JP4465069B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、GPS(グローバル ポジショニング システム)を利用して得る緯度・経度の位置情報をもとに、ある範囲内の場所を確定し、そのエリアに入った、または出たときに、その場所と時刻をファイルに貯える時計、携帯情報端末、ウエアラブル・コンピュータなどの電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、GPSを利用したシステムがさまざまな分野で利用されている。例えば、車におけるカーナビゲーションシステムでは、GPSを利用して、現在の位置を取得し、またCD−ROM等から地図情報を読み出し、GPSで取得した位置情報に基づいて、車が今どの位置にいるのかを地図を画面上に表示することで表している。車が移動することで画面上に表示されている道路地図も更新され、さらにその周辺の地図等も表示できる。
【0003】
また、最近は上記のような車載タイプよりもはるかに小型化された時計にGPSの機能を内蔵させたものも出てきている。例えば、カシオ計算機株式会社の『GPS内蔵ウオッチ「PROTREK SATELLITE NAVI」』や特開平8−122093号公報で開示されている内容のものである。
【0004】
カシオ計算機株式会社の『GPS内蔵ウオッチ「PROTREK SATELLITE NAVI」』は、衛星から配信される起動データをメモリに記憶し、このデータを予め登録したエリア、時間をもとに、現在の位置を想定する。データの取得に際しては、連続して計測することもでき、例えば、10分ごとに起動データとしての月・日・時・分・緯度・経度を取得してメモリに記憶することができる。
【0005】
また、特開平8−122093号公報では、携帯型位置検出装置に装着されたICカードに、時刻及びそのときの位置検出装置の所在地点を所定時間(1分)ごとに格納することにより、時刻及び所在地点の時系列データを作成していく。次に、日報作成支援装置において、ICカード内に作成された時刻及び所在地点の時系列データを、位置検出装置が移動していた時間帯と、静止していた時間帯とに区分する。そして、静止時間帯については、位置情報に基づき、対応する地図情報(例えば、「△△産業(株)××支社」)をCD−ROMより参照する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記記載の技術においては、なお以下のような課題を有している。
【0007】
GPS内蔵ウオッチ「PROTREK SATELLITE NAVI」においては、連続して位置情報は取得できるが、その反面、日常の生活において、このように連続して緯度・経度の情報を取得したら、データ量は膨大で、また緯度・経度が頭の中で場所に容易に結びつかないため、利用が困難になるといった問題を有している。
【0008】
また、特開平8−122093号に記載の技術では、例えば自宅などに関しての地図情報がCD−ROMに貯えられていないおそれがある。
【0009】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ユーザが例えば自宅から出勤し、勤務し、帰宅するような、日常の行動(会社への出勤、出張、プライベートな行動等)においても、GPSから得られる数多くの緯度・経度の位置情報を一々ユーザが取捨選択する操作を必要とせず、現在地や目的地の確認等を行うことができる電子機器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明におけるGPS機能を有する電子機器では、位置情報を取得する指示や各種操作を行うための入力手段と、前記指示に基づいてGPSから位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記取得した情報を記憶しておく記憶手段と、前記取得した情報を表示する表示手段とを備えたGPS機能を有する電子機器において、前記入力手段は、場所情報の取得を指示するための場所取得スイッチまたはボタンを有し、前記記憶手段は、経度及び緯度と、その位置からの有効範囲と、場所名に関する情報を記憶する第1記憶部と、位置情報を取得した日付及び時刻と、場所名と、その場所への出入りに関する情報を記憶する第2記憶部とを有し、前記場所取得スイッチまたはボタンにて場所情報を取得する指示がなされると、前記位置情報取得手段にて現在地に関する位置情報が取得され、その地点の経度及び緯度と、その位置からの有効範囲と、場所名に関する情報が前記第1記憶部に記憶され、一定時間間隔で現在地が前記位置情報取得手段によって計測され、その計測されて取得した位置情報を前記第1記憶部に記憶されている経度及び緯度と、その位置からの有効範囲の情報とで比較し、その有効範囲の内に入ったときと、外に出たときに、そのときの日付及び時刻と、場所名を取得データとして、前記第2記憶部に記憶し、該記憶された情報を前記表示手段に表示させる一連の制御をつかさどる制御手段を備えてなることを特徴とする。
