JP4462415B2 - インク流路を形成する可撓性帯状部材の保持装置および記録装置 - Google Patents
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Description
ここで、キャリッジには、インクカートリッジを搭載するものと、インクカートリッジを搭載しないものとがある。インクカートリッジを搭載するものは、インクカートリッジを搭載した状態で主走査方向に往復動し、キャリッジ内部で、インクジェット記録ヘッドへとインクを供給する。インクカートリッジを搭載しないものは、インクカートリッジがキャリッジから独立してインクジェットプリンタの本体(基体)側に設けられ、インクカートリッジとインクジェット記録ヘッドとは、インク供給用のチューブによって連通される。従って、インク供給用チューブは、キャリッジの動作に追従して変形可能な様に可撓性(弾性)を有するものが用いられる(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
上記第2の態様によれば、前記収容部内に爪部が形成され、当該爪部によって前記湾曲部を前記収容部内に係止させるので、前記可撓性帯状部材の自己復帰習性による保持力を補助してより確実に前記湾曲部を前記収容部内に保持することができる。
上記第3の態様によれば、前記キャリッジが主走査方向に移動するとともに、前記インクカートリッジが主走査方向と直交する方向にスライドするので、前記可撓性帯状部材を保持するとともにその姿勢を変化させる必要があるが、上記第1のまたは第2の態様により、少ない構成要素によって低コストに前記可撓性帯状部材を保持しながら、前記収容部において前記可撓性帯状部材の姿勢を変化させることができ、前記可撓性帯状部材の取り回しに大きな空間を必要とせず、省スペース化を図ることができる。
本発明の第4の態様は、キャリッジに設けられた記録ヘッドと、前記キャリッジから独立して設けられるインクカートリッジと、前記記録ヘッドと前記インクカートリッジとを連通するインク流路が形成された可撓性帯状部材と、を備えた記録装置において、前記可撓性帯状部材を前記記録装置の基体側に保持する可撓性帯状部材の保持装置であって、前記可撓性帯状部材に、前記インクカートリッジへ向かうインク流路と前記キャリッジへ延びるインク流路とが平行に延びる様に方向反転部が形成され、前記方向反転部を湾曲させることによって形成された湾曲部を収容する収容部を有し、前記湾曲部の前記収容部内における自己復帰習性を利用して、前記収容部内に前記湾曲部を保持することを特徴とする。
上記第5の態様によれば、記録装置において、上述した第1から第4の態様と同様な作用効果を得ることができる。
先ず、図1乃至図8を参照しながら本発明に係る「記録装置」、「液体噴射装置」の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の概略構成について説明する。ここで、図1はプリンタ1の外観斜視図、図2はプリンタ1の側断面概略図、図3はプリンタ1の装置本体の主要構成要素を示す斜視図、図4はリニアエンコーダを構成するリニアスケールの取付構造を示す図、図5および図6はインクカートリッジユニットのスライド動作を示す為の斜視図(ハウジング3を一部切り欠いた図)、図7はインクカートリッジ16からキャリッジ13に搭載された記録ヘッド14へ至るインク流路を示す斜視図である。
先ず、インクカートリッジユニット(以下「ユニット」と略称する)15について図5乃至図7をもとに説明する。ここで、図5および図6はプリンタ1内部の斜視図、図7はユニット15およびインクカートリッジ16と、キャリッジ13に設けられた記録ヘッド14とを結ぶインク流路の斜視図である。
以上により、用紙搬送経路に異常が発生した場合でも、ユニット15を退避位置へ退避させることにより、復旧処理作業を容易に行うことが可能となっている。
帯状部材36は、耐インク性を有する材料から成り、弾性(可撓性)を有し、本実施形態ではスチレン系エラストマー(例えば、SEPS:スチレンエチレンプロピレンスチレンブロック共重合)を用いているが、耐インク性を有するとともに弾性(可撓性)を発揮する材料であればどの様なものでも良く、NBR(アクリロニトリルブタジエンゴム)やSBR(スチレンブタジエンゴム)等を用いることも可能である。
