JP4470613B2 - 画像復号装置及び画像符号化装置 - Google Patents

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本発明は、MPEG(Moving Picture Experts Group)システムに使用するMPEGデコーダ及びMPEGエンコーダ等、画像復号装置及び画像符号化装置に関する。具体的には、画像復号装置及び画像符号化装置の処理性能向上化技術に関する。
例えば、MPEGデコーダ及びMPEGエンコーダは、デジタルハイビジョン放送等、扱う画像の大画面化に伴い、処理性能向上が望まれている。MPEGデコーダ及びMPEGエンコーダの処理性能向上を図る手法として、「動作周波数の高速化」、「処理の並列化」等が考えられるが、「動作周波数の高速化」には、プロセス技術の向上や高速動作可能な回路等が必要である。
他方、「処理の並列化」に関しては、MPEGデコーダの場合、フレーム(ピクチャ)間の予測処理及び可変長復号処理が必要なため、符号圧縮されたビットストリームを前から順番に処理していく必要があり、単純な処理の並列化は難しく、処理の並列化には様々な工夫が行なわれてきた。
図7はMPEG−2におけるフレーム画像の構成を示す図である。図7に示すように、MPEG−2におけるフレーム1は、横長の帯状の領域である複数のスライス2から構成され、スライス2は、複数のマクロブロック3から構成され、マクロブロック3は、4つの輝度ブロック4〜7と2つの色差ブロック8、9から構成される。
そこで、従来、MPEGデコーダにおける並列処理手法として、ブロックレベルでの並列処理(ブロックを処理単位として、複数のブロックを並列処理する手法)や、スライスレベルでの並列処理(スライスを処理単位として、複数のスライスを並列処理する手法)等が提案されている。
図8は従来のMPEGデコーダの一例の要部の構成図である。図8に示す従来のMPEGデコーダは、ブロックレベルでの並列処理を6並列で行うものであり、10はMPEGデジタル画像のビットストリームを入力して可変長復号を行う可変長復号部、11−0〜11−5はブロックを処理単位として逆量子化、逆離散コサイン変換を行うブロック処理部、12は動き補償部、13はフレームメモリである。
図9は従来のMPEGデコーダの他の例の要部の構成図である。図9に示す従来のMPEGデコーダは、スライスレベルでの並列処理を4並列で行うものであり、14−0〜14−3はMPEGデジタル画像のビットストリームからスライスを検出するスライス検出部、15−0〜15−3はスライスを処理単位として可変長復号、逆量子化、逆離散コサイン変換、動き補償を行うスライス処理部、16はフレームメモリである。
特開平9−261641号公報 特開2001−285876号公報
図8に示す従来のMPEGデコーダにおいては、可変長復号部10がビットストリーム解析を行い、ブロックY0〜Y3、Cb、Crをブロック処理部11−0〜11−5に振り分けることになるが、可変長復号処理はシリアル処理で行なう必要があるため、可変長復号部10については高速動作が必要であり、動作周波数を上げなければならないという問題点があった。
図9に示す従来のMPEGデコーダは、MPEG−2規格にはマクロブロックライン毎にスライスヘッダと呼ばれるユニークコードが存在することを利用しているが、MPEG−4規格では、VOP(video object plane)内に、そのようなユニークコードが存在しないため、スライスレベル相当の並列処理はできないという問題点があった。
本発明は、かかる点に鑑み、動作周波数を上げることなく、高い処理性能を実現することができるようにした画像復号装置及び画像符号化装置を提供することを目的とする。
本発明の画像復号装置は、複数のピクチャデコード処理部を有し、各ピクチャデコード処理部は、一ピクチャをデコード処理単位とし、前記複数のピクチャデコード処理部は、異なる複数のピクチャを並列してデコード処理し、各ピクチャデコード処理部による各マクロブロックのデコードを該マクロブロックが参照するピクチャ上の参照画像領域であって、他のピクチャデコード処理部がデコード処理中の前記参照画像領域のデコード完了に応じて開始するというものである。
