JP4457875B2 - 電気素子内蔵コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、電気素子内蔵コネクタに関する。
従来、電気素子を内蔵したコネクタの一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、合成樹脂製のハウジング内に電線の端末に接続された端子金具が収容されるとともに、この端子金具に対して接続されたコンデンサが収容された構成とされる。
実開平6−45280号公報
上記したコネクタでは、コンデンサを合成樹脂製のハウジングにより覆う構造であるため、外部ノイズが多く発生するような場所で使用した場合、外部ノイズの影響を受けて性能が悪化することが懸念される。また上記したコネクタの強度を高めるよう要請があった場合には、ハウジングを厚く成形することが考えられるものの、その分コネクタが大型化するという事態を招くこととなっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、外部ノイズの影響を受け難くするとともに、強度向上と大型化防止との両立を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、電線の端末に接続された電気素子を内蔵したコネクタであって、前記電線の端末と前記電気素子とを接続する接続端子と、前記電気素子の周りを取り囲む金属製のケースと、前記電気素子を収容する合成樹脂製のハウジングと、このハウジングが取り付けられる金属製の取付部材とを備え、前記電気素子は、素子本体と、前記素子本体から突出するケース側端子及び前記接続端子に接続される電線側端子とから構成され、前記ハウジングにおける上面には、前記電線の端末部分が収容される電線収容凹部と、前記電線収容凹部に隣り合うとともに前記電気素子が収容される素子収容凹部と、前記電線収容凹部及び前記素子収容凹部に連通するとともに前記接続端子が収容される接続端子収容凹部とが設けられ、前記取付部材は、前記ハウジングの下面に沿う本体部と、前記本体部のうち前記電線収容凹部側とは反対側の端部に配されるとともに前記ケース側端子に接続される素子側接続片と、前記本体部のうち前記素子側接続片よりも前記電線収容凹部側に配されるとともに前記ケースに接続され且つ弾性変形可能なケース側接続片とを備え、前記ケースは、少なくとも一面が開口し、その開口部を通して前記電気素子、前記接続端子及び前記ハウジングと共に前記取付部材が挿入可能とされる略箱型に形成されるとともにアース接続され、且つ挿入に伴って前記ケース側接続片が前記ハウジングの下面と前記ケースとの間で弾性変形されるとともに前記ケースに弾性接触されることで、前記電気素子が前記取付部材を介して電気的に接続可能とされている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ハウジングのうち前記電線収容凹部側とは反対側の端部には、前記電気素子における前記ケース側端子及び前記取付部材における前記素子側接続片が進入可能な切り欠きが形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記取付部材には、前記ケースの開口部を塞ぐことが可能な外覆部が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
電気素子の周りを金属製のケースにより取り囲むようにしたから、電気素子が外部ノイズの影響を受け難くすることができる。しかも、ケースは、金属製なので薄く成形しても十分な強度を保つことができ、もって強度向上と大型化防止との両立を図ることができる。
電気素子、接続端子、ハウジング及び取付部材を一括してケース内に挿入して組み付けることができ、且つそれに伴って取付部材を介して電気素子を、アース接続したケースに対して電気的に接続できるから、作業性が良好なものとなる。
<請求項2の発明>
切り欠きには、電気素子におけるケース側端子及び取付部材における素子側接続片が進入可能とされる。
<請求項3の発明>
外覆部によりケースの開口部を塞ぐようにしたから、電気素子が外部ノイズの影響をさらに受け難くすることができる。
