JP4462048B2 - 空間光伝送システム及び光受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空間光伝送システムび光受信装置に関し、より具体的には、光送信装置と光受信装置との間の光軸調整を容易にし空間光伝送システム及びそのための光受信装置に関する。
携帯電話又は携帯情報処理装置(PDA)等の携帯端末に蓄積した画像データ、アドレスデータ又はスケジュールデータ等を外部に送信する方法として、非接触のデータ通信方式が有望である。中でも最も普及している方式の一つが、伝送速度が100kbit/s〜4Mbit/sの赤外線を用いたIrDAである。この方式における光信号の受光角度は±15°と比較的広いので、互いの携帯端末を対向して配置するだけで通信が可能となる。
しかし、より高速な伝送速度、例えば100Mbit/s以上を実現するためには、光信号をより狭い範囲に照射し受光する、ポイントアンドシュート型の空間光伝送が必要となる。しかし、IrDAのような既存の方式には端末間の位置合わせを行なう仕組みが取り入れられていないので、携帯端末を使用する空間光伝送システムでは、ポイントアンドシュート型の空間光伝は実現困難である。
そこで、携帯端末を使用する空間光伝送システムで、簡単な操作で高精度の光軸合せを可能にする手段が望まれる。
本発明は、端末間の光軸合せ作業を自動化した空間光伝送システムび光受信装置を提示することを目的とする。
本発明に係る空間光伝送システムは、光送信装置からデータを光受信装置に空間光伝送により伝送する空間光伝送システムであって、光送信装置は、光軸調整光とデータ信号光を選択的に出力するレーザ光源と、当該レーザ光源の出力するレーザ光のビーム広がり角を調整するビーム広がり角調整装置と、当該レーザ光源に当該光軸調整光を出力させるとともに、当該ビーム広がり角調整装置を第1のビーム広がり角に設定し、当該光受信装置からの受信可能信号に応じて、当該レーザ光源に当該データ信号光を出力させるとともに、当該ビーム広がり角調整装置を当該第1のビーム広がり角より狭い第2のビーム広がり角に設定する送信制御装置とを具備し、当該光受信装置は、当該光送信装置からの光の光軸を調整する光軸調整装置と、当該光軸調整装置を通過した光を第1及び第2の分割光に分割する光分波器と、当該第1の分割光を受光する受光素子と、当該データ信号光が入射するときの当該受光素子の出力から当該データを復調するデータ復調装置と、当該第2の分割光を受光する二次元受光素子アレイと、当該光軸調整光が入射するときの当該二次元受光素子アレイの各出力に従い光軸位置を判定し、光軸調整装置を制御する光軸制御装置と、当該光軸調整光の当該二次元受光素子アレイに対する光軸ずれが所定値未満のときに、当該光送信装置に当該受信可能信号を送信する制御信号送信手段とを具備し、当該受光素子と当該二次元受光素子アレイは当該光分波器による鏡像の位置に配置され、当該受光素子は当該光分波器による当該二次元受光素子アレイの鏡像内に位置することを特徴とする。
本発明に係る光受信装置は、光送信装置からの光の光軸を調整する光軸調整装置と、当該光軸調整装置を通過した光を第1及び第2の分割光に分割する光分波器と、当該第1の分割光を受光する受光素子と、当該光送信装置からデータ信号光が入射するときの当該受光素子の出力から当該データを復調するデータ復調装置と、当該第2の分割光を受光する二次元受光素子アレイと、当該光送信装置から当該データ信号光よりも広いビーム広がり角の光軸調整光が入射するときの当該二次元受光素子アレイの各出力に従い光軸位置を判定し、光軸調整装置を制御する光軸制御装置と、当該光軸調整光の当該二次元受光素子アレイに対する光軸ずれが所定値未満のときに、当該光送信装置に当該受信可能信号を送信する制御信号送信手段とを具備し、当該受光素子と当該二次元受光素子アレイは当該光分波器による鏡像の位置に配置され、当該受光素子は当該光分波器による当該二次元受光素子アレイの鏡像内に位置することを特徴とする。