本発明の画像符号化装置は、複数のピクチャエンコード処理部を有し、各ピクチャエンコード処理部は、一ピクチャをエンコード処理単位とし、前記複数のピクチャエンコード処理部は、異なる複数のピクチャを並列してエンコード処理し、各ピクチャエンコード処理部による各マクロブロックのエンコードを該マクロブロックが参照するピクチャ上の参照画像領域であって、他のピクチャエンコード処理部がエンコード処理中の前記参照画像領域のエンコード完了に応じて開始するというものである。
本発明の画像復号装置においては、前記複数のピクチャデコード処理部は、異なる複数のピクチャを並列してデコード処理し、各ピクチャデコード処理部による各マクロブロックのデコードを該マクロブロックが参照するピクチャ上の参照画像領域であって、他のピクチャデコード処理部がデコード処理中の前記参照画像領域のデコード完了に応じて開始するとしているので、動作周波数を上げることなく、高い処理性能を実現することができる。
本発明の画像符号化装置においては、前記複数のピクチャエンコード処理部は、異なる複数のピクチャを並列してエンコード処理し、各ピクチャエンコード処理部による各マクロブロックのエンコードを該マクロブロックが参照するピクチャ上の参照画像領域であって、他のピクチャエンコード処理部がエンコード処理中の前記参照画像領域のエンコード完了に応じて開始するとしているので、動作周波数を上げることなく、高い処理性能を実現することができる。
以下、図1〜図6を参照して、本発明の画像復号装置及び画像符号化装置の実施形態について、本発明の画像復号装置及び画像符号化装置をMPEG−4システム用のMPEGデコーダ及びMPEGエンコーダに適用した場合を例にして説明する。
(本発明の画像復号装置の第1実施形態)
図1は本発明の画像復号装置の第1実施形態(MPEGデコーダ)の要部の構成図である。本発明の画像復号装置の第1実施形態は、ピクチャレベルでの並列処理を4並列で行うもの、即ち、VOPを処理単位として、4つのVOPを並列してデコード処理するものであり、17はビットストリーム解析部、18−0〜18−3はピクチャデコード処理部であるVOPデコーダ、19はフレームメモリ、20はメモリ制御部である。
ビットストリーム解析部17は、MPEG−4デジタル画像のビットストリームを入力し、VOPのスタートコード(0x000001B6)を検出し、VOPデコーダ18−0〜18−3に対して、VOPデコーダ18−0〜18−3が4つのVOPを並列してデコード処理できるように、デコードを担当させるVOPを振り分けるものである。
ビットストリーム解析部17では、ビットストリームのヘッダに含まれるFCODEが解析されてマクロブロックのデコードに必要な参照画像領域範囲情報が取得され、この参照画像領域範囲情報から、VOPデコーダ18−0〜18−3でのVOPのデコード処理に必要なタイミングが算出される。
そこで、ビットストリーム解析部17は、VOPデコーダ18−0〜18−3での各マクロブロックのデコード処理開始タイミングが、各マクロブロックが必要とする参照画像領域のデコード完了後となるように、VOPデコーダ18−0〜18−3のデコード処理開始制御を行う。
VOPデコーダ18−0〜18−3は、VOPを処理単位として、VOPのデコード処理、即ち、可変長復号、逆量子化、逆離散コサイン変換及び動き補償を行うものであり、20−0〜20−3は可変長復号部、21−0〜21−3は逆量子化部、22−0〜22−3は逆離散コサイン変換部、23−0〜23−3は動き補償部である。
ここに、ビットストリーム解析部17は、VOPデコーダ18−0〜18−3におけるデコード処理がマクロブロック単位で同期するようにVOPデコーダ18−0〜18−3にマクロブロック処理起動信号を与え、VOPデコーダ18−0〜18−3でのデコード処理が1マクロブロックずつ進行するように制御する。したがって、VOPデコーダ18−0〜18−3では、マクロブロックを単位として、パイプライン処理方式により複数のVOPのデコード処理が並列して行われることになる。
フレームメモリ19は、VOPデコーダ18−0〜18−3から出力されるデコード画像を記憶させるものであり、複数フレームのデコード画像を記憶する容量を持つものである。メモリ制御部20は、VOPデコーダ18−0〜18−3から出力されるデコード画像のフレームメモリ19への書き込み及びフレームメモリ19に記憶された参照画像の動き補償部23−0〜23−3への転送等を制御するものである。
