JP4462776B2 - 電力変換装置および信号レベル変換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、インバータへの利用に好適な電力変換装置、および当該電力変換装置への利用に好適な信号レベル変換装置に関し、特に、複雑な製造工程を要することなく、かつ安定な動作を確保しつつ、装置の耐圧を高めるための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来において、パワースイッチング素子とそれを駆動および制御するMPU(マイクロコンピュータ)とのインターフェースとして機能する信号レベル変換回路では、電気的絶縁のためにフォトカプラが使用されてきた。ところが近年において、小型、低コスト、および高寿命という利点のために、HVIC(高電圧集積回路;High Voltage Integrated Circuit)が使用されはじめている。
【0003】
図16は、HVICを用いた従来のインバータを示すブロック図である。このインバータ150は、同一に構成される3個の電力変換装置151〜153を備えている。3個の電力変換装置151〜153は、三相出力U,V,Wの各々を分担している。電力変換装置151〜153の各々は、高電位電源線PPと低電位電源線(接地線)NNの間に介挿されており、外部電源165から直流の電源電圧の供給を受けている。また、電力変換装置151〜153の各々には、外部のマイクロコンピュータ160から制御信号が入力される。
【0004】
電力変換装置151は、パワースイッチング素子172,173,フリーホイールダイオード174,175、コンデンサ170、およびHVIC(高電圧集積回路;High Voltage Integrated Circuit)154を備えている。図16の例では、パワースイッチング素子172,173はIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ;Insulated Gate Bipolar Transistor)である。互いに直列に接続されたパワースイッチング素子170と173との接続部には、配線OUT(U)を通じて負荷が接続される。
【0005】
HVIC154は、バッファ166,169,171、スイッチング素子167、および抵抗素子168を備えている。図16の例では、スイッチング素子167は、Nチャネル型の高耐圧MOSFETである。バッファ166,171には、外部の直流電源161から電源電圧が供給される。配線OUT(U)とともに電源電位が変化する駆動回路169には、コンデンサ170が保持する電圧が電源電圧として供給される。パワースイッチング素子173がオン・オフ動作をするのにともない、抵抗素子163およびダイオード164を通じて、直流電源161がコンデンサ170を反復的に充電する。
【0006】
バッファ166と駆動回路169との間で、伝達すべき信号のレベルが異なる。バッファ166と駆動回路699との間に介挿されるスイッチング素子167と抵抗素子168との直列回路は、バッファ166と駆動回路699との間の信号のレベルを変換するレベルシフト回路として機能する。したがって、スイッチング素子167には、パワースイッチング素子172と同等ないしそれ以上の耐圧が要求される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
HVICでは耐圧が高くなるほど、製造プロセスが複雑になる、製造装置の新規導入が必要となる、HVIC自体の誤動作を抑えるのが容易でなくなる、などの問題が発生する。HVICでは、低圧部と高圧部とを分離する分離技術がキーテクノロジーとなる。分離技術として、接合分離技術および誘電体分離技術が知られている。接合分離技術では、通常のICやLSIに標準的に用いられる方法を用いて、分離用p+層による分離島が形成され、その内側に素子、あるいは素子の集まりである回路が形成される。誘電体分離技術では、各素子あるいは回路を形成する単結晶シリコンの島の各々が、誘導体(例えば、多結晶シリコン)で囲まれており、それによって島どうしの間が電気的に絶縁される。
【0008】
接合分離技術は、既存のIC製造装置で実施することが可能であるという利点があるものの、スイッチング動作にともなうdv/dt(電圧の変化率)によって、分離領域の浮遊容量にノイズ電流が流れ、回路の動作に影響を与える場合があり、耐圧が高くなるほど、その現象が顕著に現われるという問題点があった。他方の誘電体分離技術では、シリコン基板の貼り合わせなどの特殊なプロセスが含まれるために、製造プロセスが複雑になり単位チップ面積あたりのコストが高くなるという問題点があった。しかも、耐圧が高くなるほど、製造プロセスの複雑さは増大し、それにともないコストが増大するという問題点があった。
【0009】
現在までに、600Vの耐圧を有するHVICが市販されている。しかしながら、耐圧をそれよりも高くしようとすると、上記の問題点が顕在化するために、HVICのさらなる高耐圧化は未だ実現されていない。
【0010】
この発明は、従来の技術における上記した問題点を解消するためになされたもので、複雑な製造工程を要することなく、かつ安定な動作を確保しつつ、耐圧を高めることのできる電力変換装置、および信号レベル変換装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1の発明の装置は、電力変換装置であって、第1および第2主電極を有する第1スイッチング素子と、第3および第4主電極を有し、前記第4主電極が前記第1主電極に接続された第2スイッチング素子と、外部から入力される第1制御信号にもとづいて前記第1スイッチング素子を駆動する第1駆動回路と、外部から入力される第2制御信号にもとづいて前記第2スイッチング素子を駆動する第2駆動回路と、nを2以上の整数として、n段に縦続接続されることにより、前記第1制御信号をn段階にわたってレベルシフトして前記第1駆動回路へ伝達するn個のレベルシフト回路と、前記第3主電極に一端が接続され、前記第1主電極に他端が接続され、前記一端の電位と前記他端の電位とを分圧することにより、第1ないし第n−1中間電位を出力する分圧回路と、互いに同じ向きに直列に接続された第1ないし第nダイオードと、第1ないし第nコンデンサと、を備え、前記第1ないし第nコンデンサの一端は、前記第1ないし第nダイオードの一方電極に、それぞれ接続され、前記第1ないし第nコンデンサの他端は、前記第1ないし第n−1中間電位の出力および前記第1主電極に、それぞれ接続されている。
