JP4461303B2 - 動画復号化装置および動画復号化方法 - Google Patents

動画復号化装置および動画復号化方法 Download PDF

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本発明は、フレーム内符号化画像を参照画像としたフレーム間予測符号化画像の復号化処理装置およびその方法に関する。
特許文献1には、前段のイントラ復号部と、後段の動き補償復号部と、これらの復号部の間に存在するワークメモリ(ワーク領域として使用される記憶部)とを有し、ワークメモリを効率的に活用しながら、Pフレームを復号化する画像処理装置が開示されている。前段のイントラ復号部は、Pフレームの復号化に必要な参照画像(IフレームまたはPフレーム)の復号化データを生成する。イントラ復号部から出力された参照画像の復号化データは、ワークメモリに一旦格納される。後段の動き補償復号部は、ワークメモリに格納された参照画像の復号化データを読み出し、これに基づいて、Pフレームの復号化データを順次生成する。Pフレームの復号化データは、ワークメモリに格納された参照画像の復号化データのうち、画像上における動きベクトル探索範囲の移動に伴い、この探索範囲のデータとして保持しておく必要がなくなったデータ上に順次上書きされる。参照画像の復号化データを格納するワークメモリをPフレーム用の格納先として共用することで、Pフレーム用の格納先を別個に用意する必要がなくなるので、ワークメモリの省容量化を図ることができる。
また、特許文献2には、フレーム間予測符号化画像の復号化処理に直接関係するものではないが、逐次処理を基本とする復号器を複数用いて、復号処理を同時並行的に行う並列画像復号装置が開示されている。具体的には、入力ビットストリームは、各種ヘッダ類に含まれるピクチャ符号化情報と、n個の分割ストリームとに分割される。n個の分割画像復号部のそれぞれは、ピクチャ符号化情報を用いて分割ストリームを復号し、復号結果としての分割画像と、その分割画像の左上のマクロブロックの位置を示す分割画像位置情報とを出力する。画像結合部は、分割画像位置情報を用いて、n個の分割画像を結合・出力する。
特開2006−217166号公報 特開2001−218201号公報
本発明の目的は、単位グループの各フレーム処理において、ワークメモリを時間軸上で効率的に活用しつつ、復号化速度の向上を図ることである。
また、本発明の別の目的は、単位グループの各フレーム処理において、単位グループ内のフレーム順序に起因した復号化速度の変動を抑制することである。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、あるフレーム内符号化画像を共通の参照画像とした複数の連続したフレーム間予測符号化画像を主体に単位グループが構成された圧縮動画データを復号化する動画復号化装置を提供する。この復号化装置は、互いに並行して動作する第1および第2のデコーダを有する。第1のデコーダは、単位グループのそれぞれのフレーム処理において、複数の連続したフレーム間予測符号化画像の共通の参照画像となるフレーム内符号化画像の復号化をブロック単位で行うことによって、記憶部に格納すべき第1の復号化データを順次生成する。また、第2のデコーダは、単位グループのそれぞれのフレーム処理において、記憶部から読み出された第1の復号化データに基づいて、フレーム間予測符号化画像の復号化をブロック単位で行うことによって、記憶部に格納すべき第2の復号化データを順次生成する。そして、第1のデコーダは、前記共通の参照画像である前記フレーム内符号化画像の復号化を第2のデコーダよりも先行してフレーム処理毎に繰り返し行う。
ここで、第1の発明において、第1のデコーダの処理進捗を管理する調停部を設けることが好ましい。この調停部は、フレーム間予測符号化画像内の処理対象となるブロックに関して、このブロックに対応する動きベクトル探索範囲の復号化が終了したことを条件として、このブロックの復号化の開始を第2のデコーダに指示する。また、調停部は、単位グループのそれぞれのフレーム処理において、記憶部に格納された第1の復号化データのうち、フレーム内符号化画像上における動きベクトル探索範囲の移動に伴い、動きベクトル探索範囲のデータとして保持する必要がなくなったデータを、第2の復号化データに順次置き換えるようにしてもよい。
また、第1の発明において、第1のデコーダは、単位グループのそれぞれのフレーム処理において、第2のデコーダによる現在のフレームの処理が終了するよりも前に、当該現在のフレームとは別のフレームの処理を開始することが好ましい。