図2は本発明の画像復号装置の第1実施形態の動作例を示す図であり、図2(A)はVOPデコーダ18−0〜18−3でのデコード処理タイミング、図2(B)は図2(A)に示す時刻Tでのデコード進行状況を示している。なお、マクロブロックの参照画像領域範囲=±32(FCODE=2)であり、ビットストリームのVOP並びはI−VOPとP−VOPのみで構成され、I0、P1、P2、P3がそれぞれVOPデコーダ18−0、18−1、18−2、18−3に振り分けられた場合を例にしている。
マクロブロックの参照画像領域範囲=±32であるから、VOPデコーダ18−1は、VOPデコーダ18−0がI0のフレーム上部の3段目のマクロブロックのデコード処理が完了した時点でP1のデコード処理を開始することができ、VOPデコーダ18−2は、VOPデコーダ18−1がP1のフレーム上部の3段目のマクロブロックのデコード処理が完了した時点でP2のデコード処理を開始することができ、VOPデコーダ18−3は、VOPデコーダ18−2がP2のフレーム上部の3段目のマクロブロックのデコード処理が完了した時点でP3のデコード処理を開始することができる。
これらのデコード開始制御は、前述したように、ビットストリーム解析部17が行うことになるが、このようなタイミングで、VOPデコーダ18−0、18−1、18−2、18−3でのI0、P1、P2、P3のデコード処理を開始すると、図2(A)に示す時刻TでのVOPデコーダ18−0〜18−3におけるI0、P1、P2、P3のデコード進行状況は、図2(B)に示すようになる。
なお、図2(B)において、24はVOPデコーダ18−0での処理マクロブロック、25はVOPデコーダ18−1での処理マクロブロック、26はVOPデコーダ18−2での処理マクロブロック、27はVOPデコーダ18−3での処理マクロブロック、28は処理マクロブロック25の動きベクトル範囲、29は処理マクロブロック26の動きベクトル範囲、30は処理マクロブロック27の動きベクトル範囲を示している。
以上のように、本発明の画像復号装置の第1実施形態によれば、VOPデコーダ18−0〜18−3は、各マクロブロックのデコード処理開始タイミングが各マクロブロックが必要とする参照画像領域のデコード完了後となるように制御されるので、4つのVOPを並列してデコード処理することができる。したがって、動作周波数を上げることなく、高い処理性能を実現することができる。なお、処理性能を、VOPをシリアル処理する場合と同一にする場合には、VOPデコーダ18−0〜18−3の動作周波数を1/4にすることができ、低消費電力化を図ることができる。
(本発明の画像復号装置の第2実施形態)
図3は本発明の画像復号装置の第2実施形態(MPEGデコーダ)の要部の構成図である。本発明の画像復号装置の第2実施形態は、本発明の画像復号装置の第1実施形態と同様に、ピクチャレベルでの並列処理を4並列で行うもの、即ち、VOPを処理単位として、4つのVOPを並列してデコード処理するものであり、31−0〜31−3はピクチャデコード処理部であるVOPデコーダ、32はフレームメモリ、33はメモリ制御部、34はデコード制御部である。
VOPデコーダ31−0〜31−3は、入力するMPEG−4デジタル画像のビットストリームからの特定のVOPの検出と、VOPのデコード処理、即ち、可変長復号、逆量子化、逆離散コサイン変換、動き補償を行うものであり、35−0〜35−3はVOP検出部、36−0〜36−3は可変長復号部、37−0〜37−3は逆量子化部、38−0〜38−3は逆離散コサイン変換部、39−0〜39−3は動き補償部である。
また、VOPデコーダ31−0〜31−3は、参照画像領域位置演算部40−0〜40−3を有し、これら参照画像領域位置演算部40−0〜40−3から、現在処理中のマクロブロックのVOP内位置情報とともに、現在処理中のマクロブロックが必要とする参照画像領域位置情報をデコード制御部34に出力する。
フレームメモリ32は、VOPデコーダ31−0〜31−3から出力されるデコード画像を記憶させるものであり、複数フレームのデコード画像を記憶する容量を持つものである。メモリ制御部33は、VOPデコーダ31−0〜31−3から出力されるデコード画像のフレームメモリ32への書き込み及びフレームメモリ32に記憶された参照画像の動き補償部39−0〜39−3への転送等を制御するものである。
デコード制御部34は、入力されるビットストリーム内のVOPのVOPデコーダ31−0〜31−3に対する割り当てを行う。これに対応して、VOP検出部31−0〜31−3は、入力するビットストリームから、割り当てられた特定のVOPを検出することになる。
