JP4420100B2 - 身体部位検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、人間の身体部位を検出する身体部位検出装置に関する。
近年、ビデオ映像を利用して人間の身体部位を非接触で検出する技術が提案されている。具体的には、画像中における人間が撮影されている領域について、身体を模擬的に表現してなる身体モデルを画像中の人間の姿勢に合わせて重ね合わせ、その身体モデルにおける特徴点の位置(座標)を特定することにより、人間の身体部位を検出する技術である(例えば、特許文献1を参照)。
しかし、特許文献1に記載の技術では、身体モデルを映像の1コマごとに一致させる必要があるために、計算量が非常に多くなるという問題があった。そこで、身体モデルの当てはめにより初期状態(初期位置)のみを求め、その後は各身体部位の移動変位分を求め、初期位置に対して逐次的に身体部位の変位分を累積することで計算量を節約する技術が知られている(例えば、非特許文献1を参照)。
特開2003−109015号公報 山本正信, 「ユビキタスモーションキャプチャとその応用」, 学術講演会−人をなぞる視覚情報研究−(招待講演), 大阪電気通信大学 図書館小ホール, 2004.
非特許文献1に記載の技術では、初期位置に対して逐次的に身体部位の変位分を累積することにより、変位分の検出誤差も累積されるため、検出した身体部位の位置が時間とともに実際の身体位置から大きくずれてしまう。このため、初期位置を随時更新することが望ましい。しかしながら、身体モデルの当てはめによる初期位置の検出は、拘束条件がないと非常に難しいという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、身体モデルの当てはめによる初期位置の検出を容易にすることにより、身体部位の位置の検出誤差を低減することができる身体部位検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の身体部位検出装置では、画像取得手段が、操作対象、及び操作対象を操作可能な位置に存在する操作者を含む画像である操作者画像を繰り返し取得する。そして報知手段が、予め設定された報知開始条件が成立すると、操作者に対して操作対象を操作することを指示する旨の報知を行う。また第1初期位置検出手段が、報知手段が報知を行った後に、画像取得手段により取得された操作者画像に含まれる操作者の身体部位の位置である操作者身体部位位置を検出し、その後に第1累積身体部位位置検出手段が、第1初期位置検出手段により操作者身体部位位置が検出されると、検出された操作者身体部位位置を初期位置として、それ以降に画像取得手段により取得された操作者画像の操作者身体部位位置を、検出した操作者身体部位位置からの変位を求めて初期位置に累積することで検出する。
なお上記の報知開始条件としては、例えば身体部位検出装置が起動した直後であることや、報知手段に報知を行わせるための操作(例えば、報知開始用のボタンの押下)を操作者が行うこととするとよい。
このように構成された身体部位検出装置によれば、報知手段が報知することにより操作者が操作対象を操作してくれるという前提のもとで、報知手段が報知を行った後に画像取得手段により取得された操作者画像を、操作者が操作対象を操作している状態の画像とすることができる。このため第1初期位置検出手段は、操作者が操作対象を操作している状態を拘束条件として、画像取得手段により取得された操作者画像の操作者身体部位位置を検出することができる。従って、拘束条件がない場合と比較して、操作者身体部位位置を容易に検出することができるという効果を奏する。
また、請求項2に記載の身体部位検出装置では、画像取得手段が、操作対象、及び操作対象を操作可能な位置に存在する操作者を含む画像である操作者画像を繰り返し取得する。そして姿勢検出手段が、操作者が操作対象を操作している姿勢である操作姿勢であることを検出する。また第2初期位置検出手段が、姿勢検出手段が操作姿勢であると検出すると、画像取得手段により取得された操作者画像に含まれる操作者の身体部位の位置である操作者身体部位位置を検出し、その後に第2累積身体部位位置検出手段が、第2初期位置検出手段により操作者身体部位位置が検出されると、検出された操作者身体部位位置を初期位置として、それ以降に画像取得手段により取得された操作者画像の操作者身体部位位置を、前回検出した操作者身体部位位置からの変位を求めて初期位置に累積することで検出する。
このように構成された身体部位検出装置によれば、操作者が操作対象を操作していると姿勢検出手段が検出したときに画像取得手段により取得された操作者画像を、操作者が操作対象を操作している状態の画像とすることができる。このため第2初期位置検出手段は、操作者が操作対象を操作している状態を拘束条件として、画像取得手段により取得された操作者画像の操作者身体部位位置を検出することができる。従って、拘束条件がない場合と比較して、操作者身体部位位置を容易に検出することができるという効果を奏する。
ところで、請求項2に記載の身体部位検出装置では、身体部位検出装置が起動した直後に一度のみ第2初期位置検出手段が操作者身体部位位置を検出するようにしてもよいし、姿勢検出手段が操作姿勢であることを検出するごとに第2初期位置検出手段が操作者身体部位位置を検出するようにしてもよい。