また、第1の発明において、動画復号化装置は、グラフィックLSIであって、記憶部は、グラフィックLSIに内蔵されたメモリであってもよい。
第2の発明は、あるフレーム内符号化画像を共通の参照画像とした複数の連続したフレーム間予測符号化画像を主体に単位グループが構成された圧縮動画データを復号化する動画復号化方法を提供する。この復号化方法は、単位グループのそれぞれのフレーム処理において、複数の連続したフレーム間予測符号化画像の共通の参照画像となるフレーム内符号化画像の復号化をブロック単位で行うことによって、第1の復号化データを順次生成する第1のステップと、単位グループのそれぞれのフレーム処理において、第1の復号化データに基づいて、フレーム間予測符号化画像の復号化をブロック単位で行うことによって、第2の復号化データを順次生成する第2のステップとを有する。第1の復号化データの生成および第2の復号化データの生成は並行してフレーム処理毎に繰り返し行われ、かつ、第1の復号化データの生成の方が第2の復号化データの生成よりも先行している
ここで、第2の発明において、第2のステップは、第1の復号化データの生成進捗を管理するステップと、フレーム間予測符号化画像内の処理対象となるブロックに関して、このブロックに対応する動きベクトル探索範囲に関する第1の復号化データの生成が終了したことを条件として、このブロックに関する第2の復号化データの生成を開始するステップとを含んでいてもよい。
また、第2の発明において、第1のステップは、第1の復号化データを記憶部に順次格納するステップを含み、第2のステップは、記憶部に格納された第1の復号化データを読み出すステップと、記憶部に格納された第1の復号化データのうち、フレーム内符号化画像上における動きベクトル探索範囲の移動に伴い、動きベクトル探索範囲のデータとして保持する必要がなくなったデータを、第2の復号化データに順次置き換えるステップとを含んでいてもよい。
また、第2の発明において、第1のステップは、現在のフレームにおける第2の復号化データを生成が終了するよりも前に、次のフレームにおける第1の復号化データを生成を開始するステップを含んでいてもよい。
第1または第2の発明によれば、単位グループ内の各フレーム処理として、フレーム間予測符号化画像にとっての共通の参照画像であるフレーム内符号化画像の復号化が繰り返し実行される。したがって、フレーム内符号化画像の復号化データを複数フレームに亘ってワークメモリとしての記憶部に保持しておく必要がない。このような復号化データの保持に関する時間軸上での制約が解消された分だけ、記憶部を効率的に活用することが可能になる。また、第1および第2のデコーダによる並列処理を行うことで、第1のデコーダの処理の終了を待って第2のデコーダの処理を開始する逐次処理と比較して、単位グループ全体における処理速度の向上を図ることができる。さらに、単位グループ内のそれぞれのフレーム処理において、参照画像が単一のフレーム内符号化画像に共通化されているため、複数フレームに亘って参照画像を順番にトレースしていく必要がない。したがって、各フレームの処理に関して、単位グループ内におけるフレーム順序に起因した処理速度の変動を抑制できる。
(第1の実施形態)
[圧縮動画データのフォーマット]
まず、本実施形態に係る復号化処理に適した動画データの圧縮フォーマットについて説明する。図1は、時系列的に並んだ一連のフレームf1,f2,f3,・・によって構成された動画データの圧縮フォーマットの説明図である。動画データは、GOP(Group of Picture)と呼ばれる単位グループの集合として規定されるが、それぞれのGOPは、以下にその構成要件を示すように、標準化技術であるMPEG等とは異なる特殊な圧縮フォーマット(データ構造)を有する。
(GOPの構成要件)
(1)複数の連続したフレーム間予測符号化画像を主体に構成されていること
ここで、「フレーム間予測符号化画像」とは、フレーム内符号化方法およびフレーム間予測符号化方法のいずれかを選択的に用いて、所定の処理単位毎に符号化されたフレームを指す。同図の例において、最初のGOP内のすべてのフレームf1〜f5は、フレーム間予測符号化画像S1〜S5として符号化されている。本要件(1)により、基本的に、復号化時におけるGOPの各フレーム処理として、フレーム間予測符号化画像S1〜S5の復号化が繰り返されることになる。
(2)各フレーム間予測符号化画像は、単一のフレーム内符号化画像を共通の参照画像とすること
