JP4464900B2 - 鋳造用鋳型 - Google Patents

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本発明は、製品中央空洞部、該製品中央空洞部にともに連通する製品左空洞部及び製品右空洞部からなる左右対称形状をなす製品空洞部を備え、平面視H字型形状などのような左右対称形状をなす鋳造品を鋳造するに際し、鋳造品中央部に酸化物などの介在物が付着した異物かみ欠陥が発生することを防止できるようにした、鋳造用鋳型に関するものである。
従来、鋳造品左部、鋳造品中央部及び鋳造品右部からなる左右対称形状をなす鋳鋼品を製造する場合、次に説明するような鋳造用鋳型が用いられていた。図6は従来の鋳造用鋳型を示す図であって、その(a)は縦断面図、その(b)は(a)における下型の平面図である。図7は図6における注湯系(湯口・湯道系)を説明するための斜視図である。
図6,図7に示すように、この従来の鋳造用鋳型は、鋳型キャビティを形成する砂型による上型51及び下型52からなっており、左右対称形状をなす製品空洞部53と、湯口54及び湯道55A,55Bからなる注湯系と、押湯部56A,56Bとを備えている。
左右対称形状をなす前記製品空洞部53は、この例では平面視H字型形状をなしており、製品中央空洞部53c、この製品中央空洞部53cにともに連通する製品左空洞部53a及び製品右空洞部53bを有している。製品左空洞部53aの上方に押湯部56Aが設けられ、同様に、製品右空洞部53bの上方に押湯部56Bが設けられている。
湯口54は垂直に上下方向に延びており、この湯口54に対して第一の湯道55Aと第二の湯道55Bとが左右対称をなす位置に設けられている。すなわち、水平に延びる第一の湯道55Aは、湯口54の出側と製品左空洞部53aの底部側の溶湯入口とを接続している。同様に、水平に延びる第二の湯道55Bは、湯口54の出側と製品右空洞部53bの底部側の溶湯入口とを接続している。両方の湯道55A,55Bはともに略同一の流路長さと断面積とを有している。
このように構成される従来の鋳造用鋳型において、製品空洞部53に溶鋼を注入して左右対称形状をなす鋳鋼品を製造する場合、湯口54に供給された溶鋼は、第一の湯道55Aを経て製品左空洞部53a内へ流れ込む一方、第二の湯道55Bを経て製品右空洞部53b内へ流れ込む。このため、製品中央空洞部53cでは、製品左空洞部53aからの溶鋼流と製品右空洞部53bからの溶鋼流とが衝突して滞留するため、製品左空洞部53aから製品中央空洞部53cを経て製品右空洞部53b内に流れ込む溶鋼の流れ、あるいは、製品右空洞部53bから製品中央空洞部53cを経て製品左空洞部53a内に流れ込む溶鋼の流れがほとんど発生しない。
そして、溶鋼中に混入して鋳造欠陥の原因となる介在物は、酸化物などが主であり、溶鋼よりも密度が小さく浮上しやすい。このため、製品中央空洞部53cにおいて溶鋼表面に浮上してきた介在物が、前述したように製品右空洞部53b内に向かう方向、あるいは、製品左空洞部53a内に向かう方向の溶鋼流速が極めて遅いため、溶鋼の供給の進行に伴ってそのまま浮上し、図8に模式的に示すように、鋳造後の鋳造品中央部の上部部分に介在物が付着したいわゆる異物かみ欠陥が発生するという問題があった。
ところで、従来、湯道に複数の堰が設けられている鋳造用鋳型において、鋳込みに際し製品空洞部(キャビティ)内への溶湯流入を均一化し、気泡の巻き込みを防止し、鋳込み時間を均一化するため、湯道あるいは堰の断面形状を変更することが提案されている。例えば、特開平6−297080号公報(特許文献1)には、鋳鋼品のキャビティ量に応じて堰の断面積を変更することが示されており、また、特開昭61−150746号公報(特許文献2)には、湯道の断面積を上流から下流に向けて徐々に小さくすることが示されている。
しかしながら、これらの従来技術は、製品空洞部(キャビティ)内への溶湯流入を均一化するためのものであり、従来、前記説明した左右対称形状をなす鋳造品の異物かみ欠陥について、これを解消するようにした鋳造用鋳型については、適当なものがなく見当たらない。
特開平6−297080号公報 特開昭61−150746号公報