ここで、姿勢検出手段が操作姿勢であることを検出するごとに第2初期位置検出手段が操作者身体部位位置を検出する場合には、操作者が操作姿勢であり続けると、第2初期位置検出手段が操作者身体部位位置を頻繁に検出することが考えられる。このように頻繁に第2初期位置検出手段が操作者身体部位位置を検出すると、身体部位検出装置の処理負荷が増大してしまう。
そこで請求項2に記載の身体部位検出装置では、請求項3に記載のように、操作者が操作姿勢であることを姿勢検出手段が検出した場合において、操作姿勢判断手段が、第2累積身体部位位置検出手段により検出された操作者身体部位位置が操作姿勢を表すものであるか否かを判断する。そして、操作姿勢判断手段が「第2累積身体部位位置検出手段により検出された操作者身体部位位置は姿勢検出手段により検出された操作姿勢を表すものでない」と判断した場合に限り、第2初期位置検出手段が操作者身体部位位置を検出するようにしてもよい。
このように構成された身体部位検出装置では、操作者が操作姿勢であることを姿勢検出手段が検出した場合において、更に、「第2累積身体部位位置検出手段により検出された操作者身体部位位置が姿勢検出手段により検出された操作姿勢を表すものでない」と操作姿勢判断手段が判断した場合に限り、第2累積身体部位位置検出手段が、操作者身体部位位置を検出する。
このため、操作者が操作姿勢であり続けても、操作者身体部位位置の累積誤差が大きくなり、「第2累積身体部位位置検出手段により検出された操作者身体部位位置が姿勢検出手段により検出された操作姿勢を表すものでない」と操作姿勢判断手段が判断するまでは、第2初期位置検出手段が操作者身体部位位置の検出を行わないので、身体部位検出装置の処理負荷の増大を抑制することができる。
また、請求項2または請求項3に記載の身体部位検出装置では、請求項4に記載のように、操作対象が操作されていることを検出する操作検出手段を備え、姿勢検出手段は、操作対象が操作されていると操作検出手段が検出した場合に、操作者が操作姿勢であると検出するようにしてもよい。
このように構成された身体部位検出装置によれば、操作対象が操作されているか否かに基づいて、操作者が操作姿勢であるか否かを判断するので、画像処理等を用いて姿勢を検出する場合よりも、姿勢検出手段の構成を簡略化することができる。
また請求項4に記載の身体部位検出装置では、請求項5に記載のように、操作検出手段は、操作対象に設置されて、操作対象への接触を検知する接触センサであるようにしてもよい。
また、車両の運転者は運転中にステアリングを頻繁に操作する。そこで、請求項5に記載の身体部位検出装置において、当該身体部位検出装置が車両に搭載されている場合には、請求項6に記載のように、接触センサは、車両のステアリングに設置されるようにするとよい。
このように構成された身体部位検出装置によれば、姿勢検出手段が操作姿勢を検出して、第2初期位置検出手段が操作者身体部位位置を検出する頻度を増加させることができる。
また、請求項4に記載の身体部位検出装置において、当該身体部位検出装置が車両に搭載されている場合には、請求項7に記載のように、操作検出手段は、車両に搭載され、車両の乗員による操作が行われることにより、その操作が行われた旨を示す信号を出力する車載機器であるようにしてもよい。
このように構成された身体部位検出装置によれば、車両の乗員が車載機器を操作する姿勢を上記の操作姿勢として、姿勢検出手段に検出させることが可能となる。
また、請求項4〜請求項7の何れかに記載の身体部位検出装置が車両に搭載されている場合には、請求項8に記載のように、当該身体部位検出装置が搭載された車両の状態を検出する車両状態検出手段を備え、姿勢検出手段は、操作対象が操作されていると操作検出手段が検出した場合に、更に、車両状態検出手段により検出された車両状態に基づいて、操作者が操作姿勢であるか否かを検出するようにしてもよい。
このように構成された身体部位検出装置によれば、姿勢検出手段は、車両状態に応じて異なる運転者の操作姿勢(例えば、車両の直進時と右左折時とでは運転者がステアリングを操作する姿勢が異なる)を区別して検出することが可能となる。
また請求項8に記載の身体部位検出装置では、請求項9に記載のように、車両状態検出手段は、車両の操舵角を検出する操舵角センサであるようにしてもよい。
このように構成された身体部位検出装置によれば、姿勢検出手段は、車両の直進時と右左折時とで異なる運転者の姿勢を区別して検出することが可能となる。
そして請求項9に記載の身体部位検出装置において、姿勢検出手段により検出される操作姿勢が、運転者がステアリングを操作して車両を直進させているときの姿勢である場合には、請求項10に記載のように、姿勢検出手段は、車両状態として、操舵角センサにより検出される操舵角が0度を含むようにして予め設定された所定操舵角範囲に含まれる場合に、操作者が操作姿勢であると検出するようにするとよい。
このように構成された身体部位検出装置によれば、車両が直進しているか否かの判定を簡便に行うことができる。
(第1実施形態)
以下に本発明の第1実施形態について図面とともに説明する。
図1は、本実施形態の身体部位検出装置1の構成、及び身体部位検出装置1が接続された車内LAN2の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、身体部位検出装置1は、車両に搭載され、車内LAN2を介してエンジンECU3,変速機ECU4,ブレーキECU5,ステアリングECU6,ナビゲーションECU7,エアコンECU8をはじめとする各種ECUや車載機器と接続されている。