本発明によれば、光軸調整装置により自動且つ精密に光軸を調整するので、空間伝送に狭ビームのレーザ光を利用でき、高速伝送を実現できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。光送信装置10は、光受信装置40に空間光伝送によりデータを送信する。本実施例では、光送信装置10は、先ず、光軸調整のための広ビーム角の光軸調整光を出力し、光受信装置40は、この光軸調整光を受光して信号受信のために光軸を調整し、一定以上の受信レベルになると、受信可能信号を光送信装置10に送信する。光送信装置10は、光受信装置40から受信可能信号を受信すると、光送信装置信号伝送のための狭ビーム角の信号光でデータを光受信装置40に送信する。これにより、光軸調整を半ば自動化すると共に、高速伝送を実現する。
光送信装置10のレーザダイオード12は、駆動装置14により駆動されて、光軸調整光又は信号光となるレーザ光を出力する。レーザダイオード12の出力レーザ光は、投射光学系16によりビーム広がり角を調整されて、光受信装置40に向け投射される。ビーム広がり角制御装置18は、送信制御装置20の制御下で、光軸調整光に対しては、レーザダイオード12の出力レーザ光のビーム広がり角が広くなるように、投射光学系16を制御し、信号光に対しては、レーザダイオード12の出力レーザ光のビーム広がり角が狭くなるように、投射光学系16を制御する。
送信制御装置20は、光受信装置40から受信可能信号を受信するまでは、ビーム広がり角制御装置18に指示して、投射光学系16を広ビーム角投射状態に制御させる。これにより、光送信装置10は光軸調整光を光受信装置40に向けて投射する。この段階では、ユーザは、光送信装置10の出力光が光受信装置40でほぼ受光できる程度に、ごく粗く光送信装置10と光受信装置40を向き合わせで配置すれば良い。
光送信装置10の送信光学系と光受信装置40の受光光学系をごく粗く設定してあっても、光送信装置10から出力される光軸調整光のビーム角が広いので、光軸調整光の少なくとも一部が光受信装置40に入射可能である。換言すると、ユーザは、光軸調整光の少なくとも一部が光受信装置40に入射する程度に、光送信装置10と光受信装置40を向き合わせて配置すれば良いということになる。
光送信装置10から出力された光軸調整光は、光軸調整装置42を介してハーフミラー44に入射する。ハーフミラー44は、入射光軸調整光を2分割し、一方を信号光を受光するための受光素子(PD)46に、他方を光軸調整のための受光素子アレイ48に供給する。光軸調整装置42は、光軸調整光及び信号光を受光するための光学系を含み、また、これら入射光の光軸を光軸に垂直な方向に移動し、フォーカスを光軸に沿った方向に移動可能な光学素子を含む。受光素子46と受光素子アレイ48は、ハーフミラー44による鏡像の位置に配置される。
受光素子アレイ48は、同一面上に二次元的に配置された複数の受光素子からなる。図2は、受光素子アレイ48の一例の平面図を示す。図2に示す例では、受光素子アレイ48は、縦に2個、横に2個で、合計で4個の受光素子48A,48B,48C,48Dからなる。図2に示す例では、受光素子48A,48B,48C,48Dが互いに接する中心に相当する位置に、受光素子46を配置する。勿論、より多くの受光素子からなる二次元受光素子アレイを使用すれば、より高い精度で光軸調整光の中心を決定できることは明らかである。
受光素子アレイ48の各受光素子48A,48B,48C,48Dの出力は、光軸制御装置50に印加される。光軸制御装置50は、受光素子アレイ48の各受光素子48A,48B,48C,48Dの出力を比較することで、光軸調整光の中心がどこに位置するかを判別できる。光軸制御装置50は、その判別結果に従い、光軸調整光の中心が受光素子46に入射するように、光軸調整装置42で光軸調整光の光軸を横方向に調整する。また、受光素子アレイ48の各受光素子48A,48B,48C,48Dの出力電流が所定値以上になるように、光軸制御装置50は、光軸調整装置42により光軸調整光のフォーカスを調整する。光軸調整光の光軸とフォーカスを所定状態以上に制御しても、光軸制御装置50は、データ受信完了まで、光軸調整装置42による光軸とフォーカスの調整を継続する。後述するように、信号光を受光しているときでも、光軸制御装置50は、受光素子アレイ48の各受光素子48A,48B,48C,48Dの出力に従い、信号光の光軸が受光素子46に合致するように、光軸調整装置42を制御する。