また、デコード制御部34は、VOPデコーダ31−0〜31−3から出力される現在処理中のマクロブロックのVOP内位置情報と、現在処理中のマクロブロックが必要とする参照画像領域位置情報を入力し、各マクロブロックのデコード処理開始タイミングが各マクロブロックが必要とする参照画像領域のデコード完了後となるようにVOPデコーダ31−0〜31−3にマクロブロック処理起動信号を与え、VOPデコーダ31−0〜31−3に対してマクロブロック単位でデコード処理の開始指示や待機指示を行う。したがって、VOPデコーダ31−0〜31−3では、マクロブロックを単位として、パイプライン処理方式により複数のVOPのデコード処理が並列して行われることになる。
図4は本発明の画像復号装置の第2実施形態の動作例を示す図である。図4(A)はVOPデコーダ31−0〜31−3でのデコード処理タイミング、図4(B)は図4(A)に示す時刻Tでのデコード進行状況を示している。なお、ビットストリームのVOP並びはI−VOPとP−VOPのみで構成され、I0、P1、P2、P3がそれぞれVOPデコーダ31−0、31−1、31−2、31−3に振り分けられた場合を例にしている。
この場合、VOPデコーダ31−0〜31−3のVOP検出部35−0〜35−3は、ビットストリーム内のVOPのスタートコード(0x000001B6)を検出し、そのヘッダ内情報(vop_coding_typeやvop_time_increment等)に基づいて、デコード制御部34から割り当てられた特定のVOPを検出する。ここに、VOP検出部35−0がI0を検出すると、I0は参照画を必要としないので、VOPデコーダ31−0は、直ちにI0のデコードを開始する。
次に、VOP検出部35−1がP1を検出すると、VOPデコード開始の待機状態となる。そして、参照画像領域位置演算部40−1は、P1の最初のマクロブロックヘッダ情報から、参照画I0の内、最初のマクロブロックMB0の処理に必要な参照画像領域位置を算出し、マクロブロックMB0のVOP内位置情報及び参照画像領域位置情報をデコード制御部34に通知する。デコード制御部34は、I0のマクロブロックのデコード処理進行状況を監視し、P1のMB0が必要な参照画像領域位置のデコードが完成した後に、VOPデコーダ31−1に対して、P1のMB0デコード処理開始信号を発行する。
以下、同様に、参照画像領域位置演算部40−0〜40−3は、VOPデコーダ31−0〜31−3がデコードするマクロブロックのピクチャ内位置情報及び参照画像領域位置情報をデコード制御部34に通知し、デコード制御部34は、マクロブロック単位でVOPデコーダ31−0〜31−3におけるデコード処理の起動及び待機を制御する。
なお、図4(B)において、41はVOPデコーダ31−0での処理マクロブロック、42はVOPデコーダ31−1での処理マクロブロック、43はVOPデコーダ31−2での処理マクロブロック、44はVOPデコーダ31−3での処理マクロブロック、45は処理マクロブロック42の参照画像領域、46は処理マクロブロック43の参照画像領域、47は処理マクロブロック44の参照画像領域を示している。
ここで、例えば、VOPデコーダ31−2での処理マクロブロック43の動きベクトルが、VOPデコーダ31−1での未処理領域46を指していた場合には、VOPデコーダ31−2での処理マクロブロック43のデコード処理は、VOPデコーダ31−2での参照画像領域46のデコードが完成するまで待機するように、デコード制御部34により制御される。
以上のように、本発明の画像復号装置の第2実施形態によれば、VOPデコーダ31−0〜31−3は、各マクロブロックのデコード処理開始タイミングを各マクロブロックが必要とする参照画像領域のデコード完了後となるように制御されるので、4つのVOPを並列処理することができる。したがって、動作周波数を上げることなく、高い処理性能を実現することができる。なお、処理性能を、VOPをシリアル処理する場合と同一にする場合には、VOPデコーダ31−0〜31−3の動作周波数を1/4にすることができ、低消費電力化を図ることができる。
なお、特許文献1には、可変長復号処理、逆量子化処理、逆離散コサイン変換処理を、ブロックを処理単位として、パイプライン処理方式で複数のブロックを並列してデコード処理するMPEGデコーダが記載されているが、本発明の画像復号装置の第1実施形態及び第2実施形態は、ピクチャレベルでの並列処理を行うものであり、特許文献1から示唆されるものではない。
