JP4459735B2 - 商品説明ロボット - Google Patents

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Description

この発明は商品説明ロボットに関し、より具体的には車の性能、仕様および操作の少なくともいずれかからなる商品説明を行うようにした商品ロボットに関する。
車の販売において、販売担当者は、多数の車種ごとに個々の性能、仕様などの特性をデータとして記憶するのに多くの時間を費やしている。また、モデルチェンジも頻繁になされることから、その度にデータを覚え直す必要があって煩瑣であった。さらに、人手不足などから、顧客に応対する時間も十分に確保できない場合があった。
ところで、近時、例えば、特許文献1に記載されるように、ペット型のロボットを車に同乗させて走行状態を検出し、例えば一定の走行時間が経過したとき、退屈そうな動作をさせることで運転者に時間経過を報知すると共に、急ブレーキのとき、驚愕した動作をさせることで安全運転を促すなどするようにした技術が提案されている。また、例えば、特許文献2に記載されるように、人が生活する環境で作業できる移動ロボットが種々提案されている。
特開2002−239959号公報 特開2003−326483号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術にあっては運転時のエンターテインメント性を高めることに止まり、車の販売において販売担当者の負担を軽減するものではなかった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、上記した移動ロボットに関する技術を応用し、車の販売において販売担当者の負担を軽減するようにした商品説明ロボットを提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1にあっては、商品説明を行うべき対象車の性能、仕様および操作の少なくともいずれかからなる商品説明を行う商品説明ロボットであって、外部に配置された、車のそれぞれについて前記商品説明を行うのに必要なデータを少なくとも含む情報を格納する情報格納サーバに通信可能な通信手段、前記通信手段を介して前記情報格納サーバにアクセスし、前記商品説明を行うべき対象車について前記データを入手するデータ入手手段、および前記入手したデータに基づいて前記顧客に前記商品説明を実行する説明実行手段、さらに、試乗に必要な走行範囲を含む領域を定義する地図を記憶する地図記憶手段、および前記対象車の試乗に同乗し、前記記憶された地図に従って試乗コースの道順を指示しつつ前記商品説明を実行する試乗案内手段を備える如く構成した。
請求項2に係る商品説明ロボッにあっては、前記データ入手手段は、前記車のそれぞれに配置されたICタグが発信する発信信号群を記憶するICタグ発信信号記憶手段、前記記憶されたICタグ発信信号群の中から前記対象車に対応する発信信号を検索するICタグ発信信号検索手段、前記検索された発信信号に相当する発信信号を発信するICタグを特定するICタグ特定手段、および前記特定されたICタグから前記対象車を特定する車特定手段を備え、前記特定された対象車について前記データを入手する如く構成した。
請求項3に係る商品説明ロボットにあっては、前記データ入手手段は、周囲の環境を撮影して撮影画像を出力するカメラ、前記撮影画像を解析して前記対象車を特定する車特定手段を備え、前記特定された対象車について前記データを入手する如く構成した。
請求項4に係る商品説明ロボットにあっては、前記説明実行手段は、前記顧客の音声を認識する音声認識手段、前記顧客に対して発話する発話装置、および前記音声認識手段を介して前記顧客の質問を認識し、前記認識された質問に対して前記発話装置およびロボット構成部位の少なくともいずれかを駆動して応答する応答手段を備える如く構成した。
請求項に係る商品説明ロボットにあっては、さらに、内蔵されるGPS受信器および前記対象車に搭載されるGPS受信器の少なくともいずれかから自己位置を推定する自己位置推定手段を備え、前記試乗案内手段は、前記推定された自己位置に基づいて前記記憶された地図に従って前記試乗コースの道順を指示しつつ、前記商品説明を実行する如く構成した。
請求項に係る商品説明ロボットにあっては、前記通信手段は、インターネットを介して前記情報格納サーバにアクセスする如く構成した。
請求項に係る商品説明ロボットにあっては、前記ロボットが、2足歩行して移動する2足歩行ロボットである如く構成した。
請求項1に係る商品説明ロボットにあっては、外部に配置された、車のそれぞれについて商品説明を行うのに必要なデータを少なくとも含む情報を格納する情報格納サーバに通信手段を介してアクセスし、商品説明を行うべき対象車についてデータを入手し、それに基づいて商品説明を実行する如く構成したので、車の販売において販売担当者の負担を軽減することができる。
さらには、車の商品説明情報に加え、交通法規の改正、交通事故の防止などについても情報も提供することも可能となり、それによって顧客のニーズに一層良く応えることができる。さらに、周囲の環境および試乗に必要な走行範囲を含む領域を定義する地図を記憶すると共に、対象車の試乗に同乗し、記憶された地図に従って試乗コースの道順を指示しつつ商品説明を実行する如く構成したので、周囲の環境において障害物などを回避しつつ移動できると共に、例えば発話装置などを介して試乗コースの道順を指示しつつ商品することで、商品説明に加え、試乗案内を行うことができ、販売担当者の負担を一層軽減することができる。