受信可能な程に光軸調整光の光軸とフォーカスが制御されると、光軸制御装置50は、送信開始可能を受信制御装置52に通知する。この受信開始可能の通知に従い、受信制御装置52は、受信可能信号を駆動装置54に印加すると共に、データ復調装置60にデータ復調を準備させる。駆動装置54は、受信可能信号に従いレーザダイオード56を駆動して、受信可能信号光を出力させる。この受信可能信号光は、低速でよいので、投射光学系58により、光軸調整光と同様の広ビーム角で光送信装置10に投射される。
光送信装置10から光受信装置40に投射される光軸調整光と、光受信装置40から光送信装置10に投射される受信可能信号光のビーム広がり角は、従来例のIrDA程度のビーム広がり角と同程度でよいので、光送信装置10と光受信装置40を粗く位置調整した程度でも、相手端末は十分に受光可能である。
光受信装置40から出力された受信可能信号光は、光送信装置10の光軸調整装置22を介してハーフミラー24に入射する。ハーフミラー24は、入射光を2分割し、一方を信号受信のための受光素子(PD)26に、他方を光軸調整のための受光素子アレイ28に供給する。光軸調整装置22の機能は、光軸調整装置42の機能と全く同じである。受光素子26と受光素子アレイ28は、ハーフミラー24による鏡像の位置に配置される。
受光素子アレイ28の各受光素子の出力は、光軸制御装置30に印加される。光軸制御装置30は、光軸制御装置50と同様に、受光素子アレイ28の各受光素子の出力を比較することで、受信可能信号光の中心がどこに位置するかを判別し、その判別結果に従い、受信可能信号光の中心が受光素子26に入射するように、光軸調整装置22で受信可能信号光の光軸を横方向に調整する。
これにより、受光素子26は、受信可能信号光を十分な信号対雑音比で電気信号に変換できる。データ復調装置32は、受光素子26の出力を復調し、復調結果を送信制御装置20に供給する。これにより、受信可能信号が送信制御装置20に入力する。
送信制御装置20は、光受信装置40からの受信可能信号に従い、データ送信を開始する。即ち、先ず、送信制御装置20は、ビーム広がり角制御装置18に指示して、投射光学系16によるビーム広がり角を信号光用に狭くする。そして、送信制御装置20は、メモリ34から駆動装置14にデータを読み出させる。駆動装置14は、メモリ34からのデータに従い、レーザダイオード12を駆動する。これにより、レーザダイオード12は、データを搬送する信号光を出力する。投射光学系16は、レーザダイオード12から出力される信号光を狭ビーム角で光受信装置40に投射する。
光軸調整光により事前に、光受信装置40の受信光学系(光軸調整装置42,ハーフミラー44及び受光素子46)の光軸は、信号光の光軸に合せられているので、信号光が狭ビーム角であっても、受光素子46に入射可能である。受光素子46は、入射する信号光を電気信号に変換し、電気信号をデータ復調装置60に印加する。データ復調装置60は、受光素子46の出力からデータを復調する。復調されたデータは、メモリ62に格納される。
光送信装置10は、必要なデータを送信し終えると、送信終了を示す信号を光受信装置40に送信する。受信制御装置52は、データ復調装置60の復調結果から送信終了信号を検出し、それまでに受信したデータにエラーも漏れも無いことを確認すると、受信完了信号を駆動装置54に印加する。駆動装置54は、受信完了信号に従いレーザダイオード56を駆動して、受信完了信号光を出力させる。この受信完了信号光は、受信可能信号と同様に光送信装置10に送信される。送信制御装置20は、光受信装置40から受信完了信号を受信すると、その旨を図示しない表示装置等で表示してユーザに通知する。
このような構成により、本実施例では、光送信装置と光受信装置との間の空間光伝送の光軸をマニュアルで簡単に調整するだけで、狭ビーム角の信号光により高速伝送を実現できる。また、制御信号の伝送にも空間光伝送を利用することで、配線の手間と面倒を避けることができる。各方向の伝送に空間光伝送を利用することで、双方向の高速伝送を実現できる。