(本発明のMPEGエンコーダの一実施形態)
図5は本発明の画像符号化装置の一実施形態(MPEGエンコーダ)の要部の構成図である。本発明の画像符号化装置の一実施形態は、ピクチャレベルの並列処理を2並列で行うもの、即ち、VOPを処理単位として、2つのVOPを並列してエンコード処理するものであり、47はフレームメモリ、48はメモリ制御部、49−0、49−1はピクチャエンコード処理部であるVOPエンコーダ、50−0、50−1はストリームバッファ、51はストリーム合成部である。
フレームメモリ47は、外部から与えられる入力画像及びVOPエンコーダ49−0、49−1で作成されるローカルデコード画像を記憶させるためのものである。メモリ制御部48は、入力画像のフレームメモリ47への書き込み及びフレームメモリ47が記憶するVOPのVOPエンコーダ49−0、49−1への振り分け、VOPエンコーダ49−0、49−1で作成されたローカルデコード画像のフレームメモリ47への書き込み及びフレームメモリ47からVOPエンコーダ49−0、49−1への参照画像の転送等を制御するものである。
メモリ制御部48は、マクロブロックが必要とする参照画像領域範囲を基に、VOPエンコーダ49−0、49−1での各マクロブロックのエンコード処理開始タイミングが、各マクロブロックが必要とする参照画像領域のエンコード完了後となるように、エンコーダを担当させるVOPをVOPエンコーダ49−0、49−1に振り分け、エンコード処理の開始及び待機を制御して、VOPエンコーダ49−0、49−1で2つのVOPのエンコード処理を並列して行わせる。
VOPエンコーダ49−0、49−1は、メモリ制御部48により振り分けられた入力画像の中のVOPのエンコードを行うものであり、52−0、52−1は動きベクトル算出部、53−0、53−1は処理対象マクロブロックと、対応する予測マクロブロックとの差分を求める減算器、54−0、54−1は離散コサイン変換部、55−0、55−1は量子化部、56−0、56−1は可変長符号化部、57−0、57−1は逆量子化部、58−0、58−1は逆離散コサイン変換部、59−0、59−1は復元した差分信号と参照画像とを加算することによりローカルデコード画像を作成する加算器である。
ここに、メモリ制御部48は、VOPエンコーダ49−0、49−1でのエンコード処理がマクロブロック単位で同期するようにVOPエンコーダ49−0、49−1にマクロブロック処理起動信号を与え、VOPエンコーダ49−0、49−1でのエンコード処理が1マクロブロックずつ進行するように制御する。したがって、VOPエンコーダ49−0、49−1では、マクロブロックを単位として、パイプライン処理方式により複数のVOPのエンコード処理が並列して行われることになる。
ストリームバッファ50−0は、VOPエンコーダ49−0から出力されるビットストリームを一時的に格納するもの、ストリームバッファ50−1はVOP49−1から出力されるビットストリームを一時的に格納するもの、ストリーム合成部51は、ストリームバッファ50−0、50−1に一時的に格納されたビットストリームを合成するものである。
本実施形態においては、VOPエンコーダ49−0、49−1でエンコードするマクロブロックが必要とする参照画像領域範囲は動きベクトル算出部52−0、52−1が決めるが、必ずしも、FCODE情報と一致する必要はなく、「FCODE情報が示す参照画像領域範囲≧実際にVOPエンコーダ49−0、49−1が使用する参照画像領域範囲」であれば良い。
図6は本発明の画像符号化装置の一実施形態の動作例を示す図である。図6(A)はVOPエンコーダ49−0、49−1でのエンコード処理タイミング、図6(B)は図6(A)に示す時刻Tでのエンコード進行状況を示している。なお、参照画像領域範囲=±32(FCODE=2)であり、作成されるビットストリームのVOP並びはI−VOPとP−VOPのみで構成され、I0、P1がそれぞれVOPエンコーダ49−0、49−1で作成される場合を例にしている。
参照画像領域範囲=±32であるから、VOPエンコーダ49−1は、VOPエンコーダ49−0がI0のフレーム上部の3段目のマクロブロックのエンコード処理が完了した時点でP1のエンコード処理を開始することができる。このエンコード開始制御は、前述したようにメモリ制御部48が行うことになるが、このようなタイミングで、VOPエンコーダ49−0、49−1でのI0、P1のエンコーダを開始すると、図6(A)に示す時刻TでのVOPエンコーダ49−0、49−1におけるI0、P1のエンコード進行状況は、図6(B)に示すようになる。