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図6によって説明する。この実施形態では、電気素子としてコンデンサ11を内蔵したコネクタ10について例示する。このコネクタ10は、回路のノイズを除去するために使用されるものである。なお、以下では上下方向については図1や図4を基準とし、前後方向については図3や図4の左側を前方、右側を後方として説明する。
コネクタ10は、大まかには、図1に示すように、所定の回路を構成する電線Wの端末に接続されるコンデンサ11と、コンデンサ11と電線Wとを接続するための接続端子12と、コンデンサ11などを収容可能な合成樹脂製のハウジング13と、ハウジング13を取付可能な金属製の取付部材14と、取付部材14を挿入可能な金属製のケース15とから構成されている。
コンデンサ11は、電極などを内蔵した素子本体16と、素子本体16の後面側から突出する一対の端子17,18とから構成される。素子本体16は、横長で断面形状が長円形状に形成されている(図4)。両端子17,18は、素子本体16から後方へ真っ直ぐに突出する形態とされるとともに、それぞれ素子本体16における両側端位置近傍に配されている。両端子17,18のうち、図1に示す左側は、接続端子12を介して電線Wと接続される電線側端子17とされ、同図右側は、取付部材14を介してケース15と接続されるケース側端子18とされている。
接続端子12は、略L字型の金属板により構成されている。接続端子12のうち、前方へ突出する部分が電線Wの端部に露出した芯線Waと接続可能な電線側接続部19とされる。一方、接続端子12のうち、側方(図1では右側)へ突出する部分がコンデンサ11における電線側端子17と接続可能な素子側接続部20とされる。
ハウジング13は、全体が平面視略矩形をなすブロック状に形成されており、その上面側には、電線Wの端末部分が収容される電線収容凹部21と、電線収容凹部21とは隔壁22を介して隣り合うとともにコンデンサ11が収容される素子収容凹部23と、両収容凹部21,23に連通するとともに接続端子12が収容される接続端子収容凹部24とが設けられている。ハウジング13における両外側面の下端部には、取付部材14の突片30が嵌合可能な溝部25が前方及び下方へ開口してそれぞれ設けられている。
電線収容凹部21は、電線Wを外部に引き出せるよう前方へ開口する形状とされるとともに、その開口部分(前端部)において互いに対向する両内側面には、収容した電線Wを上方から押さえ付けて抜け止め状態に保持可能な電線保持突部26がそれぞれ設けられている。電線収容凹部21の両内側面のうち、電線保持突部26よりも後方位置には、電線Wに対して側方から圧接可能な圧接突部27がそれぞれ設けられている。両圧接突部27は、互いに前後にずれた配置(互い違いの配置)とされている。
素子収容凹部23のうち、コンデンサ11における電線側端子17に対応する部分は、接続端子収容凹部24により電線収容凹部21と連通されている。一方、素子収容凹部23のうち、コンデンサ11におけるケース側端子18と対応する部分(ハウジング13における後端右端の角部)には、取付状態でケース側端子18を外部(上方、下方、右側方、及び後方)へ露出させる切り欠き28が形成されている(図2)。そして、この切り欠き28には、次述する取付部材14の素子側接続片32が進入可能とされる。また素子収容凹部23の底面は、コンデンサ11の素子本体16の下面側の形状に沿って形成されている(図4)。また接続端子収容凹部24の底面は、接続端子12に沿って真っ直ぐな平面とされる。
取付部材14は、ケース15の素材よりは厚みが薄い金属板を所定形状に打ち抜いたものに曲げ加工を施すことで、図1に示す形状に成形されている。取付部材14は、ハウジング13の下面に沿って平らな本体部29と、本体部29の両側縁から上方へ突出する一対の突片30と、本体部29の前縁から上方へ突出するとともにハウジング13における前面を覆うようにして宛われる外覆片31とを備えている。このうち両突片30は、ハウジング13の両溝部25に対して嵌合可能とされることで、取付部材14に対してハウジング13を幅方向について位置決め可能とされる。
本体部29は、ハウジング13の下面の全域を覆うことが可能な大きさとされる。本体部29の後縁のうち、ハウジング13の切り欠き28に対応した部分(図1に示す右側端部)には、コンデンサ11のケース側端子18と接続可能な素子側接続片32が設けられている。素子側接続片32は、上方、つまりケース側端子18へ向けて突出した後、後方へ突出する側方視略L字型をなしており、このうち後方へ突出する平板部分上にケース側端子18が接続されるようになっている。
