一時的に記憶する。
【0109】記憶装置830は、前記プロバイダ・接続
管理サーバ110の各機能を実行するプログラムを記憶
し、更に、顧客データベース120内の各テーブル等を
記憶する。ネットワーク・インタフェース840は、図
1のプロバイダ・接続管理サーバ110が、加入者15
0と公衆回線等を介してデータを送受信し、プロバイダ
・メールサーバ130及びプロバイダ・WWWサーバ1
40とLAN等を介してデータを送受信し、更にインタ
ーネットなどのネットワーク160を介して他のメール
サーバ170及びWWWサーバ180とデータの送受信
を行うために使用される通信インタフェース装置であ
る。バス850は、前記各構成要素810〜840間で
データ、指令等の送受信を行うための共通伝送経路であ
る。
【0110】図13には図示されていないが、その他、
マウス、キーボードなどの入力装置、CRTディスプレ
イなどの表示装置、及びレーザ・プリンタなどの印刷装
置を、必要に応じて付加することができる。
【0111】また、加入者150が使用するコンピュー
タの構成も、基本的には、図13に示す構成と同様であ
るが、WWWブラウザやVRMLビューワによる表示、
及び操作が必要であるため、前記入力装置と表示装置は
必須の構成要素である。
【0112】
【発明の効果】本発明によって、WWWブラウザやVR
MLビューワによりアクセスされるページのアドレス、
及びメーラによって送受信されるメールアドレスについ
て、プロバイダ側でユーザのアクセスとは別に、自動的
にアクセスを行い、そのアクセス結果に基づいて、その
アドレスに対応するイメージ・データの表示位置や表示
方法を変更・更新し、またはそのアクセス結果に関連す
る情報を付加する機能を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の表示形式調整システムの
ブロック図である。
【図2】顧客データベースの加入者情報テーブルのファ
イル・レイアウトの例を示す図である。
【図3】顧客データベースの接続履歴テーブルのファイ
ル・レイアウトの例を示す図である。
【図4】顧客データベースのイエローページ・テーブル
のファイル・レイアウトの例を示す図である。
【図5】顧客データベースのマップイメージ・テーブル
のファイル・レイアウトの例を示す図である。
【図6】顧客データベースのマップ・テーブルのファイ
ル・レイアウトの例を示す図である。
【図7】マップイメージ・テーブルのイメージ・データ
の編集例を示す図である。
【図8】プロバイダ・接続管理サーバの全体処理フロー
を示す図である。
【図9】マップデータの調整・更新処理フローを示す図
である。
【図10】マップデータ表示種別毎のマップデータの更
新処理フローをより詳細に示す図である。
【図11】マップデータ調整・保守機能の処理フローを
示す図である。
【図12】マップデータ表示種別が「アドレスのタイプ
別の区分け」であり、言語がVRMLである場合の、マ
ップ表示例を示す図である。
【図13】本発明を実施するコンピュータの構成を示す
図である。
【図14】従来のブックマーク表示画面を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 表示形式調整システム 110 プロバイダ・接続管理サーバ 111 加入者接続制御機能 112 マップデータ処理機能 112A 履歴管理機能(履歴管理手段) 112B マップデータ更新機能 112C マップデータ送信機能(表示形式データ送信
手段) 112D マップデータ保守機能(表示形式データ調整
手段) 113 リクエスト処理機能 120 顧客データベース 130 プロバイダ・メールサーバ 140 プロバイダ・WWWサーバ 150 加入者 150A 加入者A 150B 加入者B 160 ネットワーク 170 メールサーバ 180 WWWサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/40 310C 310F 15/403 340B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれがアドレスを有するネットワー
    ク資源に対するユーザからのアクセスを制御し、前記ア
    クセスされたネットワーク資源と前記ユーザとの間のデ
    ータの送受信を処理するネットワーク接続管理システム
    において、 前記ユーザが所定の期間においてアクセスした前記ネッ