【0012】
第2の発明の装置は、第1の発明の電力変換装置において、前記第1スイッチング素子の動作状態を検出し、当該動作状態を表現する検出信号を出力するセンス回路と、n段に縦続接続されることにより、前記検出信号をn段階にわたってレベルシフトして外部へ伝達する別のn個のレベルシフト回路と、をさらに備える。
【0013】
第3の発明の装置は、第2の発明の電力変換装置において、前記別のn個のレベルシフト回路の各々の入力に接続されたワンショットパルス回路と、前記別のn個のレベルシフト回路の各々の出力に接続されたラッチ回路とを、さらに備える。
【0014】
第4の発明の装置は、第1ないし第3のいずれかの発明の電力変換装置において、前記n個のレベルシフト回路の各々の入力に接続されたワンショットパルス回路と、前記n個のレベルシフト回路の各々の出力に接続されたラッチ回路とを、さらに備える。
【0015】
第5の発明の装置では、第1ないし第4のいずれかの発明の電力変換装置において、前記n個のレベルシフト回路の各々が、互いに直列接続された抵抗素子とスイッチング素子とを備える。
【0016】
第6の発明の装置では、第2の発明の電力変換装置において、前記別のn個のレベルシフト回路の各々が、互いに直列接続された抵抗素子とスイッチング素子とを備える。
【0018】
第7の発明の装置では、第1ないし第6のいずれかの発明の電力変換装置において、前記分圧回路が、互いに直列接続された第1ないし第n抵抗素子を備え、前記第1ないし第2抵抗素子の間のn−1個の接続部から、前記第1ないし第n−1中間電位が出力される。
【0019】
第8の発明の装置は、第7の発明の電力変換装置において、前記第2ないし第n抵抗素子に、それぞれ並列接続されたn−1個のダイオードを、さらに備える。
【0020】
第9の発明の装置では、第1ないし第8のいずれかの発明の電力変換装置において、互いに直列接続されたn個のダイオードを、さらに備え、前記第1駆動回路の一対の電源端子は、前記第nコンデンサの前記一端と前記他端とに、それぞれ接続され、前記第2駆動回路の一対の電源端子の一方は、前記第3主電極に接続され、他方は、前記n個のダイオードの一端に接続されている。
【0021】
第10の発明の装置は、第1ないし第9のいずれかの発明の電力変換装置において、前記第1ないし第nダイオードに、それぞれ並列接続されたn個の抵抗素子を、さらに備える。
【0022】
第11の発明の装置は、第1ないし第10のいずれかの発明の電力変換装置において、前記第1ダイオードに直列に接続された別の抵抗素子を、さらに備える。
【0023】
第12の発明の装置は、第1ないし第11のいずれかの発明の電力変換装置において、前記第1および第2スイッチング素子に、それぞれ逆並列に接続された第1および第2フリーホイールダイオードを、さらに備える。
【0024】
第13の発明の装置は、信号レベル変換装置であって、第1電位を伝達する第1電位線に一端が接続され、第2電位を伝達する第2電位線に他端が接続され、前記第1電位と前記第2電位とを分圧することにより、第1ないし第n−1中間電位を出力する分圧回路と、互いに同じ向きに直列に接続された第1ないし第nダイオードと、一端が前記第1ないし第nダイオードの一方電極に、それぞれ接続され、他端が前記第1ないし第n−1中間電位の出力および前記第2電位線に、それぞれ接続されている、第1ないし第nコンデンサと、nを2以上の整数として、n段に縦続接続されることにより、前記第1電位を基準とする信号と前記第2電位を基準とする信号とのうち、一方信号をn段階にわたってレベルシフトして他方信号へ変換するn個のレベルシフト回路と、を備える。
【0025】
第14の発明の装置は、第13の発明の信号レベル変換装置において、前記n個のレベルシフト回路の各々の入力に接続されたワンショットパルス回路と、前記n個のレベルシフト回路の各々の出力に接続されたラッチ回路とを、さらに備える。
【0026】
第15の発明の装置では、第13または第14の発明の信号レベル変換装置において、前記n個のレベルシフト回路の各々が、互いに直列接続された抵抗素子とスイッチング素子とを備える。
【0027】
第16の発明の装置では、第13ないし第15のいずれかの発明の信号レベル変換装置において、前記分圧回路が、互いに直列接続された第1ないし第n抵抗素子を備え、前記第1ないし第2抵抗素子の間のn−1個の接続部から、前記第1ないし第n−1中間電位が出力される。
【0028】
第17の発明の装置は、第16の発明の信号レベル変換装置において、前記第2ないし第n抵抗素子に、それぞれ並列接続されたn−1個のダイオードを、さらに備える。
【0029】
第18の発明の装置は、第13ないし第17のいずれかの発明の信号レベル変換装置において、前記第1ないし第nダイオードに、それぞれ並列接続されたn個の抵抗素子を、さらに備える。
【0030】
第19の発明の装置は、第13ないし第18のいずれかの発明の信号レベル変換装置において、前記第1ダイオードに直列に接続された別の抵抗素子を、さらに備える。
【0031】
【発明の実施の形態】
実施の形態の概略.