請求項2に係る商品説明ロボッにあっては、車のそれぞれに配置されたICタグが発信する発信信号群を記憶し、記憶されたICタグ発信信号群の中から対象車に対応する発信信号を検索し、検索された発信信号に相当する発信信号を発信するICタグを特定し、特定されたICタグから対象車を特定してデータを入手する如く構成したので、対象車を確実に特定することができると共に、販売担当者が対象車を特定する作業を省略することができ、販売担当者の負担を一層軽減することができる。
請求項3に係る商品説明ロボットにあっては、周囲の環境を撮影して得た撮影画像を解析して対象車を特定してデータを入手する如く構成したので、同様に販売担当者の負担を一層軽減することができる。
請求項4に係る商品説明ロボットにあっては、音声認識手段を介して顧客の質問を認識し、それに対して発話装置およびロボット構成部位の少なくともいずれかを駆動して応答する如く構成したので、顧客の質問に十分に応えることができると共に、顧客が受ける親密感も向上させることができる。
請求項に係る商品説明ロボットにあっては、さらに、内蔵されるGPS受信器および対象車に搭載されるGPS受信器の少なくともいずれかから自己位置を推定し、推定された自己位置に基づいて記憶された地図に従って試乗コースの道順を指示しつつ、商品説明を実行する如く構成したので、試乗コースの道順を一層的確に指示することができる。
請求項に係る商品説明ロボットにあっては、インターネットを介して情報格納サーバにアクセスする如く構成したので、データを容易かつ大量に入手することができ、顧客の質問に十分に応えることができて商品説明を一層効果的に行うことができる。
請求項に係る商品説明ロボットにあっては、ロボットが2足歩行して移動する2足歩行ロボットである如く構成したので、顧客に違和感を与えることがないと共に、上記したロボット構成部位として手や頭部などを動作させて顧客に応答することも可能となり、顧客の質問に十分に応えることができて商品説明を一層効果的に行うことができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る商品説明ロボットを実施するための最良の形態について説明する。
以下、添付図面を参照してこの発明の第1実施例に係る商品説明ロボットを説明する。
図1はこの実施の形態に係る商品説明ロボットの正面図、図2はその側面図である。尚、商品説明ロボットとしては、2個の脚部と2個の腕部を備え、2足歩行して移動するヒューマノイド型(人間型)の脚式移動ロボットを例にとる。
図1に示すように、商品説明ロボット(以下「ロボット」という)1は、複数個(本)、より具体的には2個(本)の脚部2を備えると共に、その上方には基体(上体)3が設けられる。基体3のさらに上方には頭部4が形成されると共に、基体3の両側には2個(本)の腕部5が連結される。また、図2に示すように、基体3の背部には格納部6が設けられ、その内部には電子制御ユニット(後述)およびバッテリなどが収容される。
尚、図1および図2に示すロボット1は、内部構造を保護するためのカバーで被覆される。ロボット1は、内部にキーレスエントリ装置7を備える(図2で図示省略)。
図3はロボット1をスケルトンで示す説明図である。同図を参照してその内部構造を関節を中心に説明すると、図示の如く、ロボット1は、左右それぞれの脚部2および腕部5に、11個の電動モータで動力化された6個の関節を備える。
即ち、ロボット1は、腰部(股部)の股関節に、脚部2を鉛直軸(Z軸あるいは鉛直軸)まわりに回転させる関節を駆動する電動モータ10R,10L(右側をR、左側をLとする。左右対称であることから、以下R,Lの表記を省略する)と、脚部2をピッチ(進行)方向(Y軸まわり)に揺動させる関節を駆動する電動モータ12と、脚部2をロール(左右)方向(X軸まわり)に回転させる関節を駆動する電動モータ14を備えると共に、膝部に脚部2の下部をピッチ方向(Y軸まわり)に回転させる膝関節を駆動する電動モータ16を備え、さらに足首に脚部2の先端側をピッチ方向(Y軸まわり)に回転させる足(足首)関節を駆動する電動モータ18とロール方向(X軸まわり)に回転させる足(足首)関節を駆動する電動モータ20を備える。
上記したように、図3において、関節はそれを駆動する電動モータ(あるいは電動モータに接続されてその動力を伝動するプーリなどの伝動要素)の回転軸線で示す。尚、脚部2の先端には足部22が取着される。
このように、脚部2の股関節には電動モータ10,12,14がそれらの回転軸線が直交するように配置されると共に、足関節(足首関節)には電動モータ18,20がそれらの回転軸線が直交するように配置される。尚、股関節と膝関節は大腿リンク24で、膝関節と足関節は下腿リンク26で連結される。
脚部2は股関節を介して基体3に連結されるが、図3では基体3を基体リンク28として簡略的に示す。前記したように、基体3には腕部5が連結される。
腕部5も、脚部2と同様に構成される。即ち、ロボット1は、肩部の肩関節に、腕部5をピッチ方向に回転させる関節を駆動する電動モータ30とロール方向に回転させる関節を駆動する電動モータ32を備えると共に、その自由端側を回転させる関節を駆動する電動モータ34と、肘部にそれ以降の部位を回転させる関節を駆動する電動モータ36を備え、さらにその先端側にそれを回転させる手首関節を駆動する電動モータ38を備える。手首の先にはハンド(エンドエフェクタ)40が取着される。
即ち、腕部5の肩関節には電動モータ30,32,34がそれらの回転軸線が直交するように配置される。尚、肩関節と肘関節とは上腕リンク42で、肘関節と手首関節とは下腕リンク44で連結される。
図示は省略するが、ハンド40は5本のフィンガ(指)40aの駆動機構を備え、フィンガ40aで物を把持するなどの作業ができるように構成される。
