JP4460722B2 - 無線カード発行機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、無線カードを発行する無線カード発行機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホッパから無線カードを取出し、購入客の指示に基づいて、カードの購入情報を印刷したり、購入情報を無線収受により付加した後、発行するようになっている。
【0003】
このような無線カード発行機では、ホッパから取出された無線カードに対する重送の検知が行われていない。
【0004】
このような無線カードの重送を防止するために、ホッパ出口での厚み規制を行っているが、実際に重送された場合は、発行機内部でジャムが発生し、発行機が停止することになる。さらに場合によっては、無線カードを重送したままあたかも正常に処理が終了した場合、乗客に正常でない無線カードを渡すことになる。
【0005】
3上記した無線カード発行機では、従来のホッパ出口での厚み規制のみで対応していたため、調整等の不備により無線カードの2枚繰り出しが起こっている。
【0006】
また、ホッパからの無線カードの重送が発生した場合、発行機内部でのジャムの発生は回避できず、なにより正常に発券動作が完了できないため、誤った券の発行の可能性も考えられる。
【0007】
当然購入客に迷惑がかかり、場合によってはこれを不正利用される可能性もある。
【0008】
これは、無線カード発行機の信頼性を損なう結果となる。
【0009】
したがって、無線カードの重送によるジャムの発生を確実に防止することができるものが要望されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上述した要望に対して、無線カードの重送によるジャムの発生を確実に防止することができる無線カード発行機を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明の無線カード発行機は、認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、上記取出手段により取出される少なくとも1つの無線カードから無線により送信される認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とに基づいて、無線カードの重送か否かを判断する判断手段と、この判断手段により無線カードの重送が判断されなかった際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段とを有する。
【0012】
この発明の無線カード発行機は、認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断し、上記認識番号が不一致の際、無線カードの重送を判断する判断手段と、この判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段とを有する。
【0013】
この発明の無線カード発行機は、認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号が1つで、かつこの認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段と、上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号が複数の場合、無線カードの重送を判断する第2の判断手段とを有する。
【0014】
この発明の無線カード発行機は、認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断し、上記認識番号が不一致の際、無線カードの重送を判断する判断手段と、この判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段と、上記判断手段により無線カードの重送を判断した際、上記取出手段により取出された無線カードを回収する回収手段とを有する。
【0015】
この発明の無線カード発行機は、認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号が1つで、かつこの認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段と、上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号が複数の場合、無線カードの重送を判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段により無線カードの重送を判断した際、上記取出手段により取出された無線カードを回収する回収手段とを有する。
【0016】
この発明の無線カード発行機は、認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断し、上記認識番号が不一致の際、無線カードの重送を判断する判断手段と、この判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段と、上記判断手段により無線カードの重送を判断した際、上記取出手段により取出された無線カードを分離する分離手段と、この分離手段により分離された無線カードに対して、上記発行手段により所定の情報を付加して発行する処理手段とを有する。
【0017】