はじめに、以下の各実施の形態による電力変換装置101〜110に用いられる信号レベル変換装置の概略について説明する。図1に回路図を示す信号レベル変換装置100は、n個のレベルシフト回路I1〜In、n個の信号伝達回路S1〜Sn、n個のコンデンサC1〜Cn、n個のダイオードDD1〜DDn、n個の抵抗素子RR1〜RRn、および分圧回路DVを備えている。整数nは、n≧2である。
【0032】
分圧回路DVは、第1電位を伝達する電位線L0に一端が接続され、第2電位を伝達する電位線Lnに他端が接続され、第1電位と第2電位とを分圧することにより、第1ないし第n−1中間電位を生成し、電位線L1〜Ln−1へそれぞれ出力する。電位線L1およびLnには、例えばスイッチング素子が接続されることにより、それらの間の電位差は、略0Vと所定の電圧(ここでは一例として、600Vと仮定する)との間で反復的に変化する。それにともない、第1ないし第n−1中間電位での互いの間隔は、略0Vと600V/nの間で変化する。
【0033】
分圧回路DVは、好ましくは図1が示すように、互いに直列接続されたn個の抵抗素子R1〜Rnを備え、それらの間のn−1個の接続部が電位線L1〜Ln−1にそれぞれ接続されている。さらに好ましくは図1が示すように、抵抗素子R2〜Rnには、n−1個のダイオードD1〜Dn−1が、それぞれ並列接続される。ダイオードD1〜Dn−1は、互いに同じ向きに接続されている。
【0034】
ダイオードDD1〜DDnは、互いに同じ向きに直列に接続されている。好ましくは、抵抗素子RR1〜RRnが、ダイオードDD1〜DDnに、それぞれ並列に接続されている。電位線L0とダイオードD1のカソードとには、直流電源10が接続される。直流電源10が供給する直流電圧(ここでは一例として、15Vと仮定する)は、電位線L0とLnとの間に印加される電圧(600V)に比べてはるかに低い値に設定される。
【0035】
コンデンサC1〜Cnは、その一端がダイオードDD1〜DDnのカソードにそれぞれ接続され、他端が電位線L1〜Lnに、それぞれ接続されている。電位線L1の電位を基準とした電位線Lnの電位が反復的に変化するのにともない、直流電源10がダイオードD1〜Dnを通じて供給する電流により、コンデンサC1〜Cnが反復的に充電される。その結果、コンデンサC1〜Cnは、略一定の電圧を保持する。
【0036】
レベルシフト回路I1〜Inは、n段に縦続接続されることにより、第1電位を基準とする信号と第2電位を基準とする信号とのうち、一方信号をn段階にわたってレベルシフトして他方信号へ変換する。レベルシフト回路I1〜Inの各々には、従来周知のレベルシフト回路(例えば、図16のスイッチング素子167と抵抗素子168との直列回路)を用いることが可能である。
【0037】
信号伝達回路S1〜Snは、信号を伝達する回路(例えばバッファ)であり、電源電圧として、コンデンサC1〜Cnが保持する電圧の供給をそれぞれ受けて動作する。したがって、信号伝達回路S1〜Snの電源電圧は、直流電源10が供給する直流電圧(15V)に略等しく、互いに略同等であるが、電源電位は電位線L0〜Lnの電位にそれぞれ対応しており、互いに段階的に異なっている。
【0038】
以上のように、信号レベル変換回路100では、レベルシフト回路I1〜Inが、複数段にわたって段階的に信号をレベルシフトするので、レベルシフト回路I1〜Inの各々への要求耐圧を高めることなく、レベルシフト幅を拡大することができる。段数nが大きいほど、レベルシフト幅をより大きく広げることが可能となる。また、分圧回路DV、ダイオードDD1〜DDn、およびコンデンサC1〜Cnが用いられるので、レベルシフト回路I1〜Inの電源電圧が簡素な回路構成によって得られる。さらに、抵抗素子R1〜Rnを用いることにより、分圧回路DVをより簡素に構成することが可能である。また、ダイオードD1〜Dn−1が、抵抗素子R2〜Rnに並列に接続されることにより、第1電位と第2電位との間の電位差が高速で変化する利用形態においても、装置の安定した動作を実現することができる。さらに、ダイオードDD1〜DDnに抵抗素子RR1〜RRnが、それぞれ並列接続されることにより、同じく高速動作の安定性を高めることができる。
【0039】
なお、伝達回路S1〜Snが設けられずに、レベルシフト回路I1〜Inのみで、信号の段階的なレベルシフトを達成することも可能である。
【0040】
実施の形態1.
