JP4461931B2 - インバータユニット - Google Patents

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    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
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Description

本発明は、内燃機関等により駆動される発電機等からなる電源の出力を一定の周波数の交流電圧に変換するインバータユニットに関するものである。
内燃機関等の原動機により駆動される発電機を電源として一定の周波数(通常は商用周波数)の交流電圧を得る場合に、インバータユニットが用いられる。交流発電機の出力を一定の周波数の交流出力に変換するインバータユニットは、図6に示したように、交流発電機の出力を直流出力に変換するAC/DCコンバータCNVと、該コンバータの出力を一定の周波数の交流電圧に変換するインバータINVと、フィルタFLとにより構成される。フィルタFLは、例えば第1及び第2のコイルL1及びL2とコンデンサC1とからなる低域通過形のフィルタで、インバータINVの出力から高調波成分を除去するために設けられている。
図7は従来のこの種のインバータユニット401の構造の一例を概略的に示したものである。図7において、402は矩形状の底壁部402aと、底壁部402aの長手方向に相対する側壁部402b,402cと、底壁部402aの幅方向に相対する側壁部402d,402eとを有する箱形のケースで、ケース402内にコンバータCNV、インバータINV及びフィルタFLを含むインバータユニットの構成部品が収納されている。
フィルタFLの第1及び第2のコイルL1及びL2はそれぞれ第1の鉄心I1及び第2の鉄心I2に取り付けられた第1のボビンB1及び第2のボビンB2に巻回されている。負荷電流の変化に対してフィルタのカットオフ周波数を安定に保つため、コイルL1及びL2をそれぞれ巻回する鉄心I1及びI2としては、鋼板の積層体からなっていて直線状に延びる角柱形の鉄心が用いられている。
2つのコイルL1及びL2は、ケース402の一端の側壁部402bに近接した位置に、それぞれの中心軸線を一致させた状態で並べて配置され、第1のコイルL1の鉄心I1の端部I1b及び第2のコイルL2の鉄心I2の端部(図示せず。)がそれぞれケース402の幅方向に相対する側壁部402d及び402eに近接して配置されている。コンデンサC1とコンバータCNV及びインバータINVの構成部品はプリント基板403に取り付けられ、該プリント基板403は、コイルL1及びL2の側方に配置されている。
コイルL1及びL2をケース402の中央寄りに配置することも考えられるが、コイルをケースの中央寄りに配置すると、プリント基板403を2つに分割することが必要になるため、構造が複雑になる上に、フィルタからの出力線の引き出しが煩雑になり、組立に要する工数が多くなってコストが高くなる。
これに対し、図示のようにコイルL1及びL2をケース402の端部に配置すると、プリント基板403を分割する必要がないため、構造を簡単にすることができる。またコイルL1及びL2をケース402の端部に配置すると、フィルタFLから外部への出力線の引き出しを容易にすることができる。
この種のユニットでは、コンバータ及びインバータからの放熱を良好にするために、ケース402にヒートシンクとしての機能を持たせることが多い。またインバータユニットの重量が重くなるのを防ぐため、ケース402として、できだけ質量が小さいものを用いることが望ましい。そのため、通常ケース402は、熱伝導率が高く、しかも軽量なアルミニウムにより構成される。
図示してないが、ユニットに防水性と耐震性とを持たせるためにケース402内に樹脂が注入され、該樹脂によりユニットの構成部品の少なくとも一部がモールドされる。この種のインバータユニットは例えば特許文献1に示されている。