そこで本発明の課題は、製品中央空洞部、該製品中央空洞部にともに連通する製品左空洞部及び製品右空洞部からなる左右対称形状をなす製品空洞部を備え、左右対称形状をなす鋳造品を鋳造するに際し、鋳造品中央部に酸化物などの介在物が付着した異物かみ欠陥が発生することを防止できるとともに、鋳造品左部と鋳造品右部とで品質が不均一となることを防止して、左右対称形状をなす良好な品質の鋳造品が得られるようにした鋳造用鋳型を提供することにある。
前記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
請求項1の発明は、製品中央空洞部、該製品中央空洞部にともに連通する製品左空洞部及び製品右空洞部からなる左右対称形状をなす製品空洞部と、湯口と、前記湯口の出側と前記製品左空洞部の底部側の溶湯入口とを接続する第一の湯道と、前記第一の湯道と略同一の流路長さを有し、前記湯口の出側と前記製品右空洞部の底部側の溶湯入口とを接続する第二の湯道と、前記製品左空洞部及び前記製品右空洞部それぞれの上方に設けられた押湯部とを備え、前記2つの湯道のいずれか一方の湯道の最大断面積が他方の湯道の最小断面積の1.2倍以上4倍以下であることを特徴とする鋳造用鋳型である。
請求項の発明は、請求項記載の鋳造用鋳型において、鋳鋼品を製造するものであることを特徴とするものである。
本発明の鋳造用鋳型は、製品中央空洞部、該製品中央空洞部にともに連通する製品左空洞部及び製品右空洞部からなる左右対称形状をなす製品空洞部を備え、左右対称形状をなす鋳造品を鋳造するに際し、湯口の出側と前記製品左空洞部の底部側の溶湯入口とを接続する第一の湯道と、この第一の湯道と略同一の流路長さを有し、前記湯口の出側と前記製品右空洞部の底部側の溶湯入口とを接続する第二の湯道と、前記製品左空洞部及び前記製品右空洞部それぞれの上方に設けられた押湯部とを備え、前記2つの湯道のいずれか一方の湯道、例えば、前記第二の湯道の最大断面積が前記第一の湯道の最小断面積の1.2倍以上4倍以下であるように構成されている。
したがって、湯口から溶湯が供給されると、従来とは違って製品中央空洞部において溶湯の流れが滞留せず、製品右空洞部から製品中央空洞部を経て製品左空洞部内に流れ込む溶湯の流れが生成されるので、溶湯中の介在物が製品中央空洞部の上部部分に凝集されることがなく、よって、鋳造品中央部に介在物が付着した異物かみ欠陥が発生することを防止できる。また、この場合、一方の湯道の最大断面積が他方の湯道の最小断面積の4倍以下に設定してあるので、溶湯注入時の左右の製品空洞部内の温度分布が許容範囲を超えて不均一になることがなくて、鋳造品左部と鋳造品右部とで品質、例えば機械的強度(引張強度)が不均一となることを防止でき、製品規格を満足する良好な品質の鋳造品を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態による鋳造用鋳型を示す図であって、その(a)は縦断面図、その(b)は(a)における下型の平面図である。図2は図1における注湯系(湯口・湯道系)を説明するための斜視図である。
図1,図2に示すように、本実施形態の鋳造用鋳型は、鋳型キャビティを形成する砂型による上型1及び下型2からなっており、左右対称形状をなす製品空洞部3と、湯口4及び湯道5A,5Bからなる注湯系と、押湯部6A,6Bとを備えている。
左右対称形状をなす前記の製品空洞部3は、この実施形態では平面視H字型形状をなしており、製品中央空洞部3c、この製品中央空洞部3cにともに連通する製品左空洞部3a及び製品右空洞部3bを有している。製品中央空洞部3cは平面視で左右が開口した箱状空洞部をなし、製品左空洞部3aは平面視右側の中央部が製品中央空洞部3cに連通して開口した箱状空洞部をなし、製品右空洞部3bは平面視左側の中央部が製品中央空洞部3cに連通して開口した箱状空洞部をなしている。また、製品左空洞部3aの上方に円柱状空洞部をなす押湯部6Aが設けられ、同様に、製品右空洞部3bの上方に円柱状空洞部をなす押湯部6Bが設けられている。
円形断面の流路を形成する湯口4は垂直に上下方向に延びており、この湯口4に対して第一の湯道5Aと第二の湯道5Bとが左右対称をなす位置に設けられている。すなわち、湯口4の出側(底側)と製品左空洞部3aの底部側の溶湯入口とが、円形をなす断面積S11が湯道全体にわたって同一で、L字形をなして水平に延びる第一の湯道5Aによって接続されている。同様に、湯口4の出側と製品右空洞部3bの底部側の溶湯入口とが、円形をなす断面積S21が湯道全体にわたって同一で、L字形をなして水平に延びる第二の湯道5Bによって接続されている。両方の湯道5A,5Bはともに略同一の流路長さを有している。