(装置の構成と動作)
図2は、実施の形態1による電力変換装置の構成を示す回路図である。この電力変換装置101は、パワースイッチング素子1a,1b、フリーホイールダイオード2a,2b、駆動回路3a,3b及び、信号レベル変換回路100(図1)を備えている。図2の例では、パワースイッチング素子1aおよび1bはnチャネル型のIGBTである。互いに直列接続されたパワースイッチング素子1aおよび1bを有する直列回路が、高電位電源線PPと低電位電源線(例えば接地線)NNの間に介挿されている。電力変換装置101の使用時において、高電位電源線PPと低電位電源線NNとには、図示しない外部電源が接続されることにより、直流の高い電源電圧が印加される。パワースイッチング素子1aおよび1bの接続部には、配線OUTを通じて負荷が接続される。すなわち、パワースイッチング素子1aおよび1bは、上アームおよび下アームにそれぞれ属する。
【0041】
より詳細には、パワースイッチング素子1aの一方主電極(nチャネル型IGBTの例ではエミッタ)は配線OUTに接続され、他方主電極(nチャネル型IGBTの例ではコレクタ)は高電位電源線PPに接続されている。また、パワースイッチング素子1bの一方主電極(nチャネル型IGBTの例ではエミッタ)は低電位電源線NNに接続され、他方主電極(nチャネル型IGBTの例ではコレクタ)は配線OUTに接続されている。
【0042】
パワースイッチング素子1aおよび1bには、それぞれフリーホイールダイオード2aおよび2bが、逆並列に接続されている。本明細書において、「逆並列接続」とは、スイッチング素子の一対の主電極に、ダイオードのアノードとカソードとの、一方と他方とが個別に接続される並列接続であって、しかも順電流が双方を環状に流れ得る方向での接続を意味する。したがって、図2が例示するように、nチャネル型のIGBTとダイオードとの逆並列接続は、エミッタとアノードとが接続され、コレクタとカソードとが接続される接続形態を意味する。フリーホイールダイオード2aおよび2bは、還流電流をバイパスする機能を果たす。
【0043】
パワースイッチング素子1aおよび1bは、電力変換装置101の使用時において、高電位電源線PPと低電位電源線NNとに接続される図示しない外部電源によって、直流の高い電源電圧の供給を受ける。駆動回路3aおよび3bの出力は、パワースイッチング素子1aおよび1bの制御電極(IGBTの例ではゲート)に接続されており、それによって、駆動回路3aおよび3bはパワースイッチング素子1aおよび1bを、それぞれ駆動する。パワースイッチング素子1a,1bがオン・オフするのにともない、配線OUTの電位は低電位電源線NNの電位と高電位電源線PPの電位との間で反復的に変化する。
【0044】
電力変換装置101では、信号レベル変換回路100の段数nは2である。電力変換装置101は、レベルシフト回路I1(図1)として、スイッチング素子13と抵抗素子14との直列回路を備え、レベルシフト回路I2として、スイッチング素子16と抵抗素子17との直列回路を備えている。図2の例では、スイッチング素子13,16は、nチャネル型の高耐圧MOSFETである。電力変換装置101は、さらに、信号伝達回路S1としてバッファ12を備え、信号伝達回路S2としてバッファ15を備えている。また、低電位電源線NNおよび配線OUTは、信号レベル変換回路100(図1)の電位線L0およびLnに、それぞれ該当する。
【0045】
電力変換装置101には、その使用時において、外部の直流電源10と外部のマイクロコンピュータ11とが、さらに接続される。バッファ12および駆動回路3bは、低電位電源線NNおよび直流電源線EEとを通じて、直流電源10から電源電圧の供給を受ける。バッファ15は、コンデンサC1が保持する電圧により電源電圧の供給を受け、駆動回路3aは、コンデンサC2が保持する電圧によって、電源電圧の供給を受ける。好ましくは、図2が示すように、ダイオードDD1と直流電源線EEとの間には、抵抗素子6が介挿される。それにより、コンデンサC1およびC2を充電する突入電流を制限することができる。
【0046】
マイクロコンピュータ11は、パワースイッチング素子1aを駆動するための制御信号Aと、パワースイッチング素子1bを駆動するための制御信号Bとを出力する。制御信号Aは、バッファ12を通過した後、2段階のレベルシフト回路によってレベルシフトされ、駆動回路3aへ入力される。制御信号Bは、駆動回路3bへ入力される。
【0047】
電力変換装置101は、以上のように構成されるので、スイッチング素子13,16への要求耐圧を高めることなく、高電位電源線PPと低電位電源線NNとの間に印加し得る電圧、すなわち電力変換装置101の耐圧を高めることができる。あるいは、同等の装置耐圧を得るのに、耐圧の低いスイッチング素子13,16を使用することが可能である。
【0048】
(実証データ)
つぎに、電力変換装置101について行った検証試験と、それによって得られた実証データとについて説明する。図3は、検証試験のために採用した条件を示す電力変換装置101の回路図である。高電位電源線PPと低電位電源線NNとには、600Vの電圧を出力する外部電源42が接続された。また、外部電源42には、平滑用のコンデンサ31が接続された。配線OUTと低電位電源線NNとには、負荷として1.2mHのインダクタが接続された。直流電源10が出力する直流電圧は、15Vに設定された。制御信号AおよびBの各々は、0V(ロウレベル)と15V(ハイレベル)の2値をとることとした。各部の回路定数は、図3に挿入されている通りである。
【0049】
図3に示す各部位(a) 〜(g) の電圧または電流について、検証試験によって得られたタイミングチャートを図4に示す。図4が示すように、制御信号AおよびBが活性化した時刻0から、約1msecの後には、コンデンサC1およびC2のいずれも、充電をほぼ完了している。その後に、スイッチング動作が開始された後においても、コンデンサC1およびC2の充電電圧は変動しておらず、その結果、バッファ15および駆動回路3aには、駆動回路3bと同様に、約15Vの電源電圧が安定して供給されている。それにより、正常なスイッチング動作が実現している。また、抵抗素子R1に印加される電圧は、600Vの1/2倍の300Vであり、したがって、スイッチング素子13には、315Vより高い電圧は印加されない。また、スイッチング素子16についても同様のことが云える。このように、検証試験の結果は、レベルシフト回路に高耐圧を要求することなく、高い電圧の下で、電力変換装置101が正常に動作し得ることを実証している。
【0050】
実施の形態2.
図5は、実施の形態2による電力変換装置の構成を示す回路図である。この電力変換装置102は、信号レベル変換回路100(図1)の段数nが3へ設定されている点において、電力変換装置101とは特徴的に異なっている。電力変換装置102は、レベルシフト回路I3(図1)として、スイッチング素子36と抵抗素子37との直列回路を備え、信号伝達回路S3としてバッファ35を備えている。同一耐圧のレベルシフト回路を用いても、電力変換装置102では電力変換装置101に比べて、高電位電源線PPと低電位電源線NNとに約1.5倍の電源電圧を印加することが可能となる。
【0051】
実施の形態3.