また、本実施例では、光受信装置40から光送信装置10への受信可能信号と受信完了信号を空間光伝送で伝送したが、これらの信号はデータ量が少ないので、より低速で簡易な伝送方式、例えば、BluetoothやIrDA等を利用してもよい。
図3は、本発明の第2実施例の概略構成ブロック図を示す。この実施例では、信号伝送用とは別に、光軸合せのための光源と受光素子を用意し、光送信装置及び光受信装置のそれぞれで、光軸調整光が信号光の同軸になるように予め調整されている。光軸調整光の受光素子として、最近の携帯電話のほとんどに装備されている電子カメラの撮像系を流用する。
光送信装置110の構成と基本機能を説明する。光送信装置110のレーザダイオード112は、駆動装置114により駆動されて、信号光となるレーザ光を出力する。レーザダイオード112の出力レーザ光は、コリメータレンズ116により平行ビーム又はほぼ平行ビームにされ、ハーフミラー118及び光軸調整装置120を介して光受信装置150に向けて投射される。光軸調整装置120は、信号光の光軸を横方向に移動する光学装置である。
撮像素子122は、光受信装置150の発光ダイオード174から出力される光軸調整光を受光する。光軸調整光は、単に、信号光よりも広がり角の広く設定されたガウシアン分布の光ビームであり、その光軸は、光受信装置150の受光光学系の光軸に合致するように予め調整されている。撮像素子122は、ハーフミラー118によるレーザダイオード112の鏡像が撮像素子122の撮像面の所定位置、例えば、画面中央に位置するように、配置される。従って、発光ダイオード174から出力される光軸調整光が、撮像素子122の撮像面の中央に入射するとき、レーザダイオード112の出力信号光は、光受信装置150の受光素子172に入射できる。勿論、撮像素子122とレーザダイオード112の位置関係は、予め分かっていればよく、撮像面の画面中央に限らない。
画像処理装置124は、通常のカメラ撮影と同様に、撮像素子122の出力画像信号を所定形式の映像信号に変換する。モニタ126は、画像処理装置124により処理された映像信号の画像を表示する。モニタ126の画面には、光軸調整光による明るいスポットが表示される。ユーザは、光軸調整光によるスポットが、モニタ126の画面の所定位置、通常、中央に位置するように、光送信装置110と光受信装置150の向きを調整する。これにより、光送信装置110から光受信装置150への信号光の光空間伝送路の光軸がおおまかに合せられたことになる。この後、後述するように、光軸制御装置128が、画像処理装置124の映像信号出力に従い、光軸調整光のスポットが画面中央に来るように、光軸調整装置120を自動制御する。
また、光送信装置110は、光受信装置150から、光送信装置110から光受信装置150への信号伝送を制御する信号光、具体的には、光軸調整完了信号、受信可能信号光及び受信完了信号光を受信する。そのための受信光学系として、ハーフミラー130、受光素子132及び発光ダイオード134を具備する。ハーフミラー130及び発光ダイオード134は、光受信装置150から光送信装置110への制御信号光の空間光伝送路の光軸調整のために設けられている。発光ダイオード134は、光受信装置150から光送信装置110への制御信号光の空間光伝送路の光軸を調整する為の広ビーム角の光軸調整光を出力する。この機能の詳細は、後述する。
受光素子132は、光受信装置150からの制御信号光を受光し、電気信号に変換する。データ復調装置136は、受光素子132からの電気信号を復調する。光軸制御装置128は、光軸調整装置120による光軸調整が、信号伝送に適する程度以上になると、光軸調整完了信号を送信制御装置138に出力する。送信制御装置138は、光軸制御装置128からの光軸調整完了信号に従い、駆動装置114を駆動して、信号伝送のための光軸調整が完了したことを示す光軸調整完了信号光をレーザダイオード112に出力させる。
