JP4459861B2 - 電気機器、電気機器の充電方法、電気機器の充電プログラム - Google Patents

電気機器、電気機器の充電方法、電気機器の充電プログラム Download PDF

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Description

本願は、電気機器、電気機器の充電方法、電気機器の充電プログラムの技術分野に属し、特に、家庭用親子電話機の子機などのように、着脱可能な二次電池を装着して充電する電気機器の技術分野に属する。
従来から、二次電池を有する電気機器において、過大電圧や過大電流に起因した破壊から電子デバイスを保護するための保護回路に関する技術は紹介されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−118957号公報
上記従来技術は、過大電圧が印加されると、その過大電圧に起因した大電流を一方のツェナーダイオードの方に流すようにして、ICのような電子デバイス側に流れることを抑制すると共に、ツェナーダイオードに対して並列に接続されているICの端子間電圧を、そのツェナーダイオードの降伏電圧程度の一定の電圧に保っていた。これにより、過大電圧の印加に起因した破壊や劣化などからICのような電子デバイスを保護していた。
しかしながら、上記従来技術には、(1)大電流を流すことができるツェナーダイオードは高価である。(2)ツェナーダイオードは過大電圧が印加されない通常の動作では全く使用しない部品であるにもかかわらず高コストである。(3)過大電圧が印加されたときのツェナーダイオードの発熱を考慮してスペースを確保する必要がある。などの問題を有していた。
本願は上記の各問題点に鑑みてなされたものであって、その課題の一例は、誤って二次電池を装着しない状態で電気機器の充電を開始しても、特別に高価な部品を使用することなく、内部の構成部品を保護することができる電気機器を提供することにある。
以下、本願について説明する。なお、本願の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本願が図示の形態に限定されるものではない。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、充電用電力に対してそれぞれ並列接続される二次電池と、ツェナーダイオードと、電気回路と、前記二次電池を着脱可能に保持する電池保持手段と、前記二次電池の端子間電圧を測定する電圧測定手段と、前記測定された端子間電圧が所定値より小さいと判断したときに、前記二次電池を前記充電用電力により充電する一方、前記測定された端子間電圧が所定値より大きいと判断したときに、前記電気回路に前記充電用電力を供給する制御手段と、を備え、前記所定値は、前記ツェナーダイオードのツェナー電圧と、前記二次電池が前記電池保持手段に装着されている際の前記端子間電圧の最大電圧との間に設定されていることを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項3に記載の発明は、充電用電力に対してそれぞれ並列接続される二次電池と、ツェナーダイオードと、電気回路と、前記二次電池を着脱可能に保持する電池保持手段と、を備える電気機器の充電方法において、前記二次電池の端子間電圧を測定する電圧測定工程と、前記測定された端子間電圧が所定値より小さいと判断したときに、前記二次電池を前記充電用電力により充電する一方、前記測定された端子間電圧が所定値より大きいと判断したときに、前記電気回路に前記充電用電力を供給する制御工程と、を含み、前記所定値は、前記ツェナーダイオードのツェナー電圧と、前記二次電池が前記電池保持手段に装着されている際の前記端子間電圧の最大電圧との間に設定されていることを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項4に記載の発明は、充電用電力に対してそれぞれ並列接続される二次電池と、ツェナーダイオードと、電気回路と、前記二次電池を着脱可能に保持する電池保持手段と、を備える電気機器に含まれるコンピュータを、前記二次電池の端子間電圧を測定する電圧測定手段、前記測定された端子間電圧が所定値より小さいと判断したときに、前記二次電池を前記充電用電力により充電する一方、前記測定された端子間電圧が所定値より大きいと判断したときに、前記電気回路に前記充電用電力を供給する制御手段、として機能させる電気機器の充電プログラムであって、前記所定値は、前記ツェナーダイオードのツェナー電圧と、前記二次電池が前記電池保持手段に装着されている際の前記端子間電圧の最大電圧との間に設定されていることを特徴とする。
次に、本願に対応する最良の実施形態について、図面に基づいて説明する。