【0011】
本発明におけるGPS機能を有する電子機器では、前記第1記憶部に記憶する情報の項目に前記第2記憶部に情報を取得するための種類を含め、その種類によって、経度及び緯度と、その位置からの有効範囲の内に入ったとき、外に出たとき、あるいは入ったときと出たときに、そのときの日付及び時刻と、場所名を取得データとして、前記第2記憶部に追記することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明におけるGPS機能を有する電子機器の実施形態に関して図面を用いてその実施例を詳細に説明する。
【0013】
図1は、本実施の形態におけるGPS機能を有する電子機器のシステムブロック図を示したものである。
【0014】
図示しているように、本実施の形態におけるGPS機能を有する電子機器は、主として中央制御処理装置(CPU)1と、第1メモリ2と、第2メモリ3と、入力装置4と、表示装置5と、音声出力装置6と、GPS受信装置7とから構成されている。中央制御処理装置(CPU)1は、本電子機器を構成する各種装置を制御するもので、その制御は第1メモリ2に格納されている処理に必要なプログラムやデータによって行われる。第1メモリ2は、上記中央制御処理装置(CPU)1によって処理がなされるプログラムやデータが格納されており、ROM(マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等)で構成されている。尚、第1メモリ2は、これ以外で例えばFD、HD、CD−ROM、DVD等の記憶媒体からプログラムが読み出されて処理(プログラム)が実行される構成であってもよい。第2メモリ3は、上記中央制御処理装置(CPU)1によって処理が行われるときに必要となる作業エリア以外に、後で説明する入力されたデータ(例えば、緯度、経度、日付・時刻等のデータ)や処理結果のデータ(例えば、データの属性、現在地等のデータ)を記憶しておくためのテーブル31とファイル32が含まれており、RAMで構成されている。尚、第2メモリ3は、これ以外で例えばデータを記憶しておく部分は電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ(EEPROM、フラッシュROM等)で構成されていてもよい。入力装置4は、スイッチ、キーボード、マウス、ジョイスティック、またはペンタッチ入力装置(タブレットやタッチパネルを含む)などから構成されている。表示装置5は、CRTやLCD等の液晶表示装置であってもよい。尚、本電子機器自体が小型化、例えば身に付ける程度の大きさのものであればLCD等の液晶表示装置である。さらに、上記入力装置4と表示装置5とが一体化した液晶表示一体型タブレットであってもよい。音声出力装置6は、スピーカ等で構成され、アラームを含む警告などの報知音を鳴らす。尚、この音声出力装置6は本実施の形態のシステムにおいて必須構成要件ではない。GPS(GlobalPositioningSystem)受信装置7は、複数の衛星からの電波を受信し、現在位置を測定する。この現在位置は、緯度(北緯/南緯・度・分・秒)と経度(東経/西経・度・分・秒)で表される。さらに、時刻情報も取得できる機能も備えている。また、図1には示していないが、外部記憶媒体(磁気テープ、FD、HD、CD−ROM、MD、MO、DVD、各種(IC/光等の)カード)とアクセスするための手段や外部との通信I/F(インターフェース)、例えばインターネット等の外部通信ネットワークと接続できる端子及び処理手段も備えている構成であってもよい。以上の構成により、本装置(本電子機器)は卓上タイプや携帯端末サイズから時計のような身につけるサイズのものに至るまであらゆる分野/用途に応用できる。尚、上記説明では、報知手段としてスピーカを含む音声出力装置6と記載したが、これは音声による報知のみに限定されるものではなく、例えば、バイブレーション等を含む振動による手段で実現してもよい。
【0015】
図2は、本実施の形態における経度・緯度及びその有効範囲及び場所(場所名)を格納しているテーブルのデータ構成の一例を示したものである。
【0016】
このテーブル31は、緯度31a、経度31b、エリア31c、種類31d、フラグ31e、場所(場所名)31fの項目から構成されている。図2に示されている例では、10箇所の地点のデータ(31−1から31−10)がテーブル31に登録されている。このテーブル31の各データは、エディタを用いて編集することができる。初めの9地点の場所(データ31−1から31−9まで)については、使用者が適当な場所名(例えば「自宅」)を入力している。最後の地点の場所(データ31−10)については、データを取得したときに、デフォルト値として、月日と時刻(09/01 18:56)が、場所名として仮に置かれている。
【0017】