送信制御装置138はまた、データ復調装置136からの光軸調完了信号に従い、メモリ140からデータを駆動装置114に読み出させる。駆動装置114は、メモリ140からのデータに従いレーザダイオード112を駆動する。これにより、レーザダイオード112は、メモリ140から読み出されたデータを搬送する信号光を出力する。送信制御装置138は、データ復調装置136からの受信完了信号に従い、送信処理を終了し、モニタ画面への表示及び/又は音声により送信完了をユーザに通知する。
光受信装置150の構成と基本動作を説明する。データ送信とデータ受信の違いを除いて、光受信装置150の基本動作は、光送信装置110の基本動作と同じである。
光受信装置150のレーザダイオード152は、駆動装置154により駆動されて、制御信号光となるレーザ光を出力する。レーザダイオード152の出力レーザ光は、コリメータレンズ156により平行ビーム又はほぼ平行ビームにされ、ハーフミラー158及び光軸調整装置160を介して光送信装置110に向けて投射される。光軸調整装置160は、制御信号光の光軸を横方向に移動する光学装置である。
撮像素子162は、光送信装置110の発光ダイオード134から出力される光軸調整光を受光する。光軸調整光は、単に、信号光よりも広がり角の広く設定されたガウシアン分布の光ビームであり、その光軸は、光受信装置150の受光光学系の光軸に合致するように予め調整されている。撮像素子162は、ハーフミラー158によるレーザダイオード162の鏡像位置に画面中央が位置するように配置される。従って、発光ダイオード134から出力される光軸調整光が、撮像素子162の中央に入射するとき、レーザダイオード152の出力する制御信号光は、光送信装置110の受光素子132に入射できる。
画像処理装置164は、画像処理装置124と同様の機能を具備し、撮像素子162の出力画像信号を所定形式の映像信号に変換する。モニタ166は、画像処理装置164により処理された映像信号の画像を表示する。モニタ166の画面には、光軸調整光による明るいスポットが表示される。ユーザは、光軸調整光によるスポットが、モニタ166の画面の所定位置、通常、中央に位置するように、光送信装置110と光受信装置150の向きを調整する。これにより、光受信装置150から光送信装置110への制御信号光の光空間伝送路の光軸がおおまかに合せられたことになる。この後、後述するように、光軸制御装置168が、画像処理装置164の映像信号出力に従い、光軸調整光のスポットが画面中央に来るように、光軸調整装置160を自動制御する。
光受信装置150は、光送信装置110から光受信装置150への信号光を受光し、且つ、当該信号光の空間光伝送路の光軸を調整するための受信光学系として、ハーフミラー170、受光素子172及び発光ダイオード174を具備する。ハーフミラー170及び発光ダイオード174は、光送信装置110から光受信装置150への信号光の空間光伝送路の光軸調整のために設けられている。上述の通り、発光ダイオード174は、広ビーム角の光軸調整光を出力する。光軸調整光の光軸は、受光素子172に入射する光軸に合致するように予め調整されている。即ち、発光ダイオード174は、ハーフミラー170による受光素子172の鏡像位置に発光中心が位置するように配置されている。
受光素子172は、光送信装置110からの信号光を受光し、電気信号に変換する。データ復調装置176は、受光素子172からの電気信号を復調する。データ復調装置176は、受信信号が光軸調整完了信号である場合には、この光軸調整完了信号を受信制御装置178に供給する。光軸制御装置168は、光軸調整装置160による光軸調整が、信号伝送に適する程度以上になると、光軸調整完了信号を受信制御装置178に出力する。受信制御装置178は、光送信装置110から光軸調整完了信号を受信し、且つ、光軸制御装置168からも光軸調整完了信号を受信すると、駆動装置154を駆動して、受信可能信号光をレーザダイオード152に出力させる。データ復調装置176は、受光素子172の出力電気信号からデータを復調し、復調したデータをメモリ180に書き込む。
受光素子172の出力電気信号が送信完了信号である場合、受信制御装置178は、メモリ180に記憶されるデータの整合性をチェックして全データの受信完了を確認する。全データの受信完了を確認できない場合、受信制御装置178は、駆動装置154及びレーザダイオード152により光送信装置110に不足するデータの再送信を依頼する。全データの受信完了を確認できた場合、受信制御装置178は、駆動装置154及びレーザダイオード152により光送信装置110に受信完了信号を送信する。