図6は、実施の形態3による電力変換装置の構成を示す回路図である。この電力変換装置103は、パワースイッチング素子1aの動作状態を検出し、この動作状態を表現する検出信号を出力するセンス回路21と、検出信号を2段階にわたってレベルシフトしてマイクロコンピュータ11へ伝達する別のレベルシフト回路とを備える点において、電力変換装置101とは特徴的に異なっている。センス回路21は、例えばパワースイッチング素子1aを流れる電流の大きさ、パワースイッチング素子1aの温度などを検出する。マイクロコンピュータ11は、検出信号を通じて、スイッチング素子1aの動作状態をモニタすることができる。
【0052】
センス回路21は、駆動回路3aと同様にコンデンサC2が保持する電圧によって電源電圧の供給を受ける。したがってセンス回路21は、配線OUTの電位を基準とした信号として、検出信号を出力する。検出信号を伝達するレベルシフト回路は、制御信号Aを伝達するレベルシフト回路とは、逆方向にレベルシフトを行う。言い換えると、電力変換装置102は、レベルシフト回路I1(図1)として、スイッチング素子13と抵抗素子14との直列回路の他に、スイッチング素子27と抵抗素子28との直列回路を備え、レベルシフト回路I2として、スイッチング素子16と抵抗素子17との直列回路の他に、スイッチング素子23と抵抗素子24との直列回路を備えている。図6の例では、スイッチング素子23,27は、pチャネル型の高耐圧MOSFETである。
【0053】
電力変換装置102は、さらに、信号伝達回路S1としてバッファ12の他にインバータ29を備え、信号伝達回路S2としてバッファ15の他に、インバータ25とバッファ26とを備えている。センス回路21が出力する検出信号はバッファ22を介して、スイッチング素子23と駆動回路3aとの双方に入力される。駆動回路3aは、検出信号の値が所定の範囲を超えると、パワースイッチング素子1aをオフするように駆動する。
【0054】
電力変換装置102に用いられるスイッチング素子23および27についても、スイッチング素子13および16と同等に耐圧を低く抑えたままで、高電位電源線PPと低電位電源線NNとの間に印加し得る電圧を高めることができる。あるいは、同等の装置耐圧を得るのに、スイッチング素子12,16,23,27として耐圧の低い素子を使用することが可能である。
【0055】
実施の形態4.
図7は、実施の形態4による電力変換装置の構成を示す回路図である。この電力変換装置104は、各段階のレベルシフト回路の入力側にワンショットパルス回路が接続され、出力側にラッチ回路が接続される点において、電力変換装置101とは特徴的に異なっている。すなわち、電力変換装置104は、電力変換装置101の構成要素に加えて、入力論理回路50、ワンショットパルス回路51、バッファ52、スイッチング素子53、抵抗素子54、ラッチ回路55、ワンショットパルス回路56、バッファ57、スイッチング素子58、抵抗素子59、およびラッチ回路60を、備えている。図7の例では、スイッチング素子53および58は、スイッチング素子13および16と同様に、nチャネル型の高耐圧MOSFETである。
【0056】
図8は、図7の各部位(p)〜(u)における電圧波形を示すタイミングチャートである。マイクロコンピュータ11が出力する制御信号Aは、入力論理回路50によって波形が整えられた後、ワンショットパルス回路51へ入力される(信号p)。ワンショットパルス回路51は、制御信号Aの立ち下がりに同期したワンショットパルス(信号q)と、立ち上がりに同期したワンショットパルス(信号r)とを出力する。一方のワンショットパルス(信号q)は、スイッチング素子13と抵抗素子14との直列回路によってレベルシフトされ、かつ反転された上で、ラッチ回路55へ入力される(信号s)。同様に、他方のワンショットパルス(信号r)は、スイッチング素子53と抵抗素子54との直列回路によってレベルシフトされ、かつ反転された上で、ラッチ回路55へ入力される(信号t)。ラッチ回路55は、これらの入力信号(sおよびt)の値を、交互に保持する(信号u)。すなわち、ラッチ回路55は、従来周知のSRラッチの機能を果たしている。
【0057】
ラッチ回路55の出力信号(u)は、制御信号Aに一段階のレベルシフトが加えられた信号に相当する。同様に、ラッチ回路55の出力信号(u)は、ワンショットパルス回路56,バッファ15および57、スイッチング素子16および58、およびラッチ回路60を経ることにより、もう一段階のレベルシフトを受ける。したがって、電力変換装置101と同様に、制御信号Aは、2段階のレベルシフト回路によってレベルシフトされた上で、駆動回路3aへ入力される。
【0058】
しかしながら、各段階のレベルシフト回路に属するスイッチング素子13,53,16,58には、ワンショットパルスが入力されるので、オン状態にある期間が短縮される。このため、抵抗素子14,54,17,59で消費される電力、すなわち、各段階のレベルシフト回路で消費される電力が節減されるという利点が得られる。損失が低減されるので、各段階のレベルシフト回路を簡素な構成とすることも可能となり、さらにレベルシフト回路の信頼性も高められる。
【0059】