このうちエンジンECU3は、少なくとも、運転者のアクセルペダルの踏込量に応じたアクセル開度を検出するアクセル開度センサ11からの検出信号に基づいて、エンジンの回転を制御するように構成されている。
また変速機ECU4は、少なくとも、運転者が操作するシフトレバー(不図示)の操作位置(P,R,ND,1st,2nd等)を検出するシフトスイッチ12からの検出信号や、アクセル開度センサ11からの検出信号や、車速を検出する車速センサ13からの検出信号に基づいて、自動変速機(不図示)の変速比を車両の運転状態に応じて変化させる制御等を実行するように構成されている。
またブレーキECU5は、少なくとも、運転者のブレーキペダル操作に応じてブレーキ油を圧送するマスタシリンダの油圧からブレーキ操作量を検出するマスタシリンダ圧センサ(不図示)や、車速センサ13からの検出信号に基づいて、ABS制御やトラクション制御等を実行するように構成されている。
またステアリングECU6は、少なくとも、ドライバのステアリング操作時における前輪の操舵角を検出する操舵角センサ14からの検出信号に基づいて、操舵輪の舵角変更時のアシスト力を発生させるパワーステアリング制御を実行するように構成されている。
またナビゲーションECU7は、GPS(Global Positioning System)アンテナ(不図示)を介して受信したGPS信号等に基づいて車両の現在位置を検出し、現在地から目的地までの経路案内等を実行する制御や、ナビゲーション装置(不図示)の表示画面の周辺に設置されて運転者により操作されるナビスイッチ15からの信号に基づいて、ナビゲーション装置による画像表示を切り換えたりする制御等を実行するように構成されている。なおナビスイッチ15は、車両の現在地を表示させる場合に操作される現在地スイッチ(不図示)や、地図表示を拡大または縮小させる場合に操作される広域/詳細スイッチ(不図示)などから構成される。
またエアコンECU8は、カーエアコン(不図示)の動作状態(動作/非動作の切り換えや、設定温度)を指示するために運転者により操作されるエアコンスイッチ16からの信号や、車両の車室内及び外部の温度を検出する車内外温度センサ(不図示)からの検出信号に基づいて、カーエアコンを動作させて車室内の空調を制御するように構成されている。なおエアコンスイッチ16は、エアコンの動作/非動作を切り換える場合に操作されるオン/オフスイッチ(不図示)や、設定温度を調整する場合に操作される温度設定スイッチ(不図示)などから構成される。
そして、これらECU3〜8等にて検出される各種車両情報(アクセル開度、シフト位置、車速、操舵角など)は、車内LAN2を介して相互に任意に送受信できるようにされている。
更に、ステアリングへの人による接触を検出するタッチセンサ17が、車内LAN2を介して、身体部位検出装置1に接続されている。このタッチセンサ17は、図2に示すように、ステアリング18における円形の把持部分STに複数(図2では、8個)内蔵されており、ステアリング18の把持部分STの円周に沿って略等間隔に配置される。
また身体部位検出装置1は、車両に搭載され、図1に示すように、運転席及びその周辺を連続して撮影するカメラ21と、カメラ21により撮影された画像のデータを一時的に記憶する画像キャプチャーボード22と、各種のガイド音声等を出力するための音声出力部23と、各種データを記憶するデータ記憶装置24と、車内LAN2を介して他の装置と各種車両情報等をやりとりする車内LAN通信部25と、上述した画像キャプチャーボード22、データ記憶装置24及び車内LAN通信部25からの入力に応じて各種処理を実行し、音声出力部23及び車内LAN通信部25を制御する制御部26とを備えている。
なおデータ記憶装置24は、例えばハードディスクなどの磁気記憶装置であり、運転者の身体部位を検出するための身体部位測定用情報を記憶する領域を備えている。この身体部位測定用情報は、図5(a)に示すように、運転者がステアリング操作をしているときの最も代表的な操作姿勢を顔矩形K1,右上腕矩形K2,右前腕矩形K3,左上腕矩形K4,左前腕矩形K5,及び胴体矩形K6の6矩形で表現した身体テンプレートTP(以下、測定用身体テンプレートTPという)と、図5(b)に示すように、測定用身体テンプレートTPの矩形K1〜K6の変形が許容される変形許容範囲(例えば、各矩形K1〜K6の領域の2倍の範囲)を示す情報とから構成される。
また制御部26は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて各種処理を実行する。
このように構成された身体部位検出装置1において、制御部26は、運転者の身体部位を検出する身体部位検出処理を実行する。
ここで、身体部位検出装置1の制御部26が実行する身体部位検出処理の手順を、図3を用いて説明する。図3は身体部位検出処理を示すフローチャートである。この身体部位検出処理は、制御部26が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この身体部位検出処理が実行されると、制御部26は、まずS10にて、カメラ21による撮影を行い、画像データ(T)を取得する。なお、画像データ(T)における「T」(以下、画像識別番号Tともいう)は、カメラ21により撮影された複数の画像のデータを識別するための番号であり、カメラ21により撮影される毎に「1」加算された値が付される。