ここで、「フレーム内符号化画像」とは、フレーム内符号化方式のみを用いて、所定の処理単位毎に符号化されたフレームを指す(以下、適宜「Iピクチャ」(Intra Picture)と略称する)。同図の例において、最初のGOP内の単一フレームf1は、フレーム内符号化画像I1として符号化されており、予測符号化画像S1〜S5は、フレーム内符号化画像I1を共通の参照元としている。また、フレームf1については、フレーム内符号化画像I1のみならず、フレーム間予測符号化画像S1も存在するが、前者は、フレーム間予測符号化画像S1〜S5の参照画像としての役割のみを担っている。換言すれば、フレーム内符号化画像I1は、復号化時に表示フレームとしては用いられない隠しフレームであり、これに代わる表示用フレームとして、フレーム間予測符号化画像S1が用いられる。本要件(2)は、復号化時に、後述するように、GOPの各フレーム処理としてフレーム内符号化画像I1の復号化を繰り返すことの必要条件となる。なお、本構成要件(2)との関係でいえば、フレーム内符号化画像I1を隠しフレームにすることは必須ではなく、表示用フレームとしてもよい。
(3)フレーム間予測符号化画像と、これらの参照画像は、同一のGOPに属すること
同図の例において、フレーム間予測符号化画像S1〜S5と、これらの参照画像であるフレーム内符号化画像I1は、同一のGOPに属する。本要件(3)により、それぞれのGOPの独立性・編集性が担保される。
なお、同図の例では、GOPの先頭フレームf1をフレーム内符号化画像I1(参照画像)としているが、これ以外の任意のフレームf2〜f5をフレーム内符号化画像化してもよい(MPEGのように、GOPの先頭フレームをIピクチャにすべきといった制限は存在しない)。特に、参照画像を隠しフレームとする場合、参照画像は元画像(フレームf1〜f5)そのものである必要はなく、例えば、複数の元画像に基づき参照画像を生成するといった如く、元画像とは異なる参照画像を用いても構わない。また、あるGOPにおけるフレームの時系列な並びにおいて、フレーム間予測符号化画像と、参照画像であるフレーム内符号化画像との前後関係は問わない。したがって、フレーム間予測画像は、前方参照および後方参照のどちらであっても構わない。この点が、一般にPピクチャ(Predictive Picture)と呼ばれるフレーム間予測符号化画像とは異なるので、本明細書では、この特徴的なフレーム間予測符号化画像のことを適宜「Sピクチャ」(Seek-able Picture)と略称する。さらに、この圧縮フォーマットにおいて、一般にBフレーム(Bidirectional Picture)と呼ばれる双方向予測符号化画像は存在しない。
[動画符号化手順]
つぎに、上述したようなフォーマットを有する圧縮動画データの生成手順について概略的に説明する。まず、処理対象となる原動画データ(ストリーム)にGOPが設定される。例えば、ストリームを時系列的に分割することによって、ストリーム中に複数のGOPを設定してもよいし、ストリーム全体を単一のGOPとしてもよい。つぎに、それぞれのGOPに関して、GOP内の時系列的に並んだ一連のフレームの中から、所定の選択規則にしたがって、Iピクチャ化すべき単一フレームf1が選択される。この選択規則はどのようなものであってもよく、例えば、同図に示したようにGOPの先頭フレームf1を選択してもよいし、フレーム間予測誤差の平準化の観点から略中央のフレームf3を選択してもよい。また、このような固定的な選択手法に代えて、例えば、GOP内の画像の特性を考慮して、Iピクチャ化すべきフレームを動的に設定してもよいし、上述したようにフレームf1〜f5とは異なる参照画像を生成することも可能である。そして、Iピクチャ化すべきフレームf1に関して、既知のフレーム内符号化方法(その具体的な手法は問わない)を適用し、ブロック単位で符号化することによって、フレーム内符号化画像I1、すなわち、Iピクチャの符号化データが生成される。
また、それぞれのGOPに関して、GOP内の時系列的に並んだ一連のフレームの中から、Sピクチャ化すべきフレームが特定される。Sピクチャ化すべきフレームは、少なくとも、Iピクチャ化される単一フレームを除いた複数フレームであるが、これにIピクチャ化される単一フレーム自体を含めてもよい。GOPの全フレームをSピクチャ化する場合はもとより、単一フレーム以外をSピクチャ化する場合であっても、上述したGOPの構成要件(1)は満たされるものとする。最初のGOPを例に挙げると、先頭フレームf1を除いたフレームf2〜f5のみをSピクチャ化してもよいし、図1の例に示したように、先頭フレームf1を含めた全フレームf1〜f5をSピクチャ化してもよい。そして、Sピクチャ化すべき各フレームに関して、既知のフレーム内符号化方法および既知のフレーム間予測符号化方法(これらの具体的な手法問わない)のいずれかを選択的に適用し、ブロック単位で符号化することによって、フレーム間予測符号化画像、すなわち、Sピクチャの符号化データが生成される。周知のように、この符号化データは、符号化処理の最小単位となるブロック(画素ブロック)の動きベクトルと、Iピクチャの対応ブロック内における画像値との差分を表す差分情報とを含む。GOPの符号化データは、このようなIピクチャおよび複数のSピクチャによって構成される。また、この符号化データには、IピクチャI1が隠しフレームであることを特定するための情報が付加されており、具体的には、隠しフレームであるか否かを示すフラグがフレーム単位で付与されている。