本実施例における光軸調整と信号伝送の手順を説明する。先ず、光送信装置110及び光受信装置150共に、図示しない操作キーにより信号伝送モードにセットする。これにより、発光ダイオード134,174は光軸調整光を出力し、他の各部が電源を供給されて動作状態になる。この状態で、ユーザは、マニュアルにより、光送信装置110と光受信装置150を向き合わせる。その際、モニタ126,166のそれぞれの画面上で、光軸調整光のスポットが画面のほぼ中央に位置するように、光送信装置110及び光受信装置150の相対位置を調整する。この後、図示しない操作キーにより、信号伝送開始を光送信装置110及び光受信装置150に指示する。
信号伝送開始の指示に従い、光送信装置110及び光受信装置150は、以下のように光軸を調整した上で、データを伝送する。即ち、発光ダイオード174の出力する光軸調整光は、ハーフミラー170により反射されて、光送信装置110に向かい、光軸調整装置120を透過し、ハーフミラー118により反射されて、撮像素子122に入射する。画像処理装置124は、撮像素子122の出力画像信号を所定形式の映像信号に変換し、光軸制御装置128は、画像処理装置124からの映像信号の光軸調整光によるスポットが画面中央に来るように、光軸調整装置120を継続的に制御する。スポットが、画面中央の所定範囲内にあるとき、光軸制御装置128は、光軸調整完了信号を送信制御装置138に印加する。
同様に、発光ダイオード134の出力する光軸調整光は、ハーフミラー130により反射されて、光受信装置150に向かい、光軸調整装置160を透過し、ハーフミラー158により反射されて、撮像素子162に入射する。画像処理装置164は、撮像素子162の出力画像信号を所定形式の映像信号に変換し、光軸制御装置168は、画像処理装置164からの映像信号の光軸調整光によるスポットが画面中央に来るように、光軸調整装置160を継続的に制御する。スポットが、画面中央の所定範囲内にあるとき、光軸制御装置168は、光軸調整完了信号を受信制御装置178に印加する。
送信制御装置138は、光軸制御装置128からの光軸調整完了信号に従い、駆動装置114を制御してレーザダイオード112から光軸調整完了信号光を出力させる。発光ダイオード174から出力される光軸調整光により、光送信装置110から光受信装置150への信号光の空間光光学系の光軸は、信号伝搬を可能にする程度に合っているので、レーザダイオード112から出力される光軸調整完了信号光は、レンズ116、ハーフミラー118、光軸調整装置120及びハーフミラー170を介して受光素子172に入射する。受光素子172は、入射した光軸調整完了信号光を電気信号に変換してデータ復調装置176に印加する。データ復調装置176は、受光素子172の出力電気信号から光軸調整完了信号を復調し、受信制御装置178に印加する。
受信制御装置178は、データ復調装置176と光軸制御装置168の両方から光軸調整完了信号を受信すると、駆動装置154を制御して、レーザダイオード152から、受信可能を光送信装置110に通知する受信可能信号光を出力させる。受信可能信号光は、レンズ156,ハーフミラー158,光軸調整装置160及びハーフミラー130を介して受光素子132に入射する。受光素子132は、受信可能信号光を電気信号に変換する。データ復調装置136は、受光素子132からの電気信号から受信可能信号を復調し、送信制御装置138に印加する。この受信可能信号により、送信制御装置138は、光送信装置110と光受信装置150との間の2つの光伝送系の各光軸が信号伝送可能な程に調整されたことを認識できる。