図7に示したインバータユニットは、交流発電機を電源として用いることが想定されているため、発電機の交流出力を直流出力に変換するAC/DCコンバータCNVを備えているが、蓄電池や太陽電池などの直流電源の出力を一定周波数の交流出力に変換する場合には、AC/DCコンバータが省略される。
特開平11−122932号公報
図7に示したように、アルミニウムからなるケース402の端部にコイルL1及びL2を配置して、コイルL1及びL2をそれぞれ巻回した鉄心I1及びI2の端部をケース402の側壁部402d及び402eの内面に近接させて配置すると、鉄心I1及びI2の端部から出入りする磁束がケースの側壁部402d及び402eを貫通して流れる。ケースの側壁部402d,402eを貫通して交流磁束が流れると、側壁部402d,402eに渦電流が流れ、この渦電流により生じる磁束が鉄心I1及びI2を通して流れる交流磁束の変化を妨げるため、鉄心I1及びI2の磁気抵抗が大きくなり、コイルL1及びL2のインダクタンスが減少する。
従って、この種のインバータユニットでは、コイルL1及びL2のインダクタンスの減少分を見込んで、両コイルに必要以上に大きなインダクタンスを持たせておかなければならなかった。そのため、コイルL1及びL2が大形になり、コストが高くなるのを避けられなかった。コイルL1及びL2のインダクタンスの減少を防ぐために、鉄心I1及びI2の端部とケース402の側壁402d及び402eの内面との間の距離を大きくすることも考えられるが、このようにした場合には、ケース402が大形になるため、ユニットが大形になるのを避けられない。
従って本発明の目的は、フィルタを構成するコイルとして従来用いられていたものよりも小形のものを用いて、小形軽量化を図ることができるようにしたインバータユニットを提供することにある。
本発明は、少なくともインバータと該インバータの出力から高調波成分を除去するフィルタとを構成部品として備えて、該構成部品が底壁部と側壁部とを有するアルミニウム製の箱形ケース内に収容されたインバータユニットに適用される。フィルタは直線状に延びる鉄心に巻回されてケースの一端に寄った位置に配置されたコイルを有していて、該コイルが巻かれた鉄心の端部がケースの側壁部の内面に近接して配置される。
本発明においては、ケースの側壁部に近接して配置された鉄心の端部から出入りする磁束をケースの側壁部の内面に沿う方向に指向させるように案内する磁束案内部が鉄心の端部に設けられている。
上記のように構成すると、鉄心の端部に近接したケースの側壁部を貫通する磁束を減少させて、ケースの側壁部に渦電流が流れるのを抑制することができる。そのため、ケースの側壁部に流れる渦電流により鉄心の磁気抵抗が大きくなるのを防いで、コイルのインダクタンスが減少するのを抑制することができる。従って、フィルタのコイルとして従来用いられていたものよりも小形のものを用いることができ、インバータユニットの小形軽量化を図ることができる。
上記磁束案内部は、鉄心の端面よりも面積が大きい板面を有して鉄心の端部とケースの側壁部の内面との間に配置された強磁性材料の板により構成することができる。
上記磁束案内部はまた、ケースの側壁部の内面に近接して配置された鉄心の端部からケースの側壁部の内面に沿って突出してケースの底壁部と反対側に延びる突出部により構成することもできる。
以上のように、本発明によれば、コイルの鉄心の端部から出入りする磁束をケースの側壁部の内面に沿う方向に指向させるように案内する磁束案内部を鉄心の端部に設けたことにより、鉄心の端部に近接したケースの側壁部を貫通する磁束を減少させて、ケースの側壁部に渦電流が流れるのを抑制することができるため、ケースの側壁部に流れる渦電流により鉄心の磁気抵抗が大きくなるのを防いで、コイルのインダクタンスが減少するのを抑制することができる。従って、本発明によれば、フィルタのコイルとして従来用いられていたものよりも小形のものを用いることができ、インバータユニットの小形軽量化を図ることができるという利点が得られる。