一方、本体部29の後縁のうち、素子側接続片32に対し所定の間隔を空けて左側に隣り合う位置(本体部29における幅方向中央位置よりは素子側接続片32寄りの位置)には、後述するケース15に対して接続可能なケース側接続片33が設けられている。ケース側接続片33は、図4に示すように、本体部29から後方へ延出する片持ち状に形成されるとともに、側方から見て略波形(山形部分と谷形部分とが交互に連続する形状)に形成されている。詳しくは、ケース側接続片33は、根元側の山形部分と先端側の半山形部分とを谷形部分にて繋いだ構成とされており、このうち根元側の山形部分の頂点が第1突出部33a、先端側の半山形部分の頂点が第2突出部33b、谷形部分の底部が第3突出部33cとされている。
これに対しハウジング13の下面には、ケース側接続片33を収容可能な接続片収容凹部34が設けられている。接続片収容凹部34は、下方及び後方へ開口する形態とされており、その周面のうちケース側接続片33と上下に対向する壁面には、第1及び第2突出部33a,33bが当接可能とされる。この当接状態では、第3突出部33cが取付部材14の下面よりも下方へ突出するようになっており、この状態から第3突出部33cが上方へ押圧されるのに伴ってケース側接続片33が弾性変形可能とされる。
外覆片31は、取付部材14に対してハウジング13を取り付けたとき、上端面がハウジング13の上面とほぼ面一になるような突出高さに設定されており、これによりハウジング13の前面のほぼ全域を覆うことが可能とされている。この外覆片31は、次述するケース15の開口部39にちょうど嵌合可能な大きさともなっていて開口部39を塞ぐことが可能とされる。また外覆片31のうち、ハウジング13の電線収容凹部21に対応する部分には、電線Wを逃がすための電線逃がし部35が上方へ開口する形態で切り欠き形成されている。
ケース15は、例えば鉄製のSPCCを素材とし、取付部材14よりも板厚が厚い金属板を所定形状に打ち抜いたものに曲げ加工を施すことで、図1に示す形状に成形されている。ケース15は、前面側が開口した矩形の略箱型をなすケース本体36と、ケース本体36から後方へ突出するとともに図示しないアース回路に接続されたアース接続部37とから構成されている。このうちアース接続部37は、突出端側が丸められた平面視略三角形状に形成されており、その先端寄りの位置には、孔部38が板厚方向に貫通形成されている。
ケース本体36は、天板36aと、天板36aの両側縁から下方へ突出する一対の側板36bと、両側板36bの下縁から内向き突出するとともに互いに突き合わされる一対の底板36cと、天板36aの後縁から下方へ突出する後板36dとから構成されており、上記したアース接続部37は、後板36dの下縁に連結されている。このうち天板36a、両側板36b及び両底板36cの前縁によってケース本体36の内部空間を前方へ開放する開口部39が形成されており、この開口部39を通して前方から、コンデンサ11などを収容したハウジング13を取付部材14に取り付けてなるアッセンブリAが挿入可能とされる。また後板36dは、底板36cよりも少し低い位置に達する長さに設定されている。
アッセンブリAがケース本体36内に収容された状態では、ハウジング13(コンデンサ11)は、ケース本体36の各板36a,36b,36c,36dによって上方、下方、両側方及び後方から覆われるとともに、前方からは取付部材14の外覆片31によって覆われることで、ほぼ全周にわたってケース15及び取付部材14を構成する金属板によって取り囲まれるようになっている(図5)。この状態では、取付部材14におけるケース側接続片33の第3突出部33cに対してケース本体36のうち右側の底板36cの内壁面が当接されるとともに、ケース側接続片33が弾性変形されるようになっている。
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその組み付け作業について説明する。まず、図1に示す状態からハウジング13を取付部材14に対して上方から取り付ける。このとき、両突片30が両溝部25に嵌合することで、取付部材14に対してハウジング13が幅方向について位置決めされるとともに、ハウジング13の前面に外覆片31が宛われて前面が覆われる。