また、頭部4は、鉛直軸まわりの電動モータ(首関節を構成)46と、それと直交する軸まわりに頭部4を回転させる頭部揺動機構48を介して基体3に連結される。図3に示す如く、頭部4の内部には2個のCCDカメラ50がステレオ視自在に配置されると共に、音声入出力装置52が配置される。音声入出力装置52は、後で図4に示す如く、マイクロフォン52aおよびスピーカ52bを備える。
上記の構成により、脚部2は左右の足について6個の関節を備えて合計12の自由度を与えられ、6個の関節を適宜な角度で駆動(関節変位)することで、脚部2に所望の動きを与えることができ、ロボット1を任意に3次元空間において歩行させることができる。また、腕部5も左右の腕について5個の関節を備えて合計10の自由度を与えられ、5個の関節を適宜な角度で駆動(関節変位)することで所望の作業を行わせることができる。さらに、頭部4は2つの自由度からなる関節あるいは揺動機構を与えられ、これらを適宜な角度で駆動することにより所望の方向に頭部4を向けることができる。
電動モータ10などのそれぞれにはロータリエンコーダ(図示せず)が設けられ、電動モータの回転軸の回転を通じて対応する関節の角度、角速度、および角加速度の少なくともいずれかを示す信号を出力する。
足部22には公知の6軸力センサ(以下「力センサ」という)56が取着され、ロボットに作用する外力の内、接地面からロボット1に作用する床反力の3方向成分Fx,Fy,Fzとモーメントの3方向成分Mx,My,Mzを示す信号を出力する。
手首関節とハンド40の間には同種の力センサ(6軸力センサ)58が取着され、ロボット1に作用する床反力以外の外力、具体的にはハンド40に対象物から作用する外力(対象物反力)の3方向成分Fx,Fy,Fzとモーメントの3方向成分Mx,My,Mzを示す信号を出力する。
基体3には傾斜センサ60が設置され、鉛直軸に対する基体3の傾き(傾斜角度)とその角速度の少なくともいずれか、即ち、ロボット1の基体3の傾斜(姿勢)などの状態量を示す信号を出力する。
頭部4の内部には、上記したCCDカメラ50および音声入出力装置52に加え、GPS(Global Positioning System。第2実施例で図示)からの信号を受信するGPS受信器62およびジャイロ64が配置される。
これら力センサ56などの出力群は、格納部6に収容されたマイクロコンピュータからなる電子制御ユニット(Electric Control Unit 。以下「ECU」という)70に送られる(図示の便宜のためロボット1の右側についてのみ、入出力を図示する)。
図4は、ECU70の構成を示すブロック図である。
図示の如く、ECU70はCPU100a、記憶装置100bおよび入出力インターフェース100cからなるマイクロコンピュータ100を備え、ロボット1が安定な姿勢で移動できるように、関節角変位指令を算出して各関節を構成する電動モータ10などの駆動を制御する。また、ECU70は、後述するように商品説明を含む種々の処理を行うが、それについては後述する。
図5は、ECU70のマイクロコンピュータ100においてCPU100aが行う処理をブロック化して示すブロック図である。尚、図5でセンサなどの図示は多く省略した。
図5から明らかな如く、CPU100aは、画像認識部102、音声認識部104、自己位置推定部106、地図データベース108、それらが出力する情報に基づいてロボット1の行動を決定する行動決定部110、および行動決定部110によって決定された行動に基づいてロボット1の行動を制御する動作制御部112などを備える。
以下、それぞれ説明すると、画像認識部102は、距離認識部102a、移動体認識部102b、ジェスチャ認識部102c、姿勢認識部102d、顔領域認識部102e、および指示領域認識部102fからなる。尚、2個のCCDカメラ50で周囲の環境をステレオ視して得られた撮影画像は、画像入力部114から距離認識部102aに入力される。
距離認識部102aは入力した撮影画像の視差から撮影対象までの距離情報を算出し、距離画像を生成する。移動体認識部102bは、距離画像を入力し、複数フレーム間の撮像画像の差分を算出して顧客などの人や車などの移動体を認識(検出)する。
ジェスチャ認識部102cは、先に提案した特開2003−077673号公報に記載される技術に基づいて顧客などの手の動きを認識し、予め記憶されている手の特徴的な動きと比較して顧客などが発話と共に行う、ジェスチャによる指示を認識する。
姿勢認識部102dは、同様に先に提案した特開2003−039365号に開示される技術に基づいて顧客などの姿勢を認識する。また、顔領域認識部102eは、同様に先に提案した特開2002−216129号に記載される技術に基づいて顧客などの人の顔領域を認識する。また、指示領域認識部102fは、同様に先に提案した特開2003−094288号に開示される技術に基づいて顧客などが手などで指示する方向を認識する。
音声認識部104は指示範囲特定部104aを備える。指示範囲特定部104aは、音声入出力装置52のマイクロフォン52aから入力された顧客などの音声を入力し、記憶装置100bに予め記憶された語彙に基づき、顧客などの指示を認識する。尚、マイクロフォン52aから入力された音声は音源特定部116にも入力され、そこで音源の位置が特定されると共に、音声かそれ以外の衝撃音などのノイズであるかが判別される。
自己位置推定部106は、GPS受信器62を介して受信されたGPS信号などを入力し、ロボット1の現在位置と、向いている方向を推定(検出)する。
地図データベース108は記憶装置100bに格納されてなり、そこには周囲環境および試乗に必要な走行範囲を含む領域について障害物の位置が登録された地図データが予め作成されて記憶される。