図7では、制御信号Aの伝達経路に、ワンショットパルス回路とラッチ回路とを介挿した例を示したが、同様に、図6に例示した検出信号の伝達経路に、ワンショットパルス回路とラッチ回路とを介挿することも可能である。その構成例を図9に示す。この電力変換装置104aは、各段階のレベルシフト回路の入力側にワンショットパルス回路が接続され、出力側にラッチ回路が接続される点において、電力変換装置103とは特徴的に異なっている。より詳細には、電力変換装置104aは、電力変換装置103の構成要素のうち、バッファ22,26、およびインバータ25,29に代えて、信号処理回路80、ワンショットパルス回路81、ラッチ回路84、ワンショットパルス回路85、出力側処理回路88を備えている。電力変換装置104aは、さらに、スイッチング素子82、抵抗素子83、スイッチング素子86、および抵抗素子87を備えている。
【0060】
図9の例では、スイッチング素子82および86は、スイッチング素子23および27と同様に、pチャネル型の高耐圧MOSFETである。信号処理回路80は、センス回路21の出力信号を、駆動回路3aとワンショットパルス回路81とに伝える回路であり、例えばバッファを備えている。ワンショットパルス回路81および85は、電力変換装置104のワンショットパルス回路51および56と同様に、入力信号の立ち下がりに同期したワンショットパルスと、立ち上がりに同期したワンショットパルスとを出力する。ラッチ回路84は、ラッチ回路55および60と同様に、SRラッチの機能を果たす。出力側処理回路88は、スイッチング素子27および86の出力信号をラッチするラッチ回路、およびこのラッチ回路の出力をマイクロコンピュータ11へ伝えるバッファ回路とを備えている。
【0061】
電力変換装置104aにおいても、電力変換装置104と同様に、各段階のレベルシフト回路で消費される電力が節減されるという利点が得られる。損失が低減されるので、各段階のレベルシフト回路を簡素な構成とすることも可能となり、さらにレベルシフト回路の信頼性も高められる。
【0062】
また、制御信号Aの伝達経路と検出信号の伝達経路との双方に、ワンショットパルス回路とラッチ回路とを介挿することも可能である。それにより、消費電力をさらに有効に節減することができる。制御信号Aの伝達経路と検出信号の伝達経路との双方に、ワンショットパルス回路とラッチ回路とを介挿した電力変換装置は、例えば、電力変換装置104(図7)と電力変換装置104a(図9)とを組み合わせることにより構成される。
【0063】
実施の形態5.
図10は、実施の形態5による電力変換装置の構成を示す回路図である。この電力変換装置105は、直流電源線EEと駆動回路3bの電源端子との間に、2個のダイオード70が介挿されている点において、電力変換装置101とは特徴的に異なっている。すなわち、駆動回路3bの電源端子の一方は低電位電源線NNに接続され、他方はダイオード70を通じて直流電源線EEに接続されている。駆動回路3aの一対の電源端子は、コンデンサC2の一端と他端とに接続されているため、駆動回路3aの電源電圧は、直流電源10が供給する直流電圧(例えば15V)から、ダイオードDD1およびDD2の順電圧の分だけ低くなっている。電力変換装置105では、駆動回路3bの電源電圧も、直流電源10が供給する直流電圧から、ダイオード70の順電圧の分だけ低くなるので、双方の駆動回路3a,3bに供給される電源電圧の間の差異が減殺ないし相殺される。n段のレベルシフト回路を備える一般の電力変換装置では、ダイオード70の個数はn個に設定される。
【0064】
実施の形態6.
以上の実施の形態1〜5による電力変換装置101〜106において、特定の装置部分は単一チップ化あるいはIC化(集積回路化)するのが望ましい。本実施の形態6では、実施の形態1の電力変換装置101について、好ましい単一チップ化およびIC化の例を示す。同様の単一チップ化およびIC化は、他の電力変換装置102〜105についても可能である。
【0065】
図11に示す電力変換装置106では、図11においてパワースイッチング素子1a,1b、フリーホイールダイオード2a,2b、容量素子C1,C2、抵抗素子R1,R2、ダイオードD1、抵抗素子6,RR1,RR2を除いた回路素子が単一チップに作り込まれる。それにより、装置の小型化を図ることができる。
【0066】
図12に示す電力変換装置107では、バッファ12、スイッチング素子13および抵抗素子14が単一チップに作り込まれ、バッファ15、スイッチング素子16および抵抗素子17が、別の単一チップに作り込まれる。それにより、装置の標準化とフレキシブル化とを図ることができる。
【0067】
図13に示す電力変換装置108では、バッファ15、スイッチング素子16、抵抗素子17および駆動回路3aが、単一チップに作り込まれる。それにより、装置の標準化とフレキシブル化とを図ることができる。
【0068】
図14に示す電力変換装置109では、バッファ12、スイッチング素子13、抵抗素子14およびバッファ15が、単一チップに作り込まれる。それにより、装置の標準化とフレキシブル化とを図ることができる。
【0069】
図15に示す電力変換装置110では、図15において容量素子C1,C2、抵抗素子R1,R2、ダイオードD1、抵抗素子6,RR1,RR2を除いた回路部分が、IC化される。それにより、装置の小型化を図ることができる。
【0070】
変形例.