そして、第二の湯道5Bは、その断面積S21が第一の湯道5Aの断面積S11に比べて1.2〜4倍の範囲を満たすように設けられている。
このように構成される鋳造用鋳型において、湯口4から溶湯が供給されると、従来とは違って製品中央空洞部3cにおいて溶湯の流れが滞留せず、製品右空洞部3bから製品中央空洞部3cを経て製品左空洞部3a内に流れ込む溶湯の流れが生成されるので、溶湯中の介在物が製品中央空洞部3cの上部部分に凝集されることがなく、よって、鋳造品中央部に介在物が付着した異物かみ欠陥が発生することを防止できる。また、この場合、第二の湯道5Bの断面積S21が第一の湯道5Aの断面積S11の4倍を超えないように設定してあるので、鋳造品左部と鋳造品右部とで品質、例えば機械的強度(引張強度)が不均一となることを防止でき、製品規格を満足する良好な品質の鋳造品を得ることができる。
図3は本発明の別の実施形態による鋳造用鋳型の下型の平面図である。
図3に示すように、この鋳造用鋳型では、湯口4の出側と製品左空洞部3aの底部側の溶湯入口とが、円形をなす断面積S12が湯道全体にわたって同一で、水平に延びる第一の湯道15Aによって接続されている。一方、湯口4の出側と製品右空洞部3bの底部側の溶湯入口とが水平に延びる第二の湯道15Bによって接続されている。第二の湯道15Bは、湯口4の出側から湯道下流端部の直前に至る湯道部分の円形をなす断面積が第一の湯道15Aの断面積S12と同じに設けられ、製品右空洞部3bの底部側の溶湯入口に連接される湯道下流端部(湯道出口部)の円形をなす断面積S22が、前記断面積S12に比べて1.2〜4倍の範囲を満たすように設けられている。これら両方の湯道15A,15Bはともに略同一の流路長さを有している。このように構成される湯道15A,15Bを備えた鋳造用鋳型によっても、前記図1に示す鋳造用鋳型による前述した効果を同様に得ることができる。
図4は本発明の別の実施形態による鋳造用鋳型の下型の平面図である。
図4に示すように、この鋳造用鋳型では、湯口4の出側と製品左空洞部3aの底部側の溶湯入口とが、円形をなす断面積S13が湯道全体にわたって同一で、水平に延びる第一の湯道25Aによって接続されている。一方、湯口4の出側と製品右空洞部3bの底部側の溶湯入口とが水平に延びる第二の湯道25Bによって接続されている。第二の湯道25Bは、湯口4の出側に連接される湯道上流部の円形をなす断面積が第一の湯道15Aの断面積S13と同じに設けられ、湯道中流部の円形をなす断面積が前記断面積S13よりも大きく設けられ、製品右空洞部3bの底部側の溶湯入口に連接される湯道下流部の円形をなす断面積S23が、湯道中流部の断面積より大きく、かつ、前記断面積S13に比べて1.2〜4倍の範囲を満たすように設けられている。これら両方の湯道25A,25Bはともに略同一の流路長さを有している。このように構成される湯道25A,25Bを備えた鋳造用鋳型によっても、前記図1に示す鋳造用鋳型による前述した効果を同様に得ることができる。
図5は本発明の別の実施形態による鋳造用鋳型の下型の平面図である。
図5に示すように、この鋳造用鋳型では、湯口4の出側と製品右空洞部3bの底部側の溶湯入口とが、円形をなす断面積S24が湯道全体にわたって同一で、水平に延びる第二の湯道35Bによって接続されている。一方、湯口4の出側と製品左空洞部3aの底部側の溶湯入口とが水平に延びる第一の湯道35Aによって接続されている。第一の湯道35Aは、湯口4の出側から湯道下流端部の直前に至る湯道部分の円形をなす断面積が第二の湯道35Bの断面積S24と同じに設けられ、製品左空洞部3aの底部側の溶湯入口に連接される湯道下流端部(湯道出口部)の円形をなす断面積S14が、該断面積S14に比べて第二の湯道35Bの前記断面積S24が1.2〜4倍の範囲を満たすように、設けられている。これら両方の湯道35A,35Bはともに略同一の流路長さを有している。このように構成される湯道35A,35Bを備えた鋳造用鋳型によっても、前記図1に示す鋳造用鋳型による前述した効果を同様に得ることができる。