この発明の無線カード発行機は、認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号が1つで、かつこの認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段と、上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号が複数の場合、無線カードの重送を判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段により無線カードの重送を判断した際、上記取出手段により取出された無線カードを分離する分離手段と、この分離手段により分離された無線カードに対して、上記発行手段により所定の情報を付加して発行する処理手段とを有する。
【0018】
この発明の無線カード発行機は、認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断し、上記認識番号が不一致の際、無線カードの重送を判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を上記無線カードに印刷する印刷手段と、この印刷手段による印刷後、所定の情報を無線により上記無線カードに書込む書込み手段と、この書込み手段により無線カードに書き込んだ所定の情報を無線により無線カードから読出す読出し手段と、この読出し手段により読出した所定の情報と上記書込み手段により無線カードに書き込んだ所定の情報とが一致するか否かにより、上記無線カードに所定の情報が正確に書き込まれたか否かを判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段により上記無線カードに所定の情報が正確に書き込まれたことが判断された際に、上記無線カードを発行する発行手段と、上記第2の判断手段により上記無線カードに所定の情報が正確に書き込まれたことが判断された際に、上記無線カードにボイド印刷を行って廃券する廃券手段とを有する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の第1の実施形態の無線カード発行機を説明する。
【0020】
この無線カード発行機は、購入客の指示に基づく無線カードAを発行するものであり、たとえば交通機関等で用いられる無線式の乗車券、定期券(無線カードA)を販売する券売機等により構成されている。
【0021】
この無線カード発行機は、図1に示すように、本体1の前面に、購入客用の接客部2を有している。この接客部2は、購入客により投入される硬貨を受入れる料金投入部3、この料金投入部3により投入された料金、釣り銭が表示される料金表示部4、上記料金投入部3により投入された料金により購入可能なカードの選択ボタンとしてのカード購入ボタン5、…、購入した(発券された)無線カードAが排出されるカード排出部6、及び釣り銭が排出される釣り銭放出部7により構成されている。上記例では、硬貨を受入れたが紙幣も受入れるようにしても良い。
【0022】
この無線カード発行機は、図2に示すように、本体1内に、購入情報が未記録な無線カードAが積層されて収納されている(新しい無線カードAが装填されている)収納手段としてのカードホッパ部11、このカードホッパ部11の最下部の無線カードAを1枚ずつ主搬送路12に取出す取出し部13が設けられている。
【0023】
上記無線カードAは、制御部、記憶部、アンテナ部から構成されるものであり、記憶部にはあらかじめID番号(認識番号)が記憶されている。また、上記無線カードAには、上記ID番号(認識番号)が印刷されている。
【0024】
上記カードホッパ部11の下方には、上記カードホッパ部11から取出される無線カードAに記載(印刷)されている認識番号(ID番号)を光学的に読取るID読取部14が設けられている。
【0025】
上記カードホッパ部11から取出し部13によって取出された無線カードAは、主搬送路12によって搬送され、上記カード排出部6から排出されるようになっている。上記カードホッパ部11から取出し部13までの主搬送路12上には、ID番号無線確認部15、回収箱16、廃券箱17、印刷部18、および無線データ収受部19が順に設けられている。
【0026】
ID番号無線確認部15は、上記カードホッパ部11から取出し部13によって取出された無線カードAとの間で無線通信を行うことにより得られるID番号を確認するものである。
【0027】
回収箱16は、主搬送路12の脇に設けられ、重送されている無線カードAを、振分部16aにより主搬送路12から回収するものであり、取出しミスした無線カードAを回収するものである。
【0028】
印刷部18は、今回の購入客が選んだカードの購入情報を印刷し、目視で確認できるようにするものである。
【0029】
また、印刷部18は、無線データ収受部19により正しく購入情報が付加されなかった際に、対応する無線カードAにボイド印刷するものである。
【0030】
廃券箱17は、印刷部18によりボイド印刷された廃棄する無線カードAを、振分部17aにより主搬送路12から回収するものであり、無線データ送受信が失敗した無線用カードを保管するものである。
【0031】
無線データ収受部19は、今回の購入客が選んだカードの購入情報を無線収受により付加するものである。また、無線データ収受部19は、上記付加した購入情報を無線により無線カードAから読取り、上記付加した情報と一致するか否かを確認し、正しく購入情報が付加されたか否かを確認するものである。
【0032】
上記主搬送路12は、モータ20により駆動制御され、矢印a方向、あるいは矢印b方向に無線カードAを搬送するようになっている。
【0033】
上記無線カード発行機には、料金投入部3の内側に図示しない検銭部が設けられ、上記釣り銭放出部7の上部の内側に図示しない釣り銭部が設けられている。検銭部は料金投入部3から投入された金額を計数するものである。
【0034】
次に、無線カード発行機の制御回路について、図3を用いて説明する。
【0035】