なお、図6(B)において、60はVOPエンコーダ49−0での処理マクロブロック、61はVOPエンコーダ49−1での処理マクロブロック、62は処理マクロブロック61の動きベクトル範囲を示している。
以上のように、本発明の画像符号化装置の一実施形態によれば、VOPエンコーダ49−0、49−1は、各マクロブロックのエンコード処理開始タイミングを各マクロブロックが必要とする参照画像領域のエンコード完了後となるように制御されるので、2つのVOPを並列してエンコード処理することができる。したがって、動作周波数を上げることなく、高い処理性能を実現することができる。なお、処理性能を、ピクチャをシリアル処理する場合と同一にする場合には、VOPエンコーダ49−0、49−1の動作周波数を1/2にすることができ、低消費電力化を図ることができる。
なお、特許文献2には、1つのピクチャを4つの画像に分割し、4つの分割画像を並列処理するMPEGエンコーダが記載されているが、本発明の画像符号化装置の一実施形態は、ピクチャレベルでの並列処理を行うものであり、特許文献2から示唆されるものではない。
上述の実施形態では、本発明の画像復号装置及び画像符号化装置をMPEG−4システム用のMPEGデコーダ及びMPEGエンコーダに適用した場合を例にして説明したが、本発明の画像復号装置及び画像符号化装置は、その他、MPEG−2システム用のMPEGデコーダ及びMPEGエンコーダ等の画像復号装置及び画像符号化装置に適用することができる。
ここで、本発明の画像復号装置及び画像符号化装置を整理すると、本発明の画像復号装置及び画像符号化装置には、少なくとも、以下の画像復号装置及び画像符号化装置が含まれる。
(付記1)複数のピクチャデコード処理部を有し、各ピクチャデコード処理部は、一ピクチャをデコード処理単位とし、前記複数のピクチャデコード処理部は、複数のピクチャを並列してデコード処理し、各ピクチャデコード処理部の各マクロブロックのデコード処理開始タイミングを、参照する前記ピクチャ上の前記各マクロブロックが必要とする参照画像領域のデコード完了後とすることを特徴とする画像復号装置。
(付記2)入力するビットストリームを解析して前記複数のピクチャデコード処理部にピクチャを振り分けるビットストリーム解析部を有することを特徴とする付記1記載の画像復号装置。
(付記3)前記ビットストリーム解析部は、前記ビットストリームからマクロブロックの参照画像領域範囲情報を抽出し、前記参照画像領域範囲情報に基づいて、前記複数のピクチャデコード処理部の各マクロブロックのデコード処理開始タイミングが前記各マクロブロックが必要とする参照画像領域のデコード完了後となるように、前記複数のピクチャデコード処理部のデコード処理起動制御を行うことを特徴とする付記2記載の画像復号装置。
(付記4)前記ビットストリーム解析部は、各ピクチャデコード処理部におけるデコード処理がマクロブロック単位で同期するように各ピクチャデコード処理部にマクロブロック処理起動信号を与え、各ピクチャデコード処理部でのデコード処理が1マクロブロックずつ進行するように制御することを特徴とする付記3記載の画像復号装置。
(付記5)前記複数のピクチャデコード処理部は、各々、入力するビットストリームから特定のピクチャのみを検出するピクチャ検出部を有することを特徴とする付記1記載の画像復号装置。
(付記6)前記複数のピクチャデコード処理部は、各々、デコードするマクロブロックのピクチャ内位置情報及び参照画像領域位置情報を制御部に通知する手段を有し、前記制御部は、マクロブロック単位で前記複数のピクチャデコード処理部でのデコード処理の開始及び待機を制御することを特徴とする付記5記載の画像復号装置。
(付記7)複数のピクチャエンコード処理部を有し、各ピクチャエンコード処理部は、一ピクチャをエンコード処理単位とし、前記複数のピクチャエンコード処理部は、複数のピクチャを並列してエンコード処理し、各ピクチャエンコード処理部の各マクロブロックのエンコード処理開始タイミングを、参照する前記ピクチャ上の前記各マクロブロックが必要とする参照画像領域のエンコード完了後とすることを特徴とする画像符号化装置。