ここで緯度31aにおけるNは北緯を表し、南緯はSで表すものとする。同様に、経度31bにおけるEは東経を表し、西経はWで表すものとする。例えば、図2の1番目のデータ31−1において、N0343820は北緯34°38′20″(以降、度、分、秒の記号表記をそれぞれ°、′、″とする)を表し、ここでの1″は約30mに相当する。また、E1354820は東経135°48′20″を表し、ここでの1″は約25mに相当する。
【0018】
エリア31cは、ある地点から東西南北へ取った距離を、mで表したものである。デフォルト値を100とし、そのとき200mの正方形内がその場所となる。エリア31cの値は、エディタで変更することができる。尚、エリア31cの値は、プログラムの起動時に予め°′″(度・分・秒)へ換算しておくことが望ましい。
【0019】
種類31dは、ファイル32にデータを取得する方法の種類であり、緯度31aと経度31bで示された地点を中心にエリア31cで規定された範囲内の場所に入ったときに取得するものを1、出たときに取得するものを2、入ったときと出たときの両方で取得するものを3、取得しないものを0とし、デフォルト値は1とする。
【0020】
フラグ31eは、緯度31aと経度31bで示された地点を中心にエリア31cで規定された範囲内の場所にあるときを1とし、そうでないときを0とする。
【0021】
例えば、図2において、7番目のデータ31−7の場合、緯度31aと経度31bのデータから場所が「東京」で、エリア31cの値が10000mであり、8番目のデータ31−8の場合、緯度31aと経度31bのデータから場所が「新宿」で、エリア31cの値が1000mであり、9番目のデータ31−9の場合、緯度31aと経度31bのデータから場所が「都庁」で、エリア31cの値が200mである。そのため、使用者が現在9番目のデータ31−9の「都庁」の範囲内の場所にいるとすれば、7番目から9番目のフラグ31eの値はすべて1になる。次に、「都庁」の範囲内から出たならば、9番目のフラグ31eの値は0に変わり、さらに「新宿」の範囲内から出たならば、8番目のフラグ31eの値は0に変わり、最終的に「東京」の範囲内から出たならば、7番目のフラグ31eの値も0に変わる。
【0022】
尚、テーブル31の各項目のデータは、フラグ31eを除いて、すべてエディットが可能である。そのため、緯度・経度を調べることができれば、未知の地点のデータを予め記憶しておくこともできる。
【0023】
図3は、本実施の形態における位置情報を取得した日付・時刻及び場所(場所名)及びその場所への出入りに関する情報を格納しているファイルのデータ構成の一例を示したものである。
【0024】
このファイル32は、日付32a、時刻32b、場所への出入り32c、場所(場所名)32dの項目から構成されている。図3に示されている例では、10箇所の地点のデータ(32−1から32−10)がファイル32に登録されている。このファイル32にはGPSで取得したデータが1行単位で追加されている。月日32a及び時刻32bは、データを取得した時点のものであり、そのとき取得し上記テーブル31に登録された緯度31aと経度31bで示された地点を中心にエリア31cで規定された範囲内の場所に入ったものが入で、その範囲内から出たものが出と表示される。場所(場所名)32dは、テーブル31にある場所(場所名)31fである。
【0025】
例えば、図3において、10番目のデータ32−10は最新のデータであり、月日32aが09/01で、時刻32bが18:56に、ある場所をテーブル31に取得したときのものである。尚、このファイル32の情報は、行動メモとして後日参照でき、また編集して、報告書や日記とすることができる。
【0026】
図4は、本実施の形態における処理を実行中の表示装置での表示例を示した図である。
【0027】
表示装置5に表示されるデータの項目としては、上記図4のファイル32に格納されている月日、時刻、入/出、場所(場所名)であり、ここでは1行単位でデータの表示がなされる。ただし、1行に限定される必要はない。この図4の場合は、最後に表示されているデータ5−10が、最新のデータである。
【0028】
また、表示画面上には、データ以外に、新たにある場所のデータをテーブル31に取得することを指示するための場所取得ボタン5B1、表示されている画面(データ)のスクロールを行うための上スクロールボタン5B2や下スクロールボタン5B3が設けられている。またそれ以外にも図示していないが、左右のスクロールボタンが設けられていてもよい。例えば、これは表示画面上にボタンが表示されており、これをタッチすることで目的の動作が実行できるものであってもよい。
【0029】
図5は、本実施の形態における処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【0030】
まず、処理をスタートすることでGPS受信装置7を動作させ、現在位置を計測する(ステップS101)。次に、テーブル31の先頭から後尾に向かって順番に記憶されているデータを調べて行く(ステップS102)。検索した結果、残りのデータの有無を判断する(ステップS103)。もし残りのデータが無ければ時間待ち(ステップS104)、ここでは約10分の時間待ちを行って、上記ステップS101に戻り、再度GPS受信装置7を動作させ、現在位置を計測する。一方、残りのデータが有れば、上記ステップS1で取得した現在位置がそのデータのエリア内に有るか否かを判断する(ステップS105)。