すなわち、無線カード発行機の全体を制御する制御部21が設けられている。この制御部21には、上記接客部2の料金表示部4、カード購入ボタン5、…、取出し部13を駆動するドライバ22、印刷部18を駆動するドライバ23、上記モータ20を駆動するドライバ24、上記振分部16aを回動するソレノイド25を駆動するドライバ26、上記振分部17aを回動するソレノイド27を駆動するドライバ28、上記主搬送路12における無線カードAによる搬送状態、搬送ジャムを検知するセンサ27、上記ID読取部14、ID番号無線確認部15、無線データ収受部19が接続されている。
【0036】
次に、上記のような構成において、発券処理について図4に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0037】
まず、購入客は料金投入部3により購入に伴う金額を投入する。すると、制御部21は投入金額に応じてカード購入ボタン5、…を選択的に点灯する。
【0038】
次に、購入客はこの点灯されているカード購入ボタン5、…の1つを選択して押し下げる(ST1)。
【0039】
また、制御部21は上記ID読取部14により上記カードホッパ部11から取出される無線カードAに記載(印刷)されている認識番号(ID番号)を光学的に読取る(ST2)。ついで、制御部21は取出し部13を駆動制御し、上記カードホッパ部11から無線カードAを取出し(繰り出し)(ST3)、主搬送路12により搬送する。この際、制御部21がモータ20を駆動制御することにより、無線カードAが主搬送路12上を矢印a方向へ搬送される。
【0040】
ついで、制御部21はID番号無線確認部15により、主搬送路12を搬送される無線カードAとの間で無線通信を行うことによりID番号を確認する(ST4)。
【0041】
さらに、制御部21は上記ID読取部14により読取ったID番号と上記ID番号無線確認部15により無線通信により得られたID番号とを照合する(ST5)。
【0042】
この照合の結果、制御部21は読取ったID番号と無線通信により得られたID番号とが一致している場合(ST6)、印刷部18を駆動制御し、今回の購入客が選んだカードの購入情報を主搬送路12によって搬送される無線カードAの表面に印刷し、目視で確認できるようにする(ST7)。
【0043】
ついで、制御部21は無線データ収受部19により今回の購入客が選んだカードの購入情報を無線収受により無線カードAに付加する(書き込む)(ST8)。
【0044】
この後、制御部21は無線データ収受部19により無線収受により無線カードAに書き込んだ購入情報を読取り(ベリファイリード)(ST9)、書き込んだ購入情報とベリファイリードにより読取った購入情報と一致するか否かをチェックする(ST10)。これにより、購入情報が確実に無線カードAに送信されているかどうか確認される。
【0045】
このチェックの結果、書き込んだ購入情報とベリファイリードにより読取った購入情報と一致した際、制御部21は正常な発行と判断し、モータ20を回転駆動することにより、無線データ収受部19に位置する無線カードAをカード排出部6から排出(発行)する(ST11)。
【0046】
また、上記ステップ6の照合の結果、制御部21は読取ったID番号と無線通信により得られたID番号とが一致しなかった場合、あるいは無線通信により得られたID番号が2つあった場合(重送の場合)、振分部16aを駆動することにより、主搬送路12によって搬送される重送の無線カードAが振分部16aにより回収箱16へ回収される(ST12)。この後、制御部21は再発行動作へ移り、ステップ2に戻る。
【0047】
また、上記ステップ10のチェックの結果、書き込んだ購入情報とベリファイリードにより読取った購入情報と一致しなかった際、制御部21はモータ20を逆方向に回転駆動する。これにより、無線カードAが主搬送路12上を矢印b方向へ搬送される。そして、無線カードAが印刷部18に対向した際、制御部21は印刷部18を駆動制御し、無線カードAの表面にボイド印刷を行う(ST13)。この後、制御部21は振分部17aを駆動することにより、さらに主搬送路12上をb方向へ搬送される無線カードAが振分部17aにより廃券箱17へ廃棄される(ST14)。この後、制御部21は再発行動作へ移り、ステップ2に戻る。
【0048】
上記したように、無線カードをカードホッパ部から取出した際、無線により繰り出された無線カードの重送を検知し、重送の場合には搬送路から重送された無線カードを外すことにより無線カード発行機の信頼性を向上する。
【0049】
また、無線カードをカードホッパ部から取出した際、あらかじめ次繰り出しカードのID番号を光学的に読み取り、繰り出された無線カードのID番号を無線で読み取り照合、複数、あるいは不一致のID番号を検知した場合には重送と判断し、主搬送路脇にある回収箱へ重送された無線カードを送り、あらためて無線カードの繰り出しを行うことにより無線カード発行機の信頼性を向上する。
【0050】
また、カードホッパ部から取出された無線カードから光学的に読み取ったID番号と無線データにより読み取ったID番号とを照合することにより重送を検知し、重送であった場合には主搬送路から重送された無線カードを外し、あらたに無線カードを繰り出すことにより無線カード発行機の信頼性を向上となる。
【0051】
これにより、印刷処理に進むカードホッパ部からの無線カードの取出しに関して、重送の場合にも無線カード発行機を止めず、発券業務を継続することができる。
【0052】
また、カードホッパ部からの無縁カードの取出しに関して、重送の場合にも無線カード発行機を止めず、発券業務を継続することができ、重送された無線カードも無線カード発行機内部で再利用できる。
【0053】
また、カードホッパ部からの無線カードの取出しに関して、重送の場合にも無線カード発行機を止めず、発券業務を継続することができ、重送された無線カードは係員の対応により再びカードホッパ部へ入れるため、カード寿命であるものを選別あるいは、傷ついている無線カードを振り分けるなどの作業をすることが可能である。