それから、図2及び図3に示すように、接続端子12をハウジング13の接続端子収容凹部24内に上方から収容した後、電線Wの端末部分を電線収容凹部21内に、コンデンサ11を素子収容凹部23内にそれぞれ上方から収容する。この状態で、接続端子12の電線側接続部19に対して電線Wの芯線Waを、素子側接続部20に対してコンデンサ11の電線側端子17を、取付部材14の素子側接続片32に対してコンデンサ11のケース側端子18を、それぞれ抵抗溶接により固着して互いを電気的に接続する。
この収容状態では、ケース側接続片33は、図4に示すように、ハウジング13の接続片収容凹部34内に収容される。このとき、第1及び第2突出部33a,33bが接続片収容凹部34の壁面に当接されるとともに、第3突出部33cが取付部材14の下面から下方へ突出して配される。また収容状態では、電線Wは、両電線保持突部26が上方から係合されることで抜け止めが図られるとともに、両圧接突部27が両側方から圧接されることで、引っ張り力が接続端子12との接続部位へ伝達するのが緩和されるようになっている。
なお上記した作業に関しては、作業手順を適宜変更することができ、例えば先に各部品11,12,Wをハウジング13の各収容凹部21,23,24内に収容してから、ハウジング13を取付部材14に対して取り付けるようにしてもよい。また例えば接続端子12に対して電線Wの芯線Wa及びコンデンサ11の電線側端子17を抵抗溶接した後に、これらをハウジング13の各収容凹部内に収容してから、ハウジング13を取り付けた取付部材14に対してコンデンサ11のケース側端子18を抵抗溶接するようにしてもよい。
続いて、上記のようにして電線W、接続端子12、コンデンサ11、ハウジング13及び取付部材14を一体的に組み付けてなるアッセンブリAをケース15内に一括して収容する作業を行う。ケース本体36の開口部39にアッセンブリAを前方から挿入すると、ケース側接続片33は、第3突出部33cと第2突出部33bとの間の部分の下面が底板36cに当接された後、弾性変形するとともに底板36cとの摺接部位が第3突出部33c側へ移動する。
そして、アッセンブリAがケース本体36内に正規深さまで挿入されると、図5に示すように、アッセンブリA全体(電線Wの引き出し部分は除く)がケース本体36内にすっぽりと収容されるとともに、取付部材14の外覆片31がケース本体36の開口部39に嵌合して開口部39のほぼ全域が塞がれる。この取付状態では、外覆片31の周縁と開口部39の周縁との間に殆どクリアランスが無く、また外覆片31の外面とケース本体36の前縁とが互いにほぼ面一状となっている。このとき、ケース側接続片33は、図6に示すように、接続片収容凹部34の壁面に当接した第1及び第2突出部33a,33bに対して、取付部材14の底板36cにより押圧されて第3突出部33cが上方へ相対変位することで、第1及び第2突出部33a,33bを支点として弾性変形されている。つまり、ケース側接続片33は、取付部材14に対して弾性接触されている。これにより、コンデンサ11が取付部材14を介してアース接続されたケース15に対して電気的に接続される。
この取付状態では、コンデンサ11及びハウジング13(接続端子12や電線Wの端末部分を含む)は、その周りが共に金属製のケース本体36の各板と取付部材14の外覆片31とによりほぼ全域にわたって取り囲まれている。従って、このコネクタ10を外部ノイズが多く発生するような場所で使用した場合でも、コンデンサ11を十分にシールドすることができ、もって外部ノイズの影響によりコンデンサ11に不具合が生じるなどの事態を防ぐことができる。
以上説明したように本実施形態によれば、電線Wの端末に接続したコンデンサ11の周りを金属製のケース15により取り囲むようにしたから、コンデンサ11が外部ノイズの影響を受け難くすることができる。しかも、ケース15は、金属製なので薄く成形しても十分な強度を保つことができ、もって強度向上と大型化防止との両立を図ることができる。
その上、前面側が開口したケース本体36内にコンデンサ11及びハウジング13と共に取付部材14を一括して挿入するようにし、且つ挿入に伴ってコンデンサ11が取付部材14を介してアース接続したケース15に対して電気的に接続されるようになっているから、作業性が良好なものとなる。