送信制御装置138は、データ復調装置136からの受信可能信号に従い、メモリ140からデータを駆動装置114に読み出し、レーザダイオード112に当該データを搬送する信号光を出力させる。全データを送信し終えた後、レーザダイオード112は、送信完了信号光を出力する。レーザダイオード112から出力される信号光は、レンズ116、ハーフミラー118、光軸調整装置120及びハーフミラー170を介して受光素子172に入射する。受光素子172は、入射した信号光を電気信号に変換してデータ復調装置176に印加する。データ復調装置176は、受光素子172の出力電気信号からデータを復調し、メモリ180に書き込む。
受信制御装置178は、データ復調装置176の復調結果から送信完了信号を検出すると、メモリ180に全データが格納されているかどうかを調べる。不足データがあるとき、受信制御装置178は、駆動装置154及びレーザダイオード152により、不足するデータの再送信を要求する信号光を光送信装置110に送信する。また、全データがメモリ180にあるとき、受信制御装置178は、駆動装置154及びレーザダイオード152により、受信完了信号光を光送信装置110に送信し、受信完了をユーザに音声及び/又は画面表示でユーザに通知して、データ受信を終了する。
光送信装置110の送信制御装置138は、光受信装置150からの再送要求を受信すると、指定されたデータを再送信する。また、光受信装置150からの受信完了信号に対しては、送信完了をユーザに音声及び/又は画面表示でユーザに通知して、データ送信を終了する。
このような構成により、実施例2でも、実施例1と同様に、光送信装置と光受信装置との間の空間光伝送の光軸をマニュアルで簡単に調整するだけで、狭ビーム角の信号光により高速伝送を実現できる。また、制御信号の伝送にも空間光伝送を利用することで、配線の手間と面倒を避けることができる。各方向の伝送に空間光伝送を利用することで、双方向の高速伝送を実現できる。
また、本実施例では、光受信装置150から光送信装置110への受信可能信号と受信完了信号を空間光伝送で伝送したが、これらの信号はデータ量が少ないので、より低速で簡易な伝送方式、例えば、BluetoothやIrDA等を利用してもよい。
特定の説明用の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の第1実施例の概略構成ブロック図である。 PDアレイ48の正面図である。 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図である。
符号の説明
10:光送信装置
12:レーザダイオード
14:駆動装置
16:投射光学系
18:ビーム広がり角制御装置
20:送信制御装置
22:光軸調整装置
24:ハーフミラー
26:受光素子(PD)
28:受光素子アレイ
30:光軸制御装置
32:データ復調装置
40:光受信装置
42:光軸調整装置
44:ハーフミラー
46:受光素子(PD)
48:受光素子アレイ
48A,48B,48C,48D:受光素子
50:光軸制御装置
52:受信制御装置
54:駆動装置
56:レーザダイオード
58:投射光学系
60:データ復調装置
62:メモリ
110:光送信装置
112:レーザダイオード
114:駆動装置
116:コリメータレンズ
118:ハーフミラー
120:光軸調整装置
122:撮像素子
124:画像処理装置
126:モニタ
128:光軸制御装置
130:ハーフミラー
132:受光素子
134:発光ダイオード
136:データ復調装置
138:送信制御装置
140:メモリ
150:光受信装置
152:レーザダイオード
154:駆動装置
156:コリメータレンズ
158:ハーフミラー
160:光軸調整装置
162:撮像素子
164:画像処理装置
166:モニタ
168:光軸制御装置
170:ハーフミラー
172:受光素子
174:発光ダイオード
176:データ復調装置
178:受信制御装置
180:メモリ

Claims (4)

  1. 光送信装置からデータを光受信装置に空間光伝送により伝送する空間光伝送システムであって、
    光送信装置(10)は、
    光軸調整光とデータ信号光を選択的に出力するレーザ光源(12)と、
    当該レーザ光源(12)の出力するレーザ光のビーム広がり角を調整するビーム広がり角調整装置(16,18)と、