【0054】
特に、無線カードが薄くなった際に効果を発揮する。
【0055】
次に、第2の実施形態について、図5、図6を用いて説明する。すなわち、第2の実施形態は、図5に示すように、第1の実施形態の回収箱16の代わりに、分離ローラ30が設けられているものであり、他の共通部分については、同一符号を付し、説明を省略する。ただし、図6に示すように、振分部16a、ソレノイ25、ドライバ26が削除され、分離ローラ30を駆動するドライバ31が設けられている。
【0056】
この分離ローラ30は、ID番号無線確認部15と廃券箱17との間の主搬送路12上に設けられ、無線カードAの重送が判断された際に、分離操作が行われるものである。この分離ローラ30は、上ローラ30aと下ローラ30bとが逆回転することにより、主搬送路12を搬送される2枚の無線カードAを1枚ずつに分離するものである。
【0057】
この際、分離ローラ30により分離された先頭の無線カードAが次工程であるカード表面への印刷処理へ移る。残った無線カードAは次のカード発行時に使用されるようになっている。
【0058】
次に、上記のような構成において、発券処理について図7に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0059】
まず、購入客は料金投入部3により購入に伴う金額を投入する。すると、制御部21は投入金額に応じてカード購入ボタン5、…を選択的に点灯する。
【0060】
次に、購入客はこの点灯されているカード購入ボタン5、…の1つを選択して押し下げる(ST21)。
【0061】
この際、制御部21は前回処理時の重送された無線カードAの2枚目が上記カードホッパ部11の出口に残っているか否かをチェックする(ST22)。
【0062】
このチェックの結果、前回処理時の重送された無線カードAの残りがない場合、制御部21は上記ID読取部14により上記カードホッパ部11から取出される無線カードAに記載(印刷)されている認識番号(ID番号)を光学的に読取る(ST23)。ついで、制御部21は取出し部13を駆動制御し、上記カードホッパ部11から無線カードAを取出し(繰り出し)(ST24)、主搬送路12により搬送する。この際、制御部21がモータ20を駆動制御することにより、無線カードAが主搬送路12上を矢印a方向へ搬送される。
【0063】
ついで、制御部21はID番号無線確認部15により、主搬送路12を搬送される無線カードAとの間で無線通信を行うことによりID番号を確認する(ST25)。
【0064】
さらに、制御部21は上記ID読取部14により読取ったID番号と上記ID番号無線確認部15により無線通信により得られたID番号とを照合する(ST26)。
【0065】
この照合の結果、制御部21は読取ったID番号と無線通信により得られたID番号とが一致している場合(ST27)、印刷部18を駆動制御し、今回の購入客が選んだカードの購入情報を主搬送路12によって搬送される無線カードAの表面に印刷し、目視で確認できるようにする(ST28)。
【0066】
ついで、制御部21は無線データ収受部19により今回の購入客が選んだカードの購入情報を無線収受により無線カードAに付加する(書き込む)(ST29)。
【0067】
この後、制御部21は無線データ収受部19により無線収受により無線カードAに書き込んだ購入情報を読取り(ベリファイリード)(ST30)、書き込んだ購入情報とベリファイリードにより読取った購入情報と一致するか否かをチェックする(ST31)。これにより、購入情報が確実に無線カードAに送信されているかどうか確認される。
【0068】
このチェックの結果、書き込んだ購入情報とベリファイリードにより読取った購入情報と一致した際、制御部21は正常な発行と判断し、モータ20を回転駆動することにより、無線データ収受部19に位置する無線カードAをカード排出部6から排出(発行)する(ST32)。
【0069】
また、上記ステップ27の照合の結果、制御部21は読取ったID番号と無線通信により得られたID番号とが一致しなかった場合、あるいは無線通信により得られたID番号が2つあった場合(重送の場合)、分離ローラ30を駆動することにより、主搬送路12によって搬送される重送の無線カードAが分離部30により分離され、1枚目の無線カードAのみが印刷部18へ搬送され(ST33)、ステップ28の印刷処理に進む。この際、分離部30により分離された2枚目の無線カードAは、上記カードホッパ部11の出口に残っている。
【0070】
また、上記ステップ31のチェックの結果、書き込んだ購入情報とベリファイリードにより読取った購入情報と一致しなかった際、制御部21はモータ20を逆方向に回転駆動する。これにより、無線カードAが主搬送路12上を矢印b方向へ搬送される。そして、無線カードAが印刷部18に対向した際、制御部21は印刷部18を駆動制御し、無線カードAの表面にボイド印刷を行う(ST34)。この後、制御部21は振分部17aを駆動することにより、さらに主搬送路12上をb方向へ搬送される無線カードAが振分部17aにより廃券箱17へ廃棄される(ST35)。この後、制御部21は再発行動作へ移り、ステップ22に戻る。
【0071】
また、上記ステップ22のチェックの結果、制御部21は前回処理時の重送された無線カードAの2枚目が残っている場合、この無線カードAが印刷部18へ搬送され(ST36)、ステップ28の印刷処理に進む。
【0072】
上記したように、無線カードをカードホッパ部から取出した際、無線により繰り出された無線カードの重送を検知し、重送の場合には分離ローラにより重送された無線カードを分離して処理を継続することにより無線カード発行機の信頼性を向上する。
【0073】