[動画復号化装置]
図2は、動画復号化装置の一例としてのグラフィックLSIのブロック構成図である。このグラフィックLSI1は、CPUやROMといった外部装置とのインターフェース2,3と、データ転送回路4と、動画復号化回路5と、メモリ6,7と、描画回路8と、表示回路9とを主体に構成されており、これらは内部バスを介して接続されている。CPUによって発行された実行情報(パラメータやコマンド等)は、CPU I/F2を介してグラフィックLSI1内に取り込まれ、内部レジスタ(図示せず)に格納される。そして、このレジスタに格納された実行情報に基づいて、データ転送回路4や描画回路8等の制御が行われる。また、外付けのROMより読み出された圧縮画像データは、ROM I/F3を介してグラフィックLSI1内に入力データとして取り込まれ、適宜復号化された後に、ワークメモリ6に一旦格納される。入力データが可逆圧縮データ(キャラクタ等の静止画)の場合、入力データは、ROM I/F3によってデータ転送回路4に転送された後、データ転送回路4による復号化処理を経て、ワークメモリ6に転送される。これに対して、入力データが非可逆圧縮データ(動画)の場合、入力データは、ROM I/F3によって動画復号化回路5に転送され、動画復号化回路5による復号化処理を経て、ワークメモリ6に転送される。描画回路8は、ワークメモリ6に格納されたデータを読み出し、レジスタより読み出された実行情報に応じた描画処理を行った上で、処理後のデータをフレームメモリ7に書き込む。表示回路9は、外部の表示装置であるLCDの表示走査と同期して、フレームメモリ7に格納されたデータを読み出し、これをLCDに出力する。
図3は、動画復号化回路5のブロック構成図である。この動画復号化回路5は、一対のデコーダ5a,5bと、調停部5cとを有する。第1のデコーダ5aは、処理対象となる圧縮動画データの一部であるIピクチャの符号化データに基づいて、Iピクチャの復号化データをブロック単位で順次生成する。生成されたIピクチャの復号化データは、ワークメモリ6に順次格納される。一方、第2のデコーダ5bは、ワークメモリ6より読み出されたIピクチャの復号化データと、圧縮動画データの一部であるSピクチャの符号化データとに基づいて、Sピクチャの復号化データをブロック単位で順次生成する。最終的な復号化出力となるSピクチャの復号化データは、ワークメモリ6に順次格納される。
本実施形態では、GOPにおける各フレーム処理において、第1のデコーダ5aおよび第2のデコーダ5bを互いに並列して動作させる。その際、動きベクトルの探索範囲との関係上、第1のデコーダ5aの処理を第2のデコーダ5bの処理よりも先行させる必要がある。そこで、調停部5cは、第1のデコーダ5aの処理進捗、換言すれば、Iピクチャの復号化データの生成進捗を管理する。この点について説明すると、第1のデコーダ5aは、カウンタを内蔵しており、自己が処理するブロックの推移に伴い、カウント値を順次カウントアップする。画面サイズやブロックサイズ等は既知なので、処理済のブロック番号を示すカウント値によって、画面上の処理済領域が一義的に特定される。調停部5cは、このカウント値をモニタリングすることによって、第1のデコーダ5aの処理進捗(どのブロックまで処理が完了したのか)を把握する。そして、調停部5cは、Sピクチャ内の処理対象となるブロックに関して、このブロックに対応する動きベクトル探索範囲の復号化(この復号化は第1のデコーダ5aによって行われる)が終了していることを条件として、このブロックの復号化の開始を第2のデコーダ5bに指示する。