その後S20にて、後述のS60またはS70の処理で測定された身体テンプレート(T−1)がデータ記憶装置24に記憶されているか否かを判断する。なお、身体テンプレート(T−1)における「T−1」は、S60またはS70の処理で測定された身体テンプレート(以下、測定身体テンプレートともいう)を識別するための番号であり、測定身体テンプレートの測定対象となる画像データと同様の識別番号が付される。例えば、画像データ(T)から身体テンプレートを測定した場合には、その測定身体テンプレートには画像識別番号Tが付され、測定身体テンプレート(T)と表記される。
ここで、測定身体テンプレート(T−1)がデータ記憶装置24に記憶されていない場合には(S20:NO)、S30にて、ステアリング18を両手で握るように指示する音声を音声出力部23に出力させる。その後S40にて、測定用身体テンプレートTPをデータ記憶装置24から取得し、更にS50にて、S10にて取得された画像データ(T)を廃棄して、再度カメラ21による撮影を行い、画像データ(T)を取得する。なお、S50で取得された画像データ(T)の画像識別番号Tは、S10で取得された画像データ(T)と同じ画像識別番号Tとする。
そしてS60にて、図6(a)に示すように、S50で取得した画像データ(T)の運転者上に、S40で取得した測定用身体テンプレートTPを当てはめることにより測定身体テンプレート(T)を測定する身体テンプレート測定処理(後述)を行い、S80に移行する。なお以下、S60の処理で測定された測定身体テンプレート(T)を初期位置身体テンプレートという。
またS20にて、測定身体テンプレート(T−1)がデータ記憶装置24に記憶されている場合には(S20:YES)、S70にて、例えば、上記の非特許文献1に記載の手法を用いて、S10で取得した画像データ(T)の運転者について、S60で測定した初期位置身体テンプレートを初期位置として、測定身体テンプレート(T−1)からの移動変位分を求めて初期位置から累積することにより測定身体テンプレート(T)を測定する身体テンプレート追跡処理を行い、S80に移行する。
そしてS80に移行すると、S60またはS70で測定した測定身体テンプレート(T)から、図6(b)に示すように、首の特徴点P1,右肩の特徴点P2,右肘の特徴点P3,右手首の特徴点P4,左肩の特徴点P5,左肘の特徴点P6,左手首の特徴点P7を求める。具体的には、顔矩形K1の下辺の中点を特徴点P1、右上腕矩形K2の上辺の中点を特徴点P2、右上腕矩形K2の下辺の中点を特徴点P3、右前腕矩形K3の下辺の中点を特徴点P4、左上腕矩形K4の上辺の中点を特徴点P5、左上腕矩形K4の下辺の中点を特徴点P6、左前腕矩形K5の下辺の中点を特徴点P7とする。
そしてS80の処理が終了すると、身体部位検出処理を一旦終了する。
次に、S60にて行われる身体テンプレート測定処理を、図4を用いて説明する。図4は身体テンプレート測定処理を示すフローチャートである。
この身体テンプレート測定処理が実行されると、制御部26は、まずS210にて、S40で取得した測定用身体テンプレートTPを画像データ(T)上に配置する。その後S220にて、顔矩形K1の変形許容範囲において顔位置を検出する。なお本実施形態では、顔位置の検出のために、例えば、「P. Viola and M. Jones, "Robust real-time object detection", In ICCV Workshop on Statistical and Computation Theories of Vision, Vancouver, Canada, 2001.」に記載の手法を用いている。
更にS230にて、右上腕矩形K2の変形許容範囲において画像データ(T)のエッジを検出し、エッジに右上腕矩形K2を当てはめる。次にS240にて、右前腕矩形K3の変形許容範囲において画像データ(T)のエッジを検出し、エッジに右前腕矩形K3を当てはめる。そしてS250にて、左上腕矩形K4の変形許容範囲において画像データ(T)のエッジを検出し、エッジに左上腕矩形K4を当てはめる。
その後S260にて、左前腕矩形K5の変形許容範囲において画像データ(T)のエッジを検出し、エッジに左前腕矩形K5を当てはめる。更にS270にて、胴体矩形K6を、胴体矩形K6の上辺が顔矩形K1の下辺と一致するように平行移動する。
そしてS280にて、S220〜S270の処理で各矩形K1〜K6を当てはめた結果を測定身体テンプレート(T)と確定し、この測定身体テンプレート(T)をデータ記憶装置24に記憶する。そして、身体テンプレート測定処理を終了する。
このように構成された身体部位検出装置1では、ステアリング18及びステアリング18を操作可能な位置に存在する運転者を含む画像データ(T)を繰り返し取得する(S10)。そして、身体テンプレート(T−1)がデータ記憶装置24に記憶されていない場合に(S20:NO)、ステアリング18を両手で握るように指示する音声を音声出力部23に出力させる(S30)。そして、測定用身体テンプレートTPをデータ記憶装置24から取得するとともに(S40)、再度画像データ(T)を取得する(S50)。そして、S50で取得した画像データ(T)の運転者上に、取得した測定用身体テンプレートTPを当てはめることにより初期位置身体テンプレートを測定する(S60)。その後に、測定身体テンプレート(T−1)がデータ記憶装置24に記憶されている場合には(S20:YES)、S60で測定した初期位置身体テンプレートを初期位置として、取得した画像データ(T)の運転者について、測定身体テンプレート(T−1)からの移動変位分を求めて初期位置に累積することにより測定身体テンプレート(T)を測定する(S70)。