本願は、例えば、家庭用親子電話機の子機のように、着脱可能な二次電池としての充電池を内蔵し充電する機能を有する電気機器に適用可能である。よって、本実施の形態では、本願を家庭用親子電話機の子機に適用した場合を例にして以下に説明する。
(第一の実施形態)
図1に第一の実施形態の子機1の内部回路の構成を示す簡易ブロック図を示す。
外部から直流電流として供給される充電用電力は充電入力検知回路14で検知され、充電制御スイッチ13を経て充電池ホルダ12へと供給される。充電池ホルダ12には充電池11が着脱可能な状態でセットされている。充電池ホルダ12と並行して過電圧保護のためのツェナーダイオード17が配されており、ツェナーダイオード17と充電池ホルダ12との間には電流の逆流防止用のダイオード18が配されている。また、ダイオード18と充電池ホルダ12との間には充電池11の端子間電圧を測定する充電池電圧計19が配されている。制御部15は、充電入力検知回路14から出力される供給電力の有無を示す検知信号、或いは、充電池電圧計19が出力する端子間電圧に従って、充電制御スイッチ13をON/OFF制御すると共に、充電池電圧計19の出力に従って他の電気回路16の動作制御も行っている。ここで、その他の電気回路16として、例えば、LEDやBEEP、或いは、子機1としての機能を果たすためのスピーカ、マイクの他に親機(図示省略)との通信を行う通信回路等が含まれる。
ここで、外部から供給される充電用電力とは、例えば、商用電源コンセント付近に設けられた変圧器及び整流器(図示省略)において直流変換され整流されて供給される電力をいう。
充電入力検知回路14は、外部から入力された充電用電力の有無を検知して制御部15に伝える。
充電池電圧計19は、充電池ホルダ12における充電池11充電用の端子位置における端子間電圧を測定し端子間電圧制御部15に出力する。
制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)で構成され、充電入力検知回路14から出力された検知信号から充電用電力が供給されているか否かを判断する。そして、充電用電力が供給されているとき、後述する充電制御スイッチ13をON制御する。また、充電池電圧計19が測定した端子間電圧に基づき充電池11の充電が完了していると判断したとき、満充電状態で待機するため負荷から切り離した状態で絶えず微小な定電流を流すトリクル充電を行ったり、過充電による充電池11に生じる危険を回避するために、充電制御スイッチ13をON/OFF制御する。
充電制御スイッチ13は、制御部15からの指示により、充電用電力が供給されているときにはONに動作し、充電用電力を充電池ホルダ12へ送るように接続する。充電用電力が供給されていないとき、または、充電池電圧計19が測定した端子間電圧によって充電が完了していると判断されるときは、接続をOFFに切り替えて接続断とする。即ち、子機1が充電スタンド(図示省略)にセットされて充電用電力が供給されているときには、充電用電力が流れるようにする。一方、子機1が充電スタンドにセットされていないとき、或いは、充電スタンドにセットされているが充電用電力が供給されていないときには接続断を行うことで、外部に露出している二つの電力供給用端子における電位差が無いようにし、二つの電力供給用端子に誤って接触したときでも充電池11から電流が流れないように保護している。また、充電池電圧計19が測定した端子間電圧によって充電が完了していると制御部15が判断するとき、制御部15の指示に応じてON/OFF動作を行う。
充電池ホルダ12は、充電池11を着脱可能に保持し、外部から供給される充電用電力を充電池11に伝えている。
充電池11は、例えば、ニッカド電池、ニッケル水素電池、リチウム充電池等で構成され、充電用電力を蓄えると共に、蓄えた電力を制御部15及び他の電気回路16へ供給する。
ツェナーダイオード17は、制御部15及び他の電気回路16に過大な電圧がかからないように制限する。
ダイオード18は、充電池11からの漏れ電流を防いだり、誤って逆接続したときの電流の逆流を防止する。
尚、ここで、例えば、第一の実施形態における子機1は本願に係る電気機器を、充電池11は本願に係る二次電池を、充電池ホルダ12は本願に係る電池保持手段を、ツェナーダイオード17は本願に係るツェナーダイオードを、充電池電圧計19は本願に係る電圧測定手段を、電気回路16は本願に係る電気回路を、制御部15は本願に係る制御手段を、それぞれ構成する。
次に、充電池電圧計19によって測定され出力された端子間電圧に基づき制御部15が行う判断について以下に説明する。
まず、子機1に充電池11がセットされた状態で充電スタンド(図示省略)にセットされ、充電用電力が供給された場合を説明する。
外部から入力される充電用電力は、電力供給用端子を介して子機1に供給される。充電入力検知回路14において、充電用電力の有無が検知され、充電用電力が供給された旨の検知信号が制御部15へ出力される。