帯状部材36をキャリッジ側保持装置37で保持するには、図10に示す様にキャリッジ13から水平姿勢で主走査方向と直交する方向に延出する帯状部材36を、符号Aで示す線即ち第1方向反転部39のコの字形状の中央で折り曲げる様に屈曲させ、且つ、当該屈曲部からインクカートリッジ16へ延びる経路部分36bを、キャリッジ13へ延びる経路部分36aと交差する様に屈曲させる。尚、図10に示す破線は、第1方向反転部39を屈曲させる前の状態を示すものであり、図11(B)において符号A、Bで示す屈曲部は、図10における折り曲げ線A、Bにそれぞれ対応している。
ここで、図11(A)、(B)に示す様に、水平保持部41と帯状部材36との間に、記録ヘッド14とプリンタ1の制御部(図示せず)とを結ぶフレキシブルフラットケーブル(以下「FFC」と言う)32を挟持可能となっていて、これにより、FFC32の保持部品を別途設ける必要がなく、低コストにFFC32を引き回すことができ、且つ、省スペース化に資すことができる。
図12(A)に示す様に、基体側保持装置38は、帯状部材36を装置本体の基体を構成する後部フレーム6に保持するとともに、キャリッジ側保持装置37から垂直姿勢で延出する帯状部材36(符号36bで示す経路部分)を、主走査方向と直交する方向にスライドするユニット15のスライド動作に追従させる為に水平姿勢(符号36cで示す経路部分)に変換する機能を果たす。
Claims (5)
- 主走査方向に往復駆動されるキャリッジに設けられたインクジェット記録ヘッドと、
前記キャリッジから独立して設けられるインクカートリッジと、
前記インクジェット記録ヘッドと前記インクカートリッジとを連通するインク流路が形成された可撓性帯状部材と、を備えた記録装置において、前記可撓性帯状部材を前記記録装置の基体側に保持する可撓性帯状部材の保持装置であって、
前記可撓性帯状部材に、前記インクカートリッジへ向かうインク流路と前記キャリッジへ延びるインク流路とが平行に延びる様に、平面視略コの字形の形状によって成された方向反転部が形成され、
前記インクカートリッジへ向かうインク流路と前記キャリッジへ向かうインク流路とが平行に延びた状態を維持する様に前記方向反転部におけるコの字形の形状の中央を湾曲させることによって形成された湾曲部を収容する収容部を有し、
前記湾曲部の前記収容部内における自己復帰習性を利用して、前記収容部内に前記湾曲部を保持する、
ことを特徴とする可撓性帯状部材の保持装置。 - 請求項1において、前記収容部内に爪部が形成され、当該爪部によって前記湾曲部を前記収容部内に係止させる、
ことを特徴とする可撓性帯状部材の保持装置。 - 請求項1または2において、前記インクカートリッジが主走査方向と直交する方向にスライド可能に設けられ、
前記収容部を出て前記インクカートリッジへ向かう前記可撓性帯状部材が、その平坦面が略水平となる姿勢で前記記録装置の後方側に向けて延びた後に湾曲反転して前記インクカートリッジへ向けて延び、
前記収容部を出て前記キャリッジへ向かう前記可撓性帯状部材が、その平坦面が略垂直となる姿勢で主走査方向に平行に延びる、
ことを特徴とする可撓性帯状部材の保持装置。 - キャリッジに設けられた記録ヘッドと、
前記キャリッジから独立して設けられるインクカートリッジと、
前記記録ヘッドと前記インクカートリッジとを連通するインク流路が形成された可撓性帯状部材と、を備えた記録装置において、前記可撓性帯状部材を前記記録装置の基体側に保持する可撓性帯状部材の保持装置であって、
前記可撓性帯状部材に、前記インクカートリッジへ向かうインク流路と前記キャリッジへ延びるインク流路とが平行に延びる様に方向反転部が形成され、
前記方向反転部を湾曲させることによって形成された湾曲部を収容する収容部を有し、
前記湾曲部の前記収容部内における自己復帰習性を利用して、前記収容部内に前記湾曲部を保持する、
ことを特徴とする可撓性帯状部材の保持装置。 - キャリッジに設けられた記録ヘッドと、
前記キャリッジから独立して設けられるインクカートリッジと、
前記記録ヘッドと前記インクカートリッジとを連通するインク流路が形成された可撓性帯状部材と、
前記可撓性帯状部材を前記記録装置の基体側に保持する可撓性帯状部材の保持装置と、を備えた記録装置であって、
前記可撓性帯状部材の保持装置が、請求項1から4のいずれか1項に記載された前記可撓性帯状部材の保持装置である、
ことを特徴とする記録装置。
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