図6は、その周囲環境、より具体的には車の販売店(店舗)120とそれに隣接する駐車場122と、販売店120のショールームと駐車場122に陳列された複数台の車124と、試乗に必要な走行範囲を含む、販売店120の付近の道路Rを示す説明図である。地図データベース108には、販売店120および駐車場122について店内の応接コーナ120a、駐車場122の段差122aなどの障害物を含む地図データおよび付近の道路Rについての地図データが作成されて記憶(格納)される。
図5の説明に戻ると、行動決定部110は、特定位置決定部110a、移動容易度判断部110b、および車特定部110cならびに商品説明部110dを備える。
特定位置決定部110aは、画像認識部102で認識された顧客などの指示領域と、音声認識部104で絞り込まれた指示領域とから、移動の目標値として顧客などが特定した位置、より具体的には複数台の車124の中、顧客が商品説明を希望する車124oなどの位置を決定する。
移動容易度判断部110bは、地図データ108から読み出されたロボット1の現在位置の周辺の地図データ上において障害物の位置を認識し、その付近を警戒領域として設定すると共に、設定された警戒領域から所定距離離れるまでの領域をマージン領域として設定し、それらから移動の容易度を「困難」、「要注意」などと判断する。
行動決定部110は、画像認識部102および音声認識部104の認識結果に基づき、特定位置決定部110aによって決定された特定位置への移動が必要か否か判断する。さらに、行動決定部110は、移動容易度判断部110bによって判断された容易度に基づき、例えば「困難」と判断された場合、歩行速度を低下させるなどの決定を行うと共に、画像認識部102や音声認識部104などから入力される情報に応じてロボット1の次の行動を決定、例えば音源特定部116から音源の位置情報が出力された場合、ロボット1の向きを音源の方向に変えるなどの行動を決定する。
尚、車特定部110cおよび商品説明部110dについては後述する。
行動決定部110で決定された行動は、動作制御部112に送られる。動作制御部112は、決定された行動に応じ、移動制御部130や発話生成部132に行動の指示を出力する。
移動制御部130は、動作制御部112の指示に応じ、脚部2、頭部4、腕部5の電動モータ10などに駆動信号を出力し、ロボット1を移動(動作)させる。
発話生成部132は、動作制御部112の指示に従って記憶装置100bに記憶された発話すべき文字列データから発話すべき音声信号を合成し、音声入出力装置52のスピーカ52bを駆動する。発話生成部132と音声入出力装置52のスピーカ52bとで発話装置が構成される。
次いで車特定部110cおよび商品説明部110dについて説明する。
上に述べた如く、この発明の目的は移動ロボットに関する技術を応用し、車の販売において販売担当者の負担を軽減することにあるので、車特定部110cで顧客が商品説明(あるいは試乗と商品説明)を希望する対象車124oを特定し、商品説明部110cで、外部、例えば販売店120の本社(あるいは車124の製造メーカなど)の管理コンピュータ(図示せず)に配置された、商品説明を行うのに必要なデータを少なくとも含む情報を格納する情報格納サーバ200にアクセスし、対象車124oについてデータを入手し、入手したデータに基づいて顧客に前記商品説明を実行する如く構成した。
その意図から、ECU70は無線装置126を備え、無線装置126を介して情報格納サーバ200にアクセスするように構成した。より具体的には、無線装置126はインターネット128を介して情報格納サーバ200にアクセスできるように構成される。即ち、販売店120のそれぞれと本社との間でデータのネットワークが構成される。
情報格納サーバ200には、車124のそれぞれについてその性能、仕様および操作の少なくともいずれかからなる商品説明を行うのに必要なデータを少なくとも含む情報が格納される。即ち、情報格納サーバ200には、商品説明を行うのに必要なデータとして、その性能、仕様、操作、諸元など最新のデータが詳細に格納されると共に、それら商品説明を行うのに必要なデータに加え、交通法規の改正が議論されるときはそのニュース、交通事故の防止(交通事故を防止するテクニック)、天気予報、道路の混雑状況など種々のデータが格納される。
従って、販売店120のショールームにおいて、ロボット1は、画像認識部102などの処理を通じて顧客が説明を希望している対象車124oまで移動し、顧客が運転席に座った後、その助手席に同乗し、音声認識部104などの処理から顧客の質問(質疑)を認識し、動作制御部112を介して発話生成部132を動作させ、音声入出力装置52のスピーカ52bを駆動させて音声で質問に回答する。また、ロボット1は、質疑応答の際、動作制御部112を介して移動制御部品130を動作させて電動モータ46などを介して頭部4を顧客に向けると共に、必要に応じて電動モータ30などを介して腕部5とハンド40を駆動し、ジェスチャも交えて商品説明を行う。
ここで、車特定部110cについて説明すると、車特定部110cは、ショールームに陳列された複数台の車124の中から、顧客が商品説明を希望する対象車124oを特定すると共に、駐車場122に置かれた複数台の車124の中から顧客が試乗(および商品説明)を希望する対象車124oを特定して商品説明部110dに出力し、商品説明部110dが特定された対象車124oについてのデータを入手して商品説明を行うことを可能とする。さらに、駐車場122に置かれた車124の場合、施錠されていることから、その解錠(およびその後の施錠)も行う。