【0031】
ここでエリア内であれば、そのデータのフラグが1であるか否かを判断する(ステップS106)。フラグが1であれば、既にそのエリアに入っていたので、何もせず上記ステップS2に戻る。フラグが1でなければ、そのフラグを1に変える(ステップS107)。さらに、その種類が1または3であるか否かを判断する(ステップS108)。種類が1または3でないならば、何もせず上記ステップS102に戻る。種類が1または3であるならば、月日、時刻、入/出が入、場所(場所名)からなるデータに改行のコードを付加して、ファイル32の最後に格納されているデータの次に今回取得したデータを最新データとして追加し(ステップS112)、同時にその取得したデータを表示装置5へ最新データとして表示し(ステップS113)、上記ステップS102に戻る。
【0032】
一方、上記ステップS105で、エリア内でなければ、そのデータのフラグが0であるか否かを判断する(ステップS109)。フラグが0であれば、既にそのエリアから出ていたので、何もせず上記ステップS2に戻る。フラグが0でなければ、そのフラグを0に変える(ステップS110)。さらに、その種類が2または3であるか否かを判断する(ステップS111)。種類が2または3でないならば、何もせず上記ステップS102に戻る。種類が2または3であるならば、月日、時刻、入/出が出、場所(場所名)からなるデータに改行のコードを付加して、ファイル32の最後に格納されているデータの次に今回取得したデータを最新データとして追加し(ステップS112)、同時にその取得したデータを表示装置5へ最新データとして表示し(ステップS113)、上記ステップS102に戻る。
【0033】
例えば、図3においては、10番目のデータ32−10である「月日 09/01、時刻 18:56、入/出 入、場所 09/01 18:56」が最新データに相当する。
【0034】
図6は、本実施の形態における処理の一部で、ある場所で、その場所のデータをテーブルに取得するための流れを説明するためのフローチャートである。具体的には、図4の表示画面において、場所取得ボタン5B1をタッチしたときの動作を説明するためのフローチャートである。
【0035】
まず、GPS受信装置7を動作させて現在位置を計測する(ステップS201)。次に、図2に示されたテーブル31を構成する項目の緯度31a、経度31b、エリア31c、種類31d、フラグ31e、場所(場所名)31fに関するデータを作成するために、GPS受信装置7から取得した現在位置のデータを緯度31aと経度31bに、エリア31cと種類31dとフラグ31eにはデフォルト値である100、1、1をそれぞれ格納し、場所(場所名)31fの仮のデータをそのときの月日と時刻からなるデータとして、さらに改行のコードを付加したものを、テーブル31に格納されている最後のデータの次に最新のデータとして追加する(ステップS202)。さらに、図3に示されたファイル32を構成する項目の月日32a、時刻32b、エリアへの入/出32c、場所(場所名)32dに関するデータを作成するために、上記ステップS201で現在位置を取得した日付・時刻のデータを月日32aと時刻32bに、エリアへの入/出32cは上記テーブル31に登録されたデータに基づいて判断した結果を、さらに場所(場所名)32dの仮のデータをそのときの月日と時刻からなるデータ(このデータも上記テーブル31の項目の場所31fに登録されたものと同じデータ)として、さらに改行のコードを付加したものを、ファイル32に格納されている最後のデータの次に最新のデータとして追加する(ステップS203)。最後にファイル32に格納したそのデータを表示装置4へ最新データとして表示し(ステップS204)、本処理を終了する。尚、上記ステップS203の処理は、上記図3の説明時に記載した内容に基づいてなされる。
【0036】
例えば、図4においては、最後に表示されているデータ5−10である「月日09/01、時刻 18:56、入/出 入、場所 09/01 18:56」が最新データに相当する。
【0037】
尚、上記図5及び図6の動作のフローチャートにおいて説明した各種処理は、図示はしていないが次の各種手段によって実行される。
【0038】
現在位置の測定処理(ステップS101)はGPS受信装置7である現在位置取得手段が、検索処理(ステップS102)はCPU(中央制御処理装置)1に設けられた検索手段が、各種判断処理(ステップS103、S105、S106、S108、S109、S111)はCPU(中央制御処理装置)1に設けられた判断手段が、処理を実行する。また、ファイル32にデータを追加する処理(ステップS112、ステップS203)はCPU(中央制御処理装置)1に設けられた書き込み手段が記憶手段(第2メモリに該当する)の位置情報を取得した日付・時刻及び場所及びその場所への出入りに関する情報を格納している第2記憶領域に、またテーブル31にデータを追加する処理(ステップS202)はCPU(中央制御処理装置)1に設けられた書き込み手段が記憶手段(第2メモリに該当する)の経度・緯度及びその有効範囲及び場所に関する情報を格納している第1記憶領域に、記憶する。また、テーブル31やファイル32にデータを追加するための指示を行う処理は入力装置である入力指示手段が行う。