図1ないし図3は、本発明に係わるインバータユニット1の第1の実施形態の構成を示したものである。インバータユニット1は、図6に示されたものと同様に、AC/DCコンバータCNVと、インバータINVと、フィルタFLとを有しており、フィルタFLは、第1のコイルL1及び第2のコイルL2とコンデンサC1とにより構成されている。
図1において、符号2はアルミニウムにより形成された箱形のケースを示している。ケース2は、矩形板状の底壁部2aと、底壁部2aの長手方向に相対する側壁部2b,2cと、底壁部2aの幅方向に相対する側壁部2d,2eとを有しており、ケース2内にコンバータCNV、インバータINV及びフィルタFLを含むインバータユニットの構成部品が収納されている。
フィルタFLの第1及び第2のコイルL1及びL2はそれぞれ第1の鉄心I1及び第2の鉄心I2に取り付けられた第1のボビンB1及び第2のボビンB2に巻回されている。鉄心I1及びI2は、直線状に延びる角柱形の鉄心で、これらの鉄心は、鋼板を所定枚数積層することにより構成されている。
第1のコイルL1及び第2のコイルL2は、ケース2の長手方向の一端側の側壁部2bに近接した位置に、それぞれの軸線を一致させてケース2の幅方向に向けた状態で、かつ第1の鉄心I1の一端I1a及び第2の鉄心I2の一端I2aどうしを隣接させた状態で並べて配置されている。第1及び第2の鉄心I1及びI2のそれぞれの他端I1b及びI2bは、ケースの幅方向に相対する1対の側壁部2d及び2eの内面に近接した状態で配置されている。
コンデンサC1と、コンバータCNV及びインバータINVの構成部品とはプリント基板3に取り付けられ、該プリント基板3は、コイルL1及びL2とケース2の長手方向の他端側の側壁部2cとの間のスペースに配置されている。
本実施形態においては、第1の鉄心I1の他端I1bと該第1の鉄心の他端I1bが対向するケースの側壁部2dとの間、及び第2の鉄心I2の他端Idbと該第2の鉄心の他端I1bが対向するケースの側壁部2eとの間にそれぞれ第1の板5及び6が配置され、これらの板5及び6により、第1の鉄心の他端I1b及び第2の鉄心の他端I2bから出入りする磁束φをケースの側壁部2d,2eの内面に沿う方向に指向させるように案内する磁束案内部が構成されている。第1の板5及び第2の板6は鉄等の強磁性材料により形成されている。
第1の板5は、第1の鉄心I1の他端I1bと該他端I1bが対向するケースの側壁部2dとの間に介在する部分と、第1の鉄心I1の他端の端面の外縁部を越えて延びる部分とを有するように形成される。同様に、第2の板6は、第2の鉄心I2の他端I2bと該他端I2bが対向するケースの側壁部2eとの間に介在する部分と、第2の鉄心I2の他端の端面の外縁部を越えて延びる部分とを有するように形成される。
図示の例では、第1の板5及び第2の板6が第1の鉄心I1及び第2の鉄心I2の端面よりも面積が大きい板面を有する矩形状の板からなっていて、これらの板がそれぞれ第1の鉄心I1の他端I1bとケースの側壁部2dとの間及び第2の鉄心I2の他端I2bとケースの側壁部2eとの間に挟み込まれた状態で配置されている。
上記のように、第1の鉄心I1の端部I1bと該端部I1bが対向するケースの側壁部2dとの間、及び第2の鉄心I2の端部I2bと該端部I2bが対向するケースの側壁部2eとの間にそれぞれ、第1の鉄心の端面及び第2の鉄心の端面よりも面積が大きい板面を有する強磁性材料からなる第1の板5及び第2の板6を配置して、これらの板により、鉄心I1及びI2の端部から出入りする磁束φをケースの側壁部2d及び2eの内面に沿う方向に指向させるように案内する磁束案内部を形成すると、ケース2の壁部を貫通しない磁路を磁束φが通り易くすることができるため、ケースの壁部を貫通する磁束の量を少なくすることができる。従って、ケースに生じる渦電流を減少させて、ケースに生じる渦電流により鉄心I1及びI2の磁気抵抗が大きく増大するのを防ぐことができ、鉄心の磁気抵抗の増大によりコイルのインダクタンスが減少するのを抑制することができる。