以上に述べた各実施の形態の電力変換装置は、互いにその特徴を組み合わせて実施することが可能である。また、本発明の電力変換装置では、図1に示した信号レベル変換回路以外にも、信号のレベルシフトを複数段階にわたって段階的に行う信号変換レベルを、広く採用することも可能である。
【0071】
【発明の効果】
第1の発明の装置では、複数段階にわたって制御信号がレベルシフトされるので、個々のレベルシフト回路への要求耐圧を高めることなく、装置の耐圧を高めることができる。個々のレベルシフト回路に高耐圧が要求されないので、複雑な製造工程を要することなく、かつ安定な動作を確保しつつ、装置の耐圧を向上させることができる。さらに、第1駆動回路およびn個のレベルシフト回路の電源電位が、分圧回路、第1ないし第nダイオード、および第1ないし第nコンデンサを用いた簡素な構成によって生成される。
【0072】
第2の発明の装置では、複数段階にわたって検出信号がレベルシフトされるので、個々のレベルシフト回路への要求耐圧を高めることなく、装置の耐圧を高め、かつスイッチング素子の動作状態(例えば、電流および温度)を外部装置へ伝えることができる。
【0073】
第3の発明の装置では、検出信号がワンショットパルスの形式に変換された後にレベルシフトされ、ラッチ回路でもとの波形に復元されるので、レベルシフト回路での電力損失を節減しつつ、検出信号のレベルシフトが達成される。
【0074】
第4の発明の装置では、制御信号がワンショットパルスの形式に変換された後にレベルシフトされ、ラッチ回路でもとの波形に復元されるので、レベルシフト回路での電力損失を節減しつつ、制御信号のレベルシフトが達成される。
【0075】
第5の発明の装置では、各レベルシフト回路が、互いに直列接続された抵抗素子とスイッチング素子とを用いて、簡素に構成される。
【0076】
第6の発明の装置では、各レベルシフト回路が、互いに直列接続された抵抗素子とスイッチング素子とを用いて、簡素に構成される。
【0078】
第7の発明の装置では、分圧回路が、互いに直列接続された第1ないし第n抵抗素子を用いて、簡素に構成される。
【0079】
第8の発明の装置では、前記第2ないし第n抵抗素子に、n−1個のダイオードがそれぞれ並列接続されているので、高速スイッチング動作が一層安定的に実現する。
【0080】
第9の発明の装置では、互いに直列接続されたn個のダイオードが第2駆動回路の一方の電源端子に接続されているので、第1駆動回路の電源電圧と第2駆動回路の電源電圧との間での、第1ないし第nダイオードの順電圧による差異が解消される。
【0081】
第10の発明の装置では、第1ないし第nダイオードにn個の抵抗素子が、それぞれ並列接続されているので、高速スイッチング動作が一層安定的に実現する。
【0082】
第11の発明の装置では、抵抗素子が第1ダイオードに直列に接続されているので、第1ないし第nダイオード、および第1ないし第nコンデンサを流れる突入電流を低減することができる。
【0083】
第12の発明の装置では、第1および第2スイッチング素子の各々に、フリーホイールダイオードが接続されているので、外部にフリーホイールダイオードを接続することなく、インバータ等への利用に供することができる。
【0084】
第13の発明の装置では、第1電位を基準とする信号と第2電位を基準とする信号との間で、複数段階にわたって信号がレベルシフトされるので、個々のレベルシフト回路への要求耐圧を高めることなく、レベルシフト幅を拡大することができる。しかも、n個のレベルシフト回路の電源電位が、分圧回路、第1ないし第nダイオード、および第1ないし第nコンデンサを用いた簡素な構成によって生成される。
【0085】
第14の発明の装置では、信号がワンショットパルスの形式に変換された後にレベルシフトされ、ラッチ回路でもとの波形に復元されるので、レベルシフト回路での電力損失を節減しつつ、信号のレベルシフトが達成される。
【0086】
第15の発明の装置では、各レベルシフト回路が、互いに直列接続された抵抗素子とスイッチング素子とを用いて、簡素に構成される。
【0087】
第16の発明の装置では、分圧回路が、互いに直列接続された第1ないし第n抵抗素子を用いて、簡素に構成される。
【0088】
第17の発明の装置では、前記第2ないし第n抵抗素子に、n−1個のダイオードがそれぞれ並列接続されているので、第1電位と第2電位との間の電位差が高速で変化する利用形態においても、装置の安定した動作が実現する。
【0089】
第18の発明の装置では、第1ないし第nダイオードにn個の抵抗素子が、それぞれ並列接続されているので、第1電位と第2電位との間の電位差が高速で変化する利用形態においても、装置の安定した動作が実現する。
【0090】
第19の発明の装置では、抵抗素子が第1ダイオードに直列に接続されているので、第1ないし第nダイオード、および第1ないし第nコンデンサを流れる突入電流を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 各実施の形態による電力変換装置に用いられる信号レベル変換回路の回路図である。
【図2】 実施の形態1による電力変換装置の回路図である。
【図3】 実施の形態1による電力変換装置の検証試験に用いられた条件を示す回路図である。
【図4】 検証試験の結果を示すタイミングチャートである。
【図5】 実施の形態2による電力変換装置の回路図である。
【図6】 実施の形態3による電力変換装置の回路図である。
【図7】 実施の形態4による電力変換装置の回路図である。
【図8】 図7の電力変換装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図9】 実施の形態4の別の例による電力変換装置の回路図である。
【図10】 実施の形態5による電力変換装置の回路図である。
【図11】 実施の形態6の第1の例による電力変換装置の回路図である。
【図12】 実施の形態6の第2の例による電力変換装置の回路図である。
【図13】 実施の形態6の第3の例による電力変換装置の回路図である。
【図14】 実施の形態6の第4の例による電力変換装置の回路図である。
【図15】 実施の形態6の第5の例による電力変換装置の回路図である。
【図16】 従来技術によるインバータの回路図である。
【符号の説明】
1a パワースイッチング素子(第1スイッチング素子)、1b パワースイッチング素子(第2スイッチング素子)、2a 第1フリーホイールダイオード、2b 第2フリーホイールダイオード、3a 第1駆動回路、3b 第2駆動回路、13,16,23,27,36,82,86 スイッチング素子、14,17,24,28,37,83,87 抵抗素子、21 センス回路、51,56,81,85 ワンショットパルス回路、55,60,84 ラッチ回路、88 出力側処理回路(ラッチ回路)、70,D1〜Dn−1 ダイオード、100 信号レベル変換装置、101〜110 電力変換装置、A 第1制御信号、B 第2制御信号、C1〜Cn 第1〜第nコンデンサ、DV 分圧回路、DD1〜DDn 第1ないし第nダイオード、I1〜In レベルシフト回路、L0,NN 第1電位線、Ln,OUT 第2電位線、R1〜Rn 第1〜第n抵抗素子。