制御部15は、充電入力検知回路14から出力される検知信号に基づき充電用電力が供給されていることを知り、充電制御スイッチ13をONにする制御信号を出力する。この制御信号を受けて、充電制御スイッチ13は充電用電力が充電池ホルダ12へ送られるようにON接続する。
充電用電力は充電池ホルダ12へと供給され、充電池ホルダ12の端子を介して充電池11へと供給される。
このとき、充電池電圧計19は充電池ホルダ12の端子間電圧を検出測定し、測定した端子間電圧の電圧値を制御部15へと出力する。
端子間電圧に基づき制御部15は、端子間電圧が電気回路16を保護するために予め定めた所定値より大きいか否かを判断する。
子機1に充電池11がセットされた状態であるから、測定された端子間電圧は所定値よりも小さいので、制御部15は子機1に充電池11がセットされていると判断する。
そして、その後、充電池電圧計19が測定する端子間電圧に基づいて制御部15は充電池11の充電の程度を監視し、端子間電圧から充電が完了したと認識したときは、充電制御スイッチ13をOFF制御する。更に、充電池11のトリクル充電のために充電制御スイッチ13をON/OFF制御する。
正常な動作時に制御部15が行う判断を説明したので、次に、子機1に充電池11がセットされているか否かを判断する所定値の決定を以下に説明する。
図2に、充電池11を装着した子機1に充電用電力が入力されたときの電圧変化曲線(実線)と、充電池11を装着しない状態のときの電圧変化曲線(破線)とを示す。ここでは定電流充電を例に説明する。
通常、充電器11が放電した状態で充電を開始するとき図2の実線で示す電圧変化特性を示す。即ち、初期状態において充電池11の端子間電圧は低い値(この例では0(ゼロ))を示すが、充電が開始すると共に電圧は上に凸の自然関数(e関数)の曲線となって充電される。即ち、過電圧保護がかかった状態のツェナー電圧をVzとしたとき、単位時間当たりの供給電力は、端子間電圧の上限となるツェナー電圧Vzと充電池の実際の端子間電圧との差に比例する。そして、充電池11は仕様によって定められる最大充電量Veまで充電される。定電流充電では、充電末期においても一定電流が供給されるので、制御部15は、充電池電圧計19が出力する端子間電圧に基づいて充電完了を認識し、過充電防止のために充電制御スイッチ13をOFF制御する。
一方、充電池11を装着しないとき、充電池ホルダ12側の端子間電圧は、図2の破線で示すように、接続直後から端子間電圧の上限となるツェナー電圧Vzを示す。
即ち、子機1に充電池11が装着されているときの電圧変化特性は図2の実線で示すように変化し、その最大値は充電池11の仕様によって決定する最大端子電圧Veであり、一方、充電池11を装着していないときの電圧変化特性は破線で示すように変化し、充電開始直後から端子間電圧の上限となるツェナー電圧Vzに一致する。よって、充電池11が装着されているか否かの判断基準としての所定値をVzとVeとの間に設定したとき、充電開始直後に充電池電圧計19が検出する端子間電圧がこの所定値よりも大きいときは充電池11が装着されていないと判断することができ、この所定値よりも低い値を示すときには充電池11が装着されていると判断することができる。
次に、充電池11の装着の有無の判断を含めた一連のフローを、図3に示すフローチャートに従って説明する。
通話が終了し子機1が充電スタンド(図示省略)にセットされて制御部15がリセットされた状態において本フローチャートに示す処理が開始する(ステップS1)。
充電入力検知回路14が充電用電力の入力を検知しないとき(ステップS2:N)、親機(図示省略)との通信の待機状態など子機1としての通常の動作を実行し(ステップS3)、充電用電力の検知を継続する。
一方、充電入力検知回路14が充電用電力の入力を検知したとき(ステップS2:Y)、充電入力検知回路14は検知信号を制御部15に出力し、検知信号を受けた制御部15は、充電制御スイッチ13をON制御する。
続いて、充電池電圧計19が充電池ホルダ12の端子間電圧を測定し制御部15に出力する(ステップS4)。
端子間電圧に基づいて制御部15は子機1が充電池11を装着しているか否かを判断する(ステップS5)。
充電池11を装着していると判断したとき(ステップS5:Y)、通常の充電処理を行う(ステップS6)。
これに対して、端子間電圧に基づき充電池11を装着していないと判断したとき(ステップS5:N)、制御部15はツェナーダイオード17の付加を軽減させるために他の電気回路16を動作させる制御を行う(ステップS7)。
充電用電力が検出される限りは(ステップS8:Y)、他の電気回路16を動作させ続け、充電用電力の分散消費を実行し続ける。
これに対して、子機1が充電スタンドから外されるなどして、子機1への充電用電力の入力が検出されなくなったとき(ステップS8:N)、他の電気回路16の動作を終了させて本フローは終了する。