さらには、金属製の取付部材14にケース15の開口部39を塞ぐことが可能な外覆片31を設けるようにしたから、ケース15及び取付部材14によってコンデンサ11の周りを殆ど漏れ無く取り囲むことができ、コンデンサ11が外部ノイズの影響を一層受け難くすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)接続端子12とコンデンサ11との接続方法やコンデンサ11と取付部材14との接続方法については、上記した抵抗溶接以外にも適宜変更することができ、例えば半田付けや機械的なかしめ付けや弾性片による弾性接触により接続するようにしてもよい。
)上記した実施形態では、取付部材14の外覆片31がケース15の開口部39を覆うようにした場合を示したが、取付部材14から外覆片31を除去したものも本発明に含まれる。
)上記した実施形態では、一面のみが開口したケース15を例示したが、一面のみならず他の面が全域或いは部分的に開口したり切り欠かれるような形態のケースを用いたものも本発明に含まれる。また例えばケースがアッセンブリを収容するときのみ開口する形態とし、収容した後に板片を折り曲げることで開口部を塞ぐような箱型にしてもよい。
)上記した実施形態では、電気素子としてコンデンサ11を例示したが、その他の種類の電気素子を用いてもよく、例えば抵抗素子やダイオードを用いたものも本発明に含まれる。
本発明の一実施形態に係るコネクタの分解斜視図 アッセンブリをケースに挿入する前の状態を示す斜視図 図2の平面図 図3のX−X線断面図 アッセンブリをケース内に挿入した状態を示す斜視図 アッセンブリをケース内に挿入した状態を示す図3のX−X線断面図
符号の説明
10…コネクタ(電気素子内蔵コネクタ)
11…コンデンサ(電気素子)
13…ハウジング
14…取付部材
15…ケース
31…外覆片(外覆部)
39…開口部
W…電線

Claims (3)

  1. 電線の端末に接続された電気素子を内蔵したコネクタであって、
    前記電線の端末と前記電気素子とを接続する接続端子と、前記電気素子の周りを取り囲む金属製のケースと、前記電気素子を収容する合成樹脂製のハウジングと、このハウジングが取り付けられる金属製の取付部材とを備え、
    前記電気素子は、素子本体と、前記素子本体から突出するケース側端子及び前記接続端子に接続される電線側端子とから構成され、
    前記ハウジングにおける上面には、前記電線の端末部分が収容される電線収容凹部と、前記電線収容凹部に隣り合うとともに前記電気素子が収容される素子収容凹部と、前記電線収容凹部及び前記素子収容凹部に連通するとともに前記接続端子が収容される接続端子収容凹部とが設けられ、
    前記取付部材は、前記ハウジングの下面に沿う本体部と、前記本体部のうち前記電線収容凹部側とは反対側の端部に配されるとともに前記ケース側端子に接続される素子側接続片と、前記本体部のうち前記素子側接続片よりも前記電線収容凹部側に配されるとともに前記ケースに接続され且つ弾性変形可能なケース側接続片とを備え、
    前記ケースは、少なくとも一面が開口し、その開口部を通して前記電気素子、前記接続端子及び前記ハウジングと共に前記取付部材が挿入可能とされる略箱型に形成されるとともにアース接続され、且つ挿入に伴って前記ケース側接続片が前記ハウジングの下面と前記ケースとの間で弾性変形されるとともに前記ケースに弾性接触されることで、前記電気素子が前記取付部材を介して電気的に接続可能とされていることを特徴とする電気素子内蔵コネクタ。
  2. 前記ハウジングのうち前記電線収容凹部側とは反対側の端部には、前記電気素子における前記ケース側端子及び前記取付部材における前記素子側接続片が進入可能な切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気素子内蔵コネクタ。
  3. 前記取付部材には、前記ケースの開口部を塞ぐことが可能な外覆部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電気素子内蔵コネクタ。
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