車特定部110cは、顧客が商品説明あるいは(試乗と商品説明)を希望している対象車124oを特定するに際し、ショールームに陳列された車124を特定するには、上記したように画像認識部102でのCCDカメラ50が撮像して得た撮影画像の解析処理、より具体的には画像認識部102の撮影画像の解析処理と音声認識部104での顧客の音声認識処理を通じて特定すると共に、駐車場122に陳列される車124については、車124のそれぞれに配置されたICタグが発信する発信信号に基づいて特定する。
それについて説明すると、駐車場122に駐車された車(対象物)124のそれぞれには、ダッシュボード付近の適宜な位置にICタグ140が配置されると共に、図4に示す如く、ECU70はICタグ140から発信(送信)されたICタグ信号を受信するICタグ信号受信器(リーダ)142を備える。
即ち、ECU70は、ICタグ140とICタグ信号受信器(リーダ)142からなるRFID(Radio Frequency Identification)を備え、図5に示す如く、車特定部110cは、ICタグ信号受信器142を介して受信された信号により、顧客が試乗(および商品説明)を希望する対象車124oを特定する。
図7はICタグ140の構成を示すブロック図である。図示の如く、ICタグ140は、CPU140a、記憶装置140b、入出力インターフェース(I/F)140c、受信アンテナ140d、および送信アンテナ140eを備えると共に、電源140fを内蔵するアクティブ型として構成される。
図8はICタグ信号受信器142の構成を示すブロック図である。図示の如く、ICタグ信号受信器142は、CPU142a、記憶装置142b、入出力インターフェース(I/F)142c、受信アンテナ142d、および送信アンテナ142eを備える。
ICタグ140は、ICタグ信号受信器142の送信アンテナ142eから送信されたウエークアップ信号を受信アンテナ140dで受信し、入力されたウエークアップ信号に応じて発信信号(周波数信号)を送信アンテナ140eから発信する。尚、発信信号の周波数は、ICタグ140ごと、換言すればそれが配置される車124ごとに相違する。ICタグ信号受信器142は、ICタグ140から発信された発信信号を受信アンテナ142dで受信する。
図5に示す如く、ロボット1の基体3に内蔵されるキーレスエントリ装置7は、ECU70に接続される。
図9はキーレスエントリ装置7の構成を示すブロック図である。図示の如く、キーレスエントリ装置7は、CPU7a、記憶装置7b、入出力インターフェース(I/F)7cおよび送信アンテナ7dを備える。キーレスエントリ装置7は、ECU70から駆動されるとき、送信アンテナ7dから解錠信号(あるいは施錠信号)を発信する。尚、マイクロコンピュータ100、キーレスエントリ装置7およびICタグ信号受信器142などは、格納部6に格納されたバッテリから通電されて動作する。
図5に示す如く、ECU70においてマイクロコンピュータ100は、地図データベース108に加え、キーレスデータベース144を備え、その内部には、車124のそれぞれに配置されたICタグ140が発信する発信信号群と、車124のそれぞれについて設定された解錠(あるいは施錠)信号群が記憶される。
尚、解錠信号は、車124のそれぞれについて別々に設定された電磁波からなり、キーレスエントリ装置7は、ECU70によって駆動されるとき、解錠信号を送信アンテナ7dから発信し、車124のドアのロック機構(図示せず)に配置された電動モータなどのアクチュエータ1240を動作させ、ドアを解錠(アンロック)する。
尚、ドアが施錠(ロック)されているときに解錠信号が発信されると解錠(アンロック)される一方、解錠(アンロック)されているときに施錠信号が発信されると、施錠されることから、解錠信号と施錠信号は同一信号である。以下、解錠信号と施錠信号を「解錠信号」と総称する。
記憶される信号群に関して図10を参照してさらに説明すると、車124のそれぞれについて設定された解錠信号群(図に「キーn」と示す。n:1,2,3,...)は、上記したICタグ140ごとに設定されるICタグ140の発信信号群(図に「ICn」と示す)に関連づけて記憶(格納)されると共に、さらに対応する車124の名称および属性(例えば色、型式)などに関連づけて記憶(格納)される。
即ち、顧客の指示は、「あの赤のアコード」、「そこの白のシビック」などと、名称あるいはボディカラーなどの属性を用いて表現されることから、解錠信号群などはその表現に使用される可能性のある車124の名称および属性に関連づけて記憶される。尚、ボディカラーは、正確にはミラノレッドなどと呼ばれるが、顧客などは通常「赤」などと感覚的に表現するため、それに応じて示す。
次いで、図11フロー・チャートを参照して図1に示すロボット1の動作を説明する。これは具体的には、ECU70のマイクロコンピュータ100においてCPU100aが行う動作である。
以下説明すると、S10において顧客の意図を認識する。即ち、画像認識部102および音声認識部104などの処理を通じて顧客がショールームに陳列された複数の車124のいずれかについて商品説明のみを受けることを意図しているのか、あるいは駐車場に置かれた複数の車124のいずれかについて試乗(あるいは試乗と商品説明の両方)を意図しているのか認識する。
次いでS12に進み、認識した結果から顧客の意図が商品説明のみにあるのか否か判断し、肯定されるときはS14に進み、画像認識および音声認識処理を通じて対象車124oを特定する。即ち、画像認識部102および音声認識部104などの処理を通じてショールームに陳列された複数の車124に対する顧客の「その赤のアコード」などの音声(およびジェスチャ)からなる指示を認識して対象車124oを特定する。