ここで、第一の実施形態においては、例えば、ステップS5及びステップS7の処理が実行されることにより請求項記載の「制御手段」が、実現される。
以上に説明したように、本願によれば、充電池電圧計19が測定出力する端子間電圧を基にして制御部15が他の電気回路16を動作させるので、充電池11が装着されていない状態では、充電用電力はツェナーダイオード17及び他の電気回路16が分散して消費される。よって、ツェナーダイオード17に過大な電流が流れることはなく、これにより、ツェナーダイオード17には高い降伏電圧を有する高価な部品を採用する必要はなく、子機1の製造原価を低く抑えることができる。
なお、本願の実施形態は上記に限定されるものではなく、例えば以下のように変形してもよい。
充電池11が装着されていない状態で充電用電力を他の電気回路16で分散消費するとき、他の電気回路のうちLEDやBEEPなどをこの電力を使って駆動させ、当該子機1に充電池11が装着されていないことをユーザに知らせるように駆動させることも可能である。例えば、LCD(液晶画面)を有している場合、充電池11が装着されていないことを表示するようにしてもよい。また、BEEPにおいて信号音を発するようにしてもよい。
上記第一の実施形態では定電流充電を例に説明をしたが、充電池の装着の有無の判断は充電開始直後の端子間電圧で行うので、充電開始直後は定電流充電を行いその後定電圧充電を行う定電流定電圧充電方式でも適用が可能である。この場合、定電圧充電における充電初期に多量の電流が流れるという危険を回避でき、充電末期に一定電圧を維持するように電流を減少させるので、電位差がなくなり電流が流れなくなって自然に充電が終了するという利点がある。
また、図3に示したフローチャートに対応するプログラムをフレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又は当該プログラムをインターネット等のネットワーク、または電話回線を介して配信して記録しておき、これを上記子機1の制御部15に備えられている汎用のマイクロコンピュータ等により読み出して実行させることにより、当該各マイクロコンピュータ等を夫々上記制御部15として機能させることも可能である。
更に、上記第一の実施形態では家庭用親子電話機の子機に適用した場合を例にして説明をしたが、これに限定されるものではなく、着脱可能な二次電池としての充電池を内蔵し充電する機能を有する電気機器であれば適用可能である。
尚、ここで、第一の実施形態にかかる家庭用親子電話機の子機1は、充電池11を着脱可能に保持し、且つ、外部から供給される電力で充電池11を充電する充電池ホルダ12と、前記外部から供給される電力によって子機1内部の電気回路16の過電圧を防ぐツェナーダイオード17と、前記充電池ホルダ12における前記充電池11充電用の端子位置における端子間電圧を測定する充電池電圧計19と、前記端子間電圧が前記電気回路16を保護するために予め定めた所定値より大きいか否かを判断する制御部15と、前記端子間電圧が前記所定値より大きいと判断されたとき、前記電気回路16を動作させる制御部15と、を有する。
これにより、誤って充電池11を装着しない状態で充電を開始しても、端子間電圧が所定値より大きいから、制御部15は電気回路16を動作させることができる。
よって、外部から供給される電力はツェナーダイオード17の他に電気回路16で消費されるので、ツェナーダイオード17に大きな耐性を有する高価な部品を使用せずとも、内部の構成部品を保護することができる。
(第二の実施形態)
図4に第二の実施形態の子機1の内部回路の構成を示す簡易ブロック図を示す。図1と共通する部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。充電池11の装着の有無を検知する充電池検知器20が充電池ホルダ12に備わっている点が第一の実施形態と相違している。
ここで、充電池検知器20は、例えば、フォトインタラプタなどで構成され、充電池の装着の有無を機械的に検知し、検知信号を制御部15に出力する。
次に、第二の実施形態において制御部15が行う判断のうち、第一の実施形態との相違点を以下に説明する。
充電池検知器20は充電池11がセットされていることを機械的に検知し、検知信号を制御部15に出力する。この検知信号に基づき、制御部15は充電池11がセットされていると判断する。
次に、充電池11の装着の有無の判断を含めた一連のフローを、図5に示すフローチャートに従って説明する。図3と共通する工程には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
第一の実施形態における図3に示すフローチャートのステップS2と同一の入力検知の判断を行い、充電入力検知回路14が充電用電力の入力を検知したとき(ステップS2:Y)、第2の実施形態のステップS14に移行する。
即ち、ステップS14において、充電池検知器20が充電池の装着の有無を機械的に検知し、検知信号を制御部15に出力する。