図4は、図1に示したフレームf1〜f5によって構成された最初のGOPに関する復号化処理のタイミングチャートである。以下、図5から図9を参照しながら、このGOPに関する一連のフレーム処理について詳述する。一例として、ブロックのサイズを8×8画素、動きベクトル探索範囲のサイズを24×24画素(3×3ブロック)とする。以下、Iピクチャの処理単位となるブロックをIブロックIbといい、Sピクチャの処理単位となるブロックをSブロックSbという。また、これらの表記Ib,Sbに付された添字は、画面上におけるブロックの位置を示す。一方、図5に示すように、フレーム内における各ブロックの処理は、LCD等の線順次走査方向と同様に、左から右に向かう水平ラインを上から下に向かう順序で行われるものとする。さらに、ワークメモリ6には、本実施形態に係る復号化処理の作業用領域として、第1のワーク領域と、第2のワーク領域とが予め確保されている。第1のワーク領域は、少なくとも1フレーム分の画像データを保持可能なサイズを有する。この第1のワーク領域には、最終的には、Sピクチャの復号化データが格納されるが、その過程において、Iピクチャの復号化データが一時的に格納される。また、第2のワーク領域は、少なくとも(2水平ライン+2)ブロック分の画像データを保持可能なサイズを有する。この第2のワーク領域には、第2のデコーダ5bによって生成され、かつ、第1のワーク領域に格納する前のSピクチャの復号化データが一時的に格納される。
1フレームの処理が行われる最初の期間t0〜t3では、GOPの先頭フレームf1の復号化が行われる。まず、フレーム開始タイミングt0において、第1のデコーダ5aは、IピクチャI1の復号化を開始する。図5に示すように、画面左上に位置するIブロックIb11を処理対象として、Iピクチャ符号化データに基づいてIピクチャ復号化データが生成される。生成されたIブロックIb11の復号化データは、第1のワーク領域内の所定の格納先に格納される。この格納先は、IブロックIb11と位置的に対応付けて予め設定されている。以後、処理順序に応じた処理対象の移動に伴い、Iピクチャ復号化データの生成と、第1のワーク領域への格納とが繰り返される。この段階では、Sピクチャの復号化を開始するのに必要な動きベクトル探索範囲のデータ(Iピクチャの復号データの一部)が未だ生成されていないので、第2のデコーダ5bは待機状態になっている。
その後、開始指示タイミングt1になると、調停部5cは、画面左上に位置するSブロックSb11に関する処理の開始を第2のデコーダ5bに指示する。この開始指示は、図6に示すように、最初のSブロックSb11に関して、これに対応する動きベクトル探索範囲SR11の復号化が終了していることを条件に行われる。この探索範囲SR11は、4つのIブロック(Ib11,Ib21,Ib12,Ib22)によって構成されている。したがって、探索範囲SR11中でもっとも遅く処理されるIブロックIb22の処理が少なくとも終了していることを条件として、換言すれば、第1のデコーダ5aの処理が少なくとも(1水平ライン+2)ブロックだけ先行したことを条件として、第2のデコーダ5bの処理が開始される。
SブロックSb11がフレーム内符号化方法によって符号化されたイントラブロックの場合、探索範囲SR11内のデータを用いることなく、Iピクチャ符号化データのみに基づいて、このSブロックSb11が復号化される。これに対して、SブロックSb11がフレーム間予測符号化方法によって符号化されたインターブロックの場合、探索範囲SR11内の、Sピクチャ符号化データの一部である動きベクトルによって指定された領域のデータが第1のワーク領域より読み出される。そして、この読み出された復号化データと、Sピクチャ符号化データの一部である差分情報とに基づいて、SブロックSb11が復号化される。
SブロックSb11に復号化によって生成された復号化データは、最終的には、第1のワーク領域内におけるIブロックIb11の復号化データの格納先に格納される。しかしながら、現時点では、この格納先への格納は禁止されている。なぜなら、IブロックIb11の復号化データは、後の処理対象の復号化の際にも使用され得るからである。それゆえに、IブロックIb11の復号化データが不要になるまでの間、SブロックSb11の復号化データは、第2のワーク領域に一時的に格納される。以後、調停部5cによる制御の下、第1のデコーダ5aと並行して動作する第2のデコーダ5bは、処理順序に応じた処理対象の移動に伴い、Sピクチャ復号化データの生成と、第2のワーク領域への格納とを繰り返す。