次いでS16に進み、特定された対象車について情報格納サーバ200にアクセスし、対象車124oについて前記した商品説明を行うのに必要なデータを入手する。
次いでS18に進み、顧客が運転席に座った後、助手席に同乗し、入手したデータに基づき、顧客の質問を認識し、認識された質問に対して動作制御部130を介して発話生成部132を動作させてスピーカ52bを駆動して顧客に商品説明を行う(実行する)。尚、商品説明に際しては、必要に応じて腕部5およびハンド40などのロボット構成部位を駆動しつつ応答する。さらに、時間に余裕があるときは、商品説明に加え、交通法規の改正が議論されるときはそのニュース、交通事故の防止(交通事故を防止するテクニック)、当日の天気予報、当該道路Rを含む周辺の道路の混雑状況なども説明する。
他方、S12で否定されるとき、顧客が駐車場に置かれた複数の車124のいずれかについて試乗(あるいは試乗と商品説明の両方)を意図しているものと判断されることから、S20に進み、地図データベース108に格納された地図データに従い、行動決定部110で決定された行動に基づいて駐車場122の中を顧客と共に移動する。
次いでS22に進み、音声認識部104における音声認識を通じて顧客の指示を認識し、記憶された、駐車場122に駐車される複数の車124のそれぞれに配置されたICタグ140が発信する発信信号群の中から、認識された顧客の指示から推定(特定)される対象車124oに対応するICタグ140oの発信信号を検索すると共に、それに向けて移動する。
これは具体的には、先に説明したように、顧客の「あの赤のアコード」などの車124の属性を音声認識する、あるいは顧客の指差し動作などのジェスチャを認識して対象車124oを推定し、図9にその特性を示すキーレスデータベース144において、それに対応する発信信号(ICn)を検索することで行う。同時に、画像認識によって対象車124oの位置を認識し、それに向けて顧客を案内しながら移動する。
次いでS24に進み、車124のそれぞれ配置されたICタグ140の中から検索された発信信号に相当する発信信号を発信するICタグ140oを特定する。これは具体的には、推定された対象車124oの付近まで顧客を案内しながら移動して接近し、対象車124oの付近でそれに配置されたICタグ140oに向けてウエークアップ信号を発信し、それに応じて発信される発信信号を受信し、検索された発信信号に一致するか否か判断することで行う。
そして、特定されたICタグ140oが配置された車124を対象車124oと特定し、記憶された、車124についてそれぞれ設定された解錠(施錠)信号群の中から、特定された車に対応する解錠信号(キーn)を検索する。これは具体的には、キーレスデータベース144の、特定されたICタグ140oの発信信号(ICn)に対応する解錠信号(キーn)を検索することで行う。次いで、キーレスエントリ装置7を駆動して検索された解除信号を発信して特定された対象車124oのドアを解錠する。尚、その後、同一の信号を発信すれば、ドアを施錠できることは先に述べた通りである。
次いでS26に進み、S16の処理と同様、特定された対象車について情報格納サーバ200にアクセスし、対象車124oについて商品説明を行うのに必要なデータを入手する。
次いでS28に進み、顧客が運転席に座った後、助手席に同乗し、地図データベース108に記憶された地図に従い、GPS受信器62などの出力から自己位置推定部106で推定された自己位置に基づいて試乗コースの道順(図6に矢印で示す)を指示しつつ、S18の処理と同様に商品説明を行う(実行する)。
この実施例に係る商品説明ロボット1は、上記の如く構成したので、車の販売において販売担当者の負担を軽減することができる。さらには、車の商品説明情報に加え、交通法規の改正、交通事故の防止などについても情報も提供することも可能となり、それによって顧客のニーズに一層良く応えることができる。
また、画像処理(および音声認識処理)あるいはICタグ140などを用いて対象車124oを特定するようにしたので、対象車124oを確実に特定することができると共に、販売担当者が対象車124oを特定する作業を省略することができ、販売担当者の負担を一層軽減することができる。
また、発話生成部132およびスピーカ52bからなる発話装置、および頭部4、腕部5、ハンド40などのロボット構成部位を駆動して応答する如く構成したので、顧客の質問に十分に応えることができると共に、顧客が受ける親密感も向上させることができる。
さらに、対象車124oの試乗に同乗し、内蔵されるGPS受信器62などから自己位置を推定し、記憶された地図に従って試乗コースの道順を指示しつつ商品説明を行うように構成したので、周囲の環境において障害物などを回避しつつ移動できると共に、例えば発話装置などを介して試乗コースの道順を指示しつつ商品説明することで、商品説明に加え、試乗案内を行うことができ、販売担当者の負担を一層軽減することができる。
さらに、インターネット128を介して情報格納サーバ200にアクセスする如く構成したので、データを容易かつ大量に入手することができ、顧客の質問に十分に応えることができて商品説明を一層効果的に行うことができる。
さらに、商品説明ロボット1が2足歩行して移動する2足歩行ロボットである如く構成したので、顧客に違和感を与えることがないと共に、上記したロボット構成部位として頭部4、腕部5、ハンド40などを動作させて顧客に応答することも可能となり、顧客の質問に十分に応えることができて商品説明を一層効果的に行うことができる。
図12は、この発明の第2実施例に係る商品説明ロボット1を示す説明図である。