このように構成された身体部位検出装置1によれば、S30の処理で音声指示することにより、運転者がステアリング18を両手で握るという前提のもとで、音声指示後に取得された画像データ(T)は、運転者がステアリングを両手で握っている状態の画像データとすることができる。このためS60の処理で、運転者がステアリング18を両手で握っている状態を拘束条件として、初期位置身体テンプレートを測定することができる。従って、拘束条件がない場合と比較して、初期位置身体テンプレートを容易に検出することができるという効果を奏する。
以上説明した実施形態において、S10,S50の処理は本発明における画像取得手段、S30の処理は本発明における報知手段、S60の処理は本発明における第1初期位置検出手段、S70の処理は本発明における第1累積身体部位位置検出手段、ステアリング18は本発明における操作対象、S20の判断条件は本発明における報知開始条件、測定身体テンプレート(T)は本発明における操作者身体部位位置である。
(第2実施形態)
以下に本発明の第2実施形態について図面とともに説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2実施形態における身体部位検出装置1は、身体部位検出装置1の構成と、身体部位検出処理が変更された点以外は第1実施形態と同じである。
まず、第2実施形態の身体部位検出装置1の構成が第1実施形態と異なるのは、データ記憶装置24に記憶されている身体部位測定用情報が、運転者がステアリング操作をしているときのものだけでなく、運転者がナビスイッチ15を操作しているときのもの(図10(a)を参照)と、運転者がエアコンスイッチ16を操作しているときのもの(図10(b)を参照)と、運転者がシフトレバーを操作しているときのもの(図10(c)を参照)を含んでいる点である。
次に、第2実施形態の身体部位検出処理手順を図7を用いて説明する。図7は第2実施形態の身体部位検出処理を示すフローチャートである。
図7に示すように、第2実施形態の身体部位検出処理が第1実施形態と異なるのは、S30〜S50の処理が省略されて、S22,S24及びS42の処理が追加された点である。
即ち、S20にて、測定身体テンプレート(T−1)がデータ記憶装置24に記憶されていない場合には(S20:NO)、S22にて、ステアリング18、ナビスイッチ15、エアコンスイッチ16及びシフトレバーのうちの何れを操作しているかを判断する操作判断処理(後述)を行う。その後S24にて、S22の処理でセットまたはクリアされる初期位置フラグFがセットされているか否かを判断する。
ここで、初期位置フラグFがセットされていない場合には(S24:NO)、身体部位検出処理を一旦終了する。一方、初期位置フラグFがセットされている場合には(S24:YES)、S42にて、S22の操作判断処理で操作されたと判断されたもの(ステアリング18、ナビスイッチ15、エアコンスイッチ16及びシフトレバーの何れか)に対応する身体部位測定用情報の測定用身体テンプレートTPをデータ記憶装置24から取得し、S60に移行する。
次に、S22にて行われる操作判断処理を、図8を用いて説明する。図8は操作判断処理を示すフローチャートである。
この操作判断処理が実行されると、制御部26は、まずS410にて、複数(本実施形態では8個)のタッチセンサ17のうち2個のタッチセンサ17がオンになっているか否かを判断する。即ち、運転者がステアリング18を両手で把持しているか否かを判断する。
ここで、2個のタッチセンサ17がオンになっている場合には(S410:YES)、S450に移行する。一方、2個のタッチセンサ17がオンになっていない場合には(S410:NO)、S420にて、ナビスイッチ15(例えば、現在地スイッチや広域/詳細スイッチ)がオフからオンに変化したか否かを判断する。即ち、ナビスイッチ15が操作されているか否かを判断する。
ここで、ナビスイッチ15がオフからオンに変化した場合には(S420:YES)、S450に移行する。一方、ナビスイッチ15がオフからオンに変化していない場合には(S420:NO)、S430にて、エアコンスイッチ16(例えば、オン/オフスイッチや温度設定スイッチ)がオフからオンに変化したか否かを判断する。即ち、エアコンスイッチ16が操作されているか否かを判断する。
ここで、エアコンスイッチ16がオフからオンに変化した場合には(S430:YES)、S450に移行する。一方、エアコンスイッチ16がオフからオンに変化していない場合には(S430:NO)、S440にて、シフトスイッチ12により検出される操作位置(以下、検出操作位置ともいう)が変化(例えば、N→DやD→Rなど)したか否かを判断する。即ち、シフトレバーが操作されているか否かを判断する。
ここで、検出操作位置が変化した場合には(S440:YES)、S450に移行する。一方、検出操作位置が変化していない場合には(S440:NO)、S470にて、初期位置フラグFをクリアして、操作判断処理を終了する。
そしてS450に移行すると、操舵角が予め設定され所定操舵角判定範囲内(本実施形態では例えば−19.6°〜+18.1°の範囲に相当する値)であるか否かを判断する。