【0039】
以上のシステム構成及び処理のシーケンスによって、GPSより取得した任意の場所をテーブルに記憶する際に、その場所を、緯度・経度ではない適当な場所名で表現することができ、さらにその場所を任意の距離の正方形状のエリアとして指定ができ、その場所に入ったとき、出たとき、または入ったときと出たときとを、そのときの日時と時刻と共に、1行のデータとして、ファイルに記憶することができる。この結果、取得したデータは、内容がわかりやすくなり、さらに不必要なデータを貯えることがないため、無駄のないメモリの使用が実現できる。
【0040】
以上、ここまで挙げた実施形態における内容は、本発明の主旨を変えない限り、上記記載に限定されるものではない。
【0041】
【発明の効果】
本発明におけるGPS機能を有する電子機器においては、以下の効果が得られる。
【0042】
GPSより取得した任意の場所をテーブルに記憶する際に、その場所を、緯度・経度ではない適当な場所名で表現することができ、さらにその場所を任意の距離の正方形状のエリアとして指定ができ、その場所に入ったとき、出たとき、または入ったときと出たときとを、そのときの日時と時刻と共に、1行のデータとして、ファイルに記憶することができる。この結果、取得したデータは、内容がわかりやすくなり、さらに不必要なデータを貯えることがないため、無駄のないメモリの使用が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるGPS機能を有する電子機器のシステム構成図である。
【図2】本発明における経度・緯度及びその有効範囲及び場所(場所名)を格納しているテーブルのデータ構成の一例を示したデータ構成図である。
【図3】本発明における位置情報を取得した日付・時刻及び場所(場所名)及びその場所への出入りに関する情報を格納しているファイルのデータ構成の一例を示したデータ構成図である。
【図4】本発明における処理を実行中の表示装置での表示例を示した図である。
【図5】本発明における処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明における処理の一部で、ある場所で、その場所のデータをテーブルに取得するための流れを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 中央制御処理装置(CPU)
2 第1メモリ
3 第2メモリ
4 入力装置
5 表示装置
6 音声出力装置(スピーカ等)
7 GPS受信装置

Claims (3)

  1. 位置情報を取得する位置情報取得手段と、日時情報を取得するための計時手段とを有する電子機器において、
    地理上の位置に関する情報と、前記地理上の位置を含む所定の範囲に関する情報を記憶する第1記憶部と、
    前記地理上の位置を含む所定の範囲への出入りに関する情報を記憶する第2記憶部とを有し、
    前記位置情報取得手段において取得した現在地に関する位置情報が、前記地理上の位置を含む所定の範囲内か否かの判断結果に基づいて前記位置情報により示される位置について、前記地理上の位置を含む所定の範囲内への出入りを検出し、
    出入りが検出されると、当該出入りが、前記地理上の位置を含む所定の範囲への出と入りとのいずれであるかを示す情報と、前記計時手段において取得した、前記地理上の位置を含む所定の範囲への出入りが検出されたときの日時を示す日時情報とを前記第2記憶部に記憶する制御手段を備えてなることを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1記憶部に記憶される前記所定の範囲に関する情報を、設定するエリア設定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1記憶部は、前記地理上の位置を含む所定の範囲から所定の範囲外への出が検出されたとき、所定の範囲外からの所定の範囲への入りが検出されたとき、または、所定の範囲外への出および所定の範囲外からの入りの両方が検出されたとき、を区別して、前記第2記憶部に記憶する条件を設定する設定情報をさらに記憶し、
    前記制御手段は、前記地理上の位置を含む所定の範囲への出入りが検出されたとき、検出された出入りが、前記第1記憶部に記憶している設定情報と一致した場合、前記第2記憶部に記憶することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
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