    当該レーザ光源(12)に当該光軸調整光を出力させるとともに、当該ビーム広がり角調整装置(16,18)を第1のビーム広がり角に設定し、当該光受信装置からの受信可能信号に応じて、当該レーザ光源(12)に当該データ信号光を出力させるとともに、当該ビーム広がり角調整装置(16,18)を当該第1のビーム広がり角より狭い第2のビーム広がり角に設定する送信制御装置(20)
    とを具備し、
    当該光受信装置(40)は、
    当該光送信装置からの光の光軸を調整する光軸調整装置(42)と、
    当該光軸調整装置(42)を通過した光を第1及び第2の分割光に分割する光分波器(44)と、
    当該第1の分割光を受光する受光素子(46)と、
    当該データ信号光が入射するときの当該受光素子(46)の出力から当該データを復調するデータ復調装置(60)と、
    当該第2の分割光を受光する二次元受光素子アレイ(48)と、
    当該光軸調整光が入射するときの当該二次元受光素子アレイ(48)の各出力に従い光軸位置を判定し、光軸調整装置(42)を制御する光軸制御装置(50)と、
    当該光軸調整光の当該二次元受光素子アレイ(48)に対する光軸ずれが所定値未満のときに、当該光送信装置に当該受信可能信号を送信する制御信号送信手段(54,56,58)
    とを具備し、
    当該受光素子と当該二次元受光素子アレイは当該光分波器による鏡像の位置に配置され、当該受光素子は当該光分波器による当該二次元受光素子アレイの鏡像内に位置する
    ことを特徴とする空間光伝送システム。
  2. 当該制御信号送信手段が、当該受信可能信号を受信可能信号光に変換する発光素子(56)を具備し、
    当該光送信装置(10)が、
    当該光受信装置からの受信可能信号光の光軸を調整する第2の光軸調整装置(22)と、
    当該第2の光軸調整装置(22)を通過した光を第3及び第4の分割光に分割する第2の光分波器(24)と、
    当該第3の分割光を受光する第2の受光素子(26)と、
    当該第4の分割光を受光する第2の二次元受光素子アレイ(28)と、
    当該第2の二次元受光素子アレイ(28)の各出力に従い光軸位置を判定し、第2の光軸調整装置(22)を制御する第2の光軸制御装置(30)と、
    当該第2の受光素子(26)の出力電気信号から当該受信可能信号を復調する復調装置(32)
    とを具備し、
    当該第2の受光素子と当該第2の二次元受光素子アレイは当該第2の光分波器による鏡像の位置に配置され、当該第2の受光素子は当該第2の光分波器による当該第2の二次元受光素子アレイの鏡像内に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空間光伝送システム。
  3. 光送信装置からの光の光軸を調整する光軸調整装置(42)と、
    当該光軸調整装置(42)を通過した光を第1及び第2の分割光に分割する光分波器(44)と、
    当該第1の分割光を受光する受光素子(46)と、
    当該光送信装置からデータ信号光が入射するときの当該受光素子(46)の出力から当該データを復調するデータ復調装置(60)と、
    当該第2の分割光を受光する二次元受光素子アレイ(48)と、
    当該光送信装置から当該データ信号光よりも広いビーム広がり角の光軸調整光が入射するときの当該二次元受光素子アレイ(48)の各出力に従い光軸位置を判定し、光軸調整装置(42)を制御する光軸制御装置(50)と、
    当該光軸調整光の当該二次元受光素子アレイ(48)に対する光軸ずれが所定値未満のときに、当該光送信装置に当該受信可能信号を送信する制御信号送信手段(54,56,58)
    とを具備し、
    当該受光素子と当該二次元受光素子アレイは当該光分波器による鏡像の位置に配置され、当該受光素子は当該光分波器による当該二次元受光素子アレイの鏡像内に位置する
    ことを特徴とする光受信装置。
  4. 当該制御信号送信手段が、当該受信可能信号を受信可能信号光に変換する発光素子(56)を具備することを特徴とする請求項に記載の光受信装置。
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