図7は、タイミングt2におけるワークメモリ6の使用状態を示す図である。Sピクチャの復号化はSブロックSb12まで終了している。また、Iピクチャの復号化は、これよりも(1水平ライン+2)ブロック分だけ先行した、IブロックIb33まで終了している。このような状態、すなわち、動きベクトル探索範囲SR22のデータが生成済であることを条件として、第2のデコーダ5bは、SブロックSb22の復号化を開始する。ここで留意すべきは、探索範囲SR22内の左上に位置するIブロックIb11の復号化データを必要とするのは、SブロックSb22が最後であり、これ以降のSブロックSb32,Sb43,・・・では不要になるという点である。したがって、図8に示すように、SブロックSb22の処理が終了したタイミングt2'で、第2のワーク領域に格納されているSブロックSb11の復号化データが読み出されるとともに、第1のワーク領域に格納されているIブロックIb11の復号化データ(不要データ)がこれに置き換えられる。また、図9に示すように、この置き換えが終了したタイミングt2''で、第2のワーク領域内のSブロックSb11の復号化データが、第2のデコーダ5bから出力されたSブロックSb22の復号化データに置き換えられる。それとともに、第2のデコーダ5bと並列動作している第1のデコーダ5aから出力されたIブロックIb34の復号化データが、第1のワーク領域に新たに格納される。以後、調停部5cは、処理順序に応じた処理対象の移動に伴い、以上のような不要データの置き換えを繰り返す。
先行する第1のデコーダ5aの一連の処理は、画面右下のIブロックIbの復号化を以て終了し、それ以降は、後追いの第2のデコーダ5bによる単独処理となる。そして、第2のデコーダ5bの一連の処理は、画面右下のSブロックSbの復号化の終了を以て終了する。上述した調停部5cによるデータの置き換えにより、最終的に、第1のワーク領域には、1フレーム分のSピクチャS1の復号化データが格納される。そして、このSピクチャの復号化データは、フレーム終了タイミングt3に至る前に読み出され、後段の描画回路8に出力される。
なお、SピクチャS1の復号化の過程で生成されるIピクチャI1の復号化データは、第1のワーク領域に随時格納されるものの、最終的には、調停部5cによるデータの置き換えによって消去される。その結果、最初のフレームf1の表示フレームとして、IピクチャI1(隠しフレーム)は使用されず、これに代わって、SピクチャS1が使用されることになる。表示フレームとしてIピクチャI1が使用されない点については、2番目以降のフレーム処理においても同様である。
2番目のフレーム処理では、上述した先頭フレーム処理と同様の手順で、IピクチャI1の復号化データの生成と、SピクチャS2の復号化データの生成とが並行して行われ、かつ、前者のデータ生成の方が後者のデータ生成よりも先行して行われる。これにより、先頭フレーム処理で第1のワーク領域に格納されたSピクチャS1の復号化データは、順次、IピクチャI1の復号化データに置き換えられた後、最終的には、本フレームの最終的な出力であるSピクチャS2の復号化データに置き換えられる。以下同様に、3番目のフレーム処理では、IピクチャI1およびSピクチャS3、4番目のフレーム処理では、IピクチャI1およびSピクチャS4、最後のフレーム処理では、IピクチャI1およびSピクチャS5の復号化がそれぞれ並行に実行される。
このように、本実施形態では、フレーム間予測符号化画像を復号化する際に、第1のデコーダ5aおよび第2のデコーダ5bを並行して動作させ、かつ、第2のデコーダ5bによるフレーム間予測符号化画像の復号化よりも第1のデコーダ5aによるフレーム内符号化画像の復号化の方を先行させる。このような並列処理を行うことで、フレーム内符号化画像全体の復号化の終了を待ってフレーム間予測符号化画像の復号化を開始する逐次処理と比較して、処理速度の向上を図ることができる。なお、この効果のみに着目した場合、フレーム間予測符号化画像は、上述したSピクチャに限定されるものではなく、通常のPピクチャであっても構わない。
また、Iピクチャを共通の参照画像とした複数の連続したSピクチャを主体にGOPを構成した場合、GOPの各フレーム処理において、ワークメモリ6を時間軸上で効率的に活用できる。Sピクチャの処理に必要なIピクチャの復号化データは、各フレーム処理でその都度新たに生成される。これにより、Iピクチャの復号化データを複数フレームに亘ってワークメモリ6に保持しておく必要がなくなり、復号化データの保持に関する時間軸上での制約が解消される。
その際、ワークメモリ6におけるIピクチャの格納先(第1のワーク領域)をSピクチャの格納先として共用すれば、復号化処理に必要なワーク領域は1フレーム+α(αは第2のワーク領域分)で済む。これにより、ワークメモリ6を時間軸上で効率的に活用しつつ、ワークメモリ6の省容量化をも図ることができる。ただし、本発明は、第1のワーク領域の共用化を必須の構成要件とするものではなく、I,Sピクチャそれぞれの格納先を完全に分離した形態であっても適用可能である。
また、Iピクチャを共通の参照画像とした複数の連続したSピクチャを主体にGOPを構成し、GOPの各フレーム処理において、第1および第2のデコーダ5a,5bによる並列処理を行う場合には、逐次処理と比較して、GOP全体における処理速度の向上を図ることができる。