また、無線カードをカードホッパ部から取出した際、あらかじめ次繰り出しカードのID番号を光学的に読み取り、繰り出されたカードのID番号を無線で読み取り照合、複数毎、あるいは不一致のID番号を検知した場合には重送と判断し、分離ローラにより分離を行う。分離が行われた無線カードは次工程へ送られ無線カード発行機を止めずにカード処理を継続できることにより信頼性を向上する。
【0074】
また、カードホッパ部から取出された無線カードから光学的に読み取ったID番号と無線データにより読み取ったID番号とを照合することにより重送を検知し、重送であった場合には分離ローラにより重送された無線カードを分離し、1枚にしてからカード処理を行うようにすることにより、無線カード発行機を止めず信頼性を向上する。
【0075】
これにより、印刷処理に進むカードホッパ部からの無線カードの取出しに関して、重送の場合にも無線カード発行機を止めず、発券業務を継続することができる。
【0076】
また、カードホッパ部からの無縁カードの取出しに関して、重送の場合にも無線カード発行機を止めず、発券業務を継続することができ、重送された無線カードも無線カード発行機内部で再利用できる。
【0077】
また、カードホッパ部からの無線カードの取出しに関して、重送の場合にも無線カード発行機を止めず、発券業務を継続することができ、重送されたカードは自動的に無線カード発行機内部で再度発券カードの対象となるのでカードの補充頻度の低減となる。
【0078】
特に、無線カードが薄くなった際に効果を発揮する。
【0079】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、無線カードの重送によるジャムの発生を確実に防止することができる無線カード発行機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態における無線カード発行機の接客面を示す図。
【図2】第1の実施形態における無線カード発行機の内部構成を示す図。
【図3】第1の実施形態における無線カード発行機の制御回路を示す図。
【図4】第1の実施形態における無線カード発行機の発券処理を説明するためのフローチャート。
【図5】第2の実施形態における無線カード発行機の内部構成を示す図。
【図6】第2の実施形態における無線カード発行機の制御回路を示す図。
【図7】第2の実施形態における無線カード発行機の発券処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
A…無線カード
11…カードホッパ部
12…主搬送路
13…取出し部
14…ID読取部
15…ID番号無線確認部
16…回収箱
17…廃券箱
18…印刷部
19…無線データ収受部
21…制御部
Claims (9)
- 認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、
この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、
この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、
上記取出手段により取出される少なくとも1つの無線カードから無線により送信される認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とに基づいて、無線カードの重送か否かを判断する判断手段と、
この判断手段により無線カードの重送が判断されなかった際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段と、
を具備したことを特徴とする無線カード発行機。 - 上記無線カードに記憶部が内蔵され、この記憶部に上記認識番号が記憶されていることを特徴とする請求項1に記載の無線カード発行機。
- 認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、
この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、
この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、
上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断し、上記認識番号が不一致の際、無線カードの重送を判断する判断手段と、
この判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段と、
を具備したことを特徴とする無線カード発行機。 - 認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、
この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、
この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、
上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号が1つで、かつこの認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断する第1の判断手段と、
この第1の判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段と、
上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号が複数の場合、無線カードの重送を判断する第2の判断手段と、
を具備したことを特徴とする無線カード発行機。 - 認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、
この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、