この検知信号に基づいて制御部15は子機1が充電池11を装着しているか否かを判断する(ステップS5)。
これ以降の工程は図3に示すフローチャートの内容と同じである。
第二の実施形態でも、図5に示したフローチャートに対応するプログラムをフレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又は当該プログラムをインターネット等のネットワーク、または電話回線を介して配信して記録しておき、これを上記子機1の制御部15に備えられている汎用のマイクロコンピュータ等により読み出して実行させることにより、当該各マイクロコンピュータ等を夫々上記制御部15として機能させることも可能である。
尚、ここで、第二の実施形態にかかる家庭用親子電話機の子機1は、充電池11を着脱可能に保持し、且つ、外部から供給される電力で充電池11を充電する充電池ホルダ12と、前記外部から供給される電力によって子機1内部の電気回路16の過電圧を防ぐツェナーダイオード17と、充電池11の装着の有無を検知する充電池検知器20と、充電池11が装着されていないことを検知したとき、前記電気回路16を動作させる制御部15と、を有する。
これにより、誤って充電池11を装着しない状態で充電を開始しても、充電池11が装着されていないことを検知して、制御部15は電気回路16を動作させることができる。
よって、外部から供給される電力はツェナーダイオード17の他に電気回路16で消費されるので、ツェナーダイオード17に大きな耐性を有する高価な部品を使用せずとも、内部の構成部品を保護することができる。
図1は、第一の実施形態に係る回路図の概略を示す。 図2は、充電用電力が入力されたときの電圧変化曲線を示す。 図3は、充電用電力の分散消費の処理フローを示す。 図4は、第二の実施形態に係る回路図の概略を示す。 図5は、充電用電力の分散消費の処理フローを示す。
符号の説明
1:子機
11:充電池
12:充電池ホルダ
13:充電制御スイッチ
14:充電入力検知回路
15:制御部
16:電気回路
19:充電池電圧計
20:充電池検知器

Claims (4)

  1. 充電用電力に対してそれぞれ並列接続される二次電池と、ツェナーダイオードと、電気回路と、
    前記二次電池を着脱可能に保持する電池保持手段と、
    前記二次電池の端子間電圧を測定する電圧測定手段と、
    前記測定された端子間電圧が所定値より小さいと判断したときに、前記二次電池を前記充電用電力により充電する一方、前記測定された端子間電圧が所定値より大きいと判断したときに、前記電気回路に前記充電用電力を供給する制御手段と、
    を備え、
    前記所定値は、前記ツェナーダイオードのツェナー電圧と、前記二次電池が前記電池保持手段に装着されている際の前記端子間電圧の最大電圧との間に設定されていることを特徴とする電気機器。
  2. 請求項1に記載の電気機器において、
    前記制御手段は、前記二次電池が前記電池保持手段に装着されていない状態を知らせるように前記電気回路を動作させることを特徴とする電気機器。
  3. 充電用電力に対してそれぞれ並列接続される二次電池と、ツェナーダイオードと、電気回路と、
    前記二次電池を着脱可能に保持する電池保持手段と、
    を備える電気機器の充電方法において、
    前記二次電池の端子間電圧を測定する電圧測定工程と、
    前記測定された端子間電圧が所定値より小さいと判断したときに、前記二次電池を前記充電用電力により充電する一方、前記測定された端子間電圧が所定値より大きいと判断したときに、前記電気回路に前記充電用電力を供給する制御工程と、
    を含み、
    前記所定値は、前記ツェナーダイオードのツェナー電圧と、前記二次電池が前記電池保持手段に装着されている際の前記端子間電圧の最大電圧との間に設定されていることを特徴とする電気機器の充電方法。
  4. 充電用電力に対してそれぞれ並列接続される二次電池と、ツェナーダイオードと、電気回路と、
    前記二次電池を着脱可能に保持する電池保持手段と、
    を備える電気機器に含まれるコンピュータを、
    前記二次電池の端子間電圧を測定する電圧測定手段、
    前記測定された端子間電圧が所定値より小さいと判断したときに、前記二次電池を前記充電用電力により充電する一方、前記測定された端子間電圧が所定値より大きいと判断したときに、前記電気回路に前記充電用電力を供給する制御手段、
    として機能させる電気機器の充電プログラムであって、
    前記所定値は、前記ツェナーダイオードのツェナー電圧と、前記二次電池が前記電池保持手段に装着されている際の前記端子間電圧の最大電圧との間に設定されていることを特徴とする電気機器の充電プログラム。
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