第2実施例においては、車124のそれぞれにナビゲーション装置300を備えると共に、ロボット1は、ナビゲーション装置300を介して自己位置を推定するようにした。
図13は、ナビゲーション装置300の構成を示すブロック図である。図示の如く、ナビゲーション装置300は、CPU300a、図6に示す、試乗に必要な走行範囲を含む、販売店120の付近の道路Rを含む、広範囲の道路地図を格納するCD−ROM300b、GPS400からの信号をアンテナ300cを介して受信する、ロボット1に内蔵されるGPS受信器62と同様のGPS受信器300d、およびモニタ300eを備える。ナビゲーション装置300とECU70とは、無線装置126を介して通信自在に接続される。
図14は、第2実施例に係るロボット1の動作を示す、図11フロー・チャートの部分フロー・チャートである。
以下説明すると、第2実施例においては、S28aにおいて、地図データベース108に記憶された地図に従い、対象車124oに搭載されるナビゲーション装置300のGPS受信器300dの出力を無線装置126を介して入力すると共に、自己位置推定部106の処理を通じて自己位置を推定し、推定された自己位置に基づいて試乗コースの道順を指示しつつ、商品説明を行う。
尚、ECU70の自己位置推定部106の処理において、車124から降りた後のロボット1の位置推定に際しては、下車したときのGPS座標を無線装置126を介して入力し、ロボット1のローカルな座標の原点とする。次いで、ロータリエンコーダおよび6軸力センサ56などの内部センサからロボット1の移動距離を算出し、原点に加算することでロボット1の現在位置を推定する。
第2実施例は上記の如く構成したので、ロボット1がGPS受信器62を搭載することなく、自己位置を精度良く推定することができる。
尚、図14フロー・チャートの残余のステップを含む、残余の構成は第1実施例と異ならず、効果も同様である。
この実施例は上記の如く、商品説明を行うべき対象車124の性能、仕様および操作の少なくともいずれかからなる商品説明を行う商品説明ロボット1であって、外部に配置された、車のそれぞれについて前記商品説明を行うのに必要なデータを少なくとも含む情報を格納する情報格納サーバ200に通信可能な通信手段(無線装置126)、前記通信手段を介して前記情報格納サーバにアクセスし、前記商品説明を行うべき対象車について前記データを入手するデータ入手手段(CPU100a,車特定部110c、商品説明部110d,S10からS16,S20からS26)、および前記入手したデータに基づいて前記顧客に前記商品説明を実行する説明実行手段(CPU100a、商品説明部110d、動作制御部130,S18,S28,S28a)、さらに、周囲の環境および試乗に必要な走行範囲を含む領域を定義する地図を記憶する地図記憶手段(地図データベース108)、および前記対象車の試乗に同乗し、前記記憶された地図に従って試乗コースの道順を指示しつつ前記商品説明を実行する試乗案内手段(CPU100a,商品説明部110d,動作制御部112,S26)を備える如く構成した。
また、前記データ入手手段は、前記車のそれぞれに配置されたICタグ140が発信する発信信号群(ICn)を記憶するICタグ発信信号記憶手段(キーレスデータベース144)、前記記憶されたICタグ発信信号群の中から前記対象車に対応する発信信号を検索するICタグ発信信号検索手段(CPU100a,車特定部110c,S22)、前記検索された発信信号に相当する発信信号を発信するICタグ140aを特定するICタグ特定手段(CPU100a,車特定部110c,S24)、および前記特定されたICタグから前記対象車を特定する車特定手段(CPU100a,車特定部110c,S26)を備え、前記特定された対象車について前記データを入手する如く構成した。
また、前記データ入手手段は、周囲の環境を撮影して撮影画像を出力するカメラ(CCDカメラ50)、前記撮影画像を解析して、より具体的には前記撮影画像を解析すると共に、顧客の音声を認識して前記対象車を特定する車特定手段(CPU100a,車特定部110c)を備え、前記特定された対象車について前記データを入手する如く構成した。
また、前記説明実行手段は、前記顧客の音声を認識する音声認識手段(CPU100a,音声認識部104)、前記顧客に対して発話する発話装置(発話生成部132、音声入出力装置52のスピーカ52b)、および前記音声認識手段を介して前記顧客の質問を認識し、前記認識された質問に対して前記発話装置およびロボット構成部位の少なくともいずれかを駆動して応答する応答手段(CPU100a,商品説明部110d,動作制御部112,S16,S26)を備える如く構成した。
さらに、内蔵されるGPS受信器62および前記対象車124に搭載されるGPS受信器300dの少なくともいずれかから自己位置を推定する自己位置推定手段(CPU100a、自己位置推定部106)を備え、前記試乗案内手段は、前記推定された自己位置に基づいて前記記憶された地図に従って前記試乗コースの道順を指示しつつ、前記商品説明を実行する如く構成した。
また、前記通信手段は、インターネット128を介して前記情報格納サーバ200にアクセスする如く構成した。
また、前記ロボット1が、2足歩行して移動する2足歩行ロボットである如く構成した。
尚、上記において、商品説明(および試乗)の対象として車124を例にとったが、この発明はそれに限られるものではなく、詳細な説明を必要とするものであれば、どのようなものであっても良い。
さらに、上記において、キーレスエントリ装置7をロボット1と別体に構成したが、ロボット1がハンド40で把持して携行するようにしても良い。