ここで、操舵角が所定操舵角判定範囲外である場合には(S450:NO)、S470にて、初期位置フラグFをクリアして、操作判断処理を終了する。一方、操舵角が所定操舵角判定範囲内である場合には(S450:YES)、S460にて、初期位置フラグFをセットして、操作判断処理を終了する。
尚、本実施形態では、運転者が正面を向いて直進路を走行中の操舵角を計測することにより、上記の所定操舵角判定範囲を決定した。この計測結果を図9に示す。図9は、正面を向いて直進路を走行中の操舵角の分布を示すヒストグラムである。図9に示すように、正面を向いて直進路を走行中の操舵角は、−19.6°から+18.1°の範囲に収まっている。尚、左にハンドルを回す方向をマイナスとしている。これにより、所定操舵角判定範囲を−19.6°〜+18.1°の範囲と決定した。
このように構成された身体部位検出装置1では、ステアリング18及びステアリング18を操作可能な位置に存在する運転者を含む画像データ(T)を繰り返し取得する(S10)。そして、身体テンプレート(T−1)がデータ記憶装置24に記憶されていない場合に(S20:NO)、ステアリング18、ナビスイッチ15、エアコンスイッチ16及びシフトレバーのうちの何れかを操作したか否かを判断し(S22)、操作したと判断された場合に(S24:YES)、S10で取得した画像データ(T)の運転者上に、取得した測定用身体テンプレートTPを当てはめることにより初期位置身体テンプレートを測定する(S60)。その後に、測定身体テンプレート(T−1)がデータ記憶装置24に記憶されている場合には(S20:YES)、S60で測定した初期位置身体テンプレートを初期位置として、取得した画像データ(T)の運転者について、測定身体テンプレート(T−1)からの移動変位分を求めて初期位置に累積することにより測定身体テンプレート(T)を測定する(S70)。
このように構成された身体部位検出装置1によれば、運転者がステアリング18、ナビスイッチ15、エアコンスイッチ16及びシフトレバーのうちの何れかを操作したと判断されたときに取得された画像データ(T)を、運転者がステアリング18、ナビスイッチ15、エアコンスイッチ16及びシフトレバーのうちの何れかを操作している状態の画像とすることができる。このためS60の処理で、運転者がステアリング18、ナビスイッチ15、エアコンスイッチ16及びシフトレバーのうちの何れかを操作している状態を拘束条件として、初期位置身体テンプレートを測定することができる。従って、拘束条件がない場合と比較して、初期位置身体テンプレートを容易に検出することができるという効果を奏する。
また、タッチセンサ17、ナビスイッチ15、エアコンスイッチ16、及びシフトスイッチ12によりそれぞれ、ステアリング18、ナビスイッチ15、エアコンスイッチ16及びシフトレバーが操作されていることを検出する(S410,S420,S430,S440)。即ち、タッチセンサ17、ナビスイッチ15、エアコンスイッチ16、及びシフトスイッチ12が操作されているか否かに基づいて、ステアリング18、ナビスイッチ15、エアコンスイッチ16及びシフトレバーを操作している姿勢であるか否かを判断するので、画像処理等を用いて姿勢を検出する場合よりも、姿勢を検出する手段の構成を簡略化することができる。
また、車両の運転者は運転中にステアリング18を頻繁に操作するので、タッチセンサ17がステアリング18に設置されていることにより、S60の処理が行われる頻度を増加させることができる。
また、操舵角が所定操舵角判定範囲内(本実施形態では−19.6°〜+18.1°)にあるときに(S450:YES)、S60の処理が実行される。このため、車両の直進時と右左折時とで異なる姿勢を区別して、初期位置身体テンプレートを測定することができる。また、車両が直進しているか否かの判定を簡便に行うことができる。
以上説明した実施形態において、S10の処理は本発明における画像取得手段、S22の処理は本発明における姿勢検出手段、S60の処理は本発明における第2初期位置検出手段、S70の処理は本発明における第2累積身体部位位置検出手段、ステアリング18,ナビスイッチ15,エアコンスイッチ16及びシフトレバーは本発明における操作対象である。
また、タッチセンサ17,ナビスイッチ15,エアコンスイッチ16及びシフトスイッチ12は本発明における操作検出手段、タッチセンサ17は本発明における接触センサ、ナビスイッチ15,エアコンスイッチ16及びシフトスイッチ12は本発明における車載機器、操舵角センサ14は本発明における車両状態検出手段である。
(第3実施形態)
以下に本発明の第3実施形態について図面とともに説明する。尚、第3実施形態では、第2実施形態と異なる部分のみを説明する。
第3実施形態における身体部位検出装置1は、身体部位検出処理が変更された点以外は第2実施形態と同じである。
ここで、第3実施形態の身体部位検出処理手順を図11を用いて説明する。図11は第3実施形態の身体部位検出処理を示すフローチャートである。
図11に示すように、第3実施形態の身体部位検出処理が第2実施形態と異なるのは、S72,S74及びS76の処理が追加された点である。
即ち、S70の処理が終了すると、S72にて、第2実施形態のS22と同様の操作判断処理を行う。その後S74にて、S72の処理でセットまたはクリアされる初期位置フラグFがセットされているか否かを判断する。