図1に示す鋳造用鋳型を用い、第一の湯道5Aの断面積に対する第二の湯道5Bの断面積の比B/Aを、表1に示すように順に大きくして鋳鋼品(一般材)の鋳造を行い、鋳造品中央部における介在物付着率と、鋳造品の品質(引張強度)について評価した。
鋳鋼品の寸法は、図1に示すように、鋳造品中央部:厚み200mm×水平方向長さ400mm×高さ方向長さ800mm、鋳造品左部:厚み200mm×水平方向長さ1000mm×高さ方向長さ1000mm、鋳造品右部:厚み200mm×水平方向長さ1000mm×高さ方向長さ1000mm、である。
Figure 0004464900
鋳造された鋳鋼品について、その中央部の上部部分の介在物付着率を調べて評価するため、鋳鋼品表面の観察から介在物の付着面積を測定した。品質評価指標として、介在物の付着面積を鋳鋼品中央部上部の表面積で割算して百分率で示した値を介在物付着率として算出し、この介在物付着率が5%以下を過去のデータからして品質良好と判断した。
その結果、表1に示すように、介在物付着率は、断面積比B/Aが1である比較例1のものは10%と高く不良であり、これに対して、断面積比B/Aが1.2以上の場合、0〜2%と良好であった。
また、断面積比B/Aが大きくなると、溶鋼注入時の左右の空洞部3a,3b内の温度分布が不均一となり、凝固組織、鋳造欠陥、偏析などについての鋳造品品質が鋳造品左部と鋳造品右部とで不均一となる可能性がある。そこで、鋳造品左部と鋳造品右部の均質性について、鋳造品左部と鋳造品右部のそれぞれにおいて中央部分における表面〜50mm以内の範囲から採取して製作した試験片を用いて引張強度の測定を行い、鋳造品右部Bに対する鋳造品左部Aの引張強度の比A/Bで評価した。前記試験片としてJIS Z 2201の4号試験片を用い、JIS Z 2241に従う条件で引張試験を実施した。なお、試験片は、900〜950℃×20hrで空冷焼入れ後、600〜700℃×15hrで空冷焼き戻し熱処理を行ったものを使用した。
この引張試験の結果をもとに、本実施例では引張強度比A/Bが1.25以上の場合、製品規格の上下限値(530〜650MPa)を逸脱するため、鋳鋼品品質が不均一であるとみなした。その結果、表1に示されるように、湯道の断面積比B/Aが6.3の比較例2のものでは、鋳鋼品の品質がその左部と右部とで不均一となり、これに対して湯道の断面積比B/Aが4以下では鋳鋼品の品質は良好であった。
このように、湯道の断面積比B/Aが1.2以上4以下である場合に、介在物が少なく機械的特性に優れた総合的に良好な鋳鋼品が得られた。
本発明の一実施形態による鋳造用鋳型を示す図であって、その(a)は縦断面図、その(b)は(a)における下型の平面図である。 図1における注湯系(湯口・湯道系)を説明するための斜視図である。 本発明の別の実施形態による鋳造用鋳型の下型の平面図である。 本発明の別の実施形態による鋳造用鋳型の下型の平面図である。 本発明の別の実施形態による鋳造用鋳型の下型の平面図である。 従来の鋳造用鋳型を示す図であって、その(a)は縦断面図、その(b)は(a)における下型の平面図である。 図6における注湯系(湯口・湯道系)を説明するための斜視図である。 鋳造後の鋳造品中央部の上部部分に生成した、介在物が付着したいわゆる異物かみ欠陥を説明するための模式的説明図であって、その(a)は正面図、その(b)は平面図である。
符号の説明
1…上型
2…下型
3…製品空洞部
3a…製品左空洞部
3b…製品右空洞部
3c…製品中央空洞部
4…湯口
5A,15A,25A,35A…第一の湯道
5B,15B,25B,35B…第二の湯道
6A,6B…押湯部

Claims (2)

  1. 製品中央空洞部、該製品中央空洞部にともに連通する製品左空洞部及び製品右空洞部からなる左右対称形状をなす製品空洞部と、湯口と、前記湯口の出側と前記製品左空洞部の底部側の溶湯入口とを接続する第一の湯道と、前記第一の湯道と略同一の流路長さを有し、前記湯口の出側と前記製品右空洞部の底部側の溶湯入口とを接続する第二の湯道と、前記製品左空洞部及び前記製品右空洞部それぞれの上方に設けられた押湯部とを備え、前記2つの湯道のいずれか一方の湯道の最大断面積が他方の湯道の最小断面積の1.2倍以上4倍以下であることを特徴とする鋳造用鋳型。
  2. 鋳鋼品を製造するものであることを特徴とする請求項1記載の鋳造用鋳型。
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