また、上記においてロボットとして2足歩行ロボットを例示したが、それに限られるものではなく、3足以上のロボットであっても良い。さらには、脚式移動ロボットに限られるものではなく、車輪式やクローラ式のロボットであっても良い。
この発明の第1実施例に係る商品説明ロボットの正面図である。 図1に示す商品説明ロボットの側面図である。 図1に示す商品説明ロボットをスケルトンで示す説明図である。 図3に示す電子制御ユニット(ECU)の構成を示すブロック図である。 図4に示す電子制御ユニット(ECU)のマイクロコンピュータの処理を構成として機能的に示すブロック図である。 図5に示す地図データベースに記憶(格納)される周囲環境の地図データを示す説明図である。 図6に示す車のそれぞれに配置されるICタグの構成を示すブロック図である。 図4および図5に示すICタグ信号受信器(リーダ)の構成を示すブロック図である。 図4および図5に示すキーレスエントリ装置の構成を示すブロック図である。 図5に示すキーレスデータベースに記憶される、車のそれぞれについて設定される解錠信号群と、同様に車のそれぞれに配置されたICタグごとに設定されるICタグの発信信号群などのデータの説明図である。 図1に示す商品説明ロボットの動作を示すフロー・チャートである。 この発明の第2実施例に係る商品説明ロボットを示す説明図である。 第2実施例で使用されるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 第2実施例に係るロボットの動作を示す、図11フロー・チャートの部分フロー・チャートである。
符号の説明
1 ロボット(脚式移動ロボット、商品説明ロボット)
7 キーレスエントリ装置
70 電子制御ユニット(ECU)
100 マイクロコンピュータ
100a CPU
102 画像認識部
104 音声認識部
108 地図データベース
110 行動決定部
110c 車特定部
110d 商品説明部
112 動作制御部
122 駐車場
124 車(対象物)
126 無線装置
128 インターネット
140 ICタグ
142 ICタグ信号受信器(リーダ)
144 キーレスデータベース(解錠信号記憶手段、ICタグ発信信号記憶手段)
200 情報格納サーバ
300 ナビゲーション装置
400 GPS

Claims (7)

  1. 商品説明を行うべき対象車の性能、仕様および操作の少なくともいずれかからなる商品説明を行う商品説明ロボットであって、
    a.外部に配置された、車のそれぞれについて前記商品説明を行うのに必要なデータを少なくとも含む情報を格納する情報格納サーバに通信可能な通信手段、
    b.前記通信手段を介して前記情報格納サーバにアクセスし、前記商品説明を行うべき対象車について前記データを入手するデータ入手手段、
    および
    c.前記入手したデータに基づいて前記顧客に前記商品説明を実行する説明実行手段、
    さらに、
    d.試乗に必要な走行範囲を含む領域を定義する地図を記憶する地図記憶手段、
    および
    e.前記対象車の試乗に同乗し、前記記憶された地図に従って試乗コースの道順を指示しつつ前記商品説明を実行する試乗案内手段、
    を備えたことを特徴とする商品説明ロボット。
  2. 前記データ入手手段は、
    .前記車のそれぞれに配置されたICタグが発信する発信信号群を記憶するICタグ発信信号記憶手段、
    .前記記憶されたICタグ発信信号群の中から前記対象車に対応する発信信号を検索するICタグ発信信号検索手段、
    .前記検索された発信信号に相当する発信信号を発信するICタグを特定するICタグ特定手段、
    および
    .前記特定されたICタグから前記対象車を特定する車特定手段、
    を備え、前記特定された対象車について前記データを入手することを特徴とする請求項1記載の商品説明ロボット。
  3. 前記データ入手手段は、
    .周囲の環境を撮影して撮影画像を出力するカメラ、
    .前記撮影画像を解析して前記対象車を特定する車特定手段、
    を備え、前記特定された対象車について前記データを入手することを特徴とする請求項1記載の商品説明ロボット。
  4. 前記説明実行手段は、
    .前記顧客の音声を認識する音声認識手段、
    .前記顧客に対して発話する発話装置、
    および
    .前記音声認識手段を介して前記顧客の質問を認識し、前記認識された質問に対して前記発話装置およびロボット構成部位の少なくともいずれかを駆動して応答する応答手段、
    を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の商品説明ロボット。
  5. さらに、
    o.内蔵されるGPS受信器および前記対象車に搭載されるGPS受信器の少なくともいずれかから自己位置を推定する自己位置推定手段、
    を備え、前記試乗案内手段は、前記推定された自己位置に基づいて前記記憶された地図に従って前記試乗コースの道順を指示しつつ、前記商品説明を実行することを特徴とする請求項記載の商品説明ロボット。
  6. 前記通信手段は、インターネットを介して前記情報格納サーバにアクセスすることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の商品説明ロボット。
  7. 前記ロボットが、2足歩行して移動する2足歩行ロボットであることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の商品説明ロボット。
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