JP4457922B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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ウインドウを駆動して開閉する駆動手段(41、400a〜403a)を備える車両に適用されて、車室内の空調状態を調整する室内空調ユニット(100)と、
前記室内空調ユニットを制御する制御手段(25)と、を備える車両用空調装置であって、
外気を利用して車両走行に対する経済性を向上させるナチュラルモードを乗員の操作により設定するためのナチュラルモードスイッチ(32a)と、
車両外部の環境条件を検出する外部環境検出手段(28)とを備えており、
前記ナチュラルモードスイッチ(32a)がオフしている場合には、前記制御手段は、前記室内空調ユニットを作動させて、かつ、当該車両のウインドウを前記駆動手段により閉じる制御を実施し、
前記ナチュラルモードスイッチ(32a)がオンしており、かつ前記車両外部の環境条件が一定条件を満たしている場合には、前記制御手段は、前記室内空調ユニットの作動を停止し、かつ、前記ウインドウを前記駆動手段により開放させる制御を前記ナチュラルモードとして実施することを特徴とする。
前記検出される排気ガス成分の濃度が一定濃度以上であるときには、前記制御手段は、前記ウインドウを閉鎖させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする。
降雨量を検出する降雨量検出手段(35)を備えており、
前記検出される降雨量が一定量以上であるときには、前記制御手段は、前記ウインドウを閉鎖させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする。
前記障害物検出手段により前記ウインドウの付近にて障害物が検出された場合には、前記制御手段は、前記ウインドウの閉鎖を停止させるように前記駆動手段を制御すること特徴とする。
車両外部の環境条件が一定条件を満たしていると前記判定手段が判定した場合には、前記制御手段は、前記記憶される開度情報に応じて前記ウインドウを乗員の好みの開度に設定するように前記駆動手段を制御することを特徴とする。
図1は、本発明に係る車両用空調装置の全体構成の概要図であり、車両用空調装置の室内空調ユニット100は、大別して送風ユニット1と、空調ユニット2とにより構成される。
すなわ、操作パネル32の操作スイッチ群から出力される操作信号およびセンサ26〜30から出力されるセンサ信号を取得し、この取得される操作信号およびセンサ信号を数式1に代入して目標吹出温度TAOを演算する。目標吹出温度TAOは車室内を温度設定スイッチ32の設定温度Tset(すなわち、希望温度)に維持するために必要な吹出温度である。
−Kam×Tam−Ks×Ts+C ……(数式1)
但し、Tsは日射量、Tamは外気温、Trは内気温度(室温)であり、Kset、Kr、Kam、Ksは制御ゲインであり、Cは補正用定数である。
その後、上述の如く決定された制御状態(目標送風量、内外気モード、吹出モード)が得られるように、各種アクチュエータ(8、10、15、24等)に制御信号が出力する。このことにより、車室内が自動的に空調制御されることになる。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
外気温などの車両外部の環境条件を検出するセンサ28を備えており、
エアコン用電子制御装置25は、センサ28により検出される車両外部の環境条件が一定条件を満たしていると判定した場合には、室内空調ユニット100の作動を停止し、かつ、当該車両のサイドウインドウ400b〜403bを開放させるように電動モータ400a〜403aを制御することを特徴とする。
ところで、降雨、排気ガス成分などの要因で、サイドウインドウ400b〜403bを閉じる際に、それらサイドウインドウ400b〜403bの付近に乗員、物などの障害物が位置すると、サイドウインドウ400b〜403bの閉鎖動作に伴いその障害物を挟み込む可能性がある。
上述の第1実施形態では、外気温、日射量、降雨量、排気ガス成分の濃度などを用いてサイドウインドウ400b〜403bを開放するか否か(すなわち、ナチュラルモードを実施するか否か)を判定するようにしたが、これに加えて、外気に含まれる臭気を考慮してサイドウインドウ400b〜403bを開放するか否かを判定するようにしてもよい。
100…室内空調ユニット。
Claims (8)
- ウインドウを駆動して開閉する駆動手段(41、400a〜403a)を備える車両に適用されて、車室内の空調状態を調整する室内空調ユニット(100)と、
前記室内空調ユニットを制御する制御手段(25)と、を備える車両用空調装置であって、
外気を利用して車両走行に対する経済性を向上させるナチュラルモードを乗員の操作により設定するためのナチュラルモードスイッチ(32a)と、
車両外部の環境条件を検出する外部環境検出手段(28)とを備えており、
前記ナチュラルモードスイッチ(32a)がオフしている場合には、前記制御手段は、前記室内空調ユニットを作動させて、かつ、当該車両のウインドウを前記駆動手段により閉じる制御を実施し、
前記ナチュラルモードスイッチ(32a)がオンしており、かつ前記車両外部の環境条件が一定条件を満たしている場合には、前記制御手段は、前記室内空調ユニットの作動を停止し、かつ、前記ウインドウを前記駆動手段により開放させる制御を前記ナチュラルモードとして実施することを特徴とする車両用空調装置。 - 前記外部環境検出手段は、外気温度を検出する外気温度検出手段(28)を有していることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
- 前記制御手段は、臭気発生源の位置情報を含む道路地図情報と、当該車両の現在地情報とに基づいて、前記臭気発生源からの臭気が車室内に侵入する恐れがあると判定した場合には、前記ウインドウを閉鎖させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
- 車両外部の空気に含まれる排気ガス成分を検出するガス検出手段(33)を備えており、
前記検出される排気ガス成分の濃度が一定濃度以上であるときには、前記制御手段は、前記ウインドウを閉鎖させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。 - 降雨量を検出する降雨量検出手段(35)を備えており、
前記検出される降雨量が一定量以上であるときには、前記制御手段は、前記ウインドウを閉鎖させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。 - 前記ウインドウの付近に障害物を検出するための障害物検出手段(34)を備えており、
前記障害物検出手段により前記ウインドウの付近にて障害物が検出された場合には、前記制御手段は、前記ウインドウの閉鎖を停止させるように前記駆動手段を制御すること特徴とする請求項3ないし5のいずれか1つに記載の車両用空調装置。 - 前記ウインドウにおける乗員の好みの開度を示す開度情報を記憶する記憶手段(25b)を備えており、
前記車両外部の環境条件が一定条件を満たしていると前記判定手段が判定した場合には、前記制御手段は、前記記憶される開度情報に応じて前記ウインドウを乗員の好みの開度に設定するように前記駆動手段を制御することを特徴とすることを請求項3ないし6のいずれか1つに記載の車両用空調装置。 - 前記制御手段が前記室内空調ユニットの作動を停止し、かつ、前記ウインドウを開放させるように前記駆動手段を制御した後に、乗員が前記ウインドウを操作してウインドウの開度を調整した場合において、
前記制御手段は、前記調整後のウインドウの開度を前記乗員の好みの開度として前記記憶手段に記憶するようになっていることを特徴とする請求項7に記載の車両用空調装置。
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