Claims (19)

  1. 第1および第2主電極を有する第1スイッチング素子と、
    第3および第4主電極を有し、前記第4主電極が前記第1主電極に接続された第2スイッチング素子と、
    外部から入力される第1制御信号にもとづいて前記第1スイッチング素子を駆動する第1駆動回路と、
    外部から入力される第2制御信号にもとづいて前記第2スイッチング素子を駆動する第2駆動回路と、
    nを2以上の整数として、n段に縦続接続されることにより、前記第1制御信号をn段階にわたってレベルシフトして前記第1駆動回路へ伝達するn個のレベルシフト回路と、
    前記第3主電極に一端が接続され、前記第1主電極に他端が接続され、前記一端の電位と前記他端の電位とを分圧することにより、第1ないし第n−1中間電位を出力する分圧回路と、
    互いに同じ向きに直列に接続された第1ないし第nダイオードと、
    第1ないし第nコンデンサと、を備え、
    前記第1ないし第nコンデンサの一端は、前記第1ないし第nダイオードの一方電極に、それぞれ接続され、
    前記第1ないし第nコンデンサの他端は、前記第1ないし第n−1中間電位の出力および前記第1主電極に、それぞれ接続されている、電力変換装置。
  2. 前記第1スイッチング素子の動作状態を検出し、当該動作状態を表現する検出信号を出力するセンス回路と、
    n段に縦続接続されることにより、前記検出信号をn段階にわたってレベルシフトして外部へ伝達する別のn個のレベルシフト回路と、
    をさらに備える、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記別のn個のレベルシフト回路の各々の入力に接続されたワンショットパルス回路と、
    前記別のn個のレベルシフト回路の各々の出力に接続されたラッチ回路とを、さらに備える、請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記n個のレベルシフト回路の各々の入力に接続されたワンショットパルス回路と、
    前記n個のレベルシフト回路の各々の出力に接続されたラッチ回路とを、さらに備える、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電力変換装置。
  5. 前記n個のレベルシフト回路の各々が、互いに直列接続された抵抗素子とスイッチング素子とを備える、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電力変換装置。
  6. 前記別のn個のレベルシフト回路の各々が、互いに直列接続された抵抗素子とスイッチング素子とを備える、請求項2に記載の電力変換装置。
  7. 前記分圧回路が、
    互いに直列接続された第1ないし第n抵抗素子を備え、
    前記第1ないし第2抵抗素子の間のn−1個の接続部から、前記第1ないし第n−1中間電位が出力される、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の電力変換装置。
  8. 前記第2ないし第n抵抗素子に、それぞれ並列接続されたn−1個のダイオードを、さらに備える、請求項7に記載の電力変換装置。
  9. 互いに直列接続されたn個のダイオードを、さらに備え、
    前記第1駆動回路の一対の電源端子は、前記第nコンデンサの前記一端と前記他端とに、それぞれ接続され、
    前記第2駆動回路の一対の電源端子の一方は、前記第3主電極に接続され、他方は、前記n個のダイオードの一端に接続されている、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の電力変換装置。
  10. 前記第1ないし第nダイオードに、それぞれ並列接続されたn個の抵抗素子を、さらに備える、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の電力変換装置。
  11. 前記第1ダイオードに直列に接続された別の抵抗素子を、さらに備える、請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の電力変換装置。
  12. 前記第1および第2スイッチング素子に、それぞれ逆並列に接続された第1および第2フリーホイールダイオードを、さらに備える請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の電力変換装置。
  13. 第1電位を伝達する第1電位線に一端が接続され、第2電位を伝達する第2電位線に他端が接続され、前記第1電位と前記第2電位とを分圧することにより、第1ないし第n−1中間電位を出力する分圧回路と、
    互いに同じ向きに直列に接続された第1ないし第nダイオードと、
    一端が前記第1ないし第nダイオードの一方電極に、それぞれ接続され、他端が前記第1ないし第n−1中間電位の出力および前記第2電位線に、それぞれ接続されている、第1ないし第nコンデンサと、
    nを2以上の整数として、n段に縦続接続されることにより、前記第1電位を基準とする信号と前記第2電位を基準とする信号とのうち、一方信号をn段階にわたってレベルシフトして他方信号へ変換するn個のレベルシフト回路と、
    を備える、信号レベル変換装置。
  14. 前記n個のレベルシフト回路の各々の入力に接続されたワンショットパルス回路と、
    前記n個のレベルシフト回路の各々の出力に接続されたラッチ回路とを、さらに備える、請求項13に記載の信号レベル変換装置。
  15. 前記n個のレベルシフト回路の各々が、互いに直列接続された抵抗素子とスイッチング素子とを備える、請求項13または請求項14に記載の信号レベル変換装置。
  16. 前記分圧回路が、
    互いに直列接続された第1ないし第n抵抗素子を備え、
    前記第1ないし第2抵抗素子の間のn−1個の接続部から、前記第1ないし第n−1中間電位が出力される、請求項13ないし請求項15のいずれかに記載の信号レベル変換装置。
  17. 前記第2ないし第n抵抗素子に、それぞれ並列接続されたn−1個のダイオードを、さらに備える、請求項16に記載の信号レベル変換装置。
  18. 前記第1ないし第nダイオードに、それぞれ並列接続されたn個の抵抗素子を、さらに備える、請求項13ないし請求項17のいずれかに記載の信号レベル変換装置。
  19. 前記第1ダイオードに直列に接続された別の抵抗素子を、さらに備える、請求項13ないし請求項18のいずれかに記載の信号レベル変換装置。
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