さらに、GOPの各フレーム処理において、Sピクチャの参照画像がIピクチャに共通化されているため、複数フレームに亘って参照画像を順番にトレースしていく必要がない。したがって、GOP内におけるSピクチャのフレーム順序に関わりなく、Sピクチャの処理は、参照画像の復号化およびSピクチャ自体の復号化という2つのステップ(これらのステップは並行して行われる)で済む。その結果、GOP内におけるフレーム順序に起因したSピクチャの復号化処理速度の変動を有効に抑制できる。
なお、本実施形態は、特に、復号化処理における演算量の増大よりもワーク領域の省容量化を重視すべきシステム、例えば、容量的な制限を伴う内蔵メモリをワーク領域として使用するグラフィックLSI等への適用が有効である。なお、この点は、後述する各実施形態についても同様である。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、現在のフレームにおけるIピクチャI1の復号化の終了と、次のフレームにおけるIピクチャI1の復号化の開始との間に、第1のデコーダ5aの待機状態が生じていた。これに対して、本実施形態の特徴は、第1のデコーダ5aを待機させることなく、現在のフレームとは別のフレームの処理を開始・実行させる点である。図10は、第2の実施形態に係る復号化処理のタイミングチャートである。第1のデコーダ5aは、GOPの各フレーム処理において、第2のデコーダ5bによる現在のフレームの処理が終了するよりも前に、次のフレームの処理を開始する。なお、このような同じストリーム内における次フレームの処理に代えて、この期間内で、異なるストリームのフレームの処理をパイプライン的に行ってもよい。
本実施形態によれば、上述した第1の実施形態と比較して、復号化時における全体的な処理効率の向上を図ることができる。
(第3の実施形態)
上述した第1の実施形態では、図1に示したように、GOP内の全フレームをSピクチャとし、これらの共通の参照画像となるIピクチャを隠しフレームとした。これに対して、本実施形態の特徴は、Iピクチャを隠しフレームとせず、表示フレームとして用いる点である。
図11は、第3の実施形態に係る復号化処理の説明図である。最初のGOPに関して、中間のフレームf3をIピクチャI3として符号化する。これ以外のフレームf1,f2,f4,f5については、IピクチャI3を共通の参照画像としたSピクチャS1,S2,S4,S5として符号化する。この場合、フレームf1,f2,f4,f5の復号化に関しては、上述した第1の実施形態と同様に、Iピクチャの復号化と、Sピクチャの復号化とが並行に行われる。
一方、フレームf3の復号化に関しては、Iピクチャの復号化のみが単独で行われる。この場合、復号化すべきSピクチャが存在しないので、第1のワーク領域に格納されたIピクチャI3の復号化データは、他のデータに置き換えられることなく保持され、所定のタイミングで後段の描画回路8に出力される。これにより、フレームf3の表示フレームとして、IピクチャI1が使用されることになる。
本実施形態によれば、隠しフレームを使用しない分だけ、上述した第1の実施形態と比較して、圧縮動画データ量を低減することができる。
第1の実施形態に係る圧縮動画データのフォーマットの説明図 グラフィックLSIのブロック構成図 動画復号化回路のブロック構成図 復号化処理のタイミングチャート タイミングt0直後におけるワークメモリの使用状態を示す図 タイミングt1におけるワークメモリの使用状態を示す図 タイミングt2におけるワークメモリの使用状態を示す図 タイミングt2'におけるワークメモリの使用状態を示す図 タイミングt2''におけるワークメモリの使用状態を示す図 第2の実施形態に係る復号化処理のタイミングチャート 第3の実施形態に係る復号化処理の説明図
符号の説明
1 グラフィックLSI
2 CPU I/F
3 ROM I/F
4 データ転送回路
5 動画復号化回路
6 ワークメモリ
7 フレームメモリ
8 描画回路
9 表示回路
5a 第1のデコーダ
5b 第2のデコーダ
5c 調停部

Claims (9)

  1. あるフレーム内符号化画像を共通の参照画像とした複数の連続したフレーム間予測符号化画像を主体に単位グループが構成された圧縮動画データを復号化する動画復号化装置において、
    前記単位グループのそれぞれのフレーム処理において、前記複数の連続したフレーム間予測符号化画像にとっての共通の参照画像である前記フレーム内符号化画像の復号化をブロック単位で行うことによって、記憶部に格納すべき第1の復号化データを順次生成する第1のデコーダと、