上記のように、本発明によれば、ケースに流れる渦電流の影響を受けてコイルのインダクタンスが大きく減少するのを防ぐことができるため、コイルのインダクタンスの減少を見込んで必要以上に大形のコイルを用意する必要がなくなり、従来よりも小形のコイルを用いて、ユニットの小形化を図ることができる。
図4及び図5は、本発明の第2の実施形態を示したもので、この実施形態では、ケース2の幅方向に相対する1対の側壁部2d及び2dにそれぞれ対向する第1及び第2の鉄心I1及びI2の端部I1b及びI2bに、側壁部2d及び2eの内面に沿って、ケースの底壁部2aと反対側に突出して延びる突出部11及び12が設けられ、これらの突出部により、コイルの鉄心の端部から出入りする磁束をケースの側壁部の内面に沿う方向に指向させるように案内する磁束案内部が形成されている。
図示の例では、鉄心I1及びI2をそれぞれ構成する鋼板の端部に、それぞれの鋼板の長手方向に対して直角な方向に折れ曲がった折り曲げ部を形成することにより(鋼板の端部にL字形の形状を持たせることにより)、鉄心I1及びI2の端部I1b及びI2bに、側壁部2d及び2eの内面に沿ってケースの底壁部2aと反対側に延びる突出部11及び12を形成している。
また図1ないし図3に示した実施例では、2つのコイルL1及びL2をそれぞれ巻回したボビンB1及びB2の隣接する端部間に隙間が形成されているが、図4及び図5に示した実施例では、コイルL1及びL2をそれぞれ巻回したボビンB1及びB2の隣接する端部どうしが隙間なく突き合されている。図4及び図5に示した実施例のその他の点は、図1ないし図3に示した実施例と同様に構成されている。
図4及び図5に示したように、鉄心I1及びI2の端部I1b及びI2bに、それぞれの端部が対向するケースの側壁部2d及び2eの内面に沿ってケースの底壁部2aと反対側に突出して延びる突出部11及び12を形成しておくと、図5に示したように、ケース2の壁部を貫通しない磁路を磁束φが通り易くすることができるため、ケースの壁部を貫通する磁束の量を少なくすることができる。従って、ケース2に生じる渦電流を減少させて、鉄心I1及びI2の磁気抵抗が増大するのを防ぐことができ、コイルのインダクタンスが減少するのを抑制することができる。
また図4及び図5に示したように、鉄心の端部にケースの底壁部2aと反対側に突出する突出部11及び12を設けると、ケースの底壁部2a側に流れる磁束の量を少なくすることができるため、ケースの底壁部で生じる渦電流を減少させて、渦電流損を減少させることができ、ケースからの発熱を抑えることができる。
なお、図4及び図5に示した実施例において、鉄心I1及びI2の端部I1b及びI2bからケースの底壁部2aと反対側に突出する突出部11及び12の外に、鉄心I1及びI2の端部I1b及びI2bからケースの底壁部2a側に突出する突出部を併せて設けることを妨げないが、鉄心I1及びI2の端部I1b及びI2bからケースの底壁部2a側に突出する突出部を設ける場合には、底壁部側に突出する突出部の突出長を底壁部と反対側に突出する突出部の突出長よりも短くして、鉄心I1及びI2の端部I1b及びI2bから底壁部2aと反対側に突出した突出部を通して磁束を流す磁路の磁気抵抗を、鉄心I1及びI2の端部I1b及びI2bから底壁部2a側に突出した突出部を通して磁束を流す磁路の磁気抵抗よりも十分に小さくしておくことが望ましい。
上記の各実施例においては、2つのコイルL1及びL2をそれぞれ別の鉄心I1及びI2に巻回しているが、コイルL1及びL2は、共通の鉄心に巻回することもできる。即ち、鉄心I1及びI2を一体化した長い鉄心にコイルL1及びL2を並べて巻回することもできる。