(付記8)前記複数のピクチャエンコード処理部にピクチャを振り分ける制御部を有し、前記制御部は、マクロブロックの参照画像領域情報から、前記複数のピクチャエンコード処理部の各マクロブロックのエンコード処理開始タイミングが、各マクロブロックが必要とする参照画像領域のエンコード完了後となるように、前記複数のピクチャエンコード処理部のエンコード処理起動制御を行うことを特徴とする付記7記載の画像符号化装置。
(付記9)前記制御部は、前記複数のピクチャエンコード処理部におけるエンコード処理がマクロブロック単位で同期するように、前記複数のピクチャエンコード処理部のエンコード処理起動制御をマクロブロック単位で行うことを特徴とする付記8記載の画像符号化装置。
本発明の画像復号装置の第1実施形態(MPEGデコーダ)の要部の構成図である。 本発明の画像復号装置の第1実施形態(MPEGデコーダ)の動作例を示す図である。 本発明の画像復号装置の第2実施形態(MPEGデコーダ)の要部の構成図である。 本発明の画像復号装置の第2実施形態(MPEGデコーダ)の動作例を示す図である。 本発明の画像符号化装置の一実施形態(MPEGエンコーダ)の要部の構成図である。 本発明の画像符号化装置の一実施形態(MPEGエンコーダ)の動作例を示す図である。 MPEG−2におけるフレーム画像の構成を示す図である。 従来のMPEGデコーダの一例の要部の構成図である。 従来のMPEGデコーダの他の例の要部の構成図である。
符号の説明
17…ビットストリーム解析部
18−0〜18−3…VOPデコーダ
19…フレームメモリ
20…メモリ制御部
20−0〜20−3…可変長復号部
21−0〜21−3…逆量子化部
22−0〜22−3…逆離散コサイン変換部
23−0〜23−3…動き補償部
31−0〜31−3…VOPデコーダ
32…フレームメモリ
33…メモリ制御部
34…デコード制御部
35−0〜35−3…VOP検出部
36−0〜36−3…可変長復号部
37−0〜37−3…逆量子化部
38−0〜38−3…逆離散コサイン変換部
39−0〜39−3…動き補償部
40−0〜40−3…参照画像領域位置演算部
47…フレームメモリ
48…メモリ制御部
49−0、49−1…VOPエンコーダ
50−0、50−1…ストリームバッファ
51…ストリーム合成部
52−0、52−1…動きベクトル算出部
53−0、53−1…減算部
54−0、54−1…離散コサイン変換部
55−0、55−1…量子化部
56−0、56−1…可変長符号化部
57−0、57−1…逆量子化部
58−0、58−1…逆離散コサイン変換部
59−0、59−1…加算器

Claims (5)

  1. 複数のピクチャデコード処理部を有し、
    各ピクチャデコード処理部は、一ピクチャをデコード処理単位とし、
    前記複数のピクチャデコード処理部は、異なる複数のピクチャを並列してデコード処理し、
    各ピクチャデコード処理部による各マクロブロックのデコードを該マクロブロックが参照するピクチャ上の参照画像領域であって、他のピクチャデコード処理部がデコード処理中の前記参照画像領域のデコード完了に応じて開始することを特徴とする画像復号装置。
  2. 入力するビットストリームを解析して前記複数のピクチャデコード処理部にピクチャを振り分けるビットストリーム解析部を有することを特徴とする請求項1記載の画像復号装置。
  3. 前記複数のピクチャデコード処理部は、各々、入力するビットストリームから特定のピクチャのみを検出するピクチャ検出部を有することを特徴とする請求項1記載の画像復号装置。
  4. 前記複数のピクチャデコード処理部は、各々、デコードするマクロブロックのピクチャ内位置情報及び参照画像領域位置情報を制御部に通知する手段を有し、
    前記制御部は、マクロブロック単位で前記複数のピクチャデコード処理部でのデコード処理の開始及び待機を制御することを特徴とする請求項3記載の画像復号装置。
  5. 複数のピクチャエンコード処理部を有し、
    各ピクチャエンコード処理部は、一ピクチャをエンコード処理単位とし、
    前記複数のピクチャエンコード処理部は、異なる複数のピクチャを並列してエンコード処理し、
    各ピクチャエンコード処理部による各マクロブロックのエンコードを該マクロブロックが参照するピクチャ上の参照画像領域であって、他のピクチャエンコード処理部がエンコード処理中の前記参照画像領域のエンコード完了に応じて開始することを特徴とする画像符号化装置。
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