    前記単位グループのそれぞれのフレーム処理において、前記第1のデコーダと並行して動作し、前記記憶部から読み出された前記第1の復号化データに基づいて、前記フレーム間予測符号化画像の復号化をブロック単位で行うことによって、前記記憶部に格納すべき第2の復号化データを順次生成する第2のデコーダとを有し、
    前記第1のデコーダは、前記共通の参照画像である前記フレーム内符号化画像の復号化を前記第2のデコーダよりも先行してフレーム処理毎に繰り返し行うことを特徴とする動画復号化装置。
  2. 前記第1のデコーダの処理進捗を管理し、前記フレーム間予測符号化画像内の処理対象となるブロックに関して、当該ブロックに対応する動きベクトル探索範囲の復号化が終了したことを条件として、当該ブロックの復号化の開始を前記第2のデコーダに指示する調停部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載された動画復号化装置。
  3. 前記調停部は、前記単位グループのそれぞれのフレーム処理において、前記記憶部に格納された前記第1の復号化データのうち、前記フレーム内符号化画像上における前記動きベクトル探索範囲の移動に伴い、前記動きベクトル探索範囲のデータとして保持する必要がなくなったデータを、前記第2の復号化データに順次置き換えることを特徴とする請求項2に記載された動画復号化装置。
  4. 前記第1のデコーダは、前記単位グループのそれぞれのフレーム処理において、前記第2のデコーダによる現在のフレームの処理が終了するよりも前に、当該現在のフレームとは別のフレームの処理を開始することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された動画復号化装置。
  5. 前記動画復号化装置は、グラフィックLSIであって、
    前記記憶部は、前記グラフィックLSIに内蔵されたメモリであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載された動画復号化装置。
  6. あるフレーム内符号化画像を共通の参照画像とした複数の連続したフレーム間予測符号化画像を主体に単位グループが構成された圧縮動画データを復号化する動画復号化方法において、
    前記単位グループのそれぞれのフレーム処理において、前記複数の連続したフレーム間予測符号化画像にとっての共通の参照画像である前記フレーム内符号化画像の復号化をブロック単位で行うことによって、第1の復号化データを順次生成する第1のステップと、
    前記単位グループのそれぞれのフレーム処理において、前記第1の復号化データに基づいて、前記フレーム間予測符号化画像の復号化をブロック単位で行うことによって、第2の復号化データを順次生成する第2のステップとを有し、
    前記第1の復号化データの生成および前記第2の復号化データの生成は並行してフレーム処理毎に繰り返し行われ、かつ、前記第1の復号化データの生成の方が前記第2の復号化データの生成よりも先行していることを特徴とする動画像復号化方法。
  7. 前記第2のステップは、
    前記第1の復号化データの生成進捗を管理するステップと、
    前記フレーム間予測符号化画像内の処理対象となるブロックに関して、当該ブロックに対応する動きベクトル探索範囲に関する前記第1の復号化データの生成が終了したことを条件として、当該ブロックに関する前記第2の復号化データの生成を開始するステップと
    を含むことを特徴とする請求項6に記載された動画復号化方法。
  8. 前記第1のステップは、
    前記第1の復号化データを記憶部に順次格納するステップを含み、
    前記第2のステップは、
    前記記憶部に格納された前記第1の復号化データを読み出すステップと、
    前記記憶部に格納された前記第1の復号化データのうち、前記フレーム内符号化画像上における前記動きベクトル探索範囲の移動に伴い、前記動きベクトル探索範囲のデータとして保持する必要がなくなったデータを、前記第2の復号化データに順次置き換えるステップと
    を含むことを特徴とする請求項6または7に記載された動画復号化方法。
  9. 前記第1のステップは、
    現在のフレームにおける前記第2の復号化データを生成が終了するよりも前に、次のフレームにおける前記第1の復号化データを生成を開始するステップを含むことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載された動画復号化方法。
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