ここで、初期位置フラグFがセットされていない場合には(S74:NO)、S80に移行する。一方、初期位置フラグFがセットされている場合には(S74:YES)、S76にて、取得した測定用身体テンプレートTPを当てはめることにより初期位置身体テンプレートを再度測定する身体テンプレート再測定処理(後述)を行い、S80に移行する。
次に、S76にて行われる身体テンプレート再測定処理を、図12を用いて説明する。図12は身体テンプレート再測定処理を示すフローチャートである。
この身体テンプレート再測定処理が実行されると、制御部26は、まずS610にて、S70での追跡結果の6つの身体部位、即ち、顔、右上腕、右前腕、左上腕、左前腕、及び胴体がそれぞれ、顔矩形K1,右上腕矩形K2,右前腕矩形K3,左上腕矩形K4,左前腕矩形K5,及び胴体矩形K6の変形許容範囲内に存在しているか否かを判断する。
ここで、6つの身体部位の全てが各変形許容範囲内に存在している場合には(S610:YES)、S710にて、S70での追跡結果を測定身体テンプレート(T)と確定し、この測定身体テンプレート(T)をデータ記憶装置24に記憶する。そして、身体テンプレート再測定処理を終了する。
一方、6つの身体部位の何れか1つでも各変形許容範囲内に存在していない場合には(S610:NO)、S620にて、S72の操作判断処理で操作されたと判断されたもの(ステアリング18、ナビスイッチ15、エアコンスイッチ16及びシフトレバーの何れか)に対応する身体部位測定用情報の測定用身体テンプレートTPをデータ記憶装置24から取得する。その後S630にて、S620で取得した測定用身体テンプレートTPを画像データ(T)上に配置する。
そしてS640にて、顔矩形K1の変形許容範囲において顔位置を検出する。更にS650にて、右上腕矩形K2の変形許容範囲において画像データ(T)のエッジを検出し、エッジに右上腕矩形K2を当てはめる。次にS660にて、右前腕矩形K3の変形許容範囲において画像データ(T)のエッジを検出し、エッジに右前腕矩形K3を当てはめる。そしてS670にて、左上腕矩形K4の変形許容範囲において画像データ(T)のエッジを検出し、エッジに左上腕矩形K4を当てはめる。
その後S680にて、左前腕矩形K5の変形許容範囲において画像データ(T)のエッジを検出し、エッジに左前腕矩形K5を当てはめる。更にS690にて、胴体矩形K6を、胴体矩形K6の上辺が顔矩形K1の下辺と一致するように平行移動する。
そしてS700にて、S630〜S690の処理で各矩形K1〜K6を当てはめた結果を測定身体テンプレート(T)と確定し、この測定身体テンプレート(T)をデータ記憶装置24に記憶する。そして、身体テンプレート再測定処理を終了する。
このように構成された身体部位検出装置1では、ステアリング18、ナビスイッチ15、エアコンスイッチ16及びシフトレバーのうちの何れかを操作したか否かを判断し(S72)、操作したと判断された場合で(S74:YES)、S70での追跡結果の6つの身体部位、即ち、顔、右上腕、右前腕、左上腕、左前腕、及び胴体の何れか1つでも各変形許容範囲内に存在していないときに(S610:NO)、初期位置身体テンプレートを再度測定する(S620〜S700)。
このため、運転者が例えばステアリング18を操作し続けても、測定身体テンプレート(T)の累積誤差が大きくなり、6つの身体部位、即ち、顔、右上腕、右前腕、左上腕、左前腕、及び胴体の何れか1つでも各変形許容範囲内に存在していないと判断されるまでは、初期位置身体テンプレートの再測定が行われないので、身体部位検出装置1の処理負荷の増大を抑制することができる。
以上説明した実施形態において、S610の処理は本発明における操作姿勢判断手段である。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば上記実施形態においては、S410〜S440の処理で「YES」と判断された場合に、S450の処理を行うものを示したが、S450の処理を行うことなくS460に移行するようにしてもよい。
また上記実施形態においては、身体部位検出装置1が起動した直後に、ステアリング18を両手で握るように指示する音声を音声出力部23に出力させるものを示したが、これに限られるものではなく、例えば、指示音声を出力させるための操作(例えば、指示音声出力開始用ボタンの押下)が行われることを、指示音声出力開始の条件としてもよい。
身体部位検出装置1の構成、及び身体部位検出装置1が接続された車内LAN2の概略構成を示すブロック図である。 タッチセンサ17の配置を説明するためのステアリング18の正面図である。 第1実施形態の身体部位検出処理を示すフローチャートである。 身体テンプレート測定処理を示すフローチャートである。 測定用身体テンプレートTP及び変形許容範囲を説明する図である。 測定用身体テンプレートTPの当てはめ、及び特徴点P1〜P7の決定方法を説明する図である。 第2実施形態の身体部位検出処理を示すフローチャートである。 操作判断処理を示すフローチャートである。 所定操舵角判定範囲を設定するための操舵角分布図である。 運転者がナビスイッチ15,エアコンスイッチ16及びがシフトレバーを操作しているとき姿勢を示す図である。 第3実施形態の身体部位検出処理を示すフローチャートである。 身体テンプレート再測定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…身体部位検出装置、2…車内LAN、3…エンジンECU、4…変速機ECU、5…ブレーキECU、6…ステアリングECU、7…ナビゲーションECU、8…エアコンECU、11…アクセル開度センサ、12…シフトスイッチ、13…車速センサ、14…操舵角センサ、15…ナビスイッチ、16…エアコンスイッチ、17…タッチセンサ、18…ステアリング、21…カメラ、22…画像キャプチャーボード、23…音声出力部、24…データ記憶装置、25…車内LAN通信部、26…制御部、TP…測定用身体テンプレート