    トワーク資源のアドレスを記憶する履歴管理手段と、 所定のタイミングで前記履歴管理手段に記憶された前記
    ネットワーク資源のアドレスにアクセスし、そのアクセ
    ス結果に基づいて該アドレスに対応するイメージデータ
    の表示位置、または表示方法を調整する表示形式データ
    調整手段と、前記表示形式データ調整手段により調整さ
    れた表示形式データを、前記ユーザに送信する表示形式
    データ送信手段とを有することを特徴とする表示形式調
    整システム。
  2. 【請求項2】 前記表示形式データ調整手段は、前記ア
    クセス結果に基づく該アドレスに対応するイメージデー
    タの表示位置、または表示方法として、前記イメージデ
    ータの各々を区分けして表示するよう表示形式データを
    調整することを特徴とする請求項1記載の表示形式調整
    システム。
  3. 【請求項3】 前記表示形式データ調整手段は、前記ア
    クセス結果に基づく該アドレスに対応するイメージデー
    タの表示位置、または表示方法として、前記イメージデ
    ータの各々を表示形態を変更して表示するよう表示形式
    データを調整することを特徴とする請求項1記載の表示
    形式調整システム。
  4. 【請求項4】 前記アクセス結果は、少なくとも前記ネ
    ットワーク資源のアドレスによって提供されるサービス
    内容に関する情報が含まれることを特徴とする請求項1
    ないし3に記載の表示形式調整システム。
  5. 【請求項5】 前記表示形式データ調整手段がネットワ
    ーク資源のアドレスにアクセスする前記所定のタイミン
    グは、少なくとも前記ユーザ毎に設定できることを特徴
    とする請求項1ないし3に記載の表示形式調整システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記表示形式データ調整手段がおこなう
    前記イメージデータの表示方法の調整は、イメージデー
    タの色、大きさ、模様、及びその他の外見的特徴の変
    更、イメージデータ自体の変更、及び該イメージデータ
    の上、または付近に他のイメージデータを追加する処理
    であることを特徴とする請求項1ないし3に記載の表示
    形式調整システム。
  7. 【請求項7】 それぞれがアドレスを有するネットワー
    ク資源に対するユーザからのアクセスを制御し、前記ア
    クセスされたネットワーク資源と前記ユーザの間との情
    報データの送受信を処理するネットワーク接続管理方法
    において、 前記ユーザが所定の期間においてアクセスした前記ネッ
    トワーク資源のアドレスを記憶する履歴管理ステップ
    と、 所定のタイミングで、前記履歴管理ステップによって記
    憶された前記ネットワーク資源のアドレスにアクセス
    し、そのアクセス結果に応じて、該アドレスの対応する
    イメージデータの表示位置、または表示方法を調整する
    表示形式データ調整ステップと、 前記表示形式データ調整ステップによって調整された表
    示形式データを、前記ユーザに送信する表示形式データ
    送信ステップとを有することを特徴とする表示形式調整
    方法。
  8. 【請求項8】 それぞれがアドレスを有するネットワー
    ク資源に対するユーザからのアクセスを制御し、前記ア
    クセスされたネットワーク資源と前記ユーザの間とのデ
    ータの送受信を処理するネットワーク接続管理方法を実
    現するプログラムを記録した記録媒体であって、 前記ユーザが所定の期間においてアクセスした前記ネッ
    トワーク資源のアドレスを記憶する履歴管理ステップ
    と、 所定のタイミングで、前記履歴管理ステップによって記
    憶された前記ネットワーク資源のアドレスにアクセス
    し、そのアクセス結果に応じて、該アドレスの対応する
    イメージデータの表示位置、または表示方法を調整する
    表示形式データ調整ステップと、前記表示形式データ調
    整ステップによって調整された表示形式データを、前記
    ユーザに送信する表示形式データ送信ステップとをコン
    ピュータに実行させるプログラムを記録した該コンピュ
    ータが読み取り可能な記録媒体。
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