この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、
上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断し、上記認識番号が不一致の際、無線カードの重送を判断する判断手段と、
この判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段と、
上記判断手段により無線カードの重送を判断した際、上記取出手段により取出された無線カードを回収する回収手段と、
を具備したことを特徴とする無線カード発行機。 - 認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、
この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、
この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、
上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号が1つで、かつこの認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断する第1の判断手段と、
この第1の判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段と、
上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号が複数の場合、無線カードの重送を判断する第2の判断手段と、
この第2の判断手段により無線カードの重送を判断した際、上記取出手段により取出された無線カードを回収する回収手段と、
を具備したことを特徴とする無線カード発行機。 - 認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、
この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、
この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、
上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断し、上記認識番号が不一致の際、無線カードの重送を判断する判断手段と、
この判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段と、
上記判断手段により無線カードの重送を判断した際、上記取出手段により取出された無線カードを分離する分離手段と、
この分離手段により分離された無線カードに対して、上記発行手段により所定の情報を付加して発行する処理手段と、
を具備したことを特徴とする無線カード発行機。 - 認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、
この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、
この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、
上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号が1つで、かつこの認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断する第1の判断手段と、
この第1の判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を付加した無線カードを発行する発行手段と、
上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号が複数の場合、無線カードの重送を判断する第2の判断手段と、
この第2の判断手段により無線カードの重送を判断した際、上記取出手段により取出された無線カードを分離する分離手段と、
この分離手段により分離された無線カードに対して、上記発行手段により所定の情報を付加して発行する処理手段と、
を具備したことを特徴とする無線カード発行機。 - 認識番号が記載されているとともに無線により認識番号を送信する無線カードが収納されている収納手段と、
この収納手段により収納されている無線カードを順次取出す取出手段と、
この取出手段により取出される無線カードに記載されている認識番号を読取る読取手段と、
上記取出手段により取出される無線カードから無線により送信される認識番号と上記読取手段により読取った認識番号とが一致した際、無線カードの取出しが正常と判断し、上記認識番号が不一致の際、無線カードの重送を判断する第1の判断手段と、
この第1の判断手段により無線カードの取出しが正常と判断した際に、所定の情報を上記無線カードに印刷する印刷手段と、
この印刷手段による印刷後、所定の情報を無線により上記無線カードに書込む書込み手段と、
この書込み手段により無線カードに書き込んだ所定の情報を無線により無線カードから読出す読出し手段と、
この読出し手段により読出した所定の情報と上記書込み手段により無線カードに書き込んだ所定の情報とが一致するか否かにより、上記無線カードに所定の情報が正確に書き込まれたか否かを判断する第2の判断手段と、
この第2の判断手段により上記無線カードに所定の情報が正確に書き込まれたことが判断された際に、上記無線カードを発行する発行手段と、
上記第2の判断手段により上記無線カードに所定の情報が正確に書き込まれたことが判断された際に、上記無線カードにボイド印刷を行って廃券する廃券手段と、
を具備したことを特徴とする無線カード発行機。
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