Claims (10)

  1. 操作対象、及び該操作対象を操作可能な位置に存在する操作者を含む画像である操作者画像を繰り返し取得する画像取得手段と、
    予め設定された報知開始条件が成立すると、前記操作者に対して前記操作対象を操作することを指示する旨の報知を行う報知手段と、
    前記報知手段が報知を行った後に、前記画像取得手段により取得された前記操作者画像に含まれる操作者の身体部位の位置である操作者身体部位位置を検出する第1初期位置検出手段と、
    前記第1初期位置検出手段により前記操作者身体部位位置が検出されると、該検出された前記操作者身体部位位置を初期位置として、それ以降に前記画像取得手段により取得された前記操作者画像の前記操作者身体部位位置を、前回検出した前記操作者身体部位位置からの変位を求めて前記初期位置に累積することで検出する第1累積身体部位位置検出手段と
    を備えることを特徴とする身体部位検出装置。
  2. 操作対象、及び該操作対象を操作可能な位置に存在する操作者を含む画像である操作者画像を繰り返し取得する画像取得手段と、
    前記操作者が前記操作対象を操作している姿勢である操作姿勢であることを検出する姿勢検出手段と、
    前記姿勢検出手段が前記操作姿勢であると検出すると、前記画像取得手段により取得された前記操作者画像に含まれる操作者の身体部位の位置である操作者身体部位位置を検出する第2初期位置検出手段と、
    前記第2初期位置検出手段により前記操作者身体部位位置が検出されると、該検出された前記操作者身体部位位置を初期位置として、それ以降に前記画像取得手段により取得された前記操作者画像の前記操作者身体部位位置を、前回検出した前記操作者身体部位位置からの変位を求めて前記初期位置に累積することで検出する第2累積身体部位位置検出手段と
    を備えることを特徴とする身体部位検出装置。
  3. 前記操作者が前記操作姿勢であることを前記姿勢検出手段が検出した場合に、前記第2累積身体部位位置検出手段により検出された前記操作者身体部位位置が前記操作姿勢を表すものであるか否かを判断する操作姿勢判断手段を備え、
    前記第2初期位置検出手段は、
    更に、前記操作姿勢判断手段が、前記第2累積身体部位位置検出手段により検出された前記操作者身体部位位置は前記姿勢検出手段が検出した前記操作姿勢を表すものでないと判断した場合に、前記操作者身体部位位置を検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の身体部位検出装置。
  4. 前記操作対象が操作されていることを検出する操作検出手段を備え、
    前記姿勢検出手段は、
    前記操作対象が操作されていると前記操作検出手段が検出した場合に、前記操作者が前記操作姿勢であると検出する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の身体部位検出装置。
  5. 前記操作検出手段は、
    前記操作対象に設置されて、該操作対象への接触を検知する接触センサである
    ことを特徴とする請求項4に記載の身体部位検出装置。
  6. 当該身体部位検出装置は車両に搭載され、
    前記接触センサは、車両のステアリングに設置される
    ことを特徴とする請求項5に記載の身体部位検出装置。
  7. 当該身体部位検出装置は車両に搭載され、
    前記操作検出手段は、
    車両に搭載され、該車両の乗員による操作が行われることにより、その操作が行われた旨を示す信号を出力する車載機器である
    ことを特徴とする請求項4に記載の身体部位検出装置。
  8. 当該身体部位検出装置は車両に搭載され、
    当該身体部位検出装置が搭載された車両の状態を検出する車両状態検出手段を備え、
    前記姿勢検出手段は、
    前記操作対象が操作されていると前記操作検出手段が検出した場合に、更に、前記車両状態検出手段により検出された車両状態に基づいて、前記操作者が前記操作姿勢であるか否かを検出する
    ことを特徴とする請求項4〜請求項7の何れかに記載の身体部位検出装置。
  9. 前記車両状態検出手段は、
    前記車両の操舵角を検出する操舵角センサである
    ことを特徴とする請求項8に記載の身体部位検出装置。
  10. 前記操作姿勢は、運転者がステアリングを操作して前記車両を直進させているときの姿勢であり、
    前記姿勢検出手段は、
    前記車両状態として、前記操舵角センサにより検出される操舵角が0度を含むようにして予め設定された所定操舵角範囲に含まれる場合に、前記操作者が前記操作姿勢であると検出する
    ことを特徴とする請求項9に記載の身体部位検出装置。
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