本発明の第1の実施形態の構成を概略的に示した斜視図である。 図1の要部の平面図である。 図2のIII−III線に沿って断面した断面図である。 本発明の第2の実施形態の要部の構成を示した平面図である。 図4のV−V線に沿って断面して示した断面図である。 インバータユニットの電気的な構成の一例を示した回路図である。 従来のインバータユニットの構成を概略的に示した斜視図である。
符号の説明
CNV コンバータ
INV インバータ
C1 コンデンサ
L1,L2 コイル
I1,I2 鉄心
1 インバータユニット
2 ケース
2a 底壁部
2b〜2e 側壁部
5,6 強磁性材料からなる板
11,12 突出部

Claims (5)

  1. 少なくともインバータと該インバータの出力から高調波成分を除去するフィルタとを構成部品として備えて、該構成部品が底壁部と側壁部とを有するアルミニウム製のケース内に収容され、
    前記フィルタは直線状に延びる鉄心に巻回されて前記ケースの一端に寄った位置に配置されたコイルを有して、該コイルが巻かれた鉄心の端部が前記ケースの側壁部の内面に近接して配置され、
    前記ケースの側壁部に近接して配置された鉄心の端部から出入りする磁束を前記ケースの側壁部の内面に沿う方向に指向させるように案内する磁束案内部が前記鉄心の端部に設けられているインバータユニット。
  2. 前記磁束案内部は、前記鉄心の端面よりも面積が大きい板面を有して前記鉄心の端部と前記ケースの側壁部の内面との間に配置された強磁性材料の板からなっている請求項1に記載のインバータユニット。
  3. 前記磁束案内部は、前記ケースの側壁部の内面に近接して配置された鉄心の端部から前記ケースの側壁部の内面に沿って突出して前記ケースの底壁部と反対側に延びる突出部からなっている請求項1に記載のインバータユニット。
  4. 少なくともインバータと該インバータの出力から高調波成分を除去するフィルタとを構成部品として備えて、該構成部品が底壁部と側壁部とを有する箱形のアルミニウム製ケース内に収容され、
    前記フィルタは、直線状に延びる第1の鉄心及び第2の鉄心にそれぞれ巻回された第1及び第2のコイルを備えていて、前記第1及び第2のコイルがそれぞれの軸線を一致させた状態で、かつ第1及び第2の鉄心の一端どうしを隣接させた状態で並べて配置されて、前記第1及び第2の鉄心のそれぞれの他端が前記ケースの相対する1対の側壁部の一方及び他方の内面に近接した状態で配置され、
    前記第1の鉄心の他端と該第1の鉄心の他端が対向する前記ケースの側壁部との間、及び前記第2の鉄心の他端と該第2の鉄心の他端が対向するケースの側壁部との間にそれぞれ前記第1の鉄心の他端及び第2の鉄心の他端から出入りする磁束を前記ケースの側壁部の内面に沿う方向に指向させるように案内する磁束案内部を構成する強磁性材料からなる第1及び第2の板が配置されているインバータユニット。
  5. 少なくともインバータと該インバータの出力から高調波成分を除去するフィルタとを構成部品として備えて、該構成部品が底壁部と側壁部とを有する箱形のアルミニウム製ケース内に収容され、
    前記フィルタは、直線状に延びる第1の鉄心及び第2の鉄心にそれぞれ巻回された第1及び第2のコイルを備えていて、前記第1及び第2のコイルがそれぞれの軸線を一致させた状態で、かつ第1及び第2の鉄心の一端どうしを隣接させた状態で並べて配置されて、前記第1及び第2の鉄心のそれぞれの他端が前記ケースの相対する1対の側壁部の一方及び他方の内面に近接した状態で配置され、
    前記ケースの相対する1対の側壁部の一方及び他方の内面にそれぞれ対向する前記第1及び第2の鉄心の端部に、前記1対の側壁部の一方及び他方の内面に沿って、前記ケースの底壁部と反対側に突出して延びる突出部が